JPH0249153A - 拡散制限膜保持具収容容器 - Google Patents

拡散制限膜保持具収容容器

Info

Publication number
JPH0249153A
JPH0249153A JP63314444A JP31444488A JPH0249153A JP H0249153 A JPH0249153 A JP H0249153A JP 63314444 A JP63314444 A JP 63314444A JP 31444488 A JP31444488 A JP 31444488A JP H0249153 A JPH0249153 A JP H0249153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffusion
limiting membrane
measured
membrane holder
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63314444A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0752170B2 (ja
Inventor
Tatsuhiko Osaka
大阪 達彦
Koichi Yamazaki
山崎 紘一
Hiroshi Terawaki
洋 寺脇
Sadaaki Nakaoka
中岡 貞明
Yoichi Hamada
洋一 浜田
Harumi Tanaka
晴美 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP63314444A priority Critical patent/JPH0752170B2/ja
Priority to US07/358,424 priority patent/US5228972A/en
Priority to EP89121927A priority patent/EP0373413A1/en
Publication of JPH0249153A publication Critical patent/JPH0249153A/ja
Publication of JPH0752170B2 publication Critical patent/JPH0752170B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/4875Details of handling test elements, e.g. dispensing or storage, not specific to a particular test method

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は拡散制限膜保持具収容容器に関し、さらに詳
細にいえば、測定対象物質濃度の測定可能範囲を拡大す
るために使用される拡散制限膜を濃度測定電極の表面に
密着させ、測定後は廃棄する操作を簡素化するための新
規な収容容器に関する。
〈従来の技術〉 従来から非常に複雑な有機化合物、蛋白質等を極めて高
感度に、かつ選択的に検知することができるという特質
に着目して、電極の表面に生理活性物質を固定してなる
酵素電極により上記有機化合物、蛋白質等の測定を行な
うための研究開発が行なわれている。
そして、上記酵素電極を使用して対象物質の測定を行な
う場合には、通常測定対象物質の酸化、還元等を上記生
理活性物質の存在下において行なわせ、生成物質、或は
消失物質の量を測定することにより測定対象物質の濃度
を測定するのであるから、測定可能な濃度の上限が、酸
化、還元等を行なわせる物質、例えば酸素等の存在量に
より制限されることになってしまう。
このような点に着目して、生理活性物質を固定した固定
化酵素膜の表面側に拡散制限膜を取付け、測定対象物質
の透過割合を制限することにより測定限界濃度を高める
試みがなされてい・る。
具体的には、棒状の酵素電極基部に対してねじ止めされ
るキャップに拡散制限膜を取付けておき、キャップのね
じ込みにより自動的に拡散制限膜を固定化酵素膜に密着
させる構成が採用されている。
そして、このような構成を採用することにより、拡散制
限膜が測定対象物質の透過割合を制限し、かなり高い濃
度までの測定を可能とすることができる。また、上記拡
散制限膜は、測定対象溶液に含まれる妨害物質の影響(
例えば妨害物質の付着に起因する拡散制限効果の増大等
)を排除して良好な測定を行なうために、取外し可能と
することが必要であり、キャップによるねじ込み機構が
採用されている。。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記の構成の拡散制限膜保持具を採用した場合には、拡
散制限膜の交換を比較的簡単に行なうことができるので
あるが、酵素電極基部の取付は構造によっては着脱が非
常に困難になるとともに、ねじ込み時の力加減によって
は、固定化酵素膜に対する均一な密着状態を達成するこ
とができなくなってしまうという問題がある。
また、酵素電極基部が小径になり、この結果としてキャ
ップが小さくなると手動操作が非常に困難になり、上記
の問題が一層顕著になるのである。
さらに、拡散制限膜がキャップに装着されているのであ
るから、保管、運搬のために必要とされる空間が嵩むこ
とになるという問題もある。
このような問題点を考慮して、薄板材の所定位置に開口
を形成し、開口の一側を覆うように拡散制限膜を貼着し
た構成の拡散制限膜保持具を採用し、拡散制限膜を固定
化酵素膜に圧接した状態で被検溶液の濃度測定を行なう
ことが考えられるが、薄板材は通常こしがなく、測定対
象物質を含む溶液(以下、測定対象溶液と略称する)の
滴下作業および測定装置本体に対する装着が困難になっ
ててしまうという問題がある。また、上記拡散制限膜は
使用に伴なって目詰り等が発生するので、所定回数の濃
度測定を行なう毎、好ましくは、1回の濃度all定を
行なう毎に廃棄し、新しい拡散制限膜が貼着された薄板
材を使用しなければならないため、必要以上の薄板材が
廃棄されることになり、不経済であるとともに、薄板材
の廃棄および新たな薄板材の取出しが必要になるので、
測定対象物質の濃度測定を行なうための一連の操作が著
しく繁雑化してしまうという問題がある。
操作が繁雑化する点についてさらに詳細に説明すると、 ■ 測定装置本体の電源スィッチを投入し、■ 測定装
置のカバーを開き、 ■ 拡散制限膜が貼着された薄板材の包装を開封して取
出し、 ■ −1定対象溶液を薄板材上に滴下しく 81定対象
溶液が血液の場合には、採血し、次いで薄板材に血液を
点着する)、 ■ 薄板材を測定装置に挿入し、 ■ 挿入した薄板材に貼着された拡散制限膜を濃度測定
用の電極表面に密着させ、この状態で測定対象物質の濃
度を測定する。
■ その後、拡散制限膜の電極表面に対する密着状態を
解除し、 ■ 薄板材を測定装置から抜取り、 ■ 測定装置のカバーを閉じ、 [相] 抜取った薄板材を廃棄し、 ■ 測定装置の電源スィッチを開放する。
という一連の操作が必要になるのであり、しかも部分的
には操作が困難な箇所もあるので、濃度測定作業が全体
として著しく繁雑化することになる。
また、以上には濃度が既知の標準液に基く較正作業には
全く触れていないのであるから、実際には較正作業が必
要になることに伴なって必要な作業が一層繁雑化してし
まうことになる。
尚、以上は、酵素電極を用いて測定対象物質の濃度を測
定する場合についてのみ説明したが、酵素電極以外の電
極を用いて測定対象物質の濃度を測定する場合にも同様
な問題が生じる。
〈発明の目的〉 この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
拡散制限膜の着脱操作、廃棄操作を著しく簡素化するこ
とができる拡散制限膜保持具収容容器を提供することを
目的としている。
く課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、第1の発明の拡散制限膜
保持具収容容器は、全体が狭幅の収容室を有するケーシ
ングの所定位置に測定対象溶液滴下用の開口および濃度
測定電極挿通孔を有しているとともに、円板状の拡散制
限膜保持具を回転可能に支持する回転支持部を有してい
る。
また、第2の発明は、全体が拡散制限膜保持具を複数枚
積層状態で収容し得る収容室を有するケーシングの所定
位置に拡散制限膜保持具を1枚だけ送出す開口を有して
いるとともに、開口と正対する拡散制限膜保持具を開口
に向かってスライドさせる送出し機構を有している。但
し、送り出し機構はケーシングに内蔵されていてもよく
、またはケーシングの外部に別個に設けられていてもよ
い。そして、好ましくは拡散制限膜保持具を開口と正対
する位置に向かつて付勢しであることが好ましい。
さらに、第3の発明は、ロール状の拡散制限膜保持具を
順次巻取る巻取室と、ロール状の拡散制限膜保持具を順
次送り出す供給室と、巻取室と供給室とを連結するブリ
ッジ部とを有しているとともに、ブリッジ部が、拡散制
限膜保持具に形成された測定対象物質透過孔への点着を
行なわせるための開口を有している。
但し、上記ブリッジ部としては、薄板の測定対象物質透
過孔を2つ以上位置させ得る長さであることが好ましい
また、上記点着用の開口が、ブリッジ部の供給室寄り所
定位置に形成されていることが好ましい。
さらに、供給室および巻取室が共に回転係合機構を有し
ていることが好ましい。
さらには、ロール状の薄板の測定対象物質透過孔同士の
間に濃度aj定定電電極電極保存液収容部との接触を許
容する貫通孔が形成されてなる拡散制限膜保持具を収容
するための容器であって、ブリッジ部が濃度測定用電極
の通過を許容する開口をも有していることが好ましい。
く作用〉 以上の構成の第1の発明の拡散制限膜保持具収容容器で
あれば、測定対象物質の拡散を制限する使い捨ての拡散
制限膜が円板状の薄板の所定位置に形成された複数個の
測定対象物質透過孔を覆うように装着された拡散制限膜
保持具をケーシング内に回転可能に収容しておいて、ケ
ーシングに形成された測定対象溶液滴下用の開口を通し
て拡散制限膜上に測定対象溶液を滴下し、濃度測定電極
挿通孔を通して濃度測定電極と拡散制限膜とを密着させ
ることにより測定対象物質濃度を測定することができる
。そして、円板状の薄板を所定角度だけ回転させて新た
な拡散制限膜を開口と正対させ、上記と同様にして再び
測定対象物質濃度を測定することができる。以下同様に
して多数回の測定対象物質濃度の測定を行なうことがで
き、薄板に装着された全ての拡散制限膜を用いて測定対
象物質濃度の測定を行なった後は、薄板をケーシングか
ら取出して廃棄し、またはケーシングごと薄板を廃棄す
ることができる。したがって、拡散制限膜保持具を交換
することなく複数回の測定対象物質濃度の測定を行なう
ことができるとともに、拡散制限膜保持具収容状態にお
ける全体としての厚みを小さくすることができる。
以上の構成の第2の発明の拡散制限膜保持具収容容器で
あれば、測定対象物質の拡散を制限する使い捨ての拡散
制限膜がプレート状の薄板の所定位置に形成された1個
の測定・対象物質透過孔を覆うように装着された拡散制
限膜保持具を複数枚積層状態でケーシング内に収容して
おいて、送出し機構により拡散制限膜保持具を1枚だけ
開口を通して送出し、拡散制限膜が濃度測定電極に密着
するように拡散制限膜保持具を装着してから拡散制限膜
上に測定対象溶液を滴下することにより測定対象物質濃
度を測定することができる。そして、濃度測定が行なわ
れた後は、上記薄板のみを廃棄し、次の薄板をケーシン
グから送り出すことにより再び測定対象物質濃度を行な
うことができる。
したがって、拡散制限膜保持具収容容器全体としての構
成を余り複雑化することなく、多数枚の拡散制限膜を保
持することができ、しかも、拡散制限膜の取出しを簡単
に行なうことができる。
以上の構成の第3の発明の拡散制限膜保持具収容容器で
あれば、測定対象物質の拡散を制限する使い捨ての拡散
制限膜がロール状の薄板の所定位置に形成された複数個
のa11定対象物質透過孔を覆うように装着されてなる
拡散制限膜保持具の大部分を供給室に収容し、残部をブ
リッジ部および巻取室に収容しておいて、ブリッジ部に
形成されたill定対象溶液滴下用の開口拡散制限膜上
に測定対象溶液を滴下し、次いで、拡散制限膜保持具を
巻取室に向かって所定距離だけ送り、濃度測定電極挿通
孔を通して濃度測定電極と拡散制限膜とを密着させるこ
とにより測定対象物質濃度を測定することができる。そ
して、拡散制限膜保持具を所定距離だけ搬送して新たな
拡散制限膜を開口と正対させ、上記と同様にして再び測
定対象物質濃度を測定することができる。以下同様にし
て多数回の測定対象物質濃度の測定を行なうことができ
、薄板に装着された全ての拡散制限膜を用いて測定対象
物質濃度の測定を行なった後は、容器ごと薄板を廃棄す
ることができる。したがって、拡散制限膜保持具を交換
することなく複数回の測定対象物質濃度の測定を行なう
ことができるとともに、供給室および巻取室の大きさを
変化させるだけで、全体的なサイズを余り変化させるこ
となく、収容される拡散制限膜の数を簡単に変化させる
ことができる。
そして、上記ブリッジ部が拡散制限膜保持具の測定対象
物質透過孔を2つ以上位置させ得る長さである場合には
、拡散制限膜保持具を送ることなく較正用の標準液およ
び測定対象溶液を滴下することができ、全体として操作
を一層簡素化することができる。
また、上記点着用の開口が、ブリッジ部の供給室寄り所
定位置に形成されている場合には、濃度測定電極近傍の
形状を自由に定めることができ、形状の如何に拘らず測
定対象溶液の滴下作業を簡単に、かつ確実に行なうこと
ができる。
さらに、供給室および巻取室が共に回転係合機構を有し
ている場合には、拡散制限膜保持工具を巻取室に向かっ
て送る状態と供給室に向かって戻す状態とを選択するこ
とができるので、較正用標準液に基づく濃度測定および
測定対象溶液に基づく濃度測定を連続して行なう場合に
おける6液の滴下位置を自由に設定することができ、ひ
いては測定対象溶液の滴下位置を変化させることなく上
記連続濃度測定を行なうことができる。
さらには、ロール状の薄板の測定対象物質透過孔同士の
間に濃度測定用電極と電極保存液収容部との接触を許容
する貫通孔が形成されてなる拡散制限膜保持具を収容す
るための容器であって、ブリッジ部が濃度測定用電極の
通過を許容する開口をも有している場合には、濃度測定
電極の上昇距離を変化させるだけで、拡散制限膜に密着
する測定可能状態と拡散制限膜を通過して電極保存液収
容部等に接触する状態とを簡単に選択することができる
。この結果、濃度CI定装置の構成を簡素化することが
できる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの発明の拡散制限膜保持具収容容器の一実施
例を示す斜視図、第2図は内部機構を示す斜視図、第3
図は背面斜視図であり、薄型のケーシング(1)の内部
に、拡散制限膜(3)が貼着された円板(2)を回転可
能に収容している。
さらに詳細に説明すると、上記円板(2)は測定対象溶
液に対して耐性を有するものであり、周縁寄り所定位置
に等間隔で複数個の測定対象物質透過孔(4)が形成さ
れているとともに、周縁部に、測定対象物質透過孔同士
の間隔に対応する間隔で回転送り用の凹所(5)が形成
されている。そして、上記各測定対象物質透過孔(4)
を覆うように拡散制限膜(3)が貼着されている。この
拡散制限膜(3)は血球等の妨害物質の分離を主機能と
するもの、例えば微小孔を多数有するポリカーボネート
膜等であり、後述する濃度測定電極(15)に測定対象
物質の透過を制限する拡散制限膜が装着されている場合
に、濃度測定電極(15)に装着された拡散制限膜の目
詰りを阻止することができる。但し、上記拡散制限膜(
3)として測定対象物質の透過を制限し得るもの、を使
用し、濃度測定電極(15)には拡散制限膜を装着しな
い構成を採用するすることもできるが、妨害物質による
目詰りに起因する測定精度の低下を排除するためには、
妨害物質の分離を主機能とする拡散制限膜(3)を円板
(2)に貼着し、測定対象物質の透過を制限する拡散制
限膜を濃度測定電極(13)に装着することが好ましい
上記ケーシング(1)は、上記円板(2)を回転可能に
収容するための回転支持軸(12)を有しているととも
に、円板(2)の所定位置に滴下された測定対象溶液の
付着を防止し得る内部空間を有しており、しかも、円板
(2)の何れかの測定対象物質透過孔(4)と正対する
ケーシング表面の所定位置に測定対象溶液滴下用の開口
(6)が形成されているとともに、上記7ipJ定対象
物質透過孔(4)が1回分の送り角度だけ回転送りされ
た位置と正対するケーシング裏面の所定位置に濃度測定
電極挿通孔(7)が形成されている。また、ケーシング
(1)の所定位置に円板(2)と平行な貫通孔8)が形
成されており、ケーシング(1)を濃度測定装置本体(
13)に装着することにより、送り軸(14)が貫通孔
(8)を通して上記凹所(5)と係合し、円板(2)を
所定角度だけ回転させることができるようにしている。
さらに、ケーシング表面の所定位置に窓孔(9)が形成
されており、円板■の所定位置に表示された数量表示0
0)を外部から確認し得るようにしている。さらにまた
、測定対象溶液滴下位置よりも下流の所定位置に余剰の
測定対象溶液を拭き取るための拭き取り部材(11)が
設けられている。
第4図は濃度測定装置の構成を概略的に示す斜視図であ
り、濃度nJ定装置本体(13)の所定位置に濃度JI
IJ定電極(15)が装着されているとともに、ケーシ
ング(1)を装着するための、上下方向回動可能な装着
ガイド部材(16)が装着されており、しかも、装着ガ
イド部材(16)の内奥部に送り軸(14)が装着され
ている。尚、図示していないが、装着ガイド部材(16
)を上方回動位置および下方回動位置に選択的に保持す
るためのロック機構が測定装置本体の内部に装着されて
いる。また、上記濃度測定電極(15)としては測定対
象物質の種類に対応させて種々の構成のものが使用可能
であるが、例えば、グルコース濃度をn+定する場合で
あれば、白金および銀からなる下地電極の表面に少なく
ともグルコースオキシダーゼ固定膜を装着した構成のも
のを使用すればよい。
上記の構成の拡散制限膜保持具を使用して血糖値を測定
する場合の操作は次のとおりである。
ケーシング(1)の開口(6)を通して血液を拡散制限
膜(3)に点着し、そのままケーシング(1)を装着ガ
イド部材(16)に装着して装着ガイド部材(16)を
下方回動させればよく、以下のようにして血糖値の測定
を行なうことができる。
即ち、ケーシング(1)を装着ガイド部材(16)に装
着する場合には、送り軸(14)が貫通孔口)を通して
ケーシング(1)の内部にまで侵入し、何れかの凹所(
5)と係合するので、回転支持軸(12)を軸として円
板(2)を回転させることができる。そして、円板(2
)の回転量は、測定対象物質透過孔(4)の間隔に対応
して予め定められているのであるから、拭き取り部材(
11)により余剰血液が拭き取られた状態で濃度測定電
極挿通孔(7)に正対する状態にまで自動的に回転送り
させられる。
したがって、装着ガイド部材(16)を下方に回動させ
ることにより、血液が点着された拡散制限膜(3)を濃
度測定電極(15)に密着させることができ、拡散が制
限されることによりグルコース濃度が低く抑制された状
態に基いて血糖値の測定を行なうことができる。
その後は、装着ガイド部材(I6)を上方回動させるこ
とによりケーシング(1)を濃度JIIJ定電極(I5
)から離し、そのままケーシング(1)を抜取ればよく
、次の拡散制限膜(3)が開口(6)と正対しているの
で、上記の一連の操作を反復することにより再び血糖値
の測定を行なうことができる。
そして、全ての拡散制限膜(3)を使用して血糖値の測
定を行なった後は、円板(2)のみを廃棄してもよいが
、ケーシング(1)も共に廃棄すれば、廃棄作業が簡素
化されるとともに、病原菌等に起因する感染事故の発生
を防止することができるので好ましい。
以上の説明から明らかなように、円板(2および拡散制
限膜(3)の厚みが著しく薄くても、濃度nj定装置本
体に対する装着、取外しを行なう場合には、機械的強度
等が優れているケーシング(1)を持って必要な操作を
行なえばよいのであるから、操作性を著しく高めること
ができる。また、窓孔(9)を通して円板(2)の所定
位置に表示された数量表示00)を外部から確認するこ
とができるので、1回使用した拡散制限M(3)を再度
使用するという不都合を確実に防止することができると
きもに、拭き取り部材(11)により点着された血液を
拭き取るようにしているので、拡散制限膜上に残留し乾
燥して粉体化した血液により円板(z1拡散制限膜(3
)等が汚されてしまうという不都合を確実に防止するこ
とができる。そして、拭き取り部材(11)に消毒液を
含ませておけば、拭き取フた血液が腐敗してしまうとい
う不都合を確実に防止することができる。さらに、血液
を点着するための開口(6)と濃度測定電極挿通孔(7
)とが正対していないのであるから、点着動作遂行中に
おいて拡散制限膜(3)を通して濃度測定電極(15)
と指等が接触することを防止し、特別に感染防止機構を
設けることなく、病原菌等による感染事故の発生を未然
に防止することができる。
また、上記実施例においては、濃度測定電極(15)の
表面に拡散制限膜を装着しておらず、円板(2)に貼着
した拡散制限膜(3)のみによって所期の拡散制限効果
を達成するようにしているが、濃度&llI定電極(1
5)の表面に拡散制限効果が高い拡散制限膜を装着して
おくとともに、円板(2)に比較的拡散制限効果が低く
、血球のように粒径が大きい妨害物質の透過阻止効果が
高い拡散制限膜(3)を貼着しておくことが好ましく、
全体としての拡散制限効果のばらつきを大巾に抑制し、
しかも妨害物質の透過を確実に阻止して高精度に血糖値
測定を行なうことができる。
さらに、ケーシング(1)は比較的機械的強度が大きい
ので、ケーシング(1)の挿脱に追従させて濃度測定電
極(15)を昇降させる構成を採用することができ、こ
のような構成を採用すれば、血糖値の測定を行なうため
に必要な手動操作を減少させることができる。
さらには、ケーシング(1)の所定位置にバーコード等
の識別表示を施し、または接点等を設けることにより、
所期の拡散制限効果を有する拡散制限膜のみによる血糖
値測定動作を行なわせるようにすることもできる。
尚、上記円板(2)に形成された複数個の測定対象物質
透過孔(4)を覆うように貼着される拡散制限膜(3)
としては、円板(2)と同一形状の1枚の大きな膜であ
ってもよく、この場合にも、膜全体として拡散制限膜と
して機能するのではなく、測定対象物質透過孔(4)に
正対する部分のみが拡散制限膜として機能するのである
から、ケーシング(1)の内部には複数枚の拡散制限膜
(3)が収容されていることになる。
〈実施例2〉 第5図は拡散制限膜保持具収容容器の他の実施例を示す
要部概略図であり、上記実施例と異なる点は、円板(2
の中央に歯車(17)が一体的に設けられている点およ
び上記送り軸(14)により所定角度だけ回転させられ
、上記歯車(17)を上記測定対象物質透過孔(4)の
間隔に対応する角度だけ回転させる歯車(18)が設け
られている点のみである。
したがって、この実施例の場合にも、装着ガイド部材(
16)にケーシング(1)を装着するだけで、送り軸(
14)により歯車(18)を所定角度だけ回転させ、ひ
いては歯車(17)と共に円板口を所定角度だけ回転さ
せることができるので、開口(6)を通して血液が点着
された拡散制限膜(3)が濃度測定電極挿通孔(7)と
正対する位置まで移動させられる。
この結果、上記実施例と同じ手動操作を行なうだけで、
順次必要回数の血糖値測定動作を行なわせることができ
る。
尚、この実施例においては、円板(2)の中央に歯車(
I7)を一体的に設けているが、円板(2)がある程度
の厚みを有している場合には、円板(2)の周縁部に歯
車(18)と噛合う歯を形成してもよく、上記と同様の
作用を達成することができる。
また、上記前れの実施例においても、ケーシング(1)
の装着動作に追従して自動的に円板(2)を回転送りす
るようにしているが、円板(2)の回転送りを手動操作
により行なわせるように構成することもできる。
〈実施例3〉 第6図Aは拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実施
例を示す概略斜視図であり、上記実施例と異なる点は、
ケーシング(1)の端部所定位置を切り欠いて開口(6
)および濃度測定電極挿通孔(7)を正対させた点、ケ
ーシング(1)の中央部に円板状の拡散制限膜保持具を
回転駆動するための軸(1b)を挿通ずる孔(la)を
形成した点および歯車(17)(18)を省略した点の
みである。尚、収容される円板(2)には凹所(5)が
形成されていない。
第6図Bは拡散制限膜保持具収容容器を濃度測定装置本
体に組込んだままで複数回の濃度測定を行なう例を示す
斜視図、同図Cは同上縦断面図であり、開口(6)を覆
うカバー(6a)が開閉可能に設けられているとともに
、濃度測定装置本体(13)の所定位置に電極保存液収
容部材(31)が設けられており、しかも濃度測定装置
本体(13)の所定位置に上記軸(1b)が設けられて
いるとともに、軸(lb)を回転駆動するための駆動源
(図示せず)が設けられている。そして、濃度測定電極
(15)が濃度測定電極挿通孔q)と電極保存液収容部
材(31)との間を往復動可能に設けられている。さら
に、スイッチ(13a)を閉成することによりカバー(
6a)を開くとともに、濃度測定電極(15)を濃度電
極挿通孔(7)に向かって移動させ、逆にスイッチ(1
3a)を開成することにより軸(1b)を回転駆動して
円板(2)を所定角度だけ回転させる制御部(図示せず
)を有している。
したがって、濃度測定装置本体(13)の蓋(13b)
を開いて、円板■が収容された拡散制限膜保持具収容容
器を装着することにより複数回の濃度測定を行ない得る
状態になる。この状態においてスイッチ(13a)を閉
成すれば、カバー(6a)が開くので、測定対象物質透
過孔(4)に測定対象溶液を点着することができる。ま
た、濃度測定電極(15)が濃度測定電極挿通孔(7)
に向かって移動させられ、拡散制限膜(3)に密着させ
られるので、濃度nj定電極(■5)からの出力信号に
基づいて濃度を検出することができる。次にスイッチ(
13a)を開成すれば、カバー (8a)を閉じるとと
もに、濃度測定電極(I5)を電極保存液収容部材(3
1)に向かって移動させ、さらに軸(1b)により円板
(2)を回転させることにより次の測定に備える。
この実施例の場合には、拡散制限膜保持具収容容器を濃
度測定装置本体(13)に収容したままでよいから、操
作性を向上させることができる。
〈実施例4〉 第7図は拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実施例
を示す概略斜視図であり、所定形状のケーシング(33
)の内部に複数枚の薄板材(34)が積層状に収容され
ている。そして、各薄板材(34)の所定位置にmj定
対象物質透過孔(35)が形成されているとともに、n
l定対象物質透過孔(35)を覆うように拡散制限膜(
3)が貼着されている。さらに、上記ケーシング(33
)の所定位置に、最も上位の薄板材(34)を1枚だけ
送り出すためのレバー(36)が設けられているととも
に、積層された薄板材(34)を上方に付勢するばね(
38)が設けられている。そして、最も上位の薄板材(
34)と正対する開口(37)が形成されている。
したがって、この実施例の場合には、レバー(36)を
操作することにより、開口(37)を通して最も上位の
薄板材(34)を送り出し、この状態において測定対象
物質透過孔(35)に血液を点着し、次いでケーシング
ごと図示しない濃度測定装置本体に装着することにより
血糖値の71pJ定を行なうことができる。
そして、血糖値の測定が終了した後は、濃度測定装置本
体から拡散制限膜保持具を取外し、送り出されている薄
板材(34)を抜き取って廃棄するだけでよく、その後
は、再び上記一連の動作を反復することにより血糖値の
測定を行なうことができる。
但し、レバーク36)を操作することによりケーシング
(33)から送り出された薄板材(34)のみを取出し
て濃度測定装置本体に装着するようにしてもよい。
〈実施例5〉 第8図Aは拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実施
例を示す概略斜視図であり、第7図の実施例と異なる点
は、拡散制限膜保持具を補給するための蓋(39)が上
面に設けられている点、ケーシング(33)の下面が少
なくとも前寄りにおいて開放されている点、前面下端部
に開口(3γ)が形成されている点および前面所定位置
に拡散制限膜保持具送り用の係合部(40)が設げられ
ている点のみである。尚、拡散制限膜保持具についてみ
れば、第8図Bに示すように、薄板材(34)の周縁寄
り所定位置に後述するスライド阻止部材(41b)と係
合する孔(34a)が形成されている点および上記係合
部(40)と係合する上向き突部(34b)が形成され
ている点が上記実施例と異なっている。
第8図Cは拡散制限膜保持具収容容器が濃度測定装置本
体(41)に装着された状態を示す概略斜視図であり、
同図D−Gは同上動作説明図である。
拡散制限膜保持具収容容器は濃度測定装置本体(41)
の所定位置に形成した段部(4La)に所定距離往復ス
ライド可能に装着されている。そして、拡散制限膜保持
具収容容器のスライドに拘らず薄板材(34)のスライ
ドを阻止する1対のスライド阻止部材(41b)が所定
位置に設けられている(第8図G参照)。さらに、拡散
制限膜保持具収容容器がスライドした状態において上記
段部(41,a )に向かって移動する押え部材(41
c)が設けられている。
また、スイッチ(41d)を操作したことを条件として
押え部材(41c)の移動および押え部材(41c)と
連動する濃度n1定電極(図示せず)の移動を行なわせ
る制御部(図示せず)を有している。
したがって、拡散制限膜保持具収容容器をスライドさせ
ることにより最も下の薄板材(34)の測定対象物質透
過孔(35)を露呈させ、測定対象溶液を点着すること
ができる(第8図り参照)。次にスイッチ(41d)を
操作することにより押え部材(41c)および濃度測定
電極を移動させて拡散制限膜(3)と濃度測定電極とを
密着させ、濃度測定を行なう(第8図E参照)。その後
は、押え部材(41c)および濃度測定電極を復動させ
てから拡散制限膜保持具収容容器を復動させればよく、
係合部(40)と上向き突部(34b)とが係合して薄
板材(34)を送り出すので、第8図Fに示すように、
使用済みの拡散制限膜保持具が濃度測定装置本体(41
)から突出した状態になり、手作業で簡単に抜き取って
廃棄することができる。
〈実施例6〉 第9図は拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実施例
を示す概略斜視図、第10図は中央縦断面図であり、上
記実施例と大きく異なる点は、長尺フィルム(2′)に
拡散制限膜(3)を貼着してなる拡散制限膜保持具を収
容する点および長尺フィルム(2′)をケーシング(1
9)の一方の端部に巻回して収容しておくとともに、他
方の端部に向かって所定距離ずつ搬送するようにしてい
る点のみである。
さらに詳細に説明すると、上記長尺フィルム(2′)は
測定対象溶液に対して耐性を有しているとともに、第1
1図に示すように、所定間隔毎に測定対象物質透過孔(
20)を有しており、各測定対象物質透過孔(20)を
覆うように拡散制限膜(3)が貼着されている。尚、長
尺フィルム(2′)の周縁部には、各測定対象物質透過
孔(20)に対して所定の位置関係を保持した状態で位
置検出用の孔(21)が形成されている。そして、最後
の測定対象物質透過孔(20)に対応させて終端検出用
の長尺孔(21a)が形成されている。
上記ケーシング(19)は、ロール状の長尺フィルム(
2′)を収容する供給室(22)および巻取室(23)
と、供給室(22)および巻取室(23)を連結するブ
リッジ部(24)とを有している。
そして、ブリッジ部(24)の所定位置下面に濃度測定
電極挿通孔(25)が形成されている。また、ブリッジ
部(24)の所定位置上面に点着用の開口(26)が形
成されており、巻取室(23)の内部所定位置に拭き取
り部材(27)が設けられている。さらに、上記巻取室
(23〉に設けられた回転軸(23a)をケーシング(
19)の外方に突出させ、外方突出部に駆動系と係合す
る回転係合機構(23b)を取付けている。
第12図は上記の構成の拡散制限膜保持具収容容器が濃
度測定装置本体に収容された状態を示す縦断面図であり
、上記濃度測定電極挿通孔(25)に正対する所定位置
に濃度測定電極(28)が昇降可能に設けられていると
ともに、上記開口(26)と正対する箇所に開閉可能な
蓋(29)が設けられている。尚、特には図示していな
いが、点着動作が行なわれた後、自動的にまたは閉蓋操
作等を行なうことにより動作して長尺フィルム(2′)
を他方の深い部分(23)に向かって搬送する搬送機構
および搬送動作が行なわれた後、濃度測定電極(28)
を拡散制限膜(3)に接触するように上昇させる昇降機
構がn1定装置本体の内部に設けられている。
上記の構成の拡散制限膜保持具収容容器を濃度lPj定
装置に装着して血糖値の測定を行なう場合の動作は次の
とおりである。
濃度測定装置本体の蓋(29)を開いて、開口(26)
を通して該当する拡散制限膜(3)に血液を点着し、蓋
(29)を閉じれば、図示しない搬送機構により長尺フ
ィルム(2′)が所定距離だけ搬送させられ、血液が点
着された拡散制限膜口)が濃度測定電極挿通孔(25)
に正対する。その後、図示しない昇降機構により濃度測
定電極(28)が上昇させられ、拡散制限膜(3)に密
着させられるので、拡散制限III (3)により妨害
物質の透過が防止され、かつグルコースの拡散が制限さ
れた状態に基いて広範囲にわたる血糖値の測定を精度よ
く行なうことができる。
尚、上記の長尺フィルム搬送動作を行なっている間に、
既に血糖値の測定が行なわれた拡散制限膜(3)が拭き
取り部材(27)と接触するので、残留している血液が
拭き取られる。
以上の説明から明らかなように、この実施例の場合にも
、濃度測定位置と血液点着位置とが異なっているので、
特に感染防止機構を設けることなく確実な感染防止を達
成することができ、しかも、全ての拡散制限膜(3)に
よる血糖値の測定が行なわれるまではケーシング(19
)を濃度測定装置本体に装着したままでよいから、血糖
値の測定を行なうために必要な操作を著しく簡素化する
ことができる。また、ロール状の長尺フィルム(2′)
を使用するのであるから、円板に拡散制限膜を貼着する
場合と比較して、供給室(22)、巻取室(23)の深
さをやや深くするだけで著しく多数の拡散制限膜を貼着
し、著しく多数回の血糖値測定を行なうことができる。
〈実施例7〉 第13図Aはさらに他の構成の拡散制限膜保持具収容容
器が濃度測定装置本体に装着された状態を示す縦断面図
、同図Bは拡散制限膜収容容器の斜視図、同図Cは長尺
フィルム(2′)の部分平面図であり、第9図から第1
2図に示す実施例と異なる点は、ブリッジ部(24)の
所定位置上面にも濃度測定電極挿通孔(25)が形成さ
れている点、長尺フィルム(2′)に拡散制限膜(3)
で覆われた測定対象物質透過孔(20)の外に濃度測定
電極(28)が貫通可能な貫通孔(30)を形成した点
、濃度測定装置本体の天井下面に電極保存液収容部材(
31)を設けた点、濃度測定電極(28)を2段階に上
昇させる昇降機構(図示せず)を設けた点、図示しない
測定開始スイッチを設けた点および長尺フィルム(2′
)の周縁部に、各貫通孔(30)に対して所定の位置関
係を保持した状態で位置検出用の孔(21b)を形成し
た点のみである。
上記の構成の拡散制限膜保持具収容容器を濃度測定装置
本体に装着して血糖値の測定を行なう場合の動作は次の
とおりである。
先ず図示しない電源スィッチを投入することにより測定
可能状態になった後にM (29)を開き、人体の所定
箇所から採血して蓋(29)に対応する箇所に位置する
拡散制限H(3〕に血液を点着する。尚、上記の一連の
動作を行なう間は、濃度測定電極(28〉が画濃度測定
電極挿通孔(25)および貫通孔(30)を通して十分
に上昇して電極保存液収容部材(31)に接触している
次いで、蓋(29)を閉じるとともに測定開始スイッチ
を投入することにより濃度測定電極(28)と電極保存
液収容部材(31)との密着状態を解除させ、濃度測定
電極(28)が十分に下降した後、血液が点着された拡
散制限膜(3)が濃度測定電極〈28〉と正対するよう
に長尺フィルム(2′)を搬送し、濃度測定電極(28
)を拡散制限膜(3)と密着する位置まで上昇させる。
そして、濃度測定電極(26)から取出される電気信号
に基いて血糖値の測定および表示を行ない、その後、濃
度測定電極(28)と拡散制限膜(3)との密着状態を
解除して長尺フィルム(2′)を所定距離だけ搬送する
ことにより、貫通孔(30)と濃度uJ定電極(28)
とを正対させ、この状態において画濃度測定電極挿通孔
(25)および貫通孔(30)を通して濃度測定電極(
28)を上昇させることにより電極保存液収容部材(3
1)と密着させ、最後に電源スィッチを開成することに
より一連の血糖値測定動作を終了する。
以上の説明から明らかなように、濃度測定装置に対して
拡散制限膜保持具収容容器を装着したままの状態で、血
糖値測定状態と濃度III定電極電極保存状態簡単に選
択することができ、しかも手動操作すべき部分が電源ス
ィッチの操作、蓋(29)の開閉、測定開始スイッチの
操作および採血、点着操作のみに簡素化でき、血糖値の
7#1定を著しく行ない易くすることができる。
また、上記長尺フィルム(2′)の全長を12001と
し、測定対象物質透過孔(20)および貫通孔(30)
の口径をそれぞれ311n+、’ 18 na+とじ、
隣合う孔同士のピッチを20mmとすれば、拡散制限膜
(3)により覆われた測定対象物質透過孔(20)の数
を30とすることができ、1日に2回の血糖値測定を行
なう場合には、拡散制限膜保持具を交換することなく、
約2週間にわたる血糖値の測定を行なうことができる。
そして、拡散制限膜保持具を交換する毎に電極保存液収
容部材(31)も自動的に交換されることになるので、
電極保存液収容部材(31)を単にスポンジ等で構成す
ることができる。
尚、この実施例は、長尺フィルム(2′)に測定対象物
質透過孔(20)および貫通孔(30)を交互に形成し
た場合についてのみ説明したが、第14図に示すように
、実施例1,2に示す円板(りに測定対象物質透過孔(
4)と貫通孔(30)とを交互に形成するとともに、円
板(2)を所定角度ずつ回転させる円板駆動機構(図示
せず)を濃度測定装置に内蔵させる構成を採用した場合
にも同様の作用を達成することができる。
さらに、第15図Aに示すように、長尺フィルム(2′
)に複数個の測定対象物質透過孔毎に貫通孔(30)を
形成し、または第15図Bに示すように、円板C)の外
周帯りにill定対象物質透過孔(4)を多数形成する
とともに、内周帯りに少数の貫通孔(30)を形成する
ようにしてもよく、このような構成を採用すれば、形成
し得る測定対象物質透過孔(20) (4)の数を著し
く増加させることができる。但し、この場合には、1回
血糖値の測定を行なう毎に長尺フィルム(2′)、また
は円板■を戻す必要があり、濃度測定装置の内部機構が
多少複雑化するが、1つの拡散制限膜保持具による血糖
値測定回数が著しく増加するのであるから、特に不都合
ではない。
また、以上の何れの場合においても、濃度測定電極のみ
を昇降させる代わりに、濃度測定電極を電極保存液収容
部材に接触させるために昇降させるとともに、拡散制限
膜(3)を濃度測定電極に接触させるために昇降させる
ようにすることも可能である。
第16図Aは他の構成の拡散制限膜保持具を示す要部平
面図であり、実施例6の拡散制限膜保持具と異なる点は
、長尺フィルム(2′)に多数個形成された測定対象物
質透過孔(20)を交互に区分し、方の区分の測定対象
物質透過孔(20)を覆うように拡散制限膜(3)が貼
着されているとともに、他方の区分の測定対象物質透過
孔(20)と連通される圧潰可能な較正用標準液収容部
(32)が形成され、かつ較正用・標準液収容部(32
)に既知のグルコース濃度の較正用標準液が収容されて
いる点および濃度測定装置に較正用標準液収容部(32
)を圧潰するための圧潰機構(図示せず)が設けられて
いる点のみである。
したがって、この構成の拡散制限膜保持具を拡散制限膜
保持具収容容器に収容した場合には、血糖値の測定を行
なう前に、既知のグルコース濃度の較正用標準液に基く
測定動作を行なって濃度測定装置の経時変化を補償する
ことができ、その後、点着された血液に基く濃度測定を
行なうことにより、正確な血糖値を得ることができる。
以上の説明から明らかなように、較正用標準液を滴下す
る作業が不要になるとともに、較正用標準液のグルコー
ス濃度の変化を防止することができるのであるから、操
作を簡素化したままで著しく正確な血糖値の測定を行な
うことが可能となる。
第16図Bは円板(2)に形成された多数の測定対象物
質透過孔(4)に対して適用した構成を示しており、こ
の構成の場合にも上記と同様の作用を達成することがで
きる。
また、この実施例7において先に示された拡散制限膜保
持具に対しても適宜間隔で較正用標準液収容部(32)
を設けることが可能であり、このような構成を採用した
場合にも、上記と同様の作用を達成することができる。
〈実施例8〉 第17図Aは拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実
施例を示す斜視図であり、実施例7と異なる点は、点着
用の開口(26)がブリッジ部(24)の供給室(22
)寄り所定位置に形成された点のみである。
尚、長尺フィルム(2′)における測定対象物質透過孔
(20)と貫通孔(30)との間隔は上記開口(26)
の位置に対応させて変化させられている。
第17図Bは拡散制限膜保持具収容容器を濃度測定装置
に組込んだ状態を示す概略縦断面図であり、濃度測定電
極(28)の上方に拡散制限膜保持具走行路の上面を覆
うように電極保存液収容部材(31)が設けられている
とともに、電極保存液収容部材(31)から十分に離れ
た箇所に開口(26)が位置されている。
したがって、電極保存液収容部材(31)に邪魔される
ことなく、開口(26)を通して簡単に測定対象溶液を
点着することができ、その後、開口(26)と濃度測定
電極挿通孔(25)との距離だけ長尺フィルム(2′)
を送ってから濃度測定電極(28)を上昇させることに
より測定対象物質の濃度を測定することができる。
また、貫通孔(30)と、貫通孔(30)に続く測定対
象物質透過孔(20)との間隔は上記説明のように大き
く設定されているが、貫通孔(30)と、貫通孔(80
)より前の測定対象物質透過孔(20)との間隔を小さ
く設定することにより、長尺フィルム(2′)の長さを
変化させることなく同数の測定対象物質透過孔(20)
を確保することができる。
〈実施例9〉 第18図Aは拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実
施例を示す斜視図であり、実施例7と異なる点は、供給
室(22)に設けられた回転軸(22a)をケーシング
(19)の外方に突出させ、外方突出部に駆動系と係合
する回転係合機構(22b)を取付けた点およびブリッ
ジ部(24)に測定対象溶液を点着するための開口(2
6)のほかに開口(26)を挾んで対称位置に較正用標
準液を滴下するための開口(26a)を形成した点のみ
である。但し、拡散制限膜保持具には貫通孔(30)が
設けられておらず、測定対象物質透過孔(20)のみが
形成されている。
第18図Bは拡散制限膜保持具収容容器を濃度測定装置
に組込んだ状態を示す概略平面図であり、開口(2f3
a) (26) (213b)がこの順に形成さレテオ
リ、各開口(28a) (26) (28b)を通して
測定対象物質透過孔(20)が露呈されている。尚、濃
度測定電極(28)を水平面内において往復動させると
ともに、往復動限界位置において上下動させる電極駆動
機構(図示せず)が設けられている。
測定対象溶液の測定のみを行なう場合には、開口(26
)を通して露呈されている測定対象物質透過孔(20)
に滴下し、この状態で濃度測定電極(28)を測定対象
物質透過孔(20)の直下まで移動させてがら上昇させ
、測定終了後、濃度測定電極(28)を逆方向に移動さ
せることにより図示しない電極保存液収容部材(31)
に接触させ、さらに回転係合機構(23b)を介して巻
取力を伝達して長尺フィルム(2′)を測定対象物質透
過孔(20)同士の間隔だけ送ることにより次の濃度測
定に備える。また、較正用標準液の測定および測定対象
溶液の測定をこの順に行なう場合には、開口(26a)
を通して露呈されている測定対象物質透過孔(20)に
較正用標準液を滴下するとともに、開口(26)を通し
て露呈されている測定対象物質透過孔(20)に1lP
J定対象溶液を滴下し、この状態で先ず回転係合機構(
23b)を介して巻取力を伝達して長尺フィルム(2′
)を測定対象物質透過孔(20)同士の間隔だけ送って
から、濃度測定電極(28)を測定対象物質透過孔(2
0)の直下まで移動させてから上昇させることにより較
正用標準液の濃度測定を行なう。次いで、濃度a1定電
極(28)を逆方向に移動させてから回転係合機構(2
2b)を介して巻戻し力を伝達して長尺フィルム(2′
)を巻戻し、濃度測定電極(28)を測定対象物質透過
孔(20)の直下まで移動させてから上昇させることに
より測定対象溶液の濃度測定を行なう。そして、測定終
了後、濃度測定電極(28)を逆方向に移動させること
により図示しない電極保存液収容部材(31)に接触さ
せ、さらに回転係合機構(23b)を介して巻取力を伝
達して長尺フィルム(2′)を1l)1定対象物質透過
孔(20)同士の間隔の2倍だけ送ることにより次の濃
度測定に備える。また、拡散制限膜保持具収容容器が測
定装置に装着された当初は、回転係合機構(23b)を
介して巻取力を伝達して長尺フィルム(2′)を測定対
象物質透過孔(2o)同士の間隔だけ送る。
但し、長尺フィルム(2′)の送りについては、上記の
送りに限定されるものではなく、以下の説明のように設
定しておくこともできる。
測定対象溶液の測定のみを行なう場合には、濃度測定装
置本体の蓋を閉じた状態における長尺フィルム(2′)
を、開蓋動作に追従して回転係合機構(22b)を介し
て巻戻し力を伝達することによりM1定対象物質透過孔
(20)同士の間隔だけ巻戻し、この状態において開口
(26)を通して露呈されている測定対象物質透過孔(
20)に測定対象溶液を滴下して濃度測定を行ない、測
定終了後は、濃度測定電極(28)の復動後、回転係合
機構(23b)を介して巻取力を伝達して長尺フィルム
(2′)を1llJ定対象物質透過孔(20)同士の間
隔の2倍だけ送ることにより次の濃度測定に備える。ま
た、較正用標準液の測定および測定対象溶液の測定をこ
の順に行なう場合には、濃度測定装置本体の蓋を閉じた
状態における長尺フィルム(2′)を、開蓋動作後にお
いてもそのまま保持し、この状態において開口(28b
)よりも下流側に形成された開口(28b)を通して露
呈されている測定対象物質透過孔(20)に較正用標準
液を滴下するとともに、開口(26)を通して露呈され
ている測定対象物質透過孔(20)に+1)J定対象溶
液を滴下し、回転係合機構(22b)を介して巻取力を
伝達して長尺フィルム(2′)を巻戻してから較正用標
準液の測定を行ない、次に回転係合機構(23b)を介
して巻取力を伝達して長尺フィルム(2′)を送ってか
ら17定対象溶液の測定を行ない、測定終了後は、濃度
測定電極(28)の復動後、回転係合機構(23b)を
介して巻取力を伝達して長尺フィルム(2′)を測定対
象物質透過孔(20)同士の間隔の2倍だけ送ることに
より次の濃度測定に備える。
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば、血液中のグルコース濃度の測定に限定される
ものではなく、他の物質の濃度を測定する場合にも同様
に適用することが可能であるほか、この発明の要旨を変
更しない範囲内において種々の設計変更を施すことが可
能である。
〈発明の効果〉 以上のように第1の発明は、ケーシングに収容された複
数枚の拡散制限膜に対して順次測定対象溶液を滴下し、
濃度測定電極に密着させるだけでよく、拡散制限膜保持
具を交換することなく複数回の測定対象物質濃度の測定
を行なうことができるとともに、拡散制限膜保持具収容
容器全体としての厚みを小さくすることができ、しかも
、拡散制限膜を測定装置に装着する゛作業および抜取る
作業を容易化することができるという特有の効果を奏す
る。
第2の発明は、拡散制限膜保持具収容容器全体としての
構成を余り複雑化することなく、多数枚の拡散制限膜を
保持することができ、しかも、ケーシングからの拡散制
限膜の取出しを簡単に行なうことができるという特有の
効果を奏する。
第3の発明は、拡散制限膜保持具収容容器に収容された
複数枚の拡散制限膜を所定距離ずつ移動させるとともに
、順次測定対象溶液を滴下し、濃度測定電極に密着させ
るだけでよく、拡散制限膜保持具を交換することなく複
数回の測定対象物質濃度の測定を行なうことができると
ともに、供給室および巻取室の大きさを変化させるだけ
で、全体的なサイズを余り変化させることな(、収容さ
れる拡散制限膜の数を簡単に変化させることができると
いう特有の効果を奏する。
第4の発明は、濃度測定動作を遂行する前に較正用標準
液および測定対象溶液を同時に滴下することができ、濃
度測定を行なうための作業を簡素化することができると
ともに、測定対象溶液滴下位置を一定化して滴下ミスを
排除することができるという特有の効果を奏する。
第5の発明は、濃度測定電極の上昇高さを大きくして電
極保存液収容部材と接触させる場合等において電極から
十分に離れた位置で測定対象溶液を滴下することができ
、滴下作業を容易化できるという特有の効果を奏する。
第6の発明は、拡散制限膜保持具収容容器に収容された
拡散制限膜保持具を進退させることができ、較正用標準
液滴下位置と測定対象溶液滴下位置との関係に拘らず、
較正用標準液の測定後に測定対象溶液の測定を行なわせ
ることができるという特有の効果を奏する。
第7の発明は、濃度測定電極を開閉面内において移動さ
せることななく、上昇高さを変化させるだけで拡散制限
膜に接触する状態と電極保存液収容部材等と接触する状
態とを簡単に選択することができるという特有の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の拡散制限膜保持具収容容器の一実施
例を示す斜視図、 第2図は内部機構を示す斜視図、 第3図は背面斜視図、 第4図は濃度n1定装置の構成を概略的に示す斜視図、 第5図は拡散制限膜保持具収容容器の他の実施例を示す
要部概略図、 第6図Aは拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実施
例を示す概略斜視図、 同図Bは拡散制限膜保持具収容容器を濃度測定装置本体
に組込んだままで複数回の濃度測定を行なう例を示す斜
視図、 同図Cは同上縦断面図 第7図は拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実施例
を示す概略斜視図、 第8図Aは拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実施
例を示す概略斜視図、 同図Bは拡散制限膜保持具の構成を示す斜視図、同図C
は拡散制限膜保持具収容容器が濃度測定装置本体に装着
された状態を示す概略斜視図、同図D−Gは同上動作説
明図 第9図は拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実施例
を示す概略斜視図、 第10図は中央縦断面図、 第11図は第9図の構成の拡散制限膜保持具収容容器に
収容された拡散制限膜保持具を示す一部切欠斜視図、 第12図は第9図の構成の拡散制限膜保持具収容容器が
濃度測定装置本体に収容された状態を示す縦断面図、 第13図Aはさらに他の構成の拡散制限膜保持具収容容
器が濃度測定装置本体に装着された状態を示す縦断面図
、 同図Bは拡散制限膜収容容器の斜視図、同図Cは長尺フ
ィルムの部分平面図、 第14図および第15図はそれぞれ第13図の実施例の
変更例の要部を示す平面図、 第16図は拡散制限膜保持具のさらに他の実施例を示す
要部平面図、 第17図Aは拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実
施例を示す斜視図、 同図Bは第17図Aの拡散制限膜保持具収容容器を濃度
測定装置に組込んだ状態を示す概略縦断面図、 第18図Aは拡散制限膜保持具収容容器のさらに他の実
施例を示す斜視図、 同図Bは拡散制限膜保持具収容容器を濃度測定装置に組
込んだ状態を示す概略平面図。 (36)・・・レバー (38)・・・ばね (37)・・・開口、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、測定対象物質の拡散を制限する使い捨 ての拡散制限膜(3)が円板状の薄板(2)の所定位置
    に形成された複数個の測定対象物 質透過孔(4)を覆うように装着されてなる拡散制限膜
    保持具を収容する容器であっ て、全体が狭幅の収容室を有するケーシ ング(1)の所定位置に測定対象溶液滴下用の開口(6
    )および濃度測定電極挿通孔(7)を有しているととも
    に、拡散制限膜保持具 を回転可能に支持する回転支持部(12)を有している
    ことを特徴とする拡散制限膜 保持具収容容器。 2、測定対象物質の拡散を制限する使い捨 ての拡散制限膜(3)がプレート状の薄板 (34)の所定位置に形成された1個の測定対象物質透
    過孔(35)を覆うように装着された拡散制限膜保持具
    を収容する容器で あって、全体が拡散制限膜保持具を複数 枚積層状態で収容し得る収容室を有する ケーシング(33)の所定位置に拡散制限膜保持具を1
    枚だけ送出す開口(37)を有しているとともに、開口
    (37)と正対する拡散制限膜保持具を開口(37)に
    向かってスライドさせる送出し機構(36)を有してい
    ることを特徴とする拡散制限膜保持具収 容容器。 3、測定対象物質の拡散を制限する使い捨 ての拡散制限膜(3)がロール状の薄板(2′)の所定
    位置に形成された複数個の測定対 象物質透過孔(20)を覆うように装着されてなる拡散
    制限膜保持具を収容するため の容器であって、容器が、ロール状の薄 板(2′)を順次巻取る巻取室(23)と、ロール状の
    薄板(2′)を順次送り出す供給室 (22)と、巻取室(23)と供給室(22)とを連結
    するブリッジ部(24)とを有しているとともに、ブリ
    ッジ部(24)が測定対象物質透過孔(20)への点着
    を行なわせるための開口(26)を有していることを特
    徴とする拡散制限膜保持具収容容器。 4、ブリッジ部(24)が、拡散制限膜保持具の測定対
    象物質透過孔(20)を2つ以上位置させ得る長さであ
    る上記特許請求の範 囲第3項記載の拡散制限膜保持具収容容 器。 5、点着用の開口(26)が、ブリッジ部(24)の供
    給室(22)寄り所定位置に形成されている上記特許請
    求の範囲第3項または第 4項に記載の拡散制限膜保持具収容容器。 6、供給室(22)および巻取室(23)が共に回転係
    合機構(22b)(23b)を有している上記特許請求
    の範囲第5項または第6項に記 載の拡散制限膜保持具収容容器。 7、ロール状の薄板(2′)の測定対象物質透過孔(2
    0)同士の間に濃度測定用電極(28)と電極保存液収
    容部(31)との接触を許容する貫通孔(30)が形成
    されてなる拡散制限膜保持具を収容するためのものであ
    っ て、ブリッジ部(24)が濃度測定用電極 (28)の通過を許容する開口(25)をも有している
    上記特許請求の範囲第3項から第 6項の何れかに記載の拡散制限膜保持具 収容容器。
JP63314444A 1988-05-27 1988-12-13 拡散制限膜保持具収容容器 Expired - Fee Related JPH0752170B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63314444A JPH0752170B2 (ja) 1988-05-27 1988-12-13 拡散制限膜保持具収容容器
US07/358,424 US5228972A (en) 1988-05-27 1989-05-30 Apparatus for measuring concentration of test substance in liquid
EP89121927A EP0373413A1 (en) 1988-12-13 1989-11-28 Assistant apparatus, test apparatus and method for measuring concentration of test substance in liquid

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-131174 1988-05-27
JP13117488 1988-05-27
JP63314444A JPH0752170B2 (ja) 1988-05-27 1988-12-13 拡散制限膜保持具収容容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0249153A true JPH0249153A (ja) 1990-02-19
JPH0752170B2 JPH0752170B2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=26466086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63314444A Expired - Fee Related JPH0752170B2 (ja) 1988-05-27 1988-12-13 拡散制限膜保持具収容容器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5228972A (ja)
JP (1) JPH0752170B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013509589A (ja) * 2009-10-30 2013-03-14 マイン セイフティ アプライアンセス カンパニー 拡散バリアを備える電極を含む電気化学センサ
CN117288929A (zh) * 2023-09-24 2023-12-26 徐海 一种冷轧带钢板生产故障监测装置

Families Citing this family (105)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2701117B1 (fr) * 1993-02-04 1995-03-10 Asulab Sa Système de mesures électrochimiques à capteur multizones, et son application au dosage du glucose.
FR2705150B1 (fr) * 1993-05-10 1995-07-21 Asulab Sa Capteur électrochimique à zones multiples sur disque et son application au dosage du glucose.
DE4427363A1 (de) * 1993-08-03 1995-03-09 A & D Co Ltd Chemischer Einmalsensor
US5582696A (en) * 1994-05-31 1996-12-10 Health Craft International, Inc. Glucose level monitoring apparatus
EP0685735B1 (de) * 1994-06-03 2002-01-16 Metrohm Ag Vorrichtung für die Voltammetrie, Indikatorelektroden-Anordnung für eine solche Vorrichtung, insbesondere als Teil einer Bandkassette, und Reihenanalyse-Verfahren für die Voltammetrie
GB9708587D0 (en) * 1997-04-29 1997-06-18 Eastman Kodak Co Device for electrochemical detection or measurement
US6036924A (en) 1997-12-04 2000-03-14 Hewlett-Packard Company Cassette of lancet cartridges for sampling blood
US6391005B1 (en) 1998-03-30 2002-05-21 Agilent Technologies, Inc. Apparatus and method for penetration with shaft having a sensor for sensing penetration depth
JP3389106B2 (ja) * 1998-06-11 2003-03-24 松下電器産業株式会社 電気化学分析素子
MXPA02007447A (es) * 2000-02-01 2004-08-23 Spectrx Inc Membranas moldeadas que limitan la difusion de analitos que usan monomeros hidrofilicos fotopolimerizables.
US8641644B2 (en) 2000-11-21 2014-02-04 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Blood testing apparatus having a rotatable cartridge with multiple lancing elements and testing means
DE10057832C1 (de) 2000-11-21 2002-02-21 Hartmann Paul Ag Blutanalysegerät
US20020188223A1 (en) 2001-06-08 2002-12-12 Edward Perez Devices and methods for the expression of bodily fluids from an incision
EP1690496B1 (en) * 2001-06-08 2008-11-19 Roche Diagnostics GmbH Bodily fluid sampling device
JP3845413B2 (ja) 2001-06-08 2006-11-15 エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト 体液サンプリング装置およびこのような装置とともに使用される試験媒体カセット
US9795747B2 (en) 2010-06-02 2017-10-24 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Methods and apparatus for lancet actuation
DE60234598D1 (de) 2001-06-12 2010-01-14 Pelikan Technologies Inc Selbstoptimierende lanzettenvorrichtung mit adaptationsmittel für zeitliche schwankungen von hauteigenschaften
AU2002315180A1 (en) 2001-06-12 2002-12-23 Pelikan Technologies, Inc. Electric lancet actuator
US9226699B2 (en) 2002-04-19 2016-01-05 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Body fluid sampling module with a continuous compression tissue interface surface
US8337419B2 (en) 2002-04-19 2012-12-25 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Tissue penetration device
US9427532B2 (en) 2001-06-12 2016-08-30 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Tissue penetration device
ES2357887T3 (es) 2001-06-12 2011-05-03 Pelikan Technologies Inc. Aparato para mejorar la tasa de éxito de obtención de sangre a partir de una punción capilar.
US7981056B2 (en) 2002-04-19 2011-07-19 Pelikan Technologies, Inc. Methods and apparatus for lancet actuation
AU2002348683A1 (en) 2001-06-12 2002-12-23 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for lancet launching device integrated onto a blood-sampling cartridge
DE60234597D1 (de) 2001-06-12 2010-01-14 Pelikan Technologies Inc Gerät und verfahren zur entnahme von blutproben
US7025774B2 (en) 2001-06-12 2006-04-11 Pelikan Technologies, Inc. Tissue penetration device
US6997343B2 (en) * 2001-11-14 2006-02-14 Hypoguard Limited Sensor dispensing device
US20030111357A1 (en) * 2001-12-13 2003-06-19 Black Murdo M. Test meter calibration
US7004928B2 (en) 2002-02-08 2006-02-28 Rosedale Medical, Inc. Autonomous, ambulatory analyte monitor or drug delivery device
US7229458B2 (en) 2002-04-19 2007-06-12 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US7674232B2 (en) 2002-04-19 2010-03-09 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US7232451B2 (en) 2002-04-19 2007-06-19 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US7582099B2 (en) 2002-04-19 2009-09-01 Pelikan Technologies, Inc Method and apparatus for penetrating tissue
US7331931B2 (en) 2002-04-19 2008-02-19 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US9314194B2 (en) 2002-04-19 2016-04-19 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Tissue penetration device
US7909778B2 (en) 2002-04-19 2011-03-22 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US7892183B2 (en) 2002-04-19 2011-02-22 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for body fluid sampling and analyte sensing
US8784335B2 (en) 2002-04-19 2014-07-22 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Body fluid sampling device with a capacitive sensor
US7481776B2 (en) 2002-04-19 2009-01-27 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US8267870B2 (en) 2002-04-19 2012-09-18 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Method and apparatus for body fluid sampling with hybrid actuation
US7175642B2 (en) 2002-04-19 2007-02-13 Pelikan Technologies, Inc. Methods and apparatus for lancet actuation
US7491178B2 (en) 2002-04-19 2009-02-17 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US8702624B2 (en) 2006-09-29 2014-04-22 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Analyte measurement device with a single shot actuator
US7717863B2 (en) 2002-04-19 2010-05-18 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US7547287B2 (en) 2002-04-19 2009-06-16 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US7297122B2 (en) 2002-04-19 2007-11-20 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US7976476B2 (en) 2002-04-19 2011-07-12 Pelikan Technologies, Inc. Device and method for variable speed lancet
US7371247B2 (en) 2002-04-19 2008-05-13 Pelikan Technologies, Inc Method and apparatus for penetrating tissue
US8221334B2 (en) 2002-04-19 2012-07-17 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Method and apparatus for penetrating tissue
US9795334B2 (en) 2002-04-19 2017-10-24 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Method and apparatus for penetrating tissue
US7226461B2 (en) 2002-04-19 2007-06-05 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for a multi-use body fluid sampling device with sterility barrier release
US9248267B2 (en) 2002-04-19 2016-02-02 Sanofi-Aventis Deustchland Gmbh Tissue penetration device
US7648468B2 (en) 2002-04-19 2010-01-19 Pelikon Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US8579831B2 (en) 2002-04-19 2013-11-12 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Method and apparatus for penetrating tissue
US7291117B2 (en) 2002-04-19 2007-11-06 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US7901362B2 (en) 2002-04-19 2011-03-08 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for penetrating tissue
US7250095B2 (en) * 2002-07-11 2007-07-31 Hypoguard Limited Enzyme electrodes and method of manufacture
US7731900B2 (en) * 2002-11-26 2010-06-08 Roche Diagnostics Operations, Inc. Body fluid testing device
EP1424040A1 (en) * 2002-11-26 2004-06-02 Roche Diagnostics GmbH Body fluid testing device
US7582258B2 (en) * 2002-12-23 2009-09-01 Roche Diagnostics Operations, Inc. Body fluid testing device
CA2511175C (en) 2002-12-23 2012-02-28 Werner Ruhl Body fluid testing device
US7481777B2 (en) * 2006-01-05 2009-01-27 Roche Diagnostics Operations, Inc. Lancet integrated test element tape dispenser
US8574895B2 (en) 2002-12-30 2013-11-05 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Method and apparatus using optical techniques to measure analyte levels
US7264139B2 (en) * 2003-01-14 2007-09-04 Hypoguard Limited Sensor dispensing device
WO2004107964A2 (en) 2003-06-06 2004-12-16 Pelikan Technologies, Inc. Blood harvesting device with electronic control
WO2006001797A1 (en) 2004-06-14 2006-01-05 Pelikan Technologies, Inc. Low pain penetrating
US7364699B2 (en) * 2003-06-18 2008-04-29 Bayer Healthcare Llc Containers for reading and handling diagnostic reagents and methods of using the same
DE10343896A1 (de) * 2003-09-19 2005-04-28 Roche Diagnostics Gmbh Testgerät zur Untersuchung von Körperflüssigkeiten
US8282576B2 (en) 2003-09-29 2012-10-09 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Method and apparatus for an improved sample capture device
EP1680014A4 (en) 2003-10-14 2009-01-21 Pelikan Technologies Inc METHOD AND APPARATUS PROVIDING A VARIABLE USER INTERFACE
DE10348283A1 (de) * 2003-10-17 2005-05-12 Roche Diagnostics Gmbh Handgerät zur Untersuchung einer Körperflüssigkeit
US7822454B1 (en) 2005-01-03 2010-10-26 Pelikan Technologies, Inc. Fluid sampling device with improved analyte detecting member configuration
WO2005065414A2 (en) 2003-12-31 2005-07-21 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for improving fluidic flow and sample capture
US20050150762A1 (en) * 2004-01-09 2005-07-14 Butters Colin W. Biosensor and method of manufacture
US8591436B2 (en) 2004-04-30 2013-11-26 Roche Diagnostics Operations, Inc. Lancets for bodily fluid sampling supplied on a tape
WO2006011062A2 (en) 2004-05-20 2006-02-02 Albatros Technologies Gmbh & Co. Kg Printable hydrogel for biosensors
EP1765194A4 (en) 2004-06-03 2010-09-29 Pelikan Technologies Inc METHOD AND APPARATUS FOR MANUFACTURING A DEVICE FOR SAMPLING LIQUIDS
US8211038B2 (en) 2004-09-17 2012-07-03 Abbott Diabetes Care Inc. Multiple-biosensor article
US8652831B2 (en) 2004-12-30 2014-02-18 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Method and apparatus for analyte measurement test time
US20060281187A1 (en) 2005-06-13 2006-12-14 Rosedale Medical, Inc. Analyte detection devices and methods with hematocrit/volume correction and feedback control
EP3461406A1 (en) 2005-09-30 2019-04-03 Intuity Medical, Inc. Multi-site body fluid sampling and analysis cartridge
EP1815785A1 (en) * 2006-02-02 2007-08-08 Bioception B.V.i.o. Cassette-tape formed diagnostic device for fluid diagnostic
US7638095B2 (en) * 2006-02-10 2009-12-29 Roche Diagnostics Operations, Inc. Personal portable blood glucose meter with replaceable cartridge of test strips
EP1826705A1 (de) * 2006-02-25 2007-08-29 F.Hoffmann-La Roche Ag Analytisches Verbrauchsmittel und Anordnung zum Auslesen von Informationen
US8789756B2 (en) * 2006-02-25 2014-07-29 Roche Diagnostics Operations, Inc. Test element coding apparatuses, systems and methods
EP2147303B1 (en) 2007-05-18 2017-03-29 Aytu BioScience, Inc. Measurement and uses of oxidative status
US8709709B2 (en) 2007-05-18 2014-04-29 Luoxis Diagnostics, Inc. Measurement and uses of oxidative status
WO2009126900A1 (en) 2008-04-11 2009-10-15 Pelikan Technologies, Inc. Method and apparatus for analyte detecting device
JP5816080B2 (ja) 2008-05-30 2015-11-17 インテュイティ メディカル インコーポレイテッド 体液採取装置及び採取部位インターフェイス
JP5642066B2 (ja) 2008-06-06 2014-12-17 インテュイティ メディカル インコーポレイテッド 体液の試料内に含まれている検体の存在または濃度を決定する検定を行う方法および装置
US10383556B2 (en) 2008-06-06 2019-08-20 Intuity Medical, Inc. Medical diagnostic devices and methods
US8465977B2 (en) * 2008-07-22 2013-06-18 Roche Diagnostics Operations, Inc. Method and apparatus for lighted test strip
US9375169B2 (en) 2009-01-30 2016-06-28 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Cam drive for managing disposable penetrating member actions with a single motor and motor and control system
CA2782047C (en) 2009-11-30 2019-10-29 Intuity Medical, Inc. Calibration material delivery devices and methods
EP2357473A1 (de) * 2010-01-26 2011-08-17 F. Hoffmann-La Roche AG Bandsystem zur Probenuntersuchung
US8965476B2 (en) 2010-04-16 2015-02-24 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Tissue penetration device
US10330667B2 (en) 2010-06-25 2019-06-25 Intuity Medical, Inc. Analyte monitoring methods and systems
JP5834319B2 (ja) 2011-02-28 2015-12-16 アイトゥ バイオサイエンス インコーポレイテッドAytu BioScience,Inc. 酸化還元電位を測定するための装置
EP3407064B1 (en) * 2011-08-03 2020-04-22 Intuity Medical, Inc. Body fluid sampling arrangement
JP5985739B2 (ja) 2012-04-19 2016-09-06 アイトゥ バイオサイエンス インコーポレイテッドAytu BioScience,Inc. 多層ゲル
CN104737014B (zh) 2012-10-23 2018-03-27 艾图生物科学股份有限公司 测量和使用生物样品的氧化还原电位的方法和系统
TW201430342A (zh) * 2013-01-28 2014-08-01 Actherm Inc 檢測試片之檢測裝置及檢測方法
CA2912283A1 (en) 2013-06-21 2014-12-21 Intuity Medical, Inc. Analyte monitoring system with audible feedback
US10036709B2 (en) 2014-05-20 2018-07-31 Roche Diabetes Care, Inc. BG meter illuminated test strip
WO2017021971A1 (en) * 2015-08-05 2017-02-09 Art Healthcare Ltd. Point of care urine analyzer

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1222023A (en) * 1967-09-06 1971-02-10 Centro Sperimentale Metallurgico Spa An electrochemical device
US3718563A (en) * 1971-02-22 1973-02-27 Beckman Instruments Inc Polarographic sensor and membrane therefor
US3997420A (en) * 1971-03-18 1976-12-14 Beckman Instruments, Inc. Automatic analyzer
US3926765A (en) * 1973-04-13 1975-12-16 Instrumentation Labor Inc Electrochemical electrode structure
US4230537A (en) * 1975-12-18 1980-10-28 Monsanto Company Discrete biochemical electrode system
US4468271A (en) * 1982-10-28 1984-08-28 Eastman Kodak Company Method of making a device for determining analyte activity
US4568445A (en) * 1984-12-21 1986-02-04 Honeywell Inc. Electrode system for an electro-chemical sensor for measuring vapor concentrations
US4933066A (en) * 1987-03-31 1990-06-12 Daikin Industries, Ltd. Apparatus for mounting a diffusion-limiting membrane for a sensor
JPS63243863A (ja) * 1987-03-31 1988-10-11 Daikin Ind Ltd 酵素電極
US4929330A (en) * 1987-03-31 1990-05-29 Daikin Industries, Ltd. Diffusion-limiting membrane holding means for sensor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013509589A (ja) * 2009-10-30 2013-03-14 マイン セイフティ アプライアンセス カンパニー 拡散バリアを備える電極を含む電気化学センサ
CN117288929A (zh) * 2023-09-24 2023-12-26 徐海 一种冷轧带钢板生产故障监测装置
CN117288929B (zh) * 2023-09-24 2024-05-03 山西永硕新材料科技有限公司 一种冷轧带钢板生产故障监测装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5228972A (en) 1993-07-20
JPH0752170B2 (ja) 1995-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0249153A (ja) 拡散制限膜保持具収容容器
US8231548B2 (en) Portable measuring system having a moisture-proof assembly space
EP1949099B1 (en) Cartridge with a wheel for sealing the opening
EP1216416B1 (en) Test device
US20070119710A1 (en) Test substrate handling apparatus
JP4409370B2 (ja) 診断試薬を読み、取り扱うための容器及び同容器の使用方法
US7378270B2 (en) Device for analyte measurement
US8506903B2 (en) Test sensor and method for manufacturing the same
US20030211619A1 (en) Continuous strip of fluid sampling and testing devices and methods of making, packaging and using the same
US4954319A (en) Mechanism for supplying analytical tape for biochemical analysis by predetermined length
JPH0843405A (ja) 生化学分析装置
JP2010521666A (ja) センサ操作のいらないシングルセンサメータシステム及びそれを用いた方法
EP0373629B1 (en) Test apparatus for measuring concentration of test substance in liquid
US5320734A (en) Test apparatus for measuring concentration of test substance in liquid
JPH0249152A (ja) 拡散制限膜保持具
JPH07120478A (ja) 乾式分析フイルムの供給装置
JPH07128340A (ja) 乾式分析フイルムの保管装置
JPH02159549A (ja) 濃度測定装置
JPH02257050A (ja) 濃度測定装置
JPH01189548A (ja) テストフイルム定量送り方法
JPH01158361A (ja) 生化学分析用テストフイルムカセット

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees