JPH02503335A - 保護被服用被覆布、その製造方法、及び試験方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、その　゛　　　　び 発１坏した肚 本発明は、新しい形態の被覆布及びその製造方法に関する。

更に詳しくは、本発明は、バクテリア及びウィルスの如き微生物並びに空中浮揚 の粒状物に対してバリヤー保護を与える、このような布に関する。

ｌ旦皇！量 外科用ガウン、ドレープ等は、皮膚の外科的に調製された領域を汚染から保護し 、また、外科医及び看護婦を患者の皮膚の未調製領域または汚染領域との接触に よる汚染から保護する。その他、外科用ガウンは、患者を外科医との接触による 汚染から保護し、及びその逆に外科医を汚染から保護する、無菌バリヤーを与え るべきである。

ガウンまたはドレープの液体不浸透性は、ガウンまたはドレープが無菌表面を与 え、しかもバクテリアまたはウィルスの通過に対するバリヤーとして作用するこ とを確実にする点で、重要な性質として認められる０体液及びその他の液体は、 外科用ガウンまたはドレープ中を浸透し、患者の皮膚と接触することがある。こ うして、ガウンまたはドレープの表面に存在する、エイズウィルスの如き、ウィ ルス及びバクテリアは、ガウンを通って患者または手術室の人に移されることが ある。

撥液性並びにバクテリア及びウィルスのバリヤーであることの他に、病院のガウ ンは、まぶしくない外表面を与え、しかも非けば立ち性であり、帯電防止特性を 有することが好ましく、そして着ごこちのよいことが少なからず重要である。

被服は、着ごこちがよいためには“通気性”である必要があることが、広く認め られていた。しかしながら、被服が着ごこちのよいために、空気が被服中を通過 することは必要ではなく、発汗からの水蒸気が内部から外部に透過され、その結 果下着がぬれず、自然の蒸発冷却効果が得られることのみが、必要である０通気 性及び内部の水蒸気を外部の環境へ移送する能力が、本明細書中に互換可能に使 用される。親水性材料の連続フィルムがフィルムの一面上でかなりの水蒸気を含 む空気に暴露され、他の面上で少ない水蒸気を含む空気に暴露される場合には、 高い水蒸気濃度に暴露されたフィルムの面は、フィルム中に拡散され、低い水蒸 気濃度に暴露された面上で脱着または蒸発される、水分子を吸収する。こうして 、水蒸気は一分子ず−を基準として、フィルム中を有効に輸送される。この性質 が“通気性”として知られる。

普通使用される保護被服の一つの型は、ポリオレフィン不織基材からつくられる 。この材料からつくられたガーメントは、相当な保護特性を有しているが、それ らの固有の低い湿気透過性、即ちそれらの低通気性のため、非常に不快であるこ とが知られている。この不織材料の通気性を改良するため、種々の試みが、なさ れた、しかしながら、これらの努力は、しばしば不織材料の更に開放した構造を もたらし、こうしてまたその保護価値を同時に低下する。不織ポリオレフィンの 被覆物が、不織布の“開放した”基材構造に一層大きなバリヤー保護を与えるた めに使用されていた。しかしながら、不織材料の既に固有の低い湿気透過特性が 更に一層減少され、同時に、この技術の使用によりつくられたガーメントの着ご こちのよさを減少する。

病院の手術室中の保護被服は、撥水剤で激しく処理された、木材パルプで充填さ れた、スパンレースド・ポリエステル（ｓｐｕｎｌａｃｅｄ　ｐｏｌｙｅｓｔｅ ｒ）からつくられていた、ここで、また性質の折衷が、到達される必要がある０ 着ごこちのよさを良くすると、最高の微生物バリヤー保護を犠牲にし、バリヤー 保護を大きくすると、着ごこちのよさを低下する。例えば、病院手術室ガウン製 品が、基材のスパンレースドポリエステルよりも微生物からの優れた保護を必要 とする場合には、ポリエチレンフィルムがポリエステルに通常積層される。しか しながら、良好なバリヤー特性を達成するものの、水蒸気透過がかなり減少され る。

以上の説明かられかるように、保護特性及び着ごこちのよさの特性は、互いに交 換される０本発明は、非常に望ましいバリヤー保護特性を与えると共に、同時に 良好な水蒸気透過特性を達成し、即ち保護と着ごこちの良さの両方を与える。

１里■！ｈ 多孔性スカフォード（ｓｃａｆｆｏｌｄ）材料、親水性ポリウレタン樹脂、及び 基材の全ての互いに適切な関係の組合せが、望ましい美感を有し、かつ有益な微 生物及び粒状物バリヤー特性を有する被覆製品をもたらすという発見がなされた 。詳しくは、被覆製品は、着ごこちのよさを着る人に妥協させないで、機能的な バリヤーを与える。与えられる機能的なバリヤーは、微生物及び空中浮揚の粒状 物に対して有効なバリヤーとして役立つ。

本発明に於いて、被覆物は、所望のバリヤー特性を与えるのに特別な方法で、基 材の一面に適用される。被覆物は、重合体の微孔性スカフォード層及び親水性ポ リウレタン樹脂の両方の組合せである。

従って、本発明の製品は、 （ａ）少なくとも５０００　ｇ　／ボッ２４時間、好ましくは少なくトモ１０． ０００ｇ／ｒｒｒ／２４１！間、最も好マシクハ少ナクトも１５．０００ｇ／ｒ ｒｆ７２４時間の水蒸気透過率を有する基布、及び（ｂ）開放された連続気孔の 微小構造を有する重合体の多孔性スカフォード材料を含む、前記基布の少なくと も一面上の被覆物であって、スカフォード材料の気孔率が全スカフォード材料の 体積の少なくとも６５％であり、前記スカフォードが１平方ｍ当り１〜１０ｇの 重量を有し、前記スカフォードがスカフォードの一つの表面上に親水性のポリウ レタン樹脂の層を有し、この層がスカフォードの気孔の一部中に伸び、前記ポリ ウレタン層が５〜２５ｇ／ｒｒｆ、好ましくは１０〜２０ｇ／ｒｒｆの重量を有 し、前記被覆物がその樹脂を含む面上で基布に適用される、前記の被覆物 を含んでなる被覆布であって、 前記物品は、それが０．２８１Ｃｇ／　ｃｄ（４ｐｓｉ）でウィルスバリヤー効 率試験（ＶＢＥＴ）により試験される時にウィルスの通過を許さないような微生 物バリヤーであり、かつ前記物品は、それがガーレイ（Ｇｕｒｌｅｙ）空気透過 試験により６ｃｃ／分未満の空気透過率を示すような空中浮揚の粒状物バリヤー であることを特徴とする、前記被覆布である。

被覆布の表面は、ポリウレタン樹脂がスカフォードの反対の面に存在する程度ま では、ポリウレタン樹脂がスカフォードの気孔を満たさないという事実により、 感じのよい外観を有する。また、反対の面上に露出された微孔性の表面があるこ とを確実にするため、未処理スカフォードの第二層がその表面に適用されてもよ い。

本発明の製品は、連続被覆物であり、そのようなものとして実質的に空気透過性 を示さず、こうして、空中浮揚の粒状物にバリヤーを与える。更に、本発明の製 品は、ウィルス及びバクテリアの如き、微生物に対してバリヤーとして作用する 。これらのバリヤー特性は、被覆製品の水蒸気透過率（ＭＶＴＲ）が未被覆原料 基材のＭＶＴＲよりわずかに低い場合に、達成される。こうして、本発明の製品 は、保護及び着ごこちのよさの両方をもたらし、そのいずれかを妥協しないで、 その両方を最大にする。注目すべきことに、これらの特徴は、またＴ線滅菌後に 保持される。

また、被覆物を基布と組合せることを含んでなる被覆製品の製造方法が、提供さ れる。

また、被覆製品をウィルスで試験し、被覆物の機能的保全性を測定する方法が、 提供される。

型皿ｑ説亙 第１図及び第２図は、本発明の一つの実施態様の構成を示す。

第３図及び第４図は、ウィルスバリヤー効率に関して被覆布を試験するのに使用 される機械の図を示す。

第５図は、本発明に使用されるプロセスの略図を示す。

第６図は、本発明の製品の走査電子顕微鏡写真である。

ｌ更生立皿星に里 本明細書に使用されるように、被覆製品または被覆布は、基材がそれ自体でもた ない性質を基材に与える一種以上の材料で、表面で連続的に覆われるものである 。

本発明に使用される基材は、少なくとも５０００ｇ／ｉｆ／２４時間の水蒸気透 過率を有する如何なる布であってもよい、布は、織布、不織布またはメリヤス生 地であってもよい、基材は、紙からつくられてもよい、また、それは、スクリム 、メツシュ、またはグリッドの形態を有してもよい、病院ガウンの如き用途に於 いて、ポリエステル−木綿ブレンドの如き、編織布、または木材パルプを含む不 織材料が、基材としてしばしば使用される。

重合体スカフォード材料は、開放した連続気孔及び６５％より大きい気孔率の微 小構造を有する微孔性重合体である。それは、幾つかの用途に関して７０％より 大きな気孔率または更に８５％より大きな気孔率を有することが好ましいことが ある。

スカフォード材料は、１００ミクロン未満、好ましくは３５ミクロン未満、最も 好ましくは２０ミクロン未満の厚さを有してもよい。

スカフオード材料は、ポリテトラフルオロエチレン、ポリプロピレン、ポリエチ レン及び高い水蒸気透過率を有するその他の微孔性重合体の如き、微孔性ポリオ レフィンのフィルムを含む。

好ましいスカフォード材料は、発泡ポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）で ある、この材料は、開放した連続気孔、高い強度、及び安定な化学的性質の多重 度を特徴とする。米国特許第３，９５３．５６６号明細書及び同第４．１８７， ３９０号明細書は、望ましい微孔性の発泡ポリテトラフルオロエチレイフイルム の調製を開示している。これらのフィルムは、−１，ボア・アンド・アソシエー ツ、インコーポレーション（Ｇｏｒｅ　＆　Ａｓ５ｏｃｉａｔｅｓ。

Ｉｎｃ、）から市販され、商品名ボアーテックス（ＧＯＲＥ−ＴＥＸ）として販 売される。

親水性ポリウレタン層は、拡散により水を選択的に移すが、圧力により誘導され る液体流を支持しない、それ故、湿気が移されるが、連続層は微生物及び空気の 通過を妨害する。

本発明に有益なポリウレタンは、主としてオキシエチレン単位のポリオールとポ リイソシアネートとの生成物を含む。

ポリオール基はポリウレタンの４５重量％より多く、好ましくる。

このようなポリウレタンの一類は、トルエンジイソシアネート基で終端するポリ オキシエチレンの主鎖を有するポリウレタンである。それは、少なくとも３個の 反応性イソシアネート基を有する分校ボリエ　チルを有する。

ポリウレタンの別の類は、 （ｉ）約６００〜約３５００の数平均分子量を有し、かつ少なくとも２の官能基 数を有するポリオール（Ａ）；（ｉｉ）少なくとも２の官能基数を有するイソシ アネート（Ｂ）；及び （ｉｊ）約５００未満の範囲の分子量を有し、かつ少なくとも２の官能基数を有 する低分子量の鎖延長剤の反応生成物であって・ 反応体が次式： ％式％ （式中、ＥｑＮＣＯは使用されるイソシアネート種の当量であり、ＥｑＯＨ及び ＥｑＣＥは使用されるポリオール及び鎖延長剤の夫々のモル当量で表わす） を満足するような割合で使用され、ソフトセグメントが主としてオキシエチレン 単位のポリオールにより与えられ、好適なハードセグメントがイソシアネートと 鎖延長剤との反応生成物により与えられ、かつハードセグメントとソフトセグメ ントの相分離を誘導する、前記の反応生成物を含む。

（ｉ）約６００〜約３５００の数平均分子量を有する、主としてオキシエチレン 単位のポリオール（Ａ）；（■）ポリイソシアネート（Ｂ）：及び（ｉｔ）約５ ００未満の範囲の分子量を有する低分子量三官能鎖延長剤（Ｃ） の反応生成物が好ましい。

（ｉ）約６００〜約３５００の数平均分子量を有する、主としてオキシエチレン 単位のポリ（アルキレンエーテル）グリコール（Ａ）； （ｉｉ）ジイソシアネー）　（Ｂ）；及び（ｉ）約５００未満の範囲の分子量を 有する低分子量三官能鎖延長剤（Ｃ） の反応生成物が最も好ましい。

これらのポリウレタンは、米国特許第４．５３２．３１６号明細書に詳細に記載 されている。

本発明の製品を製造するため、ポリウレタンは、その液相の形態で、スカフォー ド材料の上に層を形成し、かつその材料の気孔を部分的に浸透するように、スカ フォード材料の一面に適用される。基材は、ポリウレタン／スカフｉ−ドの組合 せ（被覆物）のポリウレタン面と合わせられ、その後、基材と被覆物との間で、 しっかりした結合で、凝固及び／または硬化される。

被覆方法が説明されるが、第５図に示されるような４本ロール積重ねに関する以 下の説明に限定されない、ポリウレタンの計量調節が、グラビアロールｌ及びド クターブレード／供給溜め１０により与えられる。ポリウレタン９が、二本の回 転するロール２及び３０間のニップ中の連続的に移動するスカフォード材料５に 、調節された量で適用される。このような一つの回転するロール２は１１！ｒｉ された量のポリウレタンを運び、その他のこのようなロール３は、ポリウレタン をスカフォード材料５の多孔性構造中に部分的に押し込むように支持を与える。

被覆物７（即ち、スカフォード材料とポリウレタンとの組合せ）は、二本の回転 するロール３及び４０間のニップ中の基材６と合わせられ、本発明の被覆製品８ を生じる。この方法は、第二基材が被覆物の裏面に入れられてサンドインチ効果 を生じるように、更に改良されてもよく、被覆物は二つの基材の間にある。

ロール２及び３０間の圧力並びにポリウレタン流の量は、スカフォード材料の表 面を被覆し、スカフォードの気孔を予め決めた程度に浸透するポリウレタンをも たらすように、調節される。しかしながら、微孔性スカフォードの気孔を完全に 満たさないように注意する。

照して、基材１は第１図中で繊維２からつくられた織布として示され、第２図中 で不織布として示される。布の隆起を部分または高い部分は、３として示される 。ポリウレタン層は４として示され、見られるように、隆起部分または高い部分 ３で基材と接触し、接着する。布巾の空間は８として示される。スカフォード材 料は５として示され、気孔は６として示され、７で示されるようにポリウレタン で部分的に満たされる。

被覆物（ポリウレタンとスカフォード材料との組合せ）は、特異な方法で基材に 取り付けられる。被覆物及び基材は、高い特定の位置でのみ結合する。これは、 従来技術に通常見られるものとは対照的であり、従来技術では、被覆物は一般に 基材の輪郭に従い、かつ／または基材中の気孔及びバレー中に入るようであり、 それだけでは総合の規定の厚さをもたないように見られる。換言すれば、顕微鏡 的尺度で、本発明の被覆物は、表面の輪郭に従うというよりもむしろ、基材の接 触点の間でスパンするように見られる。

布の良好なドレープ性を生じるのは、この現象であると考えられる。ドレープ性 は、布が異なる位置で掛けれた時のたれ下がり方として定義される。ドレープ性 は、可撓性及び柔軟性と関連する。更に、このような薄い親水性ポリウレタン層 がそのように連続的であることを可能にするのは、スカフォードとポリウレタン との組合せであると考えられる。所望の機能的バリヤー特性並びにこのような高 い水蒸気透過率を可能にする薄さを与えるのは、この連続性である。

本発明の製品は、それらの良好なウィルス及びバクテリアバリヤー特性のために 病院ガウンに用途があるが、それらはまた、病院寝具、失禁装置、衛生製品のよ うな、このような微生物バリヤー特性が望まれるその他の分野及びその他の同様 の分野に用途がある。

また、本発明の製品は、空中浮揚の粒状物のバリヤー制御が所望される分野に有 用性を与える０例えば、それらは、作業者が快適であるが、保護されることを要 するアスベスト掃除に有用性がある。保護の概念を変えると、その製品はまた、 人体の粒状物を清掃室中で製造または使用される感受性材料から離して保つ点で 実用性を与える。

手術室ガーメントに使用するために、バクテリア及びウィルスバリヤーに関して 試験する過程で、ラウフマン（Ｌａｕｆｍａｎ）らの研究（Ａｓ＋、Ｓｕｒｇ、 ８７５頁、１９７５年６月）が考慮された。彼らは、使用中の外科用バリヤーに かかる応力を測定し、ひじ部で５ボンド（２，３ｋｇ）、腰部で１０ポンド（４ ，５ｋｇ）の程度の応力であることを見い出した。ひじ領域が４インチ（１０Ｃ １ｌ　）の直径の円を包含し、腰部が３６インチ（９１ａａ　）の領域を包含す ると仮定すると、これらの応力は夫々０．４０ｐｓｉ（０，０３ｋｇ／　Ｃ４） 及び０．２８ｐｓｉ（０，０２０ｋｇ／ｃ４）に等しい、安全度を与えるため、 ウィルスバリヤー試験は、膜試験片を横切って４ｐｓｉｇ（０，３ｋｇ／ａｉ） までの圧力で行なった。

拭豆ｌ立 種々の異なる試験が、実施例に使用された。これらは、以下に説明される。

！笈透過性１足 空気１００ｃｃが１．２ｋＰａの圧力低下のもとて試験材料６．４５ｄ中を流れ る時間（秒）として定義されるガーレイ（Ｇｕｒｌｅｙ）秒に関して、基材及び 本発明の製品を試験した。空気１００ｃｃをガーレイ数で割ることにより、ガー レイ秒を空気透過率に変換した。それとして、空気透過率は試験領域中の空気（ ｃｃ／分）で示される。試験装置、即ちガーレイデンソメータ−（Ｄｅｎｓｏｉ ｉｅｔｅｒ）型式４１１０または型式４１２０を、ＡＳＴＭ　Ｄ７２６−５８の 方法Ａと同様の方法で使用した。型式４１１０を未被覆基材に使用し、型式４１ ２０を被覆試料に使用した。被覆試料を、被覆表面ができるだけ有効なシールを 確実にするまで配向させたが、試験領域のまわりの漏れを最小にするように注意 を要する。

それとして、６ｃｃ／分未溝の空気透過率を、空気の流れを示さない基準として 、本明細書に使用した。

水ｌ久盈適拭豆 水蒸気透過率（ＭＶＴＲ）を測定するのに使用した試験に関して、以下に説明す る。その操作は、被覆物及び被覆製品を試験するのに適することがわかった。

操作に際し、酢酸カリウム及び蒸留水の飽和塩溶液的７０１１１を、口部で６． ５　ｃｒａの内径を有する１３３ｄのポリプロピレンカップに入れた。ガーレイ 数約７秒、ＡＳＴｌ’ｌ　Ｐ３１６に記載されたようにして測定して約１７９ｋ Ｐａのバブルポイント、厚さ約３７ミクロン及び重量的２０ｇ／ｎｆを有する発 泡ＰＴＦＥ膜（プラウエア州ニューアークの一ル、ゴア・アンド・アソシエーツ から入手し得る）を、カップのリップにヒートシールして、塩溶液を含む、ぴん と張った、水漏れしない微孔性バリヤーを形成した。同様の発泡ＰＴＦＥ膜を、 １２．５ｃｍの刺しゅうフープ中にぴんと張って取り付け、水浴の表面上に浮遊 させた。温度ｇ４節室及び水循環浴を使用して、水浴組立体を２３°Ｃ±０．１ ℃に調節した。

ついで、被覆試料を、浮遊する発泡ＰＴＦＩＥ膜の表面に、被覆面を下にして置 いた。

カップ組立体を、はぼ１／１０００　ｇまで計量し、試験試料の中央に、逆の方 法で置いた。

水透過は、その方向の拡散により水フラックスを与える、水と飽和塩溶液との間 の駆動力により与えられる。試料を１５分間し、ついでカップ組立体を取り出し 、再度１／１０００　ｇまで計量した。

試料のＭＶＴＲを、カップ組立体の重量増加から計算し、２４時間当り、試料の 表面積１Ｍ当りの水のｇ数で表わした。

第二カップ組立体を、１／１０００　ｇ以内まで、同時に計量し、上記とは逆の 方向で試験試料の上に置いた。定常状態の１１ＶＴＲが二つの反覆ＭＶＴＲ値に より観察されるまで、試験を繰返した。

薄い被覆物（０，２５＋＋＋＋ａ未満）でもって、これは一般に試験のばらつき 内で定常状態情報を得るのに、わす、かに１回の試験間隔を必要とすることがわ かった。

ス　　−　　５ｕｔｅｒ　＋ 低い水導入圧力試験である、改良スーター試験装置を用いて、本発明の被覆製品 を、被覆連続性に関して試験した。クランプで配置されたゴムガスケットにより シールされたｌ０ＣＩの直径の試料に対して、水を押し込んだ、試料を、水に対 して被覆面を下にして取り付けた。水漏れのないシールは、クランプ機構、ガス ケット及び試料により形成されることが、重要である。変形し得る試料に於いて 、試料を強化スクリム（例えば、開放した不織スクリム）より適所に保持した。

試料は大気条件に開放し、作業者に目視し得た。適当なゲージにより示されるよ うに、水溜めに連結されたポンプにより、試料にかかる水圧を６．８９ｋＰａに 増加し、インライン弁により制御した。試験試料は所定の角度とし、水を循環し て、水との接触を確実にし、かつ試料の下面に対して空気が接触しないことを確 実にした。試料中に押し込まれる水の外観に関して、試料の上面を少なくとも１ 分の期間にわたって目視観察した０表面で見られる液体の水を、被覆物の連続性 の欠陥と解した。３分以内で液体の水が目視し得ない場合に、合格グレードを与 え、こうして連続被覆物を示す。

ウィルユバ１ヤー・ バリヤーが試験されることを保持するために、第３図及び第４図に示されるよう なジグを設計した。

バリヤーの上方で、ウィルス懸濁液が加圧可能な溜め中に含まれる。

バリヤーの下方で、第二の溜めが、ポンプ輸送されるトリプトン培養液を含み、 こうしてバリヤーの底部は培養液により連続的に洗浄される。洗浄液は培養液用 の保持容器に戻される。上部の溜めにウィルス懸濁液（少なくともｌＸｌ０”の ウィルス粒子／ａｅ）を満たし、加圧する。バリヤーを通過するウィルス粒子を 培養液中に洗浄する。所定期間後に、培養液を分析用にサンプリングする。

ウィルスバリヤーを試験するため、２７ｎ鵬の直径を有する小さい二十面体の形 状のバクテリオファージ（Ｐｈｉ　Ｘ　１７４）を゛使用した。懸濁液はヒトの 血清であった。試験期間は、ウィルス水圧で３０分、１　ｐｓｉｇ（０，０７ｋ ｇ／ａｉゲージ圧）で３０分、及び４ｐｓｉｇ（０，３ｋｇ／Ｃ１ｌゲージ圧） で３０分であった。培養液試料を、各インターバルの開始時、ついで終了時に集 めた。

定量化のため、トリプトン培養液中で試料を１０を通して逐次希釈する。各希釈 液０．５　Ｊｄを、滅菌試験管中のオートクレーブ処理した上部の寒天２．５１ ｉに添加した、宿主バクテリア懸濁液１滴を夫々の管に添加し、良く混合し、底 部の寒天プレートの表面に注ぐ、３７±２℃で４〜１２時間保温し、計数するの に充分であるが合体するのに充分ではない大きいブラックを得る。

ブラック計数からファーシカ価を計算し、結果をＰＦＵ／ｄ（ＩＭＩ中のブラッ ク形成単位）で記録する。

更に、上部の溜めからの液体の流れを示す、循環培養液の容量増加が、注目され るべきである。

ウィルス漏出が４　ｐｓｉｇ（０，３ｋｇ／　ｃｄゲージ圧）で起こる圧力を観 察することにより、バリヤー効率を測定する。漏出は、不合格と判定される０合 格は４　ｐｓｉｇ（０，３ｋｇ／ｃｉｉゲージ圧）で漏出がない。

使用した培地を、以下に示す。

培地ニ ドリプトン培養液： バクトートリプトン・・・・・・・・・・・・・・・１０．０ｇＫＣｌ・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・５．０ｇ ＣａＣｊ！　ｚ・・・・・・・−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・０．１５　ｇ精製水・・・・・・・・・・・・・・・・・−・−・・・・・・ ・・・・・・１０００ｄとするのに充分な量２、．５ＮのＮａＯＨでｐｌ’１７ ．３に調節し、滅菌する。

上部の寒天： バクトー寒天・・・・・・・・・・・・・・・・旧・・・・・６．５ｇトリプト ン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１３．０　ｇＮａ ＣＩｔ−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・−８， ０ｇグルコース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・３． ０ｇクエン酸ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・・２．０ｇ精製水・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１０００ｍと するのに充分な量大々の成分を順に添加する。　２．５ＮのＮａＯＨまたはＢＣ ｌでｐＨ７，５に調節し、オートクレーブ処理する。

底部の寒天： バクトー寒天・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１０．０　ｇ トリプトン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１３．０ ｇＮａＣｊ！・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・８．０ｇグルコース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・１．３ｇクエン酸ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・・ＺＯｇ精製 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１０ ００ｍとするのに充分な量各成分を順に添加する。２．５ＮのＮａＯＨまたはＢ Ｃｌ、でｐＨ７，５に調節し、オートクレーブ処理して、プレートに注ぐ。

第２図は、ウィルスバリヤー効率試験に使用したジグの図面である。ｌは試験中 のバリヤーであり、２はウィルス懸濁液を保持する溜めであり、３は検出体溶液 を含む溜めであり、４は検出体溶液を循環するための入口であり、５はその出口 である。

第３図は、ウィルス懸濁液によりバリヤー特性を試験するのに使用した装置の表 示である。上部の溜めには、夫々の出口の弁、圧力ゲージ及びウィルス懸濁液に 圧力をかけるための手段が備え付けられている。入口４は、供給容器７から検出 体溶液を抜き取るぜん動ポンプ６に連結され、出口５は検出体液体を７に供給す る。液体は、磁気撹拌機／ヒーター８により、撹拌され加熱される。

バク−１アバ１ヤーチ　レンジ。

応力、表面張力、及び液体浸透の概念を考慮して、試験方法を案出した。

試験は、拡散技術であり、ここでバリヤーは二つの水溶液の間で適所でクランプ で固定される。一つの溶液はバクテリアを含み、別の溶液は無菌である。この操 作の目的は、バクテリアが、バリヤーを浸透することにより無菌溶液を汚染し得 るかを、調べることである。

チャレンジ中の流体の水準を拡散装置の半分に上昇することにより、応力を確立 する。使用される液体は、血液及び体液の表面張力の範囲にあるべきである。試 料は、試料または試験体を乱すことなく、装置から経時的に取り出すことができ る。異なる品質のバリヤーは、増加される時間または圧力の選択により、区別し 得る。全ての結果は、逐次希釈ブレーティング（ｐｌａｔｉｎｇ）により、数で 示される。

装置は、開放した面が一緒にぴったり合う二つの室からなる。夫々の室は、培地 を導入するため、またはその室に圧力を加えるための上部入口を有し、夫々は底 部で試料タップを有する。試験すべきバリヤーを二つの室の開放した面の間に置 き、これらの面をクランプで一緒に固定する。バクテリアを含むチャレンジ培地 を、滅菌された拡散装置の一つの室に導入し、同時に検出体培地を第二の室に添 加して、早期圧力勾配を防止する。

チャレンジ培地の水準を調節して、検出体培地に対して正の圧力をそれに与える 。

試料を、検出体培養液から経時的に取り出す、試験の終了時に、検出体室の全内 容物が排出されブレーティングの前に混合されるべきである。検出体培地の一夜 の保温が、非常に低い計数の試料に関して使用し得る。

試料を、１　、１００．１０，０００及び１．ＯＯＯ，ＯＯＯの希釈でもって寒 天に塗布する。結果を、ＣＦυ／ａｄ　（コロニー形成単位／Ｍ１）で記載する 。

これらの試験に関し、トリプティケース（ｔｒｉｐｔｉｃａｓｅ）大豆培養液中 の２　ＸＩＯ＠ＣＰＵ／ｄの濃度の大腸菌を、チャレンジング懸濁液として使用 した。暴露時間は、チャレンジ培地上の４インチ（１０ｃｍ　）の静水頭で３０ 分であった。

ス１」０＝ 第５図に示された装置を用いて、被覆製品を本発明に従ってつくった。ｔｃ取装 置を備えたラインで、ロールコータ−を４本ロール積重ね配置で使用した。積重 ねは、グラビアロールの四辺形パターン、１ｃｍ当り３３のセル、セルの深さ１ １０ミクロン（３３Ｑ／１１０）を含み、ポリウレタンゴムロールにｍ圧ニップ され、クロムロールに加圧ニップされ、シリコンゴムロールに加圧ニップされた 。グラビアロールは、４．４’−ジフェニルメタンジイソシアネート、数平均分 子量１４５０のポリオキシエチレン、及び米国特許第４．５３２．３１６号明細 書の教示に従って調製されたヒドロキノンジ（２−ヒドロキシエチル）エーテル から調製された反応性ホントメルト親水性ポリウレタンを含むトラフが備えられ ていた。前記ポリウレタンの溶融粘度は、１００℃の適用温度で、平行に往復運 動するディスクを用いるレオメータ−で測定して約２０００ｃｐｓであった。

親水性ポリウレタンは、スカフォード材料と接触するまで、積重ねに沿ってグラ ビアロールから移動した。スカフォード材料は、米国特許第３，９５３．５６６ 号明細書及び同第４．１８７．３９０号明細書に教示に従って調製された発泡Ｐ ＴＦＥであり、約２〜３ｇ／ｎｆの重量及び６５％より大きい気孔率を有してい た。被覆物（即ち、スカフォードとポリウレタンとの組合せ）を、クロムロール ／シリコーンロールニップで、７０ｇ／ｒｒｆのパルプが充填されたスパンレー スド不織ポリエステルと接触させた。ついで、こうしてつ（った被覆製品を巻取 装置で集めた。

ついで、被覆製品を周囲条件下で４８時間硬化した。その製品は美感的に満足で あり、良好なドレープ性を有していた０代表的な顕微鏡写真（２００倍）が第６ 図に見られる。市販の０．Ｒ。

ガウン、即ちアメリカンコンバーター（Ａｍｅｒｉｃａｎ　Ｃｏｎｖｅｒｔｅｒ ）のオフティマ（ＯＰＴＩＭＡ）布は、本発明の被覆製品に対して比較されるバ ルブで充填されたスパンレースド不縁ポリエステルの代表である。被覆製品の最 終特性が、オプティマ（商標）基材と共に、表１に示される。全ての特性は、上 記の適当な試験により特性決定された。ウィルスバリヤー効率試験は、２．５〜 ５×ガウドωγ線滅菌後に、行なった。

データかられかるように、本明細書に記載されるバリヤー特性を示す高い湿気透 過性製品が実証された。

！旅員上 被覆重量（ｇ／ボ）　　　　Ｎ／Ａ　　　　　　　１１．８ＭＶＴＲ（ｇ／ｒｒ ｒ／２４時間”）　　　２６．７００　　　　　　　２２．４００空気透過率（ ｃｃ／分）　　　６０００　　　　　　　　６皇旌１ 本発明の詳細な説明するため、実施例１に記載された被覆製品が、保護被服工業 に現在販売されている構造と、表２中で比較される。

下記の材料は、使い捨て用途に販売される材料の代表である。

試料１−不織ポリオレフィン 試料２−２層の不織ポリプロピレン 試料３−スパンレースド木材パルプポリエステル試料４婁ポリエチレンフィルム 強化材を含むスパンレースド木材バルブポリエステル その他に、試料５は、揄液剤で処理された、高番手（２８０）の５０１５０ポリ エステル／木綿ブレンドであり、これは再使用可能な製品の代表であり、これを 試験した。全ての材料は、受は取ったまま、試験した。

試料　“料　試料　試料　試料ＪＩＡ 重さ　　４７　１１２　　７６　１２３　２１７　　８５（ｇ／　） ＮＴ−試料がスータ一連続性試験に合格しなかったので、試験しなかった。

明らかにわかるように、本発明の製品は、別の材料の全てに等しいか、または優 れる保護を与え、更に同時に、別の材料に実質的に等しいか、または大きいＭＶ ＴＲを与える。

ｌ皇■主 基材選択に対する、この製品の融通性を説明するため、種々の基材を実施例１の ようにして製造した。

示される基材： 試料１−６７ｇ／ｒｒｆのスパンレースド１００％ポリエステル試料２−４０ｇ ／ｒｒｆのスパンレースド１００％ポリエステル試料３＝６７ｇ／ｒｄＯ点接着 ナイロン試料４−４２ｇ／ｎｌのトリコントニットデータを、表３に要約する。

試料ｌ　　　　試料２　　　　試料３　　　　試料４対照“被覆　　対照°被覆 　　対照°被覆　　対照°被覆キ昂透過試験　６，０００　６　　６．０００　 ６　　６，０００　６　　６．０００　６／分） ＊対照は、未被覆相当品、またはその代表である。

本発明の製品により得られる湿気透過率は、著しく高い。

基材単独中に存在しない機能的バリヤー特性を与える１本発明のこの特徴を利用 して、少なくとも５０００　ｇ　／ｒｄ７２４時間の？ｌＶＴＲを有する基材が 選択され、その結果基材は高い湿気透過率を制限しない。

裏腹■土 スカフォード重量の最も好ましい範囲を説明するため、本発明の三つの製品を、 使用するスカフォード重量を唯一相違して、実施例１と同様にしてつくった。

−」ヨー（− 被覆製品　　被覆製品　　被覆製品 Ａ　　　　　　Ｂ　　　　　　Ｃ 失１斑立 本発明の製品は、二つの方法の一つにより、被覆物に微孔性の面を備えることが できる。スカフォード材料を完全には材として微孔性の層を入れ、それを完全に 浸透されたスカフォード層の被覆層中に押し込むことである。この押し込み操作 は、第５図に示された４本ロール積重ねの下流で直ちに行なわれる６表５は、実 施例１の製品を実施例５の製品と比較する。

ＭＶＴＲ（ｇ　／ｒｄ／２４時間）　　　　２２．４００　　　　２２．５００ 空気透過試験（ｃｃ／分）６６ 亥］ＬｆＬ灸 微生物に対する機能的バリヤーがバクテリアバリヤー特性を含むことを説明する ため、実施例５の試料をバクテリアバリヤーチャレンジ試験により試験した。バ リヤーは、検出体液の逐次希釈液のいずれにも検出し得るコロニー形成を有しな いことにより、機能的であることがわかった。

」］酊コ ニ［酊７ 手続補正書 平成２年５月ｌ１日 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １、事件の表示 ＰＣＴ／ＵＳ　８９１０２９３２ λ　発明の名称 保護被服用被覆布、その製造方法、及び試験方法 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 ４、代理人 住所　〒１０５東京都港区虎ノ門−丁目８番１０号静光虎ノ門ビル　電話５０４ −０７２１５、補正の対象 請求の範囲 ６、補正の内容 別紙の通り ７、　添付書類の目録 請求の範囲　　　　１通 請求の範囲 １、（ａ）　　少なくとも５０００　ｇ　／イ／２４時間の水蒸気透過率を有す る基布、及び （ロ）開放された連続気孔の微小構造を有する重合体の多孔性スカフォード材料 を含む、前記基布の少なくとも一面上の被覆物であって、スカフォード材料の気 孔率が全スカフォード材料の体積の少なくとも６５％であり、前記スカフォード が１平方ｍ当り１〜Ｌｏｇの重量を有し、前記スカフォードがスカフォードの一 つの表面上に親水性のポリウレタン樹脂層を有し、この層がスカフォードの気孔 の一部中に伸び、前記ポリウレタン層が５〜２５ｇ／ｒＫｇの重量を有する、前 記の被覆物を含んでなる゛被覆布であって、 前記物品は、それが０．２８ｋｇ／ａｉ（４ｐｓｉ）でウィルスバリヤー効率試 験により試験される時にウィルスの通過を許さないような微生物バリヤーであり 、かつ前記物品は、６ｃｃ／分未満の空気透過率を示すような空中浮揚の粒状物 バリヤーであることを特徴とする、前記の被覆物。

ス　水漏れのない通気性の被服に於ける請求の範囲１項記載の物品の使用。

３、外科用ガウンに於ける請求の範囲第１項記載の物品の使用。

４、医療装置に於ける請求の範囲１項記載の物品の使用。

５、包装材料に於ける請求の範囲１項記載の物品の使用。

６、おむつとしての請求の範囲１項記載の物品の使用。

７、女性の衛生製品としての請求の範囲１項記載の物品の使用。

８、　（ａ）　　微孔性スカフォード材料を、親水性ポリウレタンプレポリマー がスカフォード材料の上に層を形成し、微孔性スカフォード材料の細孔中に部分 的に浸透するような方法で、親水性ポリウレタンプレポリマーと接触させ、 （ロ）プレポリマーが重合する間に、基材を前記スカフォード材料の上のプレポ リマーの１層と接触させることを含んでなる、被覆製品の製造方法。

９、材料をそのウィルスバリヤー効率に関して試験する方法であって、 試験材料の一面をウィルスの懸濁液に暴露し、その材料に向う方向で懸濁液に圧 力を加え、その材料の下面を検出体培養液で連続的に洗浄して材料を通過してウ ィルスを洗い去り、ついで分析のため検出体培養液を回収することを順に含んで なる、前記の試験方法。

国際調査報告 −ｖ１１−−−１ム”−”””ＰＣＴノυ５８９１０２９３２−一冷一一−＋　 ｂ＠＠ｎ詐−ｍ＞　　Ｄご〒ｔｍ　　負ｏｔｎプｏ１う国際調査報告 ＬＩＳ　８９０２９３２ Ｓ＾　２９７８６ Ｐａｇ＠２ 国際調査報告 ＵＳ　８９０２９３２ Ｓ＾　　　２９７８６

Claims (36)

【特許請求の範囲】
1. １．（ａ）少なくとも５０００ｇ／ｍ２／２４時間の水蒸気透過率を有する基布 、及び （ｂ）開放された連続気孔の微小構造を有する重合体の多孔性スカフォード材料 を含む、前記基布の少なくとも一面上の被覆物であって、スカフォード材料の気 孔率が全スカフォード材料の体積の少なくとも６５％であり、前記スカフォード が１平方ｍ当り１〜１０ｇの重量を有し、前記スカフォードがスカフォードの一 つの表面上に親水性のポリウレタン樹脂層を有し、この層がスカフォードの気孔 の一部中に伸び、前記ポリウレタン層が５〜２５ｇ／ｍ２の重量を有する、前記 の被覆物を含んでなる被覆布であって、 前記物品は、それが０．２８ｋｇ／ｃｄ（４ｐｓｉ）でウィルスバリヤー効率試 験により拭徴験されろ時にウィルスの通過を許さないような微生物バリヤーであ り、かつ前記物品は、６ｃｃ／分未満の空気透過率を示すような空中浮揚の粒状 物バリヤーであることを特徴とする、前記の被覆布。
2. ２．被覆物及び基材が基材の特定の高い位置でのみ結合されろ、請求の範囲１項 記載の被覆布。
3. ３．スカフォードが７０％より大きい気孔率を有する請求の範囲１項記載の物品 。
4. ４．スカフォードが８５％より大きい気孔率を有する請求の範囲１孔記載の物品 。
5. ５．スカフォード材料が１００ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲１項記 載の物品。
6. ６．スカフォード材料が１００ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲２項記 載の物品。
7. ７．スカフォード材料が１００ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲３項記 載の物品。
8. ８．スカフォード材料が１００ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲４項記 載の物品。
9. ９．スカフォード材料が３５ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲１項記載 の物品。
10. １０．スカフォード材料が３５ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲２項記 載の物品。
11. １１．スカフォード材料が３５ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲３項記 載の物品。
12. １２．スカフォード材料が３５ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲４項記 載の物品。
13. １３．スカフォード材料が２０ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲１項記 載の物品。
14. １４．スカフォード材料が２０ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲２項記 載の物品。
15. １５．スカフォード材料が２０ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲３項記 載の物品。
16. １６．スカフォード材料が２０ミクロン未満の厚さを有する、請求の範囲４項記 載の物品。
17. １７．スカフォード材料が発泡ＰＴＦＥである、請求の範囲１項、２項、３項、 ４項または５項記載の物品。
18. １８．スカフォードがポリプロピレンである、請求の範囲１項記載の物品。
19. １９．スカフォードがポリエチレンである、請求の範囲１項記載の物品。
20. ２０．スカフォードが、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリ（エチレンテレフ クレート）、ポリエステル、ポリアタリレート、ポリスチレン、ポリスルホン、 及びポリウレタンからなる群から選ばれる、請求の範囲１項記載の物品。
21. ２１．布が不織布である、請求の範囲１項記載の物品。
22. ２２．布が織布である、請求の範囲１項記載の物品。
23. ２３．基材が紙である、請求の範囲１項記載の物品。
24. ２４．氷漏れのない通気性の被服に於ける請求の範囲１項記載の物品の使用。
25. ２５．外科用ガウンに於ける請求の範囲１項、２項、３項、４項、または５項記 載の物品の使用。
26. ２６．外科用ガウンに於ける請求の範囲１７項記載の物品の使用。
27. ２７．医療装置に於ける請求の範囲１項記載の物品の使用。
28. ２８．包装材料に於ける請求の範囲１項記載の物品の使用。
29. ２９．おむつとしての請求の範囲１項記載の物品の使用。
30. ３０．女性の衛生製品としての請求の範囲１項記載の物品の使用。
31. ３１．滅菌形態の、請求の範囲１項記載の被覆布。
32. ３２．被服形態の、請求の範囲３１項記載の被覆布。
33. ３３．滅菌形態の、請求の範囲１７項記載の被覆布。
34. ３４．被服形態の、請求の範囲３３項記載の被覆布。
35. ３５．（ａ）微孔性スカフォード材料を、親水性ポリウレタンプレポリマーがス カフォード材料の上に層を形成し、微孔性スカフォード材料の細孔中に部分的に 浸透するような方法で、親水性ポリウレタンプレポリマーと接触させ、（ｂ）プ レポリマーが重合する間に、基材を前記スカフォード材料の上のプレポリマーの 層と接触させることを含んでなる、被覆製品の製造方法。
36. ３６．材料をそのウィルスバリヤー効率に関して試験する方法であって、 試験材料の一面をウィルスの懸濁液に暴露し、その材料に向う方向で懸濁液に圧 力を加え、その材料の下面を検出体培養液で連続的に洗浄して材料を通過してウ ィルスを洗い去り、ついで分析のため検出体培養液を回収することを順に含んで なる、前記の試験方法。