JPH02502095A - オルニチン誘導体 - Google Patents
オルニチン誘導体Info
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- JPH02502095A JPH02502095A JP63508714A JP50871488A JPH02502095A JP H02502095 A JPH02502095 A JP H02502095A JP 63508714 A JP63508714 A JP 63508714A JP 50871488 A JP50871488 A JP 50871488A JP H02502095 A JPH02502095 A JP H02502095A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D475/00—Heterocyclic compounds containing pteridine ring systems
- C07D475/06—Heterocyclic compounds containing pteridine ring systems with a nitrogen atom directly attached in position 4
- C07D475/08—Heterocyclic compounds containing pteridine ring systems with a nitrogen atom directly attached in position 4 with a nitrogen atom directly attached in position 2
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
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- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
オルニチン誘導体
本発明はメトトレキセート耐性細胞の生長に対し高い抑制活性を示すN −(4
−アミノ−4−デオキシブチδ
ロイル)−L−オルニチンの所定のN −アシル誘導体及びそれらを含有する薬
剤組成物に関する。
N−(4−アミノ−4−デオキシプテロイル)−L−オルニチン(本明細書中以
降で時にはAPA−L−Ornと呼ぶ)は下記の構造を有する:(式中、Rは水
素である)、それは、ジヒドロホレートリダクターゼ(DHFR)及びホリポリ
グルタメートシンセターゼ(FPGS)の効力ある抑制剤であるが、培養におけ
る細胞生長の抑制剤としては相対的に不活性であることが報告され、それのアミ
ノ置換されたプロドラッグ誘導体は細胞吸収が増大される可能性があることから
、感心のあることが提案された。ロゾウスキー(Rosowsky)等、J、
Med、 Chew、 、29巻、655−660頁(1986年)。
本発明は上記構造Iを有し、式中Rは−QC−Ar−COOR+(Arは芳香族
基であり、R3は水素或は低級アルキル(炭素原子1〜5)である)であるAP
A−L−OrnのN6−アシル誘導体に関する。かかる化合物はメトトレキセー
ト耐性腫瘍細胞、例えばヒト細胞系統5CC15/R1及び5CC25/R1の
生長に対して著しく高い抑制活性を示し、その活性はAPA−L−Ornの他の
N6−アシル誘導体の活性よりも予期されない程に高い0本発明の化合物はAr
が単環式或は二環式芳香族、好ましくは単環式であるもの、並びに追加の置換基
、例えば塩素ヒドロキシ或は低級アルコキシ(炭素原子1〜5)が、芳香族基中
に存在するものを含み、好ましい化合物はRが下記:
であるものである、好ましい化合物では、−COORl基が本発明の化合物はN
−(4−アミノ−4−デオキシ−N IO−ホルミルプテロイル)−L−オルニ
チン或はそのトリフルオロアセテート塩を適当な無水カルボン酸と反応させてN
6−アシル−N −(4−アミノ−4−デオキシ−N”−ホルミルプテロイル)
−L−オルニチンを形成した後、後者を温和なアルカリ性条件下で処理してN”
−ホルミル基を選択的に開裂させて作ることができる。開裂反応はロゾウスキー
等がJ、Mad、 CheIll、 、 29@、1703−1709頁(19
86年)に記載した。APA−L−Ornのへミーフタロイル誘導体もまた4−
アミノ−4−ゾオキシーN1°−ホルミルプテロイル酸セスキ水和物(ロゾウス
キー等、J、Med、 Chews、 、 29巻、655−660頁δ
(1986年))とベルシリル化N −フタリル−し−オルニチン(ボダンスツ
キ−(Bodanszky )等、 J、A、C,S、、86@、4452−4
459頁(1964年))とを反応させてN”−ホルミルN6−フタルイミド誘
導体を形成した後に同時にイミド環をアルカリ性条件下で脱ホルミル化及び開い
て作ることができる。
化合物を慣用の製薬上許容しつる非毒性キャリヤーに混合或は溶解して治療組成
物とすることができる。有効剤の有効投与量は簡単な試験によって容易にめるこ
とができる。
信
N’−(4−アミノ−4−デオキシ−N1°−ホルミルブδ
テロイル)−N −フタリル−し−オルニチンδ
N −フタリル−し−オルニチンハイドロクロリド(1,19g、4ミリモル)
をCH富C1t (25m L )に懸濁させた液に、EtJ (0,89g%
8.8ミリモル)及びMesSiCl (0,96g 、 8.8ミリモル)を
連続して加えた。混合物を25℃で18時間攪拌し、減圧下で蒸発乾固させ、残
分なジメチルホルムアミド(30mL)に還流温度で再溶解した。溶液(溶液A
)を下記に説明する操作中ずっと暖め続けた。
Et*N(0,809g、8ミリモル)を含有する乾燥N−メチルピロリジノン
(35mβ)中にN″ll−ホルミル−4−アミノ−4−デオキシプテロイル酸
セスキ水和物(0,732g、2ミリモル)を懸濁させた液に、塩化を一ブチル
オキシカルボニル(273mg、2ミリモル)を加え、周囲温度で15分攪拌し
た後に、溶液Aを半分加えた。10分後に、塩化t−ブチルオキシカルボニルの
第2部分(137mg、1ミリモル)を加え、次いで20分して溶液Aを四分の
−加えた。更に10分した後に、同じ塩化カルボニルの第3部分(68mg%0
.5ミリモル)を加え、15分して溶液Aをへ分の−加えた。最後の順序を繰り
返した。1時間後にMeOHを加え。
全ての揮発性物質を減圧下で除いた。残分をEtsO(150mfl)と共に摩
砕しく triturate ) %不溶性物質を溶媒系(5: 4 : I
CHCIs−MeO)1−N)+408)に吸収させ、充填したシリカゲルカラ
ム(29X3.Ocm)にかけ、第2の溶媒系(14: 6 : l CHCI
s−MeOH−N)140H)で溶出した。 RfO,41(シリカゲル、10
:6:1CHCIs−MeO)1−NH40)1)における主スポットを他の小
さいスポットと共に含有するフラクションをプールし、第2のカラム(36X3
.Ocm)で再びクロマトグラフィーにかけ溶媒系(28: 12 : I C
HCIs−MeOH−NH40H)で溶離Lり、 Rt O,32(シリカゲル
、10:6: ICHCIs−MeOH−N)I40)1)に単一スポットを含
有するプールシたフラクションを蒸発させて出発物質を生じた(155mg、回
収率21%)、Rro、41に単一スポットを含有するプールしたフラクション
を蒸発させ、少量のMeOHに再溶解させ、それから静置して生成物の一部を晶
出させた。母液をEtxOに加えて生成物の残りを再沈殿させた;
494m g (40%):融点235℃(dec);IR(KBr)3430
.1710 (イミドC=O)、1670.1645 c m −’ 6分析
(Ca、)l*5Nsos・2H*0)C%H%N。
N−(4−アミノ−4−デオキシプテロイル)−Nδα
δ
一ヘミーフタロイルーし一オルニチン(N −へミツタイルAPA−L−Orn
)
前述した生成物(469mg、01757ミリモル)を0.25N NaOHに
溶解した溶液を25℃に6.5時間保ち、pHを10%酢酸で4.3に1Iia
t、た、生成したゲルを一晩攪拌し、遠心分離によって分離し、5:4:ICH
CIs−MeO)1−NH40旧こ再溶解し、シリカゲルカラム(26x2.o
cm)にかけ、次いで10 : 6 : I CHCIs−MeOH−NH4O
Hで溶離し、プールしたフラクションを蒸発乾固させ、残分をEtO)1から晶
出させた:122mg(収率26%)0分析: (CsJxtNe−Oa・H,
O) C%H%N、生成物は工大C式中、Rは下記:
である)の構造を有する。
溶離剤としてアセトニトリル8%を含有する0、1M酢酸アンモニウム(p H
7,8)を用いた分取HPLCによって更に精製した生成物40mg分から生物
検定サンプルを得た。
δ
本発明の範囲内でない他のN −アシル−APA−L−Orn化合物を、N”−
ホルミルAPA−L−Ornに種々のカルボン酸無水物を縮合させ、次いでアル
カリ性脱ホルミル化して調製した。該化合物は上記1式の構造において、Rが下
記を表わすものを示した:仁−丘−IR
2C0CH!
3 C0CHiCHzCOOH
4cocsos
5 C0CsH4C14
6C0C5HsC1t−3,4
L 1210/R81ネズミ白血病細胞からMTXアフイニテイクロマトグラフ
ィーによって精製したDHFRの抑制をめた。ケンブトン(Kempton)等
、J、 Med、 Chea+、 、25巻、475−477頁(1982年)
の分光光度アセイ手順を用いてメトトレキセート、アミノプテリン及びAPA−
L−OrnのICs。を標準或は対照としてめ、かつまた該手順を用いて上記の
化合物2〜6、並びに下記の表におδ ′
いて化合物7として同定したN −へミーフタロイルAPA−L−OrnのIC
5oもめた。また、化合物の内のいくつかを、ネズミの肝臓から部分精製したF
PGSの抑制剤としても試験した。結果を下記の表1にまとめる。
老ニー」−
酵素抑制
御Cs。
化合物 DHPR” FPGS’
メトトレキセート
(MTX) 0.025 c
アミノプテリン
(AMT) 0.035 c
I APA−L−Orn O,0720,1520、02868
30、03244
40、027>100
5 0、028 −
6 0、045 −
7 0、052
a ジヒドロホレートレダクターゼ、Ice。濃度(μM)を340nmにおい
て分光光度法によって、ロゾウスキー等、Biochem、 Pharmaco
l、35巻、3327−3333頁(1986年)に記載する通りにしてめた。
4および7についてのデータは具なる日における6つの具なる実験の平均である
。値の範囲は4について、0.00056−0.0015gM1’あり、7につ
いて、0.00011−0.0014μMであった。
b ホリルポリグルタメートシンセ・ターゼ、Ki値(μM)は、ネズミの肝臓
からの部分精製した酵素を用い、モーラン(Moran )等、Mo1. Ph
armacol、、27巻、156−166頁(1985年)に記載する通りに
して、不変基質として500μMの葉酸或はAMTの存在においてめた。APA
−L−Ornについて掲記するKiはロゾウスキー等、J、 Med、 Che
m、 、 29巻、655−660頁(1986年)から引用する。
cMTX及びAMTはネズミ肝臓FPGSについての基質である:上記モーラン
等参照。
モスマン(Mosman) 、J、Immunol、Meth、、65巻、55
−63頁(1983年)の手順を用いて、牛(bovine)胎児血清10%を
含有するRPMI 1640培地中で48時間培養したL1210及びL121
0/R81ネズミ白血病細胞に対し同じ化合物群について細胞毒性アセイを行っ
た。
加えて化合物の内の4つを、牛胎児血清10%を含有するダルベツコの改質イー
グル培地中で48時間培養したヒトCEM及びCEM/MTXリンパ芽球に対し
て試験した一ICio(μM)値を表2の最後の2欄に報告し、MTXに対して
標準化した値をカッコ内に挙げる。
青−一旦
細胞生長抑制
(IC8゜(μM))ム
準化した値が1より小さい化合物はMTXより効力があり、その逆は反対である
。
表2に示す化合物7の高い活性は、他の化合物がたとえ、全てが表1に示す通り
に、DHFRについて事実上同じ活性を示しても、全て活性が低かったことを考
えると、顕著であった。
また、化合物7がCEM/MTX細胞に対してMTXより16倍効力があり、親
のMTX感応性細胞系統に対してMTSに比べて13倍効力が低いにすぎなかっ
たことは注目するに足る。
標準或は対照としてのメトトレキセート及びメトトレキセートのγ−t−ブチル
エステル及びNδ−へミーフタロイル−APA−L−Ornを、MTX感応性及
びMTX耐性ヒト鱗状癌細胞に対する生長抑制活性について・ロゾウスキー等、
Cancer Res、、45巻、62(15−6212頁(1985年)に
記載されている手順に従って細胞単分子層を薬剤に連続して約2週間暴露させて
試験した。ICs。
(対照に比べて細胞生長を50%抑制するのに要するミクロ分子濃度)の結果を
、MTXの5CC15細胞(1欄2及び2欄)或はSCC25細胞(3欄及び4
欄)に対するIC5oに対して標準化した数(カッコ内)と共に表3に示す1M
TX化合物及びMTXのγ−t−ブチルエステル化合物についての結果はロゾウ
スキー等、Cancer Res、、45巻、6205−6212頁(1985
年)及びJ、 Med、Chem、、28巻、660−667頁(1985年)
からそれぞれ引用する。
乏−一且
細胞及びIC1o(μM)
表3中の2つの細胞系統のMTX耐性のレベルはL1210/R81細胞或はC
EM/MTX細胞のものよりも低いが、ヒトにおけるMTX服量反応の極めて高
い性質が、腫瘍が患者におけるこのレベルの耐性に達する際に、MTX投与量の
それ以上の増大が可能でないことから、これらの試験結果は意味がある0表3に
示す通りに化合物7は母のSCC15及びSCC25細胞に対してMTXよりも
10〜30倍効力があったが、tBMTXはMTXに比べて少なくとも10倍効
力が低かっり、ソノ上、tBMTXはMTX耐性S CC15/R1及びS C
C25/R1サプラインに対してMTXに比べて少なくとも30倍効力が低かり
たが、両方の耐性細胞に対する化合物7の効力は母細胞に対するMTXの効力を
越える。
国際調査報告
Claims (6)
- 1.下記の構造を有する化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Rは−OC−Ar−COOR1(Arはフェニレン或は追加の置換基と して塩基、ヒドロキシ、或は炭素原子1〜5を有する低級アルコキシのみを含有 するフェニレンであり、R1は水素或は炭素原子1〜5を有する低級アルキルで ある)である。
- 2.Rが下記: ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R1が水素或は炭素原子1〜5を有する低級アルキルである請求の範囲 第1項記載の化合物。
- 3.Rがヘミフタロイルである請求の範囲第2項記載の化合物。
- 4.本質的に、製薬的に許容し得る非毒性キャリヤーと有効量の請求の範囲第1 項記載の化合物とから成る、メトトレキセート耐性細胞の生長に対する活性を示 す治療組成物。
- 5.本質的に、製薬的に許容し得る非毒性キャリヤーと有効量の請求の範囲第2 項記載の化合物とから成る、メトトレキセート耐性細胞の生長に対する活性を示 す治療組成物。
- 6.本質的に、製薬的に許容し得る非毒性キャリヤーと有効量の請求の範囲第3 項記載の化合物とから成る、メトトレキセート耐性細胞の生長に対する活性を示 す治療組成物。
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