JPH0248650B2 - - Google Patents

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JPH0248650B2
JPH0248650B2 JP57217662A JP21766282A JPH0248650B2 JP H0248650 B2 JPH0248650 B2 JP H0248650B2 JP 57217662 A JP57217662 A JP 57217662A JP 21766282 A JP21766282 A JP 21766282A JP H0248650 B2 JPH0248650 B2 JP H0248650B2
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JP
Japan
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closed compartment
air
fiber
wall portion
chute
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Application number
JP57217662A
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English (en)
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JPS58120821A (ja
Inventor
Jei Keraa Aretsukusu
Pinto Akiua
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OOTOMACHITSUKU MATERIARU HANDORINGU Inc
Original Assignee
OOTOMACHITSUKU MATERIARU HANDORINGU Inc
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Publication date
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Publication of JPS58120821A publication Critical patent/JPS58120821A/ja
Publication of JPH0248650B2 publication Critical patent/JPH0248650B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G23/00Feeding fibres to machines; Conveying fibres between machines
    • D01G23/02Hoppers; Delivery shoots

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 1980年11月17日提出の米国特許願第207394号に
は、梳解機等へバツト(batt)として送られる繊
維を収集し稠密化するための一般にシユートフイ
ードと呼ばれる繊維供給装置が開示されている。
かかる出願に詳述された如く、装置のシユートを
形成する垂直に延びた壁はその上端が穿孔されて
おり、またブロワを利用してブロワの放出側から
シユートフイードの開繊ローラの上端のまわりに
これと接線方向に延び次いで穿孔壁部分を通つて
閉回路でブロワの入口端へ戻る空気循環経路を形
成している。この構成は垂直シユートに集まる繊
維に均らし効果を与える利点および閉空気循環経
路によりリントおよび繊維ダストをシユートフイ
ード内に保持して、空気を過する必要性を回避
するという利点があるが、これらはすべて前記出
願に記載されている。
上記シユートフイードは一部の繊維処理システ
ムに大きい利点を与えるが、リント・ダストまた
はマイクロダストをシユートフイードにより形成
されたバツドからすべて除去することが重要であ
るような他のシステムがある。例えば、オープン
エンド紡糸では、バツトにはリント、ダストおよ
び特にマイクロダストが実質的にないようにする
ことが特に有利である。
繊維束を垂直シユートへ輸送しかつこのシユー
ト内に収集された繊維を圧縮するために誘起空気
流を用いるシユートフイードを設けることも技術
上周知であることは勿論であり、かかるシユート
の典型例が米国特許第3482883号および同第
4219289号に開示されている。また任意の便利な
真空源、例えば梳解機(これはシユートフイード
によりバツトが供給される)に見られる既存の抽
出器、を介して空気を排出する構成を含んだ繊維
束の空気送出システムを設けることも周知であ
る。しかして、米国特許第4136911号において、
ブロワからの空気がシユートフイード内の収集繊
維の垂直カラムに通され、カード(梳解機)の抽
出器へ接続されたカラムの底部の近くの穿孔壁を
通じて除去される。米国特許第4176988号では繊
維を乗せた空気が垂直シユートの穿孔壁を通じて
除去され、任意の適当な真空源により排出され
る。
繊維の実質的に垂直なカラムに空気を下方へ通
すことにより繊維をシユートフイードへ送出しか
つ(または)シユートフイード内の繊維を圧縮す
る場合、かかる空気の圧力または流れの変動は、
繊維の送出、即ち圧縮、がかかる変動により実質
的に影響されないから、特に重大なものに思われ
ない。しかして、カード抽出器から利用できる真
空源を用いて空気を排出する場合、カード抽出器
により提供される真空は任意の時間に抽出器に課
せられる負荷に応じて変動するが、この変動は空
気システムの繊維送出および(または)繊維圧縮
機能に悪影響を及ぼすものとは思われない。しか
し前記米国特許願第207394号記載の態様で空気シ
ステムを利用して空気を垂直シユートの上端に隣
接して位置するパーホレーシヨンに通すことによ
り繊維の均らしを行なう場合、空気を排出するた
めに用いられる真空源の変動は垂直シユートの上
端で繊維を均らす空気流の能力に悪影響を及ぼす
ことが判明している。故に、本発明によれば、シ
ユートフイードに独特な空気流構成を設け、これ
により繊維を開繊ローラから分離し、垂直シユー
ト内の繊維の均らしを生ぜしめ、次いで空気流の
繊維均らし機能に悪影響を及ぼさない制御された
圧力環境で空気およびダストまたはマイクロダス
トを排出する。
更に、一部のシユートフイードは垂直シユート
の一壁を形成する振動板を含んでおり、この板は
垂直シユートの他の一壁を形成する対向固定壁に
対して離接するように動いて振動板の圧縮方向の
運動中に垂直シユート内の繊維を機械的に圧縮ま
たは稠密化するが、振動圧縮板を有するシユート
フイードの典型例が米国特許第3896523号および
同第3728759号に開示されている。これらの振動
板は固定板へ向かう方向に動くときに繊維を圧縮
するという明白な効果を有するが、反対方向の板
の移動は板間の繊維を再膨張または開繊させる傾
向があり、これにより振動板による繊維の機械的
圧縮の有効性を少なくとも一部減少する。更に、
振動板を前記出願第207394号に開示された如き繊
維均らしシステムと組み合せて用いると、両方向
の振動板の運動の結果、穿孔板を通じて空気を受
け取る隔室にやや異なる圧力状態が生じ、この圧
力差は垂直シユートにおける繊維の最大均らしに
望ましい前記制御された圧力循環に少なくともあ
る程度悪影響を及ぼす。これらの欠点は本発明に
より克服され、本発明は均らし空気循環システム
に影響する板の傾向を除去するために繊維の均ら
しを生ぜしめるのに用いられる空気流から振動板
を隔離するのみならず、垂直シユート内の繊維を
圧縮するのを助けるために両方向の板の運動を利
用する。
本発明によれば、軸方向に延びた開繊ローラ
と、繊維を受け取るべく開繊ローラの下で一般に
下方に延びた実質的に閉鎖した繊維収集シユート
とを含むシユートフイードが設けられる。シユー
トはパーホレーシヨンを形成した上方部分と、振
動壁部分の運動中にシユート内の繊維を稠密化す
るためにシユートの固定壁に対して離接振動運動
するように構成された下方部分とを有する一般に
垂直に延びた壁を含んでいる。空気循環装置が設
けられこれはブロワを含んでおりまた開繊ローラ
から繊維束を分離するのを助けるために開繊ロー
ラのまわりの径路に空気流を指向し次いでシユー
ト内に集められた繊維を均らすのを助けるために
穿孔上壁部分に空気を通すが、これらは前記米国
特許願第207394号に記載されたのと同じ一般的態
様で行なわれる。
しかし、前記出願に記載のシユートフイードと
異なり、本発明のシユートフイードはシユートフ
イードへフイードされる梳解機の既存の抽出シス
テムへ接続される第一の閉鎖隔室を含んでおり、
この第一閉鎖隔室は垂直シユートに隣接しており
かつこれから穿孔上壁部分の少なくとも一部によ
り離されており、かくしてこれを通る空気は第一
閉鎖隔室へ流入し、第一閉鎖隔室からおよびシユ
ートフイードからカード抽出器により第一閉鎖隔
室に課せられる真空により引き出される。開繊ロ
ーラのまわりにそして穿孔上壁部分へ向かつて流
れる空気は、繊維束に関連したリントおよびマイ
クロダストが束からうまく分離されて空気流によ
りカード抽出器へ運ばれる可能性が最も大きい点
で繊維束のまわりにかつこれを貫通して流れる。
前記の如くマイクロダストを除去するために利
用可能カード抽出器をこのように用いることは顕
著にマイクロダスト量が減少した繊維バツトを提
供するのに大きい利点があるが、穿孔上壁部分の
背後にカード抽出器の真空を課することは空気流
の前記繊維均らし機能に悪影響を及ぼすことが判
明した。この悪影響はカード抽出器により提供さ
れる真空度が常に変動することによるものである
と信じられ、この可変真空はもし修正されないと
穿孔板を通る空気流に対し制御されないまたは不
均一な圧力を生じる傾向がありまた一方、穿孔板
は不均一な均らし効果をシユート内の繊維に及ぼ
す。
本発明によれば、カード抽出器の真空から生じ
る前記悪影響は、カード抽出器の真空の存在にも
かかわらず、穿孔板を通る均一なまたは制御され
た空気流を再確立するよう第一閉鎖隔室を改変す
ることにより修正できる。更に詳細には、従来隔
室から空気を引き出したブロワの入口は第1閉鎖
隔室の外側からブロワへ延びた入口へ接続され、
しかしてブロワはかかる隔室内に真空を課さな
い。また、第一閉鎖隔室には外部の空気を隔室へ
この内部に所定の負圧があるときに選択的に導入
するフラツプ弁の形態とするのが好ましい空気入
口が設けられる。空気を隔室外部からブロワへ引
き入れる一方選択的に操作可能な空気入口弁を隔
室に提供するということはカード抽出器の真空に
より生じる圧力変動に均らし効果を及ぼし、シユ
ートの頂部に収集された繊維の効果的な均らし作
用を促進する制御された空気流が穿孔板を通るこ
とになる。
本発明の他の特長によれば、第二閉鎖隔室がシ
ユートに隣接して設けられ、この隔室は穿孔上壁
部分の少なくとも一部および振動下壁部分により
シユートから離されている。この構成により、振
動板は、その従来の操作において、固定シユート
壁へ向かう前記運動中にシユート内の繊維を圧縮
または稠密化し、また他方向の振動板の運動は第
二閉鎖隔室内に圧力増加を生ぜしめこれによりか
かる隔室から穿孔上壁部分に空気を通し、次いで
振動板がシユートの第一壁から離れつつあるとき
でさえもシユート内の繊維を圧縮するのを助ける
ために空気がシユートへ流入する。
第1図は入口ダクト12の下に配置された繊維
供給装置またはシユートフイード10を示し、適
当な源14から入口ダクト12を通つて繊維束が
穿孔板16または開口を通つて排出される空気流
により従来の如く送出され、繊維束は入口ダクト
12に集まる。シユートフイード10は入口ダク
ト12からシユートフイード10内に回転可能に
装着されてモータ24により駆動される軸方向に
延びた開繊ローラ22へ繊維を送出するためにモ
ータ20により駆動されるフイードローラ18を
含んでおり、開繊ローラ若22は開繊ローラ22
により送出される繊維束を開繊すべく放射方向に
延びた複数個の突起26を有する。
周りが囲まれている(すなわち筒状の)シユー
ト28は開繊ローラ22の下で一般に下方に延び
ており、また開繊ローラ22の軸線に沿つてこれ
と平行に延びてその面を離れるときの繊維束を収
容する開放端30を有する。シユート28は固定
された非穿孔壁32、2個の側壁34(第2図参
図)、および開繊ローラ22の軸方向長さと実質
的に等しい幅を有する一般に垂直に延びた壁36
を含んでいる。この壁36はシユート28内に収
集された繊維の平常のレベルLの下方かつある場
合にはその上方でかつ幅を横切つて延びた部域に
多数のパーホレーシヨン40を形成された上壁部
分38を含んでいる。壁36はまた固定壁32に
対して離接するよう振動するために上端44で枢
支された下壁部分42を含んでおり、かかる振動
運動は駆動モータ46、および壁部分42の底端
で接続された偏心リンク装置48により得られ
る。一対の従来のフイードローラ50,52をシ
ユート28の底部に配置してシユート28からバ
ツトの形態の繊維を従来の梳解機(図示せず)へ
送出するようにしている。
シユートフイード10は、シユートフイード1
0の内部を観察できるようにするために通常透明
なプラスチツク材料から少なくとも一部形成され
た前壁54を含んでおり、また第一の分割壁56
はシユート壁36の頂部と前壁54との間を延び
て壁36に隣接したシユートフイード10の部分
から開繊ローラ22を包囲するシユートフイード
10の上方部分を分割する。電気モータにより駆
動されるブロワ58を分割壁56に装着し、この
ブロワ58は分割壁56を通つて上方へ延びる出
口導管60を有し、空気が上方へ放出されて案内
壁57により開繊ローラ22の上方部分へ案内さ
れる。ブロワ58はブロワ58の入口からシユー
トフイード10の前壁54に形成された入口開口
64へ延びた好ましくは可撓管の形態の入口導管
62へ接続され、かかる入口導管62はブロワ5
8をしてシユートフイード10の外側から周囲空
気を吸い込むのを可能にしている。前壁54はこ
れを貫通した第二の入口開口66を含み、また第
3図に最もよく見られる如く、フラツプ弁68が
ヒンジ70により前壁54の内面に装着され、フ
ラツプ弁は第二の空気入口開口66を平常覆つて
これを通る外方への空気の流れを阻止しまた第3
図に点線で示す如く内方に枢動するよう選択的に
操作可能であり後述の如く開口66を通つて空気
を内方へ流動させる。フラツプ弁68は好ましく
は重力により閉位置に維持されるが、所望であれ
ばばねその他の偏倚手段(図示せず)を付加して
前壁54の内側に所定の負圧が生じるまでフラツ
プ弁68をその閉位置に維持することができる。
第二の分割壁72は、第1図、第2図に示す如
く、シユートフイード10の前壁54から上方穿
孔上壁部分38へ延びてこの上壁部分38とその
上下両端間の適当な場所で係合する。第二分割壁
72の下方部分は第2図に最もよく見られる如く
一般にV字形であり、また好ましくは可撓管の形
態の空気出口導管74が第二分割壁72の最下方
部分からシユートフイード10の外側の場所へ延
びてシユートフイード10により繊維バツトを供
給される前記梳解機の従来のカード抽出システム
76(第1図にブロツクの形態で示す)へ直接に
接続されるようになつている。
第1図を見るに、壁36の左のシユートフイー
ド10の内部は2個の実質的に閉鎖した隔室に分
割されており、上方隔室78は2個の分割壁5
6,72、穿孔上壁部分38と前壁54の頂部
分、および2個の側壁34の間に形成され、底部
隔室80はシユートフイードの下方分割壁72と
底壁82、前壁54、穿孔壁部分38の下方部
分、振動壁部分42および側壁34の間に形成さ
れている。
シユートフイード10はシユート28内の繊維
のレベルLを従来の態様で制御するために側壁3
4の一つに収容された電気アイ84を含んでい
る。電気アイ84は好ましくは穿孔壁部分38の
頂部の近くである高さに配置され、また通常は位
置を所望のままに選択的に調節できるよう可調節
装着装置(図示せず)上に配置されている。繊維
レベルLが所定値以下に低下すると、電気アイ8
4がこの低下を感知して信号を発生しこれにより
モータ24を操作してフイードローラ18を選択
的に駆動しこれにより多くの繊維をシユート28
へ送る。
上記シユートフイード10の操作は次の如くで
ある。繊維束は入口ダクト12へ送出されてここ
に集まる。電気アイ84がシユート28内の繊維
レベルLが所定レベル以下に低下したのを感知す
ると、モータ24が操作されてフイードローラ1
8を回転しこのフイードローラが繊維束を入口ダ
クト12の底部から開繊ローラ22へ送り、開繊
ローラが繊維束を開繊してこれを重力によりシユ
ート28へその開放上端から落下させる。ブロワ
58は第1図に矢印Aで示す比較的におだやかな
空気流を発生し、この空気流はブロワ58の出口
導管60から開繊ローラ22のまわりをその回転
方向に移動し、次いで開繊ローラ22から一般に
接線方向に穿孔壁部分38へ向かい、この空気流
は開繊ローラ22から送出された繊維束を乗せ、
繊維束をシユート28へ運ぶのを助ける。穿孔壁
部分38の上端は実質的に閉鎖した隔室78の一
壁を形成しまたカード抽出器76の真空が導管7
4を介して上方隔室78の内部に常時作用するか
ら、矢印Aで示した空気は穿孔壁部分の上方部分
(分割壁72の上方の部分)を通つて上方隔室7
8へ流入し、繊維束をシユート28内に残し、次
いで空気は排気導管74を通つて上方隔室78か
ら排出される。穿孔壁部分38の上方部分を通る
空気流は前記米国特許第207394号に詳述されたの
と同じ態様でシユート28内の繊維の頂面に均ら
し効果を生じる傾向がある。更に、この空気流は
開繊ローラ22から離れるときの繊維束を通つて
かつその周囲を通過し、またこれらの繊維束は、
このとき、非常に開いた弛緩した状態にあるか
ら、繊維束に関連したダストまたはマイクロダス
トは空気流により繊維束から等に分離され易い。
同じ状況は穿孔壁部分38の上方部分に隣接して
シユート28の頂部に集まる繊維束についても程
度は少し低いがあてはまり、これらの繊維および
穿孔壁部分38を通つて流下する空気はこれらの
繊細束からダストおよびマイクロダストを除去す
る。故に、開繊ローラ22のまわりを通り穿孔壁
部分38を通る空気流は繊維束に関係した相当な
量のダストおよびマイクロダストを乗せ、このダ
ストおよびマイクロダストは上方隔室へ運ばれ、
ここで最終的に空気導管74を通つてカード抽出
器76へ除去されるが、第二分割壁72のV字形
状はダストおよびマイクロダストを空気出口導管
74へ指向するのを助けることに注目されよう。
しかして、ブロワ58により発生された空気流
はシユート28の頂部の繊維を均らしかつダスト
とマイクロダストを分離し運び去るのに役立つ。
この空気流の繊維均らし機能は最大均らし効率を
得るために比較的に一様なまたは制御された圧力
状態を必要とし、本発明により提供される構成は
かかる制御された圧力環境を与える。周知の如
く、カード抽出器76により生ぜしめられる真空
は、任意の時間における真空度がカード抽出シス
テムへ全体として周期的に接続、離脱させられる
他の装置の台数と性質とに依存するから可変であ
り、また穿孔壁部分38の上方部分の背後の上方
隔室内のかかる変動圧力は対処されない限り空気
流の繊維均らし機能に悪影響を及ぼす傾向があ
る。本発明では、空気入口開口66および関連フ
ラツプ弁68はカード抽出器76により生ぜしめ
られる前記変動を平均化する。即ち、カード抽出
器76により高い真空が生ぜしめられるときにフ
ラツプ弁68が第3図の点線で示す如く開き、周
囲空気を上方隔室78へ流入させ、これにより上
方隔室78内の真空を減じて穿孔壁部分38の上
方部分を通る一般に均一な制御された空気流を与
える。しかして、フラツプ弁68は隔室66の圧
力が所定レベル以下のときに空気をこの隔室へ流
入させ、また前記圧力が所定レベル以上のときに
は隔室66からの空気の流れを阻止する。更に、
ブロワ58の入口導管62は上方隔室78の外方
に延び、しかしてブロワ58により生ぜしめられ
る真空は望ましくない高い真空を生ぜしめないよ
う上方隔室78内のカード抽出器76の真空に付
加されない。
本発明の他の特色によれば、底部の閉鎖隔室8
0は振動壁部分42が固定壁32から離れる方向
に移動するときでもシユート28内の繊維を緊結
または稠密化するのに役立つ。前述の如く、振動
壁42は繊維を機械的に圧縮するために固定壁3
2へ向かう第一の方向、およびその復帰ストロー
クで固定壁32から離れる第二の方向に交互に動
く。下方隔室80は実質的に閉じられかつ振動壁
部分42により一部形成されているから、固定壁
32から離れる方向の振動壁部分42の運動は下
方隔室80の容体を収縮または減少し、かかる隔
室に入れられた空気が第1図の矢印8により示さ
れた如く穿孔壁部分38の下方部分の開口40を
通つて隔室80からポンプ作用で排出される。こ
の放出された空気は、固定壁32から離れる方向
の振動壁部分42の故に膨張する容積を有するシ
ユート28へ流入し、そしてシユート28の膨張
容積へ下方に流入してこのシユート内に収集され
た繊維を稠密化するのを助け、かくして本発明の
シユート10により形成されるバツトの特性を向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の繊維供給装置の略立面図、第
2図は第1図に示した装置の略正面図、第3図は
第1図に示した装置の閉鎖隔室の一つに関連した
入口開口および弁の詳細図である。 10……シユートフイード、12……入口ダク
ト、16……穿孔板、18……フイードローラ、
22……開繊ローラ、28……シユート、36…
…壁、38……壁の上方穿孔部分、42……壁の
下方部分、50,52……フイードローラ、56
……分割壁、58……ブロワ、72……分割壁、
78……上方隔室、80……下方隔室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 梳解機の如き繊維処理装置へ繊維を供給する
    繊維供給装置であつて、 (a) 軸方向に延びた開繊ローラを設け、 (b) 繊維を受け取るために前記開繊ローラの下で
    下方に延びかつ周りが囲まれている繊維収集シ
    ユート手段を設け、このシユート手段はパーホ
    レーシヨンを形成した上方部分と一方向への運
    動中に前記シユート内の繊維を稠密化するため
    に振動するように構成された下方部分とを有す
    る垂直に延びた壁を含み、 (c) 前記シユート手段に隣接しかつ前記上方壁部
    分の一部により前記シユート手段から区分され
    た第一の閉鎖隔室を設け、前記閉鎖隔室は前記
    繊維処理装置の抽出器へ接続された空気出口手
    段を有しかつ外部の周囲空気を前記第一の閉鎖
    隔室へ選択的に導入する空気入口手段を有し、 (d) 前記シユート手段に入りそして前記穿孔上壁
    部分を通じて前記第一閉鎖隔室へ入る空気流を
    前記開繊ローラのまわりの経路に発生するブロ
    ワ手段を含む空気循環手段を設け、前記ブロワ
    手段は前記第一の閉鎖隔室の外側から延びた入
    口手段を有しこれにより前記ブロワは前記第一
    の閉鎖隔室に真空を生ぜしめず、 (e) 前記シユート手段に隣接してこれから前記穿
    孔上壁部分の一部によりおよび前記振動壁部分
    により離された第二の閉鎖隔室を設け、これに
    より前記振動壁部分が他方向に運動すると空気
    が前記穿孔壁部分を通じて前記シユート手段へ
    押し込まれるようにした、 繊維供給装置。 2 前記第一閉鎖隔室の前記空気入口手段は前記
    第一閉鎖隔室内の圧力が所定レベル以下のときに
    外部から空気を前記第一閉鎖隔室へ流入させかつ
    前記圧力が所定レベル以上のときに前記第一閉鎖
    隔室から外部への空気の流動を阻止する弁手段を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の繊維供給装置。 3 前記第一閉鎖隔室はダストまたは異物を底壁
    部分の最下位点へ指向させるV字形の底壁部分を
    含み、前記第一閉鎖隔室の空気出口手段は前記底
    壁の前記最下位点に配置されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の繊維供給装置。 4 前記閉鎖隔室の前記入口手段は前記装置の外
    側に延び、これにより前記ブロワが外部の周囲空
    気を吸い込むようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の繊維供給装置。 5 前記第一閉鎖隔室は前記第二閉鎖隔室の上方
    に配置されており、かつ前記装置の前壁から前記
    穿孔壁部分の上下両端間の場所へ延びた分割壁に
    より前記第二閉鎖隔室から離されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の繊維供給装
    置。 6 梳解機の如き繊維処理装置へ繊維を供給する
    繊維供給装置であつて、 (a) 軸方向に延びた開繊ローラを設け、 (b) 繊維を受け取るために前記開繊ローラの下で
    下方に延びかつ周りが囲まれている繊維収集シ
    ユート手段を設け、このシユート手段はパーホ
    レーシヨンを形成した上方部分を有する垂直に
    延びた壁を含み、 (c) 前記シユート手段に隣接しかつ前記上方壁部
    分の少なくとも一部により前記シユート手段か
    ら区分された閉鎖隔室を設け、前記閉鎖隔室は
    前記繊維処理装置の抽出器へ接続された空気出
    口手段を有しかつ外部空気を前記閉鎖隔室へ選
    択的に入れる空気入口手段を有し、 (d) 前記シユート手段へ入りそして前記穿孔上壁
    を通じて前記閉鎖隔室へ入る空気流を前記開繊
    ローラのまわりの経路に発生するブロワ手段を
    含む空気循環手段を設け、前記ブロワ手段は前
    記第一の閉鎖隔室の外側から延びた入口手段を
    有しこれにより前記ブロワは前記第一の閉鎖隔
    室に真空を生ぜしめないようにした、 繊維供給装置。 7 前記閉鎖隔室の空気入口手段は前記第一閉鎖
    隔室内の圧力が所定レベル以下のときに空気を外
    部から前記第一閉鎖隔室へ流入させかつ前記圧力
    が所定レベル以上のときに前記第一閉鎖隔室から
    外部への空気の流動を阻止する弁を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第6項記載の繊維供給装
    置。 8 前記閉鎖隔室はダストまたは異物を底壁部分
    の最下位点へ指向させるV字形の底壁部分を含
    み、また前記閉鎖隔室の前記空気出口手段は前記
    底壁の前記最下位点に配置されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第6項記載の繊維供給装
    置。 9 前記閉鎖隔室の前記空気入口手段は前記繊維
    供給装置の外側に延び、これにより前記ブロワが
    外部の周囲空気を吸い込むようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第6項記載の繊維供給装
    置。
JP57217662A 1981-12-30 1982-12-10 空気流を制御した繊維供給装置 Granted JPS58120821A (ja)

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