JPH02501139A - 炭酸カルシウムとその混合物の焼成法 - Google Patents

炭酸カルシウムとその混合物の焼成法

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JPH02501139A JP63507303A JP50730388A JPH02501139A JP H02501139 A JPH02501139 A JP H02501139A JP 63507303 A JP63507303 A JP 63507303A JP 50730388 A JP50730388 A JP 50730388A JP H02501139 A JPH02501139 A JP H02501139A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 炭酸カルシウムとその混合物の焼成法 発明の背景 例えば、石灰及び水硬セメントの生産に於ては、酸化カルシウムのため必要な石 灰石のように、炭酸カルシウムを含む材料を焼成するため多量のエネルギーが消 費される。大抵の石灰はエネルギーが集中されるロータリ又はシャフトキルンの 中で生産される。その方法は、粒子からなる材料が耐火煉瓦の並んだ炉の中へ送 られ、適合する燃料と混合され、燃料の燃焼によって生ずる激しい熱に支配され るもので、比較的簡単でちる。設備は熱環境に供給材料が最も効果的にさらされ るようにつくられていて、そのシステムは焼成される生産品が脱出できるような オープンな設備であって、生産品は石灰と二酸化炭素と僅かな水分のものである 。石灰石を熱して石灰を焼成するには酸素と炭素の結合を砕いて二酸化炭素を遊 離させる必要がちる。焼成反応はつぎの平衡式%式% 商業的な方法では、使用される実際のエネルギーは、熱損失や熱移動特性によっ て、理論的結合力より数倍大きいもので、そしてその起動力が遊離した二酸化炭 素を除くため必要である。大量のエネルギーが又流体化されたベッドの焼成物の 中で必要とされる。
大量のエネルギーが焼成を促進し、反応ベッドからCO2を除去するのを促進す るために使用される。
このような使用は、燃料が安価であったときは高価ではなかったが、浪費であっ た。そして、あるときは、過度な温度が用いられる場合、屡々燃焼しすぎたシ、 激しい燃焼の結果となシ、石灰に硬い粒子を発生する不純物を石灰の反応に引き 起したのである。
油や石炭の様な発掘した燃料の価格において増大せざるを得ないエネルギーコス トの拡大とともに、エネルギーを維持し、このエネルギー集中装置のコスト低減 がはかられた。これらの努力には、装置の変更、浄化された空気の使用、排出、 又は二酸化炭素の採集及び生石灰の生産物から水分を除去するための多量のエネ ルギの使用を削除するドライフィード(dry feed )方法の使用が含ま れている。
勿論、石灰石の焼成による石灰の生産におけるエネルギー消費は又セメント産業 にあてはまることはいうまでもない。セメント産業では、石灰石の焼成が大部分 のエネルギー消費工程を表わしている。
発明の該要 本発明は従来技術の問題点を解決し、より早い速度での炭酸カルシウムの高速焼 成法であって、現在の燃料エネルギーの必要栄件において約50%減少できる低 キルン温度における焼成法である。
簡単に言えば、本発明は温度を上げるため炭酸カルシウム材料を加熱して、充分 の時間、融合した塩触媒の存在の下に希望する程度に材料を頒焼することを含ん だ炭酸カルシウム材料についての促進された焼成法を包含するものであって、該 触媒には化学式M2CO3・CaCO3・Ca0=H20Xを有する少なくとも 1つの融合した塩を包含するものであシ、該化学式においてMはアルカリ金属で あシ、Xは0又は1であシ、該塩は約1:2乃至2:1の質量、比の融合したM 2CO3・CaCO3により形成されたものである。
本発明は又、炭酸カルシウム材料を包含するCaOと少くとも化学式M2CO3 ”CaCO3−CaO−H20Xを有する1つの融合した塩を形成するため加熱 されるに適応した混合物を包含し、該化学式においてMはアルカリ金属であシ、 XはO又は1であるものでろ60図面の簡単な説明 第1図は、実例1の主題である動的及び静的焼成法の結果を示すグラフである。
第2図は、接触作用を及ぼされたポルト2ンドセメント生産の流れ図である。
詳細な説明 本発明は、炭酸カルシウム材料が、地によって焼成される如何なる方法又は混合 物に広く関するものであるが、これが生じる最重要産業の1つ、すなわち水硬セ メントの生産に関して詳細に記載する。その方法における主要な段階は、炭酸カ ルシウム材料の焼成法である。ここに炭酸カルシウム材料(”calciumc arbonate material ’ )と呼ぶとき、それは、石灰石、白 雲石、又は従来石灰やセメント及びそのようなものの製造に用すられる如何なる 他の炭酸カルシウムの源泉を意味している。石灰石は、勿論、これらの目的のた め最も普通に炭酸カルシウムの源泉に用いられるものである。
本発明の方法には、ある種の触媒の使用が必要であシ、それは、最も広いあらま しにおいて、炭酸カルシウムとアルカリ金属炭酸塩との熱反応製品である。これ らの触媒は融合した塩として記載することが出来るものでガラス状の性質を有し ている。触媒として使用される炭酸カルシウムは、石灰石、白雲石又は炭酸カル シウム自体のような如何なる炭酸カルシウムを含有する材料である。アルカリ金 属炭酸塩に関して、実例は炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、炭酸 セシウムその他である。使用されるアルカリ材料については、炭酸ナトリウム又 は炭酸カリウムを使用するのが好ましい。融合した塩はMがアルカリ金属であっ て、Xが0又は1である化学式M2CO3・CaCO3・CaO−H20xを有 するものである。
触媒は、望ましくは、同じ重量比で、前記のアルカリ金属化合物の如何なる1又 は混合物と共IC炭酸カルシウム材料が形成される。アルカリ金属炭酸塩と炭酸 カルシウムは如何なる比率においても、化合することはできない。そして使用さ れる特別のアルカリ金属による相違がある。Ca CO5のためのM2CO3の 比率は約1=2から2=1である。最も有益な結果としては、Na2Co、:C aCO3の比率は約1=2がら2:1であシ、そしてに2CO3:CaC06の ためには、比率は約1=1から2=1である。これは驚くべきことでおって一般 にカリウム化合物は大きな化学反応をもっているので、完全には理解されていな い。
この反対は完全に理解されないのに、空間又は立体的接近する元素は電気陰性度 の役割にお互いにまきこまれると信じられている。これらは炭素−酸素の位置に おいて、炭酸カルシウムに接近することに寄与している。他のアルカリ金属炭酸 塩は記述された比率の範囲になっている。
混合物は好ましくは均−系の混合物に砕かれそしてガラス状のかたまシへの融合 を確保するため充分な温度と時間で加熱される。通常900’乃至100σ℃( ±100℃)の温度である。融合された塩は、それから冷却され、以下に述べる 理由のため焼成される炭酸カルシウム材料の好ましくは上又は下であるところの 微粒子寸法に砕かれる。約−100乃至+200のメツシュサイズの摩砕が好ま しい。
焼成の工程について、粒状の触媒の重量による約0.1から約20の割合、好ま しくは重量による約1から10の割合が炭酸カルシウム材料の目方による毎10 0の割合に加えられ、それから混合物が炉に送られ、そしてそれから希望する程 度の焼成をするための温度及び十分な時間加熱される。正確な焼成温度及び処理 時間は、炉の効率、粒状の触媒及び加熱の均一性によって変化するとは云え、4 50℃はどの低温度、好ましくは800°から900°の温度で約30分乃至4 5分の加熱が適当な焼成のため充分であることが見出だされた。このことは、溶 解された塩を用いないで従来長期間必要とされた約1200゜乃至1350℃の 焼成温度に対照的である。
熱処理が終った時、処理された混合物は、変化しない融合した塩触媒とともに遊 離した石灰と(白雲石質の石灰石からの)マグネシアが含まれている。
触媒と処理されない石灰石との間に粒子状の寸法で、相違を設けることによシ、 鑑別又は空気分類のような如何なる従来の分離処置をほどこすことにより、再利 用のため、簡単に触媒を分離することが可能である。
融合した塩が炭酸カルシウムとともに炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムに再反応 することによシ形成される1である実例において、このような触媒は、それが非 常に低いナトリウム又はカリウムの量を有するので、最終製品の部分に残るかも 知れないが、セメントが用いられる多くの使用で有毒にはならないであろう。
最も効果的な結果のためには、触媒と炭酸カルシウム材とは、最終的に約−10 0乃至−200メツシユの粉に摩砕されなければならない。これは触媒の活動を 楽観し及び燃料のよシ完全な燃焼と経済性を確実にする。かくして、きめのちら い送シを用いている現在のセメント生産にとシ、上記メツシュで送ることにつ込 ての前もっての摩砕が示唆される。
第2図は、触媒と共に製造するポルトランドセメント製造装置の流れ線図であっ て、該装置は、クリンカーの形成前の供給において、石灰石粉末を含む鉱物混合 物を焼成するための焼成ブレヒーターを有している。他の材料と異る粒子寸法の 触媒の使用によって、焼成プレヒーターにおける再使用のために焼成の後に従来 の空気分類装置によって触媒を分離することが可能である。低い量の触媒、すな わち約1%乃至3%であシ、低レベルのアルカリ金属は結果のポルトランドセメ ントに不利に影響しないであろうから、クリンカーの前に触媒を取シ除く必要は ない。粒子寸法のこの相違は、又、反対に流れる流動体のベッド反応物における 触媒の使用をゆるしている。石灰石は触媒のベッドを通して供給されるのでの実 例と共に記載される。
1組のキルンの状態のために、連続の14テストが、種々の触媒合成物と共に如 何なる触媒なしで、静的に又はかきみだされない石灰石混合物を用いて行なわれ た。
同じ石灰石混合物及び触媒合成物は又商業的キルンにまねて動的に又はかきみだ す条件で焼成された。
テストは、再生産性の程度を決定するため重複して行なわれた。
で行なわれた。測定された焼成のパーセントとその結果は第1図に示されている 。
これらの結果は、本発明の融合した塩の使用によシよシ大きなA?−セントの焼 成が示されている。
実例2 2テストが融合した塩の接触反応の性質を示すためなされた。
第1のテストにおいて、触媒は+200メツシユに摩砕されそして一325メツ シュであった炭酸カルシウムが加えられた。同じテストが第1のテストから融合 された触媒をふるい出し、第2のテストに用いることがくシかえされた。夫々の ケースで、一方にNa CO3とに2CO3及びCa CO5の等しい質量比が 融合された塩を形成するのに使われたそして炭酸カルシウムへの融合された塩の 比率は1:lOから1:20の目方による割合で変えられた。触媒のとシ戻しは ほぼ94%であった。結果は次の通シである。
1 : 10 so、’so K Cat、 35.22 39.01 : 2 0 50150 K Cat、 36.63 44.61 : 10 5015 0 N Cat、 36.36 43.51 : 20 50150 N Ca t、 35.56 40.4Pure CaCO325,330,0サンプル混 合物 %焼成 %触媒活動度1 : 10 50150 K Cat、33.0 8 35.11 : 20 50150 K Cat、34.60 41.31  : 10 50150 Na Cat、33.68 37.61 : 20  50150 Na Cat、33.29 36.0Pure CaCO324, 480 このように、%触媒活動度における非常に小さな損失が第1テストと第2テスト の間に観察された。
触媒は第1テストから回収され、第2テストで再使用されたので、融合された塩 が真の触媒である。
実例3 長さ8フィート%ガス燃焼のロータリーキルンを使用しいくつかの接触作用を行 なう又は行なわない焼成の研究がなされた。この実験室の規模のロータリーキル ンでの大部分のテストは、2つの温度範囲で行なわれ、サンプリングは5時間の 間、第4と第5時間の間に20分間隔で遂行された。連続した送シの3時間が、 その後サンプリングが開始され送シの間連続されるように定常状態の実施が確保 するためついヤされた。840°乃至855℃の温度が送シ地帯における約12 5℃低温度の(キルンの排出における)775°乃至790℃に比較された。
高温度において、焼成の程度が接触作用を行なう又は行なわないことを正しく対 比するには高温度すぎた。併し乍ら、接触作用を行なわないサンプルが81乃至 89%焼成から変化する間に、接触作用を行なったサンプルは、98乃至100 %が完全にあられれた。775°乃至790℃において、41乃至43%の焼成 であられれて送られた接触作用を行なわないものが、接触作用を行なったもので 77乃至79%あられれたものと比較された。このことは、夫々79乃至92% の焼成の割合の向上を示している。
接触作用を行なったものは5%触媒を含んでおシ、送シの割合は調節されたもの と接触作用を行なったもののため夫々15 tbs/hrと15.75 tbs /hrであった。キルンの中にとどまっている時間は7.5分に平均化され、並 びに走行空気と熱対流はよる損失は高温(35%)で1番多かった。775°乃 至790℃において、損失は、処理されない石灰石がほぼ20%と接触されたも ので15%であった。
発明は、好ましい実施態様に関連して記述されたが、述べられた特別の態様の範 囲に本発明は限定されるものでなく付ぞくされたフレイムによシ定義された発明 の精神と範囲に含まれるこのような選択、変更及び同等物を含むものである。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.融合した塩の触媒の存在において、望ましい程度に該材料を焼成するに十分 な温度と時間で炭酸カルシウム材料を加熱することを含み、前記触媒はMがナト リウム又はカリウムから選択されたアルカリ金属であり、xが0乃至1である化 学式M2CO3・CaCO3・CaO・H2Oxを有する少くとも一つの融合し た塩よりなり、該塩はアルカリ金属がナトリウムの場合は約1:2乃至2:1の 質量比で、アルカリ金属がカリウムである場合は約1:1乃至2:1の質量比て 融合したM2CO3及びCaCO3により形成される炭酸カルシウム材料の促進 された焼成方法。
  2. 2.炭酸カルシウム材料は石灰石又は白雲石であり、触媒がそれとともに混ぜあ わされたものであるクレイム1の方法。
  3. 3.促進された焼成方法が水硬セメントの製造における焼成段階であるクレイム 1又はクレイム2の方法。
  4. 4.前記触媒は炭酸カルシウム材料の重量の割合各100に対し、重量の割合1 乃至10の比率で用いられ、温度は約800°から950℃であるクレイム1の 方法。
  5. 5.再使用のため焼成材料から触媒を分離する段階を含んでいるクレイム1,2 又は4の方法。
  6. 6.触媒がNa2O3・C8CO3・CaO・H2Ox又はK2CO3・CaC O3・CaO・H2Oxでxが0又は1であるようなクレイム1,2又は4の方 法。
  7. 7.触媒の存在において、前記触媒は化学式M2CO3・CaCO3・CaO・ H2Oを有し、Mはナトリウム又はカリウムから選択されたアルカリ金属であり 、xは0又は1てあり、及び塩はアルカリ金属がナトリウムてある場合は約1: 2乃至2:1の質量比で融合したM2CO3及びCaCO3に9り形成され、ア ルカリ金属がカリウムである場合は約1:1乃至2:1により形成され、及び前 記触媒はセメン・トを含み、結果としての焼成物、酸化カルシウムとともに、炭 酸カルシウム材料の重量による割合毎100に対し重量による割合約1乃至10 の比率で用いられる炭酸カルシウム材料を焼成することを含むセメント製造方法 。
  8. 8.炭酸カルシウム材料が石灰石又は白雲石から選択され、触媒がNa2CO3 ・CaCO3.CaO・H2Ox又はK2CO3・CaCO3CaO・H2Ox てあってxが0又は1であるクレイム7の方法。
  9. 9.セメントがボルトランドセメントであり、セメントを製造するため用いられ る鉱物混合物は前記触媒の存在中て予備焼成され、それから焼成される混合物は クリンカーとなるクレーム7又は8の方法。
  10. 10.炭酸カルシウム材料と触媒を含み、前記触媒は化学式M2C03・CaC O3・CaO・H2Oxを有し、Mはナトリウム又はカリウムから選択されたア ルカリ金属であり、xが0又は1である少くとも1つの融合した塩を有し、塩は 、アルカリ金属がナトリウムである場合は約1:2乃至2:1及びアルカリ金属 がカリウムである場合は約1:1乃至2:1の質量比の融合したM2CO3及び CaCO3により形成されることを含む、CaOを形成するため加熱されるに適 応した混合物。
  11. 11.炭酸カルシウム材料は石灰石又は白雲石から選択され、融合した塩はNa 2CO3・CaCO3・CaO又はK2CO3・CaCO3・CaOから選択さ れ、その比率は炭酸カルシウム材料の重量による割合の毎100に対し触媒の重 量による割合が約1乃至10であるクレイム9の混合物。
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