JPH0248600A - 新規な降圧利尿性ペプチド - Google Patents

新規な降圧利尿性ペプチド

Info

Publication number
JPH0248600A
JPH0248600A JP63199153A JP19915388A JPH0248600A JP H0248600 A JPH0248600 A JP H0248600A JP 63199153 A JP63199153 A JP 63199153A JP 19915388 A JP19915388 A JP 19915388A JP H0248600 A JPH0248600 A JP H0248600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ser
arg
peptide
acid
hanp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63199153A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Kanbayashi
神林 嘉和
Takeshi Inoue
健 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shionogi and Co Ltd filed Critical Shionogi and Co Ltd
Priority to JP63199153A priority Critical patent/JPH0248600A/ja
Publication of JPH0248600A publication Critical patent/JPH0248600A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ9発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、強い利尿作用、ナトリウム利尿作用、血圧降
下作用などを有する新しいペプチドに関する。
従来技術 ヒトの心房には強力なナトリウム利尿作用、血圧降下作
用を有するポリペプチド[human AtrialN
atriuretic Po1ypeptide = 
hANPコの存在することが知られており、現在までに
α、β、7の3種類のペプチドが単離きれ、構造決定き
れている。
この中、α型のペプチド[以下、α−hANPというコ
は、ス:用、松尾らにより最初に単離構造決定きれたも
ので、下記のアミノ酸配列を有する[ Biochem
、 Biophys、 Res、 Commun、 1
18.131(1984) ]。
(以下余白) コ=    0 0   ψ α−hANPの利尿作用は、ラットを用いた生物試験で
現在降圧利尿剤として繁用きれているフロセミド(fu
rosemide )の約1,500倍にも達するとい
われている。
β型のペプチド[以下、β−hANPというコは、α−
hANPの7位、23位のシスティンS−S結合が開裂
して、もう−分子のα−hANPと逆並性に結合したα
−hANPの二量体であり、下記のアミノ酸配列で示き
れる[検層、寒川、特開昭60−184098 ; N
ature、 313.397(1985) コ 。
β−hANPの利ズ作用は、α型あるいは7型と異なり
作用持続性であるとされている。
Z型のペプチド[以下、7−hANPというコはα−h
ANPの前駆体で、アミノ酸126個からなり貯蔵型A
NPとみなされている[検層、寒川、林、特開昭60−
260596 : Nature、 313.397(
1985) ]。
その他心房ペプチドに関する特許出願としては特開昭6
0−192598 (心房ペプチド)、特開昭60−2
14797、特開昭62−283996または特開昭6
3−112598(新規な心房ペプチド)、特開昭6O
−262592(新規DNAおよびその用途)、特開昭
61−7298 (新規なペプチド及びこれを有効成分
とする医薬)などが公開されている。
発明が解決しようとする問題点 従来高血圧症は原因疾患の明らかな高血圧と原因疾患の
明らかでない高血圧に大別されてきた。
前者は二次性高血圧症として分類し、主に腎障害による
もの、内分泌性疾患、妊娠中毒、大動脈縮重症、中枢神
経障害などに原因があるものを包括Cている。他方、後
者の病因が明らかでない高血圧を本態性高血圧症として
分類し、全高血圧症の80〜90%がこの分類に入れら
れてきた。
二次性高血圧症の場合は、その原因疾患を治療Cること
で高血圧症状を改善することができるが、深田不明の本
態性高血圧症の場合には、対症療法として、例えば降圧
利尿剤、血管拡張剤などを投与することで問題の解決が
なされてきた。しかるに、最近上述の心房ペプチド類が
心疾患あるいは本態性高血圧の病因に関係ある物質とし
て注目を集め、医薬としての適応可能性について広範な
研究が進められている。しかし、これまでに単離あるい
は合成された心房ペプチドまたはその類似体は、作用の
持続性、安定性、投与形態などに問題があり、実用化に
至り得るペプチドは未だ知られていない。
口9発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明は、上記の問題を解決するために種々合成きれた
心房ペプチド類似体の中、下記式(1)で示されるペプ
チド及びその塩が強力な降圧利尿作用を示し、且つ作用
の持続性にも優れていることの発見にもとづき完成され
たものである。
弐■で示されるペプチドは、基本的にはα−hANPの
二量体であるが、その架橋が二塩基性カルボン酸によっ
て形成されていること、また、α−hANPの1位ない
しは6位までの配列が欠損していてもよいことに特徴が
ある。
ペプチド(I)はβ−hANPの特性を備え、しかもそ
の合成は、β−hANPに比へて遥かに容易である。
(以下余白) 式: %式% [式中、Xは結合手またはSer、 5er−5er、
Arg−5er−5er、 Arg−Arg−5er−
5er、 Lau−Arg−Arg−5et−5erも
しくはSer−Leu−Arg−Arg−5er−5e
r;nは2ないし10の整数を表わすコペブチド(I)
における構成アミノ酸はすへてL−型であり、その略号
は下記のこと<IUPAC(Internationa
l Union of Pure and Appli
edChemistry)    I  U  B  
(International  Union  of
Biochemistry )の命名規約に従って記載
した。
Ala :アラニン Arg :アルギニン Asn :アスパラギン Asp :アスパラギン酸 Cys ニジスティン Gln :グルタミン cty ニゲリシン 11e:イソロイシン Leu :ロイシン Met :メチオニン Phe :フェニルアラニン Ser :セリン Iyr :チロシン 式Iで表わされる本発明ポリペプチドおよびその塩は、
通常のペプチド合成法に従って、アミン酸を1個ずつ縮
合してペプチド鎖を延伸していく合成法または2個もし
くはそれ以上のアミノ酸から成るフラグメントをカップ
リングさせる方法あるいはこれらの組合わせなどにより
製造することができる。
2個のアミノ酸間の縮合、アミノ酸とペプチド間の縮合
あるいはペプチドとペプチドとの縮合は、通常の縮合法
、例えばアンド法、混合酸無水物法、カルボンイミド(
ジシクロヘキシルカルボンイミド チルアミンプロピル)カルボジイミド( EDC )な
ど)法、、DCC−HOBt( N−ヒドロキシベンゾ
トノアゾール)法. EDC−HOBt法、活性エステ
ル法(p−ニトロフェニルエステル法、N−ヒドロキシ
フハク酸イミド( HOSu )エステル法、シアンメ
チルエステル法など)、ウッドワード( Woodwa
rd )試薬に法、カルボニルジイミダゾール法、酸化
還元法などに従って行うことができる。これらの縮合反
応は溶液法あるいは固相合成法のいずれの方法により行
ってもよい。固相法によりペプチド鎖を延伸する場合に
は、C末端アミノ酸を不溶性担体に結合させて行う。不
溶性担体としては、C末端アミノ酸のカルボキシ基と反
応して着脱可能な結合を生じるものであればいずれも使
用可能であって、例えばハロメチルベンゼン型樹脂(ク
ロロメチルベンゼン型樹脂、ブロモメチルベンゼン型樹
脂)、ヒドロキシメチルベンゼン型樹脂または4−置換
フェニルアセトアミドメチル(PAM)型樹脂などが使
用できる。
ペプチド合成の常法として、アミノ酸のα位およびω位
の側鎖アミノ基およびカルボキシ基は必栗に応じ保護/
脱保護することが必要である。適用可能なアミン基の保
護基としては、例えばベンジルオキシカルボニル(Zと
略称)、2.6−ジクーロロペンジルオキシカルポニル
(Z(C1,))、 4−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル(Z(NO,))、4−メトキシベンジルオキシカ
ルボニル t−ブトキシカルボニル(Boc)、t−アミルオキシ
カルボニル( Aoc ) 、インボルニルオキシカル
ボニル、アダマンチルオキシカルボニル、2−(4−ビ
フェニル)−2−プロピルオキシカルボニル ル ル ル、ホルミル、2−ニトロフェニルスルフェニル( N
FS ) 、ジフェニルホスフィノチオイル(Ppt)
、ジメチルホスフィノチオイル(Mpt)などが例示で
きる。
カルボキシ基の保護基としては、例えばベンジルエステ
ル( OBzl ) 、4−二トロベンジルエステル(
OBzl(Not ))、シクロヘキシルエステル( 
OcHx)、t−ブチルエステル(OBu’)、4−ピ
リジルメチルエステル( OPic ) 、フェナシル
エステル( OPac )、2,2.2−トリクロロエ
チルエステル( OTce )、などが例示できる。
本発明ペプチドの合成途上、側鎖にアミン基およびカル
ボキシル基以外の官能基を有する特定アミノ酸、例えば
アルギニン、システィン、セリンなどは必要に応じて適
当な保護基で保護しておくのが望ましい。例えばアルギ
ニンのグアニジノ基はニトロ、p−トルエンスルホニル
( Tos ) 、ベンジルオキシカルボニル(Z)、
アダマンチルオキシカルボニル、4−メトキシベンゼン
スルホニル、4−メトキシ−2,6−シメチルーベンゼ
ンスルホニル(Mds)、1,3.5−トリメチルフェ
ニルスルホニル( Mts )など、システィンのデオ
ール基はベンジル(Bzl)、  4−メトキシベンジ
ル(Mob)、トリフェニルメチル( Tri )、ア
セトアミドメチル( Acm )、エチルカルバモイル
(Ec)、4−メチルベンジル、2,4.6−トリメチ
ルベンジル(Tmb)などで、またセリン、チロシンの
水酸基はベンジル(Bzl)、t−ブチル、アセチル、
テトラヒドロピラニル、2.6−ジクロルベンジル(D
cb)などで保護するとよい。
以下に本発明ペプチド(I)製造の一例として下記の反
応工程式に従い、具体的に説明する。
(以下余白) 反応工程式 %式%() [式中、Xおよびnは前記と同義であり、R,およびR
,はアミノ保護基、R,およびR4はチオール保護基、
R6はヒドロキシ保護基、Rsはカルボキシ保護基をそ
れぞれ表わす。、] (以下余白) 上記工程において、RoおよびR1で示きれるアミノ保
護基の好ましいものとしては、Boc、 Aoc、Bp
oc、 ZXZ(OMe)、Fmoc、 Mscなどが
ある。R1およびR4で示されるチオール保護基の好ま
しいものとしては、Mob、 Acm、 Triなどが
挙げられる。R。
で示されるヒドロキシ保護基の好ましいものとしては、
Dab、 Bzlなどが好ましい。R1はC末端アミノ
酸の保護基であり、Bzl、Pac、 Teaなどが好
ましい。
7位(α−hANPのアミノ酸配列順位で示す)のシス
ティンをN末端とするペプチドVと23位のシスティン
を例えばCys(Mob)として含むペプチド■とを縮
合させてペプチド■を得る。縮合の方法はカルボジイミ
ド/添加剤法、例えばEDC/ HoBt法に従って行
うことができる。EDC/HOBt法による縮合反応は
、一般にペプチド合成に使用する溶媒、例えばジメチル
ホルムアミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DM
SO)、ヘキサメチルリン酸トリアミド()IMPA 
)などの溶媒、あるいはそれらの混合物中に、C末端遊
離のペプチドV及びN末端遊離のペプチド■を溶かし、
これにHOBt及びEDCを加えて0℃附近(約−5〜
5℃)で1〜72時間反応させる、あるいは室温附近(
約10〜35℃)で1〜24時間反応せしめることによ
り行う。
この縮合によって保護α−hANP(7−28)を得る
ことができる。
a−hANP(m−28)(mは工ないし6の整数)を
得たい場合には、保護α−hANP(7−28)のN末
端アミノ保護基を除去し、あらかじめC末端カルボキシ
を活性化した保護α−hANP(m−6)と縮合せしめ
るとよい。この工程での縮合反応はアジド法によって行
うのが好ましく、例えば、少なくともαアミノ基を保護
したα−hANP(m−6)−ヒドラジドをクルチウス
(Curtius )法[酸性溶液中で亜硝酸ナトリウ
ムと反応きせる;  Organic Reactio
ns、第3巻、p337コあるいはルーデインガー(R
udinger )法[無水溶媒中亜硝酸アルキル(例
えば亜硝酸イソアミル)と反応させる; Co112c
t、 Czech、 Chem。
Commun、、  26 、2333 (1961)
コによりアジドとした後、上記のN末端遊離のα−hA
NP(7−28)と反応せしめる。縮合反応は上記のペ
プチド合成常用の溶媒中、低温(−10℃ないし+10
’C)で、中和量の塩基の存在下に行う。塩基としては
トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピル
エチルアミン、ジメチルアニリン、ピリジン、ピコリン
、N−メチルモルホリンなどの有機塩基を使用するのが
好ましい。
このようにして得た保護ペプチド■を脱保護反応、次い
でシスティン間のジスルフィド結合形成反応に付すこと
により、ペプチド■を得ることができる。
脱保護反応は、アミン保護基が例えばBoaなどの場合
は温和な酸処理(TFA、 HCOOH)により、また
ベンジルオキシカルボニル系保護基CZ、Z(C1)*
、Dab、 Z (Not )、]の場合はパラジウム
触媒による接触還元で、また、Fmoc、 Mscなど
の場合はピペリジン、ジエチルアミンなどで処理するこ
とにより脱離することができる。
カルボキシ保護基が、例えばBzlの場合はパラジウム
触媒による接触還元により、Pacならば亜鉛/酢酸処
理またはパラジウム触媒上接触還元により、またTce
ならば亜鉛/酢酸処理によりそれぞれ脱離することがで
きる。
また、保護基は上記のように個々に脱離させてもよいが
、フン化水素処理を行なえば、Fmoc。
Msc、 Acmなどを除くほとんど全ての保護基を一
挙に除去することができる。
ジスルフィド結合形成反応は、緩和な酸化反応、例えは
、空気酸化またはヨウ素処理などにより容易に達成され
る。
次いで、丘で得られたペプチド■を二塩基性カルボン酸
の活性エステルとカップリングさせて、目的のベブチド
ニ量体■を得る。
本工程に用いる二塩基性カルボン酸としては、フハク酸
、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、ズベリン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカンニ酸またはドデ
カンニ酸などを挙げることができる。
二塩基性カルボン酸の活性エステルとしては、例えば、
N−ヒドロキシフタルイミドエステル、N−ヒドロキシ
コハク酸イミドエステルなどを挙げることができる。
活性エステルとペプチド■との縮合反応は、ペプチド合
成における活性エステル法の常法に従って行なうことが
できる。
上記各工程における反応生成物および最終目的物は、ペ
プチドの常套的分離手段、例えば抽出、再結晶、クロマ
トグラフィー(ゲル濾過、イオン交換、分配、吸着、逆
相)、電気泳動、交流分配などにより単離精製すること
ができる。
なお、式Iで示されるペプチドの塩としては、塩酸塩、
臭化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩、リンゴ酸塩、
ギ酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩な
どの無機もしくは有機の酸付加塩、あるいはナトリウム
塩、カリウム塩、カルシウム塩などの金属塩、アンモニ
ウム塩、トノエチルアミン塩などのアンモニウム塩もし
くはアミン塩などが例示される。
また、上記工程で使用されるそれぞれの原料ペプチド類
は、特開昭63−112598または特開昭62−28
3996の記載に従って調製することができる。
以下に本発明目的化合物の製造法につき実施例及び参考
例により具体的に説明するが、これらは本発明を限定す
るものではない。
なお以下の実施例および参考例で使用する保護基の略号
はそれぞれ下記の意味を有する。
Boast−ブトキシカルボニル Bzl:ベンジル Dab: 2 、 6−ジクロロベンジルMob:4−
メトキシヘンシル Tosニドシル (以下余白) 実施例1 (1)  スペリン酸N−ヒドロキシコハク酸イミドエ
ステル 1 スペリン酸(3.4g,20mmoりを酢酸エチル(3
0ml)−ジオキサン(30mりーN,Nージメチルホ
ルムアミド(以下DMFと略す)(10ml)に溶かし
、水冷下にN−ヒドロキシフハク酸イミド(5.5g、
48mmo2)およびジシクロヘキシルカルボジイミド
(9.9g、48mmof)を加える。4℃で48時間
反応させた後、不溶物を濾去する。濾液を減圧濃縮し、
残渣を酢酸エチル−石油エーテルから再結晶して5.5
gを得る。
m.p.171〜171.5℃。
( 2 )  Boc−Cys(Mob)−Phe−G
ly−Gly−Arg(Tos)−Met−Asp(O
Bzl )−Arg(Tos )、−I 1e−Gly
−Ala−Gln−Ser ( Bz 1 )−G l
y−Leu−Gly’−Cys (Mob )−Asn
−Ser (Bz 1 ) −Phe−Arg(Tos
)−Tyr(Dcb)−0Bzl  2Boc−Cys
(Mob)−Pha−Gly−Gly−Arg(Tos
 )−Met−Asp(OBzl)−Arg(Tos)
−11e−Gly−OH( 9 1 8 m g、0、
53mmoり)をDMF( t tmi! ’)に溶か
し、N−ヒドロキシフハク酸イミド(74mg、0。6
4mmo12)を加えた後、水冷下にジシクロへキシル
カルボジイミド(132mg,0.64mmo+2)を
加える。7時間攪拌した後、不溶物を濾去して活性エス
テル溶液を得る。一方、Boa−Ala−Gin−Se
r( Bzl )−Gly−Leu−Gly−Cys 
(Mob )−Asn−Ser(Bzl)−Phe−A
rg(Tos)−Tyr(Dcb>−0Bzl( 1、
12g,0.53mmoりをトリフルオロ酢酸を水冷下
、30分間処理し、減圧濃縮後、エチルエーテルを加え
ることにより、H−Ala−Gln−Ser (Bz 
1 ) −Gly−Leu−Gly−Cys (Mob
 )−Asn−Ser( Bz 1 )−Phe−Ar
g(Tos)−Tyr(Dcb)−0Bzl・トリフル
オロ酢酸塩の沈殿を得る。これをDMF(30ml)に
溶解し、上に得た活性エステル溶液を合わせる。n−ブ
チルアミン(0.13mffi、0.53mm。
jりを加えて、水冷下に72時間反応させる。反応液に
水を加えて得られる沈殿を含水酢酸で温浸し、さらにメ
タノールで洗浄して、表記化合物(1、32g、収率6
7%)を得る。
元素分析(C+ y yet s 8N1 soa b
saclt ・3H*O) ’実測値(%): C56
,20,l(6,06,N 12.25. S 4.9
5゜C11,86゜ 計算値(χ>: C56,36,H6,17,N 12
.25. S 5.10゜C1188゜ (3)  α−hANP(7−28)  3先に得た保
護ペプチド2(1,57g、0.42mmoりをフッ化
水素(25mり一アニソール(4,6mりにより一5℃
で60分間処理する。フッ化水素を減圧留去後、残渣を
酢酸エチルで洗浄し、次いで1M酢酸(300mj2)
に溶解する。この溶液に水を加えて3fに希釈し、1M
アンモニア水でpH7,8に調liする。23℃で20
時間攪拌の後、水を減圧留去、さらに酢酸アンモニウム
を昇華により除く。残渣を10%トノフルオロ酢酸に溶
解し、中圧逆相カラムRQ−2(富士ゲル)に付す。0
81%トリフルオロ酢酸を含みアセトニトリルに関して
5%〜45%の濃度勾配を有するアセトニトリル−水系
で溶出し、主溶出画分を集め減圧濃縮後、凍結乾燥して
、表記化合物3を得る(381mg)。
アミノ酸分析値(5%チオグリコール酸を含む6M塩酸
、110℃、24時間): Asp 1.94(2)、 Ser 1.83(2)、
 Glu 1.04(1)。
Gly 4.34(5)、 Ala 1.07(1)、
 Met O,81(L)。
IIs  O,88(1)、  Leu  L、00(
1)、  Tyr  O,98<1)。
Phe 1.79(2)、 Arg 2.88(3)、
 Cys n、d、 (括弧内は理論値を示す) (4)  Co−α−hANP(7−28)α−hAN
P(7−28)3(40mg、1711mo lをDM
F(0,5mj’)に溶かし、n−ブチルアミン(11
,9μP、50t1.mmo12)の存在下にスペリン
酸N−ヒドロキシコハク酸イミドエステル1(3,1m
g、22μmof2)を4℃で8日間反応させる。RQ
−2カラムに付し、0.1%トリフルオロ酢酸を含み、
アセトニトリルに関して10〜50%の濃度勾配を有す
る含水アセトニトリルで溶出する。主溶出画分を集めて
減圧濃縮後、凍結乾燥して、表記化合物1aを得る(1
6.2mg)。
アミノ酸分析値(5%チオグリコール酸を含む6M塩酸
、110℃、24時間): Asp  2.19(2)、   Ser  1.64
(2)、   Glu  1.06(1)。
Gly 5.09(5)、 Ala 1.09(1)、
 Mat O,9g(1)。
Lie  O,99(1)、   Leu  1.00
(1)、   Tyr  O,98(1)。
Phe 2.00(2)、 Arg 2.89(3)、
 Cys n、d、 (括弧内は理論値を示す) (以下余白) ハ6発明の効果 CO−α−hANP(7−28) (以下ペプチド(Ia)という)は、以下の実施例に示
すごとく、実験動物に対して利床作用を示し、利床降圧
剤として有用であること表示した。
試験例 排泄ナトリウムイオン量の経時変化 [方法コ 5lc−5D雄ラツト(体重的350g)をナトリウム
ベンドパルビタール30mg/kgの腹腔内投与により
麻酔し、大腿部および膀胱にカニユーレを留置し、静脈
より生理食塩水を0.2ml/分の速度で注入した。膀
胱カニユーレはドロップ計測器(Drop−count
ar )に導いて尿を集め、単位時間当りの尿量および
尿中のナトリウム量を炎光分析計を用いて測定した。な
お、検体は生理食塩水に溶解し、静脈カニユーレにより
0.1ml/匹の割合で注入した。
[結果コ α−hANP3.2 nmo +/匹投与では、ナトリ
ウム排泄量は投与直後に急激に増加して1〜2分で最高
値に達し、以後は急速に減少して約10分後には平常値
となった。一方、ペプチド(1)の3.2nmo 17
匹投与では、ナトリウム排泄量はα−hANPと同様に
急激に増加し、かつα−hANPと同程度の最高値を示
したが、減少は暖やかて、投与後30〜40分持続した
結果を第1図(Na″″排泄量の経時変化)に示す。
本発明ペプチド(1)は降圧利床剤として有用であり、
例えば本態性高血圧症、心性浮腫(うつ血性心不全)、
悪性高血圧症の予防もしくは治療に使用することができ
る。ペプチド(1)は通常非経口的、例えば静脈内、皮
内、皮下、筋肉、鼻腔、直腸内に投与することが可能で
あり、投与形態としては、例えば注射用溶液、懸濁液、
点滴などが利用できる。投与量は患者の年令、体重、症
状などによって定められるが、通常的500ng/kg
 〜5000 ng/ kg、好ましくは約750ng
/kg〜2000 ng/kgを一日量として単回もし
くは数回に分割して投与する。
【図面の簡単な説明】
第1図:ペプチド(Ia)および対照としてのα−hA
NPをラットに投与した時のナトリウム排泄量の経時変
化を示すグラフである。実線はペプチド(1a)、破線
はα−hANPをそれぞれ示す。 縦軸はラット1匹当りのナトリウム排泄量(μEq)を
、横軸は経過時間をそれぞれ示す。 特許出願人 塩野義製薬株式会社 代 理 人 弁理士 潮1)雄− ―−7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式で示されるペプチドまたはその塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは結合手またはSer、Ser−Ser、A
    rg−Ser−Ser、Arg−Arg−Ser−Se
    r、Leu−Arg−Arg−Ser−Serもしくは
    Ser−Leu−Arg−Arg−Ser−Ser;n
    は2ないし10の整数を表わす](2)Xが結合手;n
    が6である請求項1記載のペプチドまたはその塩。
JP63199153A 1988-08-09 1988-08-09 新規な降圧利尿性ペプチド Pending JPH0248600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63199153A JPH0248600A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 新規な降圧利尿性ペプチド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63199153A JPH0248600A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 新規な降圧利尿性ペプチド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0248600A true JPH0248600A (ja) 1990-02-19

Family

ID=16403036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63199153A Pending JPH0248600A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 新規な降圧利尿性ペプチド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0248600A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4519324B2 (ja) 共有結合で架橋されたインスリンダイマー
US7229964B2 (en) Insulin derivatives
JP3676573B2 (ja) 迅速な作用発現を示す新規インスリン誘導体
EP0397420B1 (en) Enzymatic removal of a protein amino-terminal sequence
IE841890L (en) Treatment of diabetes mellitus
DE69207138T2 (de) Zyklische VIP-Analoge
HU210142B (en) Process for producing hepatospecific insulin-analogues and pharmaceutical compositions containing them
DE3782010T2 (de) Vom calcitonin-gen abgeleitete peptidderivate.
JPS60136596A (ja) ペプチド及びこれを有効成分とする利尿剤
JPH0325439B2 (ja)
US4656158A (en) Peptide, and production and use thereof
US4490364A (en) CCK Agonists II
JPH0273100A (ja) 医薬用化合物
JPH06116284A (ja) 新規ペプチド
KR100649339B1 (ko) 아연 결합이 향상된 인슐린 동족체
CA1254000A (en) Growth hormone releasing factor analogs
EP0350318A2 (en) Novel peptides
AU8237187A (en) Derivatives of atrial natriuretic peptides
WO1989010935A1 (en) Atrial peptide derivatives
DE69133033T2 (de) Stabilisierte Sulfonat- und Sulfatderivate von Hirudin
NZ224660A (en) Atrial natriuretic factor (anf) derivatives and pharmaceutical compositions
DE69425212T2 (de) Dem Motilin ähnliche Polypeptide mit stimulierender Wirkung auf den gastrointestinalen Trakt
US3749703A (en) Asn15-bovine thyrocalcitonin
EP0271041A2 (en) Atrial peptide derivatives
US5091366A (en) Peptides having ANF activity