JPH0248482B2 - - Google Patents

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JPH0248482B2
JPH0248482B2 JP56031425A JP3142581A JPH0248482B2 JP H0248482 B2 JPH0248482 B2 JP H0248482B2 JP 56031425 A JP56031425 A JP 56031425A JP 3142581 A JP3142581 A JP 3142581A JP H0248482 B2 JPH0248482 B2 JP H0248482B2
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ozone
generator
wave train
voltage
signal
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JP56031425A
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Morisu Mare
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TORERIGA
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Publication date
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Publication of JPH0248482B2 publication Critical patent/JPH0248482B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B13/00Oxygen; Ozone; Oxides or hydroxides in general
    • C01B13/10Preparation of ozone
    • C01B13/11Preparation of ozone by electric discharge
    • C01B13/115Preparation of ozone by electric discharge characterised by the electrical circuits producing the electrical discharge
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T19/00Devices providing for corona discharge
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B2201/00Preparation of ozone by electrical discharge
    • C01B2201/60Feed streams for electrical dischargers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B2201/00Preparation of ozone by electrical discharge
    • C01B2201/70Cooling of the discharger; Means for making cooling unnecessary
    • C01B2201/74Cooling of the discharger; Means for making cooling unnecessary by liquid
    • C01B2201/76Water

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  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオゾン発生要素に電力を供給する方
法、および該方法を実行するための電力供給装置
に関する。
誘電体を有する従来形のオゾン発生装置につい
て行われた測定によれば、オゾン発生装置に供給
される電気エネルギーは下記の態様で消費される
ことが判明する。すなわち、 熱 :供給される電力の90% オゾンの発生:4.5% 種々の化学的作用例えば雑音、光、誘電体にお
ける損失 :6.5% このことは、従来形の誘電体オゾン発生装置は
極めて低い能率を有することを示しており、該能
率は、今日においては、空気1立方メートル当り
15ないし20グラムの濃度で発生するオゾンの1グ
ラム当り18ないし19%ワツト/時の近傍であるこ
とを示す。
また、他の形式のオゾン発生装置も知られてお
り、特に、直流電流が供給されるポイント・プレ
ーン形オゾン発生装置および同軸線形オゾン発生
装置が知られている。これらのオゾン発生装置は
通常、誘電体オゾン発生装置よりも高い効率を有
するが、処理されたガスの1立方メートル当り、
より低いオゾン濃度しか得られず、この低いオゾ
ン濃度では通常、産業用としては不充分である。
本発明の目的の1つは、オゾン発生装置に電力
を供給する方法であつて、該方法は、産業用とし
て要求されるオゾン濃度を得るにあたり、エネル
ギ原価が上昇しつつあることを念頭において、オ
ゾン発生技術の開発において基本的事項であるオ
ゾン発生の効率を改善することを可能ならしめる
方法であるもの、を提供することにある。
本発明によれば、互いに対向して配置された少
なくとも2つの導電性電極を具備し、該電極間を
オゾン化されるべきガスが流れるオゾン発生装置
に電力を供給する方法において、該電極に、この
電極間に放電を発生させることができる振幅値を
有する交流電圧の波列を印加し、該交流電圧の波
列の繰返し周期は、1つの波列によつて処理され
た一容量のガスの少なくとも一部分が次の波列が
印加されるときに該電極空間から排気されるよう
に決定されたこと、次の波列の印加から生ずる電
極間空間の加熱による前記1つの波列によつて処
理された前記排気された一部分のガスに含まれる
オゾンの崩壊を防止するようにしたことを特徴と
するオゾン発生装置に電力を供給する方法が提供
される。
本発明の目的の他の1つは、前述の方法を実行
するための、オゾン発生要素又はオゾン発生装置
のための電源装置を提供することにあり、該電源
装置は、中周波波形発生器であつて変圧器を有し
該変圧器の2次巻線が該オゾン発生要素の端子に
接続されるもの、および、該波形発生器を制御す
る論理装置であつて該2次巻線の端子に発生する
交流電圧の振幅を該電極間に放電を生成し得る該
値と該放電を発生させるには不充分な値の間にお
いて変動させるもの、を具備する。
本発明による方法および装置によれば、電極間
の放電は波列の各個の終端において中断され、こ
のことは破壊を回避するが、該回避は、ちようど
発生したオゾンの、e+O3→O2+O-+10KC
(KCはキロクローンをあらわす)という反応によ
るものである。
後続する波列が印加されるとき、先行する波列
によりオゾン化された空気の少くとも一部は電極
間の空間からすでに排気されてしまつており、新
しい放電の影響を受けることがなく、それによ
り、或る与えられた電力について、波列を用いる
供給モードは、誘電体形オゾン発生装置の場合に
おける永久的交番供給形式に比較して、または、
点対平面又は同軸線オゾン発生装置の場合におけ
る直流電圧供給形成に比較して、オゾン化効率を
増大させる。
或る寸法のオゾン発生設備においては、オゾン
を並列的に発生するオゾン発生装置の複数個に対
して、1つの共通な電源がエネルギ供給すること
が望ましい。オゾン発生装置の各個は、前述した
ように、オゾン発生装置に対して高電圧の波列に
よつてエネルギを供給するよう、非連続的に動作
し、阻止および開放を交番的に行うそれ自身の波
形発生器を有する。
そのような電源装置は、極めて短い時間におい
て大量のエネルギを消費し、或る長さの時間にお
いて休止状態を保つ。
もしオゾン発生装置の複数個が共通のエネルギ
源に並列に接続され、波形発生器が波列を相互的
に調節することなく波列を送出すると、或る時点
における波列は群として又は完全に同時的となる
はずであり、このことは一見して無作為的態様の
ものである。
そのような動作は欠点を有する。
まず、オゾン発生装置の複数個に対するエネル
ギ供給がおそらく同時的であることによつてつく
り出されるエネルギの尖頭需要に対応するために
は、エネルギ源は過大な寸法のものでなくてはな
らぬ。さらに、動作の原理そのものが深刻に撹乱
されやすくなるが、その理由は、波形発生器の複
数個の同時的始動は波列の電源電圧の下落をもた
らす可能性があり、このことは、波列の充分な振
幅を得ることが不可能であることによりエネルギ
効率に対して重大な影響を及ぼす可能性があるか
らである。
前述の事項の結果として、本発明の目的の他の
1つは、1つの共通の電源から順次の交流電圧の
波列のモードにおいてエネルギ供給されるn個の
オゾン発生装置の1つの群を具備するオゾン発生
設備を提供することにあり、波列の印加は、1つ
の制御装置によつて行われ、該制御装置は、オゾ
ン発生装置に対して共通の電源から到来する電気
エネルギの通流を選択的に可能化する起動信号を
発生し、該オゾン発生設備は、1つのサーボシス
テムを具備し、該サーボシステムは、全オゾン発
生はn個のオゾン発生装置によつてなされること
を念願において、1つのセツト信号により該起動
信号の持続時間を制御する手段であつて該持続時
間が順次の波の列の各個の持続時間に対応するも
の、および、或る時刻においては単に1個のみの
オゾン発生装置に該共通のエネルギ源からエネル
ギを供給するための同期手段を具備する。
前述の特性のために、波列の特性にもとずいて
動作するときに、下記の2つの結果が得られる
(分布は時刻および持続時間に関するものであ
る)。
1 波列は決して同時には起動せず、波列は常に
順次的に現出させられる。その結果として、エ
ネルギ源は常に、時間に関して均等なエネルギ
需要によりエネルギをひき出され、それによ
り、該エネルギ源は、或る時刻においては単一
の波の列に対してエネルギを供給することに正
確に適している。
2 波列はオゾン発生装置の部分におけるエネル
ギ需要の機能として正確に較正されるが、その
理由は、そのエネルギ内容が、一方においては
オゾンの実効的発生に対応し他方においては基
準値に対応するパラメータの展開の機能として
のサーボシステム回路により調節されるからで
ある。
本発明の特別の特徴によれば、設備は、オゾン
発生装置の各個が、起動信号により起動される自
身のオゾン発生装置を通して、共通のエネルギ源
に接続されるように、配置される。
本発明の特徴の他の1つによれば、設備は1つ
の共通な波形発生器を具備し、該波形発生器はn
個の選択手段を通して該共通のエネルギ源と該n
個のオゾン発生装置の間に接続され、該選択手段
は、或る時刻においては、該波形発生器の出力の
該オゾン発生装置の単一のものへの条件づけられ
た供給を可能ならしめるように、該起動信号によ
り制御されるものである。
本発明は、全く例示のためとして、2つの実施
例を示す添付図面を参照しつつ、以下に、より詳
細に記述される。
以下第1図に示す誘電体使用オゾン発生装置に
応用した場合について本発明を説明するが、本発
明の範囲はこのオゾン発生装置実施例に限られる
ものではなく、誘電体形、同軸線形、ポイント・
プレーン形など各種オゾン発生器に応用すること
も可能である。
第1図に示す誘電形のオゾン発生装置1は両端
にオゾン化すべき乾燥空気の導入チエンバー4及
びオゾン化された空気の放出チエンバー5をそれ
ぞれ具備する管状ケース3内に配置された互いに
全く同じオゾン発生素子2を含む。チエンバー
4,5はケース3、円筒管6、及びケース3の端
部と共にチエンバー4,5をそれぞれ限定する端
壁7a,7bの間に限定される囲い7を貫通する
円筒管6を介して互いに連通する。作動に際して
冷却水が前記囲い7を貫流する。
各オゾン発生素子2は接地される第1の電極を
構成する管6内に、誘電材で被覆され、チエンバ
ー4,5内にそれぞれ設けた密封接続部12,1
3を通る導線10,11を介して後述の給電装置
に接続される2対の円筒電極8,9を含む。
作動に際してチエンバー4に流入する被処理乾
燥空気がオゾン発生素子2を通つてチエンバー5
へ流れる。給電装置は前記素子の電極8,9に対
して電極8,9及びこれと連携の円筒管6との間
に放電を発生させて電極間スペースeの空気をイ
オン化することができる振幅の中周波交流電圧波
列を供給する。前記電圧波列はオゾン化されたば
かりの空気の大部分が次の電圧波が供給される時
には既にオゾン発生素子2から放出され、従つ
て、既に形成されているオゾンが新しい放電によ
つて破壊されるのを防止するように設定された反
復頻度で供給される。
ここでサイリスタ及びその制御回路を利用する
波形発生器すなわちコンバータ14を示す第2図
を参照しながら説明する。発生器14は2次巻線
16をオゾン発生器1のオゾン発生素子2の電極
に接続した逓昇変圧器15を含む。変圧器の一次
巻線17をコンデンサCの一方の端子に接続し、
前記コンデンサCの他方の端子を直流電源18の
正端子に接続する。前記一次巻線17は電源18
の端子に直列接続した2つのサイリスタth1及び
th2間の接続点19とも接続する。サイリスタ
th1,th2のトリガー回路中に電圧発生器20,2
1を配置することにより、変流器TI2及びTI1
らそれぞれ供給される制御または指令信号に呼応
して前記サイリスタを導通化する。変流器TI1
サイリスタth1と点19との間に、変流器TI2はサ
イリスタth2と電源18の負端子との間にそれぞ
れ挿入する。変流器TI1,TI2は連携サイリスタ
の電流のゼロ通過を検知し、この検知に呼応して
対応の電圧発生器に指令信号を送る。上記波列発
生器は公知の自励発振式の独立発生器である。
陽極をコンデンサCと変圧器15の一次巻線1
7との間に、陰極を電源18の負端子にそれぞれ
接続することによりサイリスタth3を挿入する。
このサイリスタth3のトリガー回路中に第3の電
圧発生器22を接続することによりその導通を制
御する。
サイリスタth1,th2及びth3のトリガー回路中に
ノーマリオープンのアナログ・ゲート23,24
及び25をそれぞれ接続する。ここにいう“アナ
ログ・ゲート”は例えば論理レベルの存在に於い
て閉成して信号の振幅及び波形を維持しながらこ
の信号の通過を可能にする半導体または半導体装
置のような電子回路を意味するものとする。この
ようなアナログ・ゲートは米国の“テレダイン”
社から“スクリーンデイツプ”の名称で市販され
ているような無接点リレーによつて形成すること
ができる。
アナログ・ゲート23,24及び25は電圧列
の反復頻度を決定する時間基本発生器と連動する
論理装置26によつて制御される。論理装置26
はその出力が前記ORゲート28の入力に供給さ
れる論理起動回路27をも制御する。ORゲート
28の他方の入力は変流器TI2の制御信号を受信
する。従つて、変流器TI2は変流器TI1と異なり
連携の起動電圧発生器20とは直接接続していな
い。ORゲート28の出力はORゲート28の入
力の少くとも1つの適当な論理レベルが存在する
場合にだけ電圧発生器20がサイリスタth1のゲ
ートに電圧を供給するように前記発生器20と接
続している。
第2図に示す回路の作動態様は下記の通りであ
る。
時間基本信号A(第4図)の立ち上がりに於い
て論理制御装置26がアナログ・ゲート23,2
4を閉じてサイリスタth1及びth2のゲートへの制
御電圧供給を可能にし、次いでサイリスタth2
ブロツクされ、さらにゲート25が閉じて電圧発
生器22がサイリスタth3に対し、これを導通さ
せ且つコンデンサCを充電する電圧を供給する。
コンデンサCの充電時間に相当する一定時間後に
サイリスタth3がブロツクされる。即ち、サイリ
スタth3の保持電流は既に低過ぎ、論理装置26
がアナログ・ゲート25を開放するからである。
短かい安全時間が経過すると、論理装置26が論
理起動回路27を作動させ、ORゲート28に起
動パルスを供給させる。ORゲート28の出力が
論理“0”レベルから“1”レベルに変化し、そ
の結果、発生器20がサイリスタth1のゲートに
電圧を供給してこれを導通させる。次いでコンデ
ンサCが変圧器15の1次巻線17の自己誘導コ
イル及びサイリスタth1を介して放電され、その
結果、2次巻線16の端子に最初の交代が現わ
れ、オゾン発生装置1へのエネルギー伝達が起こ
る。コンデンサCの放電回路を流れる電流がゼロ
になると、サイリスタth1がブロツクされ、変流
器TI1はこの電流ゼロ化に呼応して電圧発生器2
1を作動させ、発生器21がサイリスタth2を導
通させる。次いで変圧器15の一次巻線17及び
サイリスタth2を介してコンデンサCが充電され、
2次巻線16の端子に於いて極性が先行の極性と
は逆の極性に交代し、エネルギーが再びオゾン発
生装置1へ伝達される。コンデンサCの充電回路
を流れる電流がゼロになると、サイリスタth2
ブロツクされ、サイリスタth1が変流器TI2及び電
圧発生器20により導通化される。次いでコンデ
ンサCの新しい充電サイクルが始まり、時間基本
信号Aの立ち下がりエツジが現われるまで上記手
順が反復される。この立ち下がりエツジに於い
て、論理装置26がアナログ・ゲート23,24
を開放し、前記ゲートがサイリスタth1及びth2
ブロツクし、波形発生器の作動を停止させる。第
5図に示すように時間基本信号Aの新しい立ち上
がりエツジが現われて再び発生器を起動させ、コ
ンデンサCの充電及びオゾン発生装置1への新し
い電圧波列供給が行われるまでオゾン発生装置に
はエネルギーが供給されない。
ここで第2図の波形発生器14を制御する回路
の実施例を示す第3図を参照しながら説明する。
この実施例では時間基本発生器Hはテキサス・イ
ンスツルメンツのS.N.74121型集積回路のような
単安定回路である。この単安定回路HはTに於い
て時間基本信号Aを形成し、この信号の周波数が
波形発生器14の電圧波列反復頻度を決定する。
信号Aは例えば集積回路7473(テキサス・インス
ツルメンツ)によつて形成されたJKフリツプフ
ロツプの入力J及びCLRに供給される一方、
ANDゲート30を介してアナログ・ゲート23
及び24にも供給される。単安定回路はまたその
出力Qに於いて周波数は信号Aと同じであるがパ
ルス長が信号Aよりも短かく、コンデンサCの充
電時間を決定する信号B(第4図)を形成する。
この信号Bは第2のアンドゲート31を介してア
ナログ・ゲート25に、集積回路7404(テキサ
ス・インスツルメンツ)などで構成したインバー
タ32に、さらに、JKフリツプフロツプ29の
入力Kにそれぞれ供給される。
インバータ32は信号Bの供給に呼応して、信
号Bと同じではあるがこの信号Bに対して時間遅
延Δtだけ僅かにずれた信号Cを形成し、この信
号Cから、フリツプフロツプ29のCLK入力に
供給される信号Dを形成する。フリツプフロツプ
29はその出力Qに於いて、第2の単安定回路3
3に供給される信号Eを形成する。単安定回路3
3はその出力Qに於いて、論理起動回路27に供
給される単数または複数の校正パルスから成る信
号Eを形成する。図示のように、この起動回路2
7はエミツタ負荷REを有するトランジスタ34、
及びトランジスタ34のベース回路に配置された
アナログ・ゲート35を含むことができる。
単安定回路Hによつて形成される信号Aの、長
さがt1の方形パルスの前エツジに於ける時点t0
於いて、アナログ・ゲート23,24はJKフリ
ツプフロツプ29の入力J及びCLRに“1”レ
ベルが供給されている間、閉成状態にある。時点
t0に於いて単安定回路Hの出力Qに長さt2の方形
パルスが形成され、これがアナログ・ゲート25
を閉じてサイリスタth3を導通させ、時間t2に亘
つてコンデンサCが充電されるようにする。信号
Bの方形パルスが供給されると、インバータ32
はt0に対してΔtだけ遅延した時点t1に於いて方形
パルス(信号C)を形成する。時点t2に於いてコ
ンデンサCは既に充電を完了しており、信号Bが
“0”レベルに戻るから、アナログ・ゲート28
が開放される。
波形発生器はここで動作可能状態となる。
時点t3に於いて信号Cが“0”レベルに戻り、
信号Dが“1”レベルに変わり、その結果、JK
フリツプフロツプの状態が変化してその出力Qに
“1”レベルが形成される。この状態変化に呼応
して第2の単安定回路33がほぼ時点t3に於い
て、起動回路27を作動させる例えば100ms程度
の短かい起動パルスを形成する。起動回路27が
アナログ・ゲート35を閉じてトランジスタ34
を導通化する。トランジスタ34がオアゲート2
8にパルスを供給すると、オアゲート28が電圧
発生器20を作動させることによりサイリスタ
th1を導通させ、波形発生器14を起動させる。
尚、起動パルス(第4図の信号F)は時点t2に対
してΔtだけ遅延して供給され、この遅延は安全
停止時間に相当する。
上述したように、方形パルスの後エツジに於い
て時間基本信号Aが“0”レベルに戻る時点t4
達するまで波形発生器が作動する。この結果、ア
ナログ・ゲート23及び24が開放され、サイリ
スタth1及びth2がブロツクされる。これと同時に
信号Aの“0”レベル通過でJKフリツプフロツ
プ29が再び“0”状態となる。従つて、波形発
生器によつて電圧波列が形成され、時間T3中の
時点t3及びt4間にオゾン発生装置に供給される。
波形発生器は時間基本信号Aの新しい方形パルス
がt5に現われた後、波形発生器の新しい動作サイ
クルがt6に於い起動されるまで時間T4に亘つて休
止状態となる。
以上の説明から明らかなように、波形発生器1
4は自励発振独立波形発生器として動作し、これ
によつて形成される交流電圧波が人為的に中断さ
れ、一定長の休止時間T4が経過した後再び起動
される。同期中断/起動論理回路(JKフリツプ
フロツプ29)を導入することが波形発生器14
の基本的動作を変化させることはない。
以上に述べた動作シーケンスを、例えばDTL、
TTLまたはCMOSタイプの集積回路を使用する
など、上記以外の論理手段によつて達成できるこ
とはいうまでもない。さらに、時間基本発生器や
後述のような記憶システムと連携するマイクロプ
ロセツサを利用することも可能である。
このマイクロプロセツサ及び記憶システムを採
用することでハードウエア論理の実施例に関して
上述したのと同じシーケンスに従つてサイリスタ
th1,th2及びth3を作動させる信号を直接形成する
ことができる。また、マイクロプロセツサを利用
すれば調整機能を極めて簡単に導入することがで
きる。
この調整機能は例えば一定長の電圧波列を維持
しながら、オゾン発生装置によつて吸収されるエ
ネルギーを変調したり、基本持続時間τ1、例えば
1秒間の電圧波列数を変化させたり制御したりす
るものである。例えば毎秒100電圧波列でオゾン
発生装置の公称出力が得られるなら、毎秒30波列
でオゾン発生出力の30%が得られることになる。
調整方式のすぐれた線形性を達成するためには各
基本持続時間τ1内に各波列間隔を調整できるよう
に構成するのが好ましいことはいうまでもない。
オゾン発生装置の出力及びオゾン発生量はオゾ
ン発生装置に供給されるピーク電圧と比例して変
化し、ラプラス変換の枠内で得られるオゾン発生
装置の伝達関数は1次式 1/1+τ2P で表わされる。但し、Pはラプラス演算子、τ2
オゾン発生装置の時定数であり、 1τ25秒 である。
線形成という長所のほかにこの調整方式を採用
すれば、所与の空気流量について、連続する波列
間隔が増大するとこの間隔に於いて放出されるオ
ゾン化空気量が増大するから、電力が低ければ低
いほど最小限オゾン破壊条件に近づく。
第6図を参照して以下に述べる実施例では、下
記の2つのパラメータに従つて調整が行われる。
即ち: 所望のオゾン発生量に比例し、マイクロプロセ
ツサに供給される外来アナログ信号によつて形成
される電力/オゾン発生量基準、及び マイクロプロセツサに組み込まれる上記基本持
続時間τ1
調整機能におけるマイクロプロセツサの役割は
基本持続時間τ1内の波列数を電力/オゾン発生量
基準に等しい出力またはオゾン発生量と一致させ
ることにある。
第6図は制御装置26及び時間基本発生器Hを
形成するために利用できるマイクロプロセツサ・
システムを示す。このシステムは記憶ユニツト3
7と連携するマイクロプロセツサ36と、例えば
インテル社の成分8080、2708及び8224によつて形
成できる局部クロツク38を含む。マイクロプロ
セツサは変流器TI1及びTI2からの信号及び電
力/オゾン発生量基準信号REFを受信する入
力/出力システム39と接続する。入力/出力シ
ステム39はアナログ・ゲート23,24,25
及びORゲート28にそれぞれ作用するアダプタ
回路AD1,AD2,AD3,AD4とも接続しており、
この実施例では論理起動回路27の代りに前記ア
ダプタ回路AD4を採用している。
第6図のマイクロプロセツサ・システムによつ
て行われる調整のシーケンスは第7図のブロツ
ク・ダイヤグラムに示す通りであり、下記のよう
に進行する。
調整起動段階(段階40)後、マイクロプロセ
ツサは電力/オゾン発生量基準信号を読み、これ
を記憶し(段階41)、この値を先行の値と比較
する(段階42)。両方の値が異なる場合、マイ
クロプロセツサは電力/オゾン発生量基準信号か
ら基本時間内に必要な波列数nを計算して(段階
43)これを記憶する。次いでマイクロプロセツ
サは2つの波列間の長さを計算し、これを記憶す
る(段階44)。
段階44に続き、マイクロプロセツサは基本持
続時間内に既に形成された波列数n′をnと比較す
る(段階45)。また、段階42に於いて読取り
値が先行値と等しければ、マイクロプロセツサは
そのまま段階45に移行する。
段階45に於いてnとn′との一致が検知された
とすれば、供給出力と必要出力との一致を意味す
る。この場合マイクロプロセツサは段階46に進
み、実際に発生した基本持続時間を理論上の基本
持続時間と比較する。両者が一致すると、段階4
1に戻る。両者の間に一定限界値以上の差があれ
ば、マイクロプロセツサは“プロバブル・ブレー
クダウン”信号を発する。
段階45に於いてnとn′との不一致が検知され
た場合、マイクロプロセツサはサイリスタth3
導通させることによつてコンデンサCを充電し
(段階47)、コンデンサCの充電時間及び安全停
止時間に相当する遅延の後、サイリスタth1を導
通させることにより波形発生器を起動する(段階
48)。
次いでマイクロプロセツサはサイリスタth1
導通が終了したかどうかを変流器TI1を読むこと
によつて検知する。検知の結果が否定的であれば
段階48に戻り、肯定的であれば、マイクロプロ
セツサはサイリスタth1に対してと同様にサイリ
スタth2にパルス列を送つてこれを導通させる
(段階50)。
サイリスタth1を導通させる前にしたと同様に、
マイクロプロセツサは段階50の後にサイリスタ
th2の導通が終了したかどうかを検知する(段階
51)。検知の結果が否定的なら段階50に戻り、
肯定的ならマイクロプロセツサは段階48−51
に於いて発生させた波列を段階44に於いて計算
され且つ記憶された時間に亘つて中断する(段階
52)。ここでオゾン発生装置へのエネルギー供
給が断たれる。
次の段階53に於いて、マイクロプロセツサは
既に形成された基本持続時間当りの波列数n′を含
んでいるレジスタを増分し、電力/オゾン発生量
基準を読み且つ記憶(段階54)してから、段階
42に戻り、上記シーケンスに従つて調整動作を
進める。
マイクロプロセツサによるこの調整方式では上
述の通り波列の長さは一定である。しかし、別の
実施態様として、各基本持続時間τ1内の波列長さ
を変えることによつて調整を行うことも可能であ
る。
第8図は第3図の制御回路と連携してこのよう
な調整を可能にする回路を示す回路図である。こ
の回路は電力/オゾン発生量基準REF及び実測
オゾン発生量を表わす反転信号MESを供給され
る演算増幅器60を含む。前記信号は例えばフラ
ンス特許出願第7815259号に開示されているオゾ
ン発生装置のオゾン発生量測定装置によつて形成
することができる。演算増幅器60はその出力に
於いて信号REF及びMESの差に比例するアナロ
グ信号εGを形成し、該信号εGはインバータ61
に於いて反転させた後、スイツチ62を介して、
例えば素子XR555(商品名)によつて構成できる
アナログ信号/パルス長変換器63へ供給する。
このスイツチ62はスイツチ状態に応じて信号
REFで表わされる基準値によるオゾン発生量の
制御または電位差計64によるオゾン発生量の手
動制御を可能にする前記電位差計64とも接続し
ている。
変換器63の出力信号は時間基本信号Aを構成
し、単安定回路65が第4図の信号Bを形成す
る。従つて、第8図の回路は第3図の単安定回路
Hに代わる機能を果し、その他の点では先に述べ
た実施例と同様である。信号A及びBは回路の他
の素子に供給され、回路は先に述べた実施例と同
様に動作するが、波列の長さは一定でなく、所望
のオゾン発生量に依存する。
以上に述べた実施例では、放電を発生させる波
列が交代して波形発生器が波列を形成しない休止
期間が生じ、オゾン発生素子の電極に対して供給
される電圧がゼロになる。但し、他の実施態様と
して、中周波で恒常動作するように波形発生器を
制御することも可能であり、そのためには放電発
生波列を、波形発生器が接続しているオゾン発生
素子中に放電を発生させるには不充分な振幅値を
有する別の波列と交代させるように直流供給電圧
を変化させる。
第9図はこの制御動作を行う回路の実施例を示
す。この回路は波形発生器14に供給される直流
電圧の変化法則を決定するマイクロプロセツサ6
6を含む。前記変化法則はマイクロプロセツサの
記憶システムに記憶されている不可変法則でも、
第6図の制御回路の場合に見られるように外来基
準信号に応じて変化する法則でもよい。マイクロ
プロセツサ66によつて形成される前記法則を表
わす数値信号は互いに逆向き接続されているサイ
リスタ67,68を、マイクロプロセツサ66の
数値信号をサイリスタ67,68を制御する電圧
に変換することにより、主供給電気エネルギーを
幅がマイクロプロセツサによつて課せられる法則
に従つて変化するパルスに変調するようにサイリ
スタ67,68を作用させる回路69を介して作
動させる。サイリスタ67,68によりパルス変
換された主供給電圧が変圧器/整流器回路70に
供給されると該回路70はその出力に上記法則に
従つて振幅が変化する直流電圧を発生する。この
直流電圧は波形発生器14に供給されるが、この
実施例では波形発生回路中で変流器TI2が電圧発
生器20に直接接続され、ORゲート28、アナ
ログ・ゲート23,24が省略されていることは
いうまでもない。即ち、波形発生器14はこれが
接続されているオゾン発生素子2に対して、波形
発生器に供給される直流電圧の形状と包絡線が一
致する可変振幅中周波交流電圧を恒常的に供給す
る。
第10図及び第11図は第9図の回路によつて
オゾン発生素子に供給される2つの波形を示す。
第10図の例ではオゾン発生素子内に放電を発生
させることのできる高電圧U1とこの放電を発生
させるには不充分な低電圧U2との間で電圧が急
激に変化する。第11図の例では交流電圧のピー
ク間振幅が限界値U3の両側で次第に変化する。
この限界値U3を超えるとオゾン発生素子2内に
放電が発生し、これ以下になると放電が起こらな
い。尚、本発明の範囲は第10図及び第11図に
示す2つの波形に限定されない。なぜならこの2
つの波形は実施例として示したに過ぎないからで
ある。
既に述べたようにオゾン発生器には中周波波列
を供給することが望ましい。さて、従来の誘電形
オゾン発生装置に於いてはオゾン発生装置内の放
電はポイント・プレーン形オゾン発生装置に於け
る放電に匹敵する。即ち、誘電体には微小な凹凸
があるから、常に同じ場所から放電が行われるの
が普通である。誘電体からの放電の強さはオゾン
発生量に比例し、オゾン発生器によつて吸収され
る強さは微量放電の総計に等しい。一定の供給電
圧及び所与の力率に於いては電力とオゾン発生量
の間に概ね比例関係が成立する。
また、従来の誘電形オゾン発生装置ではマンリ
ーの式が吸収されるエネルギーとオゾン発生装置
の各種電気パラメータとの関係を下記のように表
現する。
W=4F・Cd・E0〔Um−(Ce/Cd+1)E0〕 但し、Cdは誘電体ガラスの容量、 Wは電極から放出されるエネルギー、 Fはエネルギー供給源の周波数、 E0はいくつかのパラメータに依存するトリガ
ー電圧、 Umはピーク電圧、 Ceは誘電性空気の容量。
周波数を除くすべてのパラメータが一定なら、
イオン発生管によつて吸収されるエネルギーは理
論上周波数に比例する。従つて、オゾン発生装置
が必要量のオゾンを発生させるエネルギーを吸収
するに充分な周波数でオゾン発生装置にエネルギ
ーを供給することが望ましい。これは個々の管が
毎秒放電する放電点数の倍数に相当する。従つ
て、周波数を増大させて、主要供給電圧の周波数
(50Hz)よりも高い周波数でオゾン発生装置にエ
ネルギーを供給することがオゾン発生に有利であ
る。
周波数を増大させる他の理由は誘電体表面を帯
電させる電荷によつて形成される逆の電界の作用
を制限するためである。即ち、周波数が高ければ
高いほど前記電荷が迅速に除去され、この電荷に
よつて形成される対向電界が供給電圧電界の作用
を弱めることも少なくなる。前記帯電は放電電流
を低下させ、従つてオゾンの生産性を低下させ
る。
但し周波数の増大は中周波供給サイリスタによ
つて得られる周波数増大がその限度である。
以上に述べた種々の条件を考慮した結果、現在
のサイリスタ技術の範囲内では2000乃至5000Hz、
好ましくは約2000Hz程度の動作周波数を選択す
ることになる。但し、下記の理由からこの値の限
界値であると考える必要はない。即ち: 変圧器の1次及び2次回路の同調条件上、並列
オゾン発生素子数、及び1次及び2次巻線の自己
インダンスLの値に応じて、共振周波数にある程
度のばらつきが不可避である; サイリスタ技術の進歩に伴ない、将来はもつと
高い周波数を選択できるようになるかもしれな
い。
オゾン発生管または素子ごとの出力選定につい
ては、曲線W=F(E0)(Fはマンリーの式を表
わす)がマンリーの式から誘導された式Um=
2E0(1+Ce/Cd)で量大値を取ることは明らかであ る。
最大出力の近傍でオゾン発生出力は最大の安定
度を持つ。従つて、上記関係が満たされ、従つて
最大出力で動作させるようなピーク電圧Umでオ
ゾン発生装置に給電することが極めて望ましい。
従つて、公知の誘電形オゾン発生器ならば、中
周波の恒常正弦波モードで且つ上記関係を考慮し
て給電した場合多大のエネルギーを吸収すること
になる。波列による給電方式の長所はオゾン発生
器の特性及び冷却系の容量から判断して公称電力
を極めて高くすることができ、平均毎秒ジユール
数がオゾン発生装置の加熱を適度に維持する値を
超えないことにある。
関係式 e+O3→+O2+O-+10KC に従つて既に形成されているオゾンの破壊を防止
するためには、その理想的条件として、処理すべ
き所与量vの空気または酸素が一度だけ処理され
る。即ち、先行の量vが排出された後初めて次の
波列が現われることが望ましいことはいうまでも
ない。このことは各基本持続時間τ1中に1つの波
列に相当する時間に亘つてガス量vに全エネルギ
ーが供給しなければならないことと、2つの波列
間の時間が排出時間に相当しなければならないこ
とを意味する。
現在の誘電形オゾン発生装置技術を考慮すれば
このような条件を満たすのは困難である。例えば
毎秒1を供給するオゾン発生素子の場合、極め
て短かい時間に亘つて1秒の周期性で900J/sec
を供給しなければならない。電力が極めて高いか
ら波形発生器のサイリスタはかなり大型化され、
妥協的な解決となる。
但し、“波列”という表現は狭義に解釈すべき
ではなく、各波列が複数波で形成される場合も単
一の波で形成される場合、即ち、正交代及び負交
代を有する場合も含むものと解釈されたい。
再び第5図を参照して説明する。第5図から明
らかなように、オゾン発生装置はそれぞれが波形
発生装置から発生する複数交代によつて形成され
る複数群P1,P2…により形成される不連続電
圧を給電される。この交代群の振幅は数KW程度
でよく、周波数は例えば200Hzでよい。
波列P1,P2…は例えば上記タイプの制御装
置から発生する起動パルス列11,12…によつ
て起動される。
第12図に示す装置は例えば主要給電回路10
2によつてエネルギーを供給される共通エネルギ
ー源101を含み、さらに整流回路103及び平
滑自己誘導コイル104を含み、前記自己誘導コ
イルはその出力端子105,106に於いて、コ
ンデンサ107のバツテリによつてフイルタされ
た直流電圧を供給する。端子105,106は配
電線108と接続し、この配電線108にはn個
のオゾン発生ユニツト109−1乃至109−n
を並列接続する。尚、図示の装置では1例として
8個のオゾン発生ユニツトを含む。
前記ユニツトのそれぞれは配電線108の直流
電圧を、第5図に示すようないくつかの交代を含
む群P1,P2…から成る波列によつて形成され
た電圧に変換する波形発生器すなわちコンバータ
110を含む。この波列は波形発生器に線112
を介して起動信号が供給されると波形発生器の端
子111に現われる。波列は数KWの高電圧に変
換されて上記オゾン発生装置113に供給され
る。
オゾン発生ユニツト109−1乃至109−n
はすべてサーボ・システム・チエーン115によ
つて制御され、前記サーボ・システム・チエーン
は線108の必要エネルギーが一度に1つの波形
発生器110からだけ来るように線112に供給
される起動信号を供給する。
サーボシステムチエーンは3本の線116,1
17及び118を介して各ユニツト109−1乃
至109−nと接続し、前記3本の線に沿つて下
記の信号がそれぞれ搬送される。
線116:連携ユニツト109−1乃至109
−nの有効動作に関する評価を表わす状態信号。
この信号は連携のオゾン発生ユニツトによつて吸
収される電力を概ね反映する。
線117:線と連携するオゾン発生ユニツトが
動作しているかどうかを指示するオン・オフ状態
信号。
線118:連携のオゾン発生ユニツトによつて
供給されるオゾン発生量を表わすパラメータ。従
つて、線118で搬送されるのはオゾンの瞬時発
生量を表わす信号である。
従つて、サーボ・システム・チエーン115は
2つの波形発生器が同時に作動しないように線1
12によつて波形発生器110に供給される信号
の正しい同期を可能にするだけでなく、起動信号
の幅に作用することによつてオゾン発生電力の調
整を可能にする。換言すれば、このサーボ・チエ
ーンは第5図に示すようなパルスI1,I2…の幅調
整を可能にする。
ここでほぼアナログ形ハードウエアとして構成
したサーボ・システムの第1の実施例を説明す
る。後述するように、サーボ・システム115は
第13図のハードウエア回路と同じ機能を果すマ
イクロプロセツサによつて構成することもでき
る。
このサーボ・システム・チエーンはn個の調整
ループ119を含むが、図面ではオゾン発生ユニ
ツト109−1と連携するループだけを図示して
ある。チエーンはほかに第12図に示すオゾン発
生ユニツト109−1乃至109−nすべてに共
通な同期装置120を含む。
調整ループ109(第13図)は可調電位差計
によつて形成された基準電圧源121を含む。前
記電位差計のスライドは直流増幅器を含むコンパ
レータ122の入力と接続している。このコンパ
レータ122の出力は調整ループのエラー信号を
供給される積分回路123と接続し、この信号は
基準信号(供給源121)及びこれも抵抗124
を介してコンパレータに供給される負フイードバ
ツク信号に基づきコンパレータ122によつて形
成される。
積分回路123の出力は変換器125に接続
し、この変換器は積分回路123の出力信号から
パルス幅を変調された信号を形成し、この信号が
出力端子126に現われる。連携の調整ループ1
19が接続しているオゾン発生ユニツトの波列形
成器110を制御するのはこの信号である。変換
器125に於ける変換は後述する同期回路120
により線127を介して供給される鋸歯波信号に
よつて行われる。
各ループの瞬時的なイオン化信号は、個別の線
路118を介してすなわち絶縁増幅器128を介
して各ループに印加され、絶縁増幅器128の出
力は、演算増幅器を有する積分回路129を介し
て調整ループ119に再投入され、調整ループ1
19における積分回路129の作用は微分動作で
ある。このようにして、調整ループ119は、処
理すべき信号のPID4(比例−積分−微分)形の
制御に熟達した者に周知の調整動作を確実に行う
ことが理解され得る。
同期化回路120は、n個の入力抵抗130を
具備し、これらの入力抵抗130は、サーボシス
テム鎖の2個の調整ループ119の増幅器123
の出力にそれぞれ接続される。前記の入力抵抗1
30は、加算器132の加算点131において相
互に接続され、加算器132は調整抵抗133が
接続される出力と入力の間において演算増幅器を
有する。加算器132の出力は、電圧/周波数変
換装置134に接続され、この電圧/周波数変換
装置134においては加算器132からの幅にお
いて調整されるパルス列に変換され、このパルス
列の周波数は次続の回路に信号を適合するように
適切に分周される。このように、変換装置134
の出力は、1方においてシーケンスに組込むため
の回路135に接続され、他方において従来形の
鋸歯状波発生回路136に接続され、この鋸歯状
波発生回路136は容量性の負帰還回路と関連さ
せられる高利得増幅器を具備する。
発生回路136の出力信号は、第12図に示さ
れるオゾン発生装置109−1ないし109−n
にそれぞれ関連させられるn個のアナログゲート
の第1の入力137aに同時的に印加され、ゲー
ト137の各個の第2の入力137bはシーケン
スに組込むための回路135の出力の1つにそれ
ぞれ接続され、それにより、ゲート137の各個
は、順番に作動させられ、オゾン発生装置109
−1ないし109−nの動作の同期したモードを
発生させる。ゲート137の各固はまた、第3の
入力137cにより個別の線路117に接続さ
れ、それにより、対応するオゾン発生装置109
−1ないし109−nが動作状態になる必要があ
る場合にのみ、所定のゲート137を開放させ
る。ゲート137の出力は、個別のオゾン発生装
置と関連させられる調整ループ119の変換装置
125の入力127にそれぞれ接続される。
前記の回路は、本質的に下記の2つの機能を実
行する。
a)オゾン化電力の調整を許容する、端子126
に現出するパルス11,12…の幅の調整、 b)良好に規定されたシーケンスに従つてオゾン
発生装置109−1ないし109−nの各個に
分配されるパルスの数、すなわち、単位時間当
りの波列の数の制御。
調整ループ119の増幅器123の出力におい
て現出する信号は、ユニツト109−1ないし1
09−nの各個により確実化されるオゾン化電力
の影像であり、この信号は同期化回路120によ
りゲート127の出力に分配される鋸歯状波と比
較される。傾斜部分の開始の検出よび傾斜部分の
1点と電力信号の一致の検出は、増幅器123の
アナログ信号118がパルス幅に変換することを
許容し、この変換動作は従来形のアナログ対デイ
ジタル変換装置の動作と同様である。
従つて、各調整ループ119の端子126にお
いて現出する出力信号は、パルス幅を発生源12
2により供給された基準信号に従つて制御するよ
うにパルス幅において変調された信号である。
同期化回路120は、オゾン発生装置109−
1ないし109−nの各個に供給される波列の数
を、前記の発生装置により供給されるオゾン化電
力の総計の影響である信号により制御する。前記
の信号は、加算器132により得られ、電圧/周
波数変換装置134において単位時間当りのパル
ス数に変換し、パルスの各個は供給される全電力
の1部分をあらわしそれにより鋸歯状波を発生さ
せ、この鋸歯状波はゲート137において確認さ
れた後に調整ループ119の各個に順番に印加さ
れる。単位時間当りのパルス数は、このようにし
て装置により供給される全電力の大きさをあらわ
すことが注目される。
可変抵抗133は、前述した回路の利得を調整
する。
変換装置134からの信号は、可変的な時間基
準を指定し、それにより、オゾン発生装置109
−1ないし109−nの動作はシーケンスに組込
まれる。前記の信号のパルスはまた、鋸歯状波発
生回路136において発生させられる鋸歯状波の
開始および終了を制御する。
第14図はゲート137により確実化される制
御のブロツク図を示す。ブロツク138は、時間
基本信号(変換装置134)の現出をあらわし、
ブロツク139は考慮されるオゾン発生装置の状
態の読出しをあらわし、ブロツク140において
は、前記の発生装置が始動されるべき状態にある
か否かが検査される。肯定の場合は、シーケンス
に組込むための信号は、考慮されるゲート137
を通過させられ(ブロツク142)、その後シー
ケンスに組込むために回路135の増分が生ずる
(ブロツク143)。オゾン発生装置の状態が適合
しない場合は、回路135の直接的増分が生じ、
動作は次続のオゾン発生装置の状態の読出し(動
作144)に帰還される。
第15図は、シーケンスに組込むための回路1
35のより詳細な回路図を示す。前記の回路13
5は、入力144において変換装置134からの
時間基本信号を受信する。前記の信号は、RC回
路網145において成形された後に、オアゲート
146に印加され、オアゲート146は出力にお
いてリングカウンタ147に接続され、リングカ
ウンタ147の自由な2進数出力は、アンドゲー
ト148に接続され、アンドゲート148の他方
の入力に接続される端子144に現出する入力信
号により確認される。アンドゲート148の出力
はデコーダ149に接続され、デコーダ149は
アナログゲート137を作動可能にする信号を出
力において順番に供給する。
このようにして、時間基本パルスはカウンタ1
47において計数され、次いでデコーダ149に
おいて復号される。いずれのゲート137も端子
137cにおいて状態読出し信号を受信しない場
合は、線路150において負帰還の信号が発生さ
せられ、この信号が単安定回路151を介してオ
アゲート146に印加され、オアゲート146は
カウンタ147を1ステツプ進ませ、それによ
り、次続のオゾン発生装置が作動させられ得る。
第16図は、第12図に示されるものと同一で
ある電源152を具備するオゾン発生装置の他の
1つの実施例を示す。この電源は高電圧を高周波
数(例えば2000Hz)において一連のオゾン発生
装置154−1ないし154−nに制御整流器1
55を介して永続的に供給し、この制御整流器1
55は逆並列に取付けられ、起動信号により作動
させられる制御回路156により起動させられる
が、この起動信号はパルス幅において変調され、
第12図に示される実施例に関連して前述された
ものと同一の方法において発生させられる。従つ
て、制御回路156はサーボシステムチエーンに
接続され、このサーボシステムチエーンは、信号
の適合性を除いて、第1の実施例の装置(第12
図ないし第15図)に関連して既に記述されたも
のと同一である。
制御整流器155は、逓昇変圧器157を介し
てオゾン発生素子156に接続される。
第16の装置はまた、制御回路160を介して
制御整流器159により回路に組入れられ得る負
荷抵抗158を具備し、この制御回路160自体
は、オゾン発生装置154−1ないし154−n
のどれも作動状態にない場合に、サーボシステム
チエーンにより起動させられる。従つて、波形発
生装置または変換装置153は常に負荷に接続さ
れ、それにより、出力における乱れはオゾン発生
装置へのエネルギーの供給の期間の移行スイツチ
ングの進行中において回避される。
前記の説明において、サーボシステムチエーン
はハードウエア回路を具備し、論理およびアナロ
グ要素から構成されているが、本発明は、発明を
実施する前述の態様に限定されるものではないこ
とが注目される必要がある。実際、前記のハード
ウエア回路によつて実行された機能は、前記の目
的のために適切にプログラムされたソフトウエア
のマイクロプロセツサにより実行され得る。
前記のマイクロプロセツサは、オゾン発生装置
の各個に適切な順序において印加される変調され
たパルスを発生させかつ分配するという基本的な
機能を実行する必要があり、このパルスの数およ
び幅は、電力の特性をあらわすものである。前記
の基本的な機能を実行するために、幾つかの2次
的な機能が確実に行われる必要があり、これらの
2次的機能は、ハードウエアに関連して前述され
ているが、マイクロプロセツサにより実行される
必要がある機能を明確にするために以下に再び説
明される。
第1の2次的機能は、n個の制御されたシステ
ムの組合せにおいてn個のオゾン化ユニツトに対
する平均電力の変調を許容するアルゴリズムによ
り形成され、前記の制御されたシステムの出力の
大きさはオゾン化の関数である。n個のシステム
について同一の形式である制御されたシステムの
出力の大きさは、水中に溶解されたオゾンの残
余、オゾンの濃度またはオゾン発生の他の関数で
あることができ、それゆえ、主としてマイクロプ
ロセツサにより具体化されるサーボシステムは、
下記の要素により構成される。
比例、積分および/または微分機能または任意
の他のアナログ機能を具備するアルゴリズム。
基準および出力の大きさ。
オゾン発生装置。
基準および出力の大きさは、前記と同様の方法
において得られ、デイジタル形式に変換された後
にマイクロプロセツサに印加される。オゾン化電
力のアルゴリズムは、n回繰返され、このアルゴ
リズムは、基準の大きさと出力の大きさの差、す
なわちεを計算し、前記の2つの大きさの差の符
号を発生させる。
基準の大きさが出力の大きさより大である場合
は、マイクロプロセツサは、比例補正を行う、す
なわち、直線法に従つてオゾン化電力を増大させ
るが、この直線の傾斜は、装置が動作中において
も現場において調整可能である。Qが前記の傾斜
の角係数であるとすると、電力と同次元の数がQ
により指定され、各時点において要求される電力
は、比例補正については、ε・Qに等しい。遅れ
誤差を補償する目的を有する積分機能もまた考慮
され得る。この機能は、積分時間および現場にお
いて調整可能な係数により乗算されたεに比例し
た値をε・Qに加算することである。この動作
は、積分補正である。積分時間はまた、調整可能
であることもできる。
基準の大きさが出力の大きさよりも小である場
合は、印加される電力は、ε・Qの合計および前
記と同様の法による積分補償分だけ減少させられ
る。予測される大きさの関数をあらわす信号が加
算されるサーボシステムの残余の出力を用いるこ
とも可能である。増幅器信号の一部分は例えばオ
ゾン発生装置の出力またはオゾン化電力であるこ
とができる。前記の処理は安定性と精度のかねあ
いを改善する。
マイクロプロセツサにより実行されるべき他の
1つの機能は、n個の制御されたシステムの各個
について必要されるオゾン化電力に関する、各制
御されたシステムについての波列の規定を選択す
ることにある。
1秒当りの波列の数および1秒当りの交番の数
が計算により得られ、マイクロプロセツサは、波
列の正および負の交番に対応するオゾン化電力を
記録する。
他の2つの機能は、1方が波列の間の休止区間
の交番数を計算することに関し、他方が、波列を
開始させる2つの連続して生ずる制御されたパル
スの間の休止時間の決定に関する。
2次的機能の他の1つは、同期した起動信号の
発生に関するオゾン発生装置の動作の制御にあ
る。前記の制御は、各オゾン発生装置の直ぐ近く
に配置されオゾン化電力およびオゾン発生部にお
けるクーロン効果により発生させられる電磁気雑
音の両者に比例する遠隔測定信号を発生する検出
器により達成される。前記の雑音の検出はオゾン
発生装置の動作の証拠である。
マイクロプロセツサは第12図に示されるサー
ボシステム鎖に印加されるものと同様の信号を受
信する入出力インターフエース回路と関連させら
れ得る。この回路は、バーブラウン社により
MP20の商品名で販売される集積回路により構成
されることができ、マイクロプロセツサは、市販
されているもの、例えば8008、8080、6800、Z20
または同様のものであることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用されるべき、従来形の
円筒状電極を有する誘電体オゾン発生装置の長手
方向断面を示す断面図、第2図は、第1形式の制
御回路と協働する、第1図のオゾン発生装置に対
する電源供給用の波形形成装置の回路を示す簡単
化された回路図、第3図は、第2図の制御回路の
第1の具体化例のより詳細な回路を示す回路図、
第4図は、第3図の回路の種々の点における信号
の波形の時間経過を示す波形図、第5図は、第3
図の制御回路によつて、波形発生器によりオゾン
発生装置へ印加される波列の形状を示す波形図、
第6図は、第2図の制御回路の、マイクロプロセ
ツサを有する、第2の具体例の回路を示す回路
図、第7図は、第6図のマイクロプロセツサ制御
回路の動作を図解する流れ図、第8図は、第3図
の回路と組合わされるに適合した可変持続時間の
パルスを発生する回路を示す回路図、第9図は、
第2図の波形発生器用の制御回路の第2の形式の
回路を示す簡単化された回路図、第10図および
第11図は、第9図の制御回路により第2図の波
形発生器により発生されられ得る波列の形状を示
す第5図に類似の波形図、第12図は、或る時刻
においてオゾン発生装置の複数個に供給するオゾ
ン発生設備の回路を示す簡単化された回路図、第
13図は第12図のオゾン発生設備に用いられる
サーボシステムを示す回路図、第14図は第13
図のサーボシステムの動作を図解する流れ図、第
15図は第12図に示されるオゾン発生装置の群
が同時的形態で制御されることを確実化する回路
を示す、より詳細な回路図、第16図は、本発明
の第2の実施例によるオゾン発生設備の回路を示
す回路図である。 1…誘電体形オゾン発生装置、2…オゾン発生
素子、3…管状ケース、4…導入チエンバー、5
…放出チエンバー、6…円筒管、7…囲い、8,
9…円筒電極、10,11…導線、12,13…
封鎖接続体、14…波形発生器、15…逓昇変圧
器、16…2次巻線、17…1次巻線、18…直
流電源、19…接続点、20,21,22…電圧
発生器、23,24,25…アナログゲート、2
6…論理装置、27…論理起動装置、28…オア
ゲート、H…時間基本発生器、TI1,TI2…変流
器、th1,th2,th3…サイリスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに対向して配置された少なくとも2つの
    導電性電極を具備し、該電極間をオゾン化される
    べきガスが流れるオゾン発生装置に電力を供給す
    る方法において、該電極に、この電極間に放電を
    発生させることができる振幅値を有する交流電圧
    の波列を印加し、該交流電圧の波列の繰返し周期
    は、1つの波列によつて処理された一容量のガス
    の少なくとも一部分が次の波列が印加されるとき
    に該電極間空間から排気されるように決定され、
    次の波列の印加から生ずる電極間空間の加熱によ
    る前記1つの波列によつて処理された前記排気さ
    れた一部分のガスに含まれるオゾンの崩壊を防止
    するようにしたことを特徴とするオゾン発生装置
    に電力を供給する方法。 2 放電を発生させる前記波列を、前記電極に印
    加される電圧がゼロである静止期間と交番させた
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 放電を発生させる前記波列を、前記電極間に
    放電を発生するのに不十分な振幅の他の波列とを
    交番させた特許請求の範囲第1項に記載の方法。 4 前記電極間に放電を発生させるのに十分な値
    と不十分な値とを交番させる交流電圧の振幅を急
    激に変化させた特許請求の範囲第3項に記載の方
    法。 5 前記交流電圧をスレツシユホールド電圧の各
    部で漸進的に変化させるように変調し、該スレツ
    シユホールド電圧以上のときにオゾン発生装置に
    放電を発生させ、前記スレツシユホールド電圧以
    下のときに前記放電が発生しない特許請求の範囲
    に第3項に記載の方法。 6 前記交流電圧波列を、動作が選択的に起動し
    周期的に中断される波形発生器によつて発生した
    特許請求の範囲第1項もしくは第2項に記載の方
    法。 7 前記振幅を変化させる交流電圧を、直流電源
    電圧を変化させた波形発生器によつて発生する特
    許請求の範囲第3項ないし第5項のいずれかに記
    載の方法。 8 前記オゾン発生装置に一定の持続時間の波列
    を印加した特許請求の範囲第6項に記載の方法。 9 前記一定の持続時間の波列を等しい持続時間
    の連続な基本周期で印加し、各基本期間中に印加
    される波列の数を所望のオゾン発生量関数として
    変化させた特許請求の範囲第8項に記載の方法。 10 前記波列を等しい持続時間の連続な基本周
    期で印加し、各基本周期で印加される前記波列の
    持続時間を所望のオゾン発生量関数として変化さ
    せた特許請求の範囲第6項に記載の方法。 11 前記交流電圧の周波数が約2000ないし
    5000Hzである特許請求の範囲第1項ないし第5
    項のいずれかに記載の方法。 12 互いに対向して配置された少なくとも2つ
    の導電性電極を具備し、該電極間をオゾン化され
    るべきガスが流れるオゾン発生装置に電力を供給
    する方法にあつて、該電極に、この電極間に放電
    を発生させることができる振幅値を有する交流電
    圧の波列を印加し、該交流電圧の波列の繰返し周
    期は、1つの波列によつて処理された一容量の酸
    素ガスの少なくとも一部分が次の波列が印加され
    るときに該電極間空間から排気されるように決定
    され、次の波列の印加から生ずる電極間空間の加
    熱による前記1つの波列によつて処理された前記
    排気された一部分のガスに含まれるオゾンの崩壊
    を防止するようにした方法を実行するためのオゾ
    ン発生装置に電力を供給する装置において、前記
    オゾン発生装置の端子に接続された2次巻線を有
    する変圧器を備えた中周波波形発生器と、該波形
    発生器を周期的に動作させて放電を発生させる前
    記波列を前記オゾン発生装置に印加させる制御回
    路と、を具備し、該制御回路が、矩形の時間基本
    信号を発生する回路と、前記波形発生器を周期的
    に起動および停止させる論理装置とを具備するこ
    とを特徴とするオゾン発生装置に電力を供給する
    装置。 13 前記波形発生器が、キヤパシタと、該キヤ
    パシタを前記変圧器に一次巻線を介して交互に放
    電および充電させるための第1および第2のサイ
    リスタとを具備し、前記制御回路が前記キヤパシ
    タに直列接続され前記波形発生器のための直流電
    圧電源の端子間に接続された第3のサイリスタを
    具備して各波列の立上りの前に前記キヤパシタを
    充電するようにした特許請求の範囲第12項に記
    載の装置。 14 前記制御回路が、ノーマリオープンで前記
    各第1、第2および第3のサイリスタ内に設けら
    れた第1、第2および第3のアナログゲートと、
    前記キヤパシタを放電する前記第3のサイリスタ
    の導通を制御するための論理起動回路とを具備
    し、前記論理装置が前記時間基本信号の矩形パル
    スの立上りエツジの出現に応答して前記第1、第
    2および第3のアナログゲートを閉成させ、該第
    3のアナログゲートの閉成が前記第3のサイリス
    タを導通させ所定時間前記キヤパシタを充電さ
    せ、該所定時間の終りに前記第3のアナログゲー
    トを開成させ、該所定時間の終了後に論理起動回
    路による起動パルスを前記第1のサイリスタに印
    加させて該第1のサイリスタを導通させ且つ前記
    波形発生器を起動し、また、前記第1および第2
    のアナログゲートを開成し前記時間基本信号の矩
    形パルスの後端の出現に応答して前記波形発生器
    の動作を停止するようにした特許請求の範囲第1
    2項に記載の装置。 15 前記論理装置および前記時間基本発生回路
    が所望のオゾン発生を示す基準信号を受信するマ
    イクロプロセツサシステムによつて形成され、該
    マイクロプロセツサシステムが前記基準信号の関
    数として前記基本期間に印加される波列の数を計
    算し、また、該マイクロプロセツサが前記波列発
    生器のサイリスタを動作させて前記基本期間に前
    記計算された波列の数を発生するようにした特許
    請求の範囲第14項に記載の装置。 16 前記時間基本発生器がアナログ信号をパル
    ス持続時間に変換する変換器を具備し、該変換器
    に、測定されたオゾン発生量および所望のオゾン
    発生量との差を示すアナログ信号が印加される特
    許請求の範囲第14項に記載の装置。 17 前記波形発生器が、前記各第1および第2
    のサイリスタのゲート回路内に配置された第1お
    よび第2の電圧発生器と、前記各第1および第2
    のサイリスタに直列接続され前記各第2および第
    1の電圧発生器に接続された第1および第2の電
    流変換器とを具備し、前記第2および第1の電圧
    発生器を動作させ、これらの各サイリスタに流れ
    る循環電流の検出に応じて他のサイリスタを導通
    させ、さらに、二入力を有するオアゲートを設
    け、該オアゲートの一入力が前記第2のサイリス
    タに設けられた電流変換器に接続され、他の入力
    が前記起動論理回路に接続され、さらに出力が前
    記第1の電圧発生器に接続され、これらの入力の
    少なくとも1つにおける導通指令信号の存在のも
    とで前記第1のサイリスタを導通させるようにし
    た特許請求の範囲第14項ないし第16項のいず
    れかに記載の装置。 18 前記オゾン発生装置に印加される交流電圧
    の所望の振幅変動則を示す数値的信号を発生する
    論理回路と、該数値的信号をアナログ信号に変換
    する装置と、該変換装置のアナログ信号によつて
    制御される主電圧を変調する装置と、該変調され
    た主電圧の像である直流電圧を出力に発生する変
    圧器−整流回路とを具備し、該直流電圧が前記波
    形発生器の供給電圧を構成する特許請求の範囲に
    第11項に記載の装置。 19 互いに対向して配置された少なくとも2つ
    の導電性電極を具備し、該電極間をオゾン化され
    るべきガスが流れるオゾン発生装置に電力を供給
    する方法にあつて、該電極に、この電極間に放電
    を発生させることができる振幅値を有する交流電
    圧の波列を印加し、該交流電圧の波列の繰返し周
    期は、1つの波列によつて処理された一容量の酸
    素ガスの少なくとも一部分が次の波列が印加され
    るときに該電極間空間から排気されるように決定
    され、次の波列の印加から生ずる電極間空間の加
    熱による前記1つの波列によつて処理された前記
    排気された一部分のガスに含まれるオゾンの崩壊
    を防止するようにした方法を実行するための装置
    において、共通の発生源によつてエネルギーが連
    続な交流電圧波列モードで供給されるn個のオゾ
    ン発生装置を具備し、該波列の印加が制御装置の
    制御のもとで行われ、該制御装置は起動信号を発
    生して前記共通の発生源からオゾン発生装置に送
    られる波列形式の電気エネルギーの通過を選択的
    に可能にし、また、前記の装置が、前記起動信号
    の持続時間を、前記n個のオゾン発生装置により
    発生する総オゾン量に関するセツト信号によつて
    制御する手段を備えるサーボシステムチエーンを
    具備し、前記持続時間が各連続な波列の持続時間
    に対応し、さらに、前記の装置が、前記共通のエ
    ネルギー発生源を一度にはただ1つのオゾン発生
    装置のみに接続させる同期手段を具備することを
    特徴とする装置。 20 各オゾン発生装置が前記起動信号によつて
    起動される各波形発生器を介して前記共通のエネ
    ルギー発生源に接続された特許請求の範囲第19
    項に記載の装置。 21 前記共通のエネルギー発生源と前記n個の
    オゾン発生装置との間に、前記起動信号によつて
    制御されるn個の選択手段を介して接続された共
    通の波形発生器を具備し、該波形発生器の出力を
    前記オゾン発生装置の1つに条件付きの通過を可
    能にした特許請求の範囲第19項に記載の装置。 22 前記の起動信号の持続時間を制御する手段
    が前記n個のオゾン発生装置の各々に対してサー
    ボシステムループを具備し、該サーボシステムル
    ープは前記オゾン発生装置によつて発生したオゾ
    ン量と前記基準との差を示す信号を発生し、前記
    同期手段が前記のすべてのオゾン発生装置によつ
    て発生する総オゾン化電力の関数として該電力の
    関数である周波数ののこぎり波信号を発生し、ま
    た、該のこぎり波信号と前記エラー信号とを比較
    する手段を設けて前記の可変の持続時間の起動信
    号を発生するようにした特許請求の範囲第19項
    ないし第21項のいずれかに記載の装置。 23 前記各サーボシステムループが比例−積分
    −微分形の調整を発生する特許請求の範囲第22
    項に記載の装置。 24 前記サーボシステムチエーンがハードウエ
    アである特許請求の範囲第22項あるいは第23
    項に記載の装置。 25 前記サーボシステムチエーンがマイクロプ
    ロセツサよりなる特許請求の範囲第22項あるい
    は第23項に記載の装置。 26 前記同期回路が、前記サーボシステムルー
    プによつて受信された差信号のすべてを加算する
    加算器と、電圧/周波数変換器と、該変換器に接
    続されたのこぎり波発生器と、前記オゾン発生装
    置に設けられた前記各比較手段に接続されたn個
    のアナログゲートとを具備し、該アナログゲート
    の第1の入力は前記のこぎり波発生器に接続さ
    れ、第2の入力は前記電圧/周波数変換器の出力
    によつて制御されるシーケンス動作のための回路
    に接続され、アナログゲートのシーケンシヤルな
    開成およびのこぎり波発生器の出力の前記比較手
    段への転送を保証するようにした特許請求の範囲
    第24項に記載の装置。
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