JPH02500168A - 針保護キャップ付注射器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 針保護キャップ付注射器 本発明は請求の範囲第１項の前文に記載の注射器に関するものである。

公知の注射器（％１Ｏ−Ａ−８６１０３１２６に記載）は、注射器本体とこの注 射器本体へ挿入され注射針を収容する針支持体とから形成されている。さらに注 射器には針支持体と力によりあるいは相補形状により結合され注射器本体の結合 部分と少くとも部分的に相補形状により結合可能な保持装置が設けられている。

注射針には、注射針を包囲し針支持体の領域へ延びる針保護キャップが設けられ ている。針支持体と針保護キャップの注射針先端に関連する端部との間には開放 装置が設けられている。さらに注射器本体と注射針の注射器本体と反対側の端部 との間には注射通路及び（ないしあるいは）注射針通路を閉鎖する閉鎖装置が設 けられている。この閉鎖装置には針保護装置の内部に配置された開放手段が設け られている。

本発明の課題は、簡単に無菌状態で梱包することができ、オリジナリテイ−シー ルが設けられ、それによって無菌状態梱包の開封を即座に識別することができ、 さらに注射器本体内に保持されている溶液がオリジナリテイ−シールの開封前に 注射器本体から流出することを防止することのできる冒頭で述べた種類の注射器 を提供することである。

この発明の課題は、請求の範囲第１項の特徴部分に記載の特徴によって解決され る。この解決法の特別な利点は、開放手段を案内するガイド装置を針支持体の領 域に配置することによって、開放手段が注射器本体に対して可動であるにもかか わらず、たとえば閉鎖装置を貫通するためにこの開放手段を注射器本体に対して 可動にしなければならないような場合でも、注射針を十分かつ秩序に従って保持 できることである。

他の実施例が請求の範囲第２項の特徴部分に記載されている。この実施例ではね じを設けることによって、閉鎖装置を開放するために軸受部分を支持部分に対し て移動させた後であっても、注射針が不用意にゆるんだりあるいは脱は落ちたり することが防止され、さらに回転動作によって同時に注射針の長手方向に延びる 移動成分がもたらされ、この移動成分をたとえばシールディスクなどの閉鎖装置 を貫通するのに利用できるという利点が得られる。

さらに請求項第３項の特徴部分に記載の実施例も可能である。この実施例では注 射針の機能は皮膚あるいは筋肉に刺すときに溶液を投与するためだけでなく、同 時に閉鎖装置を貫通するためにも利用される。シールディスクとして形成された 閉鎖装置に注射針を刺し通した後に、注射器本体内に保持。

されている溶液を直接注射針に供給することができる。

注射器の他の実施例が請求の範囲第４項に記載されている。

それによればこのシールディスクを注射器本体上にかぶせることのできる針保護 キャップの密封にも、移送の間注射器本体を注射針に対して密封するのにも使用 することができる。

好ましくはさらに、請求の範囲第５項に記載の注射器を形成することができる。

それによれば針支持体を２部材として形成することによって、容易に注射器本体 と注射針との間のオリジナリテイ−シールを得ることができる。

また、請求の範囲第６項に記載の実施例も効果的である。

保持装置を支持部分と可動結合することによって、注射器本体に対して確実に規 定された密封を得ることができ、それによって同時にまた針保護キャップ全体を 確実に係止することができる。

さらに請求の範囲第７項に記載の実施例も可能であって、それによれば針保護キ ャップのベース部分からキャップ部分を開放して除去する間に、キャップ部分を 案内することができるので、その際に生じる、ないしは注射器に作用する回転力 及び剪断力によって注射針を曲げるおそれがない。

しかしまた、請求の範囲第８項に記載の実施例も可能であって、それによれば注 射針と注射器本体との間の結合を完全に確立することができ、それによって同時 に軸受部分の注射器本体に対する移動を限定することができる。

本発明の特に好ましい実施例が請求の範囲第９項の特徴部分に記載されている。

それによれば、連動装置を介して開放手段を針保護キャップのたとえばキャップ 部分によって操作することができる。

他の実施例が請求の範囲第１０項に記載されている。それによればキャップ部分 は注射針の軸受部分と回転しないように結合されるが、注射針の長手方向におけ る軸受部分とキャップ部分の相対移動は可能である。

本発明の他の利点は、他の請求の範囲従属項に記載の注射器の実施例によって得 られる。

本発明をさらによく理解できるようにするために、以下において図面に示す実施 例を詳細に説明する。

第１図は針保護キャップと未開封のオリジナリテイ−シールを有する本発明の注 射器の第３図Ｉ−１線に沿った断面図、第２図はオリジナリテイ−シールが開封 され、注射器本体と注射針との間の閉鎖装置が開放されている第４図に示す注射 器の第３図Ｉ−Ｉ線に沿った断面図、第３図は第１図と第２図に側面を示す注射 器の第１図ｍ−■線に沿った断面図である。

第１図〜第３図には注射器１が示されており、この注射器１にはたとえばガラス 製の注射器本体２と注射針３が設けられている。注射針３は針支持体４内に支持 されており、針支持体４は針保護キャップ５に包囲されており、かつ保持装置６ によって注射器本体２と結合されている。針支持体４の端面７と注射器本体２の 前記端面７側でかつ前記端面７と対向する端面８との間には、たとえば薬用ゴム からなるシールディスク１０などの閉鎖装置９が配置されている。針支持体４は 支持部分１１とこの支持部分に対して調節可能な軸受部分１２とから形成されて いる。注射針３が軸受部分１２中へ打ち込まれていることにより、注射針３が軸 受部分１２内に保持されている。しかし注射針３を圧入してもよく、または挿入 して接着してもよい。

軸受部分１２を支持部分１１内で案内して保持するために、両者の間にはガイド 装置１３が配置されており、このガイド装置は図示の実施例においては軸受部分 １２に設けられた雄ねじ１４と支持部分１１内に設けられた雌ねじ１５によって 形成されている。軸受部分１２にはさらにガイド装置１３の外部に配置され開放 端部１６の方向へ延びる突出部１７が設けられている。この突出部１７の、針保 護キャップ５のキャップ部分１８側の表面には連動装置２００凹部１９が形成さ れており、前記連動装置２０の針支持体４側の表面にはさらに連動バー２１が設 けられている。

キャップ部分１８とベース部分２２の間には、開放装置２３を形成する切断領域 ２４が配置されている。針保護キャップ５の切断領域の壁厚は他の領域の壁厚に 比較して薄い。

さらに支持部分１１はシールディスク１０と切断領域２４０間のベース部分２２ と回転しないように結合されており、これは図においては溶接継目として暗示さ れている。この可動結合はたとえば超音波溶接等によって形成することができる 。

しかしまた支持部分１１をベース部分２２内に挿入接着し、あるいは画部分に相 補形のリブを形成してそれによって相対的に回転しないように保持されるように することも可能である。注射針３の長手方向の位置決めは、フィンガー状の爪に よって形成される保持装置６によって行われ、前記保持装置はたとえば同一出願 人のＷ［１−Ａ−８６１０３１２６に記載されている。

また、切断領域２４と針保護キャップ５も前記文献の実施例に従って形成するこ とができる。

さらに第１図〜第３図から明らかなように、注射針３は軸受部分１２の端面２６ を越えて長さ２５にわたって突出している。この長さ２５は支持部分１１のシー ルリング１０側の端部と端面７との間の距離２６′よりも大きい。それによって 軸受部分１２を支持部分１１へ完全にねじ込んだ後に、たとえば薬用ゴム製のシ ールディスクなどの閉鎖装置９を注射針３の先端１６と反対側の後端２７が貫通 することが保証される。

軸受部分１２全体が支持部分１１内にねじ込まれる位置は第２図に明らかに示さ れており、さらに同図からはこの場合に注射針３の端部２７がすでにシールディ スク１０を、したがって薬用ゴムを貫通しており、それによって注射器本体２内 に概略図示されている溶液２８が直接注射針３の注射針通路２９へ流入できるこ とが示されている。

開放装置を形成する破断領域を開放するために、次のような手段が講じられてい る。

注射器１の使用者が注射器を手に取る。このときに注射器本体２と針保護キャッ プ５０ベース部分２２を握る。ベース部分２２を滑らないように握ることができ るようにするために、図に概略的に示されているように、ベース部分２２に長手 方向のリブないし溝を設けてもよい。他方の手で針保護キャップ５のキャップ部 分１８に形成されたヒレ３０を握り、キャップ部分１８をベース部分２２に対し て矢印３１で示すように注射針３の長手軸を中心にねじる。それによって第２図 に概略図示するように、壁３２の破断領域２４が破断さ°れて、その後さらにキ ャップ部分１８を注射針３の端部２７がシールディスク１０を貫通するまで矢印 ３１方向へねじる。

ないしは針保護キャップ５０ベース部分２２のプラスチックは不透明であること が多いので、軸受部分１２の端面２６が支持部分１１に接し、ないしは雌ねじ１ ５が終わるまで、キャップ部分１８を矢印３１方向へねじる。図から明らかなよ うに、このとき軸受部分１２にないし突出部１７が針保護キャップ５のキャップ 部分１８内で矢印３３で示すように連動バー２１に沿って長手方向に移動する。

したがって針保護キャップ５のキャップ部分１８が矢印３１方向にねじられるこ とによって、注射針３が長手方向に移動して、それにより閉鎖装置９を開放する ことができる。

この閉鎖装置９は図示の薬用ゴムからなるシールディスクの代わりに、支持部分 １１を製造する際に支持部分１１の孔３４の領域に形成される膜によって構成す ることができるのはもちろんである。しかしまた例えば、小さ目のシールディス クを型へ挿入して支持部分１１中に直接射出成形することも可能である。いずれ の場合にも閉鎖装置９が同時に注射器本体２と針支持体４の支持部分１１との間 のシール装置を形成すると効果的である。

第３図から明らかなように本実施例においては４本の連動バー２１とそれに応じ てやはり４本の溝状の凹Ｒ１９が設けられている。しかしまた４本の代わりに１ 本だけ、２本、３本あるいはもっと多数のこの種の連動バー２１を設けることが できるのはもちろんである。

同様にして、キャップ部分１８の内側の断面を多角形状に形成し、軸受部分１２ にそれに応じた外側断面を与えることも可能であって、それによってもキャップ 部分１８を矢印３１方向へねじる際に軸受部分１２を連動させることができる。

本発明においては開放手段は注射針３の端部２７と結合された軸受部分１２によ って形成される。開放装置をこのように形成することの利点は、軸受部分１２の 操作を針保護キャップのキャップ部分１８によってではなく、たとえば針保護キ ャップを取り去った後に直接手で握って行う場合にも得られる。

さらに、連動装置２０の形状及び配置を開放装置ないしは軸受部分と支持部分の 間に配置されたガイド装置の特殊な形状とは関係なく設定することも可能である 。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条のｇ） 平成１年１月ｐ日 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １、特許出願の表示 ＰＣＴ／ＡＴ８７１０００３９ ２　発明の名称 針保護キャップ付与ヰ４注射器 ３、特許出願人 住所　オーストリア国、アー−１１６０ビーン、レートテンバンヒャーガセ　１ ５ 氏名　ビックハルト　エバルト ４、代理人 住所　〒１０５東京都港区虎ノ門−丁目８番１ｏ号５、　補正書の提出年月日 １９８８年７月９日 ６、添付書類の目録 補正書の翻訳文　１通 性表千２−５００１６８（５） 明　細　書 一部　、プ　・・ 本発明は請求の範囲第１項の前文に記載の注射器に関する。

公知の注射器（ＷＯ−Ａ−８６１０３１２６に記載）は、注射器本体とこの注射 器本体へ挿入され注射針を収容する針支持体とから形成されている。さらに注射 器には針支持体と力によりあるいは相補形状により結合され注射器本体の結合部 分と少くとも部分的に相補形状により結合可能な保持装置が設けられている。注 射針には、注射針を包囲し針支持体の領域へ延びる針保護キャップが設けられて いる。針支持体と針保護キャップの注射器先端に関連する端部との間には開放装 置が設けられている。さらに注射器本体と注射針の注射器本体と反対側の端部と の間には注射通路及び（ないしあるいは）注射針通路を閉鎖する閉鎖装置が設け られている。この閉鎖装置には針保護装置の内部に配置された開放手段が設けら れている。

他の公知の注射器（ＤＥ−Ａ−２４３４０４６に記載）は注射器本体とこの注射 器本体へ挿入され注射針を収容する針支持体とから形成されている。さらに注射 器には針支持体と力によりあるいは相補形状によって結合され注射器本体の結合 部分と少くとも部分的に相補形状によって結合可能な保持装置が設けられている 。注射針にはこの注射針を包囲し針支持体の領域まで延びる針保護キャップが設 けられている。注射器本体と注射針を収容する針支持体との間には、シールディ スクにょって形成される閉鎖装置が設けられている。軸受部分の雄ねじは支持体 の雌ねじに螺合されており、雄ねじの上には針保護キャップの雌ねじが螺合され ている。針保護キャップと軸受体の間には互いに噛合する連動手段が設けられて いる。支持体と針保護キャップの間ないしは支持体と軸受部分との間のねじは相 補形状に形成されている。針保護キャップをねじって注射器本体から取り去るこ とによって同時に軸受部分が連動手段を介して注射器本体中へねじ込まれ、注射 針の先端と反対側が閉鎖装置を通して注射器本体の内部へ突き刺さる。

それによって、針保護キャップを回動させることによりシールディスクを突き破 ることができる。この場合に互いに反対方向に刻まれたねじを使用することによ って、たとえば注射器の場合のように非常に小さい寸法を有する部材の場合には 、しばしば締め過ぎが生じ、それによって注射器を破壊し、あるいは使用者を傷 つける危険を伴う強引な開放になってしまうという欠点がある。

本発明の課題は、簡単に無菌状態で梱包することができ、オリジナリテイ−シー ルが設けられており、それによって無菌状態梱包の開放を即座に識別することが でき、さらに注射器本体に含まれている溶液がオリジナリテイ−シールの開放前 に注射器本体から流出することのない冒頭で述べた種類の注射器を提供すること である。

この課題は請求の範囲第１項の特徴部分に記載の特徴によって解決される。この 解決法の特別な利点は、針支持体と保持装置ないしベース部分との間の力により がっ相補形状にょる可動結合によって短い行程で注射通路の閉鎖装置を開放しか つオリジナリテイ−の確保を可能にすることである。単一のねじと針保護装置の 一部すなわちキャップ部分を簡単にねじることによってキャップ部分を注射針の 長手方向へ移動させることな（閉鎖装置を開放することができる。しかしそれに もかかわらず、針支持体と保持装置を有する針保護キャップをそれぞれ独自の構 成部材として形成することができ、針支持体は針保護キャップの形成後に針保護 キャップへ挿入することができる。しかしそれにもかかわらず、針保護装置を詩 に破断線を介して開放するときに、したがってキャップ部分を取り去り軸受部分 を針支持体の支持部分へ挿入するときに、支持部分は軸受部分と一緒に回動する ことができず、それによって閉鎖装置の確実な開放と十分な剪断力の行使が保証 される。

この解決法の基礎となるのは次のような驚くべき知識である。すなわちキャップ 部分の位置を維持しながらただキャップ部分を回動させることによって、しかし 注射針に対して平行に長手方向へ移動させることなしに、軸受部分を注射針に平 行に所定距離移動させ、それによって閉鎖装置を開放し同時に軸受部分を注射針 の長手方向に各時点で保持装置に対して正確に位置決めすることができる。さら にこのように形成された注射器によれば、この注射器を時間的に短い間隔で患者 に投与する薬のために使用することができる。第１の使用後にかぶせたキャップ 部分を用いて、すなわち回動させることによって、注射針を注射器本体から取り 除き、次に注射する前にまた注射針を注射器本体へ挿入することができる。この ためには単にキャップ部分を注射針に対して平行に移動させればよく、たとえば ＤＨ−Ａ　２４３４０４６に記載の注射器の場合のように、細かいねじを複雑に 噛み合わせる工程は不要である。

しかしまた、請求の範囲第２項に記載の実施例も効果的である。保持装置を支持 部分と可動結合することによって、針保護キャップを取り去るのに十分な剪断力 が保証される。

シカシまた請求の範囲第３項に記載の実施例も可能であって、それによれば注射 針と注射器本体との結合を完璧に行うコトカでき、したがって同時に軸受部分の 注射器本体に対する移動を限定することができる。

本発明の他の利点は、他の請求の範囲従属項に記載の注射器の実施例によって得 られる。

本発明をさらに理解できるようにするために、以下において図面に示す実施例を 詳細に説明する。

第１図は針保護キャップと未開封のオリジナリテイ−シールを有する本発明の注 射器の第３図１−Ｉ線に沿った断面図、第２図はオリジナリテイ−シールが開封 され、注射器本体と注射針との間の閉鎖装置が開放されている第１図に示す注射 器の第３図１−１線に沿った断面図、第３は第１図と第２図に側面を示す注射器 の第１図ｍ−■線に沿った断面図である。

第１図〜第３図には注射器１が示されており、この注射器１にはたとえばガラス 製の注射器本体１と注射針３が設けられている。注射針３は・・・ 以下、１９８７年７月１３日の元のテキスト５頁に続く請求の範囲 １、注射器本体（６）と、この注射器本体内に挿入され注射針（８）を収容する 針支持体（２，２４）と、針支持体（２，２４）と力によって及び（ないしある いは）相補形状によって結合され注射器本体（６）の結合部分（１６）と少くと も部分的に相補形状によって結合可能な保持装置（１８）と、注射針（８）を包 囲し針支持体（２，２４）の領域まで延びる針保護キャップ（２８）と、針支持 体（２，２４）と針保護キャップ（２８）の針先端（１４）と関連する端部との 間に配置された開放装置（３０）と、注射器本体（６，１６）と注射針（８）の 注射器本体とは反対側端部（１４）との間に配置され注射通路（４０）を閉鎖す る閉鎖装置とを備え、前記閉鎖装置に関連して注射針（８）によって形成される 開放手段（１２゜２４）が設けられ、前記開放手段は針支持体（２，２４）に関 連して設けられたガイド装置（２２，２６）内に移動調節可能に軸承されている 注射器において、 保持装置（６）が針支持体（４）の支持部分（１１）と力によって及び（ないし あるいは）相補形状によって可動結合されており、支持部分（１１）と注射針（ ３）を収容する軸受部分（１２）との間のガイド装Ｒ（１３）が特にねじによっ て形成されていることを特徴とする注射器。

２　支持部分（１１）が針保護キャップ（５）のベース部分（２２）と可動結合 されていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の注射器。

３、支持部分（１１）が針保護キャップ（５）のベース部分（２２）から開放装 置（２３）を介してキャップ部分（１８）の領域まで延びており、開放装置（２ ３）と閉鎖装置（９）との間でベース部分（２２）と支持部分（１１）の間に回 転しない結合が形成されており、支持部分（１１）の注射針（３）の針先端方向 へ連続する領域が回転可能（矢印３１方向）なキャップ部分（１８）を案内する ガイド部分を形成することを特徴とする請求の範囲第１項あるいは第２項に記載 の注射器。

４、注射針（３）の軸受部分（１２）を越えて閉鎖装置（９）の方向へ突出する 長さく２５）が、支持部分（１１）内のガイド装置（１３）の注射器本体（２） 側端部と閉鎖装Ｗ（９）、特にシールディスク（１０）との間の距Ｍ　（２６” ）よりも大きいことを特徴とする請求の範囲第１項から第３項のいずれか１項に 記載の注射器。

５、注射針（３）の軸受部分（１２）を連動させる連動装置（２０）がキャップ 部分（１８）内に配置され、この連動装置が好ましくはキャップ部分（１８）の 軸受部分（１２）側の表面を越えて突出し軸受部分（１２）の溝へ嵌入する連動 バー（２１）によって形成されていることを特徴とする請求項第１項から第４項 のいずれか１項に記載の注射器。

６、連動装置（２０）が針保護キャップ（５）のキャップ部分（１８）によって 形成され、かつ多角形状の内側断面を有し、キャップ部分（１８）に関連してい る軸受部分（１２）がキャップ部分（１８）の内側断面形状にほぼ相当する外側 断面形状を有することを特徴とする請求の範囲第１項から第５項のいずれか１項 に記載の注射器。

特表千２−５００１６８　（７） ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮτＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥＦ ＯＲＴ　ＯＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．注射器本体と、注射針を収容し注射器本体へ挿入される針支持体と、針支持 体と力により及び（ないしあるいは）相補形状により結合され注射器本体の結合 部分と少くとも部分的に相補形状により結合可能な保持装置と、注射針を包囲し 針支持体の領域まで延びる針保護キャップと、針支持体と針保護キャップの針の 先端に関連する端部との間に配置された開放装置と、注射器本体と注射針の注射 器本体とは反対側の端部との間に配置され注射通路を閉鎖する閉鎖装置とを備え たオーストリア特許第（Ａ３６８８／８４）に記載の注射器において、 閉鎖装置（９）に対して設けられた開放手段が、針支持体に対して設けられたガ イド装置（１３）内に移動調節可能に軸承されていることを特徴とする注射器。 ２．ガイド装置（１３）が、保持装置（６）と力により及び（ないし、あるいは ）相補形状により結合される支持部分（１１）と注射針（３）を収容する軸受部 分（１２）との間に配置され、特にねじによって形成されていることを特徴とす る請求の範囲第１項に記載の注射器。 ３．針支持体（４）の領域及び（ないしあるいは）針支持体と注射器本体（２） との間に配置された閉鎖装置（９）を開放する開放手段が注射針（３）によって 形成されていることを特徴とする請求項第１項あるいは第２項に記載の注射器。 ４．閉鎖装置（９）が、針支持体（４）と注射器本体（２）の互いに対向する端 面（７，８）間に挿入されたたとえば薬用ゴムからなるシールディスク（１０） によって形成されていることを特徴とする請求の範囲第１項から第３項のいずれ か１項に記載の注射器。 ５．注射針（３）が軸受部分（１２）中に打入まれあるいは挿入接着されており 、軸受部分（１２）に雄ねじ（１４）が設けられ、軸受部分（１２）の雄ねじ（ １４）に対して支持部分（１１）内に配置された雌ねじ（１５）が設けられてい ることを特徴とする請求の範囲第１項から第４項のいずれか１項に記載の注射器 。 ６．支持部分（１１）が注射器本体（２）に対して設けられた保持装置（６）及 び（ないしあるいは）前記保持装置と結合された針保護キャップ（５）のベース 部分（１２）と可動に結合されていることを特徴とする請求の範囲第１項から第 ５項のいずれか１項に記載の注射器。 ７．支持部分（１１）が針保護キャップ（５）のベース部分（２２）から開放装 置（２３）を介してキャップ部分（１８）の領域まで延びていることを特徴とす る請求の範囲第１項から第６項のいずれか１項に記載の注射器。 ８．軸受部分（１２）を越えて閉鎖装置（９）方向へ突出する注射針の長さ（２ ５）が、支持部分（１１）内のガイド装置（１３）の注射器本体（２）側端部と 閉鎖装置（９）、特にシールディスク（１０）との間の距離（２６′）よりも大 であることを特徴とする請求の範囲第１項から第７項のいずれか１項に記載の注 射器。 ９．開放手段と針保護装置との間に連動装置（２０）が配置されていることを特 徴とする請求の範囲第１項から第８項のいずれか１項に記載の注射器。 １０．注射針（３）の軸受部分（１２）のキャップ部分（１８）側の表面の領域 に溝状の凹部（１９）が形成されており、この凹部に対してキャップ部分（１８ ）の軸受部分（１２）側の表面を越えて突出し前記溝へ嵌入する連動バー（２１ ）が設けられていることを特徴とする請求の範囲第１項から第９項のいずれか１ 項に記載の注射器。 １１．連動装置（２０）が針保護キャップ（５）のキャップ部分（１８）によっ て形成され、かつ多角形状の内側断面を有し、キャップ部分（１８）に関連する 軸受部分（１２）にキャップ部分（１８）の内側断面形状にほぼ相当する外側断 面形状が設けられていることを特徴とする請求の範囲第１項から第１０項のいず れか１項に記載の注射器。 １２．支持部分（１１）が円筒状あるいはやや円錐状に形成され、軸受部分（１ ２）と反対側の端部の領域に環状の突出部が設けられ、軸受部分（１２）と反対 側の端面（７）が注射器本体（２）の端面（８）と対応しており、両端面間に閉 鎖装置（９）として用いられるシールディスク（１０）が配置されていることを 特徴とする請求の範囲第１項から第１１項のいずれか１項に記載の注射器。 １３．ベース部分（２２）の幅狭部が支持部分（１１）の環状の突出部を包囲し ており、ベース部分の幅狭領域と反対側の端部領域にはフィンガー状の爪によっ て形成され注射器本体の溝状の凹部へ嵌入する保持装置（６）が配置されており 、キャップ部分（１８）方向に開放装置（２３）を形成する壁厚の薄い切断領域 （２４）が連続しており、開放装置（２３）と閉鎖装置（９）との間にベース部 分（２２）と支持部分（１１）との回転しない結合が設けられており、支持部分 （１１）の注射針（３）の針の先端方向に連続する領域がキャップ部分（１８） を案内するガイド部分を形成することを特徴とする請求の範囲第１項から第１２ 項のいずれか１項に記載の注射器。