JPH0249262Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0249262Y2
JPH0249262Y2 JP11597087U JP11597087U JPH0249262Y2 JP H0249262 Y2 JPH0249262 Y2 JP H0249262Y2 JP 11597087 U JP11597087 U JP 11597087U JP 11597087 U JP11597087 U JP 11597087U JP H0249262 Y2 JPH0249262 Y2 JP H0249262Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
bobbin
optical fiber
sub
main shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11597087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6421173U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11597087U priority Critical patent/JPH0249262Y2/ja
Publication of JPS6421173U publication Critical patent/JPS6421173U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0249262Y2 publication Critical patent/JPH0249262Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ボビンに関する。
(従来の技術) 従来、線材殊に光フアイバは特性試験を、巻取
つたボビン毎に行つている。そのためボビンに巻
かれた光フアイバの巻始端及び巻終端は共に長さ
5〜10m程サンプルチエツク用としていつでも切
断できるようにしておく必要がある。そこで第4
図に示すように、補助作業として光フアイバ10
0を第1の巻取機102に予め巻始端より5〜
10m巻きつけておく。第1の巻取機102によつ
て巻かれた光フアイバ100aは第1の巻取機1
02より外され、第5図に示すようにボビン10
4の一方の端面にテープ106で固定され、ボビ
ン104への巻取作業を行う。
この補助作業のテープ止作業に非常に時間を要
し、また、ボビン104の端面にテープ106で
固定された光フアイバ100aはボビン104が
残りの光フアイバ100を巻き取るべく回転して
いるうちに、ボビン104端面に固定された光フ
アイバ100aの重量と遠心力によりテープ10
6がボビン104端面から剥離してしまい、巻か
れた光フアイバ100aがボビン104から離
れ、解き放たれてしまい、再び巻き直さねばなら
ないという問題点があり、この補助作業の時間の
短縮とテープ止め信頼性を高めるために第6図に
示すように、ボビン110の一方の端面112に
軸線を同じくした延設軸114を設け、予め光フ
アイバ116の巻始端から5〜10mは延設軸11
4に巻き付けておき、その部分をテープ(不図
示)で貼着、もしくは別体に設けられた専用のキ
ヤツプ(不図示)でカバーをして外れないように
したボビンも用いられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の延設軸が設けられたボビ
ンには次のような問題点が有る。
テープによる貼着は、延設軸に予め巻き付けら
れた光フアイバの束が受ける遠心力によつてやは
り剥離し易いという問題点が有る。
また、テープを何ケ所も貼る作業は作業性が悪
いという問題点が有る。
キヤツプを被せる方式においては、キヤツプの
ボビンに対する位置合わせが面倒であり、やはり
作業性を落とす原因となり、さらにキヤツプはボ
ビンと別体に設けられるので、残りの光フアイバ
を巻き付ける際や、運搬途中においてボビンから
外れてしまい、延設軸に巻き付けられた光フアイ
バが解けてしまうという問題点が有る。
従つて、本考案はサンプルチエツク用に巻始端
から所定長の線材を別に巻付けておき、残りの線
材をボビンに巻き付ける作業中および運搬中にも
解けることのないボビンを提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案は次の構成
を備える。
すなわち、線材の先端から所定長さ分だけ、該
線材を外周に巻き付けるための副軸と、一方の端
面に軸線を同じくて前記副軸を出し入れ自在に収
容可能な収容部を有し、外周に前記所定長さ分以
降の線材を巻き付け可能な主軸と、前記副軸が前
記主軸の収容部から抜脱するのを阻止するための
係合手段とを具備することを特徴とする。
(作用) 作用を第1図及び第3図と共に説明する。
線材たる光フアイバ34の巻始端から5〜10m
を副軸24の外周凹部に巻き付けておく。光フア
イバ34が巻き付けられた副軸24は主軸10の
端面に該設された収容部たる無端溝14内に軸線
方向を一致させて嵌入され、係合手段たる突部3
2と係止部20が係合し、副軸24は主軸10の
無端溝14から抜脱を阻止される。
従つて、ボビンの回転中や運搬中に副軸24に
巻き付けられた光フアイバ34が解けるのを防止
することができる。
(実施例) 以下、本考案の好適的な実施例について添付図
面と共に詳述する。
まず構成について説明する。
第1図において、10は主軸であり、適宜な弾
性を有する樹脂で形成され、両端にはフランジ1
2a,12bが設けられている。
14は収容部たる無端溝であり、主軸10の一
方の端面に、主軸10外周と同心円状に刻設され
ている。無端溝14の最奥部には細溝部16が形
成されている。
18はスリツトであり、主軸10の外周に適宜
な間隔をもつて前記無端溝14と連絡するよう複
数設けられており、その平面形状は第2図に示す
とおりであり、スリツト18の一方の端部近傍に
はスリツト18の幅を絞つた係合手段の一部であ
る係止部20が設けられている。
22は透孔であり、主軸10外周に、前記無端
溝14と連絡するよう穿設されている。この透孔
22は線材である光フアイバを挿通させるべく設
けられている。
24は副軸であり、主軸10と軸線を一致させ
て前記無端溝14内に嵌入可能であり、外周には
全周に亘つて凹部26が形成され、その凹部26
の内側起立壁28上端は前記無端溝14の細溝部
16へ挿入可能な案内部30へ連結されている。
副軸24もまた適宜な弾性を有する樹脂で形成さ
れている。案内部30の外周には係合手段の一部
である突部32が突設され、前記スリツト18内
を移動可能になつている。また、突部32は第2
図に示すようにスリツト18の係止部20より奥
(図面上左側)に位置した際には、無端溝14内
の副軸24の動きが阻止される。なお、突部32
がスリツト18内の係止部20より手前(第2図
図面上右側)にある時は副軸24は軸線方向へ距
離Aだけ移動自在である。突部32の数は、スリ
ツト18と同間隔に同数設ければよい。この突部
32のスリツト18内の係止部20を境にしての
移動は突部32が係止部20の弾性力に抗して移
動し、係止部20の間隔を広げることにより可能
となる。
また、副軸24の、主軸10の無端溝14への
嵌入も、両者を弾性変形させて副軸24の突部3
2がスリツト18内へ挿入する。
次に、以上のように構成されたボビンの使用方
法について説明する。
まず副軸24を主軸10より最大引き出し位
置、つまり第2図において突部32がスリツト1
8の先端(図面上最右端)に達する位置まで引き
出す。線材である光フアイバ34の先端を主軸1
0外周側から透孔22を挿通させ、無端溝14内
へ導出し、ボビンを不図示の巻取機等によつて回
転させ、副軸24の外周へ光フアイバを5〜10m
程巻き付ける。
副軸24への巻き付けが完了したら、副軸24
を無端溝14内へ、突部32がスリツト18の係
止部20を変形させて奥へ入るまで押入する。こ
れにより副軸24は無端溝14内に固定されるの
で、残つた光フアイバ34は再びボビンを回転さ
せて、主軸10の外周へ巻き付ける。この間も副
軸24は、突部32とスリツト18の係止部20
と係合しているので無端溝14からは外れること
がないので、副軸24に巻かれた光フアイバ34
の緩みや、巻き付けが解けることも阻止される。
再び副軸24を引き出す場合は、突部32がスリ
ツト18の係止部20から抜け出るよう弾性力に
抗した力で副軸24を外へ引けばよい。その際、
副軸24の外側端面に把持部を設ければ、より扱
かい易くなる。
従つて、光フアイバ等のサンプルチエツクのた
め巻始端側のサンプルが必要になつた時は、主軸
10から副軸24を引き出して、副軸24に巻き
付けられた光フアイバ34を切断してサンプルに
すればよい。
以上、本考案の好適な実施例について種々述べ
て来たが、本考案は上述の実施例に限定されるの
ではなく、考案の精神を逸脱しない範囲で多くの
改変を旋し得るのはもちろんである。
(考案の効果) 本考案に係るボビンを用いると、巻始端から所
定の長さの線材を副軸に巻き付けた後、副軸を主
軸内に収容してしまうので、線材が遠心力や自重
で解けることもない。また、副軸が外れる心配も
ない。また、副軸への線材の巻き付けが完了した
ら単に副軸を主軸内へ押入すればよいので作業性
が従来と比べ遥かによいという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のボビンの部分断面正面図、第
2図はスリツトの平面図、第3図は使用状態を示
したボビンの部分断面正面図、第4図,第5図及
び第6図は従来のボビンの正面図である。 10……主軸、14……無端溝、18……スリ
ツト、20……係止部、24……副軸、26……
凹部、32……突部、34……光フアイバ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 線材の先端から所定長さ分だけ、該線材を外周
    に巻き付けるための副軸と、 一方の端面に軸線を同じくして前記副軸を出し
    入れ自在に収容可能な収容部を有し、外周に前記
    所定長さ分以降の線材を巻き付け可能な主軸と、
    前記副軸が前記主軸の収容部から抜脱するのを阻
    止するための係合手段とを具備することを特徴と
    するボビン。
JP11597087U 1987-07-29 1987-07-29 Expired JPH0249262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11597087U JPH0249262Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11597087U JPH0249262Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6421173U JPS6421173U (ja) 1989-02-02
JPH0249262Y2 true JPH0249262Y2 (ja) 1990-12-25

Family

ID=31358100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11597087U Expired JPH0249262Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0249262Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6421173U (ja) 1989-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2172290C2 (ru) Способ изготовления катушки из гибкого предмета и ее сердечника
US6234418B1 (en) Line storage device
US20070181739A1 (en) Flexible material storage device
JPS63117924A (ja) 光ファイバ保持スプール
US6000209A (en) Method and apparatus for manufacturing SZ-slot type optical fiber cable
US3836090A (en) Long yardage tape core assembly and tape
JPH0249262Y2 (ja)
WO1996019745A3 (en) Magazine and cassette for storage of optical fibres
US3220664A (en) Attaching means for reels
US2615651A (en) Spool having thread fastening means
US4986486A (en) Spool with clip for attaching a web to the spool
JPH10258970A (ja) 光ファイバ巻取装置および収容装置
US4540134A (en) Film core with restrainer
JPH036219Y2 (ja)
JP2013112454A (ja) 線材用リール
JPS5924705Y2 (ja) 電子部品連のパツケ−ジ体
JPH05270742A (ja) リール
CN210366132U (zh) 一种对电池标签纸底纸进行收料的转芯结构
US7314193B1 (en) Spool
US2617609A (en) Device for packaging and dispensing ribbons, tapes, bindings, and the like
JPH0338219Y2 (ja)
GB2347922A (en) A cable reel
US6217227B1 (en) Connecting device for optical fiber cables
JPS5924704Y2 (ja) 電子部品連のパツケ−ジ体
JP3628716B2 (ja) リール