JPH02500272A - 脱毛症を治療するための組成物 - Google Patents

脱毛症を治療するための組成物

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 脱毛症を治療するための方法、組成物および溶液背景および要旨 本発明は局所治療に適合する医薬担体と共にBRL−34915として公知の物 質ならびに類縁の式Iの4−アミノおよび4−アミド[0クロマン、クロメン、 およびクロマノールの使用を含む男性型脱毛症(男性ホルモン性脱毛症)および 円形脱毛症を包含するヒト脱毛症を治療するための方法、組成物および溶液に関 する。
ヨーロッパ特許出願公開76075号、91748号、93535号、9531 6号、107423号、120426号、120427号、126311号、1 26350号、126367号、138134号および173848号は抗高血 圧活性を有するクロマノール、クロメンおよびクロマンの群ならびにそれらが他 の心臓血管障害の治療に用いることができる可能性を開示している。かかる障害 はうっ血性心不全、狭心症、末梢血管病および脳血管病を包含する。
皮膚病学者は、ヒト男性が老いるに従ってこめかみおよび脳天において頭髪を喪 失し始める「男性ホルモン性脱毛症」が断然最も普通である多くのタイプの毛髪 喪失を認めている。このタイプの毛髪喪失はほとんど男性に限られており、それ 故にその普通の名称は「男性型禿げ」であるが、婦人において知られていない訳 ではない。
チャールズ・エイ・チドセイ(Charles A、Chidsey)I[[博 士およびギンチル・カー2(Guinter Kahn)博士は米国特許第45 96812号において、脱毛症を治療し、男性を脱毛症を阻止しおよび逆行させ るための治療用としてミノキシジル、6−アミノ−1,2−ジヒドロ−1−ヒド ロキシ−2−イミノ−4−ピペリジノビリミジンの使用を開示し特許請求してい る。また、(a)硬毛の成長速度を増加させるための、および(b)柔毛を硬毛 としての成長に変換させるための手段としてミノキシジルおよび類縁の6−アミ ノ−4−(を換アミノ)−1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシ−2−イミノピリ ミジンの使用を特許請求している米国特許第4139619号も参照。
毛髪成長速度を増大させるI:めのレチノイド単独でのまj;はミノキシジルお よび類縁の置換ピリミジンと組合せての使用がPCT公開番号US851045 77号、PCT US83102558号およびPCT US82102833 号に開示されている。
毛髪成長速度を刺激するI;めのミノキシジル硫酸塩(2,6−ジアミツー4− (1−ピペリジニル)−1−(スルホオキシ)−ピリミジニウム・ヒドロキサイ ド、内填)の治療剤としての使用が1986年1月23日出願のPCT出願US 86100073号に開示されている。加えて、ミノキシジル硫酸塩によるウサ ギ上腸間膜動脈平滑筋の弛緩の誘導およびカリウム浸透性依存性が報告されてい る。ケイ・ディ’メイシェリら(K、D、Meisheri、 et al、  )、「ミノキシジル硫酸塩の血管平滑筋弛緩効果のメカニズム(T he Me chanismsof Vascular Smooth Muscle Re laxing Effects of MimoxidilS ulfate) J ;平滑筋機能のシンポジウム報告書:生理科学国際協会の第30回国際会議 の公的部会シンポジウム、パンツ(Banff)センター、パンツ(Banff )、カナダ、114頁、アブストラクトW 4− P5参照。
ミノキシジルの局所投与の使用以前は男性型禿を逆行させることはもとよりそれ を予防するのに効果的なものは何も見い出されていないという事実にかかわらず 、身体各部における各種タイプのヒト毛髪およびその成長パターンについて多く が公知であった。
本発明の目的としては、発明者らは2つのタイプの毛髪、すなわち「硬毛」およ び「柔毛」のみを考慮する必要がある。硬毛は毛嚢の毛根球が真皮中に深く位置 する、ごわごわした、着色した、長い毛髪である。それに対し柔毛は毛根球が真 皮中の表層に位置する、繊細な、細い、着色のない、短い毛髪である。脱毛症が 進行するに従い、禿頭に近づく部分に移行が起こり、そこでは毛髪自体が硬毛タ イプから柔毛タイプに変化する。
最終結果に寄与するもう1つの因子は毛髪成長のサイクルにおける変化である。
すべての毛髪は、ヒトおよび動物共に、3つの相、すなわち(1)・成長期相、 (2)退行期相および(3)休止期相を包含するライフサイクルを経る。成長期 相は活発な毛髪成長の時期であり、頭髪に関する限り、これは一般的に3〜5年 続く。退行期相は成長期相と休止期相の間の短い移行期相であり、頭髪の場合は 、1〜2週間しか続かない。最終の相は休止期相であり、これは、実際上、全成 長が停止し、ついには、垂真が新しい毛髪を成長させ始めるのに先立って毛髪が 抜ける「体止相」と名づけることができる。休止期相における頭髪も比較的寿命 が短く、毛髪が抜けて新しい毛髪が成長し始める前に約3〜4ケ月続く。
さて、頭皮上における通常の毛髪成長条件下では、毛髪の約88%が成長期相に あり、1%のみが退行期相にあって残りは休止期相にある。男性を禿の開始と共 に、毛髪のより多くの割合が次々と休止期相に入り、従って活発な成長期相にあ るものがより少くなる。
脱毛症に不随する残りの結果は垂真の激しい減少である。同一年代群(30〜9 0才)において禿げていないヒトはまだl am”当り平均460個の垂真を有 するが、禿げたヒトでは平均してl cm”当り約306個にしかならない。こ れは垂真に関してl/3の減少となり、柔毛の垂真の割合の増加分および休止期 の垂真の増加数を加えると、重要かつ注目すべきことである。毛髪の約50%は 抜けて頭髪の目に見える希薄化が生じるにちがいないと書かれている。かくして 、「禿」をつくるのは、これらの要因:(1)毛髪の硬毛から柔毛への移行、( 2)休止期毛髪(一部はすでに抜けている)数の増加、および(3)垂真の喪失 (セチル(s ettel)の記載における退化)の組合せである。
さて、男性型禿げの結果について多くが知られているが、その原因についてはほ とんど知られていない。現在明らかな如くホルモン調整を通じてのそれをコント ロールしようという公知先行技術試行は特に不成功に終ってはいるが、原因は遺 伝的にかつホルモン的起源のものであろうということが言えるすべてである。
現時点においては、男性型脱毛症についての1つの公知の治療は毛髪移植である 。毛髪を含有する皮膚片を毛髪が成長している頭部から禿げl;領域に移植し、 かなり成功している:しかしながら、該方法は時間を要しかつかなりの苦痛を伴 うのに加えてコスト高のものである。さらに、経済的でないにせよ、毛髪の通常 の健康な頭部に存在する極く一部の毛髪を除いては、置き換えるのが実際不可能 となるという見地より、該解決法は不適当である。
該問題に対する他の非薬剤関連研究に関する限り、それらは紫外線照射、マツサ ージ、精神医学的治療および運動的治療の如き研究を包含する。しかしながら、 これらのうちいずれも効果的なものとじては一般に認められなかった。さらに血 管移植外科手術および鍼の如き研究も、もし存在しても、はとんど見込みを示し ていない。
男性型脱毛症についての治療を見つけるという問題に対する断然最も普通の研究 は薬剤治療の研究であった。ビタミンからホルモンに至る範囲の多くのタイプの 薬剤が試みられ、最近やっといくぶんの成功の兆しが見られてきた。例えば、男 性型禿げの進展には男性ホルモンが必要だから、抗男性ホルモンの全身もしくは 局所いずれかの適用は禿げが生じるのを妨げるのに必要な抑制作用を与えるであ ろうということは長い間考えられてきた。該理論は存望ではあるが、結果は一様 に失望するものであっI;。
例えば、男性ホルモンのテストステロンは、三角筋領域に局所適合した場合、な らびにあごひげおよび陰部領域に注射した場合、毛髪成長を刺激することが知ら れていた。経口投与でさえ、あごひげおよび陰部領域ならびに胴体および手足に おいても毛髪成長の増大をひき起こすことが判明していた。腕への局所適用は毛 髪成長の増大をひき起こすが、頭皮においては効果はなく、いくふんの希薄化が 起こる可能性もある。テストステロンの過大投与は男性型脱毛症をひき起こすこ とも知られていた。
ある種の治療剤は胴体、手足の広範な領域で、および場合によっては顔で毛髪成 長を誘導することが知られていた。柔毛よりはごわごわしているが硬毛はどはご わごわしていない点で、かかる毛髪は中間状態である。該毛髪は一般にかなり短 かく、長さ3cmがほぼ最大である。一旦患者が薬剤の摂取を停止すると、6力 月〜1年経過の後、毛髪は該特定部位について通常の状態に戻ってしまう。かか る薬剤の例にテンカン発作の制御によく使用されている抗痙章剤であるジフェニ ルヒダントインがある。該薬剤の開始後約2または3力月に多毛症がテンカン病 の子供で頻繁に観察され、まず手足の伸筋部で、後に胴体および顔で観察できる ようになる。頭部への注射によって時々ひき起こされるものとは様相が異なる。
毛髪に関しては、薬剤を中断するとしばしば抜けるが、いくつかの状況下では残 存するようである。
「ジアゾキシド」についてもそうであったが、「ミノキシジル」は薬剤を投与し た患者においてかなり多くの多毛症をひき起こした。例えば、ジャーナル・オブ ・ラボラトリ−・アンド・クリニカル・メディシン(J ournal of  Laboratory and C1inical Medicine)、79 巻、639頁、1972;サーキュレーション(C1rculation)、第 45巻、571頁、1972年3月;およびクリニカル・7アーマシイ・アンド ・セラビ4 (C1inical Pharmacy and Therapy )、13巻、436頁、1972参照。
ストレプトマイシンは結核性髄膜炎にかかつている子供に投与しI;場合、ジフ ェニルヒダントインとほとんど同様に多毛症をひき起こすことが判明しているも う1つの薬剤である。はとんど同一の噌果が観察され、該抗生物質での治療期間 に関係する多毛症の開始および消失はそれが原因薬剤であるという以外はとんど 問題を生じない。
6−ジアツー3.4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−トランス−4−(2−オキ ソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ[b]ピラン−3−オールおよびトラン ス−4−N−アセチル−エチルアミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2 −ジメチル−2H−ベンゾ[blビラン−3−オールを包含する本発明の化合物 (式1)はジアゾキシド、および米国特許第4139619号および第4596 812号の6−アミノ−4−(置換アミノ)−1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキ シ−2−イミノピリミジンとは全く異なる。
以下rBRL−34915Jなる造語でいう化合物6−シアツー3゜4−ジヒド ロ−2,2−ジメチル−トランス−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2 H−ベンゾ[blピラン−3−オールはジェイ・エム・エバンズ、アール・イー ・パツキンガムおよびケイ・つ4ルコソクス(J、M、Evans%R,E、B uckingham and K、Willcocks)によって開示され、1 984年5月1日発行の米国特許第4446113号の他の類似化合物のうちで 主題を形成している。米国特許第4446113号の寅施例1参照。式Iの中で もとりわけこの化合物は優れた血管拡張性抗高血圧剤として報告されており、現 在前臨床評価中である。それは名称が示役する如く末梢血管系を拡張するよう機 能するいわゆる直接作用「血管拡張剤」である。それはカリウムイオンの外方伝 達の活性化によって細胞膜の過分極をひき起こす抗高血圧剤としては新規な様式 で作用すると報告されている。細胞膜は減感され、カルシウムの内方移動はカル シウム拮抗物質ニアニジビンのとは異なった様式で低減される。例えば、ブリテ ィッシュ・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(B r、 J 、 P ha rmac、X 1986)、88.121〜128およびブリティッシュ・ジャ ーナル・オブ・ファーマコロジー(Br、J 、Pharmac、 XI 98 6)88.103〜111参照。出願人が知る限りにおいては、それは多毛症を ひき起こすとは報告されていない。
ミノキシジルは公知の血管拡張剤である。毛髪成長を刺激するミノキシジルおよ び類縁化合物の使用の報告に続き、男性型脱毛症の治療として、「ビプロストル (viprostol)Jおよび「ジアゾキシドjを包含する他の血管拡張剤が 他の者によって毛髪成長を刺激すると評価されていると報告されている。例えば 、米国特許第4431833号、および米国特許第4311707号:ヨーロッ パ特許出願027665号(04/29/81公開)参照。
出願人の知る限り、治療剤の一般群としての血管拡張剤は禿げた領域へのその局 所適用の結果頭皮上に毛髪を成長させるのに効果的であると証明されてはいない 。
従って、男性型禿げについて新規で、非自明でかつ効果的な治療を提供するのが 本発明の主要目的である。
この主題を形成する本発明のもう1つの目的は各種タイプの治療剤または担体に 適合し、従って例えばエストラジオールおよびオキサンドロロンを含有するマイ クロニマルジョンクリームの如きいくらかの始原活性をそれ自体で証明するもの と組合せることが可能であるヒトにおけるある種のタイプの禿げを治療する方法 を提供することにある。
さらにもう1つの目的はその意図した目的に対して効果的であるが、非毒性かつ 望まない副作用が比較的ないような脱毛症治療を提供することにある。
本明細書中にて開示し特許請求する本発明の別の目的は他の局所投与治原剤に要 求される程度の厳格さの医学監理下にある患者自身が式1の化合物を適用するこ とよりなる男性において禿げを治療する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は毛髪移植などに比べて安全、簡単、無苦痛、感づかれない意 味において化粧的、適用が容易およびかなりの安価な男性型禿げについての治療 を提供することにある。
さらなる目的は以下の本発明の詳細な記載に徴し明らかであり、また具体的に後 記にて指摘する。
皮膚病学者および他の者は頭皮以外のヒトの身体のある領域の長期血管拡張は時 々いずれの血管拡張治療剤の不存在においてさえも毛髪成長の増大を生じるとい う事実を認識していた。例えば、外科手術傷跡のまわりの毛髪成長の増大は珍し くはない。同様に、動静脈フィステルは毛髪成長促進により達成される血管分布 の増大を生じることが知られていI;。例えば知恵遅れの者による手足を反復し て刺す行為および水上輸送人による肩の局所刺激の如き皮膚の外部誘導血管拡張 は刺激領域において多毛症に導くことが知られている。
それはともかく、頭皮の継続的周期的マツサージの如き同様の技術は頭皮へ失わ れI;毛髪成長を回復する手段として全く効果がないことが判明している。頭皮 上の傷組織は毛髪成長を促進するよりもむしろ抑制する。
詳細な記載 本発明は式Iの化合物を少くとも1つのその活性成分として含有する医薬組成物 をヒト皮膚の患部に規則的に局所投与することを特徴とする男性ホルモン性脱毛 症(男性型禿げ2男性型脱毛症)および円形脱毛症を包含する脱毛症を治療する 方法に関する。それは、また、男性ホルモン性脱毛症を阻止しおよび逆行させる ための式Iの化合物の治療剤としての使用を含む。
本発明の化合物は式I: 〔式中、R1j5よびR3のうちのいずれが一方は水素であって他方はC3−、 アルキルカルボニル、C,、アルコキシカルボニル、C,−、アルキルカルボニ ルオキシ、cr−aアルキルヒドロキシメチル、ニトロ、シアノ、クロロ、トリ フルオロメチル、C8−、アルキルスルフィニル、C11アルキルスルホニル、 C,−、アルコキシスルフィニル、C0−6アルフキシスルホニル、CI−Iア ルキルカルボニルアミノ、C1−6アルコキシ力ルポニルアミノ%Cl−6アル キル−チオカルポニル、CI−。アルコキシチオカルボニル、C,−、アルキル チオカルボニルオキシ、C,、アルコキシチオールメチル、ホルミルまたはアミ ノスル2イニルζアミノスルホニルもしくはアミノカルボニル、該アミノ基は所 望により1個もしくは2便の01−6アルキル基によって置換されていてよい、 またはC8−、アルキルスルフィニルアミノ、C1−、アルキルスルホニルアミ ノ、C,、アルコキシスルフィニルアミノもしくはCI−aアルコキシスルホニ ルアミノまたはC1−6アルキルカルポニル、ニトロもしくはシアンによって末 端置換されたエチレニル、または−C(CI−sアルキル)NOHもしくは−C (’C+−aアルキル)NNH,の群から選択されるか、あるいはR,およびR 2のうチー万はニトロ、シアノまたはC1−、アルキルカルボニルであって他方 はメトキシまたは所望により1個もしくは2個の01−、アルキルもしくはCI −、アルカノイルによって置換されていてよいアミノ;R1およびR4のうち一 方は水素またはC2−、アルキルであって他方はC2−4アルキル、あるいはR 1およびR1は一緒になってC3−、ポリメチレン; R5は水素、ヒドロキシ、C1−、アルコキシまたはC8−7アシルオキシであ ってR6は水素、あるいはRs8よびR6は一緒になって結合手である; R7は水素、所望によりヒドロキシ、C,−6アルコキシ、C,−6アルコキシ カルポニルもしくはカルボキシによって置換されていてよいCl−6アルキル たはC2−、アルケニル;所望tこよりC +−Sアルコキシ、ヒドロキシ、ハ ロゲン、トリフルオロメチル、ニトロ、シアノ、C,、、カルボン酸アシルの群 から選択される1個もしくはそれ以上の基まl;は原子によって置換されていて よいアリールもしくは異項族アリール、または所望により1個もしくは2個のC ,−6アルキル基で置換されていてよいアミノもしくはアミノカルボニル;R. は水素またはC1−、アルキル:あるいはR,およびR.は−緒に結合してC  S−Sポリメチレンまたはmおよびnがm+nが1もしくは2であるような整数 O〜2であってZが酸素、硫黄またはNR.である(C H z)n− Z ( C H z)mを形成する、ここにR,は水素、C,、アルキル、cl−7アル カノイル、所望によりフェニルもしくはナフチル環において1個もしくは2僧の CI−、アルキル、0.1アルコキシもしくはハロゲンによって置換されていて よいフェニルCI−4アルキル、ナフチルカルボニル、フェニルカルボニルもし くはベンジルカルボニル:単環もしくは二環異項族アリールカルボニル; Xは酸素または硫黄;およびR,がヒドロキシ、Cs−sアルコキシまたはCI −7アシルオキシである場合, R s N C X R 7基はR,基に対し てトランスである〕 またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物によって表わされる。
R7アリールの例はフェニルおよびナフチルを包含する。
R7異項族アリールの例は5員もしくは6員の単環または9員もしくはlO員の 二環異項族アリールを包含する。加えて、5員もしくは6員の単環または9員も しくは10員の二環異項族アリールは所望により酸素、窒素および硫黄の群から 選択されかつ1個を超える異項原子が存在する場合は同一まI;は異なるもので ある1,2まl;は3個の異項原子を含有することができる。
R7およびR,が−緒に結合しない場合、Raについての適当な基は水素、メチ ル、エチル、n−およびイソ−プロピル、n−、sec−およびtert−ブチ ルを包含する。
酸素、窒素および硫黄の群から選択される1、2または3個の異項原子を含有す る5員もしくは6員の単環異項族アリールの例はフラニル、チェニル、ピリル、 オキサシリル、チアゾリル、イミダゾリルおよびチアジアゾリル、ならびにピリ ジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピリダジニルおよびトリアジニルを包含 する。かかる基の好ましい例は、フラニル、チェニル、ピリルおよびピリジル、 特に2−および3−7ラニル、2−および4−ピリル、2−および3−チェニル 、ならびに2−13−および4−ピリジニルを包含する。
酸素、窒素および硫黄の群から選択される1、2または3個の異項1子を含有す る9員もしくは10員の二環異項族アリールの例はベンゾフラニル、ベンゾチオ フェニル、インドリルおよびインダゾリル、キノリニルおよびインキノリニル、 ならびにキナゾニニルを包含する。
アリールまたは異項族アリールの所望による置換についての基もしくは原子の例 はメチル、メトキシ、ヒドロキシ、クロロ、ニトロまたはシアノを包含する。
式(I)の化合物の医薬上許容される塩の例はR3およびR2のうちの一方まI ;は他方がアミノまt;はアミノ含有基である式(1)の化合物の酸付加塩、例 えば塩酸塩および臭化水素酸塩を包含する。
式(1)の化合物の医薬上許容される溶媒和物の例は水和物を包含する。
R5が水素、ヒドロキシ、Cl−1アルコキシまたはC1,アシルオキシであっ てR6が水素である式(I)の化合物は不斉であり、従って光学異性体の形態で 存在できる。本発明は個々にかかるすべての異性体まで、およびラセミ体を包含 する混合物として拡張される。
弐Iの化合物およびそれらの製法は米国特許第4446113号、第44812 14号、第4496565号および第4510152号ならびに米国特許出願4 82628号および592117号に開示されている。(その主題をすべて参照 もしくはその類似方法としてここに挙げる。)また、ジャーナル・オブ・メディ シナル・ケミストリー(J 、Med、Chem、)、27.1127−113 8(1984)、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(J 、Me d、Chem、)、26.1582〜1589(1983)8よび1986年3 月12日に公開されたヨーロッパ特許出願173848号参照。
式Iの化合物の例は前記米国特許ならびに前記ヨーロッパ特許出願に記載された 例を包含する。
式■のうちの1つの群の化合物はpが1または2であって残りの変数が式Iで定 義したに同じである式■の化合物である。式■の化合物は式Iの化合物と同様に 用いることができる。
本発明によって意図される医薬組成物は頭皮への局所適用のために採用される医 薬組成物を包含する。この目的のI;めの通常の医薬形態は軟膏、ローション、 ペースト、ゼリー、ゲル、ムース、スプレー、フオーム、エアロゾルなどを包含 する。「軟膏」なる語は油脂性、吸水性、水溶性およびエマルジョンタイプの基 剤、例えばワセリン、ラノリン、ポリエチレングリコール、ならびにそれらの混 合物を有する(クリームを包含する)処方を含む。化合物は通常のリポソーム調 製物に処方することもでき、またはアセトニトリル、ジメチルホルムアミド(D  M F )、ジメチルアセトアミド(DMA)、アルコール、プロパツールな どの如き通常の溶媒に溶解することもできる。
本明細書において用いる式1の化合物の重量%は医薬調製物の約0.005%〜 約1O10%、好ましくは約0.05%〜約3.0%の範囲であり、これらの調 製物において、局所適用のための前記医薬担体は該調製物の主要量を構成する。
本発明の医薬調製物は密封してまたはそれなくして毛髪成長を達成するのに十分 な期間、正規の生薬に基づいて適用する。調製物の密封は包帯、プラスチック製 カバー、シャワーキャップ、スイミングキャップなどの如き通常の方法によって 達成される。所望の結果を達成するためには、必要に応じて活性成分(式1)の パーセントならびに適用頻度を変えることができ、またはそうするのが望ましい 。
実施例1 プロピレングリコールUSP 51kg800g(比重−1,036) BRL−34915(粉砕) (5kg)5kg030g アルコールUSP適量 全量250Q から医薬的にニレガントなりRL−34915の2%局所用溶液250Ωを調製 する。プロピレングリコールおよびアルコール150aを混合タンクに加え、B RL−34915を添加し、プロピレングリコール/アルコール混合物中に溶解 し、さらにアルコールを加えて250Qとする。得られたBRL−34915局 所用溶液を適当な調製ビンに充填し、計量点滴器を取りつけ、1m12の全投与 量で予め水洗し!二頭皮に患部の中央から始めて適用する。初期の、進行しつつ ある男性型禿げの治療において毛髪成長の刺激の証拠が期待できるまでには、2 〜7力月間またはそれ以上の間の1日2回適用が必要である。毛髪成長刺激の開 始および程度は患者間でかなり変動すると考えられる。
実施例1の2%溶液の調製で用いた5、0kgの代りにBRL−34915各々 0.25kgおよび2.5kgを用いることにより、前記方法に従って0.1% および1%BRL−34915局所用溶液を調以下に記載の3つのパートの混合 物を混合することによって、医薬的にニレガントな0.5.1.5および3%B RL−3491’5ゲルを調製する。
A9局所用BRL−34915ゲル0.5%パートI %W/ν 精製水USP 適量100 カルボポール934P 0.45 パート■ BRL−349150,5 プロピレングリコールUSP I O アルコールUSP 13 ジイソプロパツールアミンNF O,45パ一トm アルコールUSP 27 B0局所用BRL−34915ゲル1.5%精製水USP 適量100 カルボポール934 P O,5 パート■ プロピレングリコールUSP 20 アルコールUSP 13 BRL−349151,5 ジイソプロパツールアミンNF O,5パート■ アルコールUSP 27 C0局所用BRL−34915ゲル3%パートI %w/w 精製水USP 適量100 カルボポール934P 0.5 パート■ BRL−349153,0 プロピレングリコールUSP 30 アルコールUSP 13 ジイソプロパツールアミンNF Q、5パ一トm アルコールUSP 27 前記各場合において、成分パートは別異に調製する。パートIおよびパートI[ [を真空下で各々ナウタ(N auta)ミキサー中で混合する。
次いで、パートI[[をバートエと混合する。均一な混合物が得られたら、次い で均一なゲルが得られるまで真空下で遊星ミル混合法を用いてパート■を添加す る。
前記実施例1および2の方法により、BRL−34915の代りに式1の範囲内 のもう1つの化合物の等量で置き換えて、すべての場合、組成物を同様に調製す る。
前記実施例1および2の方法により、BRL−34915の代りにトランス−4 −N−アセチル−エチルアミノ−6−シアノ−3゜4−ジヒドロ−2,2−ジメ チル−2H−ベンゾ[b]ビラン−3−オール(米国特許第4481214号の 実施例1の化合物)の等モル量で置き換えて、すべての場合、同様に組成物を調 製する。
かくして、前記にて關示されまたは示唆される本発明の修飾および変形は、先行 技術によって制限されるのを除き、添付の請求の範囲に包含されると考えられる 。
式 %式% 国際調査報告 US ε7C1496 SAユ8t69

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、R1およびR2のうちのいず れか一方は水素であって他方はC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルコキ シカルボニル、C1−6アルキルカルボニルオキシ、C1−6アルキルヒドロキ シメチル、ニトロ、シアノ、クロロ、トリフルオロメチル、C1−6アルキルス ルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルコキシスルフィニル、 C1−6アルコキシスルホニル、C1−6アルキルカルボニルアミノ、C1−6 アルコキシカルボニルアミノ、C1−6アルキル−チオカルボニル、C1−6ア ルコキシチオカルボニル、C1−6アルキルチオカルボニルオキシ、C1−6ア ルコキシチオールメチル、ホルミルまたはアミノズルフィニル、アミノスルホニ ルもしくはアミノカルボニル、該アミノ基は所望により1個もしくは2個のC1 −6アルキル基によって置換されていてよい、またはC1−6アルキルスルフィ ニルアミノ、C1−6アルキルスルホニルアミノ、C1−6アルコキシスルフィ ニルアミノもしくはC1−6アルコキシスルホニルアミノまたはC1−6アルキ ルカルボニル、ニトロもしくはシアノによって末端置換されたエチレニル、また は−C(C1−6アルキル)NOHもしくは−C(C1−6アルキル)NH2の 群から選択されるか、あるいはR1およびR2のうちの一方はニトロ、シアノま たはC1−3アルキルカルボニルであって他方はメトキシまたは所望により1個 もしくは2個のC1−6アルキルもしくはC2−7アルカノイルによって置換さ れていてよいアミノ;R3およびR4のうち一方は水素またはC1−6アルキル であって他方はC1−4アルキル、あるいはR3およびR4は一緒になってC2 −6ポリメチレン; R5は水素、ヒドロキシ、C1−6アルコキシまたはC1−7アシルオキシであ ってR6は水素、あるいはR5およびR6は一緒になって結合手である; R7は水素、所望によりヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシ カルボニルもしくはカルボニルによって置換されていてよいC1−6アルキル、 ハロゲンによって置換されたC1−5アルキル、またはC2−6アルケニル;所 望によりC1−6アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、ニ トロ、シアノ、C1−12カルボン酸アシルの群から選択される1個もしくはそ れ以上の基または原子によって置換されていてよいアリールもしくは異項族アリ ール、または所望により1個もしくは2個のC1−6アルキル基で置換されてい てよいアミノもしくはアミノカルボニル;R8は水素またはC1−6アルキル; あるいはR7およびR8は一緒に結合してC3−5ポリメチレンまたはmおよび nがm+nが1もしくは2であるような整数0〜2であって2が酸素、硫黄また はNR9である(CH2)n−Z−(CH2)mを形成する、ここにR9は水素 、C1−6アルキル、C2−7アルカノイル、所望によりフェニルもしくはナフ チル環において1個もしくは2個のC1−6アルキル、C1−6アルコキシもし くはハロゲンによって置換されていてよいフェニルC1−4アルキル、ナフチル カルボニル、フェニルカルボニルもしくはベンジルカルボニル:単環もしくは二 環異項族アリールカルボニル; Xは酸素または硫黄;およびR5がヒドロキシ、C1−6アルコキシまたはC1 −7アシルオキシである場合、R8NCXR7基はR5基に対してトランスであ る〕 の化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物を含有する医薬組成物 の有効量をヒト頭皮に局所適用することを特徴とする脱毛症についてヒトを治療 する方法。
  2. 2.該式Iの化合物が6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−トラ ンス−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ[b]ピラン−3 −オールである請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.該式Iの化合物がトランス−4−N−アセチルーエチルアミノ−6−シアノ −3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−ベンゾ[b]ピラン−3−オー ルである請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.該式Iの化合物が約0.005%〜約10%の量で組成物中に存在する請求 の範囲第1項記載の方法。
  5. 5.該化合物が約0.05%〜約3.0%の量で組成物中に存在する請求の範囲 第2項記載の方法。
  6. 6.該化合物が約0.05%〜約3.0%の量で組成物中に存在する請求の範囲 第3項記載の方法。
  7. 7.局所用医薬担体と共に式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、R1およびR2のうちのいず れか一方は水素であって他方はC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルコキ シカルボニル、C1−6アルキルカルボニルオキシ、C1−6アルキルヒドロキ シメチル、ニトロ、シアノ、クロロ、トリフルオロメチル、C1−6アルキルス ルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルコキシスルフィニル、 C1−6アルコキシスルホニル、C1−6アルキルカルボニルアミノ、C1−6 アルコキシカルボニルアミノ、C1−6アルキル−チオカルボニル、C1−6ア ルコキシチオカルボニル、C1−6アルキルチオカルボニルオキシ、C1−6ア ルコキシチオールメチル、ホルミルまたはアミノズルフィニル、アミノスルホニ ルもしくはアミノカルボニル、該アミノ基は所望により1個もしくは2個のC1 −6アルキル基によって置換されていてよい、またはC1−6アルキルスルフィ ニルアミノ、C1−6アルキルスルホニルアミノ、C1−6アルコキシスルフィ ニルアミノもしくはC1−6アルコキシスルホニルアミノまたはC1−6アルキ ルカルボニル、ニトロもしくはシアノによって末端置換されたエチレニル、また は−C(C1−6アルキル)NOHもしくは−C(C1−6アルキル)NH2の 群から選択されるか、あるいはR1およびR2のうちの一方はニトロ、シアノま たはC1−3アルキルカルボニルであって他方はメトキシまたは所望により1個 もしくは2個のC1−6アルキルもしくはC2−7アルカノイルによって置換さ れていてよいアミノ;R3およびR4のうち一方は水素またはC1−4アルキル であって他方はC1−4アルキル、あるいはR3およびR4は一緒になってC2 −5ポリメチレン; R5は水素、ヒドロキシ、C1−6アルコキシまたはC1−7アシルオキシであ ってR6は水素、あるいはR5およびR6は一緒になって結合手である; R7は水素、所望によりヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシ カルボニルもしくはカルボニルによって置換されていてよいC1−6アルキル、 ハロゲンによって置換されたC1−6アルキル、またはC2−6アルケニル;所 望によりC1−6アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、ニ トロ、シアノ、C1−12カルボン酸アシルの群から選択される1個もしくはそ れ以上の基または原子によって置換されていてよいアリールもしくは異項族アリ ール、または所望により1個もしくは2個のC1−6アルキル基で置換されてい てよいアミノもしくはアミノカルボニル;R8は水素またはC1−5アルキル; あるいはR7およびR8は一緒に結合してC3−5ポリメチレンまたはmおよび nがm+nが1もしくは2であるような整数0〜2であってZが酸素、硫黄また はNR9である(CH2)n−Z−(CH2)mを形成する、ここにR9は水素 、C1−9アルキル、C2−7アルカノイル、所望によりフェニルもしくはナフ チル環において1個もしくは2個のC1−6アルキル、C1−6アルコキシもし くはハロゲンによって置換されていてよいフェニルC1−4アルキル、ナフチル カルボニル、フェニルカルボニルもしくはベンジルカルボニル;単環もしくは二 環異項族アリールカルボニル; Xは酵素または硫黄;およびR5がヒドロキシ、C1−6アルコキシまたはC1 −7アシルオキシである場合、R8NCXR7基はR5基に対してトランスであ る〕 の化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物の生理学的有効量をヒ ト頭皮に継続して周期的に局所投与することを特徴とする男性型脱毛症を阻止お よび逆行させる方法。
  8. 8.該式Iの化合物が6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−トラ ンス−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ[b]ピラン−3 −オールである請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 9.該式Iの化合物がトランス−4−N−アセチルーエチルアミノ−6−シアノ −3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−ベンゾ[b]ピラン−3−オー ルである請求の範囲第7項記載の方法。
  10. 10.該式Iの化合物が約0.005%〜約10%の量で組成物中に存在する請 求の範囲第8項記載の方法。
  11. 11.該式Iの該化合物が約0.005%〜約10%の量で組成物中に存在する 請求の範囲第9項記載の方法。
  12. 12.ヒト皮膚への局所適用のための溶液に適合するビヒクルと共に式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、R1およびR2のうちのいず れか一方は水素であって他方はC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルコキ シカルボニル、C1−6アルキルカルボニルオキシ、C1−6アルキルヒドロキ シメチル、ニトロ、シアノ、クロロ、トリフルオロメチル、C1−6アルキルス ルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルコキシスルフィニル、 C1−6アルコキシスルホニル、C1−6アルキルカルボニルアミノ、C1−6 アルコキシカルボニルアミノ、C1−6アルキル−チオカルボニル、C1−6ア ルコキシチオカルボニル、C1−6アルキルチオカルボニルオキシ、C1−6ア ルコキシチオールメチル、ホルミルまたはアミノズルフィニル、アミノスルホニ ルもしくはアミノカルボニル、該アミノ基は所望により1個もしくは2個のC1 −6アルキル基によって置換されていてよい、またはC1−6アルキルスルフィ ニルアミノ、C1−6アルキルスルホニルアミノ、C1−6アルコキシスルフィ ニルアミノもしくはC1−6アルコキシスルホニルアミノまたはC1−6アルキ ルカルボニル、ニトロもしくはシアノによって末端置換されたエチレニル、また は−C(C1−6アルキル)NOHもしくは−C(C1−6アルキル)NH2の 群から選択されるか、あるいはR1およびR2のうちの一方はニトロ、シアノま たはC1−3アルキルカルボニルであって他方はメトキシまたは所望により1個 もしくは2個のC1−6アルキルもしくはC2−7アルカノイルによって置換さ れていてよいアミノ;R3およびR4のうち一方は水素またはC1−4アルキル であって他方はC1−6アルキル、あるいはR3およびR4は一緒になってC2 −5ポリメチレン; R5は水素、ヒドロキシ、C1−6アルコキシまたはC1−7アシルオキシであ ってR6は水素、あるいはR5およびR6は一緒になって結合手である; R7は水素、所望によりヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシ カルボニルもしくはカルボニルによって置換されていてよいC1−6アルキル、 ハロゲンによって置換されたC1−6アルキル、またはC2−6アルケニル;所 望によりC1−5アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、ニ トロ、シアノ、C1−12カルボン酸アシルの群から選択される1個もしくはそ れ以上の基または原子によって置換されていてよいアリールもしくは異項族アリ ール、または所望により1個もしくは2個のC1−6アルキル基で置換されてい てよいアミノもしくはアミノカルボニル;R8は水素またはC1−6アルキル; あるいはR7およびR8は一緒に結合してC3−5ポリメチレンまたはmおよび nがm+nが1もしくは2であるような整数0〜2であってZが酸素、硫黄また はNR9である(CH2)n−Z−(CH2)mを形成する、ここにR9は水素 、C1−9アルキル、C2−7アルカノイル、所望によりフエニルもしくはナフ チル環において1個もしくは2個のC1−6アルキル、C1−6アルコキシもし くはハロゲンによって置換されていてよいフェニルC1−4アルキル、ナフチル カルボニル、フエニルカルボニルもしくはベンジルカルボニル;単環もしくは二 環異項族アリールカルボニル; Xは酸素または硫黄;およびR5がヒドロキシ、C1−6アルコキシまたはC1 −7アシルオキシである場合、R8NCXR7基はR5基に対してトランスであ る〕 の化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物よりなることを特徴と する脱毛症の治療用局所用医薬溶液。
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