JPH0249470Y2 - - Google Patents

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JPH0249470Y2
JPH0249470Y2 JP8676387U JP8676387U JPH0249470Y2 JP H0249470 Y2 JPH0249470 Y2 JP H0249470Y2 JP 8676387 U JP8676387 U JP 8676387U JP 8676387 U JP8676387 U JP 8676387U JP H0249470 Y2 JPH0249470 Y2 JP H0249470Y2
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fuel
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burner
combustor
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  • Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は液体燃料燃焼装置に関し、特に輻射熱
による室内暖房、熱媒体の循環による床暖房のよ
うに2つの機能を有する液体燃料燃焼装置に関す
る。
(従来の技術) この種の燃焼装置として、本出願人は燃焼器を
2つ備えたものを提案(特願昭61−136055号)し
た。これを図面を用いて簡単に説明する。
第4図,第5図を参照して、床暖房機能を有す
る反射式暖房機100は第1の燃焼器20と第2
の燃焼器30とを備えている。第1の燃焼器20
は暖房用熱交換器40に連結されている。第2の
燃焼器30の上部には床暖房用熱交換器50が連
結されている。床暖房用熱交換器50はジヤケツ
ト構造を有し、その上端は暖房用熱交換器40に
連結されている。図示しない床暖房パネルより戻
つて熱媒体入口51へ導入された熱媒体はジヤケ
ツト内部を流動するうちに加熱され、熱媒体出口
52から出る。暖房用熱交換器40には排気筒4
1が接続されている。
60は熱媒体の循環ポンプで、吸入口61と熱
媒体出口52との間は図示しないゴムホースで接
続され、吐出口62と床暖房パネルとの間に図示
しないゴムホースで接続される。25,25′は
それぞれ第1の燃焼器20,第2の燃焼器30に
燃料油を供給する電磁ポンプで下台111に取付
けられている。
室内暖房時には、電磁ポンプ25により送給さ
れた燃料油が、第1の燃焼器20にて燃焼する。
燃焼ガスは第1の燃焼器20内の放射体を通つて
輻射熱を放熱しながら暖房用熱交換器40に導び
かれ、排気筒41を通して外部に排出される。
一方、床暖房時は、第2の燃焼器30を使用
し、電磁ポンプ25′により燃料油を送給して燃
焼させる。第2の燃焼器30にて燃焼した燃焼ガ
スは、床暖房用熱交換器50に導びから、該床暖
房用熱交換器50にてその内部へのジヤケツト部
を流動する熱媒体と熱交換する。また、燃焼ガス
は暖房用熱交換器40に導かれ、第1の燃焼器2
0から燃焼ガスと混合され、排気筒41を介して
外部に排出される。一方、ジヤケツト部を流動す
る熱媒体は床暖房パネルより床暖房用熱交換器5
0に戻り、燃焼ガスとの熱交換により再び加温さ
れ、熱媒体出口52より排出された後循環ポンプ
60を介して図示しない床暖房パネルに導びかれ
循環される。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、このような燃焼装置では、第1の燃
焼器20,第2の燃焼器30への燃料油供給系統
をどのように構成するかが問題となる。通常、燃
料供給用の電磁ポンプは、燃料油供給に際してバ
ツフアの役目を持つ定油面器と呼ばれるタンクか
ら燃料油をくみ上げて燃焼器に供給する。この定
油面器にはまた、対震消火装置や停電時燃料供給
装置が設置される。
しかし、このような定油面器を2つの電磁ポン
プ25,25′のそれぞれに組み合わせることは、
コスト高、大きな設置スペースを必要とする点で
問題がある。
それ故、本考案の目的は一つの定油面器にコン
パクトに2つの電磁ポンプを組み付けて2つの燃
焼器に安定した燃料油供給を行うことのできる液
体燃料燃焼装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案によれば、第1のバーナによる第1の燃
焼器と第2のバーナによる第2の燃焼器とを備
え、各燃焼器を互いに異なる用途で使用する液体
燃料燃焼装置であつて、液体燃料を液位Lに維持
するための定油面器と前記第1,第2のバーナと
の間にそれぞれ、第1の電磁ポンプ、第2の電磁
ポンプを含む第1,第2の燃料配管を設け、前記
第1の電磁ポンプを出た前記第1の燃料配管は、
前記液位Lより高い位置に立上がつてから該液位
Lより十分低い位置まで立下がつたままで前記第
1のバーナにおける上限液位Lnaxより十分低い箇
所に接続すると共に、前記液位Lより低い位置の
前記第1の燃料配管には前記定油面器内において
前記上限液位Lnaxより低く前記液位Lよりやや高
い液位L1の高さまで延びる第1の戻り管を接続
し、前記第2の電磁ポンプを出た前記第2の燃料
配管は、前記液位Lより高くなるように立上がつ
てから立下がつて前記第2のバーナにおける上限
液位Lnaxより十分低い箇所に接続すると共に、そ
の立下がり部における前記上限液位Lnaxと前記液
位L1との間の位置には前記第1の戻り管を通し
て前記定油面器に戻る第2の戻り管を接続したこ
とを特徴とする液体燃料燃焼装置が得られる。
(実施例) 第1図,第2図を参照して本考案の一実施例を
説明する。
定油面器1内の燃料油は電磁ポンプ25により
第1の燃料配管26を通して第1の燃焼器の第1
のバーナ21に供給される。定油面器1内の燃料
油はまた、電磁ポンプ25′により第2の燃料配
管26′を通して第2の燃焼器の第2のバーナ3
1に供給される。バーナ21,31は、ここでは
いずれもポツト式バーナが用いられる。
第1の燃料配管26は定油面器1の低位置から
燃料油を抜き取り、一旦立上がつてから定油面器
1の液位より低い配管を通つてバーナ21に至
る。逆に、第2の燃料配管26′は定油面器1の
高位置から燃料油を抜き取り、定油面器1の液位
より高い配管を通つて立下がり、バーナ31に至
る。第2の燃料配管26′の立下がり部の途中に
おいては燃料供給が維持できる状態で管が切ら
れ、下側の管にはオーバフローの第2の戻り管2
7′が接続されている。第2の戻り管27′の他端
は第1の燃料配管26に接続されている。第1の
燃料配管26にはまた、定油面器1の底部を貫通
して定油面器1の液位より高い所定位置まで延び
ている第1の戻り管27が接続されている。
第1の戻り管27は電磁ポンプ25で燃料油が
供給されているにもかかわらずバーナ21におい
て着火せず、バーナ21の炎口211からバーナ
外部に燃料油があふれてしまうことを防止するた
めの管である。戻り管27の上端位置L1は、余
裕をもたせてバーナ21内の上限液位Lnaxよりl
だけ低めに合わされる。同時に、戻り管27′は
バーナ31の着火ミス時にバーナ31から燃料油
が漏れ出ることを防止する。なお、バーナ21か
らの戻りの液位L1はバーナ31からの戻りの液
位、すなわち第2の戻り管27′の接続口の高さ
L2よりδだけ低く設定される。このようにして、
バーナ21内の燃料油が液位L1に達するような
ことがあると、燃料油は第1の戻り管27を経由
して定油面器1に戻る。
一方、バーナ31内の燃料油が液位L2に達す
るようなことがあると、燃料油は第2の戻り管2
7′を経由して定油面器1内に戻る。
17は後述する停電時燃料供給用の弁体であ
り、弁杆14が上動するように操作されることで
通路28と第1の燃料配管26との間の穴29を
開とし、定油面器1内の液位とバーナ21内の液
位とのヘツド差圧により燃料油をバーナ21に供
給する。
第2図は対震消火装置と停電時燃料供給装置を
組み付けた定油面器を示す。
燃料弁開閉レバー11は定油面器1の上面に立
設された2枚の支持板12間にピン111を支点
として回動可能に設けられている。燃料弁開閉レ
バー11の先端は二股に分かれ、この二股部に設
けられたピン112を後述するレバー13の第2
のレバー13bと掛合可能としている。燃料弁開
閉レバー11の二股部にはまた第1図において説
明した弁体17開閉用の弁杆14が設けられてい
る。なお、弁杆14は図示しないばねにより下
方、すなわち弁体17を閉とする方向に付勢され
ている。燃料弁開閉レバー11は感震おもり18
との接触を避けるために途中が折り曲げられてい
る。
感震レバー15はピン151を支点として回動
可能に設けられ、地震等の震動を感知して感震お
もり18が倒れると図中反時計方向に回動する。
支持板12の下部には電磁ポンプ25,25′
への電源をオン,オフするためのスイツチ16が
設けられている。
レバー13はスイツチ16を開閉するために水
平方向に延びた第1のレバー13aと、ピン11
2と掛合して燃料弁開閉レバー11を掛止するた
めに垂直方向に延びた第2のレバー13bとを有
する。レバー13はまた、ピン131で回動自在
に軸支され、しかもばね132で図中反時計方向
に付勢されている。第3図をも参照して、第1の
レバー13aには感震レバー15の先端に対応し
た箇所に舌片133aが、スイツチ16の直下に
対応した箇所には舌片133bがそれぞれ設けら
れている。このように、第1のレバー13aは舌
片133bがスイツチ16の接点部を押してスイ
ツチ16を閉とする一方で、ばね132の付勢力
による第3図中上方への回動をスイツチ16で阻
止されている。一方、第2のレバー13bの先端
には三角形状の突部を含む受部134が設けられ
ている。
以下に動作を説明する。
燃焼中、レバー13はばね132により図中反
時計方向に付勢されているが、第1のレバー13
aの舌片133bがスイツチ16を閉とするよう
に押した状態で静止している。
地震等により感震おもり18が倒れると、感震
レバー15は第1図図中反時計方向に回動し、第
1のレバー13aの舌片133bを押下してレバ
ー13を図中時計方向に回動させる。こうして第
1のレバー13aの舌片133bはスイツチ16
から離れ、スイツチ16が開となることにより電
磁ポンプ25,25′への通電が断たれ、燃料供
給が断たれることで消火する。この状態は感震お
もり18がリセツトされるまで継続する。
一方、燃焼中に停電した場合にはすべての電気
機器は停止するので、一旦消火する。しかし、燃
料弁開閉レバー11を押下操作すると、燃料弁開
閉レバー11の先端側は図中時計方向に回動し、
弁杆14を介して弁体17を上動させることによ
り穴29(第1図参照)を開く。同時に、ピン1
12が第2のレバー13bの受部134における
突部を越えて凹部に掛合する。このことにより、
燃料弁開閉レバー11は押下状態にて保持され
る。このようにして、停電状態下でも第1の燃焼
器の燃焼を再開することができる。ここでもし、
感震おもり18が倒れるような地震があると、上
述したのと同じ動作で第2のレバー13bが図中
時計方向に回動する。ところで、燃料弁開閉レバ
ー11の先端側には、弁杆14が常時下方に付勢
されていることにより、図中反時計方向への回動
力が作用している。それ故、第2のレバー13b
による掛止が外れると、燃料弁開閉レバー11は
元の状態に復旧する。このことにより、燃料供給
が断たれて消火する。なお、停電中の燃焼は、強
制通風による燃焼用空気の供給が無いので、自然
通気による燃焼である。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案によれば
一つの定油面器に2つの燃料油供給用の電磁ポン
プを設置し、2つの燃焼器に燃料供給可能とした
ことでコスト低減化、設置スペースの大幅な縮小
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部、すなわち燃料油供給系
統の概略構成図、第2図は本考案による液体燃料
燃焼装置の中の定油面器の斜視図、第3図は第2
図におけるレバー13aと感震レバー15、スイ
ツチ16との関係を感震おもり18側から見た
図、第4図は本考案が適用される液体燃料燃焼装
置の縦断面図、第5図は第4図の−線断面
図。 図中、1は定油面器、20は第1の燃焼器、2
1は第1のバーナ、31は第2のバーナ、25,
25′は電磁ポンプ、26は第1の燃料配管、2
6′は第2の燃料配管、27は第1の戻り管、2
7′は第2の戻り管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1のバーナによる第1の燃焼器と第2のバー
    ナによる第2の燃焼器とを備え、各燃焼器を互い
    に異なる用途で使用する液体燃料燃焼装置であつ
    て、液体燃料を液位Lに維持するための定油面器
    と前記第1,第2のバーナとの間にそれぞれ第1
    の電磁ポンプ、第2の電磁ポンプを含む第1,第
    2の燃料配管を設け、前記第1の電磁ポンプを出
    た前記第1の燃料配管は、前記液位Lより高い位
    置に立上がつてから該液位Lより十分低い位置ま
    で立下がつたままで前記第1のバーナにおける上
    限液位Lnaxより十分低い箇所に接続すると共に、
    前記液位Lより低い位置の前記第1の燃料配管に
    は前記定油面器内において前記上限液位Lnaxより
    低く前記液位Lよりやや高い液位L1の高さまで
    延びる第1の戻り管を接続し、前記第2の電磁ポ
    ンプを出た前記第2の燃料配管は、前記液位Lよ
    り高くなるように立上がつてから立下がつて前記
    第2のバーナにおける上限液位Lnaxより十分低い
    箇所に接続すると共に、その立下がり部における
    前記上限液位Lnaxと前記液位L1との間の位置には
    前記第1の戻り管を通して前記定油面器に戻る第
    2の戻り管を接続したことを特徴とする液体燃料
    燃焼装置。
JP8676387U 1987-06-05 1987-06-05 Expired JPH0249470Y2 (ja)

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JPS63197934U JPS63197934U (ja) 1988-12-20
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