JPH0249472Y2 - - Google Patents

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JPH0249472Y2
JPH0249472Y2 JP1984077055U JP7705584U JPH0249472Y2 JP H0249472 Y2 JPH0249472 Y2 JP H0249472Y2 JP 1984077055 U JP1984077055 U JP 1984077055U JP 7705584 U JP7705584 U JP 7705584U JP H0249472 Y2 JPH0249472 Y2 JP H0249472Y2
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JP
Japan
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partition plate
damper
duct
sprocket
horizontal
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JP1984077055U
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JPS60189742U (ja
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Air Supply (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ボスラ及びプラント等にあつて、流
体の締切りを行なうために設置するダンパ全般の
技術分野で利用される。
従来の技術 第5図に従来のスライドゲートダンパ構造を示
し、その概要について述べる。図において、bは
ダクト口径、U及びGは天又は地、仕切板7の実
線は全閉時、2点鎖線は全開時を示し、右下方の
大形白抜き矢印は流体に流れを示す。
ボイラのダクト等において、その流体物の流量
調整及び締め切りを行なう場合、流路の途中にダ
ンパを設置するが、特に高い締切り性が必要な場
合には、一般にスライドゲートダンパを採用す
る。
ダクト1の途中に取付けられたダンパ本体2の
外側にダンパボツクス3があり、その先端の駆動
装置4によつて駆動軸5を回転させ、その回転に
そつて仕切板(ゲート)7が上下に作動し、全閉
及び全開状態となる。
考案が解決しようとする問題点 上述のような、水平ダクトにおける従来のスラ
イドゲートダンパは、ダンパボツクス3をダクト
1の上又は下に配置し、仕切板7を垂直方向に作
動させるため、ダクトの上下に鉄骨、配管及び他
のダクト等がある場合は設置できない欠点があつ
た。
また従来の構造そのままで横引きとした場合
は、仕切板7とダンパ本体2の摩擦力が大きく作
動が困難であり、全開時での仕切板7の重量を支
持することが出来ない。
さらに実開昭52−8237号に示される横引きスラ
イドゲートダンパでは、懸吊した仕切板をピニオ
ンで作動させるが、この構造は内部流体が腐食性
のある燃焼ガス又は石炭焚ボイラのように燃焼灰
が含まれる場合、作動不良を起す可能性が非常に
高い。
問題点を解決するための手段 本考案は、上述の問題を解決するを目的とする
ものであつて、水平ダクト内の仕切板を水平方向
に移動させる横引きのスライドゲートダンパ構造
において、前記仕切板を水平方向に案内するレー
ルを設けるとともに、前記仕切板の一方の側端部
の重心高さ位置に駆動用チエーンの一端を接続
し、前記仕切板の他方の側端部の重心高さ位置に
前記駆動用チエーンの他端を接続し、前記駆動用
チエーンを駆動スプロケツトを包含する複数個の
スプロケツトにかけ渡して、前記駆動スプロケツ
トによる駆動により前記仕切板をその開位置およ
び閉位置に作動させるようにしたことを特徴とす
る。
作 用 以上述べた構成によれば、本考案になるダンパ
はほとんどのタイプのダクトにも設置可能であ
り、円滑な全閉及び全開移動により流体の調整が
可能となる。
実施例 第1a図ないし第1c図、第2a図ないし第2
c図及び第3a図ないし第3c図に本考案による
横引きスライドゲートダンパの構造を示す。各図
において、矢印Uは天、Gは地、bはダクト口
径、白抜き矢印は流体の流れ方向、仕切板7で実
線は全閉時、2点鎖線は全開時の位置を示してい
る。
水平ダクト1の途中に取付けられたダンパ本体
2の外側水平方向にダンパボツクス3が形成して
ある。前述の仕切板7は、ダンパ本体2内で水平
ダクト1の口径を全閉する位置とダンパボツクス
3内に収容されて水平ダクト1の口径を全開する
位置との間を水平方向に移動できる。
第1a図ないし第1c図に示す第1の実施例で
は仕切板7はローラ9により下方のレール10上
に乗つて案内されている。仕切板7の一方の側端
部には第1a図によく示されているようにその重
心高さ位置に駆動用チエーン5′の一端を接続し
てあり、この駆動用チエーン5′の他端は仕切板
7の他方の側端部の重心高さ位置に接続してあ
る。駆動用チエーン5′は前記一端から水平に延
び、ダンパボツクス3の外端部に枢装した上部ス
プロケツトおよび下部スプロケツトをめぐり、後
述の調整用スプロケツト16をへて、ダンパボツ
クス3及びダンパ本体2の下縁部に沿つて、すな
わちレール10に沿つて下部スプロケツトをめぐ
り、ダンパ本体2の他端の下部スプロケツトおよ
び上部スプロケツトを介して前述の仕切板7の他
方の側端部の重心高さ位置に接続されているので
ある。
駆動用チエーン5′は移動可能な構造をもつ調
整用スプロケツト16により常に張つた状態にあ
る。すなわち、上記駆動用チエーン5′の伸び代
を考慮して、スプロケツトの溝から外れないよう
に、調整用スプロケツト16の芯棒を上部からス
プリング等で吊り上げておく。
ダンパボツクス側の上部スプロケツトまたは下
部スプロケツトには第1b図に示すように駆動装
置4を取付ける。従つていずれかのスプロケツト
が駆動スプロケツトとなる。
下部に取付けたローラ9でレール10上を走行
する仕切板7は、第1c図に示すようにその上部
を揺れおさえ用のガイド11で案内され、これら
の構成により仕切板7はダンパボツクス3と摩擦
接触することなく、しかもシール性を十分保持し
た上で円滑に水平移動できる。
なお、符号8は仕切板の全開、全閉位置に配設
したストツパを示す。
第2a図ないし第2c図に示す第2の実施例
は、石灰焚ボイラ等の灰の多いダクトに設置する
スライドゲートダンパ構造であつて、第2a図に
示すようにダンパの底面にホツパ13を取付けて
ある。これもレール10の上に仕切板7を乗せる
タイプのダンパであるのでレール支持金物12を
取付けてある。他の構成は第1の実施例と同じで
ある。
第3a図ないし第3c図に示す第3の実施例で
は仕切板7はその上部に設けたローラ9で上方の
レール10に懸垂せしめた懸垂式のものである。
この実施例でも底面にホツパ13を取付けてある
が、この場合には下部にレール支持金物は不要で
ある。他は第1の実施例と同様である。
本考案による横引きスライドゲートダンパを採
用した場合、ダンパボツクスが水平方向に張り出
すため、ダクト軸直角方向に回転モーメントが働
く。その大きさによつてはダクト支持鉄骨よりダ
ンパボツクスの重量を支持する必要もある。
この様な場合は、回転モーメントを小さくする
ため、複数の仕切板をもたせたダンパとする。
第4a図ないし第4c図に本考案による横引き
スライドゲートダンパで仕切板7を分割した場合
の構造を示す。
分割仕切板7a,7bのための補強材18をダ
ンパ中央に設けて、分割仕切板7a,7bを風圧
に対し補強している。
考案の効果 本考案のスライドゲートダンパ構造を採用する
と次の様な効果がある。
(a) ダクトの上下に鉄骨、配管及び他のダクト等
がある水平ダクトにおいても、本考案による横
引きスライドゲートダンパであれば設置可能で
ある。
(b) チエーンとスプロケツトを組合せ仕切板の重
心高さ位置を引張る簡素な構造であるので、た
とえ内部流体が腐食性のある燃焼ガスである場
合又は石灰焚ボイラのように燃焼灰が含まれる
場合でも、作動不良は起りにくい。
(c) 仕切板をレールおよびガイドで案内してお
り、かつ駆動手段としてチエーンを使用してい
るため仕切板を円滑にかつシール性を十分に保
持してスライドさせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1aないし第4c図は本考案に関し、第1a
図は第1の実施例の構成を示す正面図、第1b図
はその右側面図、第1c図はその左側面図、第2
a図はホツパ付の第2の実施例の正面図、第2b
図はその右側面図、第2c図はその左側面図、第
3a図は懸垂型の第3の実施例の正面図、第3b
図はその右側面図、第3c図はその左側面図、第
4a図は第2図のダンパの仕切板を分割した変形
例の正面図、第4b図は右側面図、第4c図は左
側面図、第5図は従来のダンパ構造を示す側面図
である。 1……ダクト、2……ダンパ本体、3……ダン
パボツクス、4……駆動装置、5′……駆動用チ
エーン、7……仕切板、8……ストツパ、9……
ローラ、10……レール、11……ガイド、12
……レール支持金物、13……ホツパ、16……
調整用スプロケツト、18……補強材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平ダクト内の仕切板を水平方向に移動させる
    横引きのスライドゲートダンパ構造において、前
    記仕切板を水平方向に案内するレールを設けると
    ともに、前記仕切板の一方の側端部の重心高さ位
    置に駆動用チエーンの一端を接続し、前記仕切板
    の他方の側端部の重心高さ位置に前記駆動用チエ
    ーンの他端を接続し、前記駆動用チエーンを駆動
    スプロケツトを包含する複数個のスプロケツトに
    かけ渡して、前記駆動スプロケツトによる駆動に
    より前記仕切板をその開位置および閉位置に作動
    させるようにしたことを特徴とする、ダクトのス
    ライドゲートダンパ構造。
JP7705584U 1984-05-28 1984-05-28 ダクトのスライドゲ−トダンパ構造 Granted JPS60189742U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7705584U JPS60189742U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 ダクトのスライドゲ−トダンパ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7705584U JPS60189742U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 ダクトのスライドゲ−トダンパ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60189742U JPS60189742U (ja) 1985-12-16
JPH0249472Y2 true JPH0249472Y2 (ja) 1990-12-26

Family

ID=30619766

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7705584U Granted JPS60189742U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 ダクトのスライドゲ−トダンパ構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528237B2 (ja) * 1973-04-07 1977-03-08

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528237U (ja) * 1975-07-07 1977-01-20
JPS58119032U (ja) * 1982-02-04 1983-08-13 三菱重工業株式会社 ダンパ−装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528237B2 (ja) * 1973-04-07 1977-03-08

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JPS60189742U (ja) 1985-12-16

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