JPH0249393A - 保温用ニット製品 - Google Patents
保温用ニット製品Info
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- JPH0249393A JPH0249393A JP19971688A JP19971688A JPH0249393A JP H0249393 A JPH0249393 A JP H0249393A JP 19971688 A JP19971688 A JP 19971688A JP 19971688 A JP19971688 A JP 19971688A JP H0249393 A JPH0249393 A JP H0249393A
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Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、毛布等の保温用ニット製品の改良に関する。
ここで、保温用ニット製品とは、毛布、電気毛布、座蒲
団、椅子のカバー等、主として保温用に使用されるニッ
ト製品をいう。
団、椅子のカバー等、主として保温用に使用されるニッ
ト製品をいう。
〈従来の技術〉
今日、保温用ニット製品は、発熱用の電気コードを入れ
たり、或いは、遠赤外線を発するセラミックを配したり
して、その保温性を高める改良がなされている。
たり、或いは、遠赤外線を発するセラミックを配したり
して、その保温性を高める改良がなされている。
この保温用ニット製品としては、織生地を利用したもの
と、編生地を利用したものとがあるが、編生地はドレー
プ性や伸縮性等において織生地より優れている。そして
、この保温用の織生地に、電気コード或いはセラミンク
を有する布等の編生地以外の物を付加する場合、次のよ
うになされる。
と、編生地を利用したものとがあるが、編生地はドレー
プ性や伸縮性等において織生地より優れている。そして
、この保温用の織生地に、電気コード或いはセラミンク
を有する布等の編生地以外の物を付加する場合、次のよ
うになされる。
まず、電気毛布の場合には、第7図に示すように、表パ
イル編生地(a)と裏パイル編生地(b)との間に、電
気コード(d)が入った織生地(C)を挿入し、この王
者(a) (b) (C)を縫製したものである。
イル編生地(a)と裏パイル編生地(b)との間に、電
気コード(d)が入った織生地(C)を挿入し、この王
者(a) (b) (C)を縫製したものである。
又、セラミンクを配する場合には、織生地にセラミック
をプリント等により取着し、この織生地を表パイル編生
地と裏パイル編生地との間に挿入して、縫製するもので
ある。
をプリント等により取着し、この織生地を表パイル編生
地と裏パイル編生地との間に挿入して、縫製するもので
ある。
〈発明が解決しようとする課題〉
このように、従来の場合、電気コード或いはセラミンク
を付加するには、別生地の挿入縫製が必要となるため、
次の課題が発生する。
を付加するには、別生地の挿入縫製が必要となるため、
次の課題が発生する。
第1には、別生地を挿入するため、その分、全体の重量
が大きくなり、毛布にあっては、その掛は心地が悪くな
る。
が大きくなり、毛布にあっては、その掛は心地が悪くな
る。
第2には、別生地を挿入するため、編生地製保温布のを
利点であるドレープ性や伸縮性が害される。特に、別生
地を織生地とした場合、その傾向が著しく、その結果、
毛布の掛は心地が一層悪くなる。
利点であるドレープ性や伸縮性が害される。特に、別生
地を織生地とした場合、その傾向が著しく、その結果、
毛布の掛は心地が一層悪くなる。
第3に別生地は、表裏のパイル織生地と異なりドレープ
性や伸縮性がないため、単に三者の周囲を縫製しただけ
では、王者が別々となり、一体感が出難い。そのため、
キルテイングやボンディングにより、王者の中央をも止
めておく必要が生じ、製造工程が多くなる。
性や伸縮性がないため、単に三者の周囲を縫製しただけ
では、王者が別々となり、一体感が出難い。そのため、
キルテイングやボンディングにより、王者の中央をも止
めておく必要が生じ、製造工程が多くなる。
第4に、電気毛布の場合では、電気コードを入れるため
、キルテイングが不可能となり、王者が別々となり易く
、一体感が得られない。
、キルテイングが不可能となり、王者が別々となり易く
、一体感が得られない。
〈課題を解決するための手段〉
そこで本発明は次の毛布等の保温用ニット製品を提供す
ることにより、上記の課題を解決する。この毛布等の保
温用ニット製品は、少なくとも表面側に地組織より突出
したパイル或いはカットパイルを有する編生地と、この
編生地の裏面に配位される電線コード等の長尺状体とか
らなる。そして、この長尺状体の短手方向の両側におい
て地組織に支持されると共にこの両側の支持部分間にお
いて地組織裏面より浮き上がった浮き上がり部分を有す
る袋状組織が、長尺状体の長手方向に並べて形成されて
いる。この袋状組織の空間内に長尺状体が挿通されてな
るものである。
ることにより、上記の課題を解決する。この毛布等の保
温用ニット製品は、少なくとも表面側に地組織より突出
したパイル或いはカットパイルを有する編生地と、この
編生地の裏面に配位される電線コード等の長尺状体とか
らなる。そして、この長尺状体の短手方向の両側におい
て地組織に支持されると共にこの両側の支持部分間にお
いて地組織裏面より浮き上がった浮き上がり部分を有す
る袋状組織が、長尺状体の長手方向に並べて形成されて
いる。この袋状組織の空間内に長尺状体が挿通されてな
るものである。
又、本発明は、遠赤外線を発するセラミックが、上記の
長尺状体に取着されたことを特徴とする毛布等の保温用
ニット製品を提供する。
長尺状体に取着されたことを特徴とする毛布等の保温用
ニット製品を提供する。
さらに、本発明は、上記の毛布等の保温用ニット製品と
、この保温用ニット製品の裏面に配された布とからなり
、保温用ニット製品と布とが両者の周辺において縫着さ
れてなる毛布等の保温用ニット製品を提供する。
、この保温用ニット製品の裏面に配された布とからなり
、保温用ニット製品と布とが両者の周辺において縫着さ
れてなる毛布等の保温用ニット製品を提供する。
本発明において、袋状組織とは、両側が支持部分により
支持された浮き上がり部分が、地組織との間に閉ざされ
た輪状の空間を形成する組織をいう。
支持された浮き上がり部分が、地組織との間に閉ざされ
た輪状の空間を形成する組織をいう。
〈作 用〉
本発明の毛布等の保温用ニット製品にあっては、第3図
に示すように、浮き上がり部分(U)の両側が支持部分
(S) (S)により支持されることによって、浮き上
がり部分(U) と地組織(G) との間に空間(
K)を形成する。そして、この袋状組織は、電気コード
(3)等の長尺状体の長手方向に並べて形成され、これ
らの袋状組織の空間(K)内に、電気コード(3)が順
次通され、これによって、電気コード(3)は、編生地
(1)裏面に支持配設される。
に示すように、浮き上がり部分(U)の両側が支持部分
(S) (S)により支持されることによって、浮き上
がり部分(U) と地組織(G) との間に空間(
K)を形成する。そして、この袋状組織は、電気コード
(3)等の長尺状体の長手方向に並べて形成され、これ
らの袋状組織の空間(K)内に、電気コード(3)が順
次通され、これによって、電気コード(3)は、編生地
(1)裏面に支持配設される。
〈実施例〉
以下図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
第1図は一実施例の電気毛布の路線断面図であり、第2
図は同編地の要部組織図である。
図は同編地の要部組織図である。
この電気毛布は、夫々の表面側にパイル糸03)により
カットパイルを形成した2枚のパイル縦編生地(11(
2)の周囲09を縫製し、その内部に、電気コード(3
)を配してなる。
カットパイルを形成した2枚のパイル縦編生地(11(
2)の周囲09を縫製し、その内部に、電気コード(3
)を配してなる。
まず、裏パイル編生地(2)は、地糸によるj1編と、
挿入糸とによって編成された地組織中に、パイル糸によ
る編目を形成した、従来周知のカットパイル!4m地で
ある。この裏パイル編生地(2)の編成は、ダブルラッ
セル機を用いたカットパイルの常法による編成を行えば
よく、具体例ヲ挙ケれば、マイヤー(Mayer)社製
の5枚の筬を有するダブルラッセル機を用い、中央に位
置する筬によりパイル糸を導き、その両側に配される前
、後計2枚の筬により挿入糸を導き、さらにその両側に
配される前、後計2枚の筬により地糸を導き、中央のパ
イルを挟んでその両側に地組織が形成された属地を編成
する。この編地は、中央のパイルがカンタ−によりカン
トされ、2枚のカットパイル縦編生地が生産されるもの
である。
挿入糸とによって編成された地組織中に、パイル糸によ
る編目を形成した、従来周知のカットパイル!4m地で
ある。この裏パイル編生地(2)の編成は、ダブルラッ
セル機を用いたカットパイルの常法による編成を行えば
よく、具体例ヲ挙ケれば、マイヤー(Mayer)社製
の5枚の筬を有するダブルラッセル機を用い、中央に位
置する筬によりパイル糸を導き、その両側に配される前
、後計2枚の筬により挿入糸を導き、さらにその両側に
配される前、後計2枚の筬により地糸を導き、中央のパ
イルを挟んでその両側に地組織が形成された属地を編成
する。この編地は、中央のパイルがカンタ−によりカン
トされ、2枚のカットパイル縦編生地が生産されるもの
である。
次に、表パイル編生地(1)では、上記カシドパイルl
1m生地に、さらに、裏面に電気コード(3)を挿入す
るための袋状組織が、袋状組織用糸04)により形成さ
れる。この組織を第2図に基づき説明する。図中、0θ
は鎖編をなす地糸、θりは挿入糸を示す。尚、図の繁雑
化を防ぐため、パイル糸の図示は省略した。
1m生地に、さらに、裏面に電気コード(3)を挿入す
るための袋状組織が、袋状組織用糸04)により形成さ
れる。この組織を第2図に基づき説明する。図中、0θ
は鎖編をなす地糸、θりは挿入糸を示す。尚、図の繁雑
化を防ぐため、パイル糸の図示は省略した。
この袋状組織用糸04)は、電気コード(3)の短手方
向(第2図では矢印Cのコース方向に電気コード(3)
が配されるため、その短手方向は矢印Wで示すウェール
方向)の両側において、地組織に繁み込まれることによ
り、支持される。この支持部分(S) の編み込みの編
目は、実施例ではシングルデンビとしたが、鎖編環、他
のm織に変更し得る。
向(第2図では矢印Cのコース方向に電気コード(3)
が配されるため、その短手方向は矢印Wで示すウェール
方向)の両側において、地組織に繁み込まれることによ
り、支持される。この支持部分(S) の編み込みの編
目は、実施例ではシングルデンビとしたが、鎖編環、他
のm織に変更し得る。
この袋状組織用系側は、支持部分(S) (S)間にお
いて、地組織裏面より浮き上がっている。実施例では、
浮き上がり部分(U)の長さを5ウエールとしたが、こ
の長さは、電気コード(3)等の長尺状体の大きさによ
り変更し得る。
いて、地組織裏面より浮き上がっている。実施例では、
浮き上がり部分(U)の長さを5ウエールとしたが、こ
の長さは、電気コード(3)等の長尺状体の大きさによ
り変更し得る。
このように、袋状組織用糸θaは、第3図に示すように
、浮き上がり部分(U)の両側が支持部分(S) (S
)により支持されることによって、浮き上がり部分(U
) と地組織(G) との間に空間(K)を形成す
る。即ち、浮き上がり部分(U) と地組m (G)
とが、内部に空間(K)を有する閉ざされた輪を形
成するものであり、本発明においては、この閉ざされた
輪を形成する組織を袋状組織と称する。
、浮き上がり部分(U)の両側が支持部分(S) (S
)により支持されることによって、浮き上がり部分(U
) と地組織(G) との間に空間(K)を形成す
る。即ち、浮き上がり部分(U) と地組m (G)
とが、内部に空間(K)を有する閉ざされた輪を形
成するものであり、本発明においては、この閉ざされた
輪を形成する組織を袋状組織と称する。
以上の組織からなる表パイル編生地(1)は、前記ダブ
ルラッセル機を用いて生産し得るが、袋状Mi礒用糸θ
4を導くために、2枚の筬をさらに追加して用い、計7
枚の筬を使用する。この袋状m徴用糸04)を導く筬は
、地糸用の筬の外側、即ち最も外側(最前、最後に1枚
づつ)に配すればよいが、これに限るものではない。こ
のダブルラッセル機により、中央のパイルを挟んでその
両側に地組織及び袋状amが形成された編地が編成され
、中央のパイルをカントして2枚の表パイル編生地(1
)が生産され、熱収縮等の処理や染色等が必要に応じて
行われる。
ルラッセル機を用いて生産し得るが、袋状Mi礒用糸θ
4を導くために、2枚の筬をさらに追加して用い、計7
枚の筬を使用する。この袋状m徴用糸04)を導く筬は
、地糸用の筬の外側、即ち最も外側(最前、最後に1枚
づつ)に配すればよいが、これに限るものではない。こ
のダブルラッセル機により、中央のパイルを挟んでその
両側に地組織及び袋状amが形成された編地が編成され
、中央のパイルをカントして2枚の表パイル編生地(1
)が生産され、熱収縮等の処理や染色等が必要に応じて
行われる。
次に、この表パイル編生地(1)裏面の袋状組織の空間
(K)内に、電気コード(3)を順次通していき、これ
により、電気コード(3)を表パイル編生地(1)裏面
に支持配設する。
(K)内に、電気コード(3)を順次通していき、これ
により、電気コード(3)を表パイル編生地(1)裏面
に支持配設する。
この袋状&[l織は、電気コード(3)の長手方向、即
ち、矢印Cのコース方向に、並べて形成される。この実
施例では、2コース毎に1の袋状組織を形成するように
したが、数コースの間隔を置いて、各袋状組織を形成す
るようにしてもよい。
ち、矢印Cのコース方向に、並べて形成される。この実
施例では、2コース毎に1の袋状組織を形成するように
したが、数コースの間隔を置いて、各袋状組織を形成す
るようにしてもよい。
この電気コード(3)のパターンは、第4図に示すよう
に、毛布の場合、足元(L)は密に、胸元(M) は
粗になるように配する等、適宜パターンを採ることがで
きる。
に、毛布の場合、足元(L)は密に、胸元(M) は
粗になるように配する等、適宜パターンを採ることがで
きる。
このように、電気コード(3)を裏面に配した表パイル
編生地(1)は、塩パイル編生地(2)と重ね合わされ
、その周囲0ωが常法により縫着され、電気毛布が完成
する(第1図)。
編生地(1)は、塩パイル編生地(2)と重ね合わされ
、その周囲0ωが常法により縫着され、電気毛布が完成
する(第1図)。
尚、塩パイル編生地(2)に代え、綿布等の他の素材を
利用することもできる。
利用することもできる。
以上の実施例の他、本発明は種々変更して実施可能であ
り、その例を次に挙げる。
り、その例を次に挙げる。
第1に、上記実施例では、電気毛布の発熱用の電気コー
ドを長尺状体として用いたが、これに代え、或いは電気
コードと併用して第5図に示すような、セラミックQυ
を取着した長尺状の布(至)を配設してもよい。このセ
ラミックを存する長尺状の布を毛布に配設する場合にも
、第4図と同様、足元を密に胸元を粗にしたり、或いは
胸元には配設しないようにしたりする等、その配設パタ
ーンは自由に変更できる。又、電気コードと併用する場
合には、電気コードと同じ袋状組織の空間内に通しても
よく、或いは別の袋状組織の空間内に入れてもよい。さ
らに、毛布の表パイル編生地に電気コードを通し、裏パ
イル編生地にも袋状組織を形成してその空間内にセラミ
ックを取着した長尺状の布(2)を通すようにしてもよ
い。又、セラミックは布の他、編組等の他の素材に取着
するようにしてもよい。
ドを長尺状体として用いたが、これに代え、或いは電気
コードと併用して第5図に示すような、セラミックQυ
を取着した長尺状の布(至)を配設してもよい。このセ
ラミックを存する長尺状の布を毛布に配設する場合にも
、第4図と同様、足元を密に胸元を粗にしたり、或いは
胸元には配設しないようにしたりする等、その配設パタ
ーンは自由に変更できる。又、電気コードと併用する場
合には、電気コードと同じ袋状組織の空間内に通しても
よく、或いは別の袋状組織の空間内に入れてもよい。さ
らに、毛布の表パイル編生地に電気コードを通し、裏パ
イル編生地にも袋状組織を形成してその空間内にセラミ
ックを取着した長尺状の布(2)を通すようにしてもよ
い。又、セラミックは布の他、編組等の他の素材に取着
するようにしてもよい。
この池、長尺状体として、形状記憶合金や形状記憶プラ
スチングを用い、所定温度に達すると、毛布を人体に沿
った形状に変化させるようにすることもできる。その他
、毛布の付加価値を高め得る種々の長尺状の物を選択し
て利用できる。
スチングを用い、所定温度に達すると、毛布を人体に沿
った形状に変化させるようにすることもできる。その他
、毛布の付加価値を高め得る種々の長尺状の物を選択し
て利用できる。
第2に、地組織に関しては、鎖編の他、トリコット等地
の組織でもよく、又、パイルは、カットパイルの他、カ
ットをしない通常のパイルループ、或いはこれらに起毛
を施したものであってもよい。
の組織でもよく、又、パイルは、カットパイルの他、カ
ットをしない通常のパイルループ、或いはこれらに起毛
を施したものであってもよい。
第3に袋状組織は、実施例の他、挿入組織の浮き糸効果
を利用し、挿入糸により斜め又はジグザグに糸を浮かせ
て袋状組織をする等、種々変更し得る。又、実施例では
浮き上がり部分を1本の糸により構成したが、2本以上
としてもよく、或いは、浮き上がり部分を編み組織とし
てもよい。
を利用し、挿入糸により斜め又はジグザグに糸を浮かせ
て袋状組織をする等、種々変更し得る。又、実施例では
浮き上がり部分を1本の糸により構成したが、2本以上
としてもよく、或いは、浮き上がり部分を編み組織とし
てもよい。
第4に長尺状体と袋状組織との関係に関しては、電気コ
ード(3)等の長尺状体をコース方向(C)に配する場
合、浮き上がり部分([1)を斜めに配してもよい(第
6図(A)、第6図(B))。電気コード(3)等の長
尺状体をウェール方向(11)に配する場合、浮き上が
り部分(U) はコース方向(C)(第6図(C))
、或いは斜めに配してもよい(第6図(D))、さらに
電気コード(3)等の長尺状体を斜めに配する場合、浮
き上がり部分(11) は、コース方向(C)(第6図
(E))、ウエール方向(−)(第6図(F))、斜め
方向(第5図(G))に配し得る。
ード(3)等の長尺状体をコース方向(C)に配する場
合、浮き上がり部分([1)を斜めに配してもよい(第
6図(A)、第6図(B))。電気コード(3)等の長
尺状体をウェール方向(11)に配する場合、浮き上が
り部分(U) はコース方向(C)(第6図(C))
、或いは斜めに配してもよい(第6図(D))、さらに
電気コード(3)等の長尺状体を斜めに配する場合、浮
き上がり部分(11) は、コース方向(C)(第6図
(E))、ウエール方向(−)(第6図(F))、斜め
方向(第5図(G))に配し得る。
第5に瘍地は横編地でもよ(、その場合、袋状組織は浮
き編等により構成することができる。
き編等により構成することができる。
第6に用途としては、掛毛布、敷毛布バットの他、座蒲
団カバー 自動車のシートカバー等に利用でき、この場
合、裏パイル編生地(2)は用いなくともよく、表パイ
ル編生地をこれらのカバーの形状になし、電気コード等
の長尺状体を配すればよい。
団カバー 自動車のシートカバー等に利用でき、この場
合、裏パイル編生地(2)は用いなくともよく、表パイ
ル編生地をこれらのカバーの形状になし、電気コード等
の長尺状体を配すればよい。
〈発明の効果〉
以上本発明の毛布等の保温用ニット製品にあっては、袋
状組織の空間内に、電気コード等の長尺状体が順次通さ
れ、これによって、長尺状体は、編生地裏面に支持配設
される。
状組織の空間内に、電気コード等の長尺状体が順次通さ
れ、これによって、長尺状体は、編生地裏面に支持配設
される。
このように、本発明では、別生地を使用せずに、直接、
電気コード或いはセラミックを取着した布を、毛布等の
編生地の裏面に配することができる。
電気コード或いはセラミックを取着した布を、毛布等の
編生地の裏面に配することができる。
その結果、請求項1又は3記載の発明にあっては、第1
に、別生地を挿入する必要がないため、その分、全体の
重量が軽くなり、掛は心地の良い毛布等の保温用ニット
製品を提供し得る。
に、別生地を挿入する必要がないため、その分、全体の
重量が軽くなり、掛は心地の良い毛布等の保温用ニット
製品を提供し得る。
第2に、別生地を挿入する必要がないため、編生地の有
利点であるドレープ性や伸縮性が害されることなく、掛
は心地の良い毛布等の保温用ニット製品を提供し得る。
利点であるドレープ性や伸縮性が害されることなく、掛
は心地の良い毛布等の保温用ニット製品を提供し得る。
第3に、表裏のパイル織生地のみから毛布を構成でき、
表裏のパイル織生地の周囲を縫製しただけで、一体感を
出せる。しかも、電気コード等の長尺状体は、袋状組織
によって、編生地裏面に確実に支持され、ずれることも
ない。そのため、キルテイングやボンディングが不要と
なり、製造工程も削減でき、キルテイングが不可能な電
気毛布の場合でも、良好な一体感が得られる。
表裏のパイル織生地の周囲を縫製しただけで、一体感を
出せる。しかも、電気コード等の長尺状体は、袋状組織
によって、編生地裏面に確実に支持され、ずれることも
ない。そのため、キルテイングやボンディングが不要と
なり、製造工程も削減でき、キルテイングが不可能な電
気毛布の場合でも、良好な一体感が得られる。
又、請求項2記載の発明にあっては、上記の効果に加え
、遠赤外線を発するセラミックが長尺状体に取着されて
いるため、このセラミックから発せられる遠赤外線によ
り、保温用ニット製品の保温性を一層高めることができ
る。しかも、この遠赤外線を発するセラミンクを有する
長尺状体の配設パターンは自由に選定でき、より効果的
な保温を無駄無くなすことができる。
、遠赤外線を発するセラミックが長尺状体に取着されて
いるため、このセラミックから発せられる遠赤外線によ
り、保温用ニット製品の保温性を一層高めることができ
る。しかも、この遠赤外線を発するセラミンクを有する
長尺状体の配設パターンは自由に選定でき、より効果的
な保温を無駄無くなすことができる。
以上、本発明は、編生地の有利点を生かしたまま、電気
コードや遠赤外線を発するセラミンクを有する長尺状の
布等の長尺状体を付加して、より効果的な保温をなし得
る保温用ニット製品を提供できたものである。
コードや遠赤外線を発するセラミンクを有する長尺状の
布等の長尺状体を付加して、より効果的な保温をなし得
る保温用ニット製品を提供できたものである。
第1図は一実施例の電気毛布の路線断面図、第2図は同
鳩地の要部組機図、第3図は袋状組織の説明図、第4図
は電気毛布の電気コードの配設パターン説明図、第5図
はセラミックを取着した長尺状の布の説明図、第6図(
A)乃至(G)は夫々長尺状体と袋状組織との関係説明
図、第7図は従来の電気毛布の路線断面図である。 (1)・・・表パイル編生地、(2)・・・裏パイル編
生地、(3)・・・電気コード、(11)・・・!1編
をなす地糸、0り・・・挿入糸、側・・・パイル糸、0
4・・・袋状組織用糸、θつ・・・周囲、Qo・・・セ
ラミック、(至)・・・長尺状の布、(S)・・・支持
部分、(U) ・・・浮き上がり部分、(G)・・・地
組織、 ・・・空間、 ・・・足元、 ・・・胸 j〒4 図 (C)・・・コース方向、 (−)・・・ウニールカ[司 5甲与 図 (1)・・・表バイノl騒生地、 (3)・・・;じへコード、 03)・・・パイル系、 04)・・・袋状組11、量系、 (S)・・・支持部分、 (U)・・・浮ぎ上がり部分、 (G)・・・地組織、 (K)・・・空間 j甲も 図 Qυ・・・セラミンク、122)・・・長尺状の布、j
甲4 図 (3)・・・1V大コード、 (L)・・・足元、 (M)・・・胸元 (C)・・・コース方向、(W)・・・ウェール方同5
F% 図
鳩地の要部組機図、第3図は袋状組織の説明図、第4図
は電気毛布の電気コードの配設パターン説明図、第5図
はセラミックを取着した長尺状の布の説明図、第6図(
A)乃至(G)は夫々長尺状体と袋状組織との関係説明
図、第7図は従来の電気毛布の路線断面図である。 (1)・・・表パイル編生地、(2)・・・裏パイル編
生地、(3)・・・電気コード、(11)・・・!1編
をなす地糸、0り・・・挿入糸、側・・・パイル糸、0
4・・・袋状組織用糸、θつ・・・周囲、Qo・・・セ
ラミック、(至)・・・長尺状の布、(S)・・・支持
部分、(U) ・・・浮き上がり部分、(G)・・・地
組織、 ・・・空間、 ・・・足元、 ・・・胸 j〒4 図 (C)・・・コース方向、 (−)・・・ウニールカ[司 5甲与 図 (1)・・・表バイノl騒生地、 (3)・・・;じへコード、 03)・・・パイル系、 04)・・・袋状組11、量系、 (S)・・・支持部分、 (U)・・・浮ぎ上がり部分、 (G)・・・地組織、 (K)・・・空間 j甲も 図 Qυ・・・セラミンク、122)・・・長尺状の布、j
甲4 図 (3)・・・1V大コード、 (L)・・・足元、 (M)・・・胸元 (C)・・・コース方向、(W)・・・ウェール方同5
F% 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、少なくとも表面側に地組織より突出したパイル或い
はカットパイルを有する編生地と、この編生地の裏面に
配位される電線コード等の長尺状体とからなり、 長尺状体の短手方向の両側において地組織 に支持されると共にこの両側の支持部分間において地組
織裏面より浮き上がった浮き上がり部分を有する袋状組
織を、長尺状体の長手方向に並べて形成し、 この袋状組織の空間内に長尺状体を挿通し てなる毛布等の保温用ニット製品。 2、遠赤外線を発するセラミックが長尺状体に取着され
ていることを特徴とする請求項1記載の毛布等の保温用
ニット製品。 3、請求項1又は2記載の毛布等の保温用ニット製品と
、この保温用ニット製品の裏面に配された布とからなり
、保温用ニット製品と布とが両者の周辺において縫着さ
れてなる毛布等の保温用ニット製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19971688A JPH0249393A (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 保温用ニット製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19971688A JPH0249393A (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 保温用ニット製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0249393A true JPH0249393A (ja) | 1990-02-19 |
Family
ID=16412424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19971688A Pending JPH0249393A (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 保温用ニット製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0249393A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03155088A (ja) * | 1989-11-11 | 1991-07-03 | Terada Keori Kk | 電気毛布用毛布地及び電気毛布 |
JPH0537988U (ja) * | 1991-10-22 | 1993-05-21 | 北澤 勇一 | パイルニツト製品 |
JPH0736811U (ja) * | 1993-12-22 | 1995-07-11 | 哲次 白鳥 | 自動車のシートカバー |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5281733A (en) * | 1975-12-29 | 1977-07-08 | Eldex Lab | Plate with electric heating element |
JPS6127085A (ja) * | 1984-07-14 | 1986-02-06 | 旭化成株式会社 | 導電性布帛材料 |
-
1988
- 1988-08-09 JP JP19971688A patent/JPH0249393A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5281733A (en) * | 1975-12-29 | 1977-07-08 | Eldex Lab | Plate with electric heating element |
JPS6127085A (ja) * | 1984-07-14 | 1986-02-06 | 旭化成株式会社 | 導電性布帛材料 |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
JPH03155088A (ja) * | 1989-11-11 | 1991-07-03 | Terada Keori Kk | 電気毛布用毛布地及び電気毛布 |
JPH0537988U (ja) * | 1991-10-22 | 1993-05-21 | 北澤 勇一 | パイルニツト製品 |
JPH0736811U (ja) * | 1993-12-22 | 1995-07-11 | 哲次 白鳥 | 自動車のシートカバー |
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