JPH02501562A - 失速保護を有するウインド・シア回復案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −ウィン゛・シ　ロ 及１ヱど１景 本発明は、概して航空機のウィンド・シア回復案内装置に関し、特に、失速保護 を有したウィンド・シア回復装置に関する。

【来肢逝 ウィンド・シア状態中にパイロットを案内するための航空機の案内装置もしくは 誘導装置は知られている。１つのかかる装置は、Ｂｅｒｗｉｅｋ、　Ｊｒ、等に 発行された米国特許第４．３４７．５７２号明細書に開示されている。　Ｂｅｒ ｗｉｃｋ。

Ｊｒ、等の装置は、迎え角翼から導出された迎え角信号のような、気団から導出 される信号を含む種々の入力を用いて、航空機を失速させることなく得られ得る 最大上昇速度を限定する案内信号を、航空機のパイロットに与える。しかしなが ら、Ｂｅｒ＠ｉｃｋ、　Ｊｒ、等の特許に開示された装置はパイロットに案内情 報を与えるが、該装置が気団から導出された信号を用いているので、ウィンド・ シア状態でしばしば遭遇する悪気流に応答してしまい、かかる悪気流は動揺する 案内信号を生じせしめ得、このような動揺する案内信号にパイロットが応答した ならば、航空機のピッチ軸の回りでパイロットにより引き起こされる航空機の振 動が発生し得る。

え匪圓ＩＩ 従って、本発明の目的は、従来技術の欠点の多くを克服したウィンド・シア回復 案内装置を提供することである。

本発明のもう１つの目的は、気団がら導出されるシステムへの悪気流の影響を避 けるために、慣性的に導出される信号を用いたウィンド・シア回復案内装置を提 供することである。

本発明のさらにもう１つの目的は、失速警報信号の関数として最適なピッチ角を 変調もしくは調節するピッチ角基準変調器もしくは調節器を用いたウィンド・シ ア回復案内装置を提供することである。

従って、本発明の好適な実施例によれば、航空機のピッチ姿勢が、ピッチ基準信 号と比較され、ウィンド・シア状態中の最大上昇に対して必要な最適なピッチ角 を限定するピッチ案内指令信号をパイロットに与える。ピッチ基準値は、失速警 報時に失速警報個別情報（ａｓｔａｌｌｗａｒｎｉｎｇ　ｄｉｓｃｒｅｔｅ）に より変調もしくは調節され、失速警報中にピッチ案内指令信号を減じ、パイロッ トが、失速を生じ得るピッチ姿勢を達成するのを阻止する。失速警報が停止する と、ピッチ案内指令信号は、再度、ピッチ基準値に向かって増加され、パイロッ トがピッチ姿勢を該基準値に増加するのを許容する。

ｚ１ユ盈泗 本発明のこれら及び他の目的並びに長所は、以下の詳細な説明及び添付図面を考 慮して容易に明瞭となるであろう、添付図面において： 第１図は、航空機で展開されるウィンド・シア回復案内装置を示す機能ブロック 図； 第２図は、ウィンド・シア回復案内装置に用いられるピッチ案内装置を示す機能 ブロック図；そして第３図は、本発明によるピッチ案内装置で用いられるピッチ 角基準変調基準の動作を示す論理的フローチャート図、である。

１旦ｌ１１ さて、図を参照し、特に第１図に注意すると、ウィンド・シア回復案内装置１０ が示されており、該装置１０は、ゲージまたは陰ｆｉｔｉ管のような聴覚または 視覚表示器であって良い姿勢指示表示器１２を介してパイロットにピッチ案内指 令信号を与える、ウィンド・シア回復案内装置１０は、航空機のピッチ姿勢、す なわち水平線に対する航空機の前後軸の角度を表わす信号を与える、垂直ジャイ ロ１４からの信号を受信する。ウィンド・シア回復案内装置１０への他の入力は 、失速警報装置１６と、フラップ位置の個別部分もしくは個別回路（ｄｉｓｃｒ ｅｔｅ　）１８と、当該装置を運ぶ航空機の型を表わす信号や例えば、着陸装置 位置のような他の航空機パラメータを含み得る他の個別部分もしくは個別回路（ ｄｉｓｃｒｅｔｅ）　２０と、を含んでいる。

失速警報装置１６は、迎え角や対気速度のような種々の航空機パラメータを監視 し、差し迫った失速状態の場合にパイロットに警報を与える、時には「操縦桿加 振装置（“５ｔｉｃｋ　５ｈａｋｅｒ”）」として知られている通常の失速警報 装置であって良い、失速警報は、種々の方法でパイロットに伝達され得、その１ つの方法は、航空機の操縦装置への物理的振動であり、それ故、用語「操纒桿加 振装置」が使われる。加えて、フラップ位置及び他の航空機パラメータは、航空 機の最大上昇に要求される最適ピッチ角に影響し、それ故、フラップ位置及び航 空機型の個別情報（ｄｉｓｃｒｅｔｅｓ）を表わす信号は、フラップ位置の個別 回路１８及び航空機型の個別回ｎ２０がらウィンド・シア回復案内装置１０に与 えられる。航空機型の個別情報は、当該装置を運んでいる航空機の型、及び種々 の飛行形態下での最大上昇に対する！！Ｌ適ピッチ角を限定する０代表的には、 最大上昇に対する最適ピッチ角は、現代の事業用の航空機に対しほぼ１５度程度 である。案内装置１０は、ピッチ基準値発生器２１を含んでおり、該ピッチ基準 値発生器２１は、航空機の型及びそのフラップ位置に基づいたピッチ基準値を提 供するよう航空機型個別情報及びフラップ位置信号に応答する。ピッチ基準値発 生器は例えば、ルック・アップ・テーブルもしくは計算装置のような種々の形態 を取ることができ、上記ルック・アップ・テーブルは種々のフラップ・セツティ ング下の種々の航空機のためのピッチ基準値を内部に記憶しており、上記計算装 置は、特定の航空機のための基準値を内部に記憶しており、この値をフラップ・ セツティングの関数として修正する。

ウィンド・シア回復案内装置１０は、第２図に一層詳細に示されている。ウィン ド・シア回復案内装置１０は、姿勢指示表示器１２にピッチ案内指令信号を与え 、該ピッチ案内指令信号は、航空機のピッチ姿勢と、上述したように航空機型の 個別回路２０により限定される航空機の性能特性を含む種々のパラメータにより 法定されるビッチ基準値と、フラップ位置個別回路１８から得られるフラップ位 置のような航空機の形態パラメータとに基づいている。

ピッチ基準値は、失速警報装置１６からの失速警報個別情報の制御下で基準調節 器もしくは基準変調器２２によって決定される。基準変調器２２の動作は、第３ 図と共に一層詳細に説明されるが、手短に言えば、基準変調器２２は、失速警報 の発生と同時にピッチ基準値を減じるようピッチ基準値に作用する。失速警報個 別情報によって修正されたピッチ基準値は、比較器２４に与えられ、比較器２４ は、修正ピッチ基準値からの航空機の現在のピッチ姿勢の偏差を表わす信号を与 えるために、垂直ジャイロ１４から得られた航空機の現在のピッチ姿勢を、修正 されたピッチ基準値と比較する。垂直ジャイロ１４からのピッチ姿勢信号の高周 波成分は、高域フィルタ２６（例えば２秒程度の時定数を有する）及び増幅器２ ８を通される。減衰されたピッチ誤差信号を指令リミタ３２に与えるために、増 幅器２８からの増幅された高周波信号は、加算接合器３０によって比較器２４の 出力から減じられる。指令リミタ３２は、加算接合器３０からの信号の振幅を、 航空機の超過制御を避ける値、例えばゼロから＋２０度までの範囲に制限する。

基準変調器もしくは基準調節器２２の論理動作が第３図に示されている。基準変 調器は、ピッチ基準値及び失速警報個別情報に関連させて、要求されたピッチ案 内指令信号を修正するために、ピッチ基準値及び失速警報個別情報と共に、垂直 ジャイロ１４からのピッチ姿勢信号を監視する。第３図に示されたように、最初 に、装置は失速警報があるか否かを決定する。失速警報がないならば、装置は、 ピッチ案内指令信号が基準値より小さいか否かを決定する。小さくないならば、 基準変調器の出力は、単にピッチ基準値に制限される。ピッチ案内指令信号が基 準値より小さいならば、ピッチ指令は、所定の度数、例えば２度だけ増加される 。所定の秒数、例えば２秒の遅延後、失速警報が存在するか否かの決定で始まる プロセスが繰返される。

失速警報が存在するならば、次に、ピッチ案内指令信号は、所定の度数、例えば ２度だけ減じられ、所定の時間遅延後、失速警報の存在が監視される。失速警報 がまだ存在するならば、ピッチ案内指令信号は、再び減じられるが、失速警報が 存在しないならば、ピッチ案内指令信号は、該信号がピッチ基準値に到達するま で増加される。

明らかに、上述の教示に鑑み、本発明°の多くの変更並びに変形が可能である。

それ故、添付の請求範囲の範囲内で、特に上述した以外の方法でも本発明を実施 し得るということを理解すべきである。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の７第１項）平成　１年１２月１１日

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．ピッチ角基準信号を出力する手段と、失速警報信号を出力する手段と、 前記ピッチ基準信号により決定されて前記失速警報信号により修正されるピッチ 案内信号を出力するために、前記ピッチ角基準信号及び前記失速警報信号に応答 する手段と、 を備えた案内装置。
2. ２．前記ピッチ案内信号を出力する前記手段は、失速警報が無い場合に、前記ピ ッチ角基準信号に等しい信号を出力するための手段を含む請求の範囲第１項記載 の案内装置。
3. ３．前記ピッチ案内信号を出力する前記手段は、失速警報信号が発生すると、前 記ピッチ案内信号の値を減じるための手段を含む請求の範囲第２項記載の案内装 置。
4. ４．前記ピッチ角信号を出力する前記手段は、航空機のフラップの位置を表わす 信号に応答してピッチを変える手段を含む請求の範囲第１項記載の案内装置。
5. ５．前記ピッチ角信号を出力する前記手段は、航空機の型を限定するデータに応 答する手段を含む請求の範囲第４項記載の案内装置。
6. ６．基準値に対して航空機のピッチ角を監視し、両者間の差に応答してパイロッ トに案内信号を提供する段階と、失速警報の発生を監視し、失速警報が発生する と前記案内信号の値を変更する段階と、 を含んだ航空機のパイロットにピッチ案内を提供するための方法。
7. ７．前記案内信号の値は、失速警報が発生すると減じられるようにした請求の範 囲第６項記載の方法。