JPH0249136Y2 - - Google Patents

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JPH0249136Y2
JPH0249136Y2 JP1076783U JP1076783U JPH0249136Y2 JP H0249136 Y2 JPH0249136 Y2 JP H0249136Y2 JP 1076783 U JP1076783 U JP 1076783U JP 1076783 U JP1076783 U JP 1076783U JP H0249136 Y2 JPH0249136 Y2 JP H0249136Y2
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JP
Japan
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container
vehicle
cover
lpg
floor
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JP1076783U
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JPS59116218U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、LPG容器の車両塔載装置に関する。
近時、LPG(液化石油ガス)を燃料とする自動
車が増加の傾向にあるが、LPGは液体燃料の場
合と異なり、燃料が漏れやすく、かつその発見が
困難である。
このため火災等の事故を発生するおそれが多分
にあり、これを防止する上から燃料装置の取付
け、点検・運行等に対して保安基準が定められて
いる。
ここで、LPG容器を車両に塔載するに当つて、
容器は追突または衝突された場合等を考慮して安
全であるような位置に取付けることや、LPG容
器格納室にはガス漏れを生じた場合、これを排出
するガス逃し孔等を設けるとともにガスが客室に
流入しないよう隔壁の気密を完全にすること等が
定められている。
そこで普通乗用車の如く、人間居住室即ち客室
と隔離してトランクルームを画成した種類の自動
車にあつてはトランクルームの僅かな改良で
LPG容器が塔載でき、また車高の高い貨物自動
車では、その荷台下部のスペースを利用して外部
にLPG容器を吊下げ式に塔載することが可能で
ある。
ところが、LPG容器はタンク自体が高圧容器
となるところから、タンク形状が耐高圧形状、即
ち円筒状のものとなり、この形状からの制約で、
客室と貨物室が連通するキヤブオーバー型乗用車
もしくはライドバンといつた形式の自動車で、特
に床面地上高の低い車では、LPG容器塔載スペ
ースが確保できず、この種の車両ではLPG仕様
車の出現を見ていない。
本案は上述の点に鑑みなされたものであつて底
壁に換気孔が開設され、LPG容器の下半部を収
納支持する固定台と、該固定台に気密的に固定さ
れ、該容器の上半部を被覆する覆体とを備え、前
記固定台を車体床面に開設された取付孔より貫通
させて、固定台下部が床面より下方に突出するよ
うに前記取付孔の周縁部に取付けることで特に車
両の床面地上高の高低に左右されずLPG容器を
充分な安全性を確保し、かつ確実に塔載できる
LPG容器の車両塔載装置を提供しようとするも
のである。
以下、本案の実施例を図面により説明する。
1はLPG容器、2は容器固定台で、容器1の
下半部が落込む開口3と、容器周りを囲撓する取
付座4と、開口縁周りに一連に垂設した囲壁5
と、この囲壁5に設けた容器1の取付座6とを有
する。また、この固定台2の底壁には換気孔30
が開設されている。7は固定台2上に於いて容器
1が取付けられた状態で該容器1の上半部を覆う
覆体で、強度的にしつかりとしたもので造られ、
下端開口縁に形設され固定台2の取付座4上に重
合される取付座8と、容器1に装着したメータ9
に対応して設けた強化ガラス張りの覗窓10と、
容器1に装着した充填バルブ11に対応して設け
たバルブ操作口12を有し、バルブ操作口12に
は保護蓋13を気密的に取着している。14は固
定台2に開設された換気孔30より下方に露出す
る容器1の一部を覆包する安全カバーで金網や多
孔板体よりなり容器1の形状に適合させた丸底容
器形式のもので、その開口部15が固定台2に外
嵌可能にできている。
16は安全カバー14に下方より添着される保
持バンドで、複数本を適宜間隔を離して配し、保
持バンド16両端部を止具によつて安全カバー1
4ともども固定台2に対し止着する。
尚、図中17は固定台2と覆体7の両取付座
4,8間に介挿される気密保持用ガスケツトであ
る。
また、前記覗窓10の構成は気密Oリング10
a、強化ガラス10b、強化プラスチツク透明板
10c、ゴムパツキング10d、及び押え枠を兼
ねる窓口プロテクタ10eの各部品を重合して覆
体7に開設した窓口10f部に止具によつて気密
的に固定して成る。
上記構成に於いて本案を例えばライトバンの床
面Aに対して装着する要領を説明する。
床面Aに固定台2の取付座4より下方の囲壁5
の部分が嵌挿可能な大きさの取付孔Bを開設す
る。
一方、固定台2にはその開口3よりLPG容器
1を挿入し、容器1の両端部に突設した取付部材
18を固定台2の容器取付座6上に載せ、ボルト
ナツト等の止具によつてしつかりと固定する。
この時LPG容器1の上半部は固定台2より上
方に突出し、また下半部は換気孔30よりも下方
に若干突出する。
こうして容器1を取着した固定台2を車室内に
持ち込み床面Aの取付孔Bに挿入すると固定台2
の取付座4が取付孔B周縁部に合致する。
次いで覆体7をガスケツト17を介装して容器
1上に被すと、該覆体7の取付座8、ガスケツト
17、固定台2の取付座4及び床面Aの取付孔B
周縁部が重合状態になり、これ等をボルトナツト
等の止具によつて重合固定する。
次に床面A下方から安全カバー14を容器1に
対し被せ、更に保持バンド16を安全カバー14
上に当てがいその両端を固定台2の囲壁5に対し
安全カバー14の開口部15ともども固定する。
尚、この時安全カバー14と容器1との間には
ゴム材等よりなる弾性当片19を挾着する。
尚、上記実施例では、固定台2に対し容器1を
取付けた後、これを床面Aに取付ける作業要領を
示したが、固定台2は先に床面Aに溶接等によつ
て固定し、覆体7の取付けには固定台2の取付座
4上に上向きにボルトを植設しておくのもよい。
また、床面Aに開設する取付孔Bの位置は、法
的規制を受けるが、、本案の装着では覆体7の保
護蓋13を車両の後方扉Cに対向させてこの後方
扉Cが閉成状態では開放不能となるように図示例
の如く外方突出形状とするか、または適宜押え部
材を保護蓋または後方扉のいづれかに突設しても
よい。
本案は上記の如く車両の床面に適当大きさの取
付孔を開設して装着され、LPG容器の上半部を
車室内側に突出させ、これを覆体によつて気密的
に覆い、また容器の下半部は床面下方に突出させ
て当該部分は通気性良好な安全カバーによつて覆
包することを特徴とする。
従つて、キヤブオーバー型乗用車もしくはライ
トバン形式の人間居住室と貨物積載室が連通する
車両にあつては、その車内にLPG容器全体の格
納室を形成するとなると貨物積載スペースの犠性
となるところが大きく、またこれが床面より高く
突出して貨物の積降しに邪魔となり、貨物車とし
ての機能を喪失し、更に安全面からガス漏れ防止
策も配慮しなければならないところから、実用上
から実施不能とするが、本案では床面から車室内
側への突出量が小さく貨物の積降しに若干支障を
来すことがあつても貨物車としての機能を充分に
発揮できる。また可及的偏平形状にして強度的に
しつかりとした覆体と固定台とを床面へ同体的に
固着することにより床面に開設の取付孔による車
体の強度低下も充分に補填される。また安全面か
らしては車両の床面下方では安全カバーにより容
器が覆包され、しかも床面下方への容器突出量を
可及的に小さくするから、仮令低車高の車両に適
用しても充分な安全地上高さが確保できて適用車
種の制限もない。更に本案は合理的設計で構造も
簡単にでき既に使用中の車両に対しても僅かな改
良で採用でき、上述のような形式の車両のLPG
仕様車の出現に寄与するところ甚大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の分解斜視図、第2図は車両への
装着時の概略図である。 1……LPG容器、2……固定台、3……開口、
4……取付座、5……囲壁、6……容器取付座、
7……覆体、8……取付座、30……換気孔、A
……床面、B……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁に換気孔が開設され、LPG容器の下半部
    を収納支持する固定台と、該固定台に気密的に固
    定され、該容器の上半部を被覆する覆体とを備
    え、前記固定台を車体床面に開設された取付孔よ
    り貫通させて、固定台下部が床面より下方に突出
    するように前記取付孔の周縁部に取り付けたこと
    を特徴とするLPG容器の車両搭載装置。
JP1076783U 1983-01-27 1983-01-27 Lpg容器の車両搭載装置 Granted JPS59116218U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1076783U JPS59116218U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 Lpg容器の車両搭載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1076783U JPS59116218U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 Lpg容器の車両搭載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59116218U JPS59116218U (ja) 1984-08-06
JPH0249136Y2 true JPH0249136Y2 (ja) 1990-12-25

Family

ID=30142203

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1076783U Granted JPS59116218U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 Lpg容器の車両搭載装置

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JP (1) JPS59116218U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59116218U (ja) 1984-08-06

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