JPH02500345A - ストリップ表面をスケール除去する研磨粉用室 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ストリップ方面をスケール除去する研磨粉用室発明の分野 本発明は、冶金に関し、詳細にはストリップの表面をスケール除去する研磨粉用 室に関する。

発明の背景 国際出願ＰＣＴ／ＳＵ　８４１０００２９に記載のようにストリップ表面をスケ ール除去する研磨粉用室は知られている。

この室は研磨粉を圧縮する２つの機構を有し、そのような機構の各々はシャフト を回動するように作用する油圧パワーシリンダに連結した支持体およびレバーを 持つ２つのシャフトを有し、一方シャフトに固定したブレードは清浄にすべき表 面に研磨粉を押付けてストリップからスケールを除去する。

室内の部品およびユニット（例えば粉および他のものを圧縮する機構）に接近す ることは長い停止時間、室の完全な分解および再組立てを必要とする。このこと は、室の作動効率を下げ、労力の浪費となる。したがって、その内部に容易に接 近できるように室を容易に引き離すことができないことは欠点である。

また、当接面に沿って半型を閉じ、密封し、引き離し、当接面から半型の１つを 引き離す手段を持った２つの半型で作られた、ストリップ表面をスケール除去す る研磨粉用室（国際出願ＰＣＴ／ＳＵ　８６１０００７４参照）も知られている 。この室は、最も近い先行技術の室であるが、研磨粉を圧縮する２つの機構を有 し、各機構は室の異なった半型内の支持体に取付けられかつシャフトを回動する 油圧パワーシリンダに連結した２つのシャフトを有する。

室の１つの半型が当接面から引き離されるとき、粉を圧縮する機構の支持体を持 つシャフトは互いに離される。

この特徴は、保守および修理が室の完全な分解を必要としないで容易に行われ停 止時間を減少するので、先行技術の室（国際出願ＰＣＴ／ＳＵ　８４１０００２ ９参照）に対して利点を有する。

しかしながら、このプロトタイプの室（国際出願ＰＣＴ／ＳＵ８６１０００７４ 　’）は、当接面に沿って半径を閉じ、密封し、引き離す手段が充分に迅速に操 作することができず、取扱うのに多くの時間を要するようなボルトおよびナツト 連結のようなものであり、このため２つの半型の利点が完全には利用されていな いものであった。

発明の要約 本発明の目的は、室の製造および保守に関連する材料の消費および労力を減少し かつ停止時間を減少するような、当接面に沿って室の半型を閉じ、密封し、引き 離す迅速な手段を有するストリップの表面をスケール除去する研磨粉用室を提供 することにある。

この目的は、ストリップの表面をスケール除去する研磨粉用の室において、当接 面に沿って半型を閉じ、半型を密封、引き離し、かつ当接面から少なくとも１つ の半型を分離する手段を持つ２つの半型を有し、室は研磨粉を圧縮する少なくと も２つの機構を有し、各機構はシャフトを回動する油圧パワーシリンダに連結し たレバーを持つ、室の異なった半型の支持体に固定した２つのシャフトを有し、 当接面に沿って室の半型を閉じ、密封し、引き離す手段の各々は油圧パワーシリ ンダによって支持体に対して回動でき、かつ研磨粉を圧縮する機構のシャフトの １つの支持体に取付けたリングを有し、リングはスロットによって分離され研磨 粉を圧縮する機構の他のシャフトの支持体の側に配置した２つのカムを有し、支 持体にはカムを受入れるようにスロットによって分けられた２つの環状凹部が設 けられており、支持体がリングを収容するために用いられるシャフトのレバーは それ自体の駆動体によってカム間のスロットに移動できるブツシャを有する、こ とを特徴とする室によって達成される。

リングの当接面に沿って半型を閉じ、密封し、引き離す手段の構造に、油圧パワ ーシリンダによってシャフトを支持体に対して回動するようにリングが回動でき るように研磨粉を圧縮する機構のシャフトの１つの支持体にリングを配置し、こ のリングにスロットにより分離され研磨粉を圧縮する機構の他のシャフトの支持 体の側に配置した２つのカムを設け、他のシャフトの支持体に力を受入れるよう にスロットによって分離した２つの環状凹部を配置し、リングを収容するように 用いられる支持体を持つシャフトのレバーにブツシャを配置し、かつカム間のス ロットにそれ自体の駆動によりブツシャを動かすように構成するこのことは、当 接面に沿って室の半型を閉じ、密封し、引き離す手段の迅速な作用を確実に行う 開題を解決するものである。　実際に、研磨粉を圧縮する１つ８！精の２つのシ ャフトが室の異なった半型に配置され、そのようなシャフトの１つの支持体がカ ムを持つリングを収容し、他のシャフトの支持体がカムを受入れる凹部を有し、 カムと環状凹部との整合を生じさせるリングの回動中、室の２つの半型が（ボル トおよびナツト連結を用いることなしに）極めて早く閉じられる。リングが反対 方向に回動されると、室の半型はやはり迅速に引き離される。その理由は、２つ のカムが環状凹部から出て、１つのカムが凹部間のスロットに入り、他のカムが 支持体の上方にくるからである。このように、カム間および凹部間にスロットを 設けることにより、カムは室の半型が引き離されることを邪魔しない。

シャフトのレバーに固定したブツシャがそれ自体の駆動によってカム間のスロッ トに入るとき、レバーはリングに機械的に連結され、その後のシャフトを回動す る油圧パワーシリンダの作動によってレバーは支持体に対してシャフトと共に回 動し、ブツシャを介してリングのカムに作用し、リングを支持体に対して回動す る。したがって、室の半型を閉じることおよび引き離すことは、研磨粉を圧縮す る機構のシャフトを回転するシリンダの作用に起因して生じる。このようにして 特別な駆動体が室を閉じ、密封し、互いに引き離す必要がない。

室の半型を閉じることに続いて、ブツシャをそれ自体の駆動により戻し、カムの 間のスロットから移動させることができ、レバーはリングにも連結されておらず 、シャフトを回動する油圧パワーシリンダが研磨粉を圧縮するのに直接使用され 、レバーの回動に応答して室の半型を互いに引き付けて保持する。

好ましくは、当接面に沿って室の半型の密封に対する信頼性を増加するために、 第２シヤフトの支持体の環状凹部の向かい合う円筒状表面はそれらの間にくさび 状クリアランスを形成する。

くさび状クリアランスの形成の結果、リングのカムは圧ばめで凹部に入り、室の ２つの半型間の当接面に沿って圧縮応力を与える。

この圧縮応力が操作中室間の継目を完全に閉じることを保証する。

図面の簡単な説明 本発明を添付図面に関連する特定の実施例を参照して説明する。

第１図は、本発明のストリップ表面からスケールを除去する研磨粉用室の正面図 である。

第２図は、第１図の線■−■に沿った断面図である。

第３図は、第２図の線■−■に沿った断面図である。

第４図は、カムおよび環状凹部の間の圧ばめの形成を示す概略図である。

第５図は、第２図の線ｖ−■に沿った断面図である。

第６図は、第２図の線■−■に沿った断面図である。

第７図は、第１図の線■−■に沿った断面図である。

発明を実行するｉ＆良モード 提案される室は当接面３に沿って嵌合する可動半型１（第１図〉および固定半型 ２を有する。

室は研磨粉を圧縮する２つの機構４．５を有し、各機構は、固定半型２内に配置 した支持体７に軸支したシャフト６（第２図）および可動半型１に固定した支持 体９に配置したシャフト８を有する。シャフト６の支持体７の端部に設けられて いるのはスロット１１（第３図、第４図）によって分離した環状凹部１０である 。

カム１３を有するリング１２（第２図、第３図）がシャフト８の支持体９に置か れている。リング１２のショルダは支持体９の環状溝１４（第２図）に収容され 、円形経路で±αの角度（第３図）だけカム１３を持つリング１２を可逆移動す ることを可能にしている。リング１２のカム１３が支持体７の凹部の位置をとる とき、室の半型１および２は閉じられ、当接面３に沿って密封され、したがって 、可動半型１は固定半型２から離れてない、その理由は、リング１２のカム１３ が可動半型１に着座している支持体９に固定されており、一方渭１０内のカム１ ３を収容する支持体７が固定半型２に着座しているからである。支持体７におい て、シャフト６の支持体７の環状凹部１０を分離するスロット１１はシャフト８ に向かって開口している。

リング１２の各々は２つのカム１３、すなわち上部カムおよび下部カムを有し、 上部カムはスロット１１上の７１１１０に入り、−方下部カムはスロット１１上 の渭１０に入る。リング１２の下部カム１３が半型１および２の支持体７のスロ ット１１に入ると、室の半型１および２は分離される。その理由は、スロット１ １が室の可動半型の分離中支持体７に対して下部カム１３の自由移動を可能にす るからである。上部カム１３は、支持体７に対して自由移動できるように支持体 ７の上方にある。

室の半型１および２を閉じるための角度十αのリング１２の回動の方向が第４図 の矢印”Ｌ″で示されており、−男手型を分離するための角度−αのリング１２ の回動方向が矢印”Ｋ″　（第３図）で示されている。

ストリップからスケールを除去する過程において、粉を圧縮する８！楕４および ５（第２図）は破断に対するスケールの抵抗に起因して生じる拡大力によって作 用され、この力が室の半型１および２に伝達されて半型を分離しようとする。し たがって、カム１３は、力が抜けてしまうような、半型１および２の間の当接面 ３内の作用荷重の下でのクリアランス（隙間）を形成しないように、自由に入る よりも凹部１０中に圧ばめされるべきである。このような圧ばめを確実に行うた めに、半径Ｒ（第４図）を持つ環状凹部１０の円筒状外部表面は半径Ｒ１を持つ 円筒状内部表面と同心的でなく、これらの表面に対応するカムの表面は互いに同 心的でありＲに等しい外部表面の半径およびｒに等しい内部表面の半径を持つ。

このようにして、凹部１０に対するカム１３の配列は大きさ”δ”の圧ばめ作用 を与える。

特殊な駆動を用いることなしに、カム１３と各支持体７の凹部１０との間に大き さ”δ”の圧ばめ力を与えるのに必要な力で角度±αだけリング１２を回動する ために、各ｔｌ［４，５はブツシャ１５（第２図）を有し、ブツシャのハウジン グ１６（第５図）はシャフト８を回動するパワーシリンダ２０のレバー１９（第 １図）のリブ部分１８に取付けな凹部１７を有し、かつボルト２２によってこの レバー１９のハブ２１（第２図）に固定されている。

レバー２４を持つ同様なパワーシリンダ２３（第１図）は室の固定半型２内のシ ャフト６を回動するように働く。

ブツシャ１５（第６図）は軸１１２５（第２図）に沿ってリング１２のカムに接 触するように移動できる。空気シリンダのロッド２６はブツシャ１５を移動する 働きをなす、カム１３の間のリング１２は、支持体７のスロット１１と整合した とき、ブツシャ１５を受入れるスロット２８（第６図）を有する。レバー１９の 回動はブツシャロッド１５のハウジングの回動を伴い、したがってブツシャ１５ の回動を伴い、それによってカム１３に作用するリング１２を回動し、カムを圧 ばめ作用”δ”で凹部１０に押す。

室の水平継目２９（第７図）のロック要素は、室の底部にある突出部３０、基部 ３１、および油圧パワーシリンダのような作動機構によって突出部に係合しまた は突出部から分離するＵ形状プレート３２を有する。

レバー１９の移動を制限するために、室の可動半型１に固定したストップ３４（ 第１図）が設けられている。リミットスイッチ３５および３６（第７図）が可動 部品の位置を示すためにさらに設けられている。室の可動半型ｌの分離は油圧パ ワーシリンダ３７（第１図）および固定半型２に取付けたガイドビーム３８によ って行われ、可動半型１にはローラ３９が設けられている。

室は次のように作動する。

閉じた半型１および２（第１図）を分離するために、作用圧力の油がストップに 接触するまでレバー１９を上方に回動するように作用する油圧パワーシリンダ２ ０の下部キャビティに供給される。レバー１９（第２図）の移動はシリンダ２７ に関連するブツシャ１５のハウジング１６の反時計方向の回動を伴う、このよう な運動と共に、ブツシャ１５は、ブツシャ１５およびリング１２の間の接触なし に、ハウジング内に後退され、リング１２は静止しており、一方カム１３は支持 体７に係合して圧ばめ作用”δ”で凹部１０に入る。

レバー１９が最上位置で停止上た後、空気シリンダ２７が作動されて、ロッド２ ６は、ブツシャ１５がカム１３に接触するまで、ブツシャ１５を軸線２５に沿っ て前方にリング１２のスロット２８（第６図）内に強制する。この運動によって レバー１９がリング１２（ブツシャ１５およびハウジング１６）に対して堅く結 合される。

次に、圧力油が油圧パワーシリンダ２０の上部キャビティに加えられ、それによ って下方に時計方向に移動するレバー１９が力で、ブツシャ１５を介してリング １２に作用する。ブツシャ１５は矢印”Ｋ”　（第３図）に示すようにリング１ ２を角度”α”だけ回動し、それによってカム１３は凹部１０から出て、各リン グ１２の上部カム１３は支持体７の上方で静止し、一方下部カム１３は凹部１０ の間のスロットに受入れられる。その後、ブツシャ１５が空気シリンダ２７のロ ッド２６によってハウジング１６内に引込まれ、レバー１９はリング１２から分 離される。油圧パワーシリンダ２０は、レバー１９がリミットスイッチ３５に接 触すると停止する。

水平継目２９に沿って基部３１（第１図）と室とを分離するために、作動機構３ ３（第７図）がＵ形状プレート３２を突出部３０から分離するように働く、その 結果、室の可動半型および固定半型は互いにまた基部３１から分離される。油圧 パワーシリン　、ダ３７（第１図）は室の可動半型１に連結したローラ３９に作 用し、ローラ３９は固定ガイドビーム３８上で転勤し、半型ｌを半型２から分離 してシリンダ３７のロッドのスロットに依存する予め設定した距離にもたらす、 修理および保守に関連する作業後、半型１および２は再び一緒にされて、逆の順 序でロックされる。

すなわち、油圧パワーシリンダ３７が逆方向に作動され、ローラ３９がガイド３ ８上を移動して可動半型１を固定半型２に接触させ、作動機構３３がＵ形状プレ ート３２を突出部３０に接触させ、空気シリンダ２７が作動されてブツシャ１５ を軸線２５に沿って支持体７の凹部１０に移動し、ブツシャ１５は、それによっ て、カム１３の間のリング１２のスロット２８に入る０次に、粉を圧縮する機構 ４．５の油圧パワーシリンダ２０が作動されてレバー１９を反時計方向に移動し 、レバー１９はブツシャ１５を介してリング１２の下部カム１３に作用し、それ によってカム１３が力”δ”で支持体７の環状凹部に嵌入する。このことによっ て、手動してブツシャ１５を後退させブツシャをリング１２から分離し、室の半 型１および２が閉じられ、油圧パワーシリンダ２０によるレバー１９のさらにそ れに続く変位の間、これらのレバーはリング１２に作用を及ぼさない、このよう にして、室はストリップかスケールを除去することに関連する操作の準備がなさ れる。

ストリップからスケールを除去する過程において、上部油圧パワーシリンダ２０ および２３は研磨粉を圧縮する機構４および５に対して下部油圧パワーシリンダ ２０および２３と交互に作用し、上方向に室を通過するストリップ（ストリップ は図面には示していない）の表面のスクールを破断するのに必要な力を与える。

カム１３と支持体７の凹部との間の圧ばめ作用”δ”によって発生される室の半 型１および２の間の当接面３の予備圧縮のために、研磨粉による清浄中に発生し かつ室の半型１および２に作用するスラスト力は半型の間の継目を開けることは ない。

プロトタイプと比較して提案した室の利点は、室を製造するための資本の支出に おける節約にある。室の迅速な開閉は、スラスト力がストリップに働く粉の作用 圧力の力に等しいので、粉を圧縮するＩ！橋の油圧パワーシリンダの力に等しい 力を形成できる特殊な油圧シリンダの使用を必要としない。

産業上の用途 本発明はシート圧延に用いられる。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ストリップの表面をスケール除去する研磨粉用の室において、当接面（３） に沿って半型を閉じ、半型を密封、引き離し、かつ当接面から少なくとも１つの 半型を分離する手段を持つ２つの半型（１、２）を有し、室は研磨粉を圧縮する 少なくとも２つの機構（４、５）を有し、各機構はシャフト（６、８）を回動す る油圧パワーシリンダ（２０、２３）に連結したレバー（１９、２４）を持つ、 室の異なった半型の支持体（７、９）に固定した２つのシャフト（６、８）を有 し、当接面に沿って室の半型を閉じ、密封し、引き離す手段の各々は油圧パワー シリンダ（２０）によって支持体（９）に対して回動でき、かつ研磨粉を圧縮す る機構（４、５）のシャフトの１つの（８）の支持体（９）に取付けたリング（ １２）を有し、リング（１２）はスロット（２８）によって分離され研磨粉を圧 縮する機構（４、５）の他のシャフト（６）の支持体（７）の側に配置した２つ のカム（１３）を有し、支持体（７）にはカム（１３）を受入れるようにスロッ ト（１１）によって分けられた２つの環状凹部（１０）が設けられており、支持 体（９）がリング（１２）を収容するために用いられるシャフト（８）のレバー （１９）はそれ自体の駆動体（２６、２７）によってカム（１３）間のスロット （２８）に移動できるプッシャ（１５）を有する、ことを特徴とする室。 ２．請求項１記載の室において、環状凹部の対向する円筒状表面がくさび状クリ アランスをそれらの間に形成することを特徴とする室。