JPH0248392A - エレベータ用敷居 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエレベータの出入口床面に設けられるエレベ
ータ用敷居、特にその表面の構成に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図、第４図は例えば実開昭６２−１７３３７１号公
報に示されたものに類似した従来のエレベータ用敷居で
あ９１図中、（ｌ）はエレベータの乗場に設けられた出
入口枠、（２）は乗場の床に設けられて出入口枠（１）
の下縁を形成した敷居で９通常、アルミニウム材、鋼材
等の金属板が加工されて製作される。（２ａ）は敷居（
２）の長手に沿って凹設された案内溝、　（２ｂ）は敷
居（２）の見えがかり部分から案内溝（２ａ）を除いて
形成された上面、（３）は出入口を開閉する引き戸で１
図示を省略するが上部が出入口枠（１＋の上部に設けら
れたレールに案内され、下部には案内溝（２ａ）に摺動
可能に嵌合された摺動片（３ａ）が装着されている。

従来のエレベータ用敷居は上記のように構成され、引き
戸（３）の開閉動作時に案内溝（２ａ）により摺動片（
６ａ）を案内する。また引き戸（３）の開放時に乗客が
エレベータのかと（図示しない）から乗場へ。

または乗場からかごへ敷居（２）の上を通って移動する
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような従来のエレベータ用敷居では、敷居（２）
が建物の内装の一部となるものの金属特有の感触が避け
られず、内装の多様化にこたえることは困難であった。

また、敷居（２）上面（２ｂ）に光沢のむらや傷が生じ
美観が損なわれるという問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
のであシ、敷居の表面状態を内装として多様化すること
ができ、また０表面の補修が可能なエレベータ用敷居を
得ることを目的とする。

〔課題が解決するための手段〕

この発明にかかわるエレベータ用敷居においては、敷居
上面の嵌着溝に合成樹脂製の表面材が嵌着される。

〔作用〕

上記のように構成されたエレベータ用敷居では。

表面材を適宜に選択することにより異なる質感の敷居を
得ることができ、また表面材を更新することができる。

〔実施例〕

以下、第１図、第２図によってこの発明の一実施例を説
明する。

図中、第３図、第４図と同符号は相当部分を示し、　　
（２ｃ）は敷居（２）の上面（２ｂ）に凹設されて敷居
（２）の長手に沿って延長された嵌着溝、（４）は嵌着
溝（２ｃ）に嵌合されて敷居（２）の上面を形成した表
面材で、ポリカーボネート、硬質塩化ビニール等の硬度
ロックウェルＭ５０〜ＴＯ程度の合成樹脂材により製作
され表面は粗面に仕上げられるか、または適宜な凹凸模
様が設けられている。（５）は嵌着溝（２ｃ）の底面に
表面材（４）を接着固定した接着剤、（６）は表面材（
４）に設けられた注意標識である。

上記のように構成されたエレベータ用敷居においては１
表面材（４）を適宜に選択することにより異なる質感、
模様の敷居を容易に得ることができ。

内装の多様化に応じることができる。また損傷した表面
材（４）をはがし、新しい表面材（４）を接着すること
によシ美観を保つことができる。さらに２表面材（４）
に適宜な注意標識（６）を設けることができ。

案内溝（２ａ）に異物が入り込んで引き戸（３）の開閉
動作が阻害される事故に対する注意を喚起することがで
きる。

〔発明の効果〕

この発明は１以上説明したように敷居上面の嵌着溝に合
成樹脂製の表面材を嵌着したものであシ。

表面材を適宜に選択することにより異なる質感の敷居上
面を容易に得ることができ内装の多様化に対応でき、ま
た表面材を更新して美観を保持することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるエレベータ用敷居の一実施例を
示す図で後述する第４図相当図、第２図は第１図の敷居
の要部拡大斜視図、第３図は従来のエレベータ用敷居を
示すエレベータ乗場の斜視図、第４図は第３図の要部縦
断拡大図である。 （２）・・・敷居、　　（２ｂ）・・・上面、　　（２
ｃ）・・・嵌着溝、（４）・・・表面材。 なお９図中同一部分または相当部分は同一符号により示
す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 長手に沿つて引き戸の案内溝が設けられたエレベータ用
   敷居において、上記敷居の上面に設けられて上記敷居の
   長手に沿つて延長され上方に開口した嵌着溝に嵌着され
   た合成樹脂製の表面材を備えたことを特徴とするエレベ
   ータ用敷居。