JPH02503386A - ピザを焼く方法及びオーブン - Google Patents

ピザを焼く方法及びオーブン

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JPH02503386A
JPH02503386A JP1503997A JP50399789A JPH02503386A JP H02503386 A JPH02503386 A JP H02503386A JP 1503997 A JP1503997 A JP 1503997A JP 50399789 A JP50399789 A JP 50399789A JP H02503386 A JPH02503386 A JP H02503386A
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コックス トーマス エル
ベルツ ジョン ディー
ジョンソン ドナルド エル ジュニア
ペリン ジョニー ジェイ
ライリー ゲアリー ヴィー
ウィーブ ランダル ジェイ
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ピッツァ ハット インコーポレーテッド
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ピザを焼く方法及びオーブン R皿旦背貝 本発明はベーキング方法及びベーキング装置の分野に関し、より詳しくは、ピザ (ビッツァ)を焼く方法及びオーブンに関する。
伝統的に、ピザは、クラスト(皮)を焼き、及びクラストの上部の材料を焼き、 加熱し及び/又は溶かすのに、デツキオーブン内で充分な時間をかけて焼かれて いる。一般に、必要とされる焼成時間は、1枚のピザにつき15〜25分である 。
大規模なピザレストラン並びにピザ配達床チェーン(pizza d−elfv ery systems)においては、ピザを焼くのに要する時間を短縮するこ とが目的になっている。レストランにおいてピザの焼き時間を短く設定すれば、 客がピザを食べられる迄に長時間待たなくてもよいように、利用できるテーブル スペースの使用効率を向上させることができる。また、多くの客はピザが食卓に 出されるのに要する以上の長い時間を欲してはいないため、ピザの焼き時間を短 縮することは客に大きな満足を与えることにもなる。同様に、ピザ配達床チェー ンにおいても、ピザの焼き時間を短縮することによって、効率及び客の満足感を 高めることができる。
ピザ焼き技術についての1つの改善は、コンベアオーブンの開発であった。ピザ を焼き上げるまでの一貫性、作業の容易性及び利用できる床空間の利用性を向上 することができる。このためコンベアオーブンは、大規模ピザレストラン及びピ ザ配達床チェーンにとって1つの工業規格になっている。
ピザ焼き技術の別の改善は、ピザ焼き用のインピンジメントオ柱状空気の流れを ピザに衝突させるように構成された特殊形式の強制対流形オーブンであり、熱伝 達能力が大きく、従ってピザの焼き時間を大幅に短縮することができる。かよう なインピンジメントオーブンの一例が、米国特許第4.679.542号に開示 されている。
このインピンジメントオーブンは、特に、大量販売及び/又は迅速サービスを旨 とするピザレストラン及びピザ配達床チェーンの間で広範囲に受は入れられてい る。市販されているインピンジメントオーブンの一般的な焼き時間は、5〜9分 である。
及里Ω!鯰 要約するならば、本発明は、ピザを焼く方法及びオーブンに関するものである。
本発明の方法及びオーブンは、その両方共が、ピザを焼くのに要する時間を短縮 できるように設計されている。
本発明の方法によるピザは、クラスト及びソースの層からなる下部と、少なくと もチーズを含んでいるトッピング部分(上飾り部分)とを有しており、トッピン グ部分に加熱空気のジェットが衝突するようになっている。加熱空気のジェット は、トッピング部分内に一時的な変位を生じさせるのに充分な速度を有している 。
この結果、ピザを適正に焼き上げるのに要する時間を短縮することができる。
本発明の好ましい実施例によれば、加熱空気のジェットの速度が、トッピング部 分に一時的かつ局部的な変位を生じさせるのに充分な速度を有しており、加熱空 気のジェットをピザの下部と直接接触させることができるようになっている。ま た、加熱空気のジェットの速度は、加熱空気のジェットとピザの下部との間のト ッピング部分の厚さを充分に減少させることができる速度にすることもできる。
本発明によるピザ焼き用オーブンの特徴は、ピザのトッピング部分内に一時的な 変位を生じさせるのに充分な速度を有している加熱空気のジェットをトッピング 部分に衝突させる手段を有しており、これにより、ピザを焼くのに要する時間を 短縮できるように構成されていることにある。
本発明のオーブンの好ましい実施例によるオーブンは、市販されているインビン ジメントコンベアオーブン(inpingement con−veyor o ven)を、所望の速度をもつ加熱空気のジェットが得られるように改造したも のである。また、本発明の好ましい実施例によるオーブンは、加熱空気のジェッ トに対してピザを移動させる手段、又はピザに対して加熱空気のジェットを移動 させる手段のいずれかを備えている。更に、本発明の好ましい実施例によるオー ブンは省エネルギ装置を備えており、このため、ピザがオーブン内に入るのに応 答してファンの速度を最適レベルまで増大させ、ピザがオーブンから出た後には 、省エネルギのためのアイドリンクレベルまでファンの回転数を低下できるよう になっている。
本発明により得られる重要な利点は、ピザを適正に焼くのに要する時間を短縮で きることにある。以下に詳細に説明するように、本発明のオーブンは、現行の設 計によるオーブンに比べ、特定の種類のピザの焼き時間を38%程度短縮できる ことが経験的データにより実証されている。このように焼き時間を短縮できるこ とは、前述のように、客の要求に応える観点から特に重要なことである。
また本発明は、市販されているインビンジメントオーブンを改変することにより 実施できるという利点を有している。このため、本発明による利益は、新しいオ ーブンを購入するのではなく、現り実現することができる。
本発明の上記及び他の利点及び特徴は、添付図面に関連して述べる本発明の好ま しい実施例についての以下の詳細な説明によって良(理解されよう。
区皿Ω固生立脱皿 第1図は、本発明の好ましい実施例により改造された市販のコンベアインピンジ メントオーブン装置を示す斜視図である。
第2図は、第1図の2−2線に沿う断面図である。
第3図は、第2図の3−3線に沿う断面図である。
第3a図は、第3図の一部を拡大したものであり、ピザに対する加熱空気のジェ ットの作用を示すものである。
第4図は、破線で示す元の設計を改造したファン及びボリュートを概略的に示す ものである。
第5図は、入口コーンの本発明による改造例を示すものである。
第5a図は、本発明の好ましい実施例により改造される前の市販のコンベアイン ビンジメントオーブンの入口コーンの設計を示すものである。
第6図は、本発明の好ましい実施例によるエアスクープを示す斜視図である。
第7図は、第6図の7−7線に沿う断面図である。
第8図は、第3図の8−8線に沿う水平断面図であり、後部ブリナムのエアスク ープの配置を示すものである。
第9図は、下フィンガのオリフィスの配列を概略的に示すものである。
第10図は、上フィンガのオリフィスの配列を概略的に示すもルギ装置の概略構 成を示すブロックダイアダラムである。
第12図は、本発明により実現化された焼き時間の短縮を示すグラフである。
ましい 施 の  な昔日 上記のように、本発明の目的は、ピザの焼き時間を短縮できる方法及びオーブン を提供することにある。本発明のこの目的は、加熱された空気のジェット この ジェットは、ピザのトッピング部分内に一時的な変位を生じさせることができる 充分な速度を有している をトッピング部分に衝突(インピンジング)させるこ とにより達成される。
熱伝達量を増大させるには、従って製品(ピザ)を適正に焼くのに要する時間を 短縮するには、インピンジメントオーブンを通って流れる空気の流量を増大させ るのが良いと考えられている。
しかしながら、今では、ピザの上面に衝突する空気の速度を成るレベル以上にす ると、ピザの焼き時間を、考えられているよりも遥かに短縮できることが分力じ でいる。本発明により改造されたオーブン内のピザを目視観察しながら所要焼き 時間を観察することにより、上記現象は、衝突速度が大きいとトッピング層内に 一時的変位を生じさせることができるという事実により引き起こされることが発 見された。すなわち、焼き時間を顕著に短縮できる速度においては、チーズその 他のトッピング材料が加熱空気のジェットにより一時的に移動されることが目視 観察された。これらの試験の結果を、実例に関連して後に説明する。
本発明が有効に働く理由は完全に理解されておらず、また、その理由を何らかの 特別な理論と結び付けることは望まないけれども、本発明によれば、下記の1つ 以上の機構により焼き時間を短縮できることが現に信じられている。
ピザの歴史的背景から、通常、ピザのクラストの上面は、仕上げ焼きすべきピザ の最後の部分であることが一般に知られている。
このため、ピザのこの箇所に熱を到達させるには、熱をクラストの下面から上方 に移動させなくてはならないか、又はトッピング材料を通して下方に移動させな ければならない。この熱移動は、クラストの醗酵したパン製品(Ieavene d bread product)及びトッピング層のチーズの熱伝達係数がか なり小さいために遅いものである。この熱移動は、本発明の譲受人であるPIZ ZA HLIT INC。
(PH1)社が販売しているrPan Pizza」のようなかなり厚いピザ製 品を調理する場合には更に悪化する。なぜならば、この種のピザ製品ではクラス ト及びトッピングの双方の厚さが大きいからである。
これらのファクタを考慮すれば、加熱空気のジェットが吹き付けるピザの上面の 箇所においては、トッピング層が所定位置から成る程度押し出されることが目視 観察されるという事実によって、本発明が焼き時間の短縮を達成できることが理 論付けられている。
その結果、加熱空気のジェットの接触端とクラストの上面との間におけるチーズ 及び他の材料の厚さは、ジェットが吹き付ける箇所において一時的に減少する。
トッピング層の厚さのこの一時的かつ局部的な減少により、クラストの上面に迅 速な熱伝達を行うことが可能になる。上記のように、一般にクラストの上面は、 ピザを焼くのに最も困難な部分である。従って、この箇所への熱伝達を迅速化す れば、ピザ全体を適正に焼くのに要する時間を短縮することができる。
上記第1の理論に密接した関連を有する第2の提案理論は、特定の速度が達成さ れた場合には、チーズとソースとを一時的に分離して、クラストの上面を加熱空 気のジェットに直接接触させるという事実に関連している。別の場合には、加熱 空気のジェットがクラスト上のソース(トッピング層の熱伝達係数よりも大きな 熱伝達係数をもつソース)の層に直接接触する。従って、加熱空気のジェットが ソースに接触しようが或いはクラスト自体に接触しようが、熱はクラストの上面 に迅速に伝達され、これにより、ピザのこの部分への熱伝達量が増大されるため 、必要とされる焼き時間を短縮することができる。この第2理論は、第1理論の 部分集合(subset)として別の方法により表現することができる。
すなわち、加熱空気のジェットが接触する箇所及び時点において、層の厚さはゼ ロに減少される。
このように、ピザの焼き時間を予期したよりも大幅に短縮できることを説明する のに提案されている第3理論は、加熱空気のジェットによりトッピング部分内で 一時的な変位が生じるときに、ジェットとピザとの間の接触面積が増大するとい う事実に関連している。すなわち、ジェットがトッピング部分に衝突してトッピ ング層内に一時的なりレータを形成すると、ジェットはピザの大きな表面積と接 触するようになる。このように、接触面積が大きくなると、ジェットからピザへ の高速熱伝達が行われる。
上記のように、現時点では、これらの3つの機構のみが理論化されているに過ぎ ない。提案されているこれらの3つの機構のうちのいずれが貢献しているのかは 分かっていない。また、活動する他の機構があるのか否かも分かってはいない。
しかしながら、重要な事実は、ピザの上面に衝突する速度が充分に大きくてチー ズ及びソース層に一時的変位を生じさせることができる場合には、ある。
本発明を実施する好ましい方法は、市販されているコンベアインビンジメントオ ーブン装置を改造することである。特に好ましい実施例としては、市販のインピ ンジメントオーブン装置を改造して、トッピング部分内での一時的変位が生じる 箇所の上方でピザの上面に衝突する速度を増大させることである。最も好ましい 実施例として改造できるオーブン装置は、1llinois州、Moton G −roveにあるMiddleby Ma−rshal1社により製造されてお りか一’) rM−odel PS 360.S Jの型番で販売されているオ ーブン装置である。
このモデルは、サフィックス(添字)「S」が付されたもので、「スーパーフィ ンガ(super finger)Jが設けられたモデルである。本発明の譲受 人は、これらのオーブン装置を数台購入しており、本発明の最も好ましい実施例 の開発に着手したのは、ModelPS360.Sである。
図面を参照すると、第1図には、本発明の最も好ましい実施例に従って改造され たModel PS 360.Sのオーブン装置11の斜視図が示されている。
本発明による改造はオーブン装置の内部に施されているため、本発明のオーブン 装置の外観は、Middleby Ma−rshal 1社から市販されている オリジナルのオーブン装置と実質的に同じであり、外観上の1つの相違点は、モ ータのサイズを大きくしたために、上方の機械キャビネット10が上方のオーブ ンキャビネット14の両側から約5手′(約13cm)突出しており、同様に下 方の機械キャビネット18も下方のオーブンキャビネット16の両側から同じ長 さだけ突出していることである。・オーブン装置11の外部に施されたもう1つ の変更点は、上コンベア及び下コンベアのそれぞれに2つの光電検出器22.2 4が取り付けられていることである。これらの光電検出器22.24は省エネル ギコンポーネンツに使用されており、これらについては第11図に関連して後に 詳述する。
図示のように、このオーブン装置工!は、実際にはダブルオーブンである。ダブ ルオーブン装置は、営業のピーク時には両方のオーブンを使用し、非ピーク時に は一方のオーブンのみを使用することにより、ピザの製造能力にフレキシビリテ ィをもたせることができるため、ピザレストラン及び/又はピザ配達店チェーン で広く使用されているものである。また、ダブルオーブンでは、例えば各コンベ アの速度を調節することにより、2つの異なる温度で2つの異なる焼き時間をか けてピザを焼くというフレキシビリティを与えることができる。
ダブルオーブン装置11は、パン20内のピザ17を上オーブン14を通して移 動させる上コンベア13と、下オーブン16を通してピザを移動させる下コンベ ア15とを有している。上の機械キャビネットlO内には、上オーブン14用の バーナ、ファン及びモータが収容されており、下の機械キャビネット18内には 、下のオーブン16用のバーナ、ファン及びモータが収容されている。
便宜上の理由から、第2図以下の図面には上オーブン14のみを示しである。ピ ザはその姿勢を上向きに保たねばならないことから、下オーブン16が上オーブ ン14と同じ方向に配向されている点を除き、下オーブン16は基本的には上オ ーブン14と鏡像関係をなしている。
オーブン装置11の頂部近くの前面には、ブロワ、コンベア及び加熱装置用のス イッチと、焼き時間及び移送時間(コンベア時間)のインジケータとを備えた一 般的な制御・インジケータ装置19のセットが配置されている。また、機械キャ ビネットIOの頂部には冷却空気排出口25が設けられている。
第2図はオーブン装置11の上オーブン14の縦断面図であり、コンベア(上コ ンベア)13が、ピザ17を、入口12から焼きチャンバ(ベーキングチャンバ )47を通して移動させ、出口18から運び出すところが示されている。
前曲羽根形ブロワホイール37.39により、焼きチャンバ47から排気プリカ ム2フ内に空気が吸引される。この空気は、排気プリカム2フ内に入る前にガス バーナ(図示せず)により加熱される。ファン(ブロワホイール)37.39は 、それぞれポリュート(渦巻き形ケーシング)33.35内に収容されていて、 シャフト40.42を介して電気モータ41.43により駆動される。各シャフ ト40.42にはスリンガ40a、42aが取り付けられていて、モータンセッ トからの熱を消散させるようになっている。
Model PS 360.5のオーブン装置に施した1つの変更点は、オリジ ナルのファンをより生産力の大きなファン37.39と取り替えたことにある。
これらのファン37.39としては、REVCOR社からR912−40O3の 型番で市販されているファンが最も好ましい。
これらのファン37.38は、9−1/8+’ (約23.2cm)の直径及び 4ン(約10cm)の幅を有している動力学的にバランスのとれたブロワホイー ルである。
別の変更点は、オリジナルのモータを、よりパワフルなモータと取り替えたこと である。特に、図示の実施例に使用されているモータ41.43は、8−353 624−01の型番でCentury Electric社から市販されている モータである。これらのモータ41.43は3 )P/3450rpm(連続) の定格を有している。比較のために記すと、オリジナルのモータは、1/3 H ’/1750rpm (連続)の定格を有するものであった。これらのモータ4 1.43のシャフト40.42は、Model PS 360.5のオーブンに 元から設けられていたシャフトより僅かに太いものである。オリジナルのスリン ガ40a、42aは、これらの直径を適当にボアアップしかつ動力学的にバラン スをとれば使用可能である。
Model PS 360.Sのオーブンに施された更に別の変更点は、ボリュ ート33.35の形状及びこれらのポリュート内に配置されるファン37.39 の位置に修正を加え、より大量の空気がファンを通って流れ得るようにしたこと にある。
第4図には、ポリュートのオリジナルの形状35aと、ファン37aのオリジナ ルの位置とが概略的に示されている。これらは修正された設計と区別できるよう に破線で示されており、現行のポリュートの形状及びファンの位置は実線で示さ れている。図面から分かるように、ファン37は、距離raJだけ後部ブリナム 入口に近づけて移動されている。ファン37は、0.75蓼’(約19mm)だ け後部ブリナム入口に近づけて配置するのが最も好ましい。
この位置に配置すると、ファン37とボリュート35の前側との間の距離は、オ リジナルの設計の場合に存在した距離よりも大きくなり、従ってファンを通る全 体の空気流量が増大する。舌部36が延長されていて形状が修正されており、ボ リュートののど領域38の形状が修正されているので、より螺旋状になったポリ ュートを形成することができ、従って空気の流量を増大させることができる。
Model PS 360.Sのオーブンに施された更に別の変更点は、入口コ ーン29.31のサイズ及び配置に関するものである。これらの入口コーン29 .31は、循環された加熱空気が排気ブリナム27の壁32を通ってそれぞれの ファンチャンバ内に導かれるようにするオリフィスである。
第5図は、ファン37に対する入口コーン31の新しい配向を示し、第5a図は 、Model PS 360.Sのオーブンのファン37aに対するオリジナル の入口コーン31aの配向を示すものである。
これらの両図面を比較することにより、第5図の新しい設計による入口コーン3 1の方が大きいことが分かるであろう。より詳しくは、新しい入口コーン31の 直径が7.687醇ン(約19.526cm)であるのに対し、オリジナルの入 口コーン31aの直径は7.25蓼ン(約18.4 cm)である。図示のよう に、新しい設計による入口コーン31は、オリジナルの設計による入口コーン3 1aのように、ファン37内に延入してはいない。入口コーン31は、該入口コ ーン31と排気プリナムの壁32との間に嵌入されたローブガスケット30によ り所定位置に保持されている。前述の変更点と同様に、これらの変更点によって も、ファンを通って流れる空気流量が増大されることが観察されている。
第2図及び第3図から、ファンにより送出された加熱空気は、ボリュート33. 35により後部ブリカム81内に排出されることが理解されよう。後部空気ブリ ナム81には、上方のダクト5L53.55.57の組と下方のダクト61.6 3.65.67.69の組とが連通している。これらのダクトは、ピザが焼きチ ャンバ47を通過するときに、ピザの上下に加熱空気を導く機能を存している。
この業界においては、これらのダクトは一般に「フィンガ」と呼ばれている。M odel PS 360.3のオーブンに使用されている特別に設計されたフィ ンガは、一般に「スーパーフィンガ」と呼ばれている。
第2図に最も良く示されているように、これらのフィンガは、コンベアの経路に 沿う特定の位置において、後部ブリナム81の下山口及び下山口に取り付けられ ている。より詳しく説明すると、Model PS 360.Sのオーブンの後 部ブリナムの下山口及び下山口の各々にはトラックが設けられていて、該トラッ ク内にはフィンガが滑入されて配置されている。上トラック及び下トラックは、 6つのフィンガのための空間を有している。フィンガの位置決めを行うのに、間 隔ブランク87を使用することができる。最も好ましい実施例は、上に4つのフ ィンガ、下に5つのフィンガを備えたものである。
これらのフィンガの好ましい配置が第2図に示されている。図示のように、上の 4つのフィンガは、これらのうち最初の3つのフィンガ51.53.55が上ト ラックの左側(すなわち、オーブンを通るコンベアのスタート部分)で互いに隣 接して取り付けられるようにして配置されている。第4番目のフィンガ57は、 コンベアの経路に沿って、更に、フィンガの1.5倍の幅の間隔を隔てて(すな わち、コンベア経路の端部からフィンガの幅の0.5倍の間隔を隔てて)配置さ れている。
下のフィンガは、これらのうちの2つのフィンガ6163がオーブンの左側で互 いに隣接するように配置されている。第3番目のフィンガ65は、更に、コンベ ア経路に沿ってフィンガの幅の0.5倍の間隔を隔てて配置されていて、トラッ クの中央に位置している。第4番目及び第5番目のフィンガ67.69は、コン ベア経路の端部において互いに隣接して配置されており、第3番目のフィンガ6 5からフィンガの幅の0.5倍の間隔を隔てて位置している。
各々の上フィンガは柱状化プレート90(第3a図)を備えている。該柱状化プ レート90には孔が穿けられておりかつ加熱空気の柱状化ジェット形成を開始す べく機能するオリフィス54の配列を有している。各上フィンガの下面には、同 一のオリフィス配列がなされている。加熱空気は、柱状化プレート90のオリフ ィス54を通り更にフィンガのオリフィス52を通るときに、ピザのトッピング 部分に衝突する加熱空気の柱すなわちジェットに形成されるようになっている。
第1O図には、上フィンガ51.53.55.57に設けられたこれらのオリフ ィス52の最も好ましい配列が概略的に示されている。図示のように、これらの オリフィス52は、3つずつからなる斜めの列に配置されている。上フィンガの 各々には、45個のかようなオリフィス52が設けられている。ピザの移動方向 が矢印りで示されている。これらの各オリフィス52の直径は、0.375 @ ン(約9.26mm)にするのが最も好ましい。
同様な方法で、下フィンガの各々にも柱状化プレート92(第2図)が設けられ ている。上フィンガの場合と同様に、各柱状化プレート92及び各下フィンガの 上面は、同一のオリフィス配列を有している。第9図には、下フィンガ6163 .65.67.69に設けられたオリフィス62の配列が概略的に示されている 。
図示のように、下フィンガのオリフィス62は、6つずつからなる斜めの列に配 置されている。ピザの移動方向が矢印りで示されている。これらの各オリフィス 62の直径は、0.375 !’ (約9.26mm)にするのが最も好ましい 。
第3図に示すように、これらのフィンガは、加熱空気をピザの上下に直接送出す るのに使用される。上フィンガを出る加熱空気のジェットは、ピザ17の上面す なわちトッピング部分と接触する。第3a図には、加熱空気がトッピング部分に 衝突する様子を拡大して示しである。
第3図、第6図、第7図及び第8図に示すように、Model PS360、3 のオーブンに施した別の重要な改造は、上フィンガに流れる空気流量を増大させ る目的で、後部ブリナム81にエアスクーブ(空気取入れ口)91を設けたこと にある。より詳しく説明すると、これらのエアスクープ91は、上フィンガへの 入口に隣接して後部プリナム81に取り付けられていて該後部プリカム81内に 延入しており、かつ空気を上フィンガ内に指向させる湾曲面を有している。各エ アスクープ91は湾曲プレート95を備えており、この湾曲プレート95の下に はバックプレート93が配置されている。各バックプレート93は、湾曲プレー ト95の下にある後部プリナム81のプリナム幅Wが徐々に増大するように湾曲 プレート95の下で延在しており、これにより、下フィンガ63内への空気流の 連続的かっ徐々の移行が容易に行えるようになっている。また、バックプレート 93の底部近くには湾曲部分94が設けられていて、下フィンガ内への空気の円 滑な移行が行えるようになっている。また、エアスクープ91は、該エアスクー プ91を後部ブリナム81の壁に取り付けるためのベースプレート96を備えて いる。
オリジナルのModel 360形オーブン及び360. S形オーブンには、 空気をフィンガに指向させるためのエアスクープは設けられていない。その代わ りに、ブリナムバッフルすなわち1−5/討’(約41.3mm)の幅の単純な 水平プレートが、後部ブリナムの同じ箇所に取り付けられている。エアスクープ 91を設けると、各上フィンガ内に流入する空気の速度を増大できることが分か っている。また、°エアスクープ91は後部プリカム81内での乱流を低減でき るので、各下フィンガ内に流入する空気の流速を首尾良く増大させることができ る。
第3図に示す距離dは、湾曲部分(湾曲プレート)95が後部プリカム81内に 延入している距離である。第8図は後部プリナムを通る水平断面図であり、各エ アスクープ91の距離dをいかに変化できるかを示すものである。従って、上フ ィンガ同士の間及び上フィンガと下フィンガとの間での空気の最も好ましい分散 が行えるように調節することができる。現時点での最も好ましい構成は、第1番 目の上フィンガ51に供給するためのエアスクープ91aを、約2−13/16 蓼’ (約71.4 mm)だけ後部プリカム81内に延入させておくことであ る。エアスクープ91bは約2−1/林’(約57.2+n+n)だけ、エアス クープ91cは約2−9/16 @’ (約65.1mm)だけ、及びエアスク ープ91dは約2−1/婬’ (約57.2mm)だけ、それぞれ後部ブリカム 81内に延入している。
第3図に示すように、オーブン装置には、後部ブリナム81の下部において別の 改造が施されている。より詳しくは、後部プリナム81の下部には湾曲した下部 プレート97が取り付けられていて、送出された空気を下フィンガ63に指向さ せるようになっている。この下部プレート97及びエアスクープ91は、両方共 、後部ブリナムとフィンガとの間で加熱空気を円滑に移行させることができるよ うになっており、この点で、下部プレート97はエアスクープ91と幾分良く似 た機能をする。このため、後部ブリカム81内の乱流及びファンに作用する背圧 が低減され、従って上下のフィンガを通って流れる空気の流量を増大させること ができる。より詳しくは、乱流及び背圧の低減により、オーブン全体を通って流 れる空気流を高速化することができる。
第3a図に示すように、ピザ17のトッピング部分111に接触する加熱空気の ジェットは、ピザの下部113の上に載っているトッピング部分111内に一時 的な変位を生じさせるのに充分な速度を有するものでなくてはならない。トッピ ング部分111には少なくともチーズ105が含まれている。トッピング部分1 11は、更に、厚切りのソーセージ109及びペパロ一二(ドライソーセージの 一種)のスライス107のような他のトッピング材料を含むものであるのが好ま しい。また、トッピング部分111には、他の肉類、野菜及び果物を入れること もできる。ピザ17の下部113には、クラスト101及びソース103が含ま れている。
図示のように、空気のジェットが必要とされる速度を有する場合には、トッピン グ部分111が一時的に変位される。成る場合には、ジェット121で示すよう に、トッピング部分111が吹き離されて、クラスト101の上面が加熱空気の ジェットと直接接触するように露出されることがある。
他の場合には、ジェット123で示すように、ソース103の層が露出するまで トッピングが吹き離されることがある。ソースはチーズよりも良好な熱伝達特性 を有しているので、加熱空気がソースと直接接触することによりクラスト101 に対し迅速な熱伝達がなされる。
更に他の場合には、ジェット125で示すように、トッピング部分111が吹き 離されることはないが、トッピング層の厚さが薄くなり、このためトッピング層 を通ってクラスト101に伝達される熱伝達が増大する場合もある。
更にジェッH27で示す他の場合には、該ジェット127がペパロ一二のスライ ス107又は厚切りソーセージ105のように動かない目的物に接触することも ある。しかしながら、トッピング部分111に生じる変位による最終的な効果は 、ピザを焼くのに要する時間を短縮できることである。
上記のように、加熱空気のジェットの速度は、トッピング部分111内に一時的 な変位を生じさせるのに充分な程大きくなくてはならない。以下に示す例におい ては、速度の測定は上フィンガの各オリフィスにおいて行った。より詳しくは、 圧力差の測定を行って、この圧力差を速度(1分間当りのフィート、fpm)の 値に変換した。上フィンガの全てのオリフィスについての速度の平均値を求め、 その結果が後述の例に示されている。一般に、上オリフィスについて測定した最 低速度は、上フィンガについての平均速度の約80%であり、一方、最高速度は 平均速度の約130%である。
以下に示す例に基づくように、フィンガを出る加熱空気のジェットの平均速度は 少なくとも約6.60Ofpm (約201mpm、以下、1分間当りのメート ルを、mp+nで表す)以上であるのが好ましい。
より好ましくは、ジェットの速度を約6.600〜約8.50Ofpm (約2 01〜259mpm)にし、最も好ましくは、約6,900〜約8.1100f p  (約210〜247mpm)にする。
一般に云えば、最低速度は、トッピング部分111に一時的な変位を生じさせる 速度であり、最高速度は、それ以上の速度にするとピザの形状が損なわれる速度 である。換言すれば、ジェットの速度は、トッピング部分に生じる変位を一時的 なものでなくしてしまう程(例えば、ピザの上部からトッピング材料を吹き飛ば してしまう程)の速度より小さな速度に維持することが重要である。
本発明の利点は、調理すべきピザの形状すなわち構造を変化させる必要がないこ とである。また、本発明のオーブン装置には、標準形のピザパンを使用すること ができる。しかしながら、これらの領域に変更を加えて使用可能な速度範囲を拡 大することもできる。
例えば、本発明の最も好ましい方法で焼くパンピザを作る場合、ピザのドウ(生 地)のシェルにパン内で耐久力が付与された後でかつシェル上にトッピング材料 を配置する前に、シェルの頂部を僅かな力で押さえておくのが好ましいことが分 かっている。この押さえ工程は、シェルの底部とパンとの間からC07(このC O□は、シェルに耐久力を付与する間に発生される)を追い出すのに使用される 。このCO3を追い出さない場合には、焼き中のパンと、クラストの底部との間 の熱伝達量が低下すると考えられる。この押さえ工程は、ピザパンの内径より小 さい約3/4 求ン(約19mm)の直径をもつシリンダを用意することにより 最良に行うことができる。
本発明の長所を良好に利用できる別の変形例は、孔穿きパンを用いることである 。この孔穿きパンは、ピザ製造業界で良(知られているものである。本発明の方 法及びオーブンにこの孔穿きパンを用いて薄いピザを調理するのが好ましいこと が分かっている。
重要なことは、全ての加熱空気のジェットについて、トッピング部分に変位を生 じさせるに充分な速度を付与する必要がないことである。すなわち、全てのジェ ットが必要とされる速度を有していることが好ましいけれども、本発明は、オー ブン内の幾つかのジェットのみがトッピング部分に一時的変位を生じさせる場合 でも使用することができる。従って、本願明細書及び請求の範囲の記載を理解す るとき、特記なき場合には、所与の速度の値はトッピング層に変位を生じさせる ジェットについての速度値であるものと留意すべきである。
第11図は、本発明の最も好ましい実施例に組み込まれている省エネルギ装置の コンポーネンツを示す概略的なブロックダイアダラムである。本発明の最も好ま しい実施例に係るオーブンに使用されるファンは、より大量の電力を使用するも のであるため、オーブンがピザの焼きに使用されていない場合にはファンのモー タの電力消費を減少させることができる装置をオーブンに設けるのが好ましい。
この目的は、オーブンの入口に配置された光電検出器を用いることにより行われ る。ピザがオーブン内に入ることは光電検出器により検出され、該光電検出器は 電子タイマに信号を入力し、次いで、該電子タイマは周波数制御装置に信号を送 出する。次に、この周波数制御装置は、所望のジェット速度を得るのに必要なレ ベルまで、ファンに供給される電力の周波数を増大させる。電子タイマにより、 オーブンを通してピザを移動させるのに充分な時間が測定される。この時間の終 時に、周波数駆動装置によって、ファンのモータに供給される電力の周波数が通 常のアイドリングレベルまで低下される。ピザがコンベア上に連続的に置かれる 場合には、タイマが連続的にリセットされ、ファンのモータに供給される電力が 焼きレベルに維持される。
本発明の最も好ましい実施例によれば、光電検出器は、米国のr、1ectro nics社により市販されている、型番92−39のりフレフタと共に使用され る型番425RLI−6005の120 VAC規格のダークフォトスイッチが 使用されている。電子タイマは、Al fen−Bradley社から市販され ている型番700−RTAOOVlooAIの電子タイマが使用され、周波数駆 動装置としては、A11en−Bradley社から市販されている型番133 3−CAAの周波数駆動装置が使用されている。
何 比較例と一緒に掲示する以下の例は、説明及び記載のみの目的で示すものである 。
これらの例から得られるデータは、第12図のグラフに示されている。より詳し く説明すると、第12図には、全てのジェットの平均速度と共に、上フィンガ及 び下フィンガからのジェットの平均速度に対する平均調理時間がプロットされて いる。
特記する例外点を除き、例1は、本発明の最も好ましい実施例に従って実施され たものである。より詳しく説明すると、例1は、前述の改造、すなわち、大型の ファン及びファンモータへの変更、入口コーンの設計変更、上フィンガ用のエア スクープ及び下フィンガ用の湾曲した下部プレートの付加を施したModel  PS 360.3のオーブンを使用して実施されたものである。ファンは、第4 図に示すようにボリュート内で後方に位置変更されているが、この例1において は、ボリュートの形状は第4図に示すように形状変更されてはいない。従って、 例1で使用されたボリュートの形状は第4図に破線で示した形状を有している。
また、この特定のオーブンにおけるエアスクープのバックプレートは、湾曲プレ ートの下で垂直に延在してはおらず、後部プリナムの前面に向かって後方に傾斜 したものである。この例1に使用されたオーブンと前述のオーブンとの間の他の 1つの相違点は、この例1のオーブンには3つの上フィンガのみが設けられてい ることである。第1番目のフィンガは、トラックの開始箇所からフィンガの幅の 172だけ間隔を隔てており、第2番目のフィンガは第1番目のフィンガに隣接 しており、第3番目のフィンガは第2番目のフィンガからフィンガ幅の2倍だけ 間隔を隔てて(すなわち、トラックの端部からフィンガ幅の172だけ間隔を隔 てて)配置されている。
このオーブンのフィンガから出るジェットの速度は、H80(水柱)で表れされ る圧力値を発生する電子差圧セルに接続された自動調心形のパイロットチューブ で各オリフィスをカバーすることにより個々に測定された。次式を用いることに より、1分間当りのフィートで表される速度値が求められる。
V= 1096.2 P/ ここで、■は、1分間当たりのフィートで表されるオリフィス速度、 Pは、水柱()1.0)で表される流れの圧力、すなわち、焼きチャンバの温度 における空気の流体密度である。
これらの各側において、各フィンガの速度は上記のようにして測定され、上オリ フィスの平均速度、下オリフィスの平均速度及び全てのオリフィスの平均速度が 計算された。
例1において、上フィンガのオリフィスから出る加熱空気のジェットの平均速度 は7.20Ofpm (約219mpm)、下フィンガの平均速度は5.80O fpm (約177mpm)、全オリフィスの平均速度は6.30Ofpm ( 約192mpm)であった。現時点では、これは上オリフィスについての最も好 ましい速度である。
例1のオーブンにより各種の16枚のピザが調理され、許容できる最短焼き時間 を評価した。表1は、これらの焼き結果から得られたデータを示すものである。
表−−1 ベルト To  To  To  クラ チー ピザの ドウ・ド製品 峙−皿  塊皇 最低 玉虫 各上 X  工理  主土ZMPSS  4:00 52 0 156 166  0  0  −1   0MPS   4:00 52 0 160 170 −1  0  −1   0LPSS  4:00 52 5 148 154  0  0   0   0SPSS  4:00 53 0 159 165  0  0   0   1MPS   4:00  s ao  164 167  0  0   0   0LPSS  4:00  530 154 165  0  0   0   0MPS   4:00  535 158 166  0  0   0   0SPSS  4:00  535 153 165  0  0   0   5LPSS  4:00  535 149 160  0  0   0   1MPSS  4:00  535 145 155  0  0   0   0SPS   4:00   sas  152 160  +1  0   +1   0MPS   4 :00 535 160 170  0  0   0   0MPS   3 :40 540 146 157  0 −1   0   0MPS   3 :30 550 158 165 −1  0   0   0MPS   3 :30  sso  156 167  0  0   0   0MPS    3:30 550 149 156 −1  0   0   1この表1及 び下記の表について説明すると、この例及び下記の例において調理された各ピザ は、PIZZA HUT INC,(PH1)社の標準製品である。略語につい て、それらの完全な製品名、直径、トッピングの重量(チーズを含む)、トッピ ングの厚さ、クラストの重量、及びクラストの厚さを下記に示す。
製品Ω脱皿 sps     Small        9黍ン     9     o z、    1/4    手ン     9oz、   @1/2   黍’ an Supreme’ 5pss  Sn+all    9   9.5   1/4    9    1/2an uper Supreme’ MPS   Medium  12   18    1/2    16    1/2an Supreme″ MPSS”Medium  12   19    1/2    16    1/2an uper Supreme’ LPSS  Large   15   28.5   3/4    25    1/2an uper Supreme” LPS   ”Large   15   27     ’3/4    2 5   1/2an Supre’me” MTCH’Medium   12   11     1/16   10    1/8hin Cheese” LPPMIS’Large   15   27    3/4    25    1/2an ork Mushrooms Italian Sausage’ ベルト時間は、先端縁が焼きチャンバ内に入る時と出る時との間の時間として測 定したものである。
焼き温度は、オーブンに表示された温度である。
焼き上げ直後のクラストとトッピング部分との間の境界部の温度測定には、温度 プローブを使用した。この温度プローブは、ピザの中央の172領域内で5〜7 箇所挿入された。観察された最低温度と共に、平均温度が表1に示されている。
平均温度は約160’P(約71’C)以上にすべきである。
焼き上げられたピザは、外観について評価された。より詳しくは、チーズの色、 クラストの上部及びクラストの下部の各々が、標準のPH1スケールと比較され た。これらのスケールで、0は、最適色と変わらないことを表示するものであり 、2と−2との間の等級は許容できるものとみなされている。
これらの各ピザについては、境界部のドウの特性についても観察された。クラス トの上面におけるドウ・ドネネス(ドウの調理の適当性)を評価するのに次のス ケールが使用された。この試験において、0.12又は5が、許容可能であると みなされている。
頚         部におけるドウのO100%完全に焼かれたドウシェル 1 90〜99%が焼かれ、1〜lO%が限界のドウ2 75〜89%が焼かれ 、11〜25%が限界のドウ3 50〜74%が焼かれ、26〜50%が限界の ドウ4 0〜49%が焼かれ、51〜100%が限界のドウ5 90〜99%が 焼かれ又は限界にあり、1〜10%が生のドウ 6 75〜89%が焼かれ又は限界にあり、11〜25%が生のドウ 7 50〜74%が焼かれ又は限界にあり、26〜50%が生のドウ 8 0〜49%が焼かれ又は限界にあり、51〜100%が15生のドウ これらのピザについて、製品の形状の崩れが観察された。この評価には、下記の 等級が使用された。このパラメータに対しては、0〜2の等級が許容できるもの とみなされている。
笠扱         外観の特性 0  外観上の変化なし l  僅かなトッピングの移動/リム上への変位なし2  中位のトッピングの 移動10〜10%のリムの被覆3  中位のトッピングの移動/11〜25%の リムの被覆4  大きなトッピングの移動/26〜50%のリムの被覆5  過 大なトッピングの移動151〜100%のリムの被覆例1〜例4により焼かれた 製品は全て、その形状崩れが0〜2の等級範囲内にある。
表1に示すように、4分のベルト時間で調理された12枚のピザは、全て許容で きる値を有している。従って、これらの改造を施したオーブンは、4分のベルト 時間で使用するのが良いことが分かった。
例2は、ファンへの入口コーンがオリジナルのものから変更されていない点を除 き、例1と同様に実施したものである。このオーブンの上フィンガのオリフィス についての平均測定速度は6.90Ofpm  (約210mpm)であり、下 フィンガのオリフィスについての平均測定速度は5.90Ofpm (約180 mpm)であった。このオーブンにより、各種の18枚の標準PH1ピザを調理 して、上記のように評価した。このオーブンについての結果を、下記の表2に示 す。
表   2 ベルト To To To 文旦 ±二 旦叉9 ドウ・ド製昌 LJ  塊皇  晟低 玉虫 玉上 区  」  夫夫ΔMPS   4:00 520 14 8 155  +3  +4   +1   0MPS   4:00 520  152 157  +3  +3   +1   0LPPMIS4:00  520 138 148  +1  +2   0   6MTC)I  4: 00 515 −−− −−−  +1  +3    0MTCH4:00  515 −−− −−−  0  0   0SPSS  4:00  sis   124 133  +1  +3   +1   8MPS   4:00  515 149 156 0/+2+2   0   2MPS   4:0 0 515 154 160  +1  +4   +1   0MPS    4:00 515 153 157  0−1/+4 −1   0LPPMI S4:00 515 124 140  +1  +2   0   7MPS    4:00 515 154 158  +1 0/+4 −1   0M PS   4:00 515 152 160  +1  +4   +1    0MPS   4:00 515 1s6 162  +1 0/+4−1O 4−1OLPP:00 515 144 152  +1  +4  −1    5MPS   4:00 515 158 166  +1  +4   0    0MPS   4:00 515 160 165  ”1  +3    0   0LPPMIS4:00 515 148 157  +1  +3    0   5LPPMIS4:00 515 154 160  +1   +2   0   0表2から分かるように、4分のベルト時間で焼かれたこれ らのピザは、許容できる内部温度すなわちドウ・ドネネスの値を有りではいない 。従って、このような構成のオーブンの許容焼き時間は4分20秒であると判断 された。
例3は、ボリュート内でのファンの位置変更を行っていない点を除き、例2と同 じオーブンで実施したものである。すなわち、この例3のオーブンは、前述のよ うに、大型のファンモータ及びファン、エアスクープ、及び湾曲した下部プレー トを備えたものである。このオーブンの上フィンガのオリフィスについての平均 測定速度は6.70Ofpm (約204mpm)、下フィンガのオリフィスに ついての平均測定速度は6.30Ofpm (約192mpm)、全オリフィス についての平均測定速度は6.40Ofpm (約195mpm)であった。こ のオーブンにより各種の15枚の標準PH1ピザを調理して、上記のように評価 した。このオーブンについての結果を下記表3に示しである。
表  3 ベルト T’  To T”)5  ミニ 旦ヱ2 ドウ・ド翫 叱−皿・塊皇  数匹 玉虫 各上 区  工脛  夫夫ZMPS   4:40 520 1 76 185  0  +2   +1   0MPS   4:40 520  176 180  0  +2   +1   05PSS  4:20 5 10 132 145  0  +1   0   8SPSS  4:20  510 138 150  0  +1   −1   8MPS   4:2 0 510 159 163  0  +1   −1   0MPS   4 :20 510 158 165  0  +2  −1   0MPS    4:20 510 152 163  0  +1    0   0MPS    4:20 510 162 168  0  +1    0   0LP PMIS4:20  sto  141 152  0  0   0   5 SPP)JIS4:20 510 148 152  0  +1    0    0LPPMIS4:00 520 138 150  0  +1     0   6MPS   4:00 510 148 158  0  +1    −1   0SPSS  4:00 510 148 163  0  0    +1   7SPSS  4:00 510 138 142  0  0    0   7SPSS  4:00 520 130 160  0  + 2   0   7上記例2から明らかなように、4分及び4分20秒のベルト 時間で焼いた場合の測定温度及びドウ・ドネネスの観察から、このオーブンでは 4分40秒のベルト時間で最も良好に焼くことができるという結論に到達した。
例4は、エアスクープ又は下部の湾曲プレートが設けられていないという点を除 き、例3のオーブンと同じオーブンで実施したものである。すなわち、このオー ブンでの改造箇所は、大型のファン及びファンモータに取り替えたことに限定さ れている。このオーブンの上フィンガのオリフィスについての平均測定速度は6 .60Ofpm (約201mpm)、下フィンガのオリフィスについての平均 測定速度は5.40Ofpm (約164mpm)、全オリフィスの平均測定速 度は5.60Ofpm (約171 mpm)であった。このオーブンでは各種 の11枚の標準P)IIピザが調理され、上記のように評価した。このオーブン についての結果を下記表4に示す。
表   4 ベルト To To To ダ芝 エニ 旦ヱΩ ドウ・ド梨品 LJ  塊皇  星低 壬Δ 区上 区  TM  夫夫2MPS   5:00 520 1 54 162  +1  +2   0   0MPS   5:00 520  158 162  0  +1   0   0LPPMIS5:00  5 20  142  152   0   +l     0    6MPS    5:00  520  152  158   +1   +2    + 1    0LPSS   5:00  520  148  155   0    +1    +1    1SPSS  5:00 520 142 1 48  +1  +1   +2   6MPS   4:30  sso   137 142  0  0   +2   8MPS   4:30  ss o  137 142  0  0   +2   8LPPMIS4:00  530 122 130 −2 −1  −1   8MPS   4:00   530  125  135  −2  −1   −2    8MPS    4:00   sso   142  149  −2  −1    0     8ベルト時間が5分、4分30秒及び4分であるときの内部温度及びド ウ・ドネネスに基づいて判断すると、このオーブンは5分30秒のベルト時間の ときに最も良い焼きを行うことができると考えられる。
これらの例から得られたデータが、第12図のグラフに示されている。より詳し くは、このグラフの縦軸には許容できる焼き時間(ベルト時間)が、横軸にはオ リフィスのジェット速度(オリフィス速度)が示されている。三角形のプロット は上フィンガについての平均オリフィス速度の値を示し、これらのプロットは実 線で結ばれている。四角形のプロットは下フィンガついての平均オリフィス速度 の値を示し、円形のプロットは各側における全てのオリフィスの平均速度を示し ている。これらのプロットは、破線で結ばれている。
グラフの最も左側にある円形のプロットは、Middleby Marshal J社のModel 350のインピンジメントオーブンについての平均オリフィ ス速度を示すものである。上オリフィス及び下オリフィスの速度についての値は 得られなかった。このオーブンは、現在市販されているModel 360より も前に市販されたモデルである。このオーブンについてP旧試験を行ったところ 、許容できる焼き時間は8分であることが分かった。
6.5分における値は、Middleby Marshal1社の前述の標準形 のModel 360.5オーブンについて測定した速度である。これらの値は 、圧力差セルの代わりに水を充填したガラスマノメータを用いて測定された。P H1試験及び数百のPH1レストランでの経験から、このオーブンの許容できる 焼き時間は6.5分であることを実証している。
例1〜例4についての値がグラフに示されている。グラフから分かるように、例 4と例3との間では調理時間が著しく低下している。従って、本発明の好ましい 実施例は、約6,600fpn+ (約201mpm)以上のオリフィス速度を 使用することである。
また、例3についての値を例2についての値と比較すると、興味ある事実に気付 (であろう。すなわち、例2での焼き時間は短いにも係わらず、例2の下オリフ ィスの全体的平均速度は小さいということである。この現象は、例2においては 、上フィンガの平均オリフィス速度が例3の場合よりも大きいことによるものと 考えられる。
以上、市販されているインピンジメントオーブンの改造について多くの説明を行 ったけれども、本発明はそれらに限定されるものではない。例えば、加熱空気の ジェットに要求される速度は、他の形式のオーブンにおいても達成することがで きる。また、本発明の殆どをコンベアオーブンに関連して説明したが、ターンテ ーブルオーブンのように単一のピザが回転されるように構成された他の形式のオ ーブンも本発明の範囲に含まれるものである。当業者が容易になし得るこれらの 改造及び他の改造は、請求の範囲に記載された本発明の範囲内に含まれるもので ある。
FIG、1 FIG、3 FIG、11 FIG、12 国際調査報告 @発明者   ペリジ ジョニー ジエイ@発 明 者  ライリー ゲアリー  ヴイーアメリカ合衆国 カンサス州 67060  ヘイズヴイル ヘンブヒ ルン3308

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.クラスト及びソースの層からなる下部と、チーズを含むトッピング部分とを 備えたピザを焼く方法において、加熱空気のジェットをトッピング部分に衝突さ せる工程を有しており、前記ジェットが、トッピング部分内に一時的な変位を生 じさせるのに充分な速度を有していて、ピザを焼くのに要する時間を短縮できる ことを特徴とするビザを焼く方法。
  2. 2.前記トッピング部分内の一時的変位により、加熱空気とピザの前記下部との 間のトッピング部分の厚さを一時的に減少させることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の方法。
  3. 3.前記トッピング部分内の一時的変位により、加熱空気のジェットを、ピザの 前記下部に直接接触させることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. 4.前記トッピング部分内の一時的変位により、加熱空気のジェットとピザとの 接触面積を増大させることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. 5.前記加熱空気のジェットの速度が1分間当り約6,600フィート(約20 1m)以上であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  6. 6.前記加熱空気のジェットの速度が1分間当り約6,600〜8,500フィ ート(約201〜259m)の範囲にあることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の方法。
  7. 7.前記加熱空気のジェットの速度が1分間当り約6,900〜8,100フィ ート(約210〜247m)の範囲にあることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の方法。
  8. 8.前記加熱空気のジェットがオリフィスの列により形成され、前記ピザがその 焼き中に加熱空気のジェットに対して移動されることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の方法。
  9. 9.前記ピザがコンベア上で移動されることを特徴とする請求の範囲第8項に記 載の方法。
  10. 10.クラスト及びソースの層からなる下部と、チーズを含むトツピング部分と を備えたピザを焼くオープンにおいて、前記チーズ及びソースの層に加熱空気の ジェットを衝突させる手段を有しており、前記ジェットが、トッピング部分内に 一時的な変位を生じさせるのに充分な速度を有していて、ピザを焼くのに要する 時間を短縮できることを特徴とするピザを焼くオーブン。
  11. 11.前記加熱空気のジェットに対してピザを移動させる手段を更に有している ことを特徴とする請求の範囲第10項に記載のオーブン。
  12. 12.前記加熱空気のジェットが、送出される加熱空気の供給源に連通している ダクトに設けられたオリフィスの列により形成されていることを特徴とする請求 の範囲第10項に記載のオープン。
  13. 13.前記ピザを移動させる手段が、前記オリフィスの列の下で移動するコンベ アであることを特徴とする請求の範囲第12項に記載のオープン。
  14. 14.前記加熱空気が少なくとも1つのファンにより送出され、かっ省エネルギ 装置を更に有しており、省エネルギ装置が、前記コンベア上で前記オリフィスの 列に向かって移動する前記ピザの運動を検出するための検出手段と、該検出手段 による検出に応答して信号を発生する信号発生手段と 前記オリフィスの列の下で前記ピザが移動するのに充分な時間を測定するための タイマ手段と、 該タイマ手段により測定された時間内で前記ファンの回転速度を増大させ、その 後ファンの回転速度をアイドリング速度に低下させるファン制御手段とを備えて いることを特徴とする請求の範囲第13項に記載のオーブン。
  15. 15.前記加熱空気のジェットの速度が1分間当り約6,600フィート(約2 01m)以上であることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のオーブン。
  16. 16.前記加熱空気のジェットの速度が1分間当り約6,600〜8,500フ ィート(約201〜259m)の範囲にあることを特徴とする請求の範囲第10 項に記載のオープン。
  17. 17.前記加熱空気のジェットの速度が1分間当り約6,900〜8,100フ ィート(約210〜247m)の範囲にあることを特徴とする請求の範囲第10 項に記載のオープン。
  18. 18.オーブンの焼きチャンバを通してピザを移動させるコンベアと、加熱空気 をブリナム内に送出するための少なくとも1つのファンと、前記コンベアの上方 に配置された少なくとも1つの上ダクトとを有しており、該上ダクトが前記プリ ナムに連通している入口と、前記送出された加熱空気のジェットであってピザの 上面に衝突するジェットを形成するオリフィスの列とを備えており、前記コンベ アの下方に配置された少なくとも1つの下ダクトを更に有しており、該下ダクト が前記ブリナムに連通している入口と、前記送出された加熱空気のジェットであ ってピザの下面に向いているジェットを形成するオリフィスの列とを備えている ピザを焼くオーブン。
  19. 19.前記送出された加熱空気を前記下ダクトに指向させる湾曲プレートを更に 有していることを特徴とする請求の範囲第18項に記載のオープン。
  20. 20.焼きチャンバに向かうピザの運動を検出する検出手段と、該検出手段によ る検出に応答して信号を発生する信号発生手段と、 前記焼きチャンバを通ってピザが移動するのに充分な時間を測定するタイマ手段 と、 該タイマ手段により測定された時間内で前記ファンの回転速度を増大させ、その 後ファンの回転速度をアイドリング速度に低下させるファン制御手段とを有して いることを特徴とする請求の範囲第18項に記載のオーブン。
  21. 21.ピザの上面に衝突する前記送出された加熱空気のジェットが、ピザのトッ ピング部分内に一時的な変位を生じさせるのに充分な速度を有していることを特 徴とする請求の範囲第17項に記載のオーブン。
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