JPH02502699A - 衛生衣 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 吸収性物品支持装置 本発明は失禁防護帯、おむつなど吸収性物品を支える装置に関する。

種々多数のこの種装置は以前からよく知られている。例えば、弾性繊維のパンツ はおむつなどを使用中所定位置に保持するのによく利用されている。このような パンツに代るものとしてはおむつと共に一律的ユニットを形成するプラスチック 裏張りよりなる所謂オールインワンおむつがある。オールインワンおむつの最も 普通な形式は、その未使用状態においては主に割りワキ縫いをしたズボン下のよ うな形につくられ、おむつを使用する時は使用者の下腹部の周りにパンツのよう に封をするように接着テープで割りワキ縫い部分を結合する。

取扱いが簡単であると共に取替えし易いということで、このオールインワンおむ つは実際に至極有益であることは明白である。しかし失禁に困っている成人の間 では、失禁の程度について、また体形について個人差が大きいので経済的理由や 製造上の理由から限られた種類数のおむつだけでは全【の需要を充たすことは殆 ど不可能である。

従つ【、別のパンツを用いて所定位置に保持させたおむつの方が失禁成人には有 用となろう。失禁の程度に関して必要なおむつの形式とは関係なく適当な寸法の パンツを選ぶことができることにより、使用者は限られた数のパンツおよびおむ つの寸法から種々な組合せの可能性を幅広く選ぶことができる。

しかしながら、完全なおむつパンツ（二つい【も、体重があって動かせず自分で 立てない失禁者で施設に収容された患者とか、寝たきりまたは病患者など特別な 範囲の使用者には着用や取替えが難しいという欠点がある。使用者の脚上でねじ って着用しなければならない完全パンツはおむつ１の取替を複雑にするのは当然 で、看護員番こ取っては時間のかかる処置になり失禁患者に取っては始末が悪い 。足に通さなければならないパンツを用いる場合には工具者とか諸筋肉運動の協 同問題を抱えているがその他の点では自宅において自分で身体の処置ができる人 達とかには困ったこと壷こもなりかねない。

しかし、本発明の場合には冒頭において記載したこの種装置の公知の項目に関連 した問題点を除去する装置が提供される。

本発明の装置は着用者の腰の周りに取付けるようにされたひもまたはベルトで、 このひもまたはベルトに共動作用装置によって固定される被支持物品に配置され た上記共動作用装置と係合する固定装置が設けられた上記ひもまたはベルトより なる点に識別される主たる特徴を有す。

本発明の一実施例において、ひもまたはベルト装置は物品にフック、ひつ掛け、 ボタンなどの形で配置された装置と係合するようにした鳩目または環である。こ のひもまたはベルトは編成の、クロッシェ編みの、織物のまたは成形の網状結合 で構成することもできる。

本発明の別の実施例では、このひもまたはベルトにフック、ひつ掛け、ボタンな どを設けるが、物品に設けた共動作用装置は一つまたはそれ以上の網目状部分よ り構成するか、または穴または目で構成する。

さらに別の実施例では、物品に配置された共動装置は防護用物品の長手方向に延 びるひもまたはリボンの端に配置される。

さらに今一つ別の実施例では、前記ひもまたはベルトは開閉自在にすることがで きる。

おむつと簡単に接続できる腰ひもまたはベルトを含む本装置によって腰ひもまた はベルトを相互に独立して選ぶことができる可能性が与えられる。さらにまた、 腰バンド、特に開閉自在としたものを着用者の身体に用いることは極めて簡単な 手順である。下向いたりかがんだりする能力が制限されている人々でも本発明の 腰ベルトに取付けたおむつを自分で簡単になんとか取替えることができる点に本 発明のさらに別の利点がある。

このようなあむつの取替え方法を以下に記載する。

完全パンツに対して、本発明の腰ベルトは着用した場合、概して汚れず、洗濯を する前に数回使用できる。勿論、汚れた場合には捨てるようにした腰ベルトも考 えられる。

本発明の装置を添付の図面を参考に例として挙げた実施例につき以下にさらに詳 しく記載する。

第１図は本発明の取付装置を備えたおむつの平面図、第２．３．４図は第１図の おむつと組合せて使用するようにした本発明の種々の実施例図、第５図は本発明 の別の実施例による取付装置を備えたおむつの平面図、第６図は第５図のおむつ と組１合せて用いろようにした腰ベルトを示し、第７図は本発明のさらに別の実 施例による取付装置を備えたおむつの別の平面図、第８図は腰ベルトと共に使用 中のおむつの外観図を示す。

第１ｊ／のおむつは液体透過性内層２と、液体不透過性外層３と、両者間に密閉 された吸収体４とより在来形式のおむつである。

おむつ１は丁字形で着用者の下腹にきちんと装着される丁字形のクロスビーム５ と共に着用されるようになっている（第４図参照）。

フックを備えたバンド８．９はおむつの横方向両端に配置され、このバンド８， ９はプラスチックまたは布地で造ることができる。第１図および第４図に示すバ ンドは打貫きフック１０を備えたプラスチックバンドである。このような打貫き フックｌＯの代りに、バンド８，９に接着剤などで固着された何等かの形の分離 されたフック１０を利用することも勿論可能である。

第１図に示されたおむつｌはフックと係合するための鳩目または穴を有する腰ベ ルトと共に使用するようにできている。このような腰ベルトの例を第２図および 第３図に示す。第２図の腰ベルト１１は打１ｔき穴１２を備えたプラスチックベ ルトであるが、第３図の腰ベルト１３はおむつのフックと係合する比較的間隔を 広くした網目を持った弾性網状結合物という形で造られている。利用し易くする ために、腰ベルトは実施例ではヴエルクロ式開閉装置であるファスナ装置１４， １５で開閉することができる。その他の形式の取付装置、例えばベルトバフクル 、ボタン、スナップファスナなども当然考え得る。

腰ベルト１６はおむつｌを着用者の身体にしつかり圧接させた状態に保持するた め（使用中おむつ１を、第４図に示すごとく、一部重ね合せるに足るだけの幅に 造ることができる。このようにして、おむつはさらにＬつがり所定位置に留り、 これによっておむつの縁を通って漏出が起るのを減少させる。しかし、もつと幅 の広い腰ベルト１６の場合には、おむつと腰ベルトとの間を二余分の取付は個所 １７゜１８が必要になることもある。実施例では、このような取付は個所１７． １８は着用者の径部に配置されている。

第５図のおむつ１９は短い側に配置されたベルト部分２２．２３が比較的網目の 粗い網状結合物として形成されているということを除けば第１図のおむつと同様 のものである。このようなおむつ１９はフックまたは引っ掛け、即ち打貫きフッ ク２５を備えたプラスチックベルトを構成する第６図に示す形式のフックまたは 引っ掛けを備えた腰ベルト２４と組合せ【用いられる。

第１図および第５図に示したおむつ１，１９と主要部分においては同様な第７図 のおむつ２６は二本の長手方向に廼びる弾性リボン２７．２８を有する。これら の弾性リボン２７．２８はおむつ２６の短い側辺２９．３０において四本のルー プ３１〜３４となって終っている。これらのループは第８図に示すごとく腰ベル ト３５に配置されたフックまたはボタン３６〜３９と係合するためのものである 。

リボン２７．２８の弾性によっておむつ２６は極めて可撓性に富み使用中は着用 者の身体の動きによく順応するので、おむつの着用条こは爽快感を伴う程である 。さらに、弾性リボン２７．２８が絶えずおむつ２６を着用者の身体にぴったり 当てて保持すると共に着用者の大腿部の周りを封する弾性脚ライニングを形成し ているので漏出の防止効果は大きい。腰ベルト３５はリボン２７．２８をその利 用される状態に方向づけることが主要な点で第７図に示すごとくおむつ２６の長 手方向と一致することを確実番こするため余分にフックを設けることは勿論有利 ではあるが、第７図では四つのフック３６〜３９だけが示されている。

漏出（二対する保護をさらに強化し、軟く詰物をした脚ライニングを達成するた めに、おむつ２６には、第９図に示すごとく、吸収体４２の両側に配置した小さ い分離した吸収性パッド４０．４１を設けることもできよう。弾性リボン２７． ２８が吸収体４２と吸収性パッド４０．４１との間に配置されたみぞ４３，４４ におけるおむつのまた部分を貫通している。

おむつと本発明の腰ベルトとを着用者に次の方法で利用することが好都合である 。腰ベルトを着用者の腰に巻き、次ｌこおむつの後還を腰ベルトの前側部分に固 定する。次にベルトを着用者の腰に廻しておむつを腰の周りの中途まで廻し後側 で吊り下げたままにしてお（。

おむつの自白端は前側自由端を最後に着用者の両おの間から取出して上方へ腹部 を越えて腰ベルトに取付ける。この手順の間、身体を捩るとか曲げるとかの運動 は避けられるので、背中や脚に障害のある人でも他人の助けを得すにおむつの付 は替えができる。

以上に記載のおむつおよび腰ベルトは本発明の概念の実施例を単を二側として示 したものと考えることができる。例えば、ヴエルクロ接着テープなど他の固定装 置も用いることができよう。

多数のその他の変態実施例が特許請求の範囲内で考え得る。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．使用者の腰の周りに用いられるようにしたひもまたはべルト（１１，１３； ２４；３５）よりなり、該ひもまたはベルトに共動作用装置（１０；２２；３１ 〜３９）で固定される被支持物品（１；１９；２６）に配置された該共動作用装 置と係合する装置（１２；２５；３６〜３９）を備えたことを特徴とする失禁防 護帯、おむつなどの吸収性物品支持装置。
2. ２．前記共動装置（１０，１７，１８および１２；２５および２２；２３；３６ 〜３９および３１〜３４）がそれぞれフツク部材（１０，１７，１８；２５；３ ６〜３９）および穴または目（１２；２２，２３；３１〜３４）を構成すること を特徴とする請求の範囲１に記載の装置。
3. ３．少なくとも腰ベルト（１１，１３；２４；３５）かまたは物品（１；１９； ２６）が縦方向および横方向に延びる部分よりなり、数列のフツク部材かまたは 穴のどちらか一方を備え、該数列が使用された状態の物品の横方向と平行に方向 づけられたことを特徴とする請求の範囲２に記載の装置。
4. ４．穴あき部分が編成、クロツシエ編み、織物、または成型の網状結合物で形成 され、フツク部材（１０；２５；３６〜３９）がフツク、引つ掛け、ボタンなど としたことを特徴とする請求の範囲３に記載の装置。
5. ５．前記フツク部材（２５；３６〜３９）が腰べルト（２４，２５）に配置され たことを特徴とする請求の範囲２に記載の装置。
6. ６．前記フツク部材（１０）が物品（１）に配置されたことを特徴とする請求の 範囲２に記載の装置。
7. ７．前記形式の共動作用装置（３１〜３４または３６〜３９）のうちのいずれか 一つが物品に配置され、実質的には物品（２６）の縦方向に延びるひもまたはリ ボン（２７，２８）の端に貼付されたことを特徴とする請求の範囲２に記載の装 置。
8. ８．前記形式の共動作用装置のいずれか一つが物品または腰ベルトに他端を固定 したひもまたはリボンの一端に固定され、該リボンが該物品と腰ベルトの二つの 端縁間に延びていることを特徴とする請求の範囲２に記載の装置。
9. ９．前記ひもまたはリボンを弾性にしたことを特徴とする請求の範囲７または８ に記載の装置。
10. １０．前記腰ひもまたはべルト（１１）を開閉可能（１４）としたことを特徴と する請求の範囲前記各項のいずれか１項に記載の装置。