JPH02500799A - ワクチン - Google Patents

ワクチン

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JPH02500799A
JPH02500799A JP63505814A JP50581488A JPH02500799A JP H02500799 A JPH02500799 A JP H02500799A JP 63505814 A JP63505814 A JP 63505814A JP 50581488 A JP50581488 A JP 50581488A JP H02500799 A JPH02500799 A JP H02500799A
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コボン,ゲイリー・スチュワート
オーステン,ローズマリー・アン
オドネール,イアン・ヨセフ
フレンケル,モーリス・ヨセフ
ケネディー,ウイリアム・ピーター・ケイス
サヴィン,ケイス・ウイリアム
ワグランド,バリー・マクスウェル
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バイオテクノロジー・オーストラリア・プロプライエタリー・リミテツド
コモンウエルス・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチ・オーガニゼーション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ワ り チ ン 鼓」弓五肚 本発明は寄生性線虫(nea+a todes )による感染、例えばトリキネ ラ・スピラリス(旋毛虫、Trichinella 5piralis)または アンキロストマ・カニヌム(イヌ鉤虫、Ancylostoma caninu m)のヒトでの感染、ストロンギルス・ブルガリス(Strongylusνu 1garis)のウマでの感染、トリコストロンギルス・コルブリフォルミス( コルブリフォルミス毛様線虫、Trichostrongyluscolubr iformis)のヒツジでの感染、ヘモンカス・コントルクス(捻転毛様線虫 、Haemonchus contortus)のヒツジおよびヤギでの感染、 オスチルカシア・オステルタジ(Ostertagiaostertagi)の ウシでの感染、アスカ−リス・スーム(ブタ相生、Ascaris suum) または旋毛虫のブタでの感染、トキサスカリス・レオニテ(ライオン・トキサス カリス、Toxascaris 1eonina)またはランシナリア・ステノ セファラ(挟頭鉤虫、Llncinarias tenoC/epha la  )のネコでの感染、イヌ鉤虫またはトリクリス・プルビス(Trichuris νulpis)のイヌでの感染、ジロフィラリア・イミチス(イヌ糸状束、Di rofiraria in++++1tis)のイヌでの感染、トキソカラ(T oxocara )種の幼虫によるヒトの感染並びにネカトール・アメリカ鉤虫 (アメリカ鉤虫、Neca toramericanus) 、アンキロストマ ・デュオデナレ(ズビニ鉤虫、Ancylostoma duodenale) 、アスカ−リス・ルンブリコイデス(回虫、Ascaris lumbrico ides)、トリクリス・トリキウラ(ヒト鞭虫、Trichuris tri chiura)、エンテロビウス・ベルミクラルス(ぎよう虫、Enterob ius veriicularus)、ストロンギルスデス・ステルコラルス( 糞線虫、Strongyloidesstercorals )またはブーケレ リア・パンクロフチ(バンクロフト糸状束、Wuchereria bancr ofti)による感染に対して防御免疫を与える蛋白質の同定に関する。
本発明は更に、これら蛋白質またはその誘導体をコードするヌクレオチドシーケ ンス(配列)並びにこのようなヌクレオチドシーケンスを含有する組換え体分子 およびこれらヌクレオチドシーケンスを発現する宿主細胞を提供する。本発明は また、本発明のヌクレオチドシーケンス、組換え体分子および宿主の製造法も提 供する。
更に、本発明は寄生性線虫の感染、例えば旋毛虫またはイヌ鉤虫のヒトでの感染 、ストロンギルスブルガリスのウマでの感染、コルブリフォルミス毛様線虫のヒ ツジでの感染、捻転毛様線虫のヒツジまたはヤギでの感染、オステルタジアオス テルタジのウシでの感染、ブタ畑土または旋毛虫のブタでの感染、ライオン・ト キサス力リスまたは狭頭鉤虫のネコでの感染、イヌ鉤虫またはトリクリス・プル ビスのイヌでの感染、イヌ糸状束のイヌでの感染並びにトキソカラ種の幼虫によ るヒトの感染およびアメリカ鉤虫、ズビニ鉤虫、回虫、ヒト鞭虫、ぎょう虫、糞 線虫またはバンクロフト糸状束によるヒトの感染に対して防御免疫を与えるワク チンに関する。
背景荻街 小麦で覆われた細長い、紡錘状または貴様の体を持ち、分裂しない畑土である線 虫(nematodes : nema−系; oides −Ii似体)は実 質的に天然に遍在し、土壌、水および植物に生息しており、動物および植物の広 範囲の寄生性症に大いに関わっている。
哺乳動物の畑土寄生虫は線形動物門に属する。畑虫には鉤虫(例えばアメリカ鉤 虫およびズビニ鉤虫)、畑土(例えば、通常の畑土のアスカ−リス・ルンブリコ イデス)、鞭虫(例えばヒト鞭虫)およびぎょう虫または線状虫(例えばエンテ ロビウス・ベルミクラルス)並びに糞線虫、旋毛虫(ヒトおよびブタでの感染) およびフィラリア系状虫のバンクロフト糸状束がある。他の重要な相生寄生虫に は、イヌ鉤虫(ヒトでの感染)、ストロンギルス・ブルガリス(ウマでの感染) 、コルブリフォルミス毛様線虫(ヒツジでの感染)、捻転毛様線虫(ヒツジおよ びヤギでの感染)、オステルタジア・オステルタジ(ウシでの感染)、ブタ畑土 、ライオン・トキサスカリスまたは挾頭鉤虫(イヌでの感染)、トキソカラ種( ヒトの循環器系感染)並びにイヌ糸状束(ネコおよびイヌでの循環器系感染)が ある。
症状がない場合であっても、寄生虫感染は多くの理由により宿主動物に有害であ る;例えば、寄生虫は宿主から食物を奪い、臓器を損傷させまたは管を塞ぎ、宿 主に有害な物質を作り出すことがあり、そして他の生物への入口をもたらす。他 の場合には、宿主は食物で成育する種であり、寄生虫は摂食によって伝達されて 摂取動物に感染する。このような寄生虫は発見され次第すぐに除去することが極 めて望ましい。
更に一般的には、このような感染は無症状ではない。哺乳動物の螺虫怒染、殊に 寄生性線虫による寄生虫感染は、特に家畜類およびペット、例えばヒツジ、ウシ 、ウマ、ブタ、ヤギ、イヌ、ネコおよびトリ、殊に家出に関する大きな経済的損 失のもとである(CSIRO/BAE報告−「農業分野における社会経済的発展 および傾向:今後の研究との関連」参照)。これらの動物はこのような感染を制 御するために駆虫剤で定期的に処置しなければならず、そうしなければこの病気 により貧血、下痢、脱水、食欲不振が生じ、そして更には死亡する。
寄生虫感染の制御に現在利用できる唯一の方法は駆虫剤を使用することであるが 、これらの方法は治療時に存在する寄生虫に対してしか有効でない。それ故、動 物は常に感染にさらされているので、治療を継続しなければならない。例えば、 ジエチルカルバマシンを用いる駆虫剤治療はジロフィラリア・イミチスまたはイ ヌの糸状束を制御するために1年の内の大部分、毎日または隔日に実施する必要 がある。これは高価で労働集約的な方法である。駆虫剤の広範な使用によって、 寄生虫は耐性となるので、新規で且つ更に効力の高いクラスの化学薬剤が開発さ れなければならない。別の試みをすることが明らかに望ましい。
寄生性線虫に対するワクチンが開発されれば、寄生虫感染の阻止および治療の化 学療法に伴う固有の欠点の多くが克服されると思われる。感染防御は確実により 長く続き、ワクチンを投与した動物のみが影響を受け、そして毒性および残留物 持続の問題は最小になるかまたは回避されよう。従って、寄生性線虫を使用して このようなワクチンを開発する幾つかの研究が先行技術で報告さnている9残念 乍ら、それらの成功は■られフでものであり、材料の入手可能性およびワクチン の安定性のようなファクターによってこれらワクチンの広範な使用が妨げられて いる。
ジェイ・ケイ・ディニーン(J、に、Dineen)等(1977年)が記載し た1つの上記通用は照射幼虫ワクチンの使用に関わるものである。他の同様な試 みと同じく、この方法の有用性は生存線虫を長期間維持する必要があるので制限 される。
死滅ワクチン調製物が良好な駆虫防御になり得ないのは、多数のファクターによ るものと考えられている。例えば、ジェイ・ティー・エム・ネイルマン(J、T 、M、Ne1lson) (1975年)は、寄生性線虫が宿主の免疫系を抑制 しまたは調節する生成物を分泌し得るメカニズムを生じさせ、それによって有効 な免疫応答の発展が妨げられそして宿主が他の感染にかかり易くなると考えてい る。ディニーンおよびワグランド(Wagland) (1982年)は、免疫 抑制物および免疫調節物が死滅ワクチンで使用される寄生性線虫の粗調製物中に 存在している可能性があると考えている。この総説論文によって示唆された第2 の問題は、自然感染に際して、感染防御寄生虫抗原が激しい免疫反応を起こさな いように、寄生性線虫がその抗原プロフィールを宿主の抗原プロフィールに類領 するものに変えることである。このような現象は、死滅線虫またはその抽出物の 不純な調製物を用いてワクチン投与した後にも生じるものと思われる。
バイオテクノロジー、特に組換え体DNA技術における最近の進歩により実際上 、ヒトおよび家畜のある範囲の経済的に重要な寄生虫に対する商業的に実施可能 なワクチンを製造する機会が提供される。多くの寄生虫蛋白質は寄生虫感染中の 宿主動物によって認識されることが示されている(例えば、0’ donell 等、1985年)が、免疫応答の多くは再感染に対する耐性の点から実用的な重 要性は有していない。主要な段階は、寄生性生物に存在する何千もの蛋白質の中 から、宿主動物を再感染から防御する免疫応答を該動物に誘導できる個々の蛋白 質を同定することである。1度同定されると、それら蛋白質または感染防御エピ トープを有する蛋白質の部分を合成する微生物を構築するために組換え体DNA 技術を使用することができ、そして該寄生虫での感染から動物を防御するために 組換え体生物によって合成された生成物をワクチンに使用できよう。この試みに より、上記した粗製の寄生虫調製物を使用する死滅ワクチンの有効性の欠除を説 明するために持ち出された問題の多くが克服されよう。例えば、組換え体DNA 技術により製造されたワクチンは、寄生性線虫の粗製抽出物中に見い出される免 疫抑制物または免疫調節物を含有していないであろう。
C5IRO/BAHの研究論文「農業分野における社会経済的発展および傾向: 今後の研究との関連」はオーストラリアのヒツジ産業における3つの最も緊ゑ、 な健康聞届の1つとして腸内寄生虫を挙げ、そしてワクチンの開発によりこれら の感染をより良く制御することに大きな期待が持たれることを示した。
コルブリフォルミス毛様線虫および捻転毛様線虫はヒツジの最も重要な寄生虫の 内の2つである。これらの種の寄生虫による感染に対して動物にワクチン投与す るために幾つかの研究がなされた(AdamsおよびCobonの総説参照)。
例えば、ロスウェル(Rothwell)と共同研究者(1974,1977゜ 1978年)は、コルブリフォルミス毛様線虫の第4期幼虫から得た全ホモジネ ートがヒツジの実験室用モデルである異系交配のモルモットから該寄生虫の駆除 を促進することを示すために多くの研究をした。その後、ドデシル硫酸ナトリウ ム含有ポリアクリルアミドゲル(SOS −PAGE )での電気泳動によって 単離された上記全ホモジネートのサブフラクションも上記の駆除を促進させるこ とが示された(0’ donnell等、1985年)。捻転毛様線虫の体細胞 抽出物並びにインビトロ発育中に単離された幼虫の排泄物および分泌物から得ら れた高分子フラクションをワクチンに使用し、対照と比較して59%の成虫数減 少が生じたことが最近報告されているNei l5onおよびνan de W alle+ 1987年)。
シルバーマン(Si1νerman)は米国特許第8946603号およびオー ストラリア特許第247354号で同様なりレームをしている。
しかし乍ら、これらの報告の全てにおいて、粗製抽出物が使用されており、そし て抽出物のどの特定の抗原または個々の成分が感染防御に寄与しているのかは全 く同定されていない。特定された抗原で現在までに最も感染防御性であると証明 されている唯一の線虫−宿主系はデスボミア(Despommier )と共同 研究者が研究した旋毛虫−マウス系である(SilνersteinおよびDe spommier、 1985年参照)。分子量48kDおよび50〜55kD の2つの抗原はそれぞれ68%および39%の宿主感染防御を示した。更に、捻 転毛様線虫から単離されたコントルチンと称される分子はヒツジの寄生虫感染症 を軽減するためにワクチンに使用できると主張されている(MunnおよびGr eenwood、 1987年)。しかし乍ら、この!!71質は分子レベルで は特徴化されておらず、該フラクションを製造する手段は、その調製物が非常に 不純であり多くの成分を含有していると思われる程のものである。どの成分が観 察された限界的な効果に寄与しているのかは証明されて本願発明では、41kD と称する分子はコルブリフォルミス毛様線虫から単離されるものである。非天然 形態で製造すると、この分子はモルモットがコルブリフォルミス毛様線虫により 感染されるのを43〜51%防御する。41kDの蛋白質をコードする遺伝子を コルブリフォルミス毛様線虫からのクローン化し、そしてこれに密接に関係のあ る、捻転毛様線虫から得た遺伝子もクローン化した。この2つの遺伝子のハイブ リッド形成試験およびD N Aシーケンス分析によって、これらは密接に関係 のあることが示される。コルブリフォルミス毛様線虫由来のDNAシーケンスを 含有する組換え体生物により製造されたポリペプチドはコルブリフォルミス毛様 線虫による寄生虫症からモルモットを防御することが可能である。更に、捻転毛 様線虫由来のDNAシーケンスを含有する組換え体生物から製造されたポリペプ チドは捻転毛様線虫感染からヒツジを防御することが可能であり、またモルモッ トをフルプリフォルミス毛様線虫感染から防御することも可能である。それ故、 本願発明で記載した組換え体蛍白質を用いるワクチン投与により、または他の種 の寄生虫由来の関係のある遺伝子生成物を使用する組換え体技術で製造された蛋 白質によって、成る範囲の寄生虫線虫に対する感染防御が他の種の動物で得られ ることを確信的ムこ予言できる。蛋白質およびDNAシーケンスの分析によって 、これら蛋白質は密接に関連しており、そして寄生性線虫種の他の全ての関連形 態で存在していると期待されることが示される。類推によって、本発明は全ての 主要な動物の線虫寄生虫を含むように拡張される。
本発明を更に詳細に記載するため、コルプリフォルミス毛様線虫の第3期幼虫を リン酸緩衝液生理食塩水(PBS ”)で可及的に良く洗い、次いでデオキシコ ール酸ナトリウム含有PBS緩衝液(PBS −DOC)で抽出した。PBS  −DOC抽出物は2,3の主要な蛋白質バンドしか有していないことがわかった 。これらの蛋白質を単離し、これらがモルモットからコルブリフォルミス毛様線 虫の駆除を促進させる能力を試験した。蛋白質の1つ、即ち41kl)蛋白質と 称する蛋白質は腹腔内注射後にコルプリフォルミス毛様線虫感染に対する免疫を 誘発することが示された。
41kDW白質はコルブリフォルミス毛様線虫の第3期幼虫から精製し、アルミ ラリア・メリア(Armillaria mellea)プロテアーゼで消化し 、そのペプチドフラグメントを分析し、そしてこれらペプチドの部分的アミノ酸 配列を決定した。ハイブリッド形成プローブに適するオリゴヌクンオチドシーケ ンスをC1計し、を含む組換え体細菌細胞を同定するために使用した。この遺伝 子のDNAシーケンスを決定した。コルブリフォルミス毛様線虫の41kD蛋白 質の成る部分を合成する組換え体生物を構築し、そしてこの細菌細胞から単離さ れた組換え体融合蛋白質は、モルモットにワクチン投与するために使用したとき 、コルプリフォルミス毛様線虫投与による感染の拒絶を加速させることが示され た。
ハイブリッド形成プローブとしてコルブリフォルミス毛様線虫の41kD蛋白質 をコードするDNAを使用して、若い成虫の捻転毛様線虫から抽出したmRNA から構築されるcDNAライブラリー中の関連抗原をコードする遺伝子の存在を 同定した。この遺伝子から製造した蛋白質はフルプリフォルミス毛様線虫の41 kD蛋白質に対して生じた抗血清によって認識される。
捻転毛様線虫のDNAシーケンスをクローン化し、この蛋白質を発現するように 細菌を構築した。これらの細菌から精製した蛋白質はヒツジにワクチン投与する ために使用した。引き続いて、これらのヒツジに捻転毛様線虫を投与すると、動 物は寄生虫症からかなり防御されることが示された。更に、捻転毛様線虫の41 kDペプチドを発現する細菌から精製した蛋白質をモルモットのワクチン投与に 使用し、それに続いてコルブリフォルミス毛様線虫に感染させると、寄生虫症か ら顕著に防御されることが示された。これらの実験によって、コルブリフォルミ ス毛様線虫および捻転毛様線虫抗原をクローン化しそして発現させるために使用 する研究はまた、旋毛虫、イヌ鉤虫、ストロンギルス・ブルガリス、オステルタ ジア・オステルタ゛ジ、ブタ畑土、ライオン・トキサスカリス、扶頭鉤虫、イヌ 鉤虫、トリクルス・プルビス、イヌ糸状虫、トキソカラ種の幼虫、アメリカ鉤虫 、ズビニ鉤虫、回虫、ヒ)92虫、ぎょう虫、糞線虫またはバンクロフト糸状虫 のような他の種の寄生性線虫に対するワクチンの提供にも通用可能であることが 示される。
最初の実施態様で、本発明は寄生性腺虫種由来で寄生性線虫種による宿主の感染 に対し感染防御免疫を与え得る蛋白質を提供し、その際該蛋白質はSDS −P AGEで見積るとき41kDの概算分子量を有する。または本発明は寄生性線虫 による宿主感染に対し感染防御免疫を与え得る上記蛋白質の全部分、1部分、類 似体、相同体若しくはそれらを組合せたものを提供する。
好ましくは、上記寄生性線虫は旋毛虫、イヌ鉤虫、ストロンギルス・ブルガリス 、オステルタジア・オステルタジ、ブタ畑虫、旋毛虫、ライオン・トキサスカリ ス、狭頭鉤虫、イヌ鉤虫、トリクルス・プルビス、イヌ糸状虫、トキソカラ種の 幼虫、コルブリフォルミス毛様線虫、捻転毛様線虫、アメリカ鉤虫、ズビニ鉤虫 、回虫、ヒト作土、ぎょう虫、糞線虫またはバンクロフト糸状虫である。
好ましくは、上記蛋白質はコルブリフォルミス毛様線虫または捻転毛様線虫から 誘導される。
本発明の特に好ましい蛋白質は、寄生性線虫による感染に対し感染防御免疫を与 え得る表3若しくは表8に示したアミノシーケンスを有する蛋白質またはその全 部分、1部分、類似体、相同体若しくは誘導体またはそれらを組み合せたもので ある。
もう1つの実施態様で、本発明は、病原性線虫による感染に対して免疫を提供し 得る蛋白質の全部分、1部分、類似体、相同体、誘導体若しくはそれらを組み合 せたもののアミノ酸配列をコードする第のヌクレオチドシーケンス、上記第1の ヌクレオチドシーケンスとハイブリッドを形成しているヌクレオチドシーケンス または1塩基および多塩基置換、挿入並びに欠失を含む突然変異によって上記第 1のヌクレオチドに関連化したヌクレオチドシーケンスを提供する。
本発明の好ましいヌクレオチドシーケンスには表1.2.3.7および8に示し たアミノ酸配列をコードするヌクレオチドシーケンスがある。特に好ましい本発 明のDNAシーケンスは表3.7および8に記載する。
本発明で好ましいシーケンスは41kDの抗原に相当するポリペプチドをコード するシーケンスである。本願発明に含まれるDll・Aシーケンスは、例えば、 コルブリフォルミス毛様線虫または捻転毛様線虫細胞から総DNAを抽出し、標 準技術で上記シーケンスを単離することによって製造される。または、DNAは mRNA鋳型の使用によるようなインビトロで合成的または生合成的に製造する ことができる。
更に、本発明による蛋白質の全部分、1部分、類似体、相同体、誘導体若しくは それらを組み合せたものをコードするDNAまたはRNAシーケンスを選択する 方法も本願発明の範囲内であり、該方法は、1つ若しくはそれ以上のDNAまた はRNAシーケンスを提供し、該シーケンスの内のどれが上記活性を有するポリ ペプチドの全部分、1部分、W4U体、相同体、誘導体若しくはそれらを組み合 せたものをコードすることが知られているDIJA若しくはRNAシーケンスと ハイブリッド形成するのかを決定する、または上記蛋白質基しくはその1部分に 対する抗血清を提供し上記蛍白質を発現する宿主−ベクターの組み合せを同定す ることからなる。
上記シーケンスは天然起源由来であることができ、RNAシーケンス、合成シー ケンス、組換え体DNA分子由来のDNAシーケンスまたはこれらシーケンスの 組み合せであることができる。
本願発明の好ましい態様では、該蛋白質の少なくとも1部分をコードするDNA を同定し特性を決定するために使用する方法は、蛋白質を製造する細胞からmR NA種の抽出、それらの二重鎖DNA (cDNA )への変換およびプラスミ ドのような自発的複製因子への2 n N Aの挿入に関わっている。次いで、 自発的複製因子を有する細菌株のような宿主細胞の形質転換、および他の全ての 細胞蛋白質成分に敵対する蛋白質をコードするDNAを含有するクローンを検出 するためにmRNAまたはDNAシーケンスをコードする蛋白質に相補的な合成 りNAプローブを用いて製造したライブラリーのスクリーニングが行われる。
もう1つの実施態様では、本発明は、本発明による蛋白質の全部分、1部分、i (以体、相同体、誘導体若しくはそれらを組合せたもののアミノ酸シーケンスを コードする第1のDNAシーケンスまたは該第1のシーケンスとハイブリッドを 形成しているDNAシーケンス(その際上記シーケンスは天然、合成、生合成ま たは半合成起源を含む全ゆる起源由来のものであり、突然変異、1塩基若しくは 多塩基置換、欠失、挿入および逆位によって関連化したシーケンスが含まれそし て本願発明による蛋白質の全部分、1部分、類似体、相同体、誘導体若しくはそ れらの組み合せをコードするシーケンスを含んでいる〕からなるDNA挿入物お よびベクターDNAを特徴とする組換え体DNA分子を提供する。本発明の好ま しい組換え体DNA分子には上記DNA挿入物に有効に結合した発現制御シーケ ンスが含まれる。本発明の1つの好ましい態様では、上記DNA挿入物はイー・ コリ(大腸菌、E、coli)のβ−がラクトシダーゼ遺伝子に有効に結合して いる。他の好ましい制御系にはトリプトファンの制御系(Trpオペロン)、バ クテリオファージラムダの左側プロモーター(pt)およびタック(ta’c) またはウィルス性プロモーター、例えばモロニー(Moloney)白血病ウィ ルスの長い末端反復のプロモーターのようなハイブリッドプロモーターがある。
本願発明の好ましい組換え体DNA分子は上記したDNA挿入物を含有するプラ スミドである。適当なプラスミドヘクターにはプラスミドpL]R290および pUc18並びにそれらの誘導体がある。本発明の好ましいプラスミドは以下で 詳細に記載するが、pBTA593. pBTA597、 pBTA598.p BTA702およびpBTA704が含まれる。
或いは、上記組換え体DNA分子は、バクテリオファージラムダのような適当な バクテリオファージまたはそれらの誘導体のDNAに結合した上記DNA挿入物 からなることができる。
本発明は更に、プロモーター、翻訳開始シグナルおよび本発明によるDNAシー ケンスであるDNAシーケンスからなる融合遺伝子も提供する。
また、組換え体DNA分子の製造法も本願発明の範囲内に含まれ、該方法は本発 明によるDNAシーケンスである第1のDNAシーケンスからなるDNA挿入物 を提供しそして該DNA挿入物をクローニングベクターに導入することからなる 。
好ましくは、上記DNA挿入物は発現制御シーケンスと共に正しい空間位置で且 つ正しい読み取り枠でクローニング担体に導入される。
本願発明のもう1つの実施態様では、本願発明の少なくとも1つの組換え体DN Aで形質転換され、そして本発明による蛋白質の全部分、1部分、類似体、相同 体、誘導体若しくはそれらを組み合せたものまたは上記感染防御抗原に対して類 憤の免疫学的若しくは生物学的活性を有するポリペプチドを発現することのでき る宿主が提供される。適当な宿主には細菌細胞、酵母、他の真菌、を椎動物細胞 もしくは昆虫細胞、植物細胞、ヒト細胞、ヒト組繊細胞または全真核生物が含ま れる。適当な細菌宿主には大腸菌および他の小腸生物、シュードモナス並びにバ シラス種がある。好ましい宿主培養株は大腸菌に12誘導体、特にJM109お よびY1090であると確認されている。
本発明による特に好ましい形質転換株はBTA1621. BTA1637゜B TA1638およびBTA1684と命名した大腸菌に一12株であり、それぞ れpBTA593. pBTA597. pBTA59BおよびpBTA702 で形質転換されており、それらは米国20852メリーランド州ロツクビル、パ ークローンドライブ12301所在のアメリカンタイプカルチャーコレクション (ATCC)に前3者は1987年6月17日にそしてBTA1684に関して は1988年6月28日に寄託され、それぞれ受託番号ATCC67438、A TCC67439,ATCC67440およびATCC67738で受理されて いる。
宿主を提供しそして該宿主に本願発明の組換え体DNA分子を正しい読み取り伜 で導入することからなる宿主形質転換方法も本願発明の範囲内に含まれる。
本発明は更に本願発明の形質転換した宿主の発現生成物を提供し、その際該生成 物は本発明による蛋白質の全部分、1部分、類似体、相同体、誘導体またはそれ らを組み合せたものからなっている。好ましくは、発現生成物は実質的に純粋で 提供される。
本願発明の好ましい実施態様では、発現生成物は宿主と相同性の第1のポリペプ チドシーケンスおよび本発明による蛋白質の全部分、1部分、類似体、相同体、 誘導体またはそれらを組み合せをコードするアミノ酸シーケンスである第2のポ リペプチドシーケンスからなる。
本願発明の好ましい実施態様では、第1のアミノ酸シーケンスはβ−ガラクトシ ダーゼの1部または全部分であり、宿主細胞は大腸菌である。
本発明の更に好ましい実施態様では、第1のシーケンスは発現生成物のNHz− 末端シーケンスである。
本願発明のもう1つの実施態様では、本発明による蛋白質の全部分、1部分、類 似体、相同体、誘導体またはそれらを組み合せたものからなるポリペプチドの生 合成の方法が提供され、該方法は: 宿主が本発明による蛋白質の全部分、1部分、類似体、相同体、誘導体またはそ れらを組み合せたものからなるポリペプチドを有する蛋白性生成物を発現できる ように本願発明の組換え体DNA分子で宿主を形質転換し;上記発現を得るため に上記宿主を培養し;そして上記ポリペプチドを採集する、ことからなる。
もう1つの実施態様では、本発明は製薬的に受容可能な担体または希釈剤と共に 本発明の1つ若しくはそれ以上の発現生成物または蛋白質からなるワクチンを提 供する。好ましいワタチンには経口投与または注射可能な形態に適するものが含 まれ、好ましくは製薬的に受容可能なアジュバントが含まれる。
もう1つの態様では、本発明は、本発明の1つ若しくはそれ以上の発現生成物、 蛋白質またはワクチンを投与して宿主に免疫学的に抗原投与した結果製造される 抗体調製物を含む。このような抗体調製物にはポリクローナルおよびモノクロー ナル抗体調製物が含まれる。
本発明はまたその範囲内に、怒染防御免疫応答の原因となる蛋白質の1つのエピ トープまたは複数のエピトープも含まれる。
これらのエピトープは、細菌中で製造される蛋白質のフラグメントでの免疫化学 試験の結果から予測できる蛋白質の1部のシーケンスを有するオリゴペプチドの 合成製造によって人工的に創り出すかまたは天然若しくは組換え体ペプチドの化 学的若しくは酵素的開裂の結果生じさせることができる。
本発明はまた、上記エピトープに対して生じた抗体および上記第1の抗体の可変 領域に対して生じた抗体、即ち所謂イディオタイプ抗体にも関し、その際それら 抗体は蛋白質の保護エピトープによく僚ており、動物の受動的防御(イディオタ イプ)かまたは動物の能動的免疫化(抗イデイオタイプ)かのいずれかにおける 有効なワクチンとして使用することが出来るので、有効な怒染防御が得られる。
図面の簡単な説明 図1は、コルブリフォルミス毛様線虫の第3期幼虫のPBSおよびPBS −D OC抽出物のSDS −PAGE分析を示す。
図2は、コルブリフォルミス毛様線虫から得た残渣のPBS抽出物(a)および PBS −DOC抽出物(第3期幼虫(ロ)、第4期幼虫(C)および成虫(d )の免疫プロントを示す。
図3は、コルブリフォルミス毛様線虫の4]kD蛋白質β−ガラクトシターゼ融 合蛋白質を発現する細菌から得た蛋白質のSDS −PAGE分析および免疫プ ロットを示す。
木 日 する の ?上 以下の実施例を参照して本発明を更に記載する。以下に記載した方法に類似する 他の方法論は当該技術分野の熟練者には明白であり、それらは記載された本発明 の範囲内であることを了解すべきである。
尖隻■上 揺±生qm製 寄生まヱ桓肢止−コルブリフォルミス毛様線虫の第3期幼虫はヒツジの糞を培養 しペアマナイジング(Bearmanizing) L ”’i: 4’4−ら れた。これらはリン酸緩衝生理食塩水PBS (10mMのリン酸ナトリウム、 150mMの塩化ナトリウム、pH7,4)中4°Cで保持した。
コルブ夏フタルミス L−線JLQ]ム迂−コルブリフォルミス毛様線虫の第3 期幼虫2.0〜2.5g (遠沈重量)を各回2.OdのPBSプラス3.5− の水を用いて4回抽出した。最初の抽出で使用した緩衝液は、更に1mMのフェ ニルメチルスルホニルフルオライド、0.2mMのp〜クロロマーキュリ−ベン ゾエート、51IIMのエチレンジアミン四酢酸塩(εDTA )を含存しでい たが、4回目の抽出で使用した緩衝液はデオキシリボヌクレアーゼ(1gg/r nfl)を含有していた。これらの抽出に続いて、1%のデオキシコール酸ナト リウム含有PBS (PBS −DOC)および1gg/miのデオキシリボヌ クレアーゼを用いて2回抽出した。抽出はモーター作動性すりガラス製のボッタ ー・エルベージエム(Potter−Elvejhen)ホモジナイザーを使用 して実施した。PBS −DOC抽出抽出法料は更に、約60ワツトのミュラー ド(Mullard)の超音波壊変器7685/2型を用いて、水中で、1分間 隔で3回処理した。ゲル電気泳動(0’ Donnell等、1985年)用に は、各遠心抽出物20μnを乾燥し、次いで15μでの試料緩衝液と共に100 °Cで3分間加熱した(Laemmli、 1970年) 。PBS−DOC抽 出物は使用前に100,000gで1時間遠心し、そのペレットは廃棄した。
図1はフルプリフォルミス毛様線虫の第3期幼虫を連続的にPBSで抽出しつい でPBS −DOCで抽出したもののSOS −PAGEパターンを示す。PB S −DOC抽出物中ムこは4つの主要な蛋白質バンドがあり、それらはそれぞ れ200kl)、 93kD、 43kDおよび41kDと称する。超音波壊変 器を使用した場合には、41kDおよび43kD蛋白質のバンドは1%のDCI Cを含有しないPBSを使用じて抽出することができたが、93kDおよび20 0kDは効率的には抽出できなかった。
PBS −DOC抽出物中の蛋白質バンドの数が限られているのはPBS抽出で 多数であるのと対照をなしている。 41kDおよび43kD蛋白質は、超音波 壊変器を使用しないで、PBS−1%DOCで効率的に抽出できたがPBS−0 ,1%DOCではそうではなかった。超音波壊変器は蛋白質の収量をかなり増加 させた。デオキシリボヌクレアーゼ処理を実施しなかった場合、超音波壊変器を 使用した後でさえ、PBS −DOC抽出物はD!JAの存在によって非常に粘 性であった。
実隻拠I 蛋良亘公折 PBS −DOCの二゛−へ百 ルビン(Rubin )およびレオナレイ(Leonarai) (1983年 )の方法は、−次元では3謙のディスクゲルおよび1.5m+n厚さのレムリ( Laemml i )ゲルでそして二次元では10%のポリアクリルアミドを含 有するもので、等電点電気泳動用のバイオライト(Biolytes) (Bi o−Rad社)を使用して行った。蛋白質は冷塩化カリウムで視覚化し、41k D蛋白質は記載されているようにして電気的に溶出し、冷メタノールで沈殿させ た(Stearne等、 1985年)。
この物質はワクチン投与試験およびエンドプロティナーゼ消化用に使用した。
一次元または二次元ゲルからニトロセルロース(Bio−Rad社)への電気泳 動的移送は標準法で実施した。次いでニトロセルロースをホーエ(Howe)お よびヘルシエイ(Hershey) (1981年)の方法によって種々の抗血 清を用いて処理して精査した。コンプレックスは最終的には、結合抗体とヤギ抗 −ウサギTgG(Bio−Rad社)に抱合した西洋ワサビペルオキシダーゼと の反応、次いで4−クロロ−1−ナフトールおよびH20□との反応によって視 覚化した。
41kD蛋白質で免疫化したウサギから得た抗血清によって、41kD蛋白質は 第3および第4幼虫期並びに成虫に存在することが免疫プロットで示される(図 2D)。炭水化物の存在は、酸加水分解物中のグルコサミンまたはガラクトサミ ンの存在を分析しそしてラフセン(Racusen) (1979年)の方法を 使用してゲルを染色することによって、電気的溶出後のPBS −DOC抽出物 の各成分で推定した。41kD蛋白質中には検出可能な炭水化物は分析では示さ れなかった。
精製した41kD蛋白質をオツドネル(0’ Donnell) (1973年 )が記載した方法に従って8Mの尿素中pH10,5で還元し、カルボキシメチ ル化した。次いで、該蛋白質は50Il1Mの炭酸水素アンモニウム中、pH約 8.0.37°Cで16時間、アルミシリア・メリアプロテアーゼを用いて、1 :50の酵素:蛋白質比率で消化した。次いで反応混合物はサバント・スピード ・バク・コンセントレータ−(Savant 5peed Vac Conce ntrator)で濃縮した。
41kDのプロテアーゼ消化で得られたオリゴペプチドは、バイダック(Vyd a’c) CIsカラム並びにそれぞれ0.1%のトリフロロ酢酸および70% アセトニトリル中0.1%トリフロロ酢酸からなる初期および最終緩衝液を用い てHPLCで分離した。
HPLCで単離されたペプチドは、マツタケルン(McKern)等(1985 年)の方法を使用して手操作で配列を決定するかまたはガス相シーケンサ−を使 用して自動的に配列を決定した。PT)l (フェニルチオヒダントイン)アミ ノ酸はHPLCで同定した。
還元しそしてカルボキシメチル化した41kDのアルミラリア・メリアプロテア ーゼ消化で得たHPLC−単離ペプチドのアミノ酸配列の幾つかを表1に示す。
表−」− コルブリフォルミス41kD蛋白質のアルミシリア・メリアプロテアーゼによる 消化後に生じたポリペプチドから得られた幾つかのアミノ酸配列 1、LYS VAL MET GLLI ASN ARG AERPHE GL N ASP GLtl GLU ARG2、LYS MET MET GLN  T)IRGI ASN ASP LED3、 LYS ALA JLE SER GLLI GLU LEII ASP SERARG PHE GIJ GLt l LEII4、LYS GLU VAL ASP ARG LELI GLI I ASP GLU LELI VAL HIS5、LYS TYRASP G LUVAL ALA ARG6、LYS SERLEU GLII VAL S ERGLU GLII LYS ALA LEII GLN ARG GLLI 7、LYS LED GLU ARG VALガス相シーケンサ−では非消化4 1kD蛋白質の末゛端基は見い出すことができなかった。それ故、末端基はプロ ・ツクされていると考えなければならない。
皇族旦主 コルプ:フォルミス1 の41kD” に するc D N Aクローンの5  および ′;2 T、cDNAライブラリーの構築 メツセンジャーRNAは、コルブリフォルミス毛様線虫の第4期幼虫を6Mの塩 酸グアニジン、0.21の酢酸ナトリウムおよび50mMのβ−メルカプトエタ ノールを含有する緩衝液中で摩砕し、次いでエタノールで沈殿させ、オリゴ(t lT)−セルロースカラム上で分画して上記幼虫から単離した。このn+RNA は、アマ−ジャム(Amershanl)リボヌクレアーゼH/DNAポリメラ ーゼIキット (^mershaa+ cDNA合成システム、#RPN、12 56)を製造者が推奨するように使用して二重鎖cDNAの合成用鋳型として使 用した。 EcoRIリンカ−の添加後、二重鎖cDNAをラムダgtllと連 結し、Y1090細胞を感染させるのに使用した生存バクテリオファージ中に、 本質的にはヒューン()luynh)等(1985年)が記載したようにして組 み入れた。上記方法を使用して、cDNAライブラリーは2X10’個の独立組 換え体からなっていることが確立された。このライブラリーを増幅し、そして分 別物のワラス(Wallace)等(1985年)並びにベントン(Bento n)およびディビス(Davis) (1977年)が記載したようにして合成 オリゴヌクレオチドプローブおよび二重フィルターリフトを使用してスクリーニ ングした。
■、ハイブリッド形成プローブ ライブラリーのスクリーニングに使用した23− ll1erオリゴヌクレオチ ドシーケンスは41kD蛋白質のアミノ酸シーケンス2(表1)から得られたペ プチドシーケンスに基づいていた。
ペプチド LYS、?IET、MET、GLN、T)lR,GLlj、ASN、 ASP。
逆補体シーケンスを合成してスクリーニングに使用した。
(スレオニンコドンに使用したコドンはシー・エレガンス(C,elegans )の好ましいコドン使用に基づいている: Maruyama等、1986年) 。
約2X105個の組換え体バクテリオファージをスクリーニングし、48個の陽 性物を検出した。
IIl、DNAシーケンス決定 選択したクローンの1つ、即ちラムダgtl 1−4−41−6は、EcoRI で切除できそして同じ酵素で消化されたM13mpH中にサブクローン化できる 7oobp挿入物を含んでいた。サブクローン化した挿入物のDNAシーケンス はサンガー(Sanger)等(1980年)の方法を使用して決定した(表2 )。
得られたシーケンスを蛋白質データバンクのシーケンスと比較すると、41kD 蛋白質は種々の生物から得たトロボミオシンのアミノ酸シーケンスと相同である (例えばウサギとの相同製は約70%であった)ことが示される。
表−1 クローンBTA1621中のプラスミドpBTA593に含まれるEcoRI  cDNAフラグメントのDNAシーケンスおよびコルブリフォルミス毛様線虫の 41kD蛋白質の1部分をコードしている翻訳されたアミノ130 140’  150 160 GAA GCT CAA CTG AAG GjlA GCCCAG ATG  CTT GCA GAG GAA GCCEA[1LkEAQ l′1LAEE AEADLERAEERAEAG 590 600 .610 620 630SSRLKEAETRA 700bp挿入物はcDNAライブラリーを更にスクリーニングするために使用 し、コルプリフォルミス毛様線虫の41kD遺伝子のコード領域および非コード 領域をより多く含むクローンを単離した。これらクローンのDNAシーケンスを 決定し、41kD遺伝子のDNAシーケンスおよび翻訳されたアミノ酸シーケン スを表3にコルブリフォルミス毛様線虫のシーケンス(41kD抗原)Met  Asp Ala Ile Lys Lys Lys Met Gin Aha  l’let Lys Ile GluAAG GACAAT GCT CTCG AT CGA GCCGAT GCCGCCGへへGAG AAALys As p Asn Aha Leu Asp Arg Ala Asp Ala Ah a Glu Glu LysLeu Arg Asp Thr Gin Lys  Lys Met Met Gin Thr Glu Asn AspLeu  Asp Lys Ala Gln Glu Asp Leu Ala Ala  Ala Thr Ser GinLeu Glu Glu Lys Glu L ys Lys Val Gin Glu Ala Glu Ala GluAr g Lys Val Met Glu Asn Gay Ser Phe Gi n Asp Glu Glu ArgGCA GAG GAA GCCGACC GA AAA TACGAT GAG CTCGCCCGT AAAAla G lu Glu Aha Asp Arg Lys Tyr Aso Glu V al Ala Arg LysLeu Ala Met Val Glu Ah a Lsp Geu Glu Arg Ala Glu Glu ArgGlu  Glu Lys Ala Leu Gln Arg Glu Asp Ser  Tyr Glu Glu GinLeu Ser Gly Tyr 6 −ガラクトシダーゼとの え5人 ′としての■杜!血i■製遺 TV、 700bpの41kDcDNAフラグメントのptlR290へのサブ クローン化 A、 フラグメントの2周製 DNAはマニアチス(Maniatis)等(1982年)に従ってクローンラ ムダgtL4/41/6から製造した。DNAは制限酵素EcoRTで切断して 700bpの挿入物を放出させ、次いでこの挿入物は引き続きサブクローン化す るために精製した。精製は次のようにして実施した: EcoRI−切断DNA はアガロースゲルでの電気泳動によって分離し、次いで7oobpのフラグメン トを製造者(Schleicher & 5chuell)の指示に従ってNA 45紙に集めそして溶出した。次いで700bpのDNAをイソプロパツールで 沈殿させ、そしてTE(10mMのトリス、pH7,51mHのEDTA )に 再溶解した。
B、pLIR290へのクローン化: 発現ベクターpUR290[Rutherおよび?lu]1er−Hi11.1 983年〕は、異なるシーケンスを挿入できる3′末端近くに多数の制限酵素部 位を有する細菌性β−ガラクトシダーゼ遺伝子を含有するプラスミドである。精 製した7oobpのcDNAフラグメントは、マニアチス等(1982年)が記 載した方法を使用してEcoRT消化pLIR290と結合させた。同時に、E  c o RI I]限酵素部位でのβ−ガラクトシダーゼ遺伝子の読み取り枠 は41kDの700bpcDNAフラグメントのフレームを有する和尚にある。
■、融合蛋白質を製造するpURクローンの検出41kD抗原を発現するpUR クローンは、精製した41kD蛋白質でワクチン投与したウサギから得た血清を 使用して確認した。
コロニーは、アンピシリンおよびIPTGを含有する寒天上で増殖させ、コロニ ーのレプリカはニトロセルロース上で製造した。41kD抗原を発現するコロニ ーは標準的免疫学的スクリーニング法(Maniatis等(1982年))に 従って確認し、抗血清−ベルオキシダーゼで精査した。多数の陽性コロニーを取 り出し、SDS −PAGEで分析するため液体培養基で増殖させた(図3)。
■、 5DS−PAGEによる融合蛋白質の大きさBTA1621株が製造した 組換え体β−ガラクトシダーゼ/41kD蛋白質(これはプラスミドpBTA5 93を有している)は約140kDの分子量であり、その内約27kDはコルブ リフォルミス毛様線虫起源である。融合していないβ−ガラクトシダーゼは約1 20kDの分子量である(図3)。
■、液体培地+I PTG中でのBTA1621の増殖ptlR290の細菌性 β−ガラクトシダーゼ遺伝子の3′末端に、フレーム内に相された41kDcD NAフラグメントを含有する組換え体クローンBTA1621 (プラスミドp BTA593)は、LB細菌培地十アンピシリン+IPTG中、21°Cで一夜 増殖させた〔Maniatis等(1982年)〕。次いで細菌を採集し、蛋白 質を精製するために更に処理した。
■、動物試験のため融合蛋白質の精製 β−ガラクトシダーゼ/41kD融合蛋白質を精製するために、クローンBTA 1621を5αOdのLB+アンピシリン(50μg7aft)+IPTG(1 μg/mff)中、20°Cで増殖させた。細菌は遠心して集め、リゾチームで 処理(トリスEDTA緩衝液中500μgod、4°Cで5分)し、そしてN  P 40をV/ν%になるまで加えて細胞を溶解させた。デオキシリボヌクレア ーゼを加えて100μg/−とし、ngct2を加えて50mMとし、その溶解 物は4℃で1夜インキユベートした。次いで、該溶解物はベックマンJA20ロ ーター中10’、 000rpmで10分間遠心した。融合蛋白質の大部分を含 有するペレットは、50w1F′Iのトリス−H(J(pH8)、100mMの NaC1中8Mの尿素/1%のβ−メルカプトエタノールに溶解し、次いでスー パロース(Superose) 6カラム(1、6cm X 80cm )でク ロマトグラフィーにかけた。SDS −PAGEを使用して、融合蛋白質を含有 するフラクションを確認してから集めた。ウェスターン法[Towbin、H, 等〕によってウサギ抗41kD抗体と精製蛋白質との間の陽性反応が示される( 図3参照)。
裏隻拠土 実験動物は以前に記載された(0’ Donnell等、1985年)ようにし て選択した。
41kDはコルブリフォルミス毛様線虫の第3期幼虫のPBS −DOC抽出物 から精製し、二次元SDS −PAGEで分離し、そして電気的溶出をした。こ の物質をモルモットの腹腔内にワクチン投与するために使用した(0’ Don nell等、1985年)。精製した41kDフラクシヨンが、ワクチン投与後 のモルモットでのコルブリフォルミス投与による感染に対して実質的な感染防t l(43〜51%の範囲)を示したことが見られる(表4)。
裏−土 コルブリフォルミス毛様線虫から得た精製41kD蛋白質によるモルモットのワ クチン投与 動物には全て、第331Jlの幼虫から単離したコルブリフォルミス毛様線虫4 1kD蛋白質を腹腔内に注射した。動物には、28日後に2,000匹の感染性 幼虫を投与し、投与13日後に層殺して寄生虫数を調べた。
レムリゲルから溶出したとき、41kDの免疫原性フラクションは43〜51% の感染防御を示した。非変性手段で製造すると、感染防御は一層有効であろうと 期待することは合理的である。
この41kDフラクシヨンは、5O5−PAGE後に電気的に溶出した物質に対 するウサギ抗血清での免疫プロット法によって示されるように、幼虫および成虫 期の全てに存在している(図2)。
しかし乍ら、41kD蛋白質に対する抗体(IgA、 IgGまたはIgM)は 自然感染した数匹のモルモットおよびヒツジから得た血清中でも、コルブリフォ ルミス毛様線虫で感染させたヒツジから得た腸間膜リンパ液中でも検出できなか った(免疫プロット技術によって研究した)。
41kD1人 の=とじての 表5に示すように、BTA1621から精製した組換え体41kD融合蛋白質を 腹腔内注射すると、コルブリフォルミス幼虫から抽出した最初の41kD蛋白質 によって達成されたのと同様の感染防御が得られた。
表−i クローンBTA1621由来の41kD=融合蛋白質によるモルモットのワクチ ン投与 (寄生虫数) 対 照 ワクチン投与 感染防御% 平均 1135±[263) (n=12) 416±[220) (n=3)  63%T−検定の存意性<0.001 動物は、モルモット当たり450μgの融合蛋白質でワクチン投与し、21日後 に2.000匹の感染性コルブリフォルミス毛様線虫を投与した。動物は投与1 3日後に層殺して寄生虫数を調べた。
災施五i ポリアデニル化したmRNAは若い成虫捻転毛様線虫から抽出し、cDNAライ ブラリーは、本質的に国際特許出1tJ[No、PcT/ALi8710040 1に記載したような方法を使用してラムダgtllで構築した。
概ね3X10’個の組換え体バクテリオファージを、コルブリフォルミス毛様線 虫41kD蛋白質をコードするクローンから単離したIINAフラグメントを用 いてスクリーニングした。ニトロセルロースフィルター2枚は1982年マニア チスが記載したようにして言周製した。プローブ ォーゲルスタイン(Vogelstein) (1984年)の方法に従って標 識した。使用したハイブリッド形成条件はリード(Reed)が記載したのと同 じであった。4個の陽性クローンを検出し、精製した。
単離したクローンの1つ、即ち41八は約1.38kbの捻転毛様線虫cDNA を含んでおり、内部EcoR1部位を有していた。クローンから単離したDNA をEcoRIで消化して、約900および480bpのcDNAフラグメントを 製造した。
DNAはクローン八から調製しくtlaniatis.1982年)、部分消化 または完全消化を生じさせる条件下でEcoRIを用いて消化した。このDNA をアガロースゲルで電気泳動し、480bp. 900bpおよび1 、 38 kbのフラグメントをN A 4 5紙(SchleiderおよびSchue l])を用いて単離した。480および900bpのフラグメントはpljl’ !290の誘導体で、β−ガラクトシダーゼ遺伝子の外側のEcoR]部位が除 去されているベクターpBTA224中にサブクローン化した(Rutherお よびMiller−Hill. 1982年) 、 】、3akbの部分消化フ ラグメントは、pUc18の誘導体であるpBTA502にサブクローン化した (Yamisch−Perron, VieiraおよびMassing (1 985年))。
3個のクローンを単離した。これらを以下に記載する:クローンBTA1637 は、pBTA224中の480bpフラグメントであるプラスミドpBTA59 7を含んでいる:クローンBTA1638はpBTA224中の900bpフラ グメントであるプラスミドpBTA598を含んでいる:クローンBTA168 4はプラスミドpBTA502中の1.38kbの部分消化フラグメントである プラスミドpBTA702を含んでいる(全ての場合において、宿主株はJ旧0 9である)。
pBTA702に含まれる1.38kbフラグメントの一連の欠失は、DNA試 料をBam旧およびPstlで消化し、次いで直線化したDNAをエコヌクレア ーゼ■およびマングビーン(mung bean)ヌクレアーゼで種々の期間消 化して、その反応生成物を再結合して作成した。
次いで、DNAfcJM109中に形質転換し、アンピシリン耐性コロニーを釣 り上げた。これらプラスミドの特徴を決定し、これら形質転換体の選択に際して の挿入物のDt4Aシーケンスはハソトリ(Hattori )およびサカキ( Sakaki) (1986年)が修正したサンガー等の方法を使用して決定し た。pBTA702のcDNA断片の完全なシーケンス(表6)は、クローン化 したコルブリフォルミス毛様線虫遺伝子と非常によく相同じでいることがわかる 。
GGCAGCATTG AATCGCCGCA TTGTATTGGT TGA GGAGGAT TTGGAACGTAGCAGCCGATG AGGCTGA ACG AGCTCGAAGA TCGTTGGAAA ATCGTG丁CGA TGTCGATGAG GATCGTTGTG CCGAGCTCGA AAC GAAACTA CGTGAAGCTCAAGCTC丁TCT GCATGAA ACA GAGAGTAAGA GCGAAGAGGT CGCCCGTAAG CTGGCTATGG TTGAAGCTGA TCTCGAAAGA GCC GへAGAAC GTGCTGAAGCCGGAGAGAAC AAGATCG TCG AGTTGGAAGA GGAACTTCGT GTCGTCGGAA ACAACTTGAA GRCACTTGAG GTGTCTGAAG AAA AGGCCCT TCAACGTGAAGACTCATACG AGGAへCA GAT TCGTACTATC TCAGCTCGTC TGAAGGAGGC AAGTCGACAG ACTGGAGGAT GAATTGGTAC ATG AGAAGGA GAGATACAAGGCAATTTCCG AGGAGCT TGA CTCGACCTTC CAAGAACTGT CCGGCTATTG このDNAシーケンスから、344個のアミノ■を含有する蛋白質をコードする 1032塩基対の読み取り枠を同定することができる(表6)。コルブリフォル ミス抗原のアルミラリア・ミレア消化により生じたペプチドフラグメントの幾つ かに相当するアミノ■シーケンスは捻転毛様線虫のクローン化したシーケンス( 表7の下線部)で同定することができる。捻転毛様線虫クローンとコルブリフォ ルミス毛様線虫クローンとの間では130番目から344番目までのアミノ酸領 域でそのDNAシーケンス相同性が高い。しかし乍ら、I〈−末端の130個の アミノ酸はこのような相同性を有していない。このDNAシーケンスを更に分析 すると、捻転毛様線虫シーケンスのN−末端断片はβ−ガラクトシダーゼの10 個のアミノ酸、次に関連性のない77個のアミノ酸および推定上の開始コドンか ら伸びている43個のアミノ酸の断片をコードするDNAに由来することがしめ される。該DNAは偶発的に相中に入り、344アミノ酸に連続する読み取り枠 を生じさせる。
この提案は、捻転毛様線虫抗原の開始コドンと推定されるATGが、を椎動物遺 伝子のシャインーダルガルノ(Shine−Dalgarno)の配列のコンセ ンサスシーケンスとagcCAcCに関して密接に類似しているシーケンスTG CCATCによって先行されていることによって支持される。
、表−j− BTA1684株によって製造された融合蛋白質のシーケンスワクチン接種−試 験用に天然の捻転毛様線虫抗原類僚を製造するために、関連性のないN−末端ア ミノ酸87残基を欠失する組換え体止物を構築した。pBTA702由来のDN Aは、制限酵素Sma IおよびAsu IIを組み合せたもので消化しそして 3514bpおよび513bpのフラグメントを精製した。次いで、513bp フラグメントはDde Iで消化して、238bpのフラグメントを精製した。
次いで、この238bpフラグメントを上記3514bpフラグメントに連結さ せ、非−付着炎をDNAポリメラーゼIのフレノウ(Henow)フラグメント で処理してプラント末端とし、その後DNAを連結して環状を形成させて大腸菌 株JM109を形質転換するために使用した。
アンピシリン耐性コロニーを選び出し、プラスミドDNAを単離し、そしてDN Aシーケンスを制限酵素分析によって確認した。
プラスミドpBTA704 (8711686株)中のDNAは、成熟捻転毛様 線虫抗原よりアミノ酸が4個しか短くない252個のアミノ酸(表8)の分子を コードしている。N−末端での6個のアミノ酸はβ−ガラクトシダーゼに由来し 、開始メチオニンはβ−ガラクトシBTA1686株によって製造された融合蛋 白質のシーケンス実11吐i Qえ による念F−5ハの 1 組換え体大腸菌株BTA1637. BTA1638. BTA1684および BTA1686を光学密度(OD)が概ね1になるまでアンピシリン(50μs /m)含有TSB中で増殖させた。次いで、イソプロビルチオカ゛ラクトピラノ シド(IPTG)を加えて最終濃度を10mMとし、更に8〜16時間インキュ ベーションを継続した。細胞は遠心して集め、音波処理によって溶解させ、そし てこの音波処理物を13,0OOX gで10分間遠心した。ペレットおよび上 澄液をSDS −PAGE分析(Laemmli、 1970年)およびコルブ リフォルミス毛欅線虫41kD土元原に対してウサギで生じた抗血清を使用して 免疫フ゛口・ノド)去るこ付した。免疫複合体は+251−蛋白質AまたLまア ルカ1ノホスファターゼに抱合したヤギー抗−ウサギ抗体を使用して検出した。
融合蛋白質は主として細胞溶解物のペレット中で封入体の形態で見られた。BT A1637は、クーマシー染色ゲルおよび蛋白質フ゛ロフトで検出された約12 0kdの融合体を生成した。BTA1638は約148kdの融合蛋白質を生成 した。この蛋白質は蛋白質プロット法で検出可能であったが、クーマシー・ブル ー染色ゲルは容易には検出できなかった。BTA1684およびBTA]686 はそれぞれ約44kdおよび30kdの蛋白質を生成し、これらは染色ゲルおよ び蛋白質プロットの両方で容易に視覚化された。各生成物の分子量は概ね、全事 例のDNAシーケンス分析で予測された分子量であった。
動物試験用材料を製造するために、BTA1684を、最少培地および栄養要求 用件含有隙酵器中に接種し、そしてODが15.5に達するまで醗酵させた。I PTGを加えて最終濃度を1+nMとし、トリプトン酵母抽出物に冨む培地を加 え、そしてグルコース供給を開始した。接種154時間後に、細胞を遠心して採 集し、再懸濁し、そして9,000psiのフレンチプレスを4回通して溶解し た。
溶解物は概ね で遠心し、そのペレットを8 Mの尿素、100mMのDTT、 20mMのトリス−HCZ、 pH8,0中で再懸濁した。遠心後、上澄液はD EAEセファロースカラムを通過させ、NaC1のO〜1M密度勾配で分画した 。融合蛋白質含有フラクションを集め、セファクリル(Sephacryl)S −400HRカラム上で1M酢酸で脱塩した。
融合蛋白質含有フラクションを再び集め、ノーイダ・ツクの04カラムに0.1 %のトリフロロ酢酸(TFA)で結合させ、このものを30%〜45%のアセト ニトリルの直線的密度勾配で分画した。融合蛋白質含有蛋白質を集め、貯蔵する ためにIMの酢酸中に移した。精製した物質の分別物を取り出し、N−末端アミ ノ酸シーケンスはアプライドバイオシステムズ(Applied Biosys tems)アミノ酸分析器を使用して決定した。最初の20個のアミノ酸はMe t Ice Thr Asn X Pro Gay Asp Leu Glu  Phe X Phe Gly AlaAha Thr Asp Glu Ser に関して予測されたとおりであった。アミノ酸分析および5DS−PAGE分析 によって組換え体生成物は少なくとも85%純粋であると示されよう。
尖施何1 クチン1ト キ″′7、′ − 寄生虫なしで育った10匹のヒツジ群は、実施例6に記載したBTA1684株 から精製した組換え体抗原でワクチン投与した。各動物にはワクチンを2回皮下 投与した。第1回目のワクチン投与物は完全フロインドアジュバントで乳化した 約1111gの蛋白質を含有しており、28日後の第2回目のワクチン投与物に は、不完全フロインドアジュバントで乳化し1こ約250μg蛋白質を含有して いた。動物10匹の2群を更に追加し、第1群には感染対照としてワクチンを投 与せず、そして第2群にはアジュバントだけを投与した。第一回目のワクチン投 与後63日目には、動物は全て、捻転毛様線虫の感染性L3幼虫15,000匹 を用いて経口的に感染させた。抗原投与後22.28.36.42.50.56 および63日目に糞便試料を採取し、糞便1g当たりの卵を測定した。更に、感 染後37.56および63日目にヘマトクリット値を分析した。動物は全て63 日目に屠殺し、皺胃中の成虫捻転毛様線虫数を計数した。その結果(表9,10 および11)は、組換え体抗原を用いてワクチン投与するとヒツジの寄生虫症に 対して顕著な感染防御を示していたことを示している。
実験期間中、ワクチン投与群は対照群に比べて卵数が減少していた:卵数は最初 の4時点では約25%、最後の3時点では約60%、全体の平均では40%減少 していた。ヘマトクリット値を測定した3時点の全てで、ワクチン投与群はその 値がより高かったので、動物はストレスがより少なかった。屠殺時に、ワクチン 投与群は対照群より寄生虫が平均して52%少なかった。
この実験によって、組換え体41kd蛋白質に対して生じた免疫応答によって感 染したヒツジの非産生および寄生虫負荷を50%以上減少させることができ、こ れはこれら動物での血液損失の減少に関係があったと確認、さnる。
注=2匹の動物はそれらのへマドクリット値が任意に選択した植15以下に下が ったとき、倫理的理由により試験から除外しなければならなかった。これらの動 物の内1匹は抗原投与対照群のものであり、52日目に屠殺した(糞の卵数(5 0日目)は168、000、寄生虫数は6440) 、2匹目のワクチン投与群 のものは34日目に屠殺した(糞の卵数(28日目) 62,400.寄生虫数 6775 )。これら動物のデータは表9〜11ムこは含まれていない。
表9のデータを分析してわかるように、ワクチン投与の主要な効果は寄生虫駆除 を促進することであった。22〜42日目でのワクチン投与の効果は群全体で非 常に小さかったので、投函かの動物がこの早期期間中には余り感染防御されなか ったことは驚くべきことではない。ワクチン投与法が最も効果的になると、得ら れる怒染防御度は、この抗原に基づいて非常に有効なワクチンが開発されたよう な程度にまで上昇すると期待されると理解すべきである。
1−一史 1ぶり1改 屠殺時の寄生虫数 裏施班主 41kdクローン した−原による 六 感汎′5匹のモルモットの2群は、実 施例6に記載したBTA1684株から精製した組換え体抗原でワクチン投与し た。各群には腹腔内に1回ワクチンを投与した。1つの群には蛋白質100μg を緩衝液で、もう1つの群には不完全フロインドアジュバントで乳化した蛋白質 100μgを与えた。別の1つの群の4匹の動物、即ち感染対照にはワクチンは 投与しなかった。ワクチン投与28日後に、動物は全てコルブリフォルミス毛様 線虫の感染性のし、幼虫2,000匹を用いて経口的に感染させた。14日後に 、動物は全て層殺し、寄生虫数を計数した。その結果(表12)によって、抗原 単独でのワクチン投与は31%の感染防御をもたらしたが、不完全フロインドア ジュバントでの抗原ワクチン投与は46%の感染防御をもたらしたことが示され る。
これらの数字は、コルブリフォルミス毛様線虫から単離した天然の41kD抗原 によってもたらされる感染防御(実施例4)に類似している。
これらの結果は捻転毛様線虫の41kD抗原がコルブリフォルミス毛様線虫での 感染に対して有意な種交叉感染防御を動物に生じさせることができることを示し ている。敷桁すると、本願明細書に記載した組換え体抗原のワクチン投与によっ てまたは本研究で記載した技術を使用した寄生性線虫の他の種に由来する組換え 体抗原のワクチン投与によって、成る範囲の他の種の寄生性線虫に対して同様な 種交叉恣染防御を可能にすることができると思われる。
宿主動物にもたらされる感染防御の程度は、抗原精製法、処方法およびワクチン 投与法を最適にすることによって実質的に上昇して有効なワクチンが提供される であろう。
産粟桓1里 本願発明は、コルブリフォルミス毛様線虫および捻転毛様線虫による動物の寄生 虫症ムこ対して感染防御するのに有効なワクチンとして使用できる蛋白質および 該蛋白質をコードするDNAシーケンスの記載を提供する。
更に、コルブリフォルミス毛様線虫から単離された精製蛋白質に対して生じる抗 体およびこの蛋白質をコードするDNAシーケンスは、コルブリフォルミス毛様 線虫以外の寄生性線虫の種から得た関連ポリベペチドおよび該ポリベペチドをコ ードする遺伝子を同定するために使用できることが示されている。それ故、同じ DNAシーケンスおよび抗体は、ヒトおよび家畜動物に寄生性である成る範囲の 他の種の線虫の関連蛋白質並びにそれら蛋白質をコードする遺伝子を同定するた めに使用でき、そしてこれら蛋白質は寄生虫自体から単離されようと組換え体D NA技術で製造されようと線虫のそれら種による寄生虫症に対し有効なワクチン を特徴する請求する。寄生虫の種および感染する可能性のある宿主には例えば次 のものがある。
ヒトでの旋毛虫またはイヌ鉤虫感染、ウマでのストロンギルス・ブルガリス感染 、ヒツジでのコルブリフォルミス毛様線虫感染、ヤギでの捻転毛様線虫感染、ウ シでのオステルタジアーオステルタジ感染、ブタでのブタ蝙虫または旋毛虫怒染 、ネコでのライオン・トキサスカリス又は狭頭鉤虫感染およびイヌでのイヌ鉤虫 またはトリクリス・プルビス感染並びにトキッヵラ種によるヒトの循環器系感染 、アメリカ鉤虫、ズビニ鉤虫、回虫、ヒ)ff虫、ぎょう虫、糞線虫またはバン クロフト糸状束による感染およびイヌ糸状束によるイヌの循環器系感染並びに動 物のこれら種および他の種の循環器系、泌尿生殖器系、呼吸器系、皮膚および皮 下組織の感染。この表は決して完全でないことに注意すべきである。
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PCT比軸比軸子引−鮒工誓閤コ pc丁出1人の手引−附仄誓M3 PCT出願人の手引−附Ill釘M3 PCT出1人の手引−附名誓間3 0RIG工l〉コj=−二口。
35HEETS、SHEΣT1 FIGじRE 〕 0R1G上NAL OR工G工NAL 35r−E′ETS g 5HEET 2++ −、、−94にd −mww ”にd a bc d FTGIJRE 2 国際調査報告 b・−−−雫−−・−轟−−1−e、@+’−PCT/AU88100239層  76729/87 JP 63057599

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.寄生性線虫種による宿主の感染に対して感染防御免疫を与えることのできる 寄生性線虫種由来の蛋白質、その際該蛋白質はSDS−PAGEにより見積ると き41kDの概算分子量を有している、または寄生性線虫による宿主の感染に対 して感染防御免疫を与えることのできる上記蛋白質の全部分、一部分、類似体、 相同体、誘導体若しくはそれらを組み合せたもの。
  2. 2.上記寄生性線虫が旋毛虫、イヌ鉤虫、ストロンギルス・ブルガリス、オステ ルタジア・オステルタジ、ブタ蛔虫、旋毛虫、ライオン・トキサスカリス、狭頭 鉤虫、イヌ鉤虫、トリクリス・ブルピス、イヌ糸状虫、トキソカラ種の幼虫、コ ルプリフォルミス毛様線虫、捻転毛様線虫、アメリカ鉤虫、ズビニ鉤虫、回虫、 ヒト鞭虫、ぎょう虫、糞線虫またはバンクロフト糸状虫である請求の範囲第1項 に記載の蛋白質。
  3. 3.上記蛋白質がコルプリフォルミス毛様線虫または捻転毛様線虫由来である請 求の範囲第1項または2項に記載の蛋白質。
  4. 4.上記蛋白質が下記のシーケンスを有する請求の範囲第1項から3項のいずれ か1項に記載の蛋白質:【配列があります】
  5. 5.上記蛋白質が下記のシーケンスを有する請求の範囲第1項から3項のいずれ か1項に記載の蛋白質:【配列があります】
  6. 6.請求の範囲第1項から5項のいずれか1項に記載の蛋白質の全部分、1部分 、類似体、相同体、誘導体またはそれらを組み合せたもののアミノ酸シーケンス をコードする第1のヌクレオチドシーケンス、上記第1のヌクレオチドシーケン スとハイブリッドを形成しているヌクレオチドシーケンスまたは1塩基および多 塩基置換、挿入並びに欠失を含む突然変異によって上記第1のヌクレオチドシー ケンスに関連したヌクレオチドシーケンスからなるポリヌクレオチドシーケンス 。
  7. 7.上記ポリヌクレオチドシーケンスがDNAシーケンスである請求の範囲第6 項に記載のポリヌクレオチドシーケンス。
  8. 8.DNAシーケンス: 【配列があります】
  9. 9.DNAシーケンス: 【配列があります】
  10. 10.DNAシーケンス 【配列があります】
  11. 11.合成的にかまたは生合成的にかのいずれかでインビトロて製造される、請 求の範囲第6項から10項のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドシーケンス 。
  12. 12.請求の範囲第1項から5項のいずれか1項に記載の蛋白質の製造方法であ って、該方性は1つ若しくはそれ以上のDNハまたはRNAシーケンスを提供し そして該シーケンスのどれが当該活性を有するポリペプチドの全部分、1部分、 類似体、相同体、誘導体若しくはそれらを組み合せたものをコードすることが知 られているDπハ若しくは只ドハシrケンスとハイブリツドを形成するのかを決 定する、または上記蛋白質若しくはその1部分に対する抗血清を提供し上記蛋白 質を発現する宿主一ベクターの組み合せを同定することからなる。
  13. 13.請求の範囲第1項から5項のいずれか1項に記載の蛋白質の少なくとも1 部分をコードするDN吾の同定法および特徴決定法であって、該方性は上記蛋白 質を製造する細胞からmm“ハ種を抽出し、がmR鵬を二重鎖DHハ(cD拝肴 )に変換させ、該oDNAを自発的複製因子中に挿入させ〔上記因子で宿主細胞 を形質転換させ、そして他の任意の蛋白質性細胞成分とは異なる蛋白質をコード するDHλを倉有するようなクローンを検出するために、蛋白質をコードするm RN吾またはDMシーケンスに相補性である合成DNAプローブを用いて上記形 質変換で生じるライブラリーをスクリーニングすることからなっている。
  14. 14.請求の範囲第1項から5項のいずれか1項に記載の蛋白質の全部分、1部 分、類似体、相同体、誘導体もしくはそれらを組み合せたもののアミノ酸シーケ ンスをコードする第1のDNAシーケンスまたは該第1のシーケンスとハイブリ ツド形成しているDNAシーケンスからなるDNA挿入物およびベツターDNA を特徴とする組換え体DNA分子であって、その際の上記シーケンスは天然、合 成、生合成若しくは半合成起源を含む全ゆる起源由来のものであり、そして該シ ーケンスは突然変異、1塩基若しくは多塩基置換、欠失、挿入および逆位により 関連化したものを含み、そして請求の範囲第1項から5項のいずれか1項に記載 の蛋白質であるポリペプチドの全部分、1部分、類似体、相同体、誘導体または それらを組み合せたものをコードするシーケンスを含んでいる。
  15. 15.上記組換え体DNA分子が上記DNA挿入物に有効に結合した発現制御シ ーケンスを有している請求の範囲第14項に記載の組換え体DNA分子。
  16. 16.上記DNA挿入物が大腸菌のβ−ガラクトシダーゼ遺伝子に有効に結合し ている請求の範囲第15項に記載の組換え体DNA分子。
  17. 17.上記DNA挿入物がトリプトファン(Trpオベロン)、バクテリオファ ージラムダの左側プロモーター(PL)、タックまたはモロニー白血病ウイルス の長い末端反復に有効に結合している請求の範囲第15項に記載の組換え体DN A分子。
  18. 18.上記ベクターDNAがプラスミドDNAである請求の範囲第14項から1 7項のいずれか1項に記載の組換え体DNA分子。
  19. 19.上記プラスミドがpUR290またはその誘導体である請求の範囲第18 項に記載の組換え体DNA分子。
  20. 20.上記プラスミドがpUC18またはその誘導体である請求の範囲第18項 に記載の組換え体DNA分子。
  21. 21.上記で定義したpBTA593。
  22. 22.上記で定義したpBTA597。
  23. 23.上記で定義したpBTA598。
  24. 24.上記で定義したpBTA702。
  25. 25.上記で定義したpBTA704。
  26. 26.上記ベクターDNAがバクテリオファージDNAである請求の範囲第14 項から17項のいずれか1項に記載の組換え体DNA分子。
  27. 27.上記ベクターDNAがバクテリオファージラムダDNAまたはその誘導体 である請求の範囲第26項に記載の組換え体DNA分子。
  28. 28.プロモーター、翻訳開始シグナルおよび請求の範囲第7項から10項のい ずれか1項に記載のDNAシーケンスからなる融合遺伝子。
  29. 29.組換え体DNA分子の製造方法であって、その際該方法は請求の範囲第7 項から10項のいずれか1項に記載のDNAシーケンスである第1のDNAシー ケンスからなるDNA挿入物を提供することおよび該DNAをクローニングベク ター中に導入することからなる。
  30. 30.上記DNAを発現制御シーケンスと共に正しい空間位置で且つ正しい読み 取り枠でクローニング担体に導入する請求の範囲第29項に記載の方法。
  31. 31.融合遺伝子: 【配列があります】
  32. 32.融合遺伝子: 【配列があります】
  33. 33.請求の範囲第14項から27項のいずれか1項の少なくとも1つの組換え 体DNA分子で形質転換した宿主。
  34. 34.上記宿主が細菌細胞、酵母若しくは他の真菌、脊推動物細胞若しくは昆虫 細胞、植物細胞、ヒト細胞、ヒト組織細胞または全真核生物である請求の範囲第 33項に記載の宿主。
  35. 35.上記宿主が大腸菌または他の小腸生物、シューモードモナスおよびバシラ ス種である請求の範囲第34項に記載の宿主。
  36. 36.上記宿主が大腸菌K12株JN109またはY1090である請求の範囲 第35項に記載の宿主。
  37. 37.上記で定義したATCC67438。
  38. 38.上記で定義したATCC67439。
  39. 39.上記で定義したATCC67440。
  40. 40.上記で定義したATCC67738。
  41. 41.請求の範囲第34項から36項のいずれか1項に記載の宿主を提供し、該 宿主に請求の範囲第14項から27項のいずれか1項に記載の組換え体DNA分 子を正しい読み取り枠で導入することかちなる、宿主の形質転換方法。
  42. 42.請求の範囲第33項から40項のいずれか1項に記載の形質転換宿主の発 現生成物であって、その際該生成物は請求の範囲第1項から5項のいずれか1項 に記載の蛋白質の全部分、1部分、類似体、相同体、誘導体またはそれらを組み 合せたものからなる。
  43. 43.実質的に純粋な形態の請求の範囲第42項に記載の発現生成物。
  44. 44.上記宿主に相同性の第1のポリペプチドシーケンス、および請求の範囲第 1項から5項のいずれか1項に記載の蛋白質の全部分、1部分、類似体、相同体 、誘導体またはそれらを組み合せたものをコードするアミノ酸シーケンスである 第2のポリペプチドシーケンスからなる請求の範囲第42項に記載の発現生成物 。
  45. 45.上記第1のアミノ酸シーケンスがβ−ガラクトシダーゼ遺伝子の1部分ま たは全部分であり、そして上記宿主が大腸菌である請求の範囲第44項に記載の 発現生成物。
  46. 46.上記第1のシーケンスが発現生成物のNH2−末端シーケンスである請求 の範囲第44項に記載の発現生成物。
  47. 47.上記生成物が下記のシーケンスを有する請求の範囲第46項に記載の発現 生成物: 【配列があります】
  48. 48.上記生成物が下記のシーケンスを有する請求の範囲第46項に記載の発現 生成物: 【配列があります】
  49. 49.請求の範囲第1項から5項のいずれか1項に記載の蛋白質の全部分、1部 分、類似体、相同体、誘導体またはそれらを組み合せたものからなるポリペプチ ドの生合成方法であって、その際該方法は: 宿主が請求の範囲第1項から5項のいずれか1項に記載の蛋白質の全部分、1部 分、類似体、相同体、誘導体またはそれらを組み合せたものであるポリペプチド を有する蛋白質性生成物を発現できるように請求の範囲第15項から27項のい ずれか1項に記載の組換え体DNA分子で上記宿主を形質転換させること、上記 宿主を培養して上記発現を得ること、そして上記ポリペプチドを採集すること、 からなる。
  50. 50.請求の範囲第1項から5項のいずれか1項に記載の少なくとも1つの蛋白 質または請求の範囲第42項から48項のいずれが1項に記載の発現生成物と製 薬的に受容可能な担体若しくは希釈剤からなるワクチン。
  51. 51.上記組成物が経口投与に適するかまたは注射可能な形態である請求の範囲 第50項に記載のワクチン。
  52. 52.上記ワクチンが製薬的に受容可能なアジュバントを含有している請求の範 囲第50項または請求の範囲第51項に記載のワクチン。
  53. 53.請求の範囲第42項から48項のいずれか1項に記載の少なくとも1つの 発現生成物若しくは請求の範囲第1項から5項のいずれか1項に記載の少なくと も1つの蛋白質または請求の範囲第50項から52項のいずれか1項に記載の少 なくとも1つのワクチンを宿主に投与して免疫学的抗原投与の結果製造される抗 体調製物。
  54. 54.上記抗体調製物がポリクローナル抗体調製物である請求の範囲第53項に 記載の抗体調製物。
  55. 55.上記抗体調製物がモノクローナル抗体調製物である請求の範囲第53項に 記載の抗体調製物。
  56. 56.請求の範囲第1項から5項のいずれか1項に記載の蛋白質または請求の範 囲第42項のいずれか1項に記載の発現生成物のエピトープであって、その際該 エピトープは寄生性線虫に対し感染防御免疫応答に寄与する。
  57. 57.上記エピトープが合成のものである請求の範囲第56項のエピトープ。
  58. 58.上記エビトープが請求の範囲第1項から4項に定義した天然蛋白質または 組換え体蛋白質の化学的または酵素的開裂によって生成される請求の範囲第56 項に記載のエピトープ。
  59. 59.請求の範囲第56項から58項のいずれか1項に記載のエピトープに対し て発生した抗体。
  60. 60.請求の範囲第59項に記載の抗体の変動可能領域に対して発生した抗体。
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