JPH02500251A - 熱及び肉体作業ストレス用のパーソナルモニター装置及び方法 - Google Patents

熱及び肉体作業ストレス用のパーソナルモニター装置及び方法

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JPH02500251A JP50066988A JP50066988A JPH02500251A JP H02500251 A JPH02500251 A JP H02500251A JP 50066988 A JP50066988 A JP 50066988A JP 50066988 A JP50066988 A JP 50066988A JP H02500251 A JPH02500251 A JP H02500251A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 熱及び肉体作業ストレス用のパーソナルモニター装置及び方法発明の背景 上−文里生分国 この発明は、熱ストレス及び激しい肉体作業下にあるときに、ユーザを助けて心 拍数や体温の過剰な上昇を回避する装置及び方法に関する。より詳しくは、この 発明は肉体作業及び熱ストレスに対する生理的な応答を測定し、勧告を実時間で ユーザに与える装置及び方法に関する。 ’IIにこの発明は、知能的判断を行 って、ユーザが自分の受けているストレスをコントロールするための勧告がユー ザに与えられるような装置及び方法に関する。この発明はさらに、産業的な環境 内で有用な装置及び方法に関する。
2、従来 術の脱B 熱ストレスを受けているとき、心拍数と体温の過剰な上昇を避けるためには、通 常2つの手法がある。一方は、管理的なコントロールによって、滞在時間などス トレスを受ける時間を制限する方法である。他方は、自己判断を用いる方法であ る。通常滞在時間の方が、大部分の人を保護する上でより確実である。自己判断 はしばしば、個々人によって長すぎる時間をもたらすことがある。
負担のかかる作業及び関連のパラメータを測定する分野では、各種の測定装置が 知られている。体内温度が、熱ストレスに対する身体の応答の基本的な生理的測 定量である。一般に、直腸温度が基本の測定量として受け入れられている。しか し直腸温度はそこへ挿入されたプローブによって測定されるので、体内温度の日 常的な評価を行うのには実際的でなく、受は入れられない。そのため、別の測定 量が必要である。
直1!温度に代わって普通便われているのは、耳、食道、及び口の温度である。
これらのための温度測定技術は容易に得られるが、そうした技術はパーソナルモ ニター装置にとって通さない多くの実用上の問題を伴う、呑込みまたは吸い込み 可能な熱伝達体も可能だが、コスト、潜在的な不都合及び受け入れ上の疑問のた め適切でない。
市販されている1つの装置は、体外にヒータを置き、体内から表面への熱束を平 衡化することによって、体内温度を推定可能としている。しかしこの装置は、充 分実用的とするためには電力がかかりすぎ、また周囲温度が高いと誤った結果を 与えることがある。
心拍数が、肉体作業及び熱ストレスと関連した別の生理的測定量である。肉体作 業の環境下で心拍数を測定する、いくつかの市販装置が存在する。これらの装置 の主な市場は、スポーツ、運動の練習及びリハビリテーションである。それぞれ の方法及び実施態様は幾分異なるが、基本的なモニタ一方法では、心拍数の上下 限界値(スレ7ショルド)を設定し、心拍数が所定範囲の窓より下がるかまたは それを上がると、アラームが発生される。
産業的な環境下では、下限は何等実際的な目的を持たない。上限の方が、実際上 の価値を有する。ある人の心拍数が限界値を越えたら、アラームを発して、過度 に陥る可能性を警報することができる。こうした、上限での警報に伴う問題は、 いかに限界値を設定するかにある。肉体作業者は、活動または等尺運動(アイソ メトリックス)による急激な集中のため、高い心拍数の瞬間ピークを存すること がある。これらのピークは肉体作業の継続レベルを表すものでないが、継続した 高い要求レベルに対して発せられるはずのアラームを生じてしまう。つまり、単 純な上限では、有意な生理的緊張を表さない多くのアラームが発生することにな る。
かかる条件は、中間レベルでの肉体作業が長引くと一層複雑化される。また高い 上限は、非常に有意な生理的緊張である限界値のすぐ下での長引く心拍数を見失 ってしまう。
心拍数、体温及びその他関連のパラメータを測定するための従来の装置の例は、 次の発行米国特許に開示されている:1985年4月30日タバタ等に発行され た第4,513,753号:19B4年5月29日Barney等に発行された 第4.450,843号=1984年1月27日Fijisaki等に発行され た第4,425.921号:19B3年10月18日5idorenko等に発 行された第4,409,985号; 1983年3月29日Tsuchida等 に発行された第4,378,111号; 1983年1月11日Jimenez 等に発行された第4,367.752号;1982年8月10日0°Leary 等に発行された第4,343.315号;及び1982年1月26日Barne y等に発行された第4.312.358号に開示されている。当該技術の現状は さらに、lumen、 D、 P、とBougher、 D、 R。
の「市販心拍数モニターの評価J 、The Canadian Medica lAssociation Journal 、Vol、 131.1984年 9月15日、585−589頁に記載されており、米国ニューヨーク州ロングア イランド、ヘムブステフド所在のComputer In5truIlents 社;及び米国ニューヨーク州12919、チャムブレイン所在のBiosig  Instruments社:及び米国カルフォルニア州91304、カノガパー ク所在のDakIndustries社から市販の心拍数モニターに示されてい る。
このように上記装置に関する分野はかなり発達しているが、産業的な環境の要求 を満たすことのできるパーソナルモニター装置及び方法が尚望まれている。
発明の要約 従って、この発明の目的は、産業的な環境内でストレスに対する生理的な応答を 測定し、ユーザに勧告を与える肉体作業及び熱ストレス用のパーソナルモニター 装置及び方法を提供することに本発明の別の目的は、多数の不通切な警報をユー ザに与えず、しかもユーザに警報を与えずにユーザが安全限界を越えることがな いようにするパーソナルモニター装置及び方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、体内温度を測定するための新規なセンサを提供すること にある。
本発明の更に別の目的は、異なる身体パラメータの測定値を組み合わせて、ユー ザに加わっている肉体作業及び熱ストレスの信転できる指示を与えるパーソナル モニター装置及び方法を提供することにある。
上記及びその他関連の目的の達成は、この発明の新規なパーソナルモニター装置 、温度センサ及び方法を用いることによって達成されるであろう。この発明によ る肉体作業及び熱ストレス用パーソナルモニター装置は、ユーザの心拍を示す出 力電気信号を生じる心拍数センサを有する。パーソナルモニター装置内の一手段 が、心拍情報を受け取るように接続され、所定の時間間隔にわたって生じた心拍 信号に対応する心拍情報を記憶する。情報処理手段が、記憶手段からの心拍情報 を受け取るように接続されている。
情報処理手段は、所定の時間間隔にわたって増分的に心拍情報を分析し、所定の 時間間隔中における生理的要求を得て、該得られた生理的な要求を記憶されてい る生理的な要求限界と比較するように構成されている。前記記憶されている生理 的な要求限界が越えられたとき、装置内の一手段がユーザに指示を付与する。ま た前記情報処理手段は、前記指示付与手段の動作を制御ゴするように構成及び接 続されている。
この発明による温度センサは、温度を測定すべき物体と直接接触するように構成 された表面を持つ熱伝導部材を有する。温度の関数である出力電気信号を生しる 装置が、前記熱伝導部材と熱的に接続されている。断熱材製の本体が、前記熱伝 導部材の残部を取り囲んでいる。
この発明に基づいて個々人の熱及び肉体作業ストレスをモニターする方法は、個 々人の心拍を測定することを含む。心拍情報が所定の時間間隔にわたって増分的 に分析され、所定の時間間隔中における生理的な要求を得る。咳得られた生理的 な要求が、所定の生理的な要求限界と比較される。所定の生理的な要求限界が越 えられたとき、個々人に指示が与えられる。
発明の上記及びその他関連の目的、利点及び特徴が得られることは、次の図面を 参照した説明に関する以下のより詳細な説明を検討することによって、当業者に は容易に明かとなろう。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明によるパーソナルモニター装置の第1部分の斜視図である。
第2図は、パーソナルモニター装置の第2部分の斜視図で、内部の詳細を示すた め部分的に破断しである。
第3図は、第1図に示したパーソナルモニター装置部分で使われる第1電気回路 の配線図である。
第4図は、第1図に示したパーソナルモニター装置部分で使われる第2電気回路 の配線図である。
第5図は、第4図の電気回路の動作を理解するのに役立つ波形図である。
第6図は、第1−4図のパーソナルモニター装置の第2部分の斜視図である。
第7図は、第6図に示したパーソナルモニター装置の第2部分で使われる第3電 気回路の配線図である。
第8図は、第6図に示したパーソナルモニター装置の第2部分で使われる第4電 気回路の配線図である。
第9図は、第1−4図及び6−8図のパーソナルモニター装置の第3部分の斜視 図である。
第10図は、本発明の一部を形成するソフトウェアの動作を理解するのに役立つ フローチャートである。
第11図は、本発明の動作中に記憶され使用される一部の情報を表す概略図であ る。
第12図は、本発明の動作中に記憶され使用される他の一部の情報を表す概略図 である。
発明の詳細な説明 生理的な基本理論 この節では、パーソナルモニター装置! (PM)のアルゴリズムの基礎をなす 生理的な基本理論を説明する。生理的な緊張は、ストレスに対する身体の応答で ある。熱ストレスの形のストレスは、肉体作業の要求、衣服の必要及び環境の組 合せである。発汗に加え、熱ストレスに応じたもっとも明白な生理的緊張は、体 温と心拍数である。基本的に、熱の堆積が体温に反映され、一方肉体作業を行う 及び熱を発散する能力が心拍数に反映される。身体内部の温度と心拍数は相互に 相関しているが、これらは異なる生理的な緊張を測定した数量であるため、両方 を考慮した場合、生理的な状態に関する情報を加えたものとなる。パーソナルモ ニター装置(PM)では、過剰な生理的緊張に対して警告を与えるため、体温と 心拍数の両方を考慮に入れようと試みている。ラボ的な評価に基づくと、同じく 熱ストレスへの露出を終了させる一因である徴候の開始も、PMが関知すること が立証されている。
アルゴリズムは警告状態を決めるのに、遮断された皮膚の温度と振幅の経歴とを 用いる。これら2つの生理的な測定量が独立に処理され、警告限界値に最初に達 した測定量によって警告状態が決められる。
遮断された皮膚の温度(ディスク温度と呼ぶ)が、体内温度用の置換測定量とし て、熱ストレスへの過剰露出を予測するために発生される生理的変数である。熱 ストレスの2つの異なる状態下の体内温度間には、極めて高い相関性が存在する 。
次のステップでは、体内温度の安全限界を設定する。米国職業安全及び保健全国 協会(NIO3H)と世界保健機構(WHO)は、体内温度が毎日長い期間38 .0℃を越えないように、すなわち熱ストレスの状態下における長期の肉体作業 について、熱への露出を制限することを勧告してきた。またW)(Oは、「厳密 に管理された状態下で、身体内奥の温度は39℃(102’″F)まで上昇が許 される」としてきた、それより高い体内温度では、熱病の危険が高まると共に、 熱ストレスに関連した危険な挙動が発生し易くなる。体内温度が40℃を越える と、日射病を伴う。
体内温度の対策警告限界値は、38.5℃に選定されていた。何故なら、PMは 熱ストレスへの露出を厳密に管理する手段であり、また警告限界値が露出を終了 させる時間を与えるようにするためである。つまりこの限界は、第1に、長期露 出時の許容レベル以上の熱ストレスに対するより長い露出を可能とする。第2に 、熱ストレスの領域から去るのに、5−10分の時間を与える。
38.5℃に指定された体内温度の限界に基づき、ディスク温度の対策限界値を 決めることができる。はとんどの作業者について体内温度が38.5℃を越えな いように保護するディスク温度用の対策警告限界値を設定するのに、2つの判断 を行った。第1に、体内温度とディスク温度との関係は衣服の種類によって異な ることが、分析の結果示された。このため、次の2種類の衣服が定義された:( 1)作業衣または一重の綿製カバーロールズ、及び(2)二重の綿製カバーロー ルズまたはカバーロールズ上の不浸透性衣服(プラスチック製)。第2に、ディ スク温度は体内温度の正確な測定値でなく、置換量である。これは、ディスク温 度によって体内温度を制限することに、ある程度の誤差が伴うことを意味する。
そのため、ディスク温度は各衣服の種類または取り合わせについて、それぞれの ケースの95%で、体内温度が38.5℃以下となるように選定された。この選 定ディスク温度を、対策警告限界値と・した。つまり、作業衣または一重の綿製 カバーロールズに関する対策限界値は38.2℃、二重の綿製カバーロールズま たは綿製カバーロールズ上の不浸透性衣服に関する対策限界値は38.5℃であ る。そしてこれらの値が、露出の終了時点を指示するPMアルゴリズムでの対策 警告限界値となる。
PM用の設計目的は、警報の発生について、生理的な緊張が生じたことの予備報 知を与え、また基準をリセットして、報知状態が警報から許容へと変更可能とす ることを要求した。また警報の発生は、熱を受けている一般の状態下で、対策の 警告前に約10分間の警報を与えるべきである。警報限界値はそれぞれ、作業衣 /−重の綿製カバーロールズで38.0℃、二重の綿製カバーロールズ/不浸透 生衣服で38.1℃とした。警報の発生後緊張が減じられると、PMは許容可能 な指示にリセットする。リセット限界値は、警報レベルより0.2℃低く設定し た。この0.2℃の降下が温度の有意な降下を示し、限界値を中心とした温度セ ンサの変動つまり切り替わり(例えば37.9℃と38.0℃の間で変化する) という問題を回避する。
心拍数の基準の目的は、心拍のモニターから得られた情報を、熱ストレスへの露 出による心臓血管の緊張を関連付けることにある。この点は、肉体作業の要求と 持久時間との関係を調べ、次いで持久時間と心拍数を肉体作業の要求を介して関 連付け、最後に広範囲の緊張を表す心拍数の基準を与えることによって達成され る。さらに、心拍数の回復パターンが、熱及び肉体作業ストレスに対する心臓血 管の調整レベルを判断するのにも使える。
ある人が肉体的に要求される作業を行うと、筋肉が酸素を要求し、その酸素が循 環する血液によって運ばれる。酸素つまり血液の流れの要求増加は、心拍数を高 めることによって達成される。
すなわち肉体作業の要求が増大するにつれ、酸素の要求量が増加して筋肉の新陳 代謝を支えると共に、心拍数が上昇して血液の流れを増す。ある人の肉体作業( 及び酸素要求量)のレベルが高まると、その人の心拍数は最大値に達し、これは 酸素の最大利用室(つまり最大酸素消費容量、MAC)によっても特徴付けられ る。
一般的な観測例として、同じタスクでもある作業者にとっては容易でも、別の作 業者には困難なことがある。肉体作業のタスクを行う際の相対的な困難さは、そ のタスクの酸素要求量と個々人のMACとの対比関係に依存している。肉体作業 の要求及びそれに比例した酸素要求量がMACより小さい場合、相対的な困難さ は、最大酸素消費容量のパーセントC%MAC)として表される酸素要求量と関 連している。非常に健康状態の良い作業者(高MAC)は、健康状態の悪い作業 者よりも困難なく同じタスクを行える。前者の作業者の方が、MACのより低い 比率で作業できるからである。
肉体作業が最大値の30%の酸素要求量を必要とする場合、そのタスクは軽いと 見なされ、数時間続けて行えるが、MACの75%になると、そのタスクは非常 に大きい肉体的強制下で約20分しか行えず、極度の疲労(消耗)をもたらす。
極度の疲労に至る時間(持久時間)とXMACとの間の関係を調べるために、多 くのラボ的研究がなされている。代表的な研究では、安定した比率の酸素消費を 要求する一定の肉体作業タスク(例えば単調な歩行や自転車作業針(エルブメー タ)のペダル踏み)がある個人に与えられる。肉体作業は極度に疲労するまで続 けられ、その時間が記録される。XMACに対してプロットされた持久時間は、 全ての個々人について同様の曲線を与える。持久時間は、XMACと共に指数間 数的に減少する。
平均的な個人は、各自のMACの80%において、極度に疲労するまで約20分 閣内体作業を行える。この時間は、70%のMACで40分間、さらに60%の MACで80分間に増加する。
仕事の設計観点からみれば、仕事は持久時間より長い時間を要求すべきでない、 つまり、ある人の70%MACを要求する肉体作業のタスクは、40分を越える べきでない、言い替えれば、最小の作業時間が要求されるとき、実際のXMAC は、その作業時間に等しい持久時間に対応したXMACよりも低くなければなら ない0例えば、あるタスクを行うのち40分が必要なら、実際のXMACは、そ のタスクを完了させる予定の作業者について70%MACよりも低くすべきであ る。
個々のXMAC値について、持久時間(ET)の範囲がある。
大部分の人々を保護するためには、次式に示すごとく、ある与えられたXMAC に関する全てのETデータを含めるように、内輪のラインを引くことができる: log+o(ET) = 4.0 4.0 (χMAC/1002) (la) XMAC= 25χ[log+o(ET) −4,0E (lb)但し、ETは 分草値の持久時間、項(%MAC/100%)はMACに対する酸素要求量の0 がら1までの比である。上式(1a)と(1b)は、同し関係を2つの方法で表 したものである。この関係の意味は、次のように解釈できる。任意の与えられた XMACについて、はとんどの作業者は、少なくとも式(1a)によるET時間 の間、その相対レベルで肉体作業を行える。あるいは、肉体作業の要求がある時 間のETを必要とすれば、その肉体作業は、式(1b)に基づくXMACの各値 以下で作業するどの人によっても行える。つまり、作業者は75%MACで少な くとも10分間作業できる:あるいは10分の肉体作業を必要とする仕事は、7 5%MAC以下で作業する誰によっても行える。
実際上の問題として、異なる酸素要求量での異なる肉体作業の要求パターンをあ る時間間隔にわたって平均化し、平均の%?lACを計算することができる。こ の平均%MACが予測の持久時間を見積るのに使われ、この持久時間が実際に必 要な時間(平均のための時間ベース)と比較される0例えば、80%MACでの 5分を50%MACでの20分と平均すれば、25分間にわたる56%MACと いう平均要求が得られる。この平均値は、56%MACに対応する100分とい う持続時間よりも小さいので持続可能である。しかし例えば、80%MACでの 30分を40%MACでの60分と平均し、60分間にわたる60%MACとい う平均を得ることはできない。80%MACでの持久時間は20分なので、その 人は80%MACの途中で極度に疲労してしまうからである。
上記の平均原則に基づけば、増分解析を行って、仕事が極度・の疲労をもたらす かどうかを評価できる。増分解析では、短い間隔(5分)にわたる相対的な酸素 要求量(XMAC)が調べられ、対応した持久時間がその時間間隔より短くない がどうかを判定する。つまり、いずれの5分の間隔についても、平均の%M A  Cが個々人について、式(1b)でETに5分を代入して計算された83 。
%を越えてはならない。逆に言えば、平均の%MACが75%MAC(ET=  10分で式(1b)から得られる値)より小さければ、過剰の生理的要求(極度 の疲労)は生じない。平均の時間ベースを作業時間にまで増分していくことによ り、肉体作業のあらゆる可能な組合せを、極度な疲労をもたらさないかどうかに ついて調べることができる。これは、高い要求の短い時間の他、それより低い要 求の長い期間も考慮されることを意味する。
関係が指数関数的であるため、時間間隔を幾何級数的に増大して、保護の能力を 失うことなく、平均する時間間隔の数を減らすことができる。つまり時間間隔は 、実用上最小の間隔である5分から出発して、10.20.40.80、・・・ 分と延ばしていくことができる。等比数列の近似として、PMのアルゴリズムで は次の7つの平均化間隔を選んだ=5.10.20.30.45.80及び90 分。式(1b)から、これらの間隔について持続可能な最高の%MACはそれぞ れ、83.75.67.63.59.56及び51%MACである。PMが使わ れる肉体作業のシナリオでは、一定の作業下で3時間(180分)露出されるこ とはほとんどないので、平均化間隔を90分以上に延長する必要はない。
心拍数用のアルゴリズムを形成するための次のステップでは、心拍数な%MAC と関連付ける。このステップが必要なのは、%MACが分かるように行うべきあ らゆる可能なタスクについて、パーソナルモニター装置を使う各ユーザのMAC 及び酸素要求量を知るのは不可能だからである。
ある人が静止状態の酸素要求量からMACに至るまで動くと、心拍数も静止心拍 数(HR□。)から最大心拍数(HRい、8)へと増加する。平均の静止心拍数 は毎分75拍で、年齢、人種または性別によってそれほど変化しない。ははんど の人の場合、HR,、。
は年齢と共に減少し、次式でかなり適切に予測できる:HR,,,=220−年 齢(年数)(2)式(2)はほとんどの人にとって、ある年齢での平均HR,, ,が、その人より1歳若い人より毎分心拍数(bpi)で1だけ少ないことを意 味する。このことはまた、自明なように、血液及び酸素を筋肉へ運ぶ能力の低下 による平均MACの減少も意味する。
HRr*stとHR,、、との差が、心拍数留保値(HRR)である。
従って、いずれの心拍数も次式のように、心拍数留保値のパーセント(%HRR )として表すことができる:XHRR= r(HR,、、−HR)/(HR,、 ! −HRr*st) コ X 100 (3a)または χHRR= [(H R□、 −HR)/HRR] X100χ (3b)%HRRは静止状でゼロ、 HRゎ、1.lで100である。
考慮すべき次の3つのファクターが存在する: (l1M p、 C(100% MAC)はHRい、Xで発生すること、(2)酸素要求量は約10%MACであ る、及び(3)心拍数は%MACに比例して増大すること。
これら3つの事実は、PMで使われる基本的な近似:つまり%HRRが%MAC に等しいことを示唆している。誰かが肉体作業をするのに自分のM A Cの5 0%を用いているなら、彼は自分のHRRの50%も用いている。これらの関係 を例示するため、45歳の作業者が125bpm(毎分心拍数)の心拍数で作業 を行うものとする。まず、その人のHR,□=175 (=220−45、式2 )で、75の静止心拍数を有する。またその人は、100bp+n(175−7 5−100)の)(RRを有する。彼の心拍数が125bp+nであれば、その とき彼は自分のHRRの50%(r(175−125)/100:l x 10 0χ、式3b)を使っている。従って、)(Rが分かれば、%HRRと%MAC を介して持久時間を推定可能である。
これは、持久時間を推定可能とするのに、作業の酸素要求量または個々人のMA Cを知る必要がなく、その作業についての心拍数だけを知ればよいことを実証し ている。
上記の関係は、逆にも使える。最小の肉体作業時間が分かっており、それがET に等しければ、%MACで表される最高の予測作業要求量を式(1b)から推定 でき、従って%HRRも得られる。
この%HRRとHRrest (= 75)及びHR,、、(弐2)に関する仮 定から、心拍数に対する限界を表すことができる。−例として、作業時間が20 秒で、作業者が(上記と同じ)45歳であるとする。この場合、最高の%MAC は弐(1b)にET=20を代入して67である。これは、20分間の平均心拍 数が67%HRRを越えてはならないことを意味する。式(3b)を書き直すと 次の式(4)になる。
HR= HR,、、t+HRR(XHRR/100X) (4)式(4)から、 67%MACは心拍数142(= 75 +100 [67/100F )と書 き換えられる。
しかし、上記の議論では熱ストレスが考慮されていなかった。
心臓血管系に付加される熱ストレスの負担は心拍数にも反映され、また熱ストレ スによる心拍数の上昇は、%MACの増加として扱えることが知られている。す なわち、心拍数に反映される生理的な緊張は、心拍数が肉体だけによるものなら 同じだが、熱ストレスと組み合わされていると、もっと低い肉体作業のレベルに 対応する。このため、肉体作業と熱ストレスが心拍数に及ぼす効果は加算的であ り、心拍数に対する全体的な影響が、%HRRを介して%MACを推定するのに 使われる。次いで、最大の作業時間つまり持久時間を予測するのに、%MACが 使われる。
従って、熱ストレス下での肉体作業による生理的な緊張をモニターするのに心拍 数を使う場合、次の2つの仮定が役に立つ。第1に、心拍数に対する熱ストレス の効果は、肉体作業だけによる心拍数に対して加算的である。第2に、等価の% MACを反映するのに心拍数が使え、つまり持久時間は%M A Cが高いと短 く、%MACの値が低くなるにつれて長くなる。この結果得られる原則として、 高い心拍数(新陳代謝と熱ストレスの組合せとして反映される高い要求量)は、 短い時間の間安全に維持可能であり、より低い心拍数(低い要求量)はより長い 期間の間安全に維持可能である。
PMにおいて、心拍数の限界値は、ある所定期間での平均心拍数がそれより高い と警告を発生するレベルである。PMは短い期間なら、きつい肉体作業及び/又 は高い熱ストレスによる高い心拍数を許容すべきである。これは、高い限界値を 持つ短い平均か期間を用いることによって達成できる。一方PMは、長い期間に わたる中位の要求量(低いHR)も恩知しなければならない、このためには、も っと低い限界値を持つもっと長い平均化期間が使われる。
このような平均化で、現在市販の心拍数モニター装置で使われている1つの静的 な限界値による場合に通例見られる問題を回避できる。静的な基準が高い要求量 の集中を許すように充分高く設定されると、もっと長い期間での中位の緊張を見 失ってしまう。
逆に中位の緊張に合わせて低く設定すると、高い要求量だが短く、許容可能なレ ベルに対してもアラームが発生してしまう。そこ°で本PMでは、複数の平均化 期間を用いることによって、上記2つの状況間での連続した緊張を考慮に入れる 。つまり、心拍数に関する複数の平均化期間の各々について、限界値を選択可能 である。
複数の平均化期間と限界値は、心拍数の移動時間平均(M T A )の方法を 使って計算及び更新される。M T Aの応用は、心拍数の 。
モニターにおける新規な手法を表している。MTA−5(5分間での移動時間平 均)が、過去5分間における平均の心拍数を表し、高い要求量の集中を調べるの に使える。数分間心拍数が高いと、MAT−5がすばやく高い比率に接近する。
そして臨界値に達すると、警告が発生される。しかし、高い要求量の集中が短く 心配を引き起こすほどでなければ、MAT−5はRn界レベルに達しない、こウ シて、MTA−5は、短い遷移に過剰反応することなく、高い要求量の集中を感 知できる。MTA−5と対照的に、MTA−,90(90分の移動時間平均)で ある。これでは高い心拍数での維持レベルが隠れるけれども、疲労を生じる長期 間で中位の要求量による漸増が考慮される。MTA−90の限界つまり臨界値は 、長期間の要求量が過剰と判断されるまで警告を発生せずに、はるかに低くでき る。
本PMは、5.10.20.30,45.6o及び90分という時間ベースで7 種類のMTAを用い、高い要求での短い期間から中位の要求での長い期間まで、 間断のない一連の保護を与える。
MTAの間隔は、5分から始まる等比数列(逐次倍化)の近位を採用した。
移動時間平均がピークの平滑化と識別傾向に及ぼす効果は、次の例から明かとな ろう。つまり、高熱での運転停止直後における原子力発電所の閉じ込め建屋の検 査を行っている運転監督員について考えてみよう。この検査は、たくさんの梯子 と階段を登る作業(高い心拍数)と、比較的静止した作業を必要とする。MTA −5が、非常に短いピークによって不当に影響されることなく、HRの短期間の 傾向に非常によく追従する。他方MTA−90が、長期の影響によって生じ徐々 に増えていく心臓血管への負担に追従する。
MAT用の対策警告限界値は、次の2つのファクターを用いて選定した: (1 1HR−myの調整における年齢、及び(2)平均化期間の時間ベースに等しい 持久時間についての%MAC,年齢の影響をHR□8へ反映させるのに、3つの 年齢グループで充分と判断した。2つのグループでは年齢の影響を考慮しきれず 、また年齢毎にHR□8が変化するため、それよりグループを増やしても利点が 生かされない。そして、代表的な静止心拍数を75bpm及びグループ内の中間 年齢でのHR□8を仮定して、各グールプ毎にHRRを推定した。それぞれのH RRと中間年齢を含むグループは、次の通りである: *若年:〈35歳で、HRR=118 (27歳)*中年:36−50歳で、H RR=102 (43歳)*老年二〉51歳で、HRR=87 (58歳)MT Aの各時間ベース毎に、ETをその時間ベースに設定し、弐(1b)から%MA C(及び%HRR)を計算した。5.10,20.30.45.60及び90分 という7種類の平均化間隔について、各間隔で維持可能な最も高い%MACはそ れぞれ83.75.67.63.59.56及び51%MACである。各々の年 齢グループ毎に、%MACに等しい各%HRRでの心拍数を式(4)を用いて計 算した。その結果を、対策警告限界値とした。老年グループに関する心拍数の限 界値は、熱ストレスに耐える能力の損失が心臓血管能力の年齢に伴う低下から予 測されるものよりも大きいことを示唆しているラボでの試験及びその他のデータ に基づき、約2bp譲下方に調整した。
警告発生限界値は、心拍数が中位の要求量に維持されている場合、対策警告限界 値に関し約10分間の警報を与えるように選定した。また、心拍数の警報レベル からの持続した効果を示すように、レセントレベルを選定した。これらリセット レベルは、ラボでの試験結果から適切と思われる。次の表に、PM用に最終定期 に選定した異なる年齢グループとMTA時間ベースについての、それぞれ3つの 警告限界値を示す。
身体的に要求される作業を行う個々人に加わる生理的な緊張を評価するために、 心拍数の回復パターンがデエポン社のBrouhaによって導入された。これら のパターンは、熱ストレスの状態にも適用される。パターンの基準が、Ful  lerとSn+i thによって修正された。心拍数の回復方法は、作業者が作 業を中止し、3分間静かに座ることを要求する。m続する名分の後半半分に、各 30秒間での3つのパルスカウント(pH)が次のように取られる:*p、:座 った後30から60秒間 *Pt :座った後90から120秒間傘P、:座った後150から180秒間 これらパルスカウントの各々が2倍され、パルス速度を与える。
Fullerと!1ucithは、9Qbpmよりも低いP、のパルス速度が充 分な回復を示し、前の肉体作業が過剰な要求でなかったこと、すなわちそれが許 容可能であったことを示すことを見いだした。
P、が90より大きいと、作業者に生理的な負担が蓄積し、その作業を長く続け られないことを意味する。更に言えば、P、がらP、への降下がtobp−より 大きいと、回復が限界に近い。つまりこれは、作業者は作業を続けられるが、後 で極度の疲労状態に陥ることを意味する。これは警告の発生に相当している。降 下が10bp−より小さい場合、回復が生ぜず、その肉体作業は中止すべきで、 対策警告に相当する。
終了地点に近い回復パターンに関する実験データに基づき、上記の手順は更に変 更された。すなわちPlとの差に関わりなく、P2が120より大きいと、「回 復無し」のカテゴリーがPMのアルゴリズムによって割り当てられる。
ハードウェア パーソナルモニター装置(PM)は、次の別個の構成部分からなる;センサモジ ュール、モニターモジュール及び報知モジュール。以下、これらの各モジュール を詳しく説明する。
センサモジュール10が第1図に示しである。センサモジュール10は、EKG  (心電閲)センサ(電極)12、温度ディスク(遮断された支店温度)14、 及び両センサ12と14用のエレクトロニクスパッケージ16を含む。センサパ ンケージ16は、胸に着けられるハーネス(装帯)18に取り付けられている。
ハーネス16の内側に、EKG電極12と温度ディスク14が配置され、これら は全て皮膚と接触させなければならない。
EKG′rl極12を選んだ主な目的は、皮膚の下準備が最小で良好なEKC, 信号を得られるものを選択つまり設計することにあった。2つの電極12間のイ ンピーダンスがIOKオームより低ければ、良好な読取値が得られる。
パーソナルモニター装置用に選んだ電極12は、胴帯ハーネス18の一体部品と して市販されている。この脚帯18は、AMFによって開発され% Compu ter Instruments社から市販されている運動用心拍数モニターの 一部である。脚帯18は電極12を取り付けるためその内側に、約3 cs X  6 anの2つの可撓性導電材料部分を用いている。その材料とハーネスを通 じたボタンスナップが、外部との電気接続を形成する。PMセフサモジュール1 0はリード線で、B K G ii極12用の各ボタンスナップに接続されてい る。
電極を胸の乾いた皮膚上にそのまま置くと、インピーダンスが高すぎ(>IOK オーム)、良好なEKG信号が得られない。作業を開始して数分後、充分な汗が 電極12の下側に貯ると、インピーダンスが許容レベルに減少する。許容可能な EKG信号を直ちに得るためには、装着前に少量の導電性ローションや水を電極 12上に引き延ばしておけばよい。特別の皮膚の下準備(例えばこすり、除毛な ど)は必要ない。
電極12に変えて使える別の電極としては、病院や運動のストレステストでよく 使われている予めゲル化された短い捨て型電極もある。この型の基本概念は、接 着性表面を有する柔らかい発砲ディスクで、接着性表面を使って電極を人体に取 り付ける。使用可能な第3の電極型は、Biotechnology社製の運動 用心拍数モニターで使われている導電性のゲル化型である。
EKGを測定するためには、3つの電極(アクティブ、標準及びアース)が必要 である。アクティブ電極12は、(胸の左側で)心臓の上に置かれる。標準電極 12は、胸の右側上に置かれる。
温度ディスク14がアース電極としても機能し、標準及びアクティブ両電極12 によって形成されるラインの外側に置かれる。このように、銅製ディスクは熱と 電気両方の導体である。
ハーネス18は、−人で容易に着脱できる。普通、ハーネスを陶土の正しい位置 に当てがった後、温度センサ14が右側のハーネス18の下側に挿入される。ハ ーネス18は清潔にするため、手で洗える。
温度センサ14が第2図に示しである。厚さ0.8 cs、直径4.2Gのスタ イロフォーム(発砲ポリスチレン)が、センサの絶縁体である。皮膚と対面する 表面24上に、直径2.5 cmの銅製ディスク26が位置する。温度域知性の ソリッドステート素子28(ナショナル製半導体LM34CA)が、銅製ディス ク26の内面30に半田付けされ、他の面はスタイロフクームディスク22で取 り囲まれている。ソリッドステート温度センサ28は、低い出力インピーダンス と次式で表され温度(T)に比例する線形の電圧出力を有する: 電圧(MV)=10x (’Fの温度)例えば、出力は35℃(95” F)  テ0.950V、 40℃(104’F)で1.040 Vであり、−In的な ディスク温度の範囲にわたって90mV変化する。所望ならサーミスタも使える が、ソリッドステート素子28の方が比較可能な温度感度を有し、頑丈で、しか も電力消費が少ない。
温度センサ28から、3本の電気リード32.34及び36が延びている。第1 のリード32は、センサ28のメタルケース38に接続された電気共通(アース )リードである。このリード32は、アース電極の役割の電気導体としても使わ れている。第2のり−ド34は、供給電圧(+5ボルト)用である。第3のり一 ド36が、温度に比例した電圧出力を与える。
検知回路40が、第3図の配線図に示しである。第1のステップでは、ソリッド ステート素子28からの電圧出力をライン44上のバイアス電圧と加算増幅器4 6で加え、ゼロ調整が行えるようにする。8目整可能な抵抗R31とR7を用い て、 975mVの公称バイアス電圧が測音素子の出力電圧と加算され、素子が 36.4’C(97,5”F)のとき、増幅器48に入力する電圧がゼロになる ようにする。
別の可変抵抗R36が、増幅器50のゲインを調整するのに使われる。増幅器5 0のゲインは、モニターモジニール内のアナログ−デジタル(A/D)変換器に おける1ビツトの変化が0.025℃と等しくなるように設定される。モニター モジュールはOから+5ボルトの範囲にわたる8ピントのA/D変換器を存し、 これはOボルトでO1+5ボルトで255の数値を与えることを意味する。すな わち、A/D変換器に入力される1ボルト毎に51の出力単位が存在する。0. 025℃/単位の目標感度を用いると、36.4℃からの3℃上昇(つまり39 .4℃)は、120(=310.025)のA/D読取値を有するはずである。
そこでゲインは、素子28での39.4℃の温度が増幅器50の出力52に2. 353ボルト(5X120/255)を生じるように調整される。この増幅器出 力が、A/D変換器に入力される。素子28は重要な温度範囲(37℃から39 ℃)にわたって水浴で較正され、この較正曲線が最小次二乗法通用の勾配及び切 片として非揮発性のメモリ (EEPROM)内に記憶される。
心拍数の測定におけるセンサモジュール10の役割は、心拍の発生を検出し、1 拍の発生毎に信号をモニターモジュールへ送ることにある。第4図の心拍数検出 回路60は、EKGの極めて特徴的な部分であるQR3複合の発生を検出するこ とができる。
QRS複合は、(もっとゆっくり変化する他の波より通例2−5倍大きい)高振 幅のすばやく変化する波である。
前述したように、3つの電極が含まれている。1つは、温度ディスクでもあるア ース電極14である。これは計器のアースに接続され、信号に安定性を与える。
他の2@、極は、第4図に示すように、EKGセンサ12から計器勾配差動増幅 器62 (Burr−Brown製)への正(アクティブリード)及び負(標準 リード)の入力である。信号は1000倍(ミリボルトからボルトへ)増幅され てから、比較的広い帯域フィルタ64を通過する。その後、信号は4つのアクテ ィブフィルタ65.66.68及び70を通過し、これらが組み合わされて狭い 帯域フィルタを与え、中間周波数(公称100)1z)のQR3波を通過可能と する一方、低周波数のEKG波、環境中に存在する60Hz電気ノイズなどの電 気ノイズ、電極インピーダンスの変化によるベースラインのドリフト、及び40 0Hz計装ノズルなどの高周波数ノズルを遮断するように設計されている。フィ ルタの遮断周波数は、経験的に設計された。
つまり、帯域フィルタ用の遮断周波数は、QR3波への影響を観測しながら調整 した。2つの高帯域フィルタの周波数は、QR3の振幅に影響が出るまで高め、 同じように2つの低帯域フィルタの周波数は低めた。濾波後のEKG/QRS信 号は、入力が所定のレベルに達するまでゼロ出力を有する高ゲインの比較増幅器 72に送られる。信号が所定レベルより高くなると、出力がすばやく+5Vにな る。従って、QR3信号がスレフショルドに達すると、増幅器72が正の矩形波 を送出し、一対の単安定マルチバイブレーク74と76をトリガーする。
マルチバイブレーク回路74は、入カドリガーが正のパルスを受け取まで、安定 した高信号(+5ボルト)を与える。正のパルスが、マルチバイブレーク74の 出カフ0からのゼ゛ロポルト矩形波の開始をトリガーする。他方のマルチバイブ レーク76の出力80は約250m5ee間高に留まり、第1マルチバイブレー タ74がトリガーされるのを防ぐ。つまり、第2マルチバイブレーク76の比較 的長い高状態の窓が、観測されるどんな心拍数よりも高い毎分255回以上の周 波数による第1マルチバイブレーク74のトリガーを防ぐ。第1マルチバイブレ ークの出カフ8からの低パルスは、カウンタを進める(モニターモジュールのエ レクトロニクス参照)ほか、各心拍毎にLED208−212 (第9図)を点 滅させる(報知モジュールのエレクトロニクス参照)。
LEDへのパルス幅は、各LEDT:m別可能な閃光が発せられるように選んだ 。
第5図は、検出回路50がEKG信号に及ぼす効果を示す。一番上の+alに、 1心拍分の生のEKG信号82が示しである。第1の広帯域フィルター64を通 過した後、信号は(1))の84で示すように鋭い二極特性を有する。4段の狭 帯域フィルタ65−70が、(e)の86で示すように、負の成分と遅い波を取 り除き、正の波を広げる。次いで信号は比較器72に入力し、そこから濾波後の 信号が(dlに示すような矩形波88を生じる。この高度に処理された信号がマ ルチパイプレーク回路74をトリガーし、公称+5ボルトの信号92上に、(e )に示すような完全にゼロボルトの矩形波90を重畳して送る。センサモジュー ル10(第1図)には、バッテリ電源から直接電力が供給される。センサモジュ ール10内には、モジュールの集積回路に電力を供給する+5ボルトの電圧調整 器が存在する。
モニターモジュール100 (第5図)は、次の4つの構成部品を有する:モジ ュール接続ボートと操作スイッチ、心拍数カウンタ、マイクロプロセッサボード 、及び報知モジュールのエレクトロニクス、モニターモジュール100は3つの 接続ポート102と5つのスイッチ、つまり3つの外部スイッチ104と2つの 内部スイッチ106を有する。3つのモジニラーフォンジャック102が、セン サ及び報知両モジュール10.200をモニターモジュール104に接続し、ま た交信ポートを与えるのに使われる。さらに、補助バッテリー接続ポート107 が存在する。
交信ボー)108は、R3232と表示した第6図中一番上のプラグである。つ まりこれはR3232ポートで、OnsetCompu ter製データロガ− と−緒に供給される特別の交信ケーブルに取り付けられる6線式フォンプラグを 必要とする。この接続はマイクロプロセッサと交信して、+11ラボ試験及びデ モンストレーション中にPM性能をモニターする、+21 P Mの較正チェッ クを行う、(3)ダンプ(D UM P)機能を用いてPMデータを得る、及び (4)プログラムの点検または変更のためにマイクロプロセッサと交信するため に必要である。
報知モジュールポート110は、ALERTと表示された中間ポートである。こ れは、報知モジュールを取り付けるための8コネクタジヤツクである。
センサモジュールポート112は一番下のフォノジャックである。これは、セン サモジュール10を取り付けるための4本のリードを有する。
補助バッチリポート107は、モニターモジュール100の頂部側に位置する。
これが、モニターモジュールへ電力を供給する第2つまり代替バッテリの接続を 可能とする。またこのポートは、PMの動作時間を延長するのにも使える。
外部スイッチ104は、モニターモジュールの前面に位置する。
衣服スイッチ114は2位置スイッチで、次の衣服の取り合わせを選択指示する :(1)作業衣または一重の綿製カバーロールズ、及び(2)二重の綿製カバー ロールズまたは不浸透性(含防湿N)衣服。
年齢スイッチ116は、MTA限界値のどの組が使用されるべきを示すのに使わ れる3位置スイッチである。3つの年齢グループは次の通り: (1136歳未 満; (2136−50歳;及び(3150歳より上。機能スイッチ118は、 PMの動作モードを示す。モードの詳細は、以下のソフトウェアの節で論しる。
モードには次の3つがある:(1)ダンプ(DtJMP)モード;(2)システ ムの点検と較正を可能とする点検(CHE(1)モード;および(3)実行(R UN)モード。
前面カバー内のタップを介してアクセス可能な、2つの内部スイッチ106が存 在する。DEMO/DUMPフォーマントスイッチ120が、図示のようにモジ ュールの右上コーナに位置した内部の3位置スイッチである。CCW位置では、 PMの使用中に記憶された全データが、ダンプルーチン(ソフトウェアの節参照 )時に交信ポート108へ送られる。中間位置では、MTAデータがダンプ出力 から削除される。CW位置では、2種類の動作が可能である。つまりダンプモー ドでは、MTAデータがダンプ出力から削除される。また実行モードでは、プロ グラム制御が報知デモンストレーションルーチンに移行する。このスイッチは、 カバーの上方タップを介して切り替えできる。
ボー速度スイッチ122は図示のように、モニターモジュール100の右側面近 くの中央に位置する。このスイッチは、データ伝達用の交信ポート速度を次の中 から選ぶ: +1) 300ボー、(2)1200ボー、および+319600 ボー、端末(プリンタ、コンピュータなど)がXON/X0FF交信プロトコル をサポートしていないときは、300ボーで交信するのが最良である。それより 高いボー速度では、(特にダンプルーチン中に)出力データが誤伝送されたり、 失われたりすることがある。交信仕様は8ビツトワードで、1ストツプビツトを 含み、パリティチェックは含まない、このスイッチは、前面カバーの下方タップ を介して操作可能である。ボー速度は、電源投入時あるいはダンプモードへのエ ントリ後、新たな値に変更される(ソフトウェアの節参照)。
心拍数カウンタ124は、トリガー人口(クロック入力とも呼ぶ)、リセ7)制 御器、および12出力ビントを含む一般的な集積回路である。カウンタ124は 、センサモジュールlOからトリガー人力に送られてきた各心拍をカウントする 。正のパルスがリセット入力に送られると、カウンタはゼロにリセットされる。
カウンタのうち最初の7ビツトだけが、マイクロプロセッサボード126への入 力として使われる。これは、0から127までの値がカウンタ124によって読 み取れることを意味する。リセット前にカウンタが128になろうとすると、カ ウンタはゼロに戻り、そこから再びカウントを始める。カンウタ124は30秒 毎に読み取られてリセットされ、これは生理的に可能な値より高い毎分254拍 までの心拍数をカウントできることを意味する。カウンタ124は、プログラム の制御下でマイクロプロセッサボード126によってリセットされる。
マイクロプロセッサボード126は、0nset Co蒙pu ter社によっ てOEMアプリケーション用に設計された市販のTattletaleMode l 11データロガ−である。これは、BASICの特注ヴアージョン(TTR ASIC、ヴアージョン1.72)を使っている。このボードマニュアルに、ハ ードウェアとプログラミング言語が記載されている。マイクロプロセンサのハー ドウェアの重要な特徴を、次に要約する。
データロガ−のハードウェアは、7.4c+aX 12.7C11(3X 5イ ンチ)のプリント回路基板上に含まれている。ハードウェアは8ビツトのマイク ロプロセッサ126を含み、32にのEEFROM ’(電気的に消去可能なプ ログラマブル読取専用メモリ)、256にのグイナミソクRAM127.8チヤ ネル、8ビツトのアナログ−デジタル(A/D)変換器、及び14ピンのデジタ ルT10(14ビツトのデジタル入力及び/又は出力)が付設されている。
さらに、R3232Cシリアル交信ボートが備わっている。またTTRASIC によってアクセス可能な非揮発性メモリ (EEFROM)内に、数値を記憶す る210ケーシヨンが存在する。電源投入(オン)されると、プロセッサはEE FROM内に記憶されていたプログラムをRAM127にロードし、プログラム の実行を開始する。PMへのアプリケーションでは、ROMが丁TRASICイ ンタープリタと、TTRASICで書かれたPM用ソフトウェアを含む。
PM用ソフトウェアとTTRASICのために確保される変数は、事実上約60 にのRAMを占め、残りが動作中に採集されるPMデータの記憶用に使われる。
PMは各1分の動作中に約22バイトのデータ、つまり1時間当り約1.2にバ イトのデータを記憶する。
データ記憶装置はラボ及び現場での試行テスト用に設計されたものだが、もっと 広い熱ストレス管理プログラムにおける個々人のストレス及び作業要求のルーチ ン評価にも使える。
第7図は、モニターモジュール100に含まれる報知モジュールエレクトロニク ス130の回路図を示す。緑、黄及び赤のLED用デジタルライン132.13 4及び136が、別々のANDゲ−)138.140及び142にそれぞれ導か れる。各ANDゲート138−142の第2人力144.146及び148に、 センサモジュール10からの心拍数信号が導かれる。ANDゲート138−14 2の出力150.152及び154が別々の増幅器156.158.160を通 って、それぞれのLEDを駆動する。
プログラムがLEDのオンを要求すると、そのLEDがオンし、各心拍毎に点滅 する。(心拍ラインは、QR3波の検出時を除き、+5ボルトであることを思い 起こされたい。)尚、センサモジュール19が取り付けられていないときは、プ ルアップ抵抗162が心拍数信号を高に保つ。回路は164にもモニターモジュ ールLEDを備え、報知モジュールLEDのうちいずれか1つ以上がオンすると 、これも心拍毎に点滅する。各出力150−154は図示のように、ORゲート 166と168を介しモニターLED出力164に接続されている。
命令ボタンライン170がアクティブになると、デジタルI10のチャネル1を 与える論理ライン172が高(+5ボルト)になる。リセント高信号(+5ボル ト)がPMプログラムによってデジタル■/○のチャネル0のライン174が送 出されるまで、ライン172は高のままである。
PMプログラムによって聴覚アラームが要求されると、ライン176のデジタル I10チャネル12は短い時間ゼロボルトになり、これがタイマ180(第8図 )をトリガーする。タイマー180は、音を3秒間発生可能とする。音は、バッ テリのプラス及びマイナス端子182と184を交互に切り換え、報知モジュー ルのダイアフラム186 (同じく第8図参照)を圧電駆動することによって発 生される。
モニターモジュールは、モジュールの前面に設けられたLED164を有する。
LED164は、報知モジュール200上のLED208−212 (第9図) の1つ以上が請求されるのと同時に作動される。この主な目的は、報知モジュー ルを見続けなくとも、良好な心拍数の追跡を保証することにある。PMが生理的 なデータを集めるのに使われ、報知モジュールが接続されない場合には、いくつ かのアプリケーションが考えられる。バッテリがモニターモジュール100の補 助パンテリジャック107を介して直接接続されるとき、報知モジュール200 はPMに電力を供給する必要がない(次節の報知モジュール参照)。補助パフテ リジャック107は、報知モジュールの取り外し後、PMへの電源供給を延長し たりあるいは収集データを保持するのにも使える。
(マイクロプロセッサ126への電力が中断されると、PMの動作期間に得られ た情報が全て失われてしまう。)第9図に報知モジュール200を示す。これは 次の4つの構成部分を有する:バッテリ、命令ボタン、報知LED及び音発生器 。
報知モジュール200は、PM用の主電源である9ボルトのトランジスタパンテ リ202を保持する。バッテリ電圧はソフトウェアによってチェックされる。2 つのボタン204と206が、報知モジュール2000両側にそれぞれ配置され ている。両方のボタンが同時に押されると、ライン174(第7図)上の命令論 理信号が高(+5ボルト)に設定される。PMプログラムがこの信号を使って、 機能スイッチ(第6図)の位置で決まる特定の動作を行う。二組の各3つの報知 LE0208.210及び212が利用可能で、報知モジュール200の各側に 一組が配置されている。上から下に向かって、赤、黄及び緑である。心拍でどの 対が点滅するかは、モニターモジュール100を介してプログラムの制御下にあ る。圧電駆動のダイアフラム100がモジュール200内に位置し、開口214 が外側に面している。このダイアフラムが、マイクロプロセッサ126の命令に 応じて実際の聴覚アラームを与え、モニターモジュール100のエレクトロニク スによって駆動される。
ソフトウェア 人体モニター装置はアルゴリズムを用いて、熱ストレスへの露出度を個々人が判 断するのを助ける。アルゴリズムは、ディスク14(第1図)の温度と心拍数の 収集データを管理し、関連の情報を得る必要に応じてデータを処理し、該当の報 知を作動させるプログラムに組み入れられている。プログラムは、プロトタイプ のハードウェア構成内におけるアルゴリズムの実施を反映している。PMソフト ウェアの下記の説明では、重要な測定量と判定構造を記述する。
前述したPMハードウェアが、遮断された皮If(ディスク)温度及び(カウン タ内に記憶された)心拍をモニターし、報知状態とユーザコントロールを与える 。また、EEFROM (電気的に消去可能なプログラマブル読取専用メモリ) が、データロガ−マイクロプロセッサ126 (第6図)を制御する。
下記のリスHこ、アルゴリズムで使われるPM用の重要な変数を示す。
T、1分間隔で測定される皮盾温度 HR30秒間にカウントされた心拍を2倍し、心拍数としたもの MTAn 過去のn分(n=5.10.20.30.45.60.90)にわた る移動時間平均(MTA)(最初75に設定され、各分銀のHRによって更新) 緑 許容可能(正常)な生理的ストレスを示す報知黄 警報レベルを示す報知 赤 対策レベルを示す報知 プログラム制御プロセスの概要を第10図に示す、PMのアルゴリズム実施した ハードウェアの割り振り、変数の割当及びプログラムのリストは、この明細書の 付録として添付する。
PMのモードとルーチン 報知モジュール200(第9図)がモニターモジュール100(第6図)にプラ グ接続されるか(あるいは補助バッテリが装着されると)、マイクロプロセッサ 126が230で起動される。
その最初のステップ232で、特定のファクタを非揮発性メモリからロードし、 緑及び赤のLED212.208をオンする。各LEDは、システムがEKG信 号を受け取っていれば、心拍毎に点滅する。モニター(またはコンピュータ)は アイドル(IDLE)モードにあり、命令ボタン204と206の操作を待つ。
機能スイッチ118を読み取った後、PMは次の3つのモード234.236ま たは238の1つに入る: 点検(CHECK) 、構成チェックも可能実行(RUN) 、PMでのモニタ ー開始ダンプ(DUMP) 、ユーザの生理的状態の時間形か及びPMの報知情 報を検査のためプリンタまたは別のコンピュータへダウンロード可能とする プログラムの議論と関連させるため、以下の説明ではプログラムコードのライン 番号も一諸に示す。交信ポー)10Bを使ってPMが端末と接続されていれば、 PMの作動メツセージをモニターできる。
点検モード234 (ライン150−330)は実際上、次の2つの機能を果た す22M使用前のシステムチェックと構成チェック。両機能とも一緒に動作し、 通常のユーザには同しに見える。
最初の動作240では、バッテリ電圧をテストする。電圧が低すぎると、244 でアラームが発せられ、全LEDがオフされる。
電圧が4時間の動作に充分なレベルにあれば、プログラムはアラームを発生させ 、各LEDを順次1秒の間隔でオンすることによって、ダイアフラムの音トラン スデユーサ186とLED164.208.210.212を242でテストす る。これで、LEDの目視点検とアラームの可聴点検がなされる。
センサモジュール10が接続され、良好なEKG号が得られていれば、LED1 64と208−212が各心拍で点滅する。センサモジュール10が接続されて いないと、LEDの光は安定したままである。EKG信号が不完全だと、LED は点滅しないか、特表平2−500251 (1Q) または点滅が非常に不規則になる(心拍のようにリズム正しくない)。点検モー ド中、命令ボタン204と206が操作されるまでLEDは発行を続けると共に 、バッテリは15秒毎にチェックされ、命令ボタンの操作時点でプログラムはア イドルモード232に戻る。そして、命令の次の起動により、機能スイッチ11 8を248で読み取るのを待つ。バッテリ電圧が開始レベルの基準より降下する と、アラームが発生し、全てのLEDがオフする。
点検モード2340間、較正チェックを行うことができる。これは手作業テスト で、その間プリンタまたはコンピュータ端末がR5232ポート108を介して PMに接続される。温度センサ14を35−40℃(95−104°F)の間の 攪拌水浴中に入れ、精度±0.05℃(0,1°F)の温変計で測定を行う。パ ルス発生器が分圧器を介して電極クリップ12に接続され、(左側電極に対して 正の)2ミリボルトパルスが出力されるようにする。
各15秒毎に、毎分のパルス数で表したパルス速度、℃表示のディスク温度に1 0を掛けて得た値(例えば375は37.5℃を意味する)、及びバッテリ電圧 に10を掛けて得た値(例えば77は7.7ボルトを意味する)が、R3232 ポート108から送出される。温度の読取値が0.05℃以内で、パルス速度の 値が毎分2パルス以内であれば、センサモジュール10とモニターモジュール1 00は正しく作動している。低バフテリ信号が生じても較正チェックは続けられ るが、バッテリ電圧が7.1ボルトより低いと、誤った温度読取値が生じること がある。命令ボタン204.206を押すと較正チェックが終了し、プログラム はアイドル状態232に戻る。
機能スイッチ118が命令で実行(RUM)を読み取ると、PMは動作モード( ライン1000−1800)に入る。この時点で、緑のLED212だけがオン し、黄と赤のLEDは消勢される。このモードでは、PMが生理的な状態をモニ ターする。実行モードには、次の4つの主な動作が含まれている:初期設定24 8、名分の前半30秒後250、名分の後半30秒後252、及び心拍数回復ル ーチン254゜初期設定248が最初の動作で、アイドルモード232から実行 モード236 (ライン1000−1120)へ入ったときだけ行われる。年u  (AGE)及び衣服(CLOTHING)スイッチが読み取られる。各スイッ チ位置に応じて、ディスク温度と移動時間平均心拍数(MTA)に関する緑から 黄(警報)、黄から緑(リセット)、及び黄から赤(対策)のための関連限界値 がアレイ内にロードされる。遅延スタック及び?lTA内の全ての心拍数値が、 静止HRの想定値である75に設定される。タイマーと心拍数カウンタはゼロに 設定される。
実行モードの開始に続く名分の前半の終了時に(ライン1150−1290)  、バフテリ電圧と心拍カウンタが256で読み取られる。
カウンタは直ちにゼロにリセットされ、心拍が2倍されて毎分当りの心拍数(b pm)を与える(サブルーチン10000)。次のステップでは、心拍数の質チ ェックを行う (サブルーチン10400)。
値が40と220bpmO間で、前回読取値からの増加が30%以下であれば、 その心拍数が読み取られたものとして記録される。
HR<40またはHR>220なら、値が許容限界から外れている。これは、心 拍が生理的に高すぎるか低すぎるかで、不完全なEKG信号によることを意味す る。いずれの場合にも、HRは前回の記録値(現時点より60−30秒前に取ら れたもの)を採用する。また、30%より大きい増加も実際上起こり得す、EK G電極からの何等かの疑僚パルスによるものと考えられる。この場合には、増加 が30%に制限される。それが本当の増加であったとしても、HRはすくに新た な値に達するので、上記のように制限しても実質的な影響はMTAに及ばない。
増加が人為的なものであれば、HRHその後玉しい値に戻り、増加値の影響はM TAに対するわずかな影響に限られる。
正味数変数と呼ぶ変数(HRエラシー標)が、疑問のある読取毎に1増加され、 また良好な読取毎に1減少されるが、0より小または7より大になることは許さ れない。30秒のHR値が調整済みである場合に、7回の疑問読取を示す正味数 になると、アラームが発せられる。最悪の場合、これは3分間続けてHRの疑問 データが生したことを意味する。不正確なHRデータの報知は聴覚アラームで、 全LEDがオンになる。
次のステップでは、258で遅延スタックを1分シフトする。
遅延スタックは、第11図に示しである。図中最初の値が現在の1分、第2の値 が前の1分、第3が2分前の1分を表す等々と続き、最後の値が現時点より90 回前の1分を表している。ここで、開始時に静止値は75と想定されており、従 ってスタックは予め75で満たされていることを思い起こされたい。スタックの シフトは、まず89の値が90に置き換わり、88が89と置き換わり等々して 、0の最新の値が1に移動される。つまりスタックは過去90分間のHRの時間 経過を表し、91番目の1分の値は廃棄される。この時点で1分の前半の心拍数 が0に置かれる。そしてプログラムは、回復が進行しているかどうかをチェック する。
この点については後で論じる。
この間、パンテリ電圧がチェックされる。3回連続する読取の間パンテリ電圧が 7.0ボルト以下だと、アラームが発生され、全LEDがクリア(オフ)される 。つまり、不完全なHR警告が優先する。データが収集されるように装置は動作 を続けるが、警告状態の連続表示はなされない。この時点で温度の読取値が不正 確になることがあるが、故障モードでは値が増加する傾向にあるの4で、安全保 護上問題はない。
前述したのと同じように、心拍数カウンタが260で読み取られてリセットされ 、HRの質チェックがなされる。 (ライン1300−1800)。この30秒 間でのHR値が最初の30秒間でのHR値と平均化され、過去1分間での総カウ ントを与える。そして、この値が第11図のロケーション0に入れられる。次の ステップでは、262でMTAを計算する。MTA−5が5分間の移動時間平均 で、第11図のOから4までの値の和を5で割った商である。
MTA−10は、0から9までの値の和を10で割った商である。
計算上の便法として、和が別の変数として保持され、(必ずロケーション0に入 れられる)最新値がその合計に加えられる一方・最も古い値がそこから引かれる 。MTA−5での最も古い値はロケーション5に位置しiMTA−10での最も 古い値はロケーション10に位置する等々となる。MTAが更新されたところで 、報知状態を264で判定することができる。生理的な状態は、第12図の値D I−D8で表されている。それぞれの限界値は同じように表され、Wが警報(黄 )レベル、Rがリセット(緑に戻る)レベル、及びAが対策(赤)レベルである 。
プログラムでは、次の判定プロセスが使われる:1、黄が現報知状態であるとき 、PMは緑に設定されるべきが?*for m=1 to 8: if D+*  < Rm then WF +n=0(WFmは緑への変更を示すフラグ) 畦FT、ΣWF+n : if WFT=Othen set GREEN2、 黄が現報知状態であるとき、phは赤に設定されるべきか?*for m=1  to 8: if Dm > Am then set RED3、緑が現報知 状態であるとき、Pjは黄に設定されるべきか?*for +11=1 to  8: if Da+ > km then WFa=1(WFmは黄への変更を 示すフラグ) 宰WFT、ΣWF+m : if WFT>Othen set alert  5tate to YELLOW4、次の分を待つ:新しいデータを集めて、1 に戻る黄から緑、黄から赤、緑から黄へによって報知状態に変化が生じると、ア ラーム音が発せられ(3秒間の安定音)、該当のLEDが選ばれる。これは、バ ッテリ電圧が連続動作には低すぎる場合にも生じる。この場合、LEDは30秒 間オン状態に留まる。そして前の分における生理的なデータとPM状態が、メモ リに記憶される。これらのデータは、ダンプモード238 (以下参照)で検索 できる。(現場での使用時には考えられないが)PM装置がプリンタまたは端末 に取り付けられていれば、各分銀に時間、現HR、ディスク温度(xlo)−H 知状態とLED状態(〇−全LEDオフ、1−緑、2−黄、3−赤、4−全LE Dオン)、心拍数の質状態、及びバフテリ電圧(x 10)が266でプリント アウトされる。この特徴は、ラボテストとデモンストレーションのために与えら れている。次いでプログラムは、次の分の最初の30秒が完了するまで、待ち状 態に戻る。
回復ルーチン254(サブルーチン10600)は、命令ボタン204と206 を操作することによって(サブルーチン10700)、実行モード中いつでも呼 び出せる。命令が要求されると、まず機能スイッチ118がチェックされる。選 択機能が実行であれば、回復ルーチン254が要求される。最初の要求が処理さ れる前に第2の要求がなされると、最初の要求は無視され、回復が再初期設定さ れる。第1のステップでは、要求をPMジクロツク上最も近い1分の半分へ移動 することによって、その要求をサンプリング期間と同期させる。これにより、P l、R2及びP、(第2節参照)の計算が、最悪の場合±15秒ずれる。
回復ルーチンは次のステップを辿る: 1、次の間隔毎に心拍を記録する: 寧30 to 60 sec、 after requestcPt=toLa l beatsX2)傘90 to 120 sec、 after requ est(Pz*total beats X2)* 150 to 180 s ec、 after request(Ps=tota1 beatsX2)2 、If P+ < 90 then 傘5ound alarm (アラーム発生)* flash GREEN ( 緑を点滅)傘goto5 (5へ) 3、If Ps < 120 and P+ Ps > 10 then傘5o und a]arm (アラーム発生)本flash YELLOW for  155econds (黄を15秒間点点滅零goto5 (5へ) 4、 アラームを発して、15秒間赤を点滅5、LEDを前の状態戻し、回復ル ーチンを出るP+ 、Pz及びP、の各値は1分間隔で取られ、回復手順で要求 されるように、回復3分間のうち各後半30秒間でのカウントをそれぞれ表して いる。3つの値全でが得られたところで、回復状態がユーザに与えられる。まず 、聴覚報知が発せられ、次いで該当のLEDが15秒間の間1秒オンと1秒オフ で点滅する。その後、LEDは前の状態にも戻る。回復ルーチンの結果はR32 32ボート108を経て送られ、ダンプメモリ内に記憶される。
実行モードは、機能スイッチを実行から点検またはダンプへと切り換え、命令ボ タン204と206を押すことによって終了できる。プログラムi’J ?11 は、必ず点検モルトムこ入る。Cw位置にあるデモ/ダンプフォーマントスイッ チで実行モードに入ったときは、PM報知のデモンストレーションが行われる。
5秒の間隔で、PMは次の報知シーケンスを辿る:緑−黄一緑一黄一赤。赤のL EDでは、黄回復報知をデモンストレートするため、プログラムは命令ボタン2 04と206の操作を10秒間待つ、緑または黄LEDがオンの状態で命令ボタ ン204と206が操作されるか、あるいは赤回復報知後10秒経過すると、P Mはアイドル状態に戻る。ダンプモード238 (ライン15000から始まる )は、PM作動期間の終了時に、生理的な状態及びPMの性能両方に関する情報 の抽出を可能とする。記憶データを保存するため、ユーザは下記の操作をしなけ ればならない:1、機能スイッチ118で点検またはダンプを選び、実行モード から出る 2、命令ボタン204と206を操作する3、補助バッテリを取り付けるか、あ るいは報知モジュールを取り外さない 4、モニターモジュールを人体から取り外す5、 プリンタまたはコンピュータ 端末をR3232ポート108に接続する 6、機能スイッチ118でダンプを選ぶ7、命令ボタン204と206を操作す る聴覚アラームが発せられ、LEDは黄と赤がオンする(緑はオフ)。データは 270で、所定のフォーマント及び所定のボー速度、つまり1ストツプビツトを 含みパリティを含まない8ビプト/ワードで送られる。受信装置がNON/X0 FFプロトコルをサポートしていないと、バンファのオーバフローのため、結果 が誤伝送されることがある。
交信ポートでのボー速度は、ボー速度スイッチを使って変えられる。この変更は 、ダンプモードへ入った直後有効となる。デモ/ダンプフォーマットスイッチも 、ダンプモードに入ったとき読み取られ、操作される。
基本的に、2種類のデータが存在する。第1は、1分の間隔で記憶される主デー タである。これには、計算した平均値(報知状′態を決めるのに使われる値)が 利用可能なように、7つのMTAも含まれる。(MTA出力は、デモ/ダンプフ ォーマントスイッチで選んだオプションとして省略も可能。)フラグ状態は8桁 の数で、各桁が個々の報知レベルを示す作用変数(ディスク温度及びMTA)を 表している。HRエラシー標は、疑問のある30秒間心拍数値の正味数(QCと 表示)で、質チェックのために使われる。最後のエントリは、バッテリ電圧XI Oである。第2の種類の出力は、レポート時間、回復状態、及び3つの回復心拍 数を与える回復データである。
ダウンロードが終了すると、プログラムは自動的にアイドルモード232に戻る 。ダウンロードは命令ボタン204と206を操作することに劣っても停止でき 、同じくプログラムはアイドルモードに戻る。
活用発展を助けるため、4つの特殊目的ルーチンがPMプログラム内に書き込ま れている。これらのマーチンは末尾に記憶されている。そのルーチンを使うには 、アイドルモードで端末から制JB−A(−A)を送り (入力つまりタイピン グ)し、プログラムを中断しなければならない。この時点で、プログラム制御l がTTRASIGに移る。
ディスク温度の較正ファクタ、スタート時バッテリ電圧の基準、及びシリアル番 号は、“Go TO21000” を実行することによって変えられる。ルーチ ンが、それぞれ1000倍した切片(℃)と勾配(℃/単位)を問い合わせる。
次いで、PM動作に必要な最小値であるパンテリ電圧xlOを問い合わせる。こ れら○値が非揮発性のメモリ内に記憶され、また確認のためプリントアウトされ る。
実行カウンタ及びシリアル番号は、“Go To 21000” を実行するこ とによりて新たな数にリセットできる。PMへの電力を取り除かずにパンテリ寿 命を維持するため、ライン30000の熟睡ルーチンを用いた。これは、PMデ ータを長期間記憶しておくときに有用である。8チャネル全部とバッテリ電圧に 関するA/D変換器の読取値は、ライン31000からの実行をスタートさせる ことによって得られる。これは3秒の間隔で更新する。電源を切って再スタート するか、あるいは“RUN”を実行することによって、制御はPMに戻る。
以上により、熱及び肉体作業ストレス用の新規なパーソナルモニター装置及び方 法が得られたことが、当業者にとっては明かであろう。これは次の3つの新規な 特徴を備えている:第1に、発明の前記目的を達成可能なモニター装置及び方法 で用いるのに特に通した新規な温度センサが得られた。第2に、本方法では心拍 数のパターンを調べるのに、複数の移動時間平均を用いている。
過剰な生理的要求の限界点を示すのに、複数の移動時間平均毎の限界値が使われ る。第3に、−iに受け入れられている心拍数の回復ルーチンが、PM内で自動 作動する。末完パーソナルモニター装置及び方法は、肉体作業及び熱ストレスに 対する生理的な応答を測定し、産業環境内にいるユーザに勧告を与えて、そのユ ーザが生理的なストレスへの露出を報知された方法で制限することを可能とする 。また本モニター装置及び方法では、多くの不適切な警報がユーザに与えられた り、あるいは逆に適切な警報を与えずにユーザが安全限界を越えたりすることが ない。新規な温度センサは、−貫した信頼できる方法で体内温度をモニターする 。
さらに当業者であれば、図示し前述した発明の態様及び詳細において、各種の変 更をなし得ることが明かであろう。例えば、3つのモジュール内のハードウェア を市販の標準的な集積回路で実施したが、特注の集積回路を用い、1つまたは2 つのもっと小さいモジュールとすれば、かなり小型にできる。モジュール及び/ 又はセンサの間で、赤外線あるいは無線による伝送リンクを用いてもよい。この ような伝送リンクを使えば、システムは監視装置へと自動計測伝送することもで きる。各スイッチは、別のユーザインタフェースと置き換えてもよい。センサの 電極は、1つのEKG能動電極を設け、温度センサの電極をEKG受動電極とし ても用いることによって、三極系でなく二極系として実行することも可能である 0本システムは産業目的以外の用途、例えばスポーツ及び/又はリハビリテーシ ョンのトレーニングのためや、生理的データのロガーとしても使える。スポーツ 及びリハビリテーション用の場合、時間につれて変化し、最小と最大両方の警告 を発するプログラムドトレニング管理を与えるようにシステムを変更し、安全限 界を越えずにユーザが運動の所望レベル及びペースを得るようにできる。温度セ ンサは特に体内温度をモニターするのに適した構成として示したが、その他店範 囲の物体の温度をモニターするようにできる。このような変形は、以下の請求範 囲の限定される精神及び範囲内に包含されるものである。
FIG、−10 分遅延 0 最新のHR 4MTA−5終了点 9 MT410終了点 19 MTA−20終了点 29 F−iTA−30終了点 44 MTA−45終了点 59 MTA−60終了点 89 MTA−90終了点 90 MTA−90用の1分前の値 1m@Mall。−1A*Itwal1M N5PC”/” ε71031ユ6  2I際調査報告 USε703116 SA 19921

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ユーザの心拍を示す出力電気信号を生じる心拍数センサ、心拍情報を受け取 るように持続され、所定の時間間隔にわたって生じた心拍信号に対応する心拍情 報を記憶する手段、前述記憶手段から心拍情報を受け取るように接続された情報 処理手段、前記情報処理手段が、所定の時間間隔にわたって増分的に心拍情報を 分析し、所定の時間間隔中における生理的な要求を得て、該得られた生理的な要 求を記憶されている生理的な要求限界と比較するように構成されている、及び前 記記憶されている生理的な要求限界が越えられたとき、ユーザに指示を付与する 手段を備え、前記情報処理手段が前記指示付与手段の作動を制御するように構成 及び接続されている肉体作業及び熱ストレス用パーソナルモニター装置。
  2. 2.ユーザの体温を示す出力電気信号を生じる体温センサを更に備え、前記情報 処理手段が体温出力電気信号に対応する体温情報を受け取るように接続されてお り、さらに前記情報処理手段が体温情報を記憶されている体温限界と比較するよ うに構成されており、更にユーザの体温が記憶されている体温限界を越えたとき 、前記情報処理手段が前記指示付与手段によって指示をユーザに与えるように構 成されている請求の範囲第1項の肉体作業及び熱ストレス用パーソナルモニター 装置。
  3. 3.前記体温センサが、ユーザの皮膚と直接接触するように構成された表面を有 する熱伝導部材と、前記熱伝導部材と熱的に接続され、温度の関数である出力電 気信号を生じる装置と、前記熱伝導部材の残部を取り囲む断熱材製本体とを備え てなる請求の範囲第2項の肉体作業及び熱ストレス用パーソナルモニター装置。
  4. 4.前記熱伝導部材が導電性であり、前記心拍数センサのアース電極としてさら に接続されている請求の範囲第3項の肉体作業及び熱ストレス用パーソナルモニ ター装置。
  5. 5.前記モニター装置が、ユーザの衣服の種類の選択を前記情報処理手段に与え る入力手段を含み、前記情報処理手段がさらに、体温情報との比較のため、ユー ザの衣服の種類の選択に基づいて体温の限界を選定するように構成されている請 求の範囲第2項の肉体作業及び熱ストレス用パーソナルモニター装置。
  6. 6.前記モニター装置が、ユーザの年齢の選択を前記情報処理に与える入力手段 を含み、前記情報処理手段がさらに、ユーザの年齢の選択に基づいて比較のため に記憶される生理的な要求限界を選定するように構成されている請求の範囲第1 項の肉体作業及び熱ストレス用パーソナルモニター装置。
  7. 7.前記モニター装置が動作モードのユーザ選択用入力手段を含み、前記情報処 理手段がさらに、複数の間隔におけるユーザの心拍数を記録し、ユーザが回復モ ードを選択すると、少なくとも最初及び最後の間隔におけるユーザの心拍数を比 較し、該比較結果の指示をユーザへ与えるように構成されている請求の範囲第1 項の肉体作業及び熱ストレス用パーソナルモニター装置。
  8. 8.前記情報処理手段がさらに、最後の間隔におけるユーザの心拍数を所定の限 界と比較し、該比較結果の指示をユーザへ与えるように構成されている請求の範 囲第7項の肉体作業及び熱ストレス用パーソナルモニター装置。
  9. 9.前記情報処理手段が移動時間平均を用いて心拍情報を分析するように構成さ れている請求の範囲第1項の肉体作業及び熱ストレス用パーソナルモニター装置 。
  10. 10.温度を測定すべき物体と直接接触するように構成された表面を有する熱伝 導部材と、前記熱伝導部材と熱的に接続され、温度の関数である出力電気信号を 生じる装置と、前記熱伝導部材の残部を取り囲む断熱材製本体とを備えてなる温 度センサ。
  11. 11.前記断熱材製本体が発砲プラスチックからなる請求の範囲第10項の温度 センサ。
  12. 12.所定の時間間隔にわたって個々人の心拍を測定するステップ、所定の時間 間隔にわたって増分的に心拍情報を分析し、所定の時間間隔中における生理的な 要求を得るステップ、該得られた生理的な要求を所定の生理的な要求限界と比較 するステップ、及び前記所定の生理的な要求限界が越えられたとき、個々人に指 示を付与するステップを含む個々人の熱及び肉体作業ストレスをモニターする方 法。
  13. 13.所定の時間間隔中における個々人の体温を測定するステップ、該測定され た体温を所定の温度限界と比較するステップ、及び測定体温が所定の温度限界を 越えたとき、個々人に指示を付与するステップをさらに含む請求の範囲第12項 の個々人の熱及び肉体作業ストレスをモニターする方法。
  14. 14.ユーザの皮膚と直接接触するように構成された熱伝導部材の表面に個々人 の皮膚を接触させ、前記熱伝導部材の残部を熱絶縁して、前記熱伝導部材の温度 の関数である出力電気信号を発生することによって、体温が測定される請求の範 囲第13項の個々人の熱及び肉体作業ストレスをモニターする方法。
  15. 15.個々人の衣服の種類に基づいて所定の温度限界を選定するステップをさら に含む請求の範囲第13項の個々人の熱及び肉体作業ストレスをモニターする方 法。
  16. 16.個々人の年齢に基づいて生理的な要求限界を選定するステップをさらに含 む請求の範囲第12項の個々人の熱及び肉体作業ストレスをモニターする方法。
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