JPH0249681B2 - - Google Patents

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JPH0249681B2
JPH0249681B2 JP58245716A JP24571683A JPH0249681B2 JP H0249681 B2 JPH0249681 B2 JP H0249681B2 JP 58245716 A JP58245716 A JP 58245716A JP 24571683 A JP24571683 A JP 24571683A JP H0249681 B2 JPH0249681 B2 JP H0249681B2
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JP
Japan
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artificial
granules
cavities
synthetic resin
artificial granules
Prior art date
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JP58245716A
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English (en)
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JPS60141210A (ja
Inventor
Hideharu Abe
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、園芸用や造園用などに使用する人工
粒石を、その表面や内部に形成された多数の微細
な空洞を塞ぐことなく、所望色に着色し得る微細
な空洞を有する人工粒石の着色法に関するもので
ある。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
園芸用や造園用の粒石としては沸点や黒耀石の
ようなパーライト構造を有する砕細石が多用され
ている。
このような粒石は原料石を粒状に粉砕し、高温
で加熱焼成して表面や内部に多数の微細な空洞を
形成せしめ、この空洞の存在により保水性や酸素
の吸入性をより高めている。
また、園芸用や造園用の敷石は自然色のまま使
用する場合と、装飾の為着色して使用する場合が
ある。
従来、前記した多数の微細な空洞を有する人工
粒石を装飾用に使用する為美しくするには、この
人工粒石を所望色の顔料入合成樹脂液にまぶして
着色している。
その際人工粒石の微細な空洞が着色被膜によつ
て塞がれてしまい、析角の人工粒石の秀れた特性
が発揮されなくなる。
また、比較的大きな空洞には顔料入合成樹脂液
が流れ込み、空洞を塞ぐという欠点だけでなく、
普通の無空洞粒材を着色する場合に比べ多量の顔
料入合成樹脂液を使用しないと万遍に着色されな
いという欠点がある。
出願人はこのような欠点を解決した多数の微細
な空洞を塞がないで、且つ少量の顔料入合成樹脂
液で人工粒石を着色することに成功した本発明を
完成した。
〔課題を解決するための手段〕
詳述すると次の通りである。
沸石や黒耀石を原料とし、この原料石を粒状に
粉砕し、加熱焼成処理により表面や内部に多数の
微細な空洞を形成せしめた人工粒石を50〜60℃程
度に加熱し、この暖かい人工粒石を所望色の顔料
を混合した合成樹脂液に混合し、混練して人工粒
石を所望色に着色することを特徴とする微細な空
洞を有する人工粒石の着色法。
〔作用〕
本発明は、着色に際して人工粒石を50〜60℃程
度に加熱して置くから人工粒石の微細な空洞に着
色被膜が形成されようとしても、人工粒石が温め
られている為微細な空洞内の空気が熱膨張して空
洞から逃げ出そうとして内圧がかかるから着色被
膜により空洞入口が塞がれることを阻止すると同
時に顔料入合成樹脂液が空洞内に流れ込むことも
阻止れる。
また、空洞内の空気が熱膨張して内圧がかかつ
ているにも拘わらず、着色被膜が形成されたとし
ても空洞内には顔料入合成樹脂液が流れ込んでい
ない為着色被膜で表面のみ塞がれているに過ぎな
いから常温に戻つたときには外気圧が空洞内の気
圧よりも高くなり、着色被膜はその時破れたり、
使用中に破れたりして多数の微細な空洞を保持す
る人工粒石になる。
〔実施例〕
沸石や黒耀石のようなパーライト構造を有する
石を原料とし、この原料石を粒状に粉砕する。
この粒状に粉砕した粉粒石を400〜1100℃程度
のゆつくりした加熱焼成処理により表面や内部に
多数の微細な空洞を形成せしめた人工粒石を形成
する。
この微細な空洞を有する人工粒石は、微細な粉
末に近いものから直径10mm程度の小石状のものま
で多種類用意する。
この微細な空洞を有する人工粒石を50〜60℃程
度に加熱する。
この温かい微細な空洞を有する人工粒石をブル
ー、ピンク、グリーンなどの所望色の顔料を混入
した合成樹脂液に混合し、混練して微細な空洞を
有する人工粒石を所望色に着色する。
合成樹脂液としては接着糊として多用される普
通のエポキシ系合成樹脂液で良い。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のように微細な空洞を有する人
工粒石を加熱して着色する為、空洞内の熱膨張し
た空気により被膜形成が阻害され、空洞入口を塞
がない状態で着色されることになる。
また、顔料入合成樹脂液が空洞内に流入するこ
とも阻止されるから、顔料入合成樹脂液が少量で
足るだけでなく、空洞を塞ぐ着色被膜があつても
その着色被膜は薄いからその後外気圧により破ら
れ、着色された人工粒石にも拘わらず本来の微細
な空洞を多数維持した着色人工粒石となる。
その為この着色人工粒石はそれ自体が持つ特長
である、イオン交換性能や肥効性能や軽量性など
は勿論のこと、微細な空洞による保水性や通気
性、通水性などに秀れる特性をそのまま維持する
ことになり、例えば鉢植の観葉植物の栽培製飾土
や又は園芸用の表面製飾土として軽くて使い易い
上美しい人工粒石となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 沸石や黒耀石を原料とし、この原料石を粒状
    に粉砕し、加熱焼成処理により表面や内部に多数
    の微細な空洞を形成せしめた人工粒石を50〜60℃
    程度に加熱し、この暖かい人工粒石を所望色の顔
    料を混合した合成樹脂液に混合し、混練して人工
    粒石を所望色に着色することを特徴とする微細な
    空洞を有する人工粒石の着色法。
JP58245716A 1983-12-29 1983-12-29 微細な空洞を有する人工粒石の着色法 Granted JPS60141210A (ja)

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JP58245716A JPS60141210A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 微細な空洞を有する人工粒石の着色法

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JP58245716A JPS60141210A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 微細な空洞を有する人工粒石の着色法

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Publication Number Publication Date
JPS60141210A JPS60141210A (ja) 1985-07-26
JPH0249681B2 true JPH0249681B2 (ja) 1990-10-31

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ID=17137733

Family Applications (1)

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JP58245716A Granted JPS60141210A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 微細な空洞を有する人工粒石の着色法

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JP (1) JPS60141210A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02117476A (ja) * 1988-10-25 1990-05-01 Daikyo Webasto Co Ltd 車輌の可動式リヤスポイラー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946722A (ja) * 1972-09-07 1974-05-04
JPS598766A (ja) * 1982-07-06 1984-01-18 Dainichi Seika Kogyo Kk 人工培土

Patent Citations (2)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02117476A (ja) * 1988-10-25 1990-05-01 Daikyo Webasto Co Ltd 車輌の可動式リヤスポイラー

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JPS60141210A (ja) 1985-07-26

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