JPH02502661A - 電界放電の形成 - Google Patents

電界放電の形成

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JPH02502661A
JPH02502661A JP88500803A JP50080388A JPH02502661A JP H02502661 A JPH02502661 A JP H02502661A JP 88500803 A JP88500803 A JP 88500803A JP 50080388 A JP50080388 A JP 50080388A JP H02502661 A JPH02502661 A JP H02502661A
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ワード,マイケル・エイ・ブイ
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コンバッション・エレクトロマグネチックス・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電界放電の形成 〔発明および従来技術の背景〕 本発明は、燃料点火システムに関し、特に内燃機関における炭化水素燃料の燃焼 の火炎前面において電界放電を形成する如きシステムに関する。 燃料点火システムおよび内燃機関用燃料については、空気/燃料(空燃)混合気 の燃焼を改善する目的を以て多くの研究が行なわれてきた。特に、過去30年間 においては、燃料点火のための点火システム、特に、より高い機関圧縮比がより 高い内燃機関効率のため使用できるように、薄い空燃混合物の更に有効な燃焼の ため、また更に燃料自体のアンチノック特性の改善のための固有のクリーナの能 力改善のための研究が行なわれてきた。 従来技術の点火についての研究は、点火電圧および火花エネルギ内容の改善、お よび火炎前面における高い電ffl (EM)界の維持に集約されてきた。しか し、火炎前面に対する電気的な結合を実際に改善すること、および電気(放電) エネルギを吸収するための点火プラズマの供給源として炭化水素の空気/燃料の 火炎前面を使用することはそれほど注目されていなかったように思われる。 炭化水素燃料についての従来の研究は、主に燃料のアンチノック特性即ちオクタ ン価の改善、および燃料の揮発性についての研究に限られてきたように見える。 点火および燃焼の改善のための研究としては、燃料の燃焼プラズマ生成特性(即 ち、以下に述べる如きプラズマ価)の使用についてはほとんどあるいは全く注目 されていないように思われる。燃料についてのこのような限られた研究しかなか ったのは、少数の例外を除き、内燃機関における燃料の火炎プラズマ生成特性を 用いて薄い混合気の燃焼を改善するよう燃焼を電気的に誘起する実用的な提案が なされなかった故である。 火花点火の特質についての従来技術の研究は多数あり、例えば、E、 F、 0 bertの著書「内燃機関および空気汚染」532〜566頁の「火花点火機関 」(IntextEducational Publishers 1973年 刊)に要約される。 この0bertの研究およびその後のほとんどの研究は、火炎プラズマ特性につ いて論議していない。本出願人によるより以前の研究は、主として火炎プラズマ に対する非常に高い周波数(マイクロ波)の結合に限られてきた。例えば、燃焼 室内における高い電磁界の生成および維持についての研究が米国特許第3,93 4,566号および同第4,138,890号に開示されており、これにおいて は電磁気的に誘起された燃焼の概念が紹介されている。これらの場合においては 、EM誘起は、1000ボルト/Cl1l/大気圧程度の電界強さにより燃焼室 内に共鳴的に蓄積された高周波電界により全燃焼容積中に生じるようにすること ができ、火炎前面プラズマに中間の分子レベルを励起する。本出願人の他の従来 技術は、米国特許出願第779,790号に基いて米国特許出願第885,96 1号に開示されているが、これにおいてはrEM点火」といわれるシステムによ り火花点火プラグ付近にEM火炎前面誘起が生じる。 これら全ての場合においては、火炎プラズマと相互に作用する概念が重要である かあるいは役立つが、火炎放電点火が自然に生じる如何なる程度にも強化あるい は極大化し、あるいは火炎前面を強制的に点火火花回路に対する放電経路となる ようにする「点火」系統の再検討の論議は実際にはない。最も近い公知の従来技 術は本出願人のものであり、即ち、上記参照されたEM点大である。これによる と、EM火炎前面の誘起が火炎前面と結合する下記の如き大きなアンテナ型のプ ラグ尖端部を用いることにより生じる。即ち、1)二次パルスの高電圧の起生と 関連する予備放電電界、および2)火花をピストン面に接地することから生じる 火花プラグ部分における高周波(メガHz範囲の)EM電界である。これらの電 界は、数μ秒 (μ5ec)まで存続する。いずれの場合も、本発明の対象であ る。 更に、開示されたこのEM点火系統のアンテナ型プラグ尖端部について注意深く 検討すると、絶縁材料により側面が尖端を設けるかあるいはこれにより包囲され た略々収束する金属の先端部である絶縁端部が生じて、本発明に関して開示され るものよりは電界強さを著しく減じる。 更に、前に触れた場合および本出願人が知る全ての従来技術の研究においては、 火炎前面における電気的エネルギを選好的に吸収するため燃料自体を変えてその 火炎プラズマ特性を改善することの論議は存在しない。 燃料に関する多くの従来技術の研究は、主としてオクタン価を上昇させるため鉛 を使用することに関するものであって、鉛が燃焼後の区域あるいは本発明にとり て有害な火炎輪郭の「尾引き」領域により高い密度のプラズマを維持するため電 子とイオンの再結合係数を減じる関連従来技術である。同様に、燃料にアルカリ 土類金属(イオン化電位が低い)を付加すると大量の高密度のプラズマを点火中 に生じるが、このプラズマが主として燃料の加熱により生成されるため、プラズ マの密度輪郭は火炎温度輪郭に追従し、再び火炎の尾引き領域に大きなプラズマ を生じる。 他の関連する従来技術は、例えば、HilliardおよびWainberg  (r Nature」259  (1976年刊))による連続プラズマ流点火 装置の領域にあり、これにおいては余分な燃料がプラズマ流腔部に送られて、局 所的に濃密な燃焼火炎によりプラズマに化学エネルギを与える。このようなシス テムは、2種類の燃料を取扱う全ての関連問題を伴なう二種燃料形式のものであ る。 〔発明の要約) 本発明は、現存する点火原理および新しいEM点火概念を点火プロセスの内在部 分として高密度の化学的に生じた炭化水素の火炎プラズマを含むように拡げるこ とにより、「点火」に関する新しく具なる相関関係となるものと信じられるもの を取入れることに基き、点火に対する更に一般的で統合された試みが得られる結 果をもたらすものである。この新しい点火の相関結果から、新しい最適化された 点火系が創案され、これまで未解決であった点火の論争に対する解答が見出され た。 点火に対するこの新しい統合された試みにおいては、点火火花、初期火炎(プラ ズマ)および火花プラグ設置場所における電界が、進かに一般的な点火プロセス 全体の相互に関連して共存する特質即ち特性として注目される。これらの相互に 関連した点火プロセスを存効に結び付ける程度は、点火系全体の多寡を問わない 効果をもたらすものである。更に、このような種々の相互に関連する点火プロセ スを更に良好に結び付けけるため行なうこの試みは、主として取扱われる物理的 な諸条件あるいは環境に依存し、達成を試みる結果に依存する。 今日の水準技術の点火システムは、非常に大きな点火容積内の静電的かつ誘導的 な火花要素を更に最適な方法で包含するよう設計された最近開示されたEM点火 システムであると信じられる0本発明は、これらの特性に、前記の新しい相関関 係を取上げかつ首尾一貫した方法で電気火花放電特性、関連する電界および火花 放電の電界環境において結果として生じる火炎プラズマの挙動を含めることによ り成立つものである。この新しい相関関係は、ECD IおよびPFDIと呼ば れる新しい点火システム、およびEMT燃料と呼ばれるこのようなシステムのた めの更に最適化された燃料についての発明をもたらした。 これらの新しいシステムの第1のものは、自然に生じる電界(火花放電と関連す る)の火花プラグ位置に生じる初期の火炎前面プラズマに対する最適な結合を得 るべく意図により、「強化された従来の火花点火」(以下本文においては、時折 りECD Iシステムと呼ぶ)を提供する標準的な点火システムの修正である。 このシステムは、駆動する高効率高エネルギの従来のコイル、あるいは以下に述 べる以下本文において着火光たりより多くのエネルギを蓄えこれを標準的な点火 を何回も70乃至80%もの非常に高い有効で「火花」に供給するECDCCと 呼ぶ修正のいずれかを使用することができる。このECD Iシステムは、この ようなECDCCシステムを用いることが望まし新しい総合された試みから生じ る本発明の別の態様は、火花プラグの先端部の付近に依然としである間火炎が初 期火花の場所から遠去かる方向に伝搬するに伴ない火炎のプラズマの電気エネル ギの反復される放電を用いる。このような態様は、以下本文においては「パルス 化火炎放電点火J  (PFD I )と呼ぶ。更に、本発明のこの態様は、間 隔時間火花および火炎プラズマ放電特性と特殊な点火エネルギ供給システムおよ びプラグ構造による挙動とを組合せることにより最適化された薄い混合気点火シ ステムを提供して、初期の移動する火炎前面即ち火炎プラズマにおける「点火」 火花即ち放電を生じるようにする。本システムは更に、以下に述べる如き燃料の 比較的高い「プラズマ価」即ちrPRJ価を持つように選択された空気と炭化水 素燃料の点火された混合気における火炎の特性を生じる改善されたプラズマを含 むことによって改善される。 改善された(EMT)燃料に関して、火炎前面プラズマの前縁部から電気的な付 勢エネルギを減殺する火炎前面の背後に大きな「尾引き」プラズマを生じるため 、燃料中の鉛の使用は望ましくないことを知るべきである。同様に、本発明にお ける燃料のアルカリ土類金属添加物の使用は、もしその存在が火炎の尾引き領域 に主要なプラズマを生じ、このため電気的な付勢エネルギの初期火炎を減殺する 傾向があるならば望ましいものではない。 本発明のパルス化火炎放電点火の態様は、その実施基礎において、係属中の米国 特許出願第688,030号において記載される如き高エネルギおよび非常に高 い効率を有する高効率の電圧倍加コイルと、係属中の米国特許出願第885,9 61号に記載されたEM点火システムのアンテナ型プラグ先端部に規定される大 きなrEM点火容積」の概念とを有する。本発明は、(これに限定するものでは ないが、火花プラズマ温度および再結合係数、薄い炭化水素/空気の混合気の火 炎プラズマ密度および電子の中立衝突周波数(electron neutra lcallision frequency)、点火発生周波数、火炎速度およ び機関速度(RPM)、点火パルス列の時間的特性、火花プラグ先端部の構造お よびこれが取付けられる構造、およびピストン運動、およびピストン運動に対す る、そして更に一般的にはプラグ先端部における流体運動に対する前記構造およ びプラグ先端部の位置関係のようなもので)事前および事後の絶縁破壊の空間電 界強さく大きさと方向の両方)を規定するある点火パラメータの厳密さの認識に 基いている。これらのパラメータおよび構造は、本文の開示において選定される と、次いでパルス化火炎放電点火(以下本文では、時折りPFDIと呼ぶ)を得 ることができ、点火エネルギは火炎前面において減衰でき、火炎前面に数百ワッ トの電力を蓄えて非常に薄い混合気を燃焼させ・る強い電気的付勢エネルギを生 じるのである。 本発明において使用されるため選択される燃料は、火炎前面に高い即ち増強され た密度で、また他の場所では低い密度でプラズマを生成するように、即ちプラズ マを化学的に生成するように調整されることが望ましい。 このような増強措置は、燃料の炭化水素に対する炭素の比率即ちC/H比率を修 正し、また同時にプラズマの再結合係数を減じ尾引きプラズマを増大する添加物 を取除くことによって達成される。一般に、低イオン化性の金属の如き添加物は 、これまで高密度のプラズマの生成のため用いたよりも道かに少量でなければ使 用しないことが望ましい。このような微量の添加物は、尾引き密度が火炎前面密 度よりも道かに小さいことを前提として、特に前縁部における全火炎形状にわた る密度の僅かな増強作用をもたらすことが望ましい。 内燃機関における燃料として使用される時、上記の如き燃料は、望ましくは初期 燃焼領域における燃焼室内に保持される強い電界により誘起に適する火炎プラズ マ密度特性を生じる。この電気エネルギは、火炎前面プラズマにおいて、また限 界的には尾部において結合されて、火炎前面における強い分子の内部付勢を生じ て稀薄燃焼火炎のより速やかかつより完全な燃焼を助ける。本文に提起する斬新 な点火システムに関して更に重要なことは、このような燃料は非常に薄い混合気 の燃焼を可能にするその有効性を更に強化することである。 要点を繰返せば、本発明においては、点火は空気の単なる電気的な絶縁破壊と見 做すのではなく、混合気に対する高いまた更に高い電気エネルギ(それぞれ約1 00または500ワツト)の供給を部分的に特徴とするECD IおよびPFD I法のいずれを実現するかに従って多かれ少なかれ点火火花(特に、移動する「 火花」)となる火炎前面自体と結合される放電の形成と見做される。これを達成 するためには、火花および移動火炎のプラズマ放電の空間的および時間的変化を 伴なう電界の相互作用が新しい統合された相関関係から詳細に考察される。これ は、一部は、これまで明らかに関連付けられなかったこれらの点火プロセスがこ の新しい相関関係から結び付けることができるような諸条件を課して電気エネル ギが供給されるプロセスを初期の火花右部(の残余)即ち火花のチャネルのみで なく初期の火炎前面プラズマに対しても着火させるため、本出願人により米国特 許第688,030号および同第885,961号において開発された強力な新 しい点火技術および試みを用いることを目的とすることによってなされる。 〔発明の目的〕 本発明の主な目的は、火花放電の全長の大部分がプラグ先端部周囲の電界に対し 略々直角に燃料/空気の混合気(空燃混合気)内に延長し、かつ結果として生じ る初期火炎前面が依然として前記電界の影響下にある間電界に対し徐々に平行に 空燃混合気内に伝搬するように構成されたプラグを含む空燃混合気用の新しい改 善された点火システムの提供にある。 本発明の別の目的は、点火エネルギの大きな部分が火炎に供給される点火エネル ギを生じる火花点火装置を含む点火システムとの組合せにおいて、炭化水素の火 炎の高プラズマ生成特性を用いること、およびこのような火花からの火炎前面が 最初この火炎前面と平行な電界強さが増大する方向に移動する如きシステムを提 供することにある。 本発明の他の目的は、その長さの大部分が火花プラグ先端部における電界強さと 直交し、かつ火花から伝搬する火炎がその方向がプラグ構造および取付は面によ り規定される電界強さと徐々に平行になるように移動して、(CDCC)点火の これ以上のパルス動作と同時に電気的な「火花」放電が火炎前面内に形成されて 数百ワットまでの電力を火炎前面内に圧縮するように、またこれに対し前記エネ ルギが同じ最初(火花の残余)の場所で形成する火花に供給されて伝搬する火炎 にほとんどあるいは全く助けを生じないように、中程度の大きさの容量成分が( 望ましくはCDCC型の高効率(小さな巻線比)の電圧倍加点火コイルとの関連 において)形成されるように、多重パルス状の火炎放電点火を提供することにあ る。 本発明の他の目的は、低い火花放電電流(例えば、50乃至200rn A ) と関連する約500ボルトの高放電電圧対する結合状態を改善するシステムを提 供し、放電電流が100乃至400m Aの範囲内のピーク振幅を持つ正弦波形 を呈する如きシステムを提供し、火花に対する電界の大きな直角成分を与える突 起型火花プラグ先端部とより長い火炎経路と対応する長い点火期間を生じるプラ グ先端部におけるボタンの約2.54ma+ (約0.1インチ)の大きな火花 間隙を有する如きシステムを提供し、放電電界がこのボタンとプラグ・シェルに より画成されるより大きな容積にわたり火炎プラズマと結合されるようにするこ とにある。 本発明の他の目的は、燃料中の炭化水素に対する炭素の比率(C/H)が0.5 乃至2.0の範囲内にあって燃料の高いプラズマ価即ちPRを生じて電気エネル ギを結合する能力を改善するように修正された成分を炭化水素燃料に提供するこ とにある。 本発明の更に他の目的は、空気と燃料の混合気が点火される時、尾引き区域にお ける密度を不当に増大することなく火炎の全輪郭即ち火炎区域にわたるプラズマ 密度を増強するに充分な微量の低イオン化性材料が存在する如き燃料を提供し、 また微量以上ではないアルカリ土類金属、および点火と同時に結果として生じる 火炎プラズマ密度が純粋の炭化水素燃料/空気の燃焼の急速に低減するプラズマ の尾引き特性を依然として呈するプラズマ輪郭により増強されるに充分な量の1 種以上の別の化合物を任意に含む如き燃料を提供することに燃料の高オクタン価 と関連して、上記の如き点火された空燃混合気における火炎前面プラズマ密度生 成特性を増大することにある。 本発明の他の目的は、燃料の燃焼を電磁的に誘発する手法を用いる、連続流燃焼 システム、例えばタービンまたはバーナーとこのような高プラズマ密度生成燃料 の組合せを提供することにある。 本発明の他の目的は、順次パルス化される点火の「着火」と、火炎がプラグ先端 部から遠去かるように伝搬するに伴なって火花に対してほとんど直角にかつ火炎 に対しほとんど平行に分布される電界成分により先端部に予め放電開始電界分布 を生じるような輪郭を持つアンテナ型プラグ先端部とを特徴とするEM点火シス テムにおいてこのような燃料を使用することにある。 本発明の他の目的は、50%より大きな火花エネルギ供給効率を提供するシステ ム、即ち、望ましくは360乃至660ボルト間に充電された一層回路コンデン サと、一部が典型的な作動条件下で大きな点火容積および少なくとも200ボル トの大きなアーク燃焼電圧を生じる突起先端部を有する火花プラグに取付けられ た「ブーツ」 (またはプラグ自体)に含まれる約200pFの二次回路容量を 有する小さな巻線比の電圧倍加コイルを使用するCDCCシステムにおいて、こ のような燃料を使用することにある。 本発明の他の目的は、大きな容量成分と大きな振動正弦波の誘導成分とを有する 単一正弦波火花の順次の生成を特徴とする点火の「火花輪郭」を有し、このよう な密な間隔の単一正弦波形の火花が火花プラグ・シェルおよび(または)ピスト ン面に対して形成されてより長い持続期間の予備放電状態の局所的電界を生じ、 その後に火花プラグ先端部の周囲の火炎前面におけるある程度の放電状態が存在 するEM点火システムにおいて、このような燃料を使用することにある。 本発明の他の目的は、プラグの点火の全段階において存在する電界の収束を生じ るよう輪郭が与えられた部分的に絶縁された中心電極の先端部を持つ火花プラグ を使用することにあり、このプラグ先端部が、放電開始電圧を低減する円筒状プ ラグ端部を包囲する小さな円環状の領域に電界の収束のための、また更に、初期 火炎が初期火花場所から室内へ遠去かるように、またプラグの先端部を包囲する 大きな円環状間隙の周囲に伝搬するに伴ない、前記プラグ先端部が、初期火炎に 対して電気火花エネルギを案内1ノ結合するための1つのシートの双曲面に似た 略々円筒状の電界レンズとなるようにする。 本発明の他の目的は、最大径がプラグ先端部のセラミック絶縁管端部を丁度越え て突出しかつ電界の収束を更に改善しかつこれにより更に最適化された電界収束 レンズ・プラグ(即ちEFFLプラグ)を提供するためプラグ・レンズの一部と なるよう輪郭が与えられた小さな直径の腐食に耐える材料から作られた点火端部 ボタン先端部を有する如き収束レンズ・プラグの提供にある。 本発明の他の目的は、プラグ・シェル端部の輪郭およびシリンダ・ヘッドに関す る配置に関するこのようなEFFLプラグのプラグ先端部の輪郭を更に与えて、 前記プラグ先端部と前記の包囲する接地面との間の放電開始電圧を低下させて初 期火炎前面に対する結合を更に改善するように、前記プラグ接地シェル端部およ び(または)前記プラグ・シェル端部周囲のシリンダ・ヘッドの縁部からなる包 囲する接地面に対する収束を改善することにある。 本発明の他の目的は、絶縁材とプラグ接地シェルとの間の間隙が最小限度であっ て、プラグの点火端部付近のシェルの内側が約7.62乃至9.14o+m ( 0,30乃至0.36インチ)の全絶縁体の直径と、プラグの点火端部に置かれ た絶縁体断面が約5.59乃至6.60+o■(0,22乃至0.26インチ) の範囲内のより小さな全絶縁体の直径と、高電圧の金属製の点火端部ボタンの約 6.35mm (0,25提供する領域における直径が約2.29乃至3.05 a+s (0,09乃至0.12インチ)の中心部の高電圧の導体を包囲する厚 さが約2.54乃至3.05mm (0,1乃至0.12インチ)の絶縁体を有 する工業規格で14mmのねじを設けたシェル・プラグ用の如きEFFLプラグ を提供することにある。 本発明の他の目的は、約50p Fの容量のより小さな容量ブーツと、望ましく は高いインダクタンスおよび低い抵抗の火花プラグ・ワイヤとを含み、CDCC 点火システムの容量放電システムが絶縁筐体内部に点火コイルと共に含まれ、コ イルの一次電流経路を最小限度に抑えることにより高い点火システム効率を提供 し、改善された即ち最適化されたCDCC点火を規定する導電性材料の更に別の 筐体を用いることによりEMIが低減し得るCDCC点火システムを備える如き EFFLプラグを使用することにある。 本発明の他の目的は、望ましくは100 Aの電流における1ボルトの順方向降 下の火花パルス動作スイッチとして低い順方向降下SCRを使用し、またSCR の点火中のSCRトリガー・ゲートに負のバイアスを自然かつ単に与えてSCR の回復時間を短縮しかつ本発明における最適化された点火パルス列を生じる高速 遮断回路によりもたらされる80乃至100μ秒の短い持続期間の密な間隔の多 重火花パルスを生じることができる高効率の容量放電点火システムを提供するこ とにある。 本発明の他の目的は、SCRのラッチ動作なしに点火が最小のパルス点火時間( 現在の低い順方向電圧SCRにおいて80μ秒)を持ち得るように、またこれに より点火動作層たり多数の火花パルス、例えば低い機関RPMでIOlまた高速 RPMにおいて少なくとも3つの火花パルスを生じ得るように前記高速SCR遮 断回路を含めることにより、またCEI点火システムと定義される最適化された PDIシステムを提供するように点火システムのパラメータを更に調整し洗練す ることによって、前記の改善されたCDCC点火システムを最適化することにあ る。 本発明の他の目的は、約100μ秒のより短い火花パルス周期および小さな一層 コイル巻線数、即ち使用される一次電圧に応じてlO乃至30回の巻線数を持ち 、望ましくは改善されたECD Iシステムの放電コンデンサに蓄えられる比較 的低いエネルギを補充するための再充電回路を持つやや高いピーク電流(即ち、 約IA)のECD Iシステムを提供することにある(即ち、標準的なPCIシ ステムにおける300乃至500ミリジユールに対して、100乃至300ミリ ジユール)。 本発明の他の目的については、一部が以下において明らかになり、また本文に記 されよう。従って、本発明は、構造、要素の組合せおよび部品の配置を含む装置 と、いくつかのステップおよび1つ以上のかかるステップ相互に関する関係を含 む方法とを構成し、その全ては以降の詳細な説明において例示され、その用途の 範囲は請求の範囲において記載されよう。 本発明の性格および目的を更によく理解するため、添付図面に関して以降の詳細 な説明を参照すべきである。 (図面の簡単な説明〕 第1図は、火花間隙を規定しかつ種々の火花特性を示す標準的な火花プラグ先端 部の理想化された部分的な断面図、 第1a図は、先端部周囲の電界分布を示す内燃機関室の端部付近に取付けられた EM点火システムのアンテナ型火花プラグ先端部の部分的断面図、 第1b図は、第1図に示される如き標準的な火花プラグの典型的な電圧/電流間 の放電特性のグラフ、第2図は、初期火花即ちアークと伝搬する火炎前面の双方 に関するプラグ先端部構造により規定される電界分布図をも含む、本発明の原理 を実施した特にECD 1システムにおいて有効な突出型火花プラグ先端部の理 想化された部分縦断面図、 第2a図は、初期火花の位置を制御するローブを含む第2図のプラグ先端部に関 する断面図、第2b図および第2C図は、第2図および第2a図のプラグ先端部 を備えた点火システムと関連して使用される望ましい放電電流/電圧カーブを示 すグラフ、第2d図は、本発明の原理を実施した、特にPFDIシステムにおい て有効な突出型火花プラグ先端部を示し、火花に対し直角をなしかつ伝搬する火 炎前面プラズマに対し更に平行な電界を示す理想化された部分縦断面図、 第3図は、あるモデルの一次元の火炎の火炎前面における典型的な熱の解放、プ ラズマ密度および温度の空間的な分布を示すグラフ、 第3a図は、本発明の火炎プラズマ密度分布n (0゜φ、f)対標準的な燃料 および望ましい燃料の燃料/空気の相当比率を示すグラフ、 第4図は、1つの短い持続時間の初期火花の初期アーク密度/時間分布および火 花により開始される4つの相当比率の火炎に対する火炎密度分布を示すグラフ、 第5図は、アンテナ型火花プラグ先端部および非常に薄い望ましい燃料の火炎を 用いて本発明の点火システムにおける多重火花アークおよび続いて生じる火炎プ ラズマの時間の関数としてプラズマ密度特性を示すグラフ、 第6図は、標準的な燃料に関して本発明により処理されたある範囲の燃料におけ る火炎位置の関数として密度分布n (x、φ=1.f)を示すグラフ、第7図 は、PFDIシステムまたはECD Iシステムのいずれかにおける使用に適す る単独にあるいは第8図のブーツと共に使用される望ましい火花プラグを示す理 想化された断面図、 第8図は、特にPFDIシステムにおける使用に適する望ましい容量型ブーツを 備えた望ましいプラグを示す理想化された部分断面図、 第8a図は、第8図の実!!様の等価回路を示す概略図、 第9図は、種々の時間に依存するプラズマの形成および時間的減少を示す非常に 薄い炭化水素燃料/空気の混合気を用いて″Jj重火花CDCCシステムである ことが望ましいPFDIシステムにおける点火から結果として生じる時間の関数 として火花および火炎プラズマの分布を示すグラフ、 第9ab図乃至第9af図は、連続する各点火における時間の関数として火花お よび火炎プラズマ(電界方向に関する)大きさおよび位置を示す第2d図のPF DI火花プラグ先端部の一連の部分断面図、第9b図は、各前面に重ねられた平 均電界の方向における連続する各点火動作(第10図により例示されるシステム の第9図および第9a図により示される)における時間の関数として火花および 火炎前面プラズマの相対的大きさおよび方向を示すグラフ、第10図は、EM干 渉抑制回路およびケーブルを有する容量性放電回路を含む多重シリンダ内燃機関 における使用に適する本発明の完全なPFDIシステムの望ましい実施態様を示 す一部が概略図の理想化された部分ブロック図、 第11図は、同時に端部ボタンの大きさを小さくしかつ絶縁体の表面から遠去か るよう初期火花パルスを保持しながら、初期の火炎が伝搬することにより初期伝 播火炎前面に対する電気エネルギの結合を改善するシリンダ・ヘッド領域の付近 に電界を収束する原理を実施するように円環状間隙を画成し輪郭を与えた電界収 束レンズ(EFFL)火花プラグ端部を示す部分縦断面図。 第11a図は、略々焦点の円形縁部として働くと共に内部に形成された初期火花 パルスから単一の点火システムの以降の火花パルスへの徐々の遷移を生じるよう に更に輪郭を与えたシェル端部な有する18mmプラグに基いて第11図と比較 される変更設計のEFFL火花プラグのプラグ端部を示す部分縦断面図、第11 b図は、絶縁体端部が初期火花パルスを絶縁体表面から遠去かるように保持する ことを助けるためやや大きな端部直径を提供するような輪郭を更に与えられた第 11図と比較される変更設計のEFFLプラグを示す半分の部分縦断面図、 第11c図は、放電開始電圧を減じである最大出力電圧に対する比較的大きな火 花間隙を生じるように、シェル端部の縁部に対してプラグ先端部のレンズが直接 収束するように輪郭を与えたプラグ先端部およびシェル端部を有する、第11図 と比較される変更設計のEFFLプラグを示す部分縦断面図、 第1id図は、プラグ先端部のレンズがシェル端部をやや越えてかつシリンダ・ ヘッド縁部付近で収束するように、またシェルの内端面が、電界収束効果と組合 せて火花パルスが外方およびプラグ端部により画成される円環状間隙周囲に移動 するよう付勢されるように、緩やかな勾配を形成するような輪郭が与えられたプ ラグ端部およびシェル端部を苔する、第月図と比較される変更設計のEFFLプ ラグを示す部分縦断面図、 第1ie図は、プラグ先端部のレンズと組合せて、更にプラグ端部ボタンとプラ グ・シェル縁部との間の電界を強化するのを助ける部分的な電界レンズとなるよ うな輪郭を更に与えたシェルの内端面を有する、第11図と比較される変更設計 のEFFLプラグを示す部分縦断面図、 第11f図は、火花プラグ端部ボタンに対し収束する更に別の電界を生じるため プラグ・シェルの内側に沿って輪郭が与えられた機関のシリンダの側壁面付近に 置かれた第11図と比較される変更設計のEFFLプラグを示す部分縦断面図、 第11f f図は、プラグ先端部レンズと組合せて、プラグ端部ボタンとプラグ ・シェルの内部点との間の電界を更に強化する電界レンズを形成するような輪郭 が与えらjた内表面を有する余分に延長されたシェル端部を有する理想化された EFFLプラグを示す部分縦断面図、 第12図は、望ましい高いインダクタンス、低い抵抗、低いEMr火花プラグ・ ワイヤが結合される望ましい特に簡単で柔軟性に富む低いEMIの中程度のキャ パシタンス(30乃至50pF)を有する特に簡単な構造のEFFLプラグを示 す理想化された部分断面図、および 第13図は、多重シリンダ内燃機関における使用に適するCEI点火と呼ばれる 本発明の最適化された点火形態の望ましい実施態様を示す一部概略図の理想化さ れた部分ブロック図である。 〔塗す令や望ましい実施態様の説明〕 EMF、焼銹起の出現により、また最近は更に実際的なEM点大手法の出現によ り、炭化水素燃料/空気混合気に対する点火システムを電気的に絶縁された即ち 独立的な火花発生器としてではなく、点火システムあるいは電気回路の一部とし て空気/燃料燃焼混合気の火炎プラズマ特性を含む更に一般的なシステムとして 見るという考えが導入された。火花放電プラズマの空間/時間特性に照して更に 考察すると、実質的に改善されたシステム(本発明を実施する)、即ち、典型的 に100ワツトの火花電力を生じる標準的な点火(ECD r )に基いて比較 的低い電力の態様、および典型的に500ワツトを生じるEM点火(PFD I  )に基〈比較的高い電力の態様が開発された。 両方のシステムにおいて、火花プラグが取付けられる表面に関してこの火花プラ グの先端部の再構成が行なわれる。「従来のグロー放電」の数百mAの電流ある いは「従来のアーク放電」の1乃至2Aの電流で作動する高エネルギ/高効率点 火(CDCCシステム)と関連して再構成されたこのようなプラグ先端部を使用 することにより、また約50乃至200mAの範囲内の電流に対して存在する高 い電界を介して、あるいは初期火炎前面自体を数百ワットまでの電力(A電流の 範囲内)を吸収することによりシステムの稀薄燃焼能力を著しく改善する隼力な 火花放電プラズマに強制的にすることによって、実質的な点火エネルギを火炎前 面と結合することができる。 本発明のこの「低」電流即ちECD I態様は、大きな火炎経路において約2. 54mm (0,1インチ)の間隙を持つやや突出した特殊な形式の火花プラグ 先端部を使用即ちPFDI態様においては、更に突出する長さが約5.08mm  (0,2インチ)プラグ先端部が用いられ、初期火花が主として電界の強さに 直角をなすように形成され、その結果以降の点火パルスにおいて減衰する点火火 花プラズマとの結合が非常に貧弱であるが、火炎前面が電界と徐々に平行となっ て電力を吸収し得る故に初期火花から伝播する火炎との結合が強くなる。火炎前 面自体が点火火花となり、点火回路がこれを介して完成される。 燃料自体を変更することにより更に稀薄な燃焼を実現するためこれらの効果を更 に強化することができ、その結果電界エネルギをその空燃混合気の火炎前面プラ ズマと更に容易に結合することができるようになる。このような燃料はEMT燃 料と呼ばれている。 このように変更された燃料は、燃焼中化学的イオン化現象により生じる火炎前面 における通常の電子プラズマ密度より高い密度を有することを特徴とする。この 燃料は、1付近、更に一般的には0.5乃至2.0の範囲内のC/H比率を有す るのが望ましい。微量のアルカリ土類金属を、適当なC/H比率(0,5乃至2 .0)の燃料、および(または)望ましくは尾引きプラズマを迅速に強制的に減 衰させる全プラズマ再結合係数の燃料と組合せて使用することができる。 火炎の有効な誘起は、このようなEMT燃料を着火中点火がオン/オフ状態に交 番され得、火炎前面の領域に連続的な高低の電界を生じる内燃機関において使用 することによフて達成される。このように、電気エネルギは、必要とされる火炎 前面プラズマにおいて結合され、また連続する火花プラズマおよび火炎背後の尾 引きプラズマとより少ない程度に結合され、即ち、化学的に生じた火炎前面プラ ズマが体積および強さにおいて徐々に生長して火炎がrEM制御容積」 (空気 /燃料火炎プラズマが影響を受ける容N)内にある間連続パルスにおける、より 多くの電気エネルギを徐々に吸収しながら、パルス動作が火花および尾引きプラ ズマが電界のオフ期間中に減衰させられることを保証する。 本発明の変更された燃料(EMT燃料)は、燃料が燃焼区域に共鳴的に蓄えられ たEM電界と関連して使用することができるガス・タービンから、それぞれ初期 火花および伝搬する火炎前面プラズマと関連する主要な直角および平行の電界に より大きなEM制御容積を生じるための突起火花プラグ先端部を用いて燃料がE M点火と関連して使用することができるham燃焼型往復機関およびロータリー 機関まで全ての内燃(IC)機関において使用することができる。このような燃 料はまた。タービンと類似する作動を育するバーナーにも使用可能である。 第1図は、側面において先端絶縁体18により包囲された直径「2a」の中心の 金属電極11を含む従来技術形式の火花プラグlOの先端部を示す部分縦断面図 である。電Villは、接地電極13に対して巾「h」の火花間W、17を画成 する未絶縁の一端部を有する。また、本出願人により間隙17における誘電体の 絶縁破壊と同時に形成される初期の容量成分と、典型的には標準的な誘導型点火 システムのコイルに蓄えられた磁気エネルギの供給から結果として生じる「誘導 」成分が後続する高電圧の二次容量の以降の放電、および電! (EM)電界成 分16(電界方向を指す矢印のある実線)を含むように規定された火花14も示 されるが、このような電界はここでは本出願人により全ての点火相において存在 (共存)することが要求される。 第1a図は、電界線16a%16aaがその影響力を有する拡大された領域、即 ちEM副制御容積19を示す係属中の米国特許出願第885,961号において 本出願人により最近開示された従来技術の「アンテナ型」の火花プラグ先端部の 部分縦断面図である。この構造においては、プラグ先端部11aは、図示の如く ピストン13bに対して火花+4aaを(ならびに、プラグ・シェル+3aに対 して火花14aを)更に容易に形成するように電界を収束することができるよう 略々尖端部とされている。 時に、このプラグにより生じた火花(即ち、火花14a)はその方向が電界Eに 対してほとんど直角をなし得るが、その結果生じる火炎15a(図中、クロスハ ツチで示される)もまた電界に対してほとんど直角となり、大きな成分Enに対 し大きな接線成分Etを存し、後者の方が望ましい。更に、先端部11aの円錐 形状および外方に延長する尖端部を有する絶縁体の先端部18aは。 先端部11aの表面とシリンダ・ヘッド12の表面12aとの間の大きく湾曲し た経路長さの故に、電界(線16a)の強さを減殺する。電界に対して平行な火 花14aaの場合は、本発明の効果は全く得られない。 米国特許出願第885 、961号に開示されるものと類似する火花プラグは、 (主ワイヤ11はど突出せずかつ同じ直径を有する先端部11aを除いて) 1 985年の1.3リツターのフォードのEscort機間に搭載された。この機 関は、高オクタンの無鉛燃料を用いて優れた稀薄燃焼結果を生じた。しかし、機 関が第1a図に示したものと類似する燃焼室の一端部付近の湾曲面の付近に置か れた火花プラグを有する半ヘッド型のものであるため、プラグのねじ先端部は必 然的にシリンダ面より大きく突出して、最良の結果を達成した(これがシリンダ 面へ収束する電界を減じるため、本発明の教示内容とは矛盾する)。 先端部自体および絶縁体先端部の円錐形状は更に、既に第1a図に関して指摘し たように、ここでは望ましいと思われるものよりも電界強さを減じた。更にまた 、火花がシリンダ・ヘッドの左側(第1a図参照)に形成された時は常に、この 火花から伝播する火炎前面と結合する電界は、電界がこの火花とほとんど直角を なすため貧弱であった。 第1b図は、第1図のプラグの典型的な電圧/電流の放電特性を示し、更に本発 明において問題の3つの主なgI@、即ち約50m Aまでのカーブの該当部分 (および約500ボルトの電位)として定義されるグロー放電領域Iと、約50 m Aの電流(約500ボルトの電圧)と約2Aの電流(50ボルトの電圧)と の間のカーブの該当部分として定義される遷移領@IIと、2Aより大きな電流 に対する40ボルトの略々一定の電圧で定義されるアーク放電領域IIIを示す 。 本発明のシステムの2つの主な態様(ECD IおよびPFD 1 )について 記述する目的のため、過渡的グロー放電に対してTGDとして、また過渡的アー ク放電に対してTADとして示される領@I工の2つのサブ領域がある。領域T GDは40乃至400mAの電流範囲にわたり、また領域TADは400mA乃 至2Aの範囲にわたる。ECD IおよびPFDIシステムは、以降の論議にお いて判るように、それぞれTGDおよびTAD領域によって定義される。 再び第1図において、典型的な従来技術の50m Aの火花電流の場合は、(空 気中、あるいは典型的には空気/燃料混合気における)火花間隙17における電 圧は略々500ボルトであり、約1.0 m+n (0,040インチ)の間隙 中りにおいて5000ポルト/Cl11の電界の強さを表わしている。ここで電 界即ち電界の火炎の誘起の相関関係から見ると、この表記が点火火花と共に機関 あるいはバーナーの作動のほとんど全ての使用条件下で火花間[17に炭化水素 燃料/空気混合気の火炎を誘起するため要求される強さく1000ボルト/cy a/大気圧)の電界が存在することが判るであろう。ここで、火炎の電界誘起は 低電流の(200mAより小さな)火花点火のこれまで認識されなかった主な特 徴であることが表明される。確かに、このことが妥当する許りでなく、一旦この ことが受入れられると、いくつかの長い間の点火の論争もまた解消され、「点火 の電気および熱理論」の確証を助けると思われる。 1つのこのような論争は、点火における電流の大きさの役割に関するものである 。Bosch Technical Report1977年第5号は、電流が 25m Aから50m A、また100mAに増加される時、稀薄な混合気が点 火する能力が徐々に増え、従ってもし電流が更に200mA、更に400mAへ の増加するならば限界に達することが示されている。ztb図を参照して判るよ うに、電流が300mAから増加するにつれて、電界の強さは、200mA以上 では火炎を強化するための限界値となるまで徐々に低下する。即ち、電流が増加 する伴ない、電界の強さは点火8部の大きさく電流)との兼合いとなる。 このような兼合いは、充分な電界が依然として火花間隙の燃焼反応を強化するよ う維持され得るため、100乃至200m Aまでは非常に望ましい。400m Aを越えると、電界の強さは失われ、電流による点火能力についての観察と一致 する。更に、約IAのピーク電流においては、システムの点火能力は場合によっ ては100mAにおける能力より小さくなることが観察されてきた。、IAにお いては、火花間隙における電界が標準的な間隙において50ボルトとなり、 1 00 mAにおけると同じ間隙に対するエネルギ供給を表わすため、この差はI Aの電流レベルにおけるフィールドの強化の喪失によるものと結論し得る。 別のこれまで未解決の問題はHancock等のrSAE論文86032]J   (1986年)による測定に関するもので、それぞれ化学量論的な火炎と稀薄 火炎における最適の最小点火持続期間を0.4および0.6ミリ秒とするもので ある。ミリ秒当たり2.4 mmの火炎速度および間隙17の1.0 mmの半 径においては、横断時間は0.4ミリ秒で、これを越えると火花の持続期間を延 長してもこれ以上の点火の改善がない(火花間隙においてほとんど流体の移動が ない静止燃焼の場合)ものとしてHancockが測定したものと等しい。これ は、火炎が間隙にある間電気的に強化されるという観点の更なる確認であること が提出された。火炎速度が空燃混合比と共に低下することが知られるため、混合 気が薄くなるに伴ない増加される時間は一定となる。2.4 mm/ミリ秒の火 炎速度は、40cm/秒のガソリンの火炎速度の6倍であり、初期火炎の6倍の 膨張効果と対応する、即ち火炎の温度は気体温度の6倍となる。 最後に、Hancock等は、点火時期および間隙中の関数として周期単位の変 化(CBCV)における差異を図解している。特に、顕著な差異が、間隙中が3 .0mmの場合(差異が認められない場合の0.9 amと対比)の上死点前( BTDC)32および55°の点火時期と対応するCBCV対アーク持続時間の カーブの形状および大きさの双方において見出される。ここで、この差異が電界 の強化効果によるものであること、即ち7.5の圧縮比の機関の略々三分の−の 負荷設定において、32および55°のBTDCでは、空気密度がそれぞれ略々 2および1気圧の圧力のシリンダ内の付加圧力と対応することが表明される。  3.0 mmの間隙中および500ポルトの仮定されたアーク電圧の場合、この 空気密度は更にそれぞれ750および1,500ボルト/cm/大気圧(v / cta/ a )の電界強さと対応する。しかし、これは本発明の教示と正確に 一致すること、即ち、750 v / ctrr/ aの値においては、電界の 強さが前記間隙内の火炎を誘起する上で限界的に有効であり、20%の貧弱なC BCVでは比較的平担なCBCV/アーク持続時間カーブを生じるが、1.50 0 v / cm/ aの場合は、電界の強さは全く有効で、火炎が前記間隙内 にあり(¥4界の誘起を受ける)時間と対応する0、5ミリ秒において10%ま でのCBCVにおける鋭い降下を示している。0.911101の間隙中の場合 は、CB CV/アーク持続時間カーブの挙動における差異は、次に説明される 32および55°のBTDCにおける点火時期では示されないが、これは電界が 両方の場合において非常に高い、即ち両方の場合において強い誘起を生じる2、 500および5,000 v / cta/ aであるためである。 従って、本発明は、間隙サイズの増加(電界が800v / cra/ aより 減じる地点までは増加されない)に加えて、電極の間隙領域を増加し、このため 対応算して電界の強化された火炎の移動長さおよび火花め持続期を増加すること により、標準的な点火システムを最適化する働きがある。このような場合、火花 電流は典型的に約200ボルトの放電電圧と対応する約300mAの値から始め 、徐々に降下して電圧を増加しかつ電界誘起効果を増加する。W、理においては 、このような増強は制限のない経路長さに対して拡張できるが、実際の制限は維 持できる電界の強さである。 第2図は、低電流の電界の強化された従来の放電点火、即ち本発明のECDIB 様を更に最適化して使用するために適する火花プラグの部分縦断面図である。 このプラグは、それ自体接地電極がないという点において第1図に示される従来 技術のプラグとは実質的に具なり、またこれが耐腐食性のある金属プラグ先端部 、即ち以下に定義される少なくとも長さ2L1において略々一定の約1.52乃 至2.03mm (0,06乃至0.08インチ)の厚さの電気的に絶縁性のあ る層28により覆われた直径が典型的に約2.29mm (0−090インチ) である軸方向に配置された導体21上に取付けられた(略々平担な外側面29b を持つ)耐腐食性の大きな金属プラグ先端部即ち「ボタン」21aを含むという 点において第1a図の従来技術の形式のプラグとは大きく異なっている。層28 の外表面には、約0.51乃至1.02ma+ (0,02乃至0.04インチ )の範囲の均一な距離だけ中心ワイヤ21から隔てられた突出する円筒状の端部 23aを含む導電性のあるプラグ・シェル23が配置されている。ボタン2]a と端部23aの底部との間の軸方向距離として定義される長さ「Ll」は、約1 .52乃至3.05a+m (0,06乃至0.12インチ)の範囲内にある。 ボタン2]aの円筒周部の一部は、先端部から遠去かる方向にワイヤ21の軸心 に対して約45°の角度で円錐台29aを形成している。従って、略々円環状の 間隙27が円錐台29aと部分23a間に形成され、必要に応じて大きな点火容 積を提供する。ボタン21aの周部な円錐台として形成することにより提供され る形状は、更に重要な2つの利点を供する。即ち、間隙27における電界を強化 すること、およびにッケル合金であることが望ましいボタン21aの比較的大き な質量の故に)点火火花からの表面腐食の悪影響を減じることである。 第2a図は、中心部の導体21bが絶縁層28aで包囲され、いくつかのローブ 26a、26b 、 26c 、 26dが絶縁体28aの表面に小さな間隙g oを形成することによりこれら間隙における電界を強化する第2図のC5により 第2図のプラグ先端部を調べると、その火炎経路の長さおよびこのためその電界 強化容積が第1図のそれよりも著しく大きいことが判る。この電界が強化された 容積はまた、比較的小さな量だけ火炎経路を増加させるという付加的な利点を有 するボタン面29aを横切る大きな接地電極を付加することにより増加すること ができる。しかし、この利点は、大きな熱吸収接地電極の短所により更に相殺さ れ、電力の供給が比較的少ないため、比較的長い火花の持続期間を提供すること が更に容易となる。火花および電界を相互に平行にすることに対してこのプラグ 先端部の形状により決定される相互にある角度を呈することもまた不利となる。 図示された望ましい構造においては、火花24はシェル部分23aと絶縁体の表 面28との間の間隙goにわたる局所的な初期絶縁破壊を形成し、前記絶縁体を 横切って略々全点火電圧が加えられる。従フて、局所的な放電プラズマは(他の 電極を求めて)絶縁体の表面に沿って移動し、それ自体をボタン2]a上に止め て電界線26に対してほとんど直角の火花方向を規定し、火炎前面25(クロス ハツチで示される)は電界線26に対して徐々に平行になるよう遠去かるように 移動する。火花24は略々電界に対して直角である故に、比較的高い初期(過渡 的)アーク電圧v arcが得られ、0.I Aにおいて通常500ボルトの1 蚤となり、このため放電サイクルの一部の間にある間隙長さ「Lg」にわたり比 較的高い電界を生じる。 更にまた、第2d図に関して更に詳細に論述するように、火炎前面25に対する 結合が改善されるが、これは電界線26が火炎前面に対して(火花から遠去かる ように)徐々に更に平行となるためである。更に、ディストリビュータが使用さ れる自動車の用途においては、第1O図に関して論述するように、更に大きな火 花間隙電圧Varc  (ロータの間隙電圧V rotorに膀る)によって全 効率が改善される。 このように記述した(ECD I )システムは、米国特許出願第688,03 0号において述べたCDCC形式の点火システムに対する修正を用いることによ り更に改善される。提案されたこの修正は、従来のシステムにおいて用いられた 一次巻線数の略々5倍、および−次エネルギの蓄積キャパシタンスの約半分を用 いて、従来の(CDCC)システムの略々1/8の初期ピーク電流即ち300m Aおよび正弦波の周期の略々5倍(例えば、0.4ミリ秒)を正弦波電流に与え る。このように、3ミリ秒の持続期間の点火放電が8回の完全振動で容易に達成 することができる。コイルの巻線比は50、キャパシタンスは、約350ボルト まで充電されて0.3ジュールの蓄積エネルギを生じる4μFであることが望ま しい。 このような修正されたコイルに対する実際の構造は、断面が約645 a+a+ 2(1平方インチ)、巻線長さが約63.5a+a+ (2,5インチ)であり 、#14番手の一次線(#13乃至#15)を約100回、および#28番手の 二次ワイヤを5,000回巻いて60乃至80%の非常に高い全効率を提供する 標準的なU字形コア/1字形バーの組合せを使用することが望ましい。このよう なシステムは、例えば20:1乃至21:IAFRの如き中程度の稀薄燃焼が要 求され、またコスト(以下に述べるOEMに更に好適なPFDIシステムに対し て)が更に重要である仕様変更用途において特に関心の対象となろう。 この修正された点火システム(以下においては、しばしばECDCCと呼ばわる )は、第2b図、第2C図に示されるように多重パルス点火モードで使用される ことが望ましく、同図においては参照番号122および123が正弦波電流の2 つの半分を表わし、参照番号122a、123aが対応するアーク電圧波形を表 わし、400μ秒の周期およびパルス間の期間が100μ秒(即ち、0乃至25 0μ秒)であり、その結果以降の「火花J 124 /125 、126 /1 27等は更に可能な改善のため移動火炎前面プラズマに形成する機会が生じるよ うにする。明らかに、300mAは強い初期火炎前面を生じる最初のピークとし て選定されたが、電流の正弦波の性質は200mAにおいて重要な持続期間を生 じ、こわにおいては電界の強化は電圧122a/123aと同程度に大きい。連 続的な半波形の電流ピークが徐々に200mAまで減衰すると、電圧は最大値を とりこの値において略々平坦(一定)となる、即ち電圧波形122a、123a 、 124a、 125a、126a、  127aが徐々に平坦となり、火炎 の最大強さにおけるピーク電圧付近でより大きなアーク時間が責やされるため、 電界の強さは最大となる。第1b図においては、今定義したECD Iシステム か必要に応して定義されたTGD領域内で作動されることが判る。 このようなECD Iシステムの典型的なエネルギ供給速度は 100ワツト、 即ち平均電流を200mAおよびアーク燃焼電圧を500ボルトとすると、標準 的な点火の5倍となる。電力供給速度を増加するため、独立変数を修正する、即 ち火花電流または火花間隙の大きさを増加することを試み勝ちである。しかし、 (間隙は一定のままで)火花電流を増すと、(全利得を零として)電圧の低下お よび電界の強さの低下を伴なう。間隙サイズを増すと電界の強さを低減する。 示唆されることは、エネルギ供給速度を増すためには他の試みを行なわねばなら ないことであり、これが本発明の他の特質即ちPFDr特性をもたらしたのであ る。この特質においては、電界放電の強化(ECD I )が打切られ、米国特 許出願第688,030号のCDCCシステムにより(実際に、コスト効率のよ い方法で)提供することができる数アンペアのピークである進かに大きな電流が 使用される。この比較的低いアーク燃焼電圧は、第2図のプラグ先端部を第2d 図に示されるものまで更に延長することにより増加され、火花に対し約500ワ ツトの更に高い電力を提供するが、電界が小さな時は初期火炎前面に対しては比 較的小さな電力を提供する。その結果、(本発明のPFDI態様に到達するには )別のステップ、即ちプラグ構造、燃料燃焼特性、火花放電特性および点火シス テムの特性に限定されるのではないがこれを含むパラメータの調整と関連して点 火を反復的に脈動させることにより火炎前面において実際のプラズマ放電を形成 することが行なわれる。以下は、本発明のPFDI態様の望ましい実施態様およ びその作動原理の理解のため必要な分析の説明が続く。 同じ番号が(第2図に関して)類似の部分を示す第2d図においては、典型的に 約5.08+am (0,2インチ)と等しい長さL2だけシェル23を越えて かなり延長されたプラグ先端部30が示されている。先端部30は間隙30a( 巾gl)に比して長いため、電界線26は火花6部24a(キャパシタンス火花 成分)の大部分に対し略々直角をなし、こわが(状況に応じて)存在する火花あ るいは残余の火花即ち火花残部に対する電界の結合を減じる。 このような形態においては、強化された点火を生じるために必要である(が、充 分でない)条件のいくつかが確保されるが、火花放電と関連する電界が火炎の強 化を提供する先に述べたECD I型についてのものではなく、むしろ火炎前面 プラズマ自体が点火プラズマとなる「パルス化火炎放電点火」についてのもので ある。即ち、クロスハツチ線で典型的に25a、25b525cにおいて示され る火炎前面が火花24aよりも電界に対して平行な道かに多くのその前面を有す るため、また火花が電界即ち直角方向成分Enを排除しようとする本例では優勢 である非常に高密度のプラズマであるため、有効な結合が火炎に対して生じ得る が、初期の絶縁破壊後は火花に対して電気エネルギはほとんど結合され得ない。 しかし、放電電界が低い(1乃至3Aの比較的高いピーク電流に対して)ため、 火炎前面自体が放電プラズマとなるように点火がパルス化される別の(PFDT )の試みが用いられる。換言すれば、火花、火炎プラズマ、点火および電界(一 部はプラグおよび取付は構造部の形状により支配される)を用いて、この用途に 設計されかつ正確にパルス化されたCDCC点火システムにおいては、弱い非常 に稀薄な火炎に対して数百ワットの電力を供給して大きな比率の火炎誘起を生じ るため、点火放電を火炎前面にわたって生じるようにさせることができる。 更に、第2d図のプラグ先端部の望ましい実施態様は、円の略々90°の弧を表 わす面29aでボタン21aにおいて終る直径が約2.29mm (0,09イ ンチ)を持つ中心部導体21を持つことが望ましい。プラグ・シェルは、シリン ダ・ヘッドの面22aから約25.41111 (1インチ)の1/32乃至3 /32だけ凹んで、長さ「L2」の略々三分の二である「Lo」で示される長さ を画成することが望ましい。絶縁体28は、その面が略々垂直(導体21に対し て平行)であり、その厚さが約1.52乃至2.29mm(0,06乃至0.0 9インチ)である。間隙g1は、約0.51乃至1.52mm (0,02乃至 0.06インチ)の範囲内にあり、望ましくは約1.02mm (0,04イン チ)である。このような形状により、火花24aの形成は電界に対してその大部 分が直角をなして生じる。第1の火炎前面25aは、第1の火花放電の端部にお いて火花6部24aを包囲する銹導領域24bから結果として生じる。火炎前面 25bおよび25cは、図に示した尺度においてIIIIIOだけ隔てられ、火 炎速度を倍加する中速(1,00ORPM)の機関速度が生じる空気流を仮定し て、火炎前面位置を】/4および】72ミリ秒後に表わす。このように、火炎前 面25cは電界に対して非常に強く結合するが、これはその前面が電界に対して ほとんど完全に平行であるためであり、この電界は図に示した形状の故に比較的 大きな強さを有し、即ち経路長さrLgJが長さ「L」よりも僅かに長く、電界 の大きさ「E」がE=V/Lg(但し、■は導体21aにおける電圧)で与えら れる。 更に、図に示されるように、火炎前面25cの場所には電界線(線26の集合) のいくらかの収束があり、この火炎前面における放電の形成を更に助ける。この ように、もし点火が反復的に例えば1/4ミリ秒毎にオン/オフパルス動作して 火炎前面が25cにより示される場所にある時はオンのパルス動作が生じるよう にするならば、放電が火炎前面25c内に形成されることが前提となる。この状 態がどんな程度に生じさせられるかは、一旦火炎前面プラズマおよび他の特性が 検討されればより正確に定義することができ、これは第3図乃至第6図に関して 、また更に点火システムの特性に関して記載した望ましい燃料との関連で有利に 行なうことができる。このため、パラメータの適正な設計および選定により、は とんどの燃焼システムにおいて使用される非常に存効なPFDIシステムを開発 し得ることを示すことができよう。 第3図は、−次元の炭化水素(HC)燃料/空気の火炎前面における種々の空間 的分布を示している。 図には、参照番号31により識別されるその前縁部を画成し、更に熱放出カーブ 33(点!り、温度カーブ34(鎖線)および火炎前面プラズマの濃度カーブ3 2即ち密度n(x)(実線)により画成される火炎前面が示されている。火炎前 面プラズマの巾36(x(0))は反応区域の巾と対応している。同図に示され ることは、HC燃料/空気の火炎の化学/イオン化性であり、これは密度濃度カ ーブn (x)がその前縁部を熱放出速度カーブ゛33の前縁部と一致させるこ とを示している。 これらカーブの後縁部はまた、初めは一致し、次いで発散して、第4図に関して 論述する電子/イオンの再結合プロセスにより支配される密度カーブの尾部32 aを形成する。更に完全にはn (x、φ、f)として表わされる密度間数n  (x)は、更に、空燃混合気の相当空燃比率「φ」およびHC燃料rfJの種類 に依存している。 化学/イオン化が全てのHC燃料/空気の燃焼の特異な化学的イオン化現象特性 であることを認識すべきであり、このことは略々30年前に発見され、燃料にお けるC−H@台の存在に依存することが判った。 更に、HC燃料/空気の火炎前面プラズマ密度n(0゜φ、f)(あるいは、簡 単にはn (0) )のピーク値が熱的な問題において示される値よりも6倍の 大きさであることが化学的に生じるため判った。本目的においては、火炎前面プ ラズマ密度は、点火および燃焼プロセスにおける重要な考察において充分な大き さである。 ここで、この密度は点火の固有部分であること、適正に考察され実現される時稀 薄燃焼間則の解法に対する主塾な要因となることが要求される。点火の電気的理 論においては、欠落した要因である。 第3図に関して、下記の如く定義できる。即ち、x (1) =カーブ32aが ある予め定めた低い値まで減衰した値として定義される尾部の巾 全プラズマ(電子)カウントである。 燃料のオクタン価パラメータと類似する火炎前面プラズマ価の表示は、特性因数 PFおよび密度因数DFに関して燃料rfJのプラズマ価パラメータrPR(f )Jとして定義することができる。即ち、PF (f)= C特性回数PF]* [密度因数DF]PF=  [2*n(0)*x(0)/N(Xi)]DF=   10*Iog [n (0,φ=0.6.f)]但し、logは「底を】0と する対数」を意味する。 暗黙の中に、典型的即ち標準的なHC燃料が、添加物を含まずかつ特性因数が1 .0(即ち、尾部におけると同量のプラズマが火炎前面に存在する)を有するC /H比率が0.5であり、そのピーク密度が35であり、相当比率φ=0.6. あるいは24対1のガソリンの空燃比率(APR)が10010である(但し、 「本$」は累乗を意味する。)燃料であるものとする。このように、そのプラズ マ価PRは100に等しい。 燃料のPRの定義は、明らかに任意のものであるが、本発明の相関関係からの燃 料間の比較の実施を可能にするものであり、かつ理想的な燃料の特徴付けに資す るものである。上記の式が意味するものは、特性因数PFに照して、反応区域2 6(尾部に対して)内におけるプラズマが多ければ多い程よいことであり、こわ は目的が尾部(火炎の背後部分)ではなく火炎前面を電気的に誘起することであ るためである。密度因数DFに間しては、目的は望ましくはPR価が100以上 であるHC燃料(以下本文においてはEMT燃料と呼ぶ)を得ることであるため 、ピーク密度(10口10と呼ぶ)が高い程よい。 第3a図は、いくつかの測定結果における燃料fの大気圧における空燃比率φの 関数として、火炎前面プラズマ密度カーブ37を示し、密度が化学量における1 01612からφ=0.6  (点39)におけるIQ**10より少なく低減 することを示す。明らかなように、同図で示された値n (0,0,6、f)に より記述される燃料は、本目的における使用における限界となる(約96のPR 値を表わす)、燃料特性を改善するため、例えば0.66(即ち、APRに対し て22)なる比較的高いφ値で満足するか、あるいは(φ=0.6の限界内で満 足するならば、僅かだけ)燃料を処理することを必要とする。 カーブ38は、平均値の5倍の「増強された」火炎プラズマ密度」およびPR価 106(即ち、点39aにより示される如< n (0,(16、f+ ) = 4*IO**IOを持ち、また特性因数PFが1.0で不変である)を有するE uT燃料f1を表わす。このような燃料の修正の有効性については、本発明にお いては最初の点火火花の発動に続いて火炎プラズマが完了する特性である火花の 時間的なプラズマの減衰特性に関して本文で論述しよう。 第4図は、(約80μ秒の振動期間を持つ)CDCCシステムにより形成される 火花の場合に対応するn(arc、t)として示される単一の火花42の時間的 な密度の分布、およびそれぞれ1.0 、’0.8.0.7 、0.6なる相当 比φを有する4つの火炎プラズマ43.44.45.46の仮定された時間的な 密度の展開の対数を示す。 アークのプラズマ減衰速度は、主概念である下記の再結合式により支配される。 即ち、 n (t)−n (0)/ [1+n (o)*α*t]但し、温度の3乗の逆 数で増加するαは、火炎の温度および低電流(1−10A)アークに対する値と 対応する2 * lQ本* (−7) cm” 7秒とされる。 変数のtからT(但し、Tは50μ秒単位で表わされた時間、CDCC点火シス テムの点火パルス間の典型的な時間の四分の−であり、かつ1から3m秒への典 型的な火炎速度時間スケールと対応する時間より逢かに小さい)へ変化させて、 上式は下記となる。即ち、n (T) =n (0) / [1+n (0)  掌(30$1−11)*T)強さの容量火花成分を持つ1気圧の圧力における火 花プラズマは、10**18/ ca+3(cc)の初期アーク密度を持つこと が予期され、従って上式は下記となる。 即ち、 n (T) = (10傘*11) /T  但し、Tは50μ秒単位の時間で ある。このため、問題となる時間スケールにおいては、密度の値10本本1]/ ccは密度のスケールとなり、即ち火炎プラズマが完了しなければならない値と なるが、これが本発明の主概念である。 第4図のカーブは、先に定義した時間スケールTの一部における減衰するアーク ・プラズマの密度の尾引き47を満たすように生じる化学量論的なHC/空気の 火炎に対する火炎プラズマ密度43を示しており、またφ=0.8の中程度の稀 薄火炎においてはプラズマ密度カーブ44が約1.0Tの尾引き47を満たし、 φ=0.7の非常にft#J薄な火炎においては、密度カーブ45は約2.OT における尾引き47を満たし、φ;0.6の極端に薄い火炎においては、密度カ ー146は決して火花尾引き47には達しない。非常に一般的な方法において、 第5図に関して更に正確に行なわれるように、有効な火花点火と火炎のプラズマ 密度との間の関係を推論することができる。 第5図は、φ比率が0.7の典型的なHC燃料、即ちAPRが21対1のガソリ ンを用いる燃焼室内における第1a図のEM点火型火花プラグにおける300μ 秒毎に脈動するCDCC型の多重脈動点火の火花および火炎プラズマの時間的な 対数の密度分布を示している。時間は、最初の火花の終りで始まり、その減衰5 2および火炎プラズマ56の形成を示す。この火炎プラズマは、正弦波形の火花 の終了後の電界の形成の結果として生じ、これが電界エネルギ(第1a図に示さ れたEM制御容積内)と結合する。火炎プラズマ密度は、点火がビーク56aに 再び発火すると同時に増加するが、これは以降の火花形成53の初期段階に先立 つ、またその間の初期の高い電界の故である。この過程は、火炎プラズマが次の 火花54に先立ちカーブ57で示される如く生長すると共に継続する。 次に、もし火花脈動過程において火炎6部が依然としてEM制御容積内にあるな らば、火花プラズマ55および火炎プラズマ58の代りに、火炎前面において放 電が生じ得、道かに低い火花プラズマ55a(前の火花場所における)と、道か に高い「火花」火炎プラズマ密度58aを生じる。この過程は、もし燃料が高い 燃料/空気の火炎プラズマ価(PR)を生じるように変更されか、あるいはプラ グ先端部が第2d図に関して論述した原理に沿って再設計されるならば、強化す ることができる。このように、例え標準的な未修正のHC燃料を用いても、注意 深くシステムを(第2d図のPDFIシステムに)設計することにより、数百ワ ットまでを火炎前面に供給して火炎を大きく誘起するカーブ58aにより示され る「火炎点火」効果を生じることができる。 第6図は、標準的なHC燃料の火炎61および燃料を修正することにより達成可 能な他の火炎の空間的ブラズマ密度特性を示す。最も簡単かつ最も有効な修正は 、化学的イオン化が一般弐〇nH2n−6を持つ芳香旌燃料群(ベンゼン誘導体 )において最大となるC/H結合と関与する反応に基くことから、燃料の火炎プ ラズマ密度は1つのC/H比率において最大となることが知られるため、燃料の C/H比率を実際のものに近付けるように増加することである。 今日作ることができるEMT燃料の1つの特定の事例として、典型的に(平均8 つの炭素原子に対し18の水素原子を持つ燃料を表わす) 0.45のC/H比 率を持つ安価な低オクタン価の燃料が取上げられ、式CフH8を持つ芳香族メチ ル・ベンゼン(非常に高いオクタン価を持つ)を約20%添加し、0.5よりも 少し大きなC/H比率(および非常に高いオクタン価)を持つ燃料が得られ、こ れは高圧縮比の稀薄燃焼機関において有効なEMT燃料として分類される。 カーブ62は、1に近いC/H比率を持つ燃料における予期された密度特性n2 を示し、約IQS付近のPR価を持つ優れたEMT燃料である。カーブ63は、 数ppmの量のセシウムまたはカリウムの如き低イオン化性のアルカリ金属を基 剤とした火炎の密度特性である。 ピークのイオン化値は非常に高い(さもなければ、約120のPR価に至る)が 、尾部は非常に低い再結合係数の故に非常に太きため、PR価は50より小さな 受入れられない値となる。一方、リチウムおよびナトリウムはセシウムおよび力 °リウムの10倍の再結合係数を持ち、(燃料中におけるその微量の塩類あるい は有機化合物の形態において)これらは密度特性n4および60と100の間の PR価を持つ64の如きカーブを生じることになる。ある芳香族物質(これまた オクタン価を増強する)を用い、また僅かに微量(1ppm以下の程度)のアル カリ金属のリチウムおよびナトリウムアルアリ および舎÷今→土類金属カルシウムのグループから選択された金属の化合物を用 いるある特別の仕様により、密度n5のカーブ65における如き116なるPR 価を得ることができる。このPR値は非常に高く、本発明のシステムにおいて非 常に薄い混合気を燃焼する際使用される理想的なEMT燃料を呈示する。 本発明の燃料の特質(火炎プラズマ)をこのように理解して、PFDIシステム に関してシステムの残部を統合するため、次に分析を行なう。初めに、第2d図 のプラグ先端部(こわによりPFDIシステムが定義され、以降の論議において そのように呼ぶ)の絶縁層28の側面がワイヤ21の軸心に対して略々平行であ るものとして、接線成分Etおよび直角成分Enの関係が電界Esに関して下記 の如く展開される。 即ち、 N e = 10**I2/ ccを単位として表わされる電子の密度W P  = 10**9を単位として表わされるプラズマ周波数Nu= 1気圧において 3ネlO本本11とすることができる電子/中立衝突周波数 f=作動周波数 にr=−敗北された複素数の比誘電率の虚数部(損失部分) WP”2*π* s * 5丁11T; w= z *π*fEt=Es E n = E s / K r  これはKr傘$2がこの場合非常に大きい ためである。 実際の場合を考えるのが有効である。即ち、f=100 KHz 、  Ne= 3*10**10電子/cc(にr=10、En=Es/10を与える) 即ち、電界Enの直角成分は付随成分Etの10分の1である。 火花プラズマの減衰のための以前の式に基いて、n (T) = (10**1 1) /TN e = 3 * ]O率*10と対応するn (T)の値が3. 3*T即ち165μ秒であることが判る。第3a図から、このNeの値は、標準 的なHC燃料におけるAFRPR価:1と対応することが判る。これらの値から 、空燃混合気の比率21:1(相当比率φ= 0.7)において、点火が前の火 花の終りから165μ秒の遅れの後再び着火されるならば、この時電界の強さお よび方向を無視して、火花が火炎前面における如き前の火花の場所で同様に形成 することを推論できる。 実際には、略々24:工のAFR(φ= 0.5)の更に薄い空燃混合気を点火 することが必要となり、この場合現在は入手できない理想的なEM丁燃料以外で は、火炎プラズマ密度は】65μ秒後の火花密度よりも著しく低い。しかし、電 界成分に関して本文に述べたことがこれを可能にするが、これは火炎が原理にお いて残留火花と結合されるよりも10倍程度その前面と結合される電界を持ち得 る故である。 状況は上に述べた程にはよくないが、これは上記の分析がやや過分に簡単化した ためである。残留火花は、(火花が生じる)間隙30aにおいて加えられる非常 に高い電界(火花を開始する電界)を有するが、この電界は局所的なイオン化を 生じまた残留火花の御蔭で電界を歪める傾向があり、Enから推量されるよりも 残留火花長さの大部分に沿って大きな有効な電界を生じる(このために、間隙g 1が他の制限(即ち、電気的な絶縁破壊限界)内で実際的な大きさに保持される ことを要求する)。また、火花はEsに対して小さいが顕著であるその長さの大 きな部分に沿フであるEt酸成分育する。これらの因子は、残留火花における電 界Enが最終的には実験的に決定され、また本目的のためには(3乃至8の範囲 内で)5に評価されてEnをEnlに修正する1つの因子によって調整(増強) されねばならないことを示唆する。 即ち、 En 1 =En/に=Es/に*にr但し、17に=5 (あるいは3乃至8 )第2d図においては、先端部の形状は、火花6部24aの長さと略々等しい長 さLg (fiも望ましい火炎前面の場所25cと対応する)を生じるように見 え、火炎前面対心部における電界強さの比率が下式により与えられることを7v 唆する。即ち。 E s / E n = k * K r更に、(電気エネルギの放電を電力の 吸収が制御することを前提に)プラズマ密度比の対応する平方根により乗じられ る上記の比率が1より大きいか小さいかに従って、最後の火花のtμ秒後に生じ る点火パルスが、初期の火炎前面あるいは残留火花において形成するという控え 目な仮定を行なうことができる。火炎/火花比率に対してFSRとして示される 比率が下式により与えられる。即ち、 FSR=  [に* Krl *  [n (fJame、φ、t) / n( arc、t)]但し、上記の密度の表示は第4図において示される。 第1の順位として、火炎の密度は(与えられた相当比率に対して)一定とするこ とができ、火花の減衰式を代入すると。 FSR= [k*にr]*  [n(o、φ、f) 本T]但し、n(0,φ、 f)は10本$11を単位として表わされる。例えば、k=0.2.にr=lo 、T=4(200μ秒) 、n (0,0,6、f ) =  0.1 (10 *tllを単位として)の場合、 FSR=[0,2本 10] ネ    [0,1$ 4]=2$0.63=1 .3 となりで、火花は30%以上となりこれらの条件下の前の火花場所よりも火炎場 所において更に形成しようとすることを示唆する。 明らかに、上式は正確な理論ではなく、最終的には実験に基いて調整されねばな らないが、本発明のPFDIシステムの設計のために非常に有効かつ重要な方向 付けとして役立つ。 最後に、火花の】65μ秒後の火炎の位置について(第2d図の火炎前面25a 、25b、25cに関して先に実施された手順に従って)考察しなければならな い。 CDCCシステム自体の火花は、典型的には初期の2乃至3Aのピーク電流、例 えば2つの初期の全正弦波形の振動を有し、火炎領域24bとして外方へ拡張し て最初の火炎前面を更に望ましい場所25aへ移動させようとするが、ピストン 運動により生じる空気の流れの結果として、1.6 mm/ m秒として引用さ れた火炎速度Vf−は機関においては更に大きな値をとることになる。即ち、6 00RPMの機関速度において8cmのピストン行程を仮定するならば、平均ピ ストン速度は上記の引用火炎速度である1、6 @m/ m秒(および稀薄混合 気の機関運転のための典型的な進められた点火時期と対応する45°のBTDC におけるピストン速度)と等しい。このように、下式において、機関速度Sプラ ス1、あるいは更に控え目にSに略々比例して増加するように初期の機関火炎速 度VEfiをとることができる。即ち、 VEfi=C1*S*Vf 但し、C1は0と1の間にあり、火炎の方向に沿ったピストンが誘起する流体運 動の成分を表わす。 このことは、25b、25cにより表わされる火炎位置が、それぞれ(1/2な る典型的なC1の値に対して)1.800および3.60ORP Mにおける第 2の火花パルスと対応することを暗示する。従って、1.80ORP Mにおい ては、第3の点火パルスが(ここで論述しつつある諸条件に対して)火炎前面内 の放電を最もよく形成しそうなものであり、また3、60ORP Mにおいては 、これは第2のパルスである。火花プラグ位置における高度の乱流あるいは強い 衝突あるいは渦巻の条件下では、速度VEf iは明らかに大きくなるが、これ はこれらの流れがピストン速度よりも大きな火炎前面の運動方向の速度を与える ことができ、lより大きなCIの値を生じるためである。 FSRについての上記の式は、火炎前面がその前面を点火の再着火と同時に火花 プラグ先端部付近の電界に対して略々平行にすることにより画成される望ましい 位置にある時に、火花が再び着火することを前提とすることを知るべきである。 上記の論議から。 火炎の運動が形態式の右側における乗数因子によりFSRの式に明らかに含み得 ることが明瞭である。 即ち、 l/[1+C2/(S*T)] 但し、C2は1かう5までの範囲内の定数である。 最後に、火花プラズマ再結合係数「α」の値に関してなされた臨界条件について は、生じた情報に照してここで再評価しなければならない。このαの値は、ピー ク火炎前面温度である約2.000°Cと対応するものと仮定された。本文で提 起される点火法においては、これが適正な仮定であることが自明である。 グロー放電の場合は、中性およびイオン系統の温度が気体温度に近い。アーク放 電への遷移が行なわれる際、イオン温度が上昇し、】乃至1.ODD Aの範囲 内の電流において1,000乃至+0.000°Cの値となる。(火花と関連す る)再結合係数αの最大値を維持するためには、ピーク・アーク電流が低く保持 されることが望ましいことが明らかである。しかし、(論議中のPFDIシステ ムの)CDCC点火の場合、このことは、主要火花エネルギが1乃至3Aの電流 の範囲内で供給される際に妥当する。 従って、残る全ては、通常は初期の火花6部の点火能力を最適になるよう最大化 される高いピーク容量電流が、(他者が引用する1、000 Aではなく)第7 図および第8図から判るように行なわれる10乃至200Aの値に保持されるこ とを保証することである。 このことは、プラグ先端部付近の優勢な温度が低電流アークのアーク電流温度と 同様な値である火炎温度であるため、またPFDI効果が典型的に(冷却のため 初期容量火花チャネル時間を与える)初期ピーク容量電流の数百μ秒後に生じる ため、前もそうであったようにαの値を選定することは適当な仮定である。 PFD I効果を最適化するため火炎前面における放電の形成を強化する諸因子 は下記の如く要約される。 即ち、 1)炭化水素燃料のPR価を、(良好なEMT燃料となるように)約100以上 まで上げること2)初期火炎前面に対しより大きな速度が与えられるように、( プラグ周囲のその運動を妨げることなく)火花プラグの場合における渦巻、衝突 あるいは望ましくは微小乱流の導入により流動係数CIをやや増加すること 3)(ピストンが生じる流体運動の大きな成分が初期火炎前面に対し直角の方向 に現れるように)火花プラグの軸心をしてピストンの運動軸心に大きな角度を最 小にして、PFDI効果が、初期火花が燃焼室内および空燃混合気の流動域にお けるプラグ位置に関して形成されるプラグの周囲における場所に対し比較的鈍感 となるようにすること 5)例えば火花開始間隙の片側のみにおける非対称ローブ(第2a図参照)を用 い、また火花がPFDI効果の形成に関して最も望ましい位置関係に形成される ようにプラグ位置を決めること 6)残留火花の大きさを最小にしながら点火を保証するため、中程度に大きな初 期の容量性電流を生じるよう高電圧点火回路を設計すること 7)火花プラグに対する平均電力供給を更に減少するため限られた用途であるが 、低速から中速の機関RPMに対してパルス間の時間を4Tあるいは5T(20 0または250μ秒)に増加して火炎前面がより良好な位置へ移動すると共に残 留火花密度を低減するため火炎前面により多くの時間を与えること 8)周波数fの値を上記の仮定値100にHzから50にHz以下に減少させる 、例えば250pFの高出力容量(コイルにおいては例えば100pF、ブーツ において100pF、およびプラグにおいては50pF)を用いることにより( Krを増やしてEnlを減じる)周波数fを減少させること 9)特に第2d図および第7図に示されるように、火花プラグ先端部を設計して 、残留火花との結合を更に減じ、火炎前面プラズマとの結合を増加させるように パラメータを調整すること。 第7図および第8図は、上記の諸効果を最適に達成するための実際のプラグおよ び実際の容量ブーツを示しており、また再び同じ参照番号が類似部分を示す第2 図および第2d図のプラグ先端部設計を実質的に含んでいいる。第7図および第 8図のプラグの先端部は、それぞれ第2d図および第2図の先端部と対応するよ うに任意に選定されている。第7図に示されたプラグは、電気抵抗を最小にしか つ電気容量および熱伝達を最大にするよう設計された中心電極構造を除いて、第 8図において使用可能なプラグの一例の詳細図である。 14mmの標準プラグに基く第7図の望ましい実施態様は、コネクタ74で終る 大径的6.351111O(0,25インチ)の上部71bと、大径が約8.1 3+am (0,32インチ)および約3.81mm (0,15インチ)の中 間直列部分71a 、 71と、直径が約8.13mm (0,32インチ)の ボタン21aで終る小径が約2.29 +e+a  (0,09インチ)の下部 21とからなる中心部即ち軸心ワイヤを含む。部分21の直径は、振幅が大きく 周波数が高い(MHzレンジ)の容量性電流を極端に制限する程小さくないが、 より良好なPFDI効果を許容(してプラグ先端部の小さな全直径を提供)する よう小さくされる。上部71/7]a(および71b)は、容量性電流に対し小 さな抵抗を、またそれぞれプラグ・シェルの導通部分23/73により更に包囲 される部分71/71aをそれぞれ包囲する絶縁層78/78aに関して定義さ れる最大プラグ・キャパシタンスを生じるように大きな直径となっている。小径 のワイヤ21は、できるだけその電気抵抗を減少し、かつニッケル合金の如き高 い耐腐食性のある材料から作られることが望ましい冷却ボタン21aに対する良 好な熱伝達能力を提供するため、銅から作られることが望ましい。ワイヤ71、 71a、 71bは、望ましくは容量性電流に対し低い抵抗を与えよう銅めっき を施した他の金属から作ることができる。 また、(第2図に関して述べたように)ボタン21aの円筒状周部の少なくとも 一部が、第2d図に関して論述したようにシェル端部23a(およびシリンダ・ ヘッド面22a)に対して電界を収束させるため、ワイヤ21の軸心に対し約4 5°の角度で円錐台29aを形成している。このため、前に述べたように、円環 状間隙30が円錐台29aとシェル端部23aと(第8図に関して示されるシリ ンダ面22aと)の間に形成され、その周囲に沿って火炎放電が点火オン期間中 円環状間隙全体を点火させるPFD Iシステムの一部として生じ得る。 14mmブラダに基〈端部の望ましい寸法は、+411101ねじを設けた主要 部に沿ワて約9.[15m5 (0,38インチ)であるシェル内径部23b1 約6.35m1(0,25インチ)である絶縁体28の先端部点火端部の外径部 、および約8.13ma+(f)、32インチ、約0.889 am (0,0 35インチ)に等しい間隙寸法g1をもたらす)であるシェル端部の内径部23 cで示される。他の図示寸法を伴なうこれらの寸法は、プラグの充分なホールド オフ電圧および最大キャパシタンスのため絶縁体78および79aの約2.79 乃至3.05mm(0,11乃至0.12インチ)の厚さを提供するが、これら の値は中心導体7]aおよびシェルフ3間に挟まれた絶縁体部78aの長さを図 示した約12.7c+++ (172インチ)の値から約25.4m+s (1 インチ)まで増すことにより、また更に大きな誘電係数の絶縁用セラミック材料 の使用によって更に高めることができる。PFDIシステムの場合には約3.0 5乃至8.10ma+ (0,12乃至0.24インチ)の間(ECDIシステ ムの場合にはその半分)に設定されるシェル端部23aを越える絶縁体の突出長 さしは、(PFD Iの場合と対応する)約4.0611111 (0,16イ ンチ)として示される。 上記寸法については、これらの寸法が、火花プラグの「弁部」の直径が僅かに約 22.23mo+  (7/8インチ)である現存する機関に適する火花プラグ の全寸法に一致するように選定されていることが強調される。明らかに、はとん どの寸法は、本文に紹介された原理に執着する限り、寸法を犬きくあるいは小さ く変更することも可能である。 本文に引用した寸法に関しては、これら寸法は一般に±10%とされ、用語「約 」および「略々」とは寸法諸元の前に用いられる場合、これらは更に大きな範囲 を意味するものとし1例えば「約」は±25%、また「略々」は±50%を意味 し得る。用語「(大きさの)程度」とは、引用された数字の上下10の因数範囲 内の通常の意味をもつ。 火花プラグの絶縁体78/ 78 a / 78 bは、火花プラグの最終的な 破損に導く高電圧からの局所的なイオン化を生じないように鋭角があフてはなら ない絶縁体部78が最初に燃焼室と連通ずる基部の接合部76ではなく、プラグ ・シェルの最も大きな直径部73の底端部領域80にその座を有することが望ま しい。接合容積部76は、一部は絶縁体の追従を阻止するため、また一部(本用 途における)は火炎前面が接合部まで移動する時その電気的な短絡効果を拡散す るために用いられる。 頂部の絶縁部78bは、約12.7mm (4インチ)の内径を持つことが呈ま しい第8図のブーツ絶縁体90の内径と一致する約22.7mm(4インチ)の 外径を持つことが望ましい。この大径部もまた、既に述べたように、層73/  78a / 71aにより画成される如きプラグ自体における最大キャパシタン スを提供するように選定される。絶縁体78bはまた、封止セメント75を収容 するため内部導体71bに対して空隙(約1.24mm+ (0,045インチ )が示される)を提供する。シェル領域73は、望ましくは約19.05mm   (%インチ)の六角ねじおよび容量性ブーツの外側金属チューブ86の接地点 を形成するため容量性ブーツ90と共に使用される望ましくは13/ 16−2 0U N E Fねじを設けたねじ部72を収容する。 第8図は、第7図のプラグの別の変更例(簡素例)を示し、これにおいては第7 図の中心部導体部21/71は1つの部分21bに組合され、部分71a771 b(第7図)は1つの部分71cに組合され、その上に新しい容量性ブーツ90 が取付けられている。このブーツは長い絶縁体チューブ85から形成され、その 一端部は実質的に中空の導体71cの延長部を形成する金属シリンダ84の上端 部と接触するよう着座されかつこわから延長している。シリンダ84の上端部に は、EMI効果が問題となる即ち30MHz以上のスペクトルの非常に高い周波 数端において吸収し始める望ましくは抵抗材料が装填された磁気材料の6部の周 囲に巻付けられた低い抵抗ワイヤの撚りとして形成された望ましくはEMI抑制 誘導巻線87aを含む火花プラグ・ワイヤ87が結合されている。ワイヤ87は 、望ましは(火花プラグ・ワイヤ87の分配端部が、その分配ブーツが取付けら れたワイヤ87の分配端部の前にその底端部から絶縁チューブ85内に挿入され る一体部分を表わす)クリンプにより端部84と接続されている。 望ましい実施態様においては、シリンダ84と火花プラグ絶縁体の上部78bの 外径は同じ即ち約12.7mm(1インチ)であり、抵抗値はPFDIシステム における1Ω/フイートと等しいかあるいはこれより小さく、ECD Iシステ ムの場合はlOΩ/フィート程度であることが望ましい。 火花プラグのブーツは長い絶縁体チューブ85からなり、その一端部はシェルフ 3の部分72の上端部と接触状態に置かれかつこれから延長している。絶縁体チ ューブ85の内径は、絶縁体部分78bとチューブ84の双方と丁度滑り嵌めを 生じるような寸法となっている。チューブ85の上端部には、長さが約IC7m m (★インチ)であることが望ましい頂部90bが設けられ、この頂部は外側 の金属チューブ部86の頂端部86bが位置する肩部90bを形成し、この頂端 部86bは最頂部の電界の強さを減じてここに金属チューブ86を所定位置に保 持するクリンプを形成するためより大きな厚さとなっている。 金属チューブ86は、部分90aを除いてその全長にわたってシリンダ85を包 囲し、チューブ86の底端部は火花プラグのシェルのねじ部72に螺合するよう ねじが設けられていることが望ましい。 前記絶縁チューブ85が形成される材料の比誘電率は、50乃至200pFの範 囲内のキャパシタンスを育するように6乃至30の範囲内にあることが望ましい 。 絶縁体の材料は、10乃至100 MHzの範囲内の低損失係数、約11.8x  103jボルト/ ma+ (300ボルト/ミル)より大きな絶縁破壊電圧 および少なくとも約149°C(300下)の作動温度を持つことが望ましい、 絶縁体85の厚さrtbJは、約3.18mm (,178インチ)であること が望ましい、チューブ84の頂端部を捕捉する最小径2d’は、主内径2dより やや小さい。 第8図の等価回路が第8a図に示されており、同図ではも同じ番号が類似部分を 示している。第8a図の中心にはワイヤ71cがあり、その一端部がシェル23 aから間隙30により分割されたプラグ先端部21aと接続されている。ワイヤ 71cは、コンデンサ79を介して接地され、また誘導子87aを介して高電圧 電源(点火コイルの二次側)に対するターミナル77と接続され、これに跨がっ てコイル出力キャパシタンス9が接続されている。キャパシタンス79は、第8 図の実施態様において、同軸コンデンサの外側極板を形成するプラグ・シェルフ 3および金属チューブ86と、内側極板を形成する金属シリンダ84(および僅 かに導体71c)と、コンデンサ極板間の必要な高い話電率を提供する絶縁チュ ーブ85とにより形成される。間VX30の絶縁破壊と同時に、コンデンサ79 がそのエネルギを非常に迅速に(約1μ秒)イオン化された間隙を介して20乃 至50M)lzの範囲の周波数における50および400Aの中程度の大きさの 電流として放電するが、誘導子87aはコンデンサ79を放電させるための並列 経路に対して非常に高いインピーダンスを提供する。ワイヤ87aのインダクタ ンスは、非常に小さな抵抗の(EMI態様からの)「低い」周波数と同調した、 出力コンデンサ9(典型的には20乃至100p Fの範囲内のキャパシタンス を有する)を有する回路を(EMI効果を最小限度に抑えながら)提供する。こ のように、コンデンサ9は、そのエネルギを低い(非EMI効果を生じる)!乃 至5 MHzの周波数範囲で放電し、間隙30における火花に対し数μ秒維続す るIOA程度のピーク電流を生じ、このため火花チャネル温度(前に火花再結合 係数αに関して論議したように)を不当に上昇させることなく初期火花に対して 有効な点火エネルギを生じる。 最後に、EMIおよび再結合係数(α)特性からの、プラグ・ブーツに蓄えられ た容量性エネルギの放電を「減衰」させることが更に有利であり、これは例えば 4μヘンリーのインダクタンスのコイル(第10図に示される)に、より大きな 直径の中心部のプラグ導体71cを置換することにより有利に行なうことができ 、これは100pFのキャパシタンス・ブーツにより、20乃至100Aの範囲 内のピーク電流により約]OMHzの比較的低い周波数の振動を生じることにな る。 第9図は、例えば第2d図または第7図のプラグ先端部構造、特に後述の第9a 図に示される第2d図のそれを用いてPFDIシステムの望ましい(CDCC点 火の)点火脈動シーケンスの火花および火炎プラズマ密度の分布を示している。 示されているのは、約100μ秒の期間および(最小)約150μ秒のパルス間 の時間の点火火花である。形状92.93.94.95は対数スケールにおける 火花密度分布であり、形状96.97.98.99および100は、良好なPR 価を持つ現存するガソリン燃料、例えばオクタン価を増強する芳香族物質を用い て高オクタン価の無鉛燃料の非常に稀薄な火炎(φ=0.6)のための対応する 火炎プラズマ密度分布を示している。問題となるのは、ピーク形状92.93に より明らかなように火花に対してほとんどのエネルギが供給されるが、最初の2 つのパルス96.97における火炎プラズマ密度の徐々の形成である。3番目の パルスにおいては、火炎前面プラズマの最初の「点弧」が生じ、残留火花の脈動 プラズマのピーク形状94より高いピーク・レベルを持つピーク形状98におけ る密度分布を生じるが、これは火炎がこの時電界が強くその前面に結合する位置 にあるためである。その後、エネルギは火炎前面と結合し続けて更に連続的なピ ーク形状99.100を生じ、残留火花が小さな最後の小さなピーク95に減衰 し、次いで減衰し続ける間火炎が発される。 第9a図は、エネルギをプラグ先端部に供給する5つの点火パルスの電気作用に より、第9図に示される密度/時間の形状を生じることができる(PFDIシス テムの好ましい構造の例として)第2d図の火花プラグ先端部の5つの部分断面 図を示す。これら図面は、第2d図と同じ番号が類似部分を示す、250p秒間 隙において観察される同じプラグ先端部を示している。中心部導体21、望まし いボタン21a、先端絶縁体28、火花プラグ・シェル23(シリンダ・ヘッド 22の表面22aからやや凹んでいる)、および(4つの)26で示される電界 線が示されている。各図は、点火エネルギ(電流)が(2つの半分の正弦波カー ブのいずれのピークにおける)最大となる時点における点火のパルス動作を示し ている。 左から右方に見て、第9ab図は、主に直角の電界成分を持つ初期火花92aお よび火炎前面96aを示し、第9ac図は250p秒後の同じ場所におけるより 弱い火花93a(細い線)および部分的に平行な電界成分を持つ火炎前面97a を示し、第9ad図は更に250p秒後の非常に減衰した火花94a(一点w4 線)および電界に対しほとんど平行でありかつほとんどエネルギを吸収する(「 火花」密度の大半を導通する)火炎前面98aを、第9ae図は更に 250p 秒後の更に減衰した火花95a(点線)および電界に対し平行な今度はより大き な火炎前面99aを、第9af図は最後の250p秒後の初期火花92aの残余 および遠去かる大きさが生長する火炎前面100aを示し、その上部100aa が電界の影響外に移動しその下部+00bbが側方に生長しつつあり、即ち、4 番目のパルス動作(750μ秒後)に続いて、火炎前面99aは電界の結合が最 も強いプラグ/シリンダの円形縁部の周囲に沿って側方に移動してこの周囲に沿 って火炎放電を形成して円環状間隙を点火する。 第9b図は、火花および火炎プラズマの強さおよび第9a図に示されかつ第9a 図に示されたその位置と垂直位置で一致するように置かれた第9図に示された同 じ時間ベースにおけるその平均的な位置をバー形状で略図的に示している。火花 および火炎前面に対する電界の方向は、(平均的な相対的方向を表わす)バーに 交わる矢印として示される。第9a図に示されるように電界が徐々に平行になり 火炎プラズマが徐々に位1i96bから位置98bに生長する間、火花は(電界 は常にその火炎前面に対して直角をなす)位置92bから93b、更に94bへ 減衰することが判る。火炎プラズマは、位置94aにおける火花に代り位置98 bにおいて優勢となり始め、更に(位置95bにおける火花に代り)位置99b でもそうなる。その後、元の火花プラグ位置(第9a図の92a)における火花 が完全に消滅し、位置100 bにおける火炎プラズマがこれに平行な強い電界 で強まって、上記の如くプラグの周囲に沿って新しい前面を形成する。 第10図は、典型的には12または24ボルトである電圧VBのバッテリ8と結 合されるべき高い効率(望ましくは70乃至80%)のDC−DCコンバータ1 02を含むCDCC形式の望ましい回路を示している。DC−DCコンバータ1 02からの1つの出力ターミナルが接地され、他方がダイオード7のアノ、−ド と結合されている。この回路は、電源、およびコンバータ102の出力ターミナ ルに跨がって結合された直列の分割抵抗104a%104bの接合点と結合され ることにより出力電圧を調整する(これにより給電されるバッテリ8と結合され た)コントローラ103の入力ターミナル】01におけるトリガーの受取りと同 時に点火パルス列を生じるように制御される。絶縁電源ダイオード7は、そのカ ソードがダイオード6のカソードと結合され、そのアノードが接地されている。 コンデンサ4.5CR5、ダイオード6および特殊なCDCCコイル3の一次巻 線1が容量性放電(CD)回路を構成し、この回路においては5CR5がダイオ ード6に跨がって結合され、このSCRのゲートはコントローラ+03の出力側 と結合されている。コンデンサ4は、ダイオード7のカソードと変圧器3の一次 巻線1の高圧側との間に結合され、この−次巻線の他の側は接地されている。こ の変圧器(コイル)3は、二次巻線2およびコンデンサ9を有する閉路されたフ ェライト鉄心3aを有する。 一次巻線1に跨がり結合されているのは、直列に接続されたコンデンサ4aおよ び誘導子4bからなる能動型スナップ(5nub)回路である。変圧器3の二次 巻線2の高圧側即ちホット側は、火花プラグのワイヤ108b (または第8図 の87)と同様、抵抗が小さく誘導性の高いワイヤである主幹リード線108a を介して従来の分配器1070入力側と結合されている。分配器の出力は、誘導 子108cが既に述べたブーツ・キャパシタンス(図示せず)の放電を低下させ るため加えられる図示した別の変更例を含むこわまで本文に開示されたどんな形 式ものでもよい火花プラグ109と結合されている。 このような変更は、中程度のキャパシタンス、例えば約40p Fがプラグに形 成され、EMIを制限するため連続的な誘導子108bを形成する誘導子108 Cを用いて点火のための中程度の強さであるが低エネルギの容量性火花を生じる 図示した実施例において更に有効である。 (第8図に示された形式90の)容量性ブーツは、充分なキャパシタンスが火花 プラグに形成されるならば省くことができる。 (例えば、PFDIシステムの)作動においては、トリガー・パルスがターミナ ル+01において受取られ、コントローラ103からの以後の出力が5CR5を 「オン」にし、分配器のロータ!07aとその一地点との間に高電圧Vsを生じ る。このロータ先端部の間隙は、できるだけ小さいこと、例えば約0.397  rllm (1/64インチ)であることが望ましく、ロータ先端部はニッケル の如き耐腐食性材料から作られることが望ましい。 分配器における出力電圧が上昇し、ロータIQ7aの先端部とプラグ端部l09 aにおける間隙を絶縁破壊する。 コンデンサ4は、35Qポルトの電圧Vpまで充電さ九、約8μFの値を持つこ とが望ましい。−次巻線1の漏れインダクタンスLpeは約20マイクロヘンリ ー(μH)であり、(SCR5の回復期間により示される)80a秒の振動期間 を生じる。スナツパ(snubber)  ・コンデンサ4aはコンデンサ4の 値の約4%であり、誘導子4bはO(インジケータ0)から略々Lpeの値まで の値をとる。 このように、絶縁破壊と同時に、−次および二次の火花電流が80a秒の周期で 振動し、火花電流は変圧器3の45と50の間の仮定された巻線比Nに対して2 A乃至3Aの初期最大電流を有する。この振動期間の終りに、(SCR5が回復 して再びトリガーされないものとして)コンデンサ4aはそのエネルギを連続的 なリンギングとして火花に供給し、15乃至30a秒の周期および主要の80a 秒の振動ピークの1/IO乃至115のピーク電流で、即ち典型的に200乃至 300mAの初期ピーク電流で振動が減衰し、このため強い(ECD I )電 界の強化効果を生じる。スナツグ回路はまた5CR5の保護にも役立つ。PFD I効果は、5CR5が例えば(1乃至3m秒の持続期間にわたり)240μ秒毎 に順次トリガーされる時達成され、また特に火花間隙長さ「L」が約3.05m m (0,12インチ)のPFDIシステムにおいである最小値に保持される時 、あるECD I効果もまたコンデンサ4aからのエネルギの放電により達成さ れる。 コントローラ103は機関RPMを検出し、米国特許出願第688,036号( 機関RPMによりパルス巾を減じる)に開示されるように点火パルス列中のみで なく、着火間の期間を調整してRPMにより例えば1,500RPMまでの時4 00μ秒から例えば3,0OORP Mにおいて300μ秒、また例えば4.5 0ORPM以上において200μ秒まで減じるようにすることが望ましい。これ を達成する望ましい方法は、着火間の期間が例えば200μ秒の初期値から例え ば3m秒内で400μ秒まで増加するように調整された電圧同調可能な発振器を 使用して、パルス列中が1.50ORP Mにおける3m秒から、3.000  RP Mにおける2m秒、4.50ORPMにおける1m秒まで変化して必要に 応じてRPMと共に減じる平均パルス巾を生じるようにすることである。あるい はまた、パルス間の時間は、パルス巾に対しである比率で増加することもできる 。 比較的低い機関速度における可変な(更に長い)点火期間の利点は、点火により 以前として影響を受けながら火炎が円環状間隙全体を点火する時間が与えられる こと、即ち、特に空気の運動が小さくかつ混合気の点火が更に困難である低速度 において火炎がその周囲で燃焼する際、PFDIシステムの多重火炎放電がプラ グ周囲で(円環状間隙30内で)形成できることである。 全CDシステム効率EFFは下記の如く査定することができる。即ち、 EEF=Parc/[Parc +Pscr +Pcojl−1−Protor  ]但し、 Parc=火花(プラグ端部]09a)に供給されるエネルギ P scr = S CR5(およびダイオード6)において消散されるエネル ギ Pcoil=変圧器3において消散されるエネルギProtor=分配器におけ るロータ間隙において消散されるエネルギである。 P arcの10%に保持することができるPcoilを無視すれば、上式は下 記になる。即ち、 E F F=Varc / [Varc +Vrotor +NVscr ]但 し、 Varc=平均プラグ先端部アーク燃焼電圧V rotor =平均ロータ先端 部アーク燃焼電圧VSCr=その時の導通段階におけるSCRの平均順方向電圧 降下 N=コイル巻線比 典型的な望ましいPFDIシステムの場合は、E F F =  240/ [ 240+ 40+L、S  本50コ =240 /360EFF=67%であ り、これは、エネルギが数百ワットの率(標準的な点火の場合より10倍大きい )でプラグ端部に供給されることを考えれば、非常に高い効率である。 特に注目に価することは、標準的な@線比Nより低い(50に対して100)こ と、大きな間隙により生じる電圧VarC対V rotorが大きくなること、 および火花に対する電界成分(En)が略々直角となるという利点であり、これ は更に電流形成の早期の段階においてV rotorおよびN * v scr 以上にV arcを更に増加させる。 典型的な望ましいECD Iシステムにおいては、E F F = 8007  [800+ 350+  1.0*so) = 8oo/1200EFF=67 % これは、同じ入力電力レベルを用いるにも拘らず標準的な点火効率よりも略々5 倍高く、各々入力電力レベルを用いても略々5倍の電力を供給する。上記の両方 の場合において、Pcoilは小さいが、従来技術の点火システムのPcoil は一般にシステムの低効率における主な根源である。 PFDIシステムの論議はガソリン機関の用途に集中したが、PFDIは明らか に、用途が特定の問題である「火花」点火されるディーゼル機関を含むあらゆる 燃焼システムに対して通用し得るものである。このような用途においては、ガソ リン機関と関連する流体/火炎速度よりも大きさが一段階大きな燃料噴射速度( 燃料が同伴された空気を含む)を取扱う。 従って、このような用途においては、パルス間の時間を略々T(50μ秒)に短 縮しかつプラグの先端部を噴霧の適当な部分にくるように配置すること、また火 花を噴霧に対して適当に指向させるように任意に非対称的なローブを持つプラグ を使用することが必要がある。 更に、本発明のppDrg様における主な用途は稀薄燃焼機関の分野にあるが、 PFDIが基礎とする原理は逢かに広い範囲のものである。PFDIは、点火が 依然として活動状態にありかつ火炎が依然としてその初期の生長段階にあって点 火システムの影響範囲にある時、時間Tignの期間中空燃混合気に対する電気 的な「点火」手段を提供することに基いている。PFDIにおいては、初期の点 火火花により発される火炎がTignの間生じる点火エネルギを吸収する点で、 以前の火花の位置においてプラズマにより(即ち、残留火花により)吸収される エネルギよりも少しずつ恩恵を蒙る。本発明のPFDIは、2つの対向する電極 により画成される小さな間隙を提供し、その一方が部分的に絶縁され、電極の間 隙に跨がり全電圧が加えられて初期のイオン化プラズマを生じる非常に高い電界 領域を生じる。このプラズマは、他の方法で絶縁された電極(望ましくは、最初 にイオン化する電界に対して火花長さの主要部分を強制的に直角に形成する)の 露出部分に引張られて曲げられることにより火花チャネルに形成する。このため 、プラズマは、点火の以降の遮断およびその再着火(1つの点火を形成するパル ス列を有する多数の脈動点火の一部として)と同時に残留火花に対する電気的な 結合を減じるように安定な電気火花放電を形成するよう留められる。一方、発生 した火炎は、ある充分に画成された時間Tignの中間期間の初めの期間におい て、火炎に対する電気的結合が強固となるように移動する。第2d図は、この状 態を生じる最適の方法を示している。更に、端部のボタンが適当な輪郭を与えら れかつプラグ・シェルが適当な輪郭のシリンダ・ヘットから凹んでいるこのよう な構成により、イオン化火炎が存在しなくても(また外方に移動する火花領域か らのプラズマの存在のみから)二次放電がプラグ先端部とシリンダ・ヘッドとの 間の火花プラグの絶縁表面から外方へ遠去かるように形成する如き電界のシリン ダ・ヘッド縁部に対する強力な収束を得ることができる。 その後、火炎が周部に移動するに伴ない、以降の点火パルスが火炎前面内で放電 して、円環状間隙全体を点火する。 更に、本発明は固定電極に限定されるものではない。 例えば、時間Tign内で、かつパルス列の期間と関連して、可動の要素(例え ば、従来の機関のピストン、あるいはWanke1機関のロータ)を、点火火花 に非常に僅かに遅れた時点において、また火炎が僅かに異なる位置にある時、即 ち、火炎が移動する位置を画成する間隙が大きさにおいて減じる間初期の火花を 画成する間隙の大きさが増加する時、火花(または残留火花)に対する結合が低 減され火炎に対する結合が改善されるように運動するよう設計することができる 。 PFDI(およびECD IおよびEMT燃料)に関して本文に開示した概念が 一部において従来技術の概念とは実質的に異なり、かつ点火に関する実質的に異 なる相関関係(例えば、火花チャネルに対する多量のエネルギの供給が無駄であ ること)を導入するため、システムの最適化においてなされるべき必然的に全く 新しい範囲の消長が生じることを強調する。 PFDIが基礎とするこの広い概念即ち原理が提示さね(かつ1つ以上の特定の 望ましい実施態様により支持され)、かつこれらが(その開示内容の枠組内で) ある範囲の重要な消長を支持するものである。 特に、 1)火炎の移動を助けると共に点火期間内の円環状領域全体を点火するその運動 を禁じる流動速度の二面性を開示する際して、特に他の因子が考えられる時、中 間の流動速度(例えば、少ない渦巻数を苔するもの)が望ましいことが判る。 2)点火コイル、ブーツおよびプラグのキャパシタンス間から二次回路における キャパシタンスの形成に際して、呈ましい設計は、容量性火花の温度を緩和する ため約200pFの全キャパシタンスに対して、プラグにおいては約20%のキ ャパシタンス、ブーツにおいては40%、コイルにおいては40%のキャパシタ ンスを提供することである。 3)PFDrシステムの点火システムの反復的な着火と同時に伝播する火炎前面 に七ける電界エネルギの放電に対する電界の収束効果を改善する際には、取付は シリンダ面に対する。即ちこれから凹んでいるプラグ・シェル端部の構造および 位置が、最善のPFDI効果を達成する上で重要である。 4)パルス間の望ましい2丁乃至5T(150乃至250μ秒)の時間および例 えば低回転数において8つのパルスを生じる要求が与えられたPFDIの場合の CDCC点火システムを作動させる際は、CDコンデンサを着火の間に再充電す ることは実用的ではなく、従ってCDCCシステムの効率を最大化することが、 このような8つのパルスを一回の放電毎に保持できるようにすることが重要とな り、最高の効率およびやや少ない電流を生じるための、(350ボルトに対して )約7.74cm2(1,2平方インチ)の断面のフェライト鉄心上に巻線比4 5で固く巻かれた略々24回の一次巻線数を有する点火コイル、および約8μF のコンデンサの設計を導く。 5)開示されたECD Iシステムに関しては、作動の原理は、下記の如く構造 を修正することによって接地電極を有する火花プラグを用いてさえ中程度の効率 で使用することができる。即ち、例えば、約3.18mm (1/8インチ)の 延長された絶縁体先端部と例えば絶縁体を約6.35mar (174インチ) 越える延長さ九だ中心部導線とを持つ火花プラグを用いることにより、中心部の 導体を包囲しかつこれと平行に伸び、かつ中心部の導体先端部を部分的に覆うた めその端部付近で折曲げられて約2.03m+++ (0,08インチ)の軸方 向の火花間隙を形成する多数のく典型的には、2または4個の)接地電極を付加 することができる。あるいは接地電極はまた中心部導体の周囲に閉鎖された梁部 を形成するよう一緒に接合され、中心部導体は、14mmのプラグの場合シェル の内径を約9.5釦a+(378インチ)に増加することにより、中心部電極と 接地電極により画成される平行部分間の約2.54mm (0,1インチ)の側 部空隙を維持しながら、腐食を最小限度に抑えるため約3.05mm (0,1 2インチ)のやや大きな直径を持たせるような寸法とすることが望ましい。EC DCC点火の作動と同時に、火花は軸方向先端部に形成し、従って火炎は約2. 54mm(0,1インチ)の間隙間の(ECD I )電界により支持され、か つピストンが生じた流れ(この場合、ピストンの運動により軸方向に取付けられ たプラグの場合はワイヤに沿う火炎の運動方向にある、即ち、C1が1である) により更に助けられた(中心部導体の方向により規定される)軸心とその前部が 直角をなす平行なワイヤに沿ってその間に部分的に移動する。このように、(5 m秒までの)長い持続期間にわたりパルス・モードで生じる高効率のECDCC 点火と関連してECD 1システムの本文に開示した原理を用いることにより、 多数の接地電極を有する現存する火花プラグに対する簡単な変更である火花プラ グのプラグ端部周囲の大きな容積の点火を保証することができる。 6)最後に、自動車産業における動向が14mmねじおよび約3.18mm ( 578インチ)の六角体部を持つ比較的小さな直径の火花プラグ(12mmプラ グの場合さえある)に向っていることを知るべきである。はとんどの場合、これ に対する非常に重要な理由は存在せず、従って、プラグ・シェル端部に比較的大 きな周部を提供し従って(ECDIまたはPDIシステムのいずれかで)点火さ れるより大きな円環状間隙を提供するために。 依然としである用途において使用される以前の181!1I11の如き比較的大 きな直径の火花プラグを使用し、また一般にある部品を10乃至40%の範囲、 例えば約2.79ma+(0,1Tインチ)の直径に対する中心部導体の場合で 20%、例えば約2.29mm (0,09インチ)の絶縁体先端部の厚さで1 0%、スケールアップすることが有利となり、このことは(約LO2mm (0 ,04インチ)の半径方向の同軸状間隙において)約4.76mm (3/16 インチ)のプラグ・シェル端部に実質的な縁部を残すことになり、例えば中心部 電極の縁部と端部におけるボタンとの間の間隙により画成される円環状間隙内に 収束する電界を改善するための凹状面に対する縁部の輪郭付けを可能にする。 以降の開示においては、初期火炎前面に対する改善された結合、ならびに最適化 された点火の達成に関する如きPDI、ECD IおよびEMT燃料の効率を改 善するため点火システム全体の改善された設計をもたらす火花プラグの点火端部 の形態の更なる改善が示される。この開示は、一部は、先に述べた電界収束効果 が、前に開示した火花プラグ端部ボタンのみの輪郭付けのみならず、火花プラグ のシェル端部およびシリンダ・ヘッドとの関連において絶縁体先端部の輪郭付け を行なうことにより著しい改善が可能であるという概念に基いている。これは、 収束点を持つ円筒状電界収束「レンズ」を得るために行なうことができ(この「 レンズ」が1枚のシートの双曲面に似た円筒状レンズであるため)、絶縁破壊を 減少し移動する初期火炎前面との結合を改善するため電気エネルギが更に案内で きるようにする。絶縁体端部のこのような輪郭の別の利点は、燃焼室の最小限度 の物理的摂動を生じる端部電極即ちボタンの最小寸法、およびこれによる燃焼エ ネルギの最小限度の吸収を招来することにある。 また、このような収束は、既に述べた部分的に絶縁された補助間隙を開始する小 さな火花を必要とせずに、非常に大きな間隙の火花点火を可能にする。第11図 乃至第11ff図は、以下に時折り触れるように、電界収束レンズのプラグ端部 、即ちrE F F LJプラグの実施態様を示す。 (第2図、第2d図および第7図と)同じ番号が類似の部分を示す第11図にお いては、中心部の高電圧部分と接地シェルの端部23dおよびシリンダ・ヘッド 22間の円環状間隙30を画成する電界収束用レンズ(EFFL)のプラグ端部 の部分縦断面図が示される。 火花プラグ先端部は、本例においては初期火炎が伝播するシリンダ・ヘッド縁部 119 b / 119 cの付近における電界の収束の原理を実体化するよう な輪郭が与えられている。絶縁体端部は、3つの部分、即ち大径部118と、垂 直に対し30乃至50°の角度で典型的に収束する収束部117と、先に述べた ような略々直線状部分28とからなっている。前記「レンズ」は、電界線即ちそ の面に対し直角の放射線11O(直角方向の放射線]10)を持つ絶縁部117 の表面28a、直角方向の放射線111を有する端部の絶縁部28の面28bお よび端部ボタン21a/]14の面29aからなっており、この端部ボタン面は 垂直に対し15乃至45°間の角度をなし、直角方向の放射線112、放射線1 10 、Illおよび112は「レンズ焦点」Fと呼ばれた番号116により示 される焦点Fに収束する。面113により画成される「レンズ」が電界レンズで あるため、これは包囲する導電性のある接地面22/ 23 dにより影響を受 けて、点116(レンズ焦点F)から縁部の接地導体面の点】16aへ放射線1 10 、111 、112が、接地焦点F゛である点116aで終る新しい放射 線110a、 1llaおよび112aをそれぞれ形成するように導体表面22 / 23 dの存在により曲げ(歪め)られるため生じる。明らかに、FoがF に近ければ近い程、点F°における直角方向の電界は強くなる。 このように、電界を領域116 / 116aに対して収束する実質的に静電レ ンズ113が構成され、この領域で25の如き多数の脈動火花点火列の火花パル スが後で生じる。この収束領域は、プラグ端部の面28a/28bから遠く離れ 、かつ円環状容8i30の端部にあり、初期の火花24から遠去って外方に伝播 する初期の火炎前面に対する電界エネルギの著しく改善された結合を可能にする 。これは、端部21a/114の大きさを同時に縮減しながら行なわれるが、こ の端部はクリンプ115により中心部導体2】に対してクリンプされる耐腐食性 の中空ボタン114からなる状態で示されている。 レンズ113を形成する面の角度における比較的大きな変更は絶縁体の面から遠 去かるよう初期の火花24を保持することを助けるが、比較的厚い絶縁領域11 8はシェル面119aおよびこれを横切る絶縁面により画成される火花を開始す る部分的に絶縁された補助間隙30aの周囲の絶縁部分に対する破損の防止を助 ける。 図示したプラグ端部の構造は、略々6倍の尺度であり、先に開示したようにシリ ンダ・ヘッドに凹んで示される14mmのプラグ・シェルに基くものである。 しかし、この構造においては、保護用の接合容積76はシェル内に形成され、絶 縁体端部118/117/28の構造を簡単にする(が、火花追跡面を減少する )、即ちこのシェル端部はその端部に切込まれた形状部23dを有し、火花を開 始する間隙30aの接合容積部76および1つの面119aの双方を形成する。 種々の直径について示される寸法は14mmプラグを表わし、厚さが約]、27 +nm (0,05インチ)の先端絶縁体28および約2.29乃至3.05m m+(0,09乃至0.12インチ)の基部118における絶縁厚さを提供し、 電圧破裂を生じることなく部分118が全二次電圧に耐えることを可能にする。 中心ワイヤ21の直径は、絶縁端部のやや大きな直径部D2に一致するよう先に 開示されたものよりやや犬きくなっている。これは、初期火花パルス24および 後続の火花パルスのあるものがボタン114の表面29aの基縁部と絶縁体28 の外縁部との接合点29bにおいて終り、レンズ1】3の形成に寄与することに 関することを除いて、D2より直径が進かに大きなボタンを有することにはそれ 程大きな利点はない。図示の如く約5.59乃至6.60mm (0,22乃至 0.26インチ)の大きな絶縁体の直径D2を持ち面29aおよび縁部29bを 縁部119b/]19cに近付けて、望ましい多数のパルス点火において生じる (初期火花パルス24に続く)火花パルスが更に容易に面]19b/119cに 達することができるようにする。 このように、先に開示したものよりもやや大きなワイヤおよび絶縁の直径D1、 D2、および端部直径D2と一致するためD2より僅かに10乃至20%大きな ボタン径が示されている。明らかに、電気的および熱的な伝導度を改善するため に、約2.54乃至3.05mm(0,10乃至0.12インチ)の範囲内のや や大きな中心部導体径(DI)のワイヤを使用することが更に有利である。 他の寸法D3、D4、D5は、14mmプラグについて先に開示されたことと一 致する間隙中30aおよび接合容積部76を提供するように与えられる。先端部 長さL2は、絶縁部117および28と対応する2つの長さL22とL21、即 ち約5.08mm (0,2インチ)に等しいL2に対する約2.03mm ( 0,08インチ)および約3.05mm (0,12インチ)になるように略々 2/3の比率に分割されている。典型的には、L22/L21の比率は0.3乃 至0.4の範囲内にあり、L2は約3.81mm (0,15インチ)乃至約7 .620111(0,30インチ)の範囲内にある。 第11a図は、18mmのプラグに基<EFFL火花プラグ端部の部分縦断面図 であり、第11図と類似部分は同じ番号で示し、シェル端部23eは更に、Fお よびFoが一致する焦点として画成される「理想的な接地焦点」F” (口6b )として働くと共に、火炎前面が初期火花24から遠去かるよう移動するに伴な い火花パルス25a、25b、25cが形成し「活動」し得るテーバ状の火花あ るいはアークの「伝播路」部119dを提供するように輪郭が与えられている。 更に、レンズの収束効果は、一部あるいは全ての点火作動条件下で火花が道かに 小さな補助間隙30aにおいて始まるのではなく火花25cにより示され大きな 間隙にわたり形成する。この結果、プラグ先端部の絶縁体面28a/28bから 充分に離れて非常に大きな初期火花の形成をもたらす結果となる。 このような火花形成は、面28a / 28b / 29aを、例えば更に強く 充分に画成された焦点F” (点1+6b)を生じる放物線の一部に近似する湾 曲面を形成するように輪郭を与える際より大きな柔軟性を与える比較的大きな直 径の18mmプラグから得ら九る逢かに大きなプラグ端部寸法を有利に用いるこ とにより更に容易に達成される、即ち略々放物面レンズ113がシェル縁部(点 116b)の末端まで即ち点116bを丁度越えて電界の直角方向の放射線1] Ob、 1llb 、 ll2bを収束する。 このような構造においては、実際には、第11c図に関しても示されるように、 火花がシェル端部の周部に沿って移動する火炎に追従するような選好をもたらし 、このことはECD Iの場合に特に有効である。 このような構造においては、ボタン114の基縁部29bの直径D2°は、絶縁 体28の端部の直径D2よりやや大きく(即ち、10乃至30%)、距11L3 を(放射線112bに沿って)約2.54乃至5.08mm (0,1乃至0. 2インチ)の(それにも拘らず大きな)距離に縮減する。 第11a図の18IIlfflプラグの場合には、プラグ先端部28の冷却を改 善するため絶縁体の座120をシェルにその端部付近に形成することは特に簡単 である。また、中心部導線21の直径は、図示の如きシェル端部に比較的近い例 えば約7.62111Wi(0,3インチ)の大きな直径71dに増やすことが でき、その結果シェル23の約13.46 m+a(0,53インチ)の内径に より、単位長さ当たり比較的大きなキャパシタンスが略々9の誘電率を持つ高純 度(’113乃至 99.9%)のアルミナである絶縁層78に形成される。略 々30p Fのプラグのキャパシタンスが約25.4乃至50.8mm (1乃 至2インチ)のシェル長さにより達成できる。最後に、先端部115はまた、点 火時期がTDC付近であり機関のシリンダ圧力が最大となる点火条件下では先端 部115からピストン面に点火が発生し得、このため例えば約1.52乃至3. 05mm (0,050乃至0.12インチ)の比較的小さな間隙を形成するよ うに、形状および寸法を決めることができる。第11a図のスケールは実寸法の 略々5倍である。 第11b図は、第11図の14mmプラグの設計に基〈EFFLプラグの部分縦 断面図であり、第11図と類似の部分は同じ番号で示している。同図に示された 主な相違は、部分28dに面28cを付加するように絶縁先端部に更に輪郭付け を行ない、絶縁体表面から初期火花パルスを離して保持することを助けるためや や大きな絶縁体端部径を与え、即ち、もし初期火花が面28c、28b、28a に沿った経路上に、次いで示された経路24に沿うのではなく間隙30aにわた り形成するならば、部分28dが初期火花が生じる経路を増やす。このような構 造においては、レンズ113もまた、接地焦点F’  (点1]6a)に対して 収束する11110a、1lla、112aおよび112bによりやや更に対称 的なレンズとなる。 第11c図は、第11図の140mプラグの構造に基くEFFLプラグの部分縦 断面図であり、第11図と類似部分は同じ番号で示し、主な差異は、レンズ11 3がその直角方向の放射線110c、 ]]]c、112Cを直接シェルの縁部 に対して収束して、これまた第11a図の比較的大きな)8cmのプラグ態様に おいて達成される如き理想的な接地焦点F”  (点]]6b)を生じるように 、絶縁部117 /28およびシェル端部23fの寸法および輪郭を決めること である。部分23f1特に端部23ffは、25で示される初期および(または )追従火花パルスのための基地として作用し、部分23fは、初期火花がカーブ 24により示される内部位置に形成するならばアーク経路として作用する。 このようなプラグ構造もまた、実寸法の略々6倍であり、第1図における寸法D I乃至D5はこの場合DI=約2.79a+m (0,11インチ)、D2=約 5.84mm(0,23インチ)、D3=約8.38mm (0,33インチ) およびD4=約9.91mm (0,39インチ)により与えられる。 長ざL2.L21、L22およびL3はそれぞれ、約4.06m+n(0,16 インチ)、約2.54n+m (0−1インチ)、約]、52mm(0,06イ ンチ)および約3.05mm (0,12インチ)であり、L3はECD Iの 場合における望ましい長さを表わしている。L2+およびL22は、約2.54 mm (0,1インチ)として示される長さL4のシェル端部23fと関連して シェルの内縁部である点F” (]15b)において電界を収束するように決め られる。既に述べたカーブ24は、絶縁体先端部118/117/28の形成が なければ、選好された経路対通常選好される経路となるかなり長い表面経路24 aの関係を表わすが、前に述べたように、初期火花が間隙30bにおけるイオン 化の故に、(イオン化を開始するF”における強い電界の結果として)経路25 に沿うかあるいは湾曲24または24aに沿って形成し得ることに注意されたい 。 このプラグ端部設計においては、第11a図に関して既に開示した特徴点、即ち プラグ端部付近の座120を形成すること、および絶縁体の破裂を防止するため 少なくとも約2.79m+o (0,11インチ)の絶縁体78の厚さを提供し ながら単位長さ当たり中程度に高いキャパシタンスを提供するように、この場合 には絶縁部78に沿って約8.38mm (0,33インチ)から約9.91m m (0,39インチ)までのシェル内径の増加と共に、約2.7Lmm(0, 11インチ)から約4.06mm (0,16インチ)に中心部導体(4体71 d)の直径21が増加すること、が共有される。 第1’d図は、第11図、第11a図および第11c図のプラグ端部の構造に基 〈更に最適化された14mmのEFFLプラグの部分縦断面図であり、第11図 、第11a図および第11c図の類似部分は同じ番号で示される。寸法DI乃至 D5は、寸法L4およびL22と同様に、第11c図に関して示されたものと略 々同じであるが、長さL2およびL21はそれぞれやや長く、即ち約4.57m m (0,18インチ)および約3.05mm (0,12インチ)であり、シ ェル縁部23ggをやや越えて焦点F  (116)を形成し、やや更に長い火 花長さく長さL2を50%まで比例的に増すことによって増加することができる )を生じる。 この構造においては、第1】図、第1ea図および第11c図に関して開示さ九 た特殊な特徴のいくつかがこれに含まれ、より関連の大きなもののいくつかが下 記のように列記される。即ち、 1)焦点Fを更に押出して外方に移動する火炎前面に対する結合の改善を助ける と共に、経路長さ24に関して表面経路長さ24a(および24aa)を増大し て絶縁体表面28a/28bから遠去かる経路24(または25b)に沿って初 期火花の形成を促進する部分117の鋭角(垂直に対し約40°)の形成 2)内側のシェル隅部119bおよび絶縁体縁部118a間に間隙30bを形成 するようシェル端部23gを成形し、間隙30bのシェル縁部点119bが縁部 118aから僅かに下方に(約0.25乃至0.76mm (0,01乃至0. 03インチ))変位されて、初期火花パルスをプラグ先端部の絶縁体表面から離 して保持することを更に助けること3)垂直に対して6乃至36°の傾斜および 傾斜線28aと36乃至90°の挟角θ1を形成するようにシェル端部23gの 内側面119dに輪郭を与えて、シェル縁部23ggに対する放射線】10aの 収束を改善し、かつ火花パルスが経路24から経路25a、25b、25Cへ、 またぐ接地焦点F”(116a)に加えて)第2の接地焦点F 1 ”  (] ]6c)として示される、シェル縁部23ggおよびシリンダ・ヘッド縁部11 6Cの周囲より更に外方およびその周囲の他の経路へ順次移動することを促進す るアーク経路面1]9dを生じること 4)シリンダ・ヘッドから僅かに、例えば約0.79mrn(1/32インチ) だけシェル縁部23ggを凹ませて、そわぞれが更に離れかつそれぞわが他のも のよりも更に強く多数の脈動点火の火花パルスを促進して移動する火炎前面に対 して火花エネルギを連続的に結合するよう火炎前面より外方にかつこれと共に移 動する、3つの焦点F”、Fl“、Fを実際に与えること 5)中心部ワイヤ21の直径を約2.79mm (0,11インチ)から約4. 57mm (0,18インチ)(直径Di’)1.:増大することにより絶縁層 78および78aの厚さを最小限度に抑えて絶縁体を破裂させることなく最大キ ャパシタンスを生じ、また銅製であることが望ましい中心部ワイヤ71dの抵抗 およびインダクタンスを最小限度に抑えること、である。 上記および他の特徴は、火炎前面が周部の周囲で外方に移動するに伴ない火炎前 面に追従する大きな高電流火花が形成されるPDIの場合においてプラグ端部を 特に有効にする。また、凹んだ点119bが無くてもよい(直径d5=約10. 16 mm (0,40インチ)に対して、直径D4=約10.16 mm ( 0,40インチ))コとも知ルヘキテあるが、この場合隅点119bが絶縁体縁 部】]8aを直接横切つて第11f図および第12図に示されるように最小の水 平間隙を形成することが望ましい。 第11e図は、前の図(第1id図)の+4nmプラグの構造に基<EFFLプ ラグの部分縦断面図であり、第11d図と類似部分は同じ番号で示され、主な相 違は、実際に接地焦点レンズとなってプラグ先端部28a/28b/29aを補 強し、また電界線を火花プラグの外方領域へ、即ちプラグ端部のボタン114お よびシェル縁部23hhへ集中させるように、シェル端部23hの内面119e の寸法および輪郭が決められている。中心部導体2】の直径は、やや小さく(図 では約22.86 mm(0,9インチ))作られると共に、絶縁体の背部11 8の直径は接地レンズ119dを形成するためより厚いシェル端部23hを提供 するように作られる。18mmプラグの場合は、中心部s、iおよび絶縁体が更 に大きな直径に維持できるように、シェル端部23hの必要な厚さを既に有する 。接地レンズ119eは、第11d図および第11a図(18mmプラグ)の経 路面119dの洗練されたものとして見做すことができる。 図示を容易にするため、また接地レンズ119eを画成する1つの方法として、 その直角方向の放射線112Cがあたかも電界の供給源であるかのように縁部2 9bに収束する状態で示され、縁部29bは焦点Fl即ち点+14aとして示さ れ、即ちこれらの放射線は、プラグ先端部が明らかに放射線]12cを歪めるこ とを認識して。 形状1]9eを画成する1つの方法としてプラグ先端部とは独立的に示されてい る。その最も簡単な形態においては、接地レンズ119eは、やや湾曲しかつ垂 直に対して更に大きな角度をなして略々90°に等しい挟角θ1を形成する点を 除いて、第1id図のそれと類似している。 図の左半分には、プラグ先端部から形成された実際の電界線110dが示され、 電界がシェル端部23hの縁部点23hh、即ち焦点F” (1]6a)に集中 する傾向を有することを示している。このように、より高い圧力を含む限られた 数の条件下を除いて、シリンダ・ヘッド面22aに対し直角の大きな流体速度が 存在する時、カーブ24ではなくカーブ25に沿って火花を形成しようとする選 好が存在する。このように、プラグ先端部およびプラグ・シェル端部の双方の寸 法および輪郭を選択的に決めることにより、電界の最適の収束度を達成すること ができる。 、第11f図は、特に第1id図および第1ie図のプラグ端部の構造に基いて 更に最適化された14a+mのEFFLプラグの部分縦断面図であり、第11d 図および第11e図と類似部分は同じ番号で示される。この場合、プラグ端部は 、機関のシリンダ・ヘッド端部の如き湾曲面119fの周部22b付近に置かれ 、実際に第1ie図に関して既に開示した接地レンズ119fの如く作用して電 界線1]2dを絶縁体28の直径よりもやや張出した状態で示されるプラグ端部 のボタン114に対して収束して焦点Fl(114a)を形成する。このプラグ 先端部自体は、電界i&91]Oa/ 1lla/ 112aから通常の接地焦 点F@(+16a)を形成する。この2つの焦点FlおよびF”は、火花パルス がこれらを接合するカーブ25の如きカーブに沿って形成するよう励起し、外方 および高電界の領域に向って移動する火炎前面を発して、火炎が未燃焼気体(シ ェル周部にあるものを含む)に移動するに伴ない、火炎を供給する電界エネルギ で初期火炎前面が全側面から浸透した状態になるようにする。本実施態様におい ては、シェル縁部119bは突出せず、間隙30bの構造の望ましい一実施態様 として先に述べた如き絶縁体縁部118aを直接横切っている。 第11f図と同様にこれまた実寸法の略々6倍である第11f図に基〈第11f f図の部分図は、第11f図と類似部分が同じ番号で示され、第11f図におけ るように、焦点と接合する火花25による2つの焦点F 1  (114a)お よびF ”  (116a)の形成を示すプラグ端部の別の望ましい実施態様を 示す上で役立つ。本実施態様においては、容積部76は実際になくなり面28a および119gにより画成される76′で置換され、プラグ先端部全体は実際に 長いシェル23iの内側に含まれ、このシェルは中実の円筒あるいは軸方向に切 られた円筒のいずれかであり得る。 他の類似の設計に勝るこの設計の主な利点は、非常に大きな火花(間隙)25を 許容しかつ火花/火炎を強力な電界に行渡らせて2つの焦点間に含まれる円環状 の容積に沿って形成される火花パルス25から伝搬する初期の火炎前面を励起す る電界分布を提供する焦点Fl、F”の形成にある。一般に、比較的長い持続期 間のECD 1システムまたはその変更例を用いることにより望ましくは多数の 脈動点火が活動状恩となる期間中、プラグ先端部とプラグ・シェル23i間に含 まれる大きな容積全体を点火することができる。 第12図は、特に簡単な構造であり、望ましく高いインダクタンスで低いEMI 火花プラグ・ワイヤ87が結合される望ましい特に簡単で柔軟性に富み、低いE MIの中程度のキャパシタンスで容量性ブーツ9oを備えたEFFLプラグの理 想化された部分断面図である。同図においては、前のように、同じ番号が第8図 および第11図における類似部分を示している。 第8図の実施例に対比する本実施例の主な特徴は、軽度に(30%)装填された 、5乃至10の比誘電率を持ち、30乃至sop F間のブーツ・キャパシタン スを提供するシリコン・ゴムの如き柔軟性に冨む誘電率が比較的低い材料85を 用いることにより可能となる内部が柔軟性に富むブーツ90の使用にある。比較 的低い二次プラグ/ブーツのキャパシタンスを使用することは、初期火花の残留 プラズマを強化するため大きな容量性の初期火花を持つことは望ましくないとい う最近の認識に基いている。むしろ、比較的低い全容量エネルギが選好され、プ ラグ・シェル部分に10乃至20pFを、またブーツに30乃至50p Fを形 成することにより得られる非常に強いが比較的低い全エネルギの容量性火花を生 じるため非常に短い時間内に供給され、(例えば、銀メッキを施すことにより) 中心部導体71d/2]に高い周波数(即ち、 100 MHz)で非常に低い 抵抗を生じる。このように、柔軟性があり、(例えば、b鳴る 接地ストラップにおけるように編み材の)柔軟性嬢会咎ケーシング86内に含ま れる比較的低い誘電率の材料85を使用することができる。更にブーツは、プラ グの上部絶縁体78b上で弾性材85が延伸することを許すことにより火花プラ グの絶縁体78b上に丁度嵌合させることができる。 他の点では、本実施例において14mo+プラグ・シェルの約15.88 mm  (578インチ)の六角火花プラグと嵌合するように設計され、これにより比 較的小さな外径および約14.28 mm (9716インチ)の弾性体85の 外径を持つ点を除いて、プラグ・ブーツ90は第8図のそれと類似している。こ の構造を簡素化する別の特徴は、これまた層84a/85/86により画成され るコンデンサの内部導体として働く典型的に長さが約25.4乃至50.8ma + (1乃至2インチ)の火花プラグのワイヤ・クリンプ要素84aを使用する ことである。また注目に価することは、大きな直径(約4.57mm (0,1 8インチ))の中心ワイヤ部71dおよび外側シェル部23/73と関連して、 望ましくは15乃至20p Fのプラグのキャパシタンスを提供する火花プラグ の長い部分78である。キャパシタンスを加えまた更にEMIを抑制するため任 意のシールド86cを使用することができる。 望ましい実施態様においては、この構造全体は、約15pFが火花プラグ・シェ ル23/73に包含されるプラグ部に、約10pFがプラグの上方部分に(上部 絶縁部78bに沿)て)、また約35pFがクリンプ要素84aおよび金属ケー シング86間の層に沿ってあり、従って約60p Fのキャパシタンスを有する 。また、前に述べ本文に示したように、プラグの上部絶縁体部分78bおよびク リンプ要素84aは、一定の内径(望ましくは弾性を有する)誂電材料85を収 容するため同じ外径を有することが望ましい。 第13図は、複シリンダの内燃機関における使用に適する最適化されたCEI点 火の望ましい実施態様を示す部分的にブロック図、また部分的に概略図の理想化 された図である。この点火は、第1θ図のそれに基〈もめで、同図および第10 図に続く図面に開示されたように作動し、第10図と類似する部分は同じ番号で 示される。 DC−DCコンバータ】02aは、出力ダイオード装置とその内部の電圧調整装 置(第10図に明瞭に示される)を含む。 既に述べたように、第13図に示された点火システムは、本文に開示した原理お よび他の関連する特許および特許出願に基いて開発された最適化システムを示し 、以下本文においては時にCEI点火と呼ばれる。このシステムは、改善された 効率、改善されたEMI、改善された作動、および稀薄混合気の点火における改 善された効率の諸分野において、第10図に示されたシステムに勝るいくつかの 他と異なる諸特徴(改善)を有する。 前記CEI点火は、第12図に示される更に最適化されたプラグおよびブーツ1 09を使用することが望ましく、また既に開示したように、80乃至100μ秒 の典型的な火花着火期間により、略々250乃至400μ秒毎に着火する点火当 たり多数の火花パルスを生じる。 この期間は、一部は順方向降下が小さな標準的な回復型SCRにおいて典型的に 35乃至40a秒であるSCHの回復時間により決定される。更に最適化された CEI点火においては、比較的長い全持続期間、即ち低い機関速度において約3 ミリ秒および高い機関速度において1ミリ秒の期間よりも初期火炎前面に影響し 得るように、比較的短い持続期間のものではなく更に短い持続期間(単一正弦波 )の火花パルスを有することが望ましい。これは、一部は2つの更に別の改善を 用いることにより達成される。 その第1は、5CR5のゲート5aに対して負のバイアス電圧を与えることによ り5乃至10a秒だけSCRのターン・オフする時間を短縮するスピードアップ ・ターンオフ回路である。この電圧は、コンデンサ4の放電サイクルの最初と最 後の四分の−サイクルにおいて負の電気的極性を有する点P(コイルの一層巻線 !の高電圧側)から得られる。図示のように、ダイオード138、抵抗138a  (大きさが5にΩ程度)、コンデンサ138c (約0.2μF)を点Pとア ース間で直列に接続し、次いで図示の如く点PI  (抵抗138aおよびコン デンサ138cの交点)を(100Ω程度の)抵抗13abを介して5CR5の ゲート5aと接続することにより、(400ボルトの容量性放電(CDCC)シ ステムの場合に)ゲー)5aに対して約−1ボルトの平均負電圧を印加し、SC Rの回復時間を短縮(改善)する。抵抗5bは典型的には50Ωであり、Mot orola社のM CR265−8の如き本用途において使用される典型的なS CRの場合にSCRに組込まれる。 高速ターン・オフ回路と関連して使用されるSCRは、比較的大きなダイ、比較 的大きなリード線等の使用により、また本願において使用される方法を利用する (例えば、逆のホールドオフ電圧等を要求しない)ことにより、MCR21i5 の如き現在の水準技術の部品に勝るSCR設計を改善することにより達成可能な 、コイルの一層@線1の120 Aのピーク電流において1ボルトの低い順方向 降下を有することが望ましい。 第2の改善は、放電コンデンサ4の大きさを小さくする(例えば、8μFから5 μFへ)か、あるいは最近発行された米国特許第4,677.960号に開示さ れた電圧倍加特性を保持し、あるいは放電コンデンサ4のキャパシタンスを保持 するかあるいは(例えば、8μFから12μFへ)増大しながら作動電圧を(例 えば、350ボルトから200ボルトへ)低下することにより、CDCC放電回 路(開示済み)を修正することに関する。両方の場合において、電圧再充電回路 4c/4 e / 4 fが使用されることが望ましい。このように、80乃至 100μ秒の火花パルス当たり少ないエネルギが供給されるが、初期火花パルス に関して後続の火花パルスにおいて更に多くのエネルギを持つ一層多くの火花パ ルスを供給するため、コンデンサ4C、チョーク誘導子4eおよびダイオード4 fからなる再充電回路を用いる(抵抗4dは除去する)ことによって同じ総エネ ルギを供給することができる。この方策は、初期パルス対後続パルスにおいて遥 かに高い(低い周波数10KHz )火花エネルギを供給しないという観点と一 致する。コンデンサ4Cは、コンデンサ4の値と略々等しい値、あるいは放電コ ンデンサ4が減らされる値と略々等しい値を持つことが望ましく、例えば、コン デンサ4が8μFから5μFに減じられる場合は、略々3μFとなる。チョーク 4eのインダクタンス値は、(チョーク4e、コンデンサ4およびコイルの一次 巻線1を用いて)SCR5の点弧と同時に、SCRの再点弧直前のサイクルの半 分(典型的には、250乃至400μ秒)だけSCRが振動して、電荷をコンデ ンサ4に供給してSCRのラッチを阻止するように決定される。このチョークの インダクタンス4eは、本文に開示した典型的なCDCC点火の場合には約10 m Hの値を有する。 電圧倍加特性を維持するためには、入力電圧Vp、最大所要二次出力電圧VS、 放電コンデンサ4の値Cpおよび二次出力コンデンサ9(第1θ図)の値Csに 照して、コイルの巻線比Nを規定する式が、(米国特許第4,677.960号 における開示内容に基いて)開発された。これは、下式により与えられる。即ち 、N = [(Vp/Vs) * (Cp /Cs)]”r  I  ÷    [1−(Cs/Cp) 傘(Vs/Vp)  **  2]]またこれを簡単に すると、 N  =  [Vs/(2本Vp)]  ** [1÷ (]/4)”(Cs/ Cp)  *  (Vs/Vp)*孝2] (Cs/Cp) * (Vs/Vp) 112が1よす% h’ ニ小サイ条件 である。 プラグおよびブーツのキャパシタンスを低下させること(改善として本文に開示 される)によりコイル出力キャパシタンスCsを低下させることは、コイルの巻 線比Nを減少させ、またこれにより点火システムの効率を向上させる上で役立つ ことが判る。また、これは、放電コンデンサCpが5μFとして規定された点火 の更に効率のよいまた更に適当な再充電回路形態の一態様において先に開示され た如き放電コンデンサcpの比較的低い値を許容する。 例えば、Cp=5pF、Cs=]&OpF%Vp=350ボルト(40(lボル トのコンデンサを仮定して)、Vs =、33KVを用いて下式を得る。即ち、 N  =  [33,(100/700  コ *  [1+0.071  = 50二わが望ましくは低い巻線比である。 (CE I点火の)PDIシステムにおける最適化されたコイルの設計について は、約6.45cm”  (1平方インチ)(あるいは、実施においてはそれ以 下)の断面積を持つフェライトまたは他の損失の小さく、かつ高い飽和磁束密度 を有し、また望ましくは一次巻線数が約25である長さ約76.2x巾約25. 4mm (長さ3×中1インチ)の巻線穴を有するコア、および(400ポルト 定格のコンデンサ4の場合)約50なるコイル巻線比Nを使用することが望まし い。(−次@線1および二次巻線2がコア3aの同じ部分に巻付けられる場合) このような構造は20乃至30μHのコイル漏れインダクタンスを生じ、6乃至 IOμFの放電コンデンサ4において80乃至100μ秒の望ましい放電期間を 与える。低い放電コンデンサの値、例えば5μFの場合は、望ましい80乃至1 00μ秒の放電期間を維持するためコイル漏れインダクタンスを大きくすること ができる。これは、コアの穴の長さ対中の比季を(例えば、3:1から2.5   : 1に)減じるか、あるいは比較的低いインダクタンス(透&!i率)のコ アを使用することにより、そして(または)コイルの巻線1および20巻線数を 増やすことによって達成される。コアがコスト競争力を持ちかつ効率がよいもの でなければならない場合は、例えばニッケル鉄の如き6乃至12キロガウスの比 較的高い飽和磁束密度の材料を使用することにより、更に小さなコア断面積を使 用することができる。低コストの鉄粉心の技術における最近の改善(効率の改善 )は、これらをインダクタンスが低いものから中程度の材料のコアの使用を選好 する本願における理想的な候補にし得る。 例えばピーク火花電流がIA、および作動周波数が10にHzであるECD I システム、あるいはECD IおよびPDIの間の特性を有するその変更例の場 合は、(]0KHzの周波数を得るのに比較的低いコイルの漏れインダクタンス が許される)コンデンサ4の場合に、8乃至12μFの高いキャパシタンスの例 えば200ボルト(250ボルトのコンデンサ)の比較的低い電圧システムを使 用することもできる。このようなシステムにおいては、約100回の巻線数が指 定されるが、(約6.45co+2(1平方インチ)のコアの場合)−次@線数 は僅かに15に過ぎず、従ってコアサイズは実際には比較的小さなサイズの二次 巻線が同数の巻数の故に一次巻線の巻数か少なくかつ寸法が小さな二次巻線であ るため一次巻線が小さい故にコアの大きさは実際には小さくなる。放電回路には 少ないエネルギ(250ミリジユール)しか蓄えられないため、より多くのエネ ルギを必要とする場合は再充電回路を必要とする。 寸法およびコストが重要である用途においては、−次巻線1および二次@112 が第13図に示されるように同一直線上に巻かれるがコア3aの3つの脚が除か れた巻線に対して外側にある如きCEI点大のためのCDCCコイルを設計する ことができる。巻線に対し内側の単一の(開放)コアは、コイル巻線間にやや強 い結合を提供し、その結果ピーク電圧は(フェライトコアの場合)僅かに5%し か減じないが、これは巻線を3%だけ増やすことにより容易に補償される。 効率はほとんど減じることがなく、放電期間の減少も、僅かに大きな放電コンデ ンサ4を使用するかあるいは既に開示した他の方法により補償することができる 。 特に高いRPMで運転する機関用の点火のための点火システムの動作を更に改善 するため2つのSCRを使用することができ、この場合一方は最初のパルスと同 時に点弧され、他方は点火パルス列の残りのパルスに対して点弧される。 もし再充電回路が用いられなければ、(抵抗4dをl乃至10Ωの低い値、ある いは0に設定すれば)コンデンサ4cは依然として低いの値であるO9l乃至0 .2μFの二次スナツパ・コンデンサとして保持することができる。このような コンデンサはまた、第2b図、第2C図および第10図に関して開示した如きS CRの遮断に続く火花放電に対して高い周波数で比較的低いピーク(ECDI) 電流の火花エネルギを供給するためコンデンサ4aと共に作動する。 更に最適化されたCEI点火の別の主な特徴は、有効な電気エネルギを吸収する ことなく電気的遮蔽を行なうための望ましくは絶縁ケーシング133および開放 された金属ケーシング132を含む非強磁性材料から作られた同じ筺体130内 部にコイルおよび放電回路全体を設置することである。これにより、−次@tt lA1の長さを最小にすることによって、EMIを最小限度に抑えることおよび 容量性放電点火効率を最適化することの両方を助ける。EMI(および容量性の 干渉を含む他の形態の干渉)の更なる改善は、ファラデー・シールド135(開 回路)をコイルの@&11および2間に置き、これを都合のよい点136におけ る二次巻線の低電圧側と接続することによって達成される。 火花プラグ付近の約50pFの(ブーツ)キャパシタンス値Csbを得る観点に おけるCEI点火の別の望ましい実a=様は、火花プラグのワイヤ108b上に 編み針金の構造シールド86cを使用することであり、この場合この針金は非常 に低いインダクタンスLsb(0,1乃至1μH)で非常に低い抵抗値を有し、 かつ初期の放2(火花形成)と同時に強いが比較的低いエネルギの容量性火花を 生じるため必要なキャパシタンスを有する直線的な大きな直径の金属線となる。 典型的なCsb値を60p FおよびLsbの値を0.6μHと仮定すると、ソ ースのインピーダンスZsbは下式により与えられる。即ち、 Zsb=  Lsb/C5b=  100Ωしかし、第11図乃至第11ff図 に開示されたEFFLプラグは、(典型的な約3.05乃至5.08m+n ( 0,12乃至0.20インチ)の収束火花間隙の場合)大気圧において8乃至も たらす。即ち、 I s b=Vb/Zs b =100 A大気圧において、この値は本発明の 用途に対する絶縁破壊容量性火花に対する値の範囲内にある。 火花プラグのワイヤは、中心部導体の直径および銹電率、および絶縁体の厚さを 調整することにより、キャパシタンスと(単位長さ当たりの)インダクタンスの ある範囲の値を与えるように設計することができる。 このようにして、所望のピーク電流および容量性エネルギは最良の点火に対して 得ることができる。この実施態様においては、主幹リード線108aは、非常に 低い対接地キャパシタンスを持つ高い誘導性吸収ワイヤであることが望ましい。 このソース・インピーダンスの概念は、CEI点火を部分的に構成するEFFL プラグと共に使用されるCDCC点火の諸パラメータの開示および定義において 有効である。火花期間における電流に対するそれぞれの一次および二次回路のソ ース・インピーダンスZp、Zsは下記に等しく示すことができる。即ち、zp =t/(2*π*f*Cp) Zs=N*Zp アーク燃焼電圧V arcおよびアーク電流1 arcに関して与えられる火花 間隙の等価抵抗Rarcは下記の如くである。即ち、 Rarc = V arc / 1 arcCEI点大の望ましい実施態様の開 示されたPDI態様においては、fを約10にHzと等しく、Cpを約8μFと 等しく、またNを約50に等しくとり、Zp=2Ω Zs=]00Ω とすれば、200ポルトの平均−次回路電圧Vpに対するアーク(二次回路)電 流1 arcの値、2Aを導き(但し、点火の作動中、Vpは350ポルトから 100ボルトまでの範囲にある)。即ち Iarc  =Vp/Zs=  200/100  =2Aしかし、本文に開示 されたPDIシステムにおいて使用される如き約2.54乃至5.08a+m  (0,1乃至0.2インチ)の間隙を有する典型的なEFFLプラグは、2Aの 電流において約200ボルトのアーク電圧Varcを有し、下記のアーク抵抗値 Rarcを導き、 Rarc = Varc / I arc = 200/ 2 =  100Ω CDCC電源とEFFL火花プラグとの間に完全な整合を暗示する。従って、本 文に開示した他の利点、特に最も重要である、火炎放電の点火を生じるため火炎 前面における直接的な放電を提供しながら、エネルギ移動の最適化を達成する。 ECD Iシステムの場合は、等価アーク抵抗は少なくとも更に大きな大きさと なるが、Zsはそれほど高くなく、その結果本例においては、システムは電気的 エネルギを火炎前面プラズマに結合する望ましい円環状間隙を横切って自然に存 在する高い電界を利用するよう設計された。本文に開示されたCDCCシステム およびEFFLプラグ(および使用される炭化水素燃料)に基いて、全て本発明 の本文の開示範囲内に該当する最適化されたGET点火システムの変更例をもた らすようある範囲のパイグリッド・システムを設計することができる。 CEI点大の開発に伴ないかつこれを助ける実際的な考察、特に筺体130内の 各部分の更に最適な配置は、(米国特許出願第885,912号および対応する 外国出願において開示゛される)電流ポンプと呼ばれる完全に新規な形式のDC −DCコンバータであり、これは筐体130内に示される各部分の配置を可能に する負荷が置かわる場所に対する不感性を含む多くの新しい確実な特徴を有する 。更に、電流ポンプおよび米国特許第4,677.960号のCDCC点火シス テム、先のEM点火および本発明(空燃混合気および伝播する初期火炎前面に対 する電気的エネルギの最適な結合をもたらす)を含むいくつかの他の発明の展開 が、本文に開示された最適化されたCEI点火を導くものであった。 要約すると、CEI点火は、達成すべきものおよび達成すべき方法の両方の観点 において点火を定義し直して、前には存在しなかった能力の実用的かつ高度に有 効な点火を生じるシステムである。その基本的レベルでは、このCEI点火は、 初期の火炎を組織的な方法で更に完全な「点火のプロセス」の一部としてこれに 最も有効な影響を与えるため勘案する。この最適な稀薄混合気の点火を達成する ため同様に重要な実際的な方法が本文に開示されている。これらは、共働するよ うに本発明に開示された展開を以前の発明(CDCC1電流ポンプおよびEM点 火)と共に用いて、(4乃至5の空燃比)の稀薄燃焼能力における主な改善をも たらし、これが今日の設計の機関および未だ開発中の次の世代の機関の双方にお ける正確なテストによって確証付けられた。 「同軸状間隙」について、本文に用いられる如き用語「同軸状間隙」は2つの同 軸状の電極間の空間の容積を指すことが意図され、明示的に記載されるのでなけ れば、特定の半径方向あるいは軸方向の如何なる限定も含むものと解釈すべきで ないことを知るべきである。 従って、本発明に関しては、本文に含まれる本発明の範囲から逸脱することなく 上記の装置および方法においである変更が可能であるため、本文の記述に含まれ あるいは添付図面に示される全ての事項は例示であって限定の意味において解釈 されてはならないものであることを特に強調する。 浄書(内容に変更なし) FIG、 la従米扶狗 浄L’F(内容に変更なし) i?IIIF(内容1こ変更なし) lIll(内゛aに変更なしン FIG、3a 0      1oo     200    300    400      t p9FIG、 4 浄;(内容に変更なし) FIG、  5 FIG、  6 ?Tl書(内容に変gLなし) FIG、 9ab FIG、 9ac FIG、9ad FIG、 9ae F IG、 9afFIG、 9b 浄書(内容に変更なし) 手続補正書(方式) 平成 2年す月千日′ 特許庁長官  吉 1)文毅 殿 PCT/US87103346 2、発明の名称 電界放電の形成 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 名 称  コンパッション・エレクトロマグネチツクス・インコーホレーテッド 4、代理人 住 所  東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 5、補正命令の日付  平成 2年 5月 8日 (発送日)6、補正の対象 (1)出願人の代表音名を記載した国内書面国際調査報告 一1四掴醪^醋−と酔6111111. pcrlσ587103346bue rsab@++a+^11111<Noクー−−−1’PC’r1058710 3346

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.火花プラグ手段の外側の第2の電極即ちシェルの端部と該シェル端部に隣接 する内側面領域とを含みかつその間の領域として画成された接地点火縁部即ち接 地電極を持つ内側面を有する支持構造に載置された火花プラグ手段を有する燃焼 室と、点火縁部と同軸状の間隙を形成する金属の点火先端部またはその端部に設 置されたボタンを持つセラミック先端部を更に含む前記火花プラグ手段の中心部 電極の部分的に絶縁された端部を含む中心部の点火端部即ち先端部と、前記燃焼 室内で空燃混合気を点火するため前記火花プラグ手段により提供される火花手段 と、該火花手段に対して電気エネルギを供給して前記混合気を点火する手段とを 備え、該火花手段は前記火花プラグ手段に対する前記電気エネルギの印加と同時 に1回以上の火花パルス放電および1つ以上の電界を生じる点火システムにおい て、前記点火端部および点火縁部が実質的な電界即ち静電収束レンズ、即ちEF FLを形成するように該点火端部および点火縁部の成形および配置を行ない、前 記同軸状間隙の最小寸法は約2.03mm(0.080インチ)より大きく、前 記EFFLプラグ手段は、無制限数の同軸状の均一なシリンダ間に形成される等 しい間隙に対して火花放電を形成するよう該同軸状間隙を電気的に絶縁破壊する ため必要な電圧を実質的に低減するも、等しい間隙の無制限数の同軸状シリンダ に対する火花放電の間アーク燃焼電圧を増大することを特徴とする点火システム 。 2.前記点火縁部を部分的に画成する前記シェル端部が、前記点火縁部を一緒に 画成する前記内側支持面に対して凹んでおり、前記点火端部を面成する前記先端 部の前記ボタンおよびセラミック部が、前記点火端部と、前記同軸状間隙を画成 する前記点火縁部の外側領域との間の前記電界の強い収束を生じるような形状お よび位置が与えられ、電気エネルギの多くのパルス放電による火花発生と同時に 、前記中心部電極から前記外側の点火縁部まで延長する少なくとも1つの火花が 形成されることを特徴とする請求項1記載のシステム。 3.前記ボタンの形状および前記先端部の前記セラミック部が一緒になって、一 枚のシートの双曲面に略々似た軸方向の凹面を有する略々不均一な円筒を形成す るようになっており、前記ボタンの最大径が前記セラミック先端部の基部即ち最 大径の略々三分の二であることを特徴とする請求項2記載のシステム。 4.1つ以上の火花パルス放電が与えられ、前記電極および間隙が、前記パルス 放電の最初の1つの長さが、以降のパルスよりも前記プラグ先端部周囲の前記電 界に対して更に直角に前記混合気中に延在するように形状および位置が与えられ 、前記火花放電が、前記電界に対して略々平行な前記空燃混合気中に伝播する前 面を有する火炎を、該火炎前面に与えられる実質量の前記電気エネルギを以て生 成することを特徴とする請求項1記載のシステム。 5.多くのパルス状放電を反復的に点火する間隔が0.5ミリ秒より短い多くの パルス状火花放電を含むことを特徴とする請求項1記載のシステム。 6.前記電気エネルギを供給する前記手段が、80乃至120μ秒間の火花電流 パルスの持続期間を有し、かつ0.4乃至4A間のピーク正弦波形のパルス電流 を以て点火着火当たり多数の個々の正弦波形の火花パルス放電を生じるよう構成 されることを特徴とする請求項5記載のシステム。 7.前記多くのパルス放電が、最初、80乃至200μ秒間の点火期間と、該パ ルス間に100乃至300μ秒の範囲の遅れを有する電流の約200乃至1.0 00mAの範囲内のパルス形態を呈することを特徴とする請求項5記載のシステ ム。 8.前記火炎前面自体が、前記電極における前記エネルギの順次の放電と同時に 放電経路となることを特徴とする請求項2記載のシステム。 9.前記火花放電が、約6.45cm2(1平方インチ)のコア断面積を有する 閉鎖型の磁気コア上に約25回巻付けられ、かつ巻線比が略々50であり、一次 電圧が約350ボルトである一次コイルを有する変圧器を含む点火システムによ り生じることを特徴とする請求項6記載のシステム。 10.前記電極および間隙は、前記電界が最初前記中心部電極から遠去かるよう に移動するに伴なって方向が該電界の方向に対して徐々に更に平行になる初期火 炎前面を生成するような形状および位置が与えられることを特徴とする請求項1 記載のシステム。 11.前記電気エネルギを供給する前記手段が、前記混合気の誘電性を破壊して 、前記火花放電における約50乃至500mA間の電流と関連する少なくとも5 00ボルトの電圧から少なくとも2,000ボルト/cmの電界の強さを生じる に充分なエネルギを提供するように構成されることを特徴とする請求項1記載の システム。 12.前記火花放電が、略々60のコイル巻線比を有する変圧器を含む点火シス テムによって生成され、前記一次電圧が約300ボルトであることを特徴とする 請求項11記載のシステム。 13.前記点火システムが、前記一次コイルと結合され、約5μFのキャパシタ ンスを有するコンデンサを含むことを特徴とする請求項12記載のシステム。 14.前記混合気が炭化水素燃料であり、該燃料は、点火と同時に、前記電気エ ネルギを前記火炎前面における電子プラズマに結合しかつ該電子プラズマを介し て前記火炎前面の強い分子内の励起を生じることにより、前記燃焼室内で前記間 隙の付近に維持される強い電界による誘起に適する火炎プラズマ密度輪郭を生じ ることを特徴とする請求項1記載のシステム。 15.前記炭化水素燃料の組成は、含まれる炭素対水素の比率が0.5乃至2. 0の範囲内にあることを特徴とする請求項14記載のシステム。 16.前記燃料が、前記混合気が点火される時、純粋の炭化水素燃料/空気の燃 焼の急激に落るプラズマの尾引き特性を依然として呈するプラズマ輪郭を有する 前記火炎前面の輪郭全体におけるプラズマ密度を増強するに充分な微量の低イオ ン化性の物質を含むことを特徴とする請求項15記載のシステム。 17.前記混合気が、点火と同時に前記燃料の前面の結果として生じるピーク・ プラズマ密度が典型的な燃料に勝る少なくとも2の因数で増強されるように充分 な芳香族炭化水素化合物を有する燃料を含み、前記プラズマの輪郭が純粋の炭化 水素燃料/空気の燃焼の急激に落るプラズマ尾引き特性を依然として呈すること を特徴とする請求項1記載のシステム。 18.前記プラグ先端部端部の前記EFFLが、一枚のシートの双曲面を実質的 に含み、他端部の直径の略々三分の二の直径を持つ前記双曲面の一端部を含む前 記端部ボタンが、前記先端部のセラミック絶縁層の基部を含むことを特徴とする 請求項1記載のシステム。 19.前記プラグ手段が14mmのプラグ・シェルを有する火花プラグからなり 、前記ボタンの直径、前記先端部の絶縁部分および内側シェル端部の最小および 最大直径が、それぞれ約6.60、5.84、0.81および9.91mm(0 .26、0.23、0.32および0.39インチ)であることを特徴とする請 求項18記載のシステム。 20.前記EFFL火花プラグが、シェル端部の内側端面に対して収束すること を特徴とする請求項19記載のシステム。 21.前記EFFL火花プラグが、前記シェル端部を少し越えて置かれる円に対 し、また更に前記燃焼室内に収束することを特徴とする請求項19記載のシステ ム。 22.燃焼室を有する内燃装置のための火花プラグにおいて、 前記燃焼室の壁面に取付けるための金属チューブにより同軸状に包囲され、かつ 該チューブと中心部ワイヤとの間に配置された一層の電気絶縁物質を有する長い 導電性の中心部導体を設け、該導体と前記チューブと層とがコンデンサを構成し 、 前記チューブの一端部が円形縁部を形成し、前記導体の一端部が前記縁部を実質 的に超えて軸方向に延長し、 前記壁面が前記縁部に隣接してこれを包囲するリムを有し、該リムは前記縁部と 略各々同じ表面中を持つことにより画成され、 前記導体の前記一端部に取付けられた導電性を有するボタンを設け、該ボタンは 、放電による腐食および前記内燃装置の内部環境に対して実質的に抵抗性のある 材料から形成され、前記ボタンは前記導体の前記端部より大きな直径を有し、か つ前記導体の充電と同時に前記リムに対して電界線を収束するような輪郭を有す ることを特徴とする火花プラグ。 23.前記中心部導体の前記一端部および絶縁物質層が、前記円形縁部を越えて 約2.03乃至4.06mm(0.8乃至0.16インチ)の範囲の距離だけ軸 方向に延在し、前記縁部が実質的に同軸状の間隙により前記ボタンから隔てられ ることを特徴とする請求項22記載の火花プラグ。 24.前記縁部の付近における前記絶縁物質が、前記中心部導体の軸方向距離の 一部である長さにわたり前記チューブの内径より小さな外径を有し、前記縁部の 付近における前記絶縁物質の周囲に基部の接合用中空容積部を形成することを特 徴とする請求項23記載の火花プラグ。 25.前記縁部が、前記導体から間隔をおいてこれに向って突出する1つ以上の 小さなローブを有することを特徴とする請求項24記載の火花プラグ。 26.前記縁部の付近における前記絶縁物質の厚さは約2.54mm(0.1イ ンチ)であり、前記中心部導体の直径は約2.54mm(0.1インチ)であり 、前記層の物質は、8乃至40間の比誘電率および250ボルト/ミル(約0. 025mm)より大きな放電開始電圧を有することを特徴とする請求項24記載 の火花プラグ。 27.前記ワイヤの前記一端部に隣接する第1の部分の断面径は、前記導体の残 りの部分の断面径より実質的に小さく、前記ボタンは、前記導体の第1の部分の 直径より大きな直径を有することを特徴とする請求項26記載の火花プラグ。 28.前記ボタンの周部は、小径部を有しかつ前記導体の前記一端部と結合され た略々円錐台として成形され、該円錐台は垂直に対し30乃至45°の角度を有 することを特徴とする請求項22記載の火花プラグ。 29.前記ボタンの周部は、断面が円弧の一部として形成されることを特徴とす る請求項22記載の火花プラグ。 30.前記導体の反対側端部に対して電気的に結合されたインダクタンスを有す ることを特徴とする請求項22記載の火花プラグ。 31.前記インダクタンスが、1Ω/フィート(約305mm)と略々等しいか あるいはこれより小さな抵抗値と、50μH/フィート(約305mm)程度の インダクタンスを有する低い抵抗値の巻線であることを特徴とする請求項30記 載の火花プラグ。 32.前記金属チューブ内に収容された前記導体の前記残りの部分の直径は、前 記残りの部分と前記チューブとの間に扶持された前記絶縁体が、前記プラグの使 用中前記絶縁体の誘電破壊による破裂に耐える最小厚さであるように選択される ことを特徴とする請求項26記載の火花プラグ。 33.前記絶線物質の一部を包囲する金属シェルと標準的な14mmねじを有す る一端部を有し、前記導体の前記残りの部分および挟持されたアルミナが2つの 関連する外径を有し、即ち前記導体においては約4.06および8.13mm( 0.16および0.32インチ)であり、前記アルミナにおいては約9.91お よび13.97mm(0.39および0.55インチ)であることを特徴とする 請求項32記載の火花プラグ。 34.燃焼室内で空燃混合気を点火する電気的点火システムにおいて、 a)中心部の電極と該中心部電極の周囲に同軸状に配置された第2の電極とを有 する先端部を含む火花プラグを設けて該電極間に少なくとも約2.03mm(0 .08インチ)の同軸状間隙を提供し、該間隙間で1つ以上の火花パルス放電お よび電界が前記プラグに対する電気エネルギの印加と同時に起生し、 b)前記プラグを付勢する点火回路を設け、該回路は更に、 入力DC−DCコンバータと、 火花プラグと直接あるいは間接に結合する高電圧の二次巻線と、前記DC−DC コンバータと結合された一次巻線とを有する変圧器即ちコイル手段と、前記一次 巻線に跨がって結合されたスナッパー・コンデンサと、 前記一次巻線と、該一次巻線の高圧側と結合された入力コンデンサと、該入力コ ンデンサにより前記一次巻線に与えられる前記電圧の印加を制御するスイッチ手 段とを含むことを特徴とする電気的点火システム。 35.前記スイッチ手段が、80乃至120μ秒間の正弦波の周期の多数の正弦 波パルス火花放電を制御し切換えるため使用される1つ以上の低順方向電圧降下 SCRを含み、更に、ダイオードと高い値の抵抗R1spと前記コイルの前記一 次巻線に跨がり結合されたコンデンサCspとからなるSCRスピードアップ・ ターンオフ回路を含み、ダイオードのカソードが前記一次巻線の高圧側と結合さ れかつコンデンサが接地側と結合され、前記SCRのゲートと、コンデンサCs pと抵抗R1sp間の交点との間に結合された低い値の抵抗R2spを含むこと を特徴とする請求項34記載のシステム。 36.入力コンデンサが400ボルト定格のコンデンサであり、前記スピードア ップ・ターンオフ回路を構成する諸要素の値は、R1spでは約3KΩ、Csp では約0.22μFおよびR2spでは約100Ωであることを特徴とする請求 項35記載のシステム。 37.前記DC−DCコンバータが電流ポンプDC−DCコンバータであること を特徴とする請求項34記載のシステム。 38.前記電流ポンプDC−DCコンバータが70%より大きな効率を有し、前 記容量性放電回路が50%より大きな効率を有することを特徴とする請求項37 記載のシステム。 39.前記火花プラグが更に、前記第2の電極を形成する金属チューブにより同 軸状に包囲された長い導電性を有する中心部導体と、前記チューブと前記導体と の間に置かれた一層の電気絶縁物質とを含み、該導体、チューブおよび層がコン デンサを構成するようにし、前記チューブの一端部が円形縁部を形成し、前記導 体の一端部が前記縁部を実質的に越えて軸方向に延在し、前記中心部導体を形成 しかつ該導体の前記一端部に取付けられた金属ボタンを含み、該ボタンは放電か らの腐食および前記燃焼室の内部環境に対して実質的に抵抗性のある材料から形 成され、前記ボタンは前記導体の前記端部よりも大きな直径を有しかつ電界収束 レンズ即ちEFFLの一部を形成することを特徴とする請求項34記載のシステ ム。 40.前記入力コンデンサが4乃至12μFのキャパシタンスを有し、前記コン バータは前記コンデンサを約350ボルトの電圧まで充電するためのものであり 、前記変圧器手段は閉鎖された磁気コアを有し、該変圧器における前記二次巻線 対一次巻線の巻線比は約45乃至60の範囲内にあることを特徴とする請求項3 4記載のシステム。 41.前記スナッパー・コンデンサが0.05乃至0.25μF間のキャパシタ ンスを有することを特徴とする請求項34記載のシステム。 42.前記二次巻線の高圧側と結合された分配器手段を設け、該分配器手段の出 力は前記プラグと結合され、前記分配器手段は1つのロータと、該ロータの先端 部から約0.397mm(1/64インチ)の間隙で離間された少なくとも1つ の分配器の点とを有し、該ロータの先端部は放電からの腐食に耐える材料から形 成されることを特徴とする請求項34記載のシステム。 43.前記放電回路は前記プラグに対し一連の電気パルスを生じるよう構成され 、各パルスは80乃至20μ秒間隔の範囲内の持続期間を有し、約150乃至3 00μ秒の間で点火されることを特徴とする請求項34記載のシステム。 44.前記放電回路はまた、前記小さなコンデンサの放電により、前記各パルス の終りにおいて約10乃至30μ秒のリンギングを生じることを特徴とする請求 項34記載のシステム。 45.前記空燃混合気は炭化水素燃料を含み、該燃料は、点火と同時に、前記燃 焼室内に維持される強い電界による誘起に適するプラズマ密度輪郭を有する前面 を持つ火炎を生じ、該誘起は前記火炎前面の電子プラズマにおける電気エネルギ を結合しかつ該プラズマにおける電子の作用により前記火炎前面における強い分 子の内部励起を生じることにより起生することを特徴とする請求項34記載のシ ステム。 46.前記炭化水素燃料の組成は、含まれる炭素対水素の比率が0.5乃至2. 0の範囲内にあることを特徴とする請求項45記載のシステム。 47.前記燃料が、前記混合気が点火される時、前記火炎の尾引き区域における 密度を不当に増加させることなく、前記火炎前面の輪郭全体におけるプラズマ密 度を増強するに充分な微量の低イオン化性の物質を含むことを特徴とする請求項 45記載のシステム。 48.前記低イオン化性物質が、リチウム、ナトリウムおよびカルシウムからな るグループから選択された金属の化合物であることを特徴とする請求項47記載 のシステム。 49.前記燃料が、点火と同時に、前記火炎前面の結果として生じるプラズマ密 度が、純粋の炭化水素燃料/空気の燃焼の急激に落ちるプラズマ尾引き特性を依 然として呈するプラズマ輪郭により増強されるような充分な芳香族炭化水素化合 物を有することを特徴とする請求項48記載のシステム。 50.内燃装置用の火花プラグのための容量性ブーツであって、該プラグが先端 部と反対側端部とを有する長い中心部導体と、該中心部導体をその端部に隣接す る部分を除いて包囲する絶縁層と、該絶縁層の一部を包囲する金属シェルとを有 するブーツにおいて、−端部が前記導体の前記反対側端部に丁度嵌合してこれと 電気的接触を生じる寸法である内径を有する導電性を有する円筒部と、 該円筒部の周囲に同軸状に配置され、前記シェルの少なくとも一部に丁度嵌合し てこれと電気的接触を生じる寸法である金属の中空チューブと、該チューブと前 記円筒部との間に置かれた実質的に一定の厚さの第2の層の電気絶縁性の中実の 誘電物質とを設け、前記チューブと円筒部と第2の層とがコンデンサを構成し、 該第2の層の少なくとも一部が前記絶縁層の周囲に丁度嵌合するように配置され る管状延長部であることを特徴とするブーツ。 51.前記反対側端部が約3.18mm(1/8インチ)より大きな厚さを持つ 前記金属チューブと特徴とし、前記誘電物質が前記反対側端部を少なくとも約1 2.7mm(1/2インチ)だけ越えて突出し、前記円筒部が前記反対側端部か ら凹んでいることを特徴とする請求項50記載のブーツ。 52.前記導体の前記反対側端部に対し電気的に結合された誘導性のある小さな 抵抗の巻線を含むことを特徴とする請求項50記載のブーツ。 53.前記シェルの外側と、前記シェルに対して電気的接触を生じる前記チュー ブの前記部分の内表面とに、それぞれ一致するねじが設けられていることを特徴 とする請求項50記載のブーツ。 54.前記チューブと、前記チューブの内方のねじとが、該チューブおよびシェ ルのねじが部分的に螺合する時前記導電性円筒部と前記導体の前記反対側端部と の間に良好な電気的接触が生じるように構成されており、前記誘電層は前記プラ グの前記絶縁層をほとんど完全に覆うことを特徴とする請求項53記載のブーツ 。 55.前記第2の誘電層の比誘電率が約5乃至50の間にあって、前記ブーツに 約30乃至100pF間のキャパシタンスを提供することを特徴とする請求項5 0記載のブーツ。 56.前記円筒部の外径が約10.2乃至12.7mm(0.4乃至0.5イン チ)の間にあり、包囲する誘電層の外径は約14.3乃至19.1mm(9/1 6乃至3/4インチ)の間にあり、かつ前記ブーツの全長は約25.4乃至10 1.6mm(1乃至4インチ)の間にあることを特徴とする請求項50記載のブ ーツ。 57.前記円筒部の前記反対側端部と結合された火花プラグのワイヤを設け、該 ワイヤは約1Ω/フィート(約305mm)以下の抵抗を有し、かつ10乃至1 00μH/フィート(約305mm)間のインダクタンスを有する巻線を形成す るよう巻付けられていることを特徴とする請求項50記載のブーツ。 58.前記円筒部の凹んだ端部から少し張出す前記誘電物質が、前記巻線の外径 に丁度嵌合して前記円筒部の前記凹んだ端部に対する座と)て働くように前記円 筒部の直径より小さな直径を有することを特徴とする請求項52記載のブーツ。 59.前記第2の絶縁性を有する誘電物質が、延伸して前記プラグの絶縁層の外 表面に丁度嵌合するように弾性を有することを特徴とする請求項50記載のブー ツ。 60.内燃機関用の強化された従来の放電点火システムにおいて、 約100乃至500mAの間で放電を生じる容量性放電手段と、 結合されることにより付勢されるように前記放電手段と結合された火花プラグ手 段とを設け、該火花プラグ手段は、実質的に円環状の火花間隙を有し、かつ実質 的な成分が前記プラグ手段の付勢により生じた火花の方位に対し直角をなす実質 的な成分を有する電界を生じるような形状および位置が与えられた先端部を有し 、該電界は、前記放電の少なくとも一部において、また前記機関の部分負荷運転 の少なくとも一部において、少なくとも800ボルト/cm/大気圧の電界の強 さを有することを特徴とするシステム。 61.前記火花プラグ手段に置かれた20乃至80pF間のキャパシタンスを有 する出力コンデンサを設けることを特徴とする請求項60記載のシステム。 62.前記火花プラグ手段の先端部が、中心部の導体の端部と、誘電体により前 記中心部導体から分離された同軸状に配置された導電性を有する鞘部とを含み、 前記円環状火花間隙が前記中心部導体と前記鞘部の対応する端部間に位置するこ とを特徴とする請求項60記載のシステム。 63.前記中心部導体の前記端部が、前記鞘部の前記端部を越えて軸方向に約1 .52乃至3.05mm(0.06乃至0.12インチ)間の距離だけ突出する ことを特徴とする請求項61記載のシステム。 64.前記放電手段が、前記電流に実質的に周期的に0.25ミリ秒の周期を与 えることを特徴とする請求項60記載のシステム。 65.前記火花間隙が指渡し約2.54mm(0.1インチ)であることを特徴 とする請求項60記載のシステム。 66.前記放電の電流が、約6.45cm2(1平方インチ)のコア断面積を有 する閉鎖された磁気コア上に50乃至60の巻線比で巻付けられた変圧器を含む 点火システムにより生成され、一次電圧は約350ボルトであり、前記一次コイ ルと結合された約6μFのコンデンサを設けることを特徴とする請求項60記載 のシステム。 67.前記放電の電流が、約25の巻線比を有する変圧器を含む点火システムに より生成され、一次電圧は約600ボルトであり、前記一次コイルと結合された 約3μFのコンデンサを設けることを特徴とする請求項60記載のシステム。 68.内燃機関用のパルス化火炎放電点火システムにおいて、付勢されるように 振動放電手段を提供し、約3.8mm(0.15インチ)の同軸状の火花間隙で 分離された1対の同軸状に配置された電極を有する容量性放電手段を設け、プラ グ手段が一枚のシートの双曲面に似た静電収束レンズを設けするような形状およ び位置が与えられた中心先端部を有することを特徴とするシステム。 69.前記火花プラグ手段の先端部が、ボタンと接触する前記中心部導体の前記 部分の直径を有するボタンで終る中心部導体と、該中心部導体から誘電体により 分離された同軸状に置かれた導電性を有する鞘部とを含み、前記ボタンと前記鞘 部の対応する端部とが同軸状の火花間隙を形成するようにすることを特徴とする 請求項68記載のシステム。 70.前記ボタンの外表面が実質的に平坦であり、該ボタンの周部が、小径端部 を前記中心部導体と結合させた円錐台として形成されることを特徴とする請求項 69記載のシステム。
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