JPH02500332A - 特に運動施設用の収納ロッカー，ロッカーセット，ロッカー列，及び，該ロッカーを備えた更衣室 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特に運動ｍ膜用の収納ロッカー、ロッカーセット、ロッカー列、及び、該ロッカ ーを備えた更衣基本発明は、水泳プール等の運動施設の更衣室に使用される如き 収納ロッカーに関する。これらのロッカーは、衣類又は種々の用具の収納に利用 でき、例えば、使用者が保持する鍵により閉鎖施錠される。

従来のロッカーは、ドアが外方に開いてロッカーの所要スペースが・増すことか ら、ドア開放時でも利用者が通れるようにロッカー列間の通路幅を大きく取る必 要があった。これは、例えば、水泳プールの終業時などのように、利用者が一勢 に更衣室に押し寄せ勝ちな施設において特に問題となる。このスペース面の問題 は、使用者が利用できるロッカーの数を制限するとともに、更衣室の為の広い面 積を必要とする。

斯かる従来のロッカーは、平行六面体形状のボックスから成り、ロッカー内に幾 つもの角隅がある分、保守が雌しくなる。こうした角隅は、掃除し憎く、健康に 有害なバクテリアや細菌の温床となる。この衛生的問題は水泳プール等の高湿度 の運動施設において特に解決し難いものである。

別の問題は、運動施設の更衣室にあり勝ちないたずら及び盗難の問題である。こ の問題により室内監視が必要とされる。この問題はまた、監視に人件費を必要と し、且つ、例えば、特に、学童が利用する施設の場合において十分に解決するこ とは困難である。

本発明の目的は、上述した不都合を解決し得る型のロッカーを提供するにある。

該ロッカーは、軸心を中心とする略円形の床部及び天井部を含む略半円筒状のコ ンパートメントが共軸回転すべく内部に設けられている略半円筒状のチャンバを 備え、上記コンパートメントは開き位置と閉じ位置との二位置間をＢ動自在であ り、開き位置で該コンパートメントは上記チャンバ内に置かれ、且つ、閉じ位置 で該コンパートメントは上記チャンバの外側に置かれてその容量空間を形成する 。

上記構成によれば、ロッカーが開状態で占めるスペースは、閉状態の場合より大 きくならず、且つ、使用可能容量に対応したものとなり、ロッカー列間の通路幅 を減することが可能となる。

しかも、チャンバとコンパートメントとは半円筒状なので、ゴミの溜り勝ちな角 隅部が排除され、従って、ロッカーの完全な清掃に資することとなる。

又、コンパートメントは開き位置への復帰装置を有しており、コンパートメント は開き位置に自動的に来ているので使用者は空いているロッカーをすぐ見つける ことができる。更に、コンパートメントが自動的に開き位置に来るので、ロッカ ーの清掃がし易くなっている。

又、コンパートメントの施錠装置は伸縮自在な弾性部材を備えており、コンパー トメントが閉じ位置にある時、そのコンパートメントを押し戻すように付勢して いる。このようにして、コンパートメントは開錠されると即座に開き位置に置か れる。この時、コンパートメントは自動的に完全に開いてしまうので、ロッカー が適切に施錠されていない場合、すぐ気付くことになる。

チャンバ壁の清掃を容易化の為に、該チャンバ壁の床部は該床部に形成された排 水口に向けて僅かに下方に傾斜し、上記コンパートメントの上記床部もまた該床 部に形成された自身の排水口に向けて僅かに下方に傾斜している。

本発明はまた、前記チャンバ壁の前記略垂直な部分を複数のコンパートメントに 対し共通とし、該複数のコンパートメントは、上記チャンバ壁の上記共通垂直部 分内に取付けられた夫々のコンパートメント壁を有する、上述した如きロッカー のセットを提供する。好適には、二個乃至三個のロッカーコンパートメントが同 じチャンバ壁内に積み重ねられる。本発明は、更に、上述した如きロッカーの列 又はロッカーのセットであって、該ロッカー列又はロッカーセットは、交互に逆 向きの二重列とするとともに、−１側のロッカーに対して他方側のロッカーを千 鳥状に配置して一方側のロッカーに重なり合うようにされているロッカーの列又 はロッカーのセットを提供する。この重なり方式に依れば、ロッカーの二重列の 為のスペースを狭めることが出来る。好適には、前記チャンバ壁の前記略垂直な 部分は共通の骨組から成る。

本発明はまた、ロッカー列を複数備えた更衣室であって、各ロッカーの前記施錠 手段は電気的に起動可能であり、上記ロッカーの誤用に対応して警報信号を発す る警報手段と、上記各ロッカーの施錠手段に電気的に接続されるとともに上記警 報信号に応答するデータ処理手段を備える監視手段とを備えて成る、ロッカー列 を複数備えた更衣室を提供する。この配置構成に依れば、上記データ処理手段が 置かれる中央制御室から更衣室全体が監視され、上記データ処理手段は、中央コ ンピュータと、各施錠手段に付きそのアドレスを指定するアドレス指定手段とを 備え、上記施錠手段は、該施錠手段の作動を監視するマイクロコントローラを夫 々含んでいる。

以下、添付図面を参照して、本発明の好適実施例を例示的に説明するが、これに より、本発明の他の特徴及び利点は己ずと明らかになろう、尚、添付図面中：第 １図は本発明の実施例に係るロッカーセットの平面図、 第２図はロッカーを閉じた時の￥Ｓ１図ＩＩＩ−ＩＩ線線断断側面図 第３図はロッカーを開けた状態での第２図と同様な図、 第４図は施錠装置を示す、上記ロッカーの内のひとつのロッカーの詳細横断面図 、 第５図は第１図のロッカーセットの斜視図、第６図はロッカーの二重列の平面図 、 第７図はデータ処理器を示す線図であり、且つ、第８図は施錠用電子機器の接続 図である。

Ｎ１図乃至３図及び５図に、本発明の一実施例に係るロッカーセットが示されて いる。

各ロッカーは、形状が略半円筒状の固定チャンバ１と、同様に半円筒状の形状で 、チャンバ１内に取付けられて共軸回転するコンパートメント２とを備えて成る 。

即ち、上記チャンバを造形する半円筒の垂直軸３は、上記コンパートメントを造 形する半円筒の軸と同一であり、上記コンパートメントの回転軸を形成している 。

上記コンパートメントを造形する半円筒の直径は、上記チャンバの直径より僅か に小さく、且つ、上記コンパートメントは、実質的に上記軸３を中心とした円を 軌跡とする床部４及び天井部５をも備えている。上記コンパートメント２は、開 き位置と閉じ位置との二位置間で動かすことができ、開き位置で上記コンパート メントはチャンバ１内に収容され、且つ、この開き位置から半回転して到達する 閉じ位置では、コンパートメント２の半円筒状の壁６がチャンバ１の外側に来て これ１と対面し、略円筒状の容量空間を創り出す、第１図では、左下のロッカー が開き、右下が閉じ、又、上側のロッカーはコンパートメントを省いて示しであ る。

上記ロッカーが閉塞施錠されないときに該ロッカーを開き位置に保つべく、３１ 図中の矢印７で示す回転方向に上記コンパートメントを戻す為の戻し部材が設け られており、図示実施例では、戻し部材が、螺条バネを備えるスラストベアリン グ８で構成される（第１図）。

各ロッカーの施錠機構もまた、閉じ位置にあるコンパートメントを押し戻すよう に付勢するスプリング等の弾性部材を備えれば望ましい、第４図に示す錠９の場 合、軸１２回りに枢動するとともにスプリング１３のスラスト力を受けるフィン ガ１１により弾性部材が構成される。こうして、ロッカーの利用者がたとえ施錠 し忘れたとしてもロッカーは直ちに開き位置に戻る為、利用者は直ちにこれに気 付き、窃盗に対する最初の予防となる。

上記コンパートメントの清掃を楽にするとともにゴミが溜らないよいうにする為 、床部４を僅かに傾斜させて半円筒壁６の中心部へ収束させ、ここに排水口１４ を設けて第２図及び第３図に矢印１５で示すように溜り水を排水している。

同様に、チャンバ１の床部１６は、矢印１８で示される如き排水を促進する為に 、内側に、即ち、該チャンバの半円筒状壁１７の中心部の方へ収束すべく傾斜さ れている。

ロッカー自体を形成する上記コンパートメント２は、ロッカー内に置かれる種々 の物品を収容する為の部分、例えば、靴棚、ヘルメット棚、衣類を掛けるフック 又はコートハンガ、小物収納バッグ、それに衣類をコンパートメント内に押えて おく為のストラップ等を備えている。

用途に応じ、積み重ねられた複数のコンパートメントを有する一個の共通チャン バから成るロッカーのセットを配備しても良い。此の点、第２図及び第３図の左 側及び右側には、夫々同じ高さのチャンバ内に積み重ねられた三段及び二段のコ ンパートメントが示されている。この場合、夫々のコンパートメントにチャンバ 床部１６を設けるとともに、矢印２１で示される如く該床部１６の排水口から出 てきた水を排水すべく、共通チャンバ基部１９を外側に傾斜させれば望ましい。

ロッカー内に置かれた衣類や物品の保護に完全を期すべく、各チャンバには、略 円形であるとともに内方に傾斜されたカバー２２が配備され、該カバー内の溜り 水は矢印２３で示される如く該カバーの内側部分の穴から排水される。第２図、 第３図に詳細に示される如く、上記チャンバ床部１６及びカバー２２は、コンパ ートメントの背後に突出し、該床部１６及びカバー２２の後部から流れ落ちる水 が各コンパートメント内に入り込むことが防止される。

チャンバ１は、いたずら防止の為に成形コンクリート族として、又、上塗りを施 して掃除し易くすれば好ましい、コンパートメントの方は、金属（リブ付きキャ ストアルミ）製、或は、回転成形により製造されるポリエチレン等の合成材料に より製作することが望ましい。

第２図、第３図及び第５図に示される如く、共通チャンバには、使用可能高さが １ｍのロッカーが二個、又は、使用可能高さが６５ｃｍのロッカーが三個収容さ れる。

各コンパートメントの外面にはリブを形成し、落書きやビラ貼りをし憎くしてお く。

算１図及び第６図に詳細に示される如く、この発明実施例では、ロッカーを二重 横列に配置して列の夫々の側に開かせるようにし、更に、片方の列のロッカー２ ４に対して他方の列のロッカー２５を千鳥状に配置して重なり合わせることが可 能となることから、占有スペースは減少し、又、各列のロッカーの軸線は二重列 ２７の中心線の各側に配置される。これにより、例えば、各ロッカーが直径４０ ｃｍの円筒形の使用可能容積を呈したとしても、二つの列のロッカー２４．２５ の軸線間距離を４（ｊ＋ｃｍより小さくし、二重列の合計幅を８０ｃｍ以下に減 少することができる。ロッカー二重列のこうした幅寸法減少は、ふたつの二重列 間の通路幅の減少に対して付随的なものである。実際、本発明実施例に係るロッ カーの構造に依れば、開いた時でも閉じた時と同じスペースしか要らず、従って 、通路幅を十分に減少できる。故に、例えば、水泳プールの更衣室の場合、１ｍ 以上の通路幅が８０ｃｍ以下に減少され、２５％程度の減少となる。

第６図に示すロッカーの二重列にてはチャンバのセットは望ましくはコンクリー ト族の阜−の骨組２８により形成される。この単一の骨組２８は単一操作で成形 できることから、更衣室の建築は十分に簡略化される。

本実施例においては、更衣室に幾列かのロッカーを設置する際に特に有益な特徴 として、各ロッカーは電子的制御が行われる電気機械的施錠機構を有し、施錠機 構の全てはデータプロセッサに接続されて統括され、特に、各施錠機構は、ロッ カーの施錠をこじ開ける試みが為されたときに起動されて警報信号を発生する装 置を有する。この警報信号は中央制御室に伝えられ、該中央制ｆｌｌＩ室は直ち に警戒体制に入って所昇の措置が講じられる。従って、小人数で保安巡回を行う よりも、一層完全な監視が行われ得る。

本発明の実施例においては、入場料の支払に際しデータプロセッサにより割り振 られるコード符号を示す“キー“を挿入することにより電磁施錠機構が解錠され る。このキーは、例えば、施錠機構内の光学式読取器により読み取られる穿孔式 カードとしても良い、この代わりに、夫々固有のコードが割り振られた施錠機構 の各々に隣接した押しボタンセット等の、別の施錠機構を配設しても良い。

上記監視及びいたずら時の警報に加え、データプロセッサはロッカーの使用状態 を管理しても良く、特に、データプロセッサは、ロッカーを一個ずつ連続的に調 べ、どれが利用できるか判定するとともに、入場料支払者へ割り振っても良い、 又、警報信号は、例えば、間違いキーの挿入、ロッカーの機械的こじ開け、或は 、施錠機構の電源遮断等によりトリガしても良い。

第７図及び第８図は、本発明に従う、ロッカーを具備する更衣室を監視するデー タプロセッサの実施例を示しこのデータプロセッサ全体は、インタフェースとと もに２５６キロバイトのメモリと１０メガバイトのディスクを有する中央監視コ ンピュータを備えている。これらの要素は、Ｒ５２３２Ｃ規格の市販のマイクロ コンピュータ及びインタフェースとしても良い、マイクロコンピュータには、エ ンコーダと、各電磁施錠機構内のセンサと、これらの施錠機構の全てとの間でメ ツセージを送受する中央分配器とが接続され、又、これらのものはロッカー列毎 に又は小群に分割されてマイクロコンピュータと対話を行う、基本ソフトウェア プログラムは施錠機構を監視するものであるが、応用プログラムによれば基本プ ログラムを夫々の更衣室の特徴に適合させることができるとともにマイクロコン ピュータによりロッカーセットを監視せしめることもできる。

３４７図は上記中央分配器を示す図であり、該分配器は木質的に、マイクロコン ピュータ（不図示）に接続されたインタフェース３１と、電源ユニット３２と、 監視装置３フとから成り、電源ユニット３２は保護回路及び電源トランスから成 るとともに、二つのロッカー列３５．３６に夫々電力を供給する電源ユニット３ ４に接続されたライン３３を介して個々の施錠機構に電力を供給し、又、監視装 置３７は、マイクロコンピュータと二列で一組となる８列のロッカー列との間の やりとりを監視し、更に、監視装置３７は、別の８列のロッカー列の監視を可能 とする拡張部３８を備えても良い、又、第２の分配器への接続の為に、拡張装置 ３９を備えても良い。

纂８図は、ロッカーの解錠を制御する施錠機構の電気回路を示している。同回路 は木質的に、メモリ４２と、アレイインタフェース４３とを備えたマイクロコン トローラ４１を備えて成る。本実施例では、施錠機構を制御する電子キーを解読 する為のデコーダ回路が、四個のフォト・トランジスタ４４で構成されるととも にマイクロコントローラ４１に接続され、該コントローラ４１はまた、施錠機構 を制御する電磁石４５を、例えば、ダーリントン・トランジスタ４６を介して制 御する。

施錠機構全体への通電は、保護回路を含む電源ユニット４７から行う。

上記マイクロコントローラは、通電時に、周辺機器からの応答を受けた後に或は 所定時間応答が無いときに“ｎ″バイト図示例では４バイト）のメツセージを発 し、全ての施錠機構の監視を行う、この間合わせメツセージへの返答として、上 記マイクロコントローラは、上記したのと同一のフォーマットであるとともに、 通常の応答に相当するか、或は、通常の間合せ・応答手続に割込んだ上述の警報 メツセージに相当するメツセージ、のいずれかを受ける必要が有る０通常の間合 せ手続きが継続される場合、上記中央分配器は、上記マイクロコントローラから の最初のバイトを分析するとともに、必要に応じてこの最初のバイトを削除して から、ロッカー列の内のひとつに該メツセージを導く。

上記最初のバイトの読取りを行う間、又は、その少し前に、警報バスで信号が検 出されると、マイクロコントローラのメツセージはブロックされる。その場合、 中央分配器は各列を調べるとともに、警報バスが起動されたものを見つけ出し、 又、“警報応答バス”が起動され、関係の有る施錠機構は直ちに或は中央分配器 による各列のスキャンの後に警報メツセージを送ることが可能となる。施錠機構 からの警報メツセージは中央分配器により整形され且つマイクロコントローラに 送られ、該マイクロコントローラは関係の有る施錠機構への問合せを行うか或は スキャンを続行する。いずれの場合にも、マイクロコントローラはメツセージの 同期を取るとともに、送信されたメツセージの夫々に応答するメツセージを規則 正しく受け取る。

上記中央分配器の監視装置３７は、メツセージの最初のバイトを処理苦しくは生 成するとともに周期的なメツセージを各列に分配する一方、警報割込を直接的に 処理する。電源回路３４は、対応列３５．３６との間の通信用インタフェースの 役割をも果たす。

上記施錠機構は、−列あたりの施錠機構の最大個数を１２８個として、列により グループ分けされ、又、列の各々は、電源・インタフェース回路３４の一方の半 部からの専用の電源供給及び通信ケーブルを受けている。

算５図に詳細に示される如く、各ロッカーの施錠機構は、例えばアルミ引抜材で 作られるとともに、コンクリートモジュール材の正面に配置されて直立外装面と なる垂直部分に配設される。この垂直部分をカバーに仕立て、カバーの内側に各 ロッカーの施錠機構と、必要であれば電源と、非常開錠装置とを収納し、又、該 カバーにロッカ一番号を表示しておくことが望ましい。

上記構造に依れば、警報が直ちにスキャンされ得るだけでなく、重大な故障の場 合は他の列に影響を及ぼすこと無く、ひとつの列を完全に隔離することが可能と なる。各列の為のケーブルは、例えば、隣合う四つのロッカーの為の分枝コネク タを有しても良い。

以上、図面に示した本発明の実施例によれば、非常に衛生的に且つ簡単に清掃さ れ得るロッカーを非常に狭い空間内に配備することにより更衣室を作ることがで き、特に、溜り水をロッカー外に排水する為の様々な配置構成、更には、ロッカ ー形状に依りゴミは溜り憎く、又、ロッカーは開いているときに例えば高圧の水 流を用いて清掃され且つチャンバ内壁は該開き位置でコンパートメントとチャン バとの間に残される空間を通して清掃される。更に、中央コンピュータによる監 視を行っていることから、大幅な人員削減を可能とし乍らも、設備の安全向上が 図られる。

百 ＦＩＧ、２ ＦＩＧ、４ ＦＩＧ、５ ＦＩＧ、７ ＦＩＧ　８ 補正書の写しく翻訳文）提出書 （特許法第１８４条の８） 平成１年２月１３日

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．軸心（３）を中心とする略円形の床部（４）及び天井部（５）を含む略半円 筒状のコンパートメント（２）が共軸回転すべく内部に設けられている略半円筒 状のチャンバ（１）を備え、上記コンパートメントは開き位置と閉じ位置との二 位置間を移動自在であり、開き位置で該コンパートメントは上記チャンバ（１） 内に置かれ、且つ、閉じ位置で該コンパートメントは上記チャンバ（１）の外側 に置かれてその容量空間を形成する特に運動施設用の収納ロッカーにおいて、 上記コンパートメント（２）は開き位置（３）への復帰装置（８，１２，１３） を備えて成り、且つ、当該ロッカーは、上記コンパートメント（２）の為の施錠 装置（９）を備え、該施錠装置は、上記コンパートメント（２）が上記閉じ位置 にあるときに該コンパートメントを押し戻すべく付勢するスプリング等の弾性要 素（１３）を備えていることを特徴とする、特に運動施設用の収納ロッカー。
2. ２．前記チャンバ（１）は、傾斜されるとともに少なくとも１個の排水口を備え た下部壁（１６）を備え、且つ、 前記コンパートメント（２）の前記床部（４）は、傾斜され且つ少なくとも１個 の排水口を備えていることを特徴とする、請求項１記載の収納ロッカー。
3. ３．複数のコンパートメントが内部に積み上げられた単一個のチャンバ（１）か ら成ることを特徴とする、請求項１又は請求項２記載の収納ロッカーのセット。
4. ４．前記ロッカー又はロッカーセットは、その列の中心線（２６）の各側に千鳥 状に交互に配設されていることを特徴とする、請求項１乃至請求項３のいずれか 記載のロッカー又はロッカーセットの列。
5. ５．前記複数のチャンバが単一の骨組から構成されることを特徴とする、請求項 ４記載のロッカー列。
6. ６．各ロッカーが電気的に起動可能な施錠手段を備えるとともに、該施錠手段は データ処理手段（３１〜３９）に接続されており、各施錠手段は該施錠手段及び ／又はロッカーの誤用に対応して警報信号を発する警報手段を有することを特徴 とする、請求項４又は請求項５記載のロッカー列を複数備えた更衣室。
7. ７．前記データ処理手段が、中央コンピュータ（３１）と、各施錠手段に付きそ のアドレスを指定するアドレス指定手段とを備え、各ロッカーはその施錠手段を 制御するマイクロコントローラ（４１）を有することを特徴とする、請求項６記 載の更衣室。