JPH0249495Y2 - - Google Patents

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JPH0249495Y2
JPH0249495Y2 JP589886U JP589886U JPH0249495Y2 JP H0249495 Y2 JPH0249495 Y2 JP H0249495Y2 JP 589886 U JP589886 U JP 589886U JP 589886 U JP589886 U JP 589886U JP H0249495 Y2 JPH0249495 Y2 JP H0249495Y2
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JP
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radiator
cooling water
tank
water pipes
units
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JP589886U
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JPS62118962U (ja
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、使用条件の苛酷な、たとえば大型建
設機や大型ダンプトラツク等に使用して効果的な
エンジン用ラジエータに関するものである。
(従来の技術) エンジン用ラジエータは、通常、エンドプレー
トとチユーブとの接合個所をはんだ付けしてなる
コアを、上下タンクに、パツキングを介してボル
ト締めして構成されている。
しかし、このようなラジエータを大型の建設機
械やダンプトラツク等に搭載すると、使用時の激
しい振動や衝撃、あるいはねじれ等の外力に対し
て弱く、また冷却水の温度上昇により、チユーブ
の長さが伸びた際、これを吸収することはでき
ず、十分な耐久性を得難たいという問題点があ
る。
この問題点を解決するため、ラジエータを小型
の複数のラジエータユニツトに分割し、これを、
直列あるいは並列に結合して、大容量のラジエー
タを形成し、かつ、各ラジエータユニツトを結合
する冷却水タンクに、ラジエータユニツトの一方
の冷却水の出入口を若干摺動可能に結合して、振
動等の外力に順応させるとともに、損傷時の部分
的な交換修理を容易としたものが提案されている
(たとえば実開昭48−43252号公報及び特願昭60−
60955号参照)。
これらのものにおいて、ラジエータユニツトを
直列に接続するためには、耐振性、耐衝撃性並び
に作業性の向上等の見地から、通常、接続部に中
間タンクが設けられる。
この中間タンクは、例えば、前記特願昭60−
60955号願書に添付されている図面の第1図及び
第2図に明示されている。
しかしこの中間タンクは、価格面において不利
であるとともに、漏洩等の故障時における交換作
業が面倒であり、かつ熱膨張や振動等の吸収性に
おいて、必ずしも十分ではなく、しかもラジエー
タ全体の高さを大とするという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本考案において
は、複数のラジエータユニツトを、互いに平行を
なす複数の冷却水タンクに、直列に水密に連結し
て構成したラジエータであつて、 ラジエータユニツトにおける互いに近接する側
の冷却水管同士を突き合わせ、両冷却水管に、外
向フランジを有する可撓管を嵌合することによ
り、両冷却水管を接続するとともに、前記外向フ
ランジをラジエータ本体の一部もしくは隣り合う
ラジエータユニツトに連結し、かつラジエータユ
ニツトにおける離れている側の冷却水管を、冷却
水タンクに接続してある。
(実施例) 図は、本考案に係るラジエータの一実施例を示
すもので、1は、上下に直列に並ぶラジエータユ
ニツトで、上下対称をなし、コア2の上下にサブ
タンク3,4が接続された、通常の小型ラジエー
タと同様の構成をなしている。
上下対称であるから、以下主として上部のラジ
エータユニツトに関して述べる。
上部ラジエータユニツト1の上部サブタンク3
は、本考案のラジエータの上部タンク5に後述す
るようにして接続され、同じく下部サブタンク4
は、下方のラジエータユニツト1の上部サブタン
ク4と、後述するようにして、互いに接続されて
いる。
すなわち、上部サブタンク3の帽板の中央に
は、冷却水管6が上向突設されるとともに、同じ
く帽板には、外側方の突出する取付板7が、溶接
もしくはろう接されている。
前記冷却水管6を上部タンク5の基板8に穿設
された孔8aに、フランジ付き筒状パツキン9を
介して挿入するとともに、取付板7を基板8の下
面に当着し、ボルトナツト10をもつて基板8に
水密的に締着することにより、上部ラジエータユ
ニツト1は上部タンク5に取付けられている。
下部サブタンク4の帽板の中央には、冷却水管
11が下向突設され、この冷却水管11と、下位
のラジエータユニツト1の上部サブタンク4の帽
板の中央より上向き突設された冷却水管11と
は、同一軸線上で突き合わされ、可撓管12を両
冷却水管11,11に嵌合することにより、両者
は、若干の相対運動可能として連結されている。
可撓管12は、ゴム等よりなり、中央部に外向
フランジ12aを備えるとともに、その両端方向
の外周面に、適数の環溝12bを有し、かつ外向
フランジ12aには、鉄等の硬質板12cが埋設
されている。
環溝12bには、ホースクランプ13をきつく
嵌合することにより、可撓管12は、冷却水管1
1に対して抜止めされている。
上下のタンク5,6の側部同士を連結する側板
14の高さ方向の中間部より内向突設した支片1
4a,14aの間に、前記外向フランジ12aの
一部を挟んでボルトナツト15止めすることによ
り、最外側の上下のラジエータユニツト1,1
は、側板14に連結されている。
隣接する上下のラジエータユニツト1,1同士
は、連結片16の両端を外向フランジ12a,1
2aに重合し、ボルトナツト17止めすることに
より、互いに連結されている。
なお、下部ラジエータユニツト1の下部サブタ
ンク3も、上述したと同様に下部タンク18に連
結されていることは云うまでもない。
従つて本考案によると、各ラジエータユニツト
1は、ラジエータ本体のタンク5,18の基板及
び側板14に対して、かつ相互間に若干の移動が
可能であり、振動や熱膨張を効果的に吸収するこ
とができる。
また、水洩れ時等におけるラジエータユニツト
1の取外し交換が容易であり、かつラジエータ全
高の高さを、中間タンクを有する従来のこの種型
式のものに比して低くしうるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の一実施例の一部を示す縦断正面
図である。 1……ラジエータユニツト、2……コア、3,
4……サブタンク、5……上部タンク、6……冷
却水管、7……取付板、8……基板、8a……
孔、9……筒状パツキン、10……ボルトナツ
ト、11……冷却水管、12……可撓管、12a
……外向フランジ、12b……環溝、12c……
硬質板、13……ホースクランプ、14……側
板、14a……支片、15……ボルトナツト、1
6……連結片、17……ボルトナツト、18……
下部タンク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数のラジエータユニツトを、互いに平行を
    なす複数の冷却水タンクに、直列に水密に連結
    して構成したラジエータであつて、 ラジエータユニツトにおける互いに近接する
    側の冷却水管同士を突き合わせ、両冷却水管
    に、外向フランジを有する可撓管を嵌合するこ
    とにより、両冷却水管を接続するとともに、前
    記外向フランジをラジエータ本体の一部もしく
    は隣り合うラジエータユニツトに連結し、かつ
    ラジエータユニツトにおける離れている側の冷
    却水管を、冷却水タンクに接続してなるラジエ
    ータ。 (2) 可撓管がゴムよりなる実用新案登録請求の範
    囲第(1)項に記載のラジエータ。 (3) 外向フランジに硬質板が埋設されている実用
    新案登録請求の範囲第(1)項又は第(2)項に記載の
    ラジエータ。 (4) 可撓管の外周に、キースクランプを嵌合する
    ための環溝が設けられている実用新案登録請求
    の範囲第(1)項ないし第(3)項のいずれかに記載の
    ラジエータ。
JP589886U 1986-01-21 1986-01-21 Expired JPH0249495Y2 (ja)

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JP589886U JPH0249495Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

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JP589886U JPH0249495Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

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JPS62118962U JPS62118962U (ja) 1987-07-28
JPH0249495Y2 true JPH0249495Y2 (ja) 1990-12-26

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