JPH0248770A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0248770A
JPH0248770A JP19792388A JP19792388A JPH0248770A JP H0248770 A JPH0248770 A JP H0248770A JP 19792388 A JP19792388 A JP 19792388A JP 19792388 A JP19792388 A JP 19792388A JP H0248770 A JPH0248770 A JP H0248770A
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JP19792388A
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Yoshio Oshima
大島 喜男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報処理装置に係り、特に、ベクトル化され
たオペランドデータをベクトルエレメントとして定義し
、このエレメントを連続的に処理するベクトル演算を行
う情報処理装置に関する。
〔従来の技術〕
ベクトル演算を行う情報処理装置に関する従来技術とし
て、例えば、米国特許第4128880号明細書等に記
載された技術が知られている。この従来技術は、ベクト
ルエレメントを格納するベクトルレジスタを主記憶装置
と演算器との間に備えて、ベクトルレジスタに登録され
たベクトルエレメントを、オペランドデータとしてベク
トル演算命令によって処理するものである。
また、他の従来技術として、例えば、特開昭61290
570号公報等に記載された技術が知られている。この
従来技術は、ベクトルエレメントがヘクトルレジスタの
格納領域を越える場合に、ベクトルエレメントを分割す
ることにより、ベクトルエレメントをベクトルレジスタ
で取り扱い可能な範囲として、ベクトル演算処理を行う
ものである。
さらに、他の従来技術として、ベクトル演算処理を行う
場合に、ベクトルレジスタを持たない処理装置を用い、
ベクトルエレメントを主記憶装置内にのみ定義し、ベク
トルエレメントを常に主記憶装置から取り出して、ベク
トル演算処理を行い、その演算結果を再び主記憶装置に
格納する方法が知られている。この従来技術は、単一オ
ペランドを扱うスカラ処理の複数命令で行っていた処理
を、ベクトル命令により定義することによって、複数オ
ペランドを扱うことを可能とし、1つのベクトル命令の
中で、複数オペランドをベクトルエレメントとして、演
算処理可能としたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕 前記従来技術は、ベクトル演算処理のためのベクトルエ
レメントの取り扱いが一意的であり、演算処理の動きに
関係なく、ベクトル化された主記憶のベクトルエレメン
トのオペランド領域が、−度ベクトルレジスタ内に必ず
格納されたのち演算処理される(前記米国特許明細書ま
たは公開公報に記載されたベクトルレジスタを用いる従
来技術の場合)か、主記憶のオペランドデータとして処
理される(前記もう1つのベクトルレジスタを用いない
従来技術の場合)かであり、1つの命令セットを用意し
てベクトル演算処理を行っている。
このため、前記ベクトルレジスタを用いる従来技術は、
同一のベクトルエレメントに対して1度しか演算処理を
行わない場合でも、ベクトルレジスタへの主記憶からの
データの格納と、主記憶への退避が必要となり、この処
理により、全体のベクトル処理性能が低下するという問
題点があった。
一方、前記ベクトルレジスタを用いない従来技術は、ベ
クトルエレメントが常に主記憶上にあるため、何回も同
一のベクトルエレメントの操作をする演算処理を行う場
合、主記憶への参照動作をその都度行わなければならず
、ベクトル演算処理性能が、主記憶と演算処理とのデー
タスルーブツトにより、その上限が決められてしまい、
全体のベクトル処理性能を低下させてしまうという問題
点を有する。
一般に、ベクトル演算処理は、気象解析、構造解析、画
像処理等、多くの技術分野の数値シミュレーションに用
いられ、そのアプリケーション実現には、有限要素法等
を用いた多種多様なプログラム的手法が用いられている
。そして、このようなベクトル演算処理においては、演
算結果をいかに早く入手し、計算処理のターンアラウン
ドタイムをいかに縮少するかが課題となっている。また
、前述のような用途に用いられるベクトル演算処理にお
いては、計算精度の向上及びその取り扱い規模の向上の
ため、そのデータ量が極めて大きくなっている。
従って、前述のような処理を行う情報処理装置は、新し
いアプリケーションプログラム、新しい計算手法の開発
とともに、個々の計算手法にあったベクトルエレメント
の扱い方を取り入れる必要がある。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、
ベクトル演算処理の中で実行されるベクトルエレメント
の操作方法を変更できるようにして、ベクトル処理性能
を向上した情報処理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、前記目的は、ベクトルレジスタを用い
る命令の命令セット及びベクトルエレメントが全て主記
憶部にあるとして構成したベクトル命令の命令セットの
2つの命令セットを用意しておき、実行しようとするベ
クトル演算処理のベクトルエレメントの長さ、演算結果
を得る迄に何回同一のベクトルエレメントを演算対象と
するか、を示すループ回数、ベクトルストライドの値に
より、前記2つの命令セットのどちらの命令セットを用
いるかを選択し、予じめベクトル演算処理部の動作モー
ドとして処理装置に設定しである2つの命令セットに対
応した動作モードを、前記選択した命令セットにより選
択し、この動作モードに従、ってベクトル命令処理を実
行させることにより達成される。
〔作 用〕
ベクトルエレメントは、同一のベクトル演算処理の中で
は、同一のデータ長を有しており、それぞれのエレメン
トの数がベクトルエレメントの長さとして現わされる。
また、ベクトルエレメントは、1つのエレメントと次の
エレメントまでが、1つのエレメントのデータ長の整数
倍離れた位置に、主記憶部内に格納されることが許され
ており、これをベクトルストライドという。さらに、同
一のベクトルエレメントに対して、同一のベクトル演算
処理が何回行われるかを示す回数を、ベクトルループ回
数という。
ベクトルエレメントは、入出力装置から主記憶装置へ転
送された後、処理装置によってベクトル演算処理が行わ
れ、その演算結果が再び入出力装置に出力されることに
なる。
この主記憶装置へ転送されたベクトルエレメントは、処
理装置が識別可能、かつ、用意しであるベクトル命令の
命令セットが実行可能なデータ形式に変換される。
この変換されたベクトルエレメントは、ベクトル演算処
理の開始に当り、全て主記憶装置内に格納されている。
一般に、ベクトル長が長いということは、大きなエレメ
ントであることを示し、ベクトルストライドが大きいと
いうことは、主記憶装置の大きな領域にベクトルエレメ
ントが分散して格納されていることを示し、また、ベク
トルループ回数が多いということは、同一のベクトルエ
レメントをループ回数だけ参照することを示している。
ベクトルレジスタを用いるベクトル演算処理は、始めに
、ベクトルエレメントを主記憶装置からベクトルレジス
タに転送し、ベクトルレジスタの中から、ベクトル命令
の実行の都度ベクトルエレメントを呼び出して演算処理
を行い、再びベクトルレジスタへその結果を格納するこ
とにより実行される。ベクトルエレメントに対する全演
算操作が終了すると、ベクトルレジスタの内容は、再び
主記憶装置へ格納されて、一連のベクトル演算処理を終
了する。
このため、処理装置に用意しであるベクトルレジスタニ
、全てのベクトルエレメントが格納できれば、前記ベク
トルレジスタを用いるベクトル演! 処1 は、ベクト
ルレジスタを参照する早さが、主記憶装置を参照する早
さより格段に早いので、ベクトルループ回数が多ければ
多い程、その演算性能が高くなる。
一方、ベクトルレジスタを用いず、ベクトルエレメント
が主記憶装置内に格納されたまま実行するベクトル演算
処理は、必要となるエレメントを演算の都度主記憶装置
より演算器に取り出し、演算処理後、その結果を主記憶
装置へ格納することにより行われる。ベクトルエレメン
トが複数ある場合、全てのベクトルエレメントに対して
、前述の演算処理を行うことになる。
このため、前述のベクトルレジスタを用いないベクトル
演算処理は、特に、ベクトルループ回数が少ない場合に
、ベクトルレジスタを用いるベクトル演算処理に比較し
て、高速に処理を実行することが可能となる。
従って、前述した2つのベクトル演算処理を、演算すべ
きベクトルエレメントとベクトルループ回数とによって
、使い分けるようにすれば、全体のベクトル演算処理の
速度を向上させ、その性能を向上させることができる。
従って、本発明では、ベクトルレジスタを用いてベクト
ル演算処理を実行するベクトル命令の命令セットと、ベ
クトルレジスタを用いずに主記憶装置上にベクトルエレ
メントを格納したまま、ベクトル演算処理を実行するベ
クトル命令の命令セットを用意して、 (1)  ベクトルエレメントが全てベクトルレジスタ
に格納可能か、 (2)  ベクトルストライドは大きいか、(3)ベク
トルループ回数は大きいか、の条件に対して、実行しよ
うとするベクトル演算処理プログラムはどうなっている
か、いずれの命令セットを用いた方が高速な処理を行い
得るかを、予め、利用者あるいはベクトル処理コンパイ
ラが判断し、当該プログラムの実行時、処理装置の動作
モードを事前にセットしておき、前記2つの命令セット
を、各ベクトル処理プログラムに従って使い分けるよう
にしている。
これにより、本発明は、ベクトル演算処理を高速に行う
ことを可能にして、高性能なベクトル処理性能を得るこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明による情報処理装置の一実施例を図面によ
り詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の全体の構成を示すブロック
図、第2図は第1図における実行制御部及びベクトル演
算制御部の構成を示すブロック図第3図は第1図におけ
る命令処理装置の構成を示すブロック図、第4図は本発
明により定義した2つのベクトル命令セットの命令形式
、命令処理を説明する図である。第1図〜第3図におい
て、1は主記憶′部、2は記憶制御部、3は人出力制御
装置、4はコンソール、5はバッファ制御部、6は命令
制御部、7は実行制御部、8はベクトル演算制御部、9
は主記憶装置、10は命令処理装置、11は制御記憶部
、12は汎用レジスタ、13は浮動小数点レジスタ、1
4は2進演算器、15は10進演算器、16は浮動小数
点演算器、17はワークレジスタ、18,104はスカ
ラレジスタ、19.109はスカラ演算器、102はバ
ッファ記憶部、110はベクトルレジスタ、114はベ
クトル演算器、116,117はベクトルデータセレク
タ、118はベクトル演算制御ビットである。
第1図に示す本発明の一実施例による情報処理装置は、
主記憶部1、記憶制御部2より成る主記憶装置9と、図
示しない入出力装置からのデータ転送あるいは入出力装
置へのデータ送出を制御する入出力制御装置3と、図示
情報処理装置の操作を制御するコンソール4と、主記憶
部lの写しを登録するバッファ記憶部を制御するバッフ
ァ制御11部5、演算処理の実行を行う実行制御部7及
びバッファ制御部を介して読み出した命令をデコードし
て実行制御部7へ命令の実行指示を行う命令制御部6よ
り成る命令処理装置10と、ベクトル命令の実行を行う
ベクトル演算制御部8とにより構成されている。
このように構成された情報処理装置において、命令制御
部6は、命令の処理に際し、命令アドレスとともに命令
読み出し指示を経路d0を介してバッファ制御部5に送
出する。バッファ制御部5は、経路C0を介して記憶制
御部2へ、命令アドレスとともに主記憶部1に対する読
み出し指示を行う。
この結果、主記憶部lから読み出されたデータは、経路
ao 、Co 、d(1を介して命令制御部6に届けら
れる。命令制御部6は、読み出されてきた命令をデコー
ドして、演算処理が必要であると判断すると、経路e。
を介して、命令コード及び命令の実行指示を実行制御部
7に送出する。実行制御部7は、その命令コードが、主
記憶部1からのオペランドデータを必要とする命令の場
合、経WRr oを介して、オペランドアドレスとオペ
ランドデータの読み出し指示を、バッファ制御部5へ送
出する。バッファ制御部5は、オペランドアドレスとオ
ペランドデータの読み出し指示により、命令読み出しの
場合と同様に、記憶制御部2を介し°て主記憶部1の読
み出しを行う。これにより、オペランドデータが主記憶
部1より読み出され、このデーダは、経路a0、 。、
foを介して実行制御部7に到着する。実行制御部7は
、このオペランドデータが到着すれば、命令の実行を行
い、命令処理が終了したときに、経路e0を介して命令
制御部6に命令処理終了報告を行う。命令制御部6は、
これを受けて、次に実行する命令コードを実行制御部5
へ再び送出する。
実行制御部7は、経路e0を介して受取った命令コード
がベクトル命令であった場合、経路g0を用いてベクト
ル演算制御部8を起動する。この場合、主記憶部1から
のオペランドデータの読み出しが必要であれば、その要
求は、実行制御部7から経路f0を介してバッファ制御
部に送出するメモリアドレスにより行われ、読み出され
たオペランドデータは、経路k O、k 01を介して
ヘクトル演算処理部8へ送られてくる。ベクトル演算処
理部8は、これにより所定のベクトル演算の実行を行い
、演算結果等の主記憶部1への格納データがあれば、経
路h0を介して、実行制御部7がらバッファ制御部5へ
の指示を行う。
次に、第2図により、実行制御部7について説明する。
第2図において、制御記憶部11は、実行制御部7及び
ベクトル演算制御部8に対して、経路e0を介して命令
制御部6より送られる命令コードを解読して実行するマ
イクロプログラムを読み出す制御を行う。スカラレジス
タ18は、汎用レジスタ12及び浮動小数点レジスタ1
3とにより構成され、命令処理及びスカラ演算処理のた
めに用いられる。
スカラ演算器19は、2進演算器14.10進演算器1
5及び浮動小数点演算器16により構成され、2進デー
タの演算処理、10進数の演算処理、浮動小数点数の演
算処理等のスカラ演算処理を実行する。ワークレジスタ
17は、バッファ制御部5、スカラレジスタ18、スカ
ラ演算器19及びベクトル演算制御部8の相互間でデー
タの転送を行うためのレジスタであり、制御記憶部11
から送出されるマイクロ命令によって制御される。
第3図は第1図におけるバッファ制御部5、命令制御部
6、実行制御部7を含む命令処理装置の構成を示してお
り、以下、これについて説明する。
バッファ入力レジスタ101は、主記憶制御部2との間
で経路c0を介してデータ転送を行うための、バッファ
記憶部102に対する入力レジスタであり、バッファ記
憶部102には、前記入力レジスタ101を介して、主
記憶部l内のデータの写しが登録される。バッファ出力
レジスタ103は、バッファ記憶部102と実行制御部
7との間でデータの送受を行う。スカシレジスタ群10
4とスカラ演算器109とは、スカラ演算器1゜9への
入力レジスタ107と、当該人力レジスタ107に対す
るデータセレクタ105を介して接続され、また、スカ
ラ演算器109には、入力レジスタ108、セレクタ1
06を介して、バッファ出力レジスタあるいはベクトル
演算器114の出力が印加可能である。
ベクトルレジスタ110は、主記憶部1から読み出され
たベクトルエレメントを登録するレジスタであり、ベク
トル演算処理を行うベクトル演算器114は、セレクタ
116.117、ベクトル入力レジスタ112.113
を介して、演算すべきデータが人力可能となっている。
ベクトルデータセレクタ116.117は、前記ベクト
ル入力レジスタ112.113に供給するベクトル演算
のためのオペランドをベクトルレジスタ110がら入力
するか、バッファ出力レジスタ103から入力するかを
選択するセレクタであり、ベクトル演算制御ビット11
8により制御される。また、ストアデータセレクタ11
5は、スカラ演算器109からのデータと、ベクトル演
算器114からのデータを選択し、ストアすべきデータ
をバッファ記憶部に送出する機能を行う。
前述のように構成される処理装置に対して、第4図に示
すベクトル演算のための命令セットが用意される。
第1の命令セットは、ベクトルレジスタを用いずに主記
憶装置上にベクトルエレメントを格納したまま、ベクト
ル演算処理を実行するベクトル命令であり、第4図に1
.1として示すように、命令コードoPと、ベクトル長
VLと、第1オペランドデータのアドレスMAIと、第
2のオペランドデータのアドレスMA2と、第3オペラ
ンドデータのアドレスMA3とにより構成されている。
そして、この第1の命令セットの命令処理は、第4図に
1.2として示すように、MAIで示される主記憶アド
レスで始まる主記憶装置上の第1オペランドデータと、
MA2で示される主記憶アドレスで始まる主記憶装置上
の第2オペランドデータとに対し、ベクトル長VLで示
されるベクトルエレメントの長さ(回数)だけ、命令コ
ードoPで示される演算処理を加え、その演算結果をM
A3で示される主記憶アドレスで始まる主記憶装置の領
域に格納する処理である。
また、第2の命令セットは、ベクトルレジスタを用いて
ベクトル演算処理を実行するベクトル命令であり、4つ
の命令形式がある。
第1番目の命令セットは、第4図の2.1(1)、2.
2(:r)に示すように、VRIで示されるベクトルレ
ジスタアドレスに登録されているエレメントと、VH2
で示されるベクトルレジスタアドレスに登録されている
エレメントに対して、VLで示されるベクトルエレメン
トの長さ(回数)だけ、命令コードOPで示される演算
処理を行い、VH2で示されるベクトルレジスタアドレ
スの対応するエレメント位置にその演算結果を格納する
という処理を行わせる命令である。
第2番目の命令セットは、ベクトルレジスタに格納され
ているエレメントと、主記憶装置に格納されているエレ
メントとの演算処理に用いるものであり、第4図に2.
1(21,2,2(21として示すように、VRIのエ
レメントとMA2のエレメントとにOPで示される演算
を行い、その結果をVH2に格納する命令である。
第3番目の命令セットは、第4図、2.H3)、2.2
(3)に示すように、主記憶装置に格納されているベク
トルエレメントをベクトルレジスタへロード(LD)す
る場合に使用される。
第4番目の命令セットは、第4図2.H41,2゜2(
4)に示すように、ベクトルレジスタに登録されテイル
ベクトルエレメントの内容を主記憶”AN へ格納(ス
トアーST)する場合に使用される。
ベクトル演算制御ビット118は、第1の命令セットを
演算実行する動作モードか、第2の命令セットを演算実
行する動作モードかを示す。
第1の命令セットを実行する動作モードにおいては、第
3図に示すデータセレクタ116.117は、バッファ
出力レジスタ103からのデータバスa、を選択してお
り、ベクトルエレメントは、この経路a、を介して、ベ
クトル演算器114へ供給され、その演算結果は、経路
C3を介してストアデータセレクタ115に与えられる
。ベクトル演算命令の実行中、このストアデータセレク
タ115は、ベクトル演算器114からのデータを選択
しており、該演算器114の演算結果は、バッファ制御
部5を介して主記憶装置に格納される。
第2の命令セットを実行する動作モードにおいては、デ
ータセレクタ117は、常にベクトルレジスタ110の
データバスb、を選択しており、データセレクタ116
は、第2の命令セットの第1番目の命令形式では、ベク
トルレジスタ110からのデータバスb、を、第2番目
、第3番目の命令形式では、バッファ出力レジスタ10
3からのデータバスa、を選択する。
従って、第1番目の命令形式の場合、ベクトル演算al
14は、ベクトルレジスタ110内に登録されている2
つのデータを受取り、これらに演算処理を行い、その結
果をベクトルレジスタ110に格納することができる。
また、第2番目の命令形式の場合、ベクトル演算器11
4は、セレクタ117、入力レジスタ113を介してベ
クトルレジスタ110内に登録されているデータを受は
取り、セレクタ116、人力レジスタ112を介して、
バッファ出力レジスタ103からの主記憶装置内のデー
タを受は取りこれらに演算処理を行う。その演算結果は
、ベクトルレジスタ110に格納される。
第3番目の命令形式の場合、ベクトル人力レジスタ11
3のデータをリセットして“0”とすることにより、デ
ータ出力レジスタ103からの内容がそのままベクトル
演算器114の出力となり、ベクトルレジスタに登録さ
れる。
第4番目の命令形式の場合、ベクトル入力レジスタ11
2をリセットすることにより、そのデータを“0”とし
て、ベクトルレジスタ110の出力がそのままベクトル
演算器114の出力となるようにされる。その結果、ベ
クトル演算器114の出力は、データセレクタ115の
入力データとなり、バッファ制御部5を介して主記憶装
置9内に格納される。
前述した本発明の実施例によれば、処理装置内の演算器
群、レジスタ群を組み合わせ、第4図に示した第1の命
令セット、第2の命令セットによるベクトル演算命令の
処理動作を、ヘクトル演算制御ビット11Bに従って、
ベクトルデータセレフタ116.177を制御すること
により、処理装置の動作モードを変更して実行させるこ
とができる。
ベクトル演算を、第1の命令セットで行うか、第2の命
令セットで行うかは、処理装置の命令により指示しても
よく、また、利用者が処理すべきデータ等により判断し
て指示してもよい。
いずれの場合においても、処理すべきベクトルエレメン
トについて、ベクトルエレメントが全てベクトルレジス
タに格納可能か否か、ベクトルストライドの値、ベクト
ルループ回数によって、どちらのベクトル命令を用いて
処理すれば、演算処理の速度が早くなるかを判断して、
その指示を行う。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ベクトル演算処
理のためのベクトルエレメントを主記憶オペランドとし
て定義したベクトル命令セットと、ベクトルレジスタを
用いて、ベクトルエレメントをベクトルレジスタヘー度
登録した後、ベクトル演算処理を行うベクトル命令セッ
トとを用意し、この2つの命令セット群を同一の処理装
置で処理可能としたことにより、ベクトルエレメントの
長さ、ベクトルストライド、ベクトルエレメントに対す
るベクトル演算処理回数(ベクトルループ回数)に基づ
き、実行しようとするベクトル処理のアプリケーション
プログラムに対して、最適な第1の命令セットあるいは
第2の命令セット選択して、より高速にベクトル演算処
理を行うようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体の構成を示すブロック
図、第2図は第1図における実行制御部及びベクトル演
算制御部の構成を示すブロック図、第3図は第1図にお
ける命令処理装置の構成を示すブロック図、第4図は本
発明により定義した2つのベクトル命令セットの命令形
式、命令処理を説明する図である。 1・・・・・・主記憶部、2・・・・・・記憶制御部、
3・・・・・・入出力制御装置、4・・・・・・コンソ
ール、5・・・・・・バッファ制御部、6・・・・・・
命令制御部、7・・・・・・実行制御部、8・・・・・
・ベクトル演算制御部、9・・・・・・主記憶装置、1
0・・・・・・命令処理装置、11・・・・・・制御記
憶部、12・・・・・・汎用レジスタ、13・・・・・
・浮動小数点レジスタ、14・・・・・・2進演算器、
15・・・・・・10進演算器、16・・・・・・浮動
小数点演算器、17・・・・・・ワークレジスタ、18
,104・・・・・・スカラレジスタ、19゜109・
・・・・・スカラ演算器、102・・・・・・バッファ
記憶部、110・・・・・・ベクトルレジスタ、114
・・・・・・ベクトル演算器、116.117・・・・
・・ベクトルデータセレクタ、118・・・・・・ベク
トル演算制御ビット。 第1図 代理人  弁理士  小川 勝馬(外1名)第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、命令及びオペランドデータを格納する主記憶部と、
    命令及びオペランドデータの読み出し、命令の実行を行
    う実行制御部と、ベクトルエレメントを格納するベクト
    ルレジスタと、実行制御部の指示によりベクトルエレメ
    ントの演算処理を行うベクトル演算制御部とを備える情
    報処理装置において、演算処理されるベクトルエレメン
    トを主記憶オペランドとしてのみ扱う第1の命令セット
    と、演算処理されるベクトルエレメントを主記憶オペラ
    ンドとして扱うとともにベクトルレジスタを用いた演算
    処理を行う第2の命令セットとを備え、前記第1、第2
    の命令セットの一方によりベクトル演算処理を実行する
    ことを特徴とする情報処理装置。 2、前記第1、第2の命令セットのどちらの命令セット
    を用いてベクトル演算処理を行うかの指示を、処理装置
    の命令により行うことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の情報処理装置。
JP19792388A 1988-08-10 1988-08-10 情報処理装置 Pending JPH0248770A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03256134A (ja) * 1990-03-06 1991-11-14 Koufu Nippon Denki Kk ベクトル演算器のチェック回路
JP2004511043A (ja) * 2000-10-05 2004-04-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ リターゲッタブルコンパイルシステム及び方法

Cited By (2)

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JPH03256134A (ja) * 1990-03-06 1991-11-14 Koufu Nippon Denki Kk ベクトル演算器のチェック回路
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