JPH0248651Y2 - - Google Patents

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JPH0248651Y2
JPH0248651Y2 JP3764385U JP3764385U JPH0248651Y2 JP H0248651 Y2 JPH0248651 Y2 JP H0248651Y2 JP 3764385 U JP3764385 U JP 3764385U JP 3764385 U JP3764385 U JP 3764385U JP H0248651 Y2 JPH0248651 Y2 JP H0248651Y2
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gas
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、斜板式エンジンにそなえられる分配
弁に関し、特に、ガス遮蔽保護板付き分配弁に関
する。
〔従来の技術〕
従来、第2図に示すように、回転式分配弁1
は、燃焼器8からの高温、高圧の燃焼ガス(同図
中の符号2参照)をシールしながら、弁座3と高
速回転摺動しているので、燃焼ガス圧力の反力を
受け振れまわりの力を受ける。
このため、回転式分配弁1の外筒部1dとフラ
ンジ13との間に介装されたベアリング4によつ
て回転式分配弁1を支持している。
なお、第2図中の符号1aは回転式分配弁1の
分配通路、1bは排出通路、3aは弁座3に形成
されたガス通路、12は逃気口、14は燃焼器8
のケーシング8aと回転式分配弁1の先端部1c
との間に介装された押圧部材、15はケーシング
8aと押圧部材14との間に介装されたバネを示
している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の分配弁では、
回転式分配弁1と弁座3の回転摺動面から燃焼ガ
スの一部が漏れた場合に、ベアリング4が加熱さ
れ焼付く欠点がある。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、高温に漏れガスからのベアリングを保
護して、ベアリングの焼付きを防止できるように
した、ガス遮蔽保護板付き分配弁を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案のガス遮蔽保護板付き分配弁
は、燃焼器からの燃焼ガスをハウジングに形成さ
れた複数の通路を通じて複数のシリンダへ分配す
る分配弁において、同分配弁の回転式弁体と上記
ハウジングとの間に、上記弁体の回転を許容する
円環状ベアリングをそなえ、同円環状ベアリング
への漏れガスの侵入を遮断すべく、上記円環状ベ
アリングの内周側ボール支持部材から外周側ボー
ル支持部材までを覆うガス遮蔽保護板が設けられ
たことを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案のガス遮蔽保護板付き分配弁で
は、ガス遮蔽保護板により、円環状ベアリングへ
の漏れガスの侵入を遮断することができる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1図は本考案の一実施例としてのガス
遮蔽保護板付き分配弁の要部縦断面図であり、第
1図中、第2図と同じ符号はほぼ同様のものを示
している。
第1図に示すように、本実施例でも、従来例と
同様に、燃焼器8の燃焼室において発生される燃
焼ガスは、回転式分配弁(弁体)1の分配通路1
aおよび弁座3のガス通路3aを通じて斜板式エ
ンジンのシリンダ10へ供給されるように構成さ
れており、他のシリンダ10のピストン11を押
圧した後のガスが、弁座3のガス通路3aおよび
回転式分配弁1の排出通路1bを通じて排出され
るように構成されている。
そして、回転式分配弁1の外筒部1dとフラン
ジ13との間には、円環状ベアリング4が介装さ
れており、このベアリング4は、多数のボール4
aと、このボール4aを支持する外筒部1d側の
内周側ボール支持部材(軌道面)4bと、ボール
4aを支持するフランジ13側の外周側ボール支
持部材(軌道面)4cとから構成されている。
そして、ベアリング4の両側において、内周側
ボール支持部材4bから外周側ボール支持部材4
cまでを覆う耐熱材性のガス遮蔽保護板5が設け
られており、このガス遮蔽保護板5はC型止め輪
6により回転式分配弁1の外筒部1dに支持され
ている。
なお、第1図中の符号7は、内周側ボール支持
部材4b、外周側ボール支持部材4cおよび2つ
のガス遮蔽保護板5によつて囲まれる空間に充填
されたグリースを示している。
本考案の実施例としてのガス遮蔽保護板付き分
配弁は上述のごとく構成されているので、燃焼器
8で発生した高温、高圧の燃焼ガス(第1図中の
符号2参照)は弁座3と回転摺動する回転式分配
弁1とによつて、弁座3のガス通路3aを通つて
円周上に配置された複数のシリンダ10に順次供
給されピストン11を作動させ、仕事の終つたガ
スを排出させる。
ここで、弁座3と回転式分配弁1の回転摺動面
とから、燃焼ガスの一部が漏れた場合には、回転
式分配弁1に設けられた逃気口12から逃気され
るが、それと同時にベアリング4に吹きつけられ
る漏れガスは、ガス遮蔽保護板5およびこの内側
に充填されたグリース7とにより、直接ベアリン
グ4のボール4aおよび内周側ボール支持部材4
b、外周側ボール支持部材4cに触れることはな
くなる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案のガス遮蔽保護板
付き分配弁によれば、簡素な構造で、漏れガスが
直接ベアリングのボールおよび内周側ボール支持
部材、外周側ボール支持部材(軌道面)に触れる
ことがなくなり、これによりベアリングの漏れガ
スによる加熱および焼付きを防止することができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としてのガス遮蔽保
護板付き分配弁の要部縦断面図であり、第2図は
従来の分配弁の要部縦断面図である。 1……回転式分配弁、1a……分配通路、1b
……排出通路、1c……先端部、1d……外筒
部、2……燃焼ガスの流れの方向、3……弁座、
3a……ガス通路、4……円環状ベアリング、4
a……ボール、4b……内周側ボール支持部材
(軌道面)、4c……外周側ボール支持部材(軌道
面)、5……ガス遮蔽保護板、6……止め輪、7
……グリース、8……燃焼器、8a……ケーシン
グ、10……シリンダ、11……ピストン、12
……逃気口、13……フランジ、14……押圧部
材、15……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼器からの燃焼ガスをハウジングに形成され
    た複数の通路を通じて複数のシリンダへ分配する
    分配弁において、同分配弁の回転式弁体と上記ハ
    ウジングとの間に、上記弁体の回転を許容する円
    環状ベアリングをそなえ、同円環状ベアリングへ
    の漏れガスの侵入を遮断すべく、上記円環状ベア
    リングの内周側ボール支持部材から外周側ボール
    支持部材までを覆うガス遮蔽保護板が設けられた
    ことを特徴とする、ガス遮蔽保護板付き分配弁。
JP3764385U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH0248651Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3764385U JPH0248651Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3764385U JPH0248651Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61155611U JPS61155611U (ja) 1986-09-26
JPH0248651Y2 true JPH0248651Y2 (ja) 1990-12-20

Family

ID=30543915

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JP3764385U Expired JPH0248651Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JPS61155611U (ja) 1986-09-26

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