JPH0248242A - 自動車用ミラーのクリーニング装置 - Google Patents
自動車用ミラーのクリーニング装置Info
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- JPH0248242A JPH0248242A JP63200770A JP20077088A JPH0248242A JP H0248242 A JPH0248242 A JP H0248242A JP 63200770 A JP63200770 A JP 63200770A JP 20077088 A JP20077088 A JP 20077088A JP H0248242 A JPH0248242 A JP H0248242A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
- B60R1/02—Rear-view mirror arrangements
- B60R1/06—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
- B60R1/0602—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior comprising means for cleaning or deicing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はフェンダ−ミラー、ドアーミラー等のミラー面
の視界を維持する自動車用ミラーのクリーング装置に関
するもので、特に、ミラー面に付性した水滴、氷、霜、
曇等を除去する自動車用ミラーのクリーニング装置のM
4造に関するものである。
の視界を維持する自動車用ミラーのクリーング装置に関
するもので、特に、ミラー面に付性した水滴、氷、霜、
曇等を除去する自動車用ミラーのクリーニング装置のM
4造に関するものである。
[従来の技術]
この種の自動車用ミラーのクリーニング装置の従来例に
は、実開昭61−30552号公報等に記載の技術を挙
げることができる。
は、実開昭61−30552号公報等に記載の技術を挙
げることができる。
第9図は上記公報に掲載された車輌の外部に配設された
自動車用ミラーのクリーニング装置の断面図である。
自動車用ミラーのクリーニング装置の断面図である。
図において、車輌の外部に配設されたバックミラーは、
ガラス製のミラー71を取付けたバックミラー本体72
をステー73で支持したもので、前記バックミラー本体
72とステー73の間に、例えば、セラミックス製の超
音波振動子74を設けたものである。この超音波振動子
74には、車番清白から操作できるように車室内に操作
スイッチ75が接続されている。そして、前記超音波振
動子74と操作スイッチ75との間には、駆動回路76
及び電源77が直列接続されている。
ガラス製のミラー71を取付けたバックミラー本体72
をステー73で支持したもので、前記バックミラー本体
72とステー73の間に、例えば、セラミックス製の超
音波振動子74を設けたものである。この超音波振動子
74には、車番清白から操作できるように車室内に操作
スイッチ75が接続されている。そして、前記超音波振
動子74と操作スイッチ75との間には、駆動回路76
及び電源77が直列接続されている。
前記駆動回路76は発振器によって発生された信号を増
幅器で増幅し、それを超音波振動子74に送り、超音波
振動子74を適当に撮動させるものである。
幅器で増幅し、それを超音波振動子74に送り、超音波
振動子74を適当に撮動させるものである。
このように構成された従来の超音波振動子を用いた自動
車用ミラーのクリーニング装置は、次のように動作する
ことができる。
車用ミラーのクリーニング装置は、次のように動作する
ことができる。
バックミラーのミラー面に水滴等が付着した場合、車室
内の操作スイッチ75を操作して、超音波振動子74を
振動さける。ごの超音波振動子74の振動は、バックミ
ラー本体72の全体を1騒動さゼることによって、ミラ
ー面に付着した水滴等を除去することができる。
内の操作スイッチ75を操作して、超音波振動子74を
振動さける。ごの超音波振動子74の振動は、バックミ
ラー本体72の全体を1騒動さゼることによって、ミラ
ー面に付着した水滴等を除去することができる。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、上記超音波振動子74でミラー71のミラー
面に付着している水滴等を短時間に完全に除去するには
、ミラー71と超音波振動子74の共娠周波数で振動さ
せる必要がある。しかし、前記共撮周波数は超音波振動
子74の温度、ミラー71に接合した超音波振動子74
の接合位置誤差、ミラー71の寸法精度等によって異な
るため、個々のバックミラー本体72毎にその共撮周波
数の設、定を行なう必要があった。
面に付着している水滴等を短時間に完全に除去するには
、ミラー71と超音波振動子74の共娠周波数で振動さ
せる必要がある。しかし、前記共撮周波数は超音波振動
子74の温度、ミラー71に接合した超音波振動子74
の接合位置誤差、ミラー71の寸法精度等によって異な
るため、個々のバックミラー本体72毎にその共撮周波
数の設、定を行なう必要があった。
この対応として、所定の周波数範囲で超音波振動子74
を駆動する周波数を可変する方法が考えられる。しかし
、この方法では共撮周波数以外の周波数で発振させる時
間が長くなり、水滴等の除去に要する時間が長くなる可
能性がある。
を駆動する周波数を可変する方法が考えられる。しかし
、この方法では共撮周波数以外の周波数で発振させる時
間が長くなり、水滴等の除去に要する時間が長くなる可
能性がある。
そこで、本発明はミラーに付着した物質を効率良く短時
間で除去できる自動車用ミラーのクリーニング装置の提
供を課題とするものである。
間で除去できる自動車用ミラーのクリーニング装置の提
供を課題とするものである。
[課題を解決するための手段1
本発明にかかる自動車用ミラーのクリーニング装置は、
所定の曲率を有するミラーの裏面に接合され、その撮動
によって前記ミラー面を振動させる超音波振動子と、前
記超音波振動子を指定された周波数で撮動させる発掘手
段と、その発掘手段の出力周波数を所定の周波数範囲で
指定する周波数設定手段と、前記発振手段から前記超音
波振動子に供給する周波数の共振周波数を検出する共(
辰点検出手段からなるものである。
所定の曲率を有するミラーの裏面に接合され、その撮動
によって前記ミラー面を振動させる超音波振動子と、前
記超音波振動子を指定された周波数で撮動させる発掘手
段と、その発掘手段の出力周波数を所定の周波数範囲で
指定する周波数設定手段と、前記発振手段から前記超音
波振動子に供給する周波数の共振周波数を検出する共(
辰点検出手段からなるものである。
[作用]
本発明においては、所定の曲率を有するミラーの裏面に
接合された超当波(騒動子は、発振手段で所定の周波数
の出力が付与されると、その周波数によって前記ミラー
面を振動させる。前記発j辰手段は超音波振動子を指定
された周波数で撮動させるものであるから、所定の範囲
で発振手段の出力周波数を可変し、共振点検出手段で前
記発振手段から前記超音波振動子に供給する周波数の共
娠周波数を検出し、そこで、超音波振動子を継続して撮
動するものであるから、ミラーに付着した物質を高効率
及び短時間で除去できる。
接合された超当波(騒動子は、発振手段で所定の周波数
の出力が付与されると、その周波数によって前記ミラー
面を振動させる。前記発j辰手段は超音波振動子を指定
された周波数で撮動させるものであるから、所定の範囲
で発振手段の出力周波数を可変し、共振点検出手段で前
記発振手段から前記超音波振動子に供給する周波数の共
娠周波数を検出し、そこで、超音波振動子を継続して撮
動するものであるから、ミラーに付着した物質を高効率
及び短時間で除去できる。
[実施例]
ここで、本発明の実施例について説明する。
第2図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニ
ング装置のミラー12の正面図、第3図は第2図の平面
図である。また、第4図は本発明の一実施例の自動車用
ミラーのクリーニング装置の屈曲波の説明図である。そ
して、第5図は超音波振動子20の周波数−インピーダ
ンス特性図であり、第6図はミラー12を超音波振動子
20で振動させた場合の振動振幅の分布図である。
ング装置のミラー12の正面図、第3図は第2図の平面
図である。また、第4図は本発明の一実施例の自動車用
ミラーのクリーニング装置の屈曲波の説明図である。そ
して、第5図は超音波振動子20の周波数−インピーダ
ンス特性図であり、第6図はミラー12を超音波振動子
20で振動させた場合の振動振幅の分布図である。
第2図乃至4図において、ミラー12のほぼ中心部には
、円板状の超音波振動子20が接着剤によって接合され
ている。詳しくは、ミラー12の裏面に、超音波振動子
20のミラー側の電極端子23が接合されている。特に
、本実施例の前記超音波振動子20としては、ピエゾ効
果素子を利用した圧電セラミックスからなる超音波振動
索子22を使用している。前記超音波振動子20は第3
図のように、ミラー側の電極端子23及び反ミラー側の
電極端子21、超音波振動索子22で構成されている。
、円板状の超音波振動子20が接着剤によって接合され
ている。詳しくは、ミラー12の裏面に、超音波振動子
20のミラー側の電極端子23が接合されている。特に
、本実施例の前記超音波振動子20としては、ピエゾ効
果素子を利用した圧電セラミックスからなる超音波振動
索子22を使用している。前記超音波振動子20は第3
図のように、ミラー側の電極端子23及び反ミラー側の
電極端子21、超音波振動索子22で構成されている。
そして、リード線15はミラー側の電極端子23に、リ
ード線16は反ミラー側の電極端子21に、圧着器具等
によって圧着され、或いはカシメ等によって圧着され、
電気的及び機械的に接続される。
ード線16は反ミラー側の電極端子21に、圧着器具等
によって圧着され、或いはカシメ等によって圧着され、
電気的及び機械的に接続される。
前記超音波振動子20は第3図に示すミラー側の電極端
子23及び反ミラー側の電極端子21のリード線15と
リード線16間に電力を供給すると、超音波振動子20
の厚み方向(第3図の上下方向)及び超音波振動子20
の半径方向く第3図の左右方向)に伸張または収縮する
。
子23及び反ミラー側の電極端子21のリード線15と
リード線16間に電力を供給すると、超音波振動子20
の厚み方向(第3図の上下方向)及び超音波振動子20
の半径方向く第3図の左右方向)に伸張または収縮する
。
即ら、一般に、超音波振動子20には加えられた電界の
方向と同一な方向に伸縮する縦効果と、加えられた電界
の方向と垂直な方向に伸縮する横効果がおる。そして、
縦効果による共振周波数よりも横効果による共1辰周波
数の方が低いという特性を有している。
方向と同一な方向に伸縮する縦効果と、加えられた電界
の方向と垂直な方向に伸縮する横効果がおる。そして、
縦効果による共振周波数よりも横効果による共1辰周波
数の方が低いという特性を有している。
そこで、本実施例では横効果を利用してミラー12に屈
曲波を発生させることとする。しかしながら、共振周波
数が高い一部のミラー等では縦効果を利用した方が好ま
しい場合もある。したがって、本発明を実施する場合に
は横効果を利用してミラー12に屈曲波を発生させるも
のに限定されるものではなく、縦効果を利用してミラー
12を伸縮させるものも含むことができる。
曲波を発生させることとする。しかしながら、共振周波
数が高い一部のミラー等では縦効果を利用した方が好ま
しい場合もある。したがって、本発明を実施する場合に
は横効果を利用してミラー12に屈曲波を発生させるも
のに限定されるものではなく、縦効果を利用してミラー
12を伸縮させるものも含むことができる。
次に、本実施例の横効果を利用したミラー12の屈曲原
理について、第4図を用いて詳述する。
理について、第4図を用いて詳述する。
まず、リード線15に直流電源Eの(+)端子を、リー
ド線16に直流電源Eの(−)端子を接続すると、超音
波振動子20は横効果によって半径方向に強い収縮力が
作用して、第4図(a)の下方にミラー12が屈曲する
。
ド線16に直流電源Eの(−)端子を接続すると、超音
波振動子20は横効果によって半径方向に強い収縮力が
作用して、第4図(a)の下方にミラー12が屈曲する
。
また、リード線15に直流電源Eの(=)端子を、リー
ド線16に直流電源Eの(+)端子を接続すると、超音
波振動子20は横効果によって半径方向に強い伸張力が
作用して、第4図(b)の上方にミラー12が屈曲する
。
ド線16に直流電源Eの(+)端子を接続すると、超音
波振動子20は横効果によって半径方向に強い伸張力が
作用して、第4図(b)の上方にミラー12が屈曲する
。
そして、超音波振動子20に交流電源ACの出力を供給
すると、ミラー12は繰返し屈曲される。
すると、ミラー12は繰返し屈曲される。
ここで、交流電力の周波数をミラー12の最低共振周波
数の整数倍付近に選ぶと、ミラー12が共撮し、ミラー
12の全体に均一で振幅が大きな定在波が発生する。こ
の定在波によってミラー12のミラー面は高速度で振動
する。このとき、ミラー面に付着した水°滴はミラー1
2から高い運動エネルギーが与えられ、手刀によって滴
下したり、霧化したりしてミラー12の表面から除去さ
れ、ミラー面の水滴等が除去されることになる。
数の整数倍付近に選ぶと、ミラー12が共撮し、ミラー
12の全体に均一で振幅が大きな定在波が発生する。こ
の定在波によってミラー12のミラー面は高速度で振動
する。このとき、ミラー面に付着した水°滴はミラー1
2から高い運動エネルギーが与えられ、手刀によって滴
下したり、霧化したりしてミラー12の表面から除去さ
れ、ミラー面の水滴等が除去されることになる。
なお、このとき、前記超音波振動子20の形状によって
決定される固有の共振周波数が存在するので、前記共振
周波数は超音波振動子20及びミラー12の両共撮周波
数を考慮して決定する必要がある。囚に、本実施例では
70[に1171〜80[に[11]に存在するミラー
12の固有振動を利用して共振周波数が、70[にH4
F 〜80 [KH2] (7)超音波振動子20を用
いている。しかしながら、この固有撮動数は低い周波数
から高い周波数まで存在するので他の周波数を用いても
よい。
決定される固有の共振周波数が存在するので、前記共振
周波数は超音波振動子20及びミラー12の両共撮周波
数を考慮して決定する必要がある。囚に、本実施例では
70[に1171〜80[に[11]に存在するミラー
12の固有振動を利用して共振周波数が、70[にH4
F 〜80 [KH2] (7)超音波振動子20を用
いている。しかしながら、この固有撮動数は低い周波数
から高い周波数まで存在するので他の周波数を用いても
よい。
また、第5図は本実施例の超音波振動子20の電気特性
を示すもので、市販のミラーく略160[mml x
90 [mml >の長方形の重心に直径30 [mm
l、厚さ2.8[mmlの円板状の超音波振動子20を
固定して測定したものである。
を示すもので、市販のミラーく略160[mml x
90 [mml >の長方形の重心に直径30 [mm
l、厚さ2.8[mmlの円板状の超音波振動子20を
固定して測定したものである。
この形状の超音波振動子20の共振周波数は約70[に
Hzlである。また、ミラー12の固有振動数は70[
にHzl〜80[にHzlの範囲にいくつか存在する。
Hzlである。また、ミラー12の固有振動数は70[
にHzl〜80[にHzlの範囲にいくつか存在する。
この特性図によれば、75[にHzl付近で超音波振動
子20のインピーダンスが急激に低下していることがわ
かる。即ち、測定に使用・したミラー12の共振点と超
音波微動子20の共振点が合致した特性が、75[にH
zl 付近に存在することがわかる。
子20のインピーダンスが急激に低下していることがわ
かる。即ち、測定に使用・したミラー12の共振点と超
音波微動子20の共振点が合致した特性が、75[にH
zl 付近に存在することがわかる。
因みに、前記超音波振動子20に18[W]の電力を供
給すると、ミラー12のミラー面の運動速度は超音波振
動子20の中心で約300 [mm/s1以上、ミラー
12の外周で約1000 [mm/s1以上であった。
給すると、ミラー12のミラー面の運動速度は超音波振
動子20の中心で約300 [mm/s1以上、ミラー
12の外周で約1000 [mm/s1以上であった。
なお、発明者等の多くの実験の結果、超音波振動子20
の固定位置を変えても、ミラー12に発生する振動には
ほとんど変化がないことが確認された。したがって、超
音波振動子20がミラー12の一部に固定されていれば
、ミラー12が重心に固定されている場合とほぼ同様な
振動が得られる。
の固定位置を変えても、ミラー12に発生する振動には
ほとんど変化がないことが確認された。したがって、超
音波振動子20がミラー12の一部に固定されていれば
、ミラー12が重心に固定されている場合とほぼ同様な
振動が得られる。
例えば、第6図は本実施例のミラー12のある瞬間の振
動娠幅を示すものである。この9411図から定在波の
腹と節が超音波振動子20を中心にミラー12の全面に
ほぼ均一に分布していることがわかる。ミラー12のミ
ラー面に付着した水滴は運動速度が最大となる位置、即
ち、定在波の腹の部分で霧化される。したがって、本実
施例ではミラー12の大きさに比べて小形の超音波振動
子20を使用しているにもかかわらず、ミラー12のミ
ラー面の全面から水滴が除去される。
動娠幅を示すものである。この9411図から定在波の
腹と節が超音波振動子20を中心にミラー12の全面に
ほぼ均一に分布していることがわかる。ミラー12のミ
ラー面に付着した水滴は運動速度が最大となる位置、即
ち、定在波の腹の部分で霧化される。したがって、本実
施例ではミラー12の大きさに比べて小形の超音波振動
子20を使用しているにもかかわらず、ミラー12のミ
ラー面の全面から水滴が除去される。
また、本実施例では超音波振動子20が円板状であるが
、本発明を実施する場合には超音波振動子20は円板状
でおる必要はない。しかしながら、円板状の超音波振動
子20を用いると、超音波振動子20が半径方向に伸縮
することによって、ミラー12には超音波振動子20の
外周を取り囲む連続的な屈曲波が発生する。故に、円板
状の超音波振動子20を用いると、単一の超音波振動子
20によってミラー12の全体に均一な振動を発生でき
る。なお、本実施例では後述するように、発振周波数を
変化させミラー12に発生する定在波の腹と節を移動さ
せ、撮動の節で霧化しない水滴がないようにしている。
、本発明を実施する場合には超音波振動子20は円板状
でおる必要はない。しかしながら、円板状の超音波振動
子20を用いると、超音波振動子20が半径方向に伸縮
することによって、ミラー12には超音波振動子20の
外周を取り囲む連続的な屈曲波が発生する。故に、円板
状の超音波振動子20を用いると、単一の超音波振動子
20によってミラー12の全体に均一な振動を発生でき
る。なお、本実施例では後述するように、発振周波数を
変化させミラー12に発生する定在波の腹と節を移動さ
せ、撮動の節で霧化しない水滴がないようにしている。
上記のように構成されたミラー12及び超音波振動子2
0は、第7図のようにミラー本体として構成される。
0は、第7図のようにミラー本体として構成される。
第7図において、車輌のボディ(図示せず)に固定され
た合成樹脂製のミラーケース1内には、金属製のフレー
ム2がタッピングビス3によって固定されている。フレ
ーム2には合成樹脂製のミラーベース4が自在球(図示
せず)を用いて上下左右に傾動自在に固定されている。
た合成樹脂製のミラーケース1内には、金属製のフレー
ム2がタッピングビス3によって固定されている。フレ
ーム2には合成樹脂製のミラーベース4が自在球(図示
せず)を用いて上下左右に傾動自在に固定されている。
また、フレーム2にはミラー位置駆動装置5がビスによ
って固定されている。ミラー位置駆動装置5はそれぞれ
独立して駆動可能な2本の出力ロット(図示せず)を有
している。2本の出力ロットの一端は、それぞれミラー
ベース4の一面の異なる位置に接続されている。ミラー
ベース4は車輌の乗員の操作により1本または2本の出
力ロットが駆動されると、上下または左右に傾動する。
って固定されている。ミラー位置駆動装置5はそれぞれ
独立して駆動可能な2本の出力ロット(図示せず)を有
している。2本の出力ロットの一端は、それぞれミラー
ベース4の一面の異なる位置に接続されている。ミラー
ベース4は車輌の乗員の操作により1本または2本の出
力ロットが駆動されると、上下または左右に傾動する。
ミラー位置駆動装置5の2本の出力ロットは、それぞれ
合成ゴム製のカバー6またはカバー7で覆われている。
合成ゴム製のカバー6またはカバー7で覆われている。
カバー6またはカバー7の一端はミラー位置駆動装置5
のハウジングにそれぞれ接合されており、カバー6また
はカバー7の細端はミラーベース4に接合されている。
のハウジングにそれぞれ接合されており、カバー6また
はカバー7の細端はミラーベース4に接合されている。
なお、前記カバー6またはカバー7は、ミラーベース4
の傾動を妨げないようにするため、蛇腹のベローズを用
いている。
の傾動を妨げないようにするため、蛇腹のベローズを用
いている。
ミラーベース4には合成樹脂製、アルミニューム製等の
ミラーホルダ8が接合されている。ミラーホルダ8の外
周には係合凹部11が設けられており、この係合凹部1
1にはミラー12の音響インピーダンスよりも音響イン
ピーダンスの小さい材お1からなる合成ゴム、ウレタン
等の合成樹脂等の保持部材9が、ミラー12の全周に亙
っで挿着されている。この保持部材9を介して係合凹部
11は板状のミラー12の全周を挾持し、ミラー12を
ミラーホルダ8に取付けている。
ミラーホルダ8が接合されている。ミラーホルダ8の外
周には係合凹部11が設けられており、この係合凹部1
1にはミラー12の音響インピーダンスよりも音響イン
ピーダンスの小さい材お1からなる合成ゴム、ウレタン
等の合成樹脂等の保持部材9が、ミラー12の全周に亙
っで挿着されている。この保持部材9を介して係合凹部
11は板状のミラー12の全周を挾持し、ミラー12を
ミラーホルダ8に取付けている。
そして、ミラーベース4のミラーケース1側には、ミラ
ーケース1との間に振動子制御装置14が配設されてい
る。前記振動子制御装置14は超音波振動子20を駆動
する電圧制御発振回路及び電源回路等を内蔵している。
ーケース1との間に振動子制御装置14が配設されてい
る。前記振動子制御装置14は超音波振動子20を駆動
する電圧制御発振回路及び電源回路等を内蔵している。
なお、前記振動子制御装置14は車内に配設したスター
トスイッチで駆動制御される。また、前記振動子制御装
置]4はミラーホルダ8に配設したコネクタ部で、電気
的及び機械的に接続されている。そして、ミラー12の
裏面と反ミラー側の電極端子21との間はモールド部材
で埋設して、両者間の1辰動を干渉している。
トスイッチで駆動制御される。また、前記振動子制御装
置]4はミラーホルダ8に配設したコネクタ部で、電気
的及び機械的に接続されている。そして、ミラー12の
裏面と反ミラー側の電極端子21との間はモールド部材
で埋設して、両者間の1辰動を干渉している。
次に、第1図に示す本実施例の自動車用ミラーのクリー
ニング装置を電気的に制御する制御装置の全体構成図を
説明する。
ニング装置を電気的に制御する制御装置の全体構成図を
説明する。
図において、スタートスイッチ51は本実施例の自動車
用ミラーのクリーニング装置を駆動する車内のドライバ
が容易に操作できる位置に配設されたスイッチでおる。
用ミラーのクリーニング装置を駆動する車内のドライバ
が容易に操作できる位置に配設されたスイッチでおる。
前記スタートスイッチ51は入力回路52を介してマイ
クロコンピュータ53に入力されており、オンのときL
11を入力回路52に入力し、オフのとき“ト1゛を
入力する。
クロコンピュータ53に入力されており、オンのときL
11を入力回路52に入力し、オフのとき“ト1゛を
入力する。
前記マイクロコンピュータ53には車載用バッテリー5
4から電力を供給された電源回路55から電力の供給を
受けている。
4から電力を供給された電源回路55から電力の供給を
受けている。
前記マイクロコンピュータ53の出力はD/Aコンバー
タ56、電圧制御発S回路57、振動子駆動回路58か
らなる発掘手段に供給される。
タ56、電圧制御発S回路57、振動子駆動回路58か
らなる発掘手段に供給される。
即ち、超音波振動子20に供給される交流電力の周波数
は振動子駆動回路58から供給される。
は振動子駆動回路58から供給される。
前記振動子駆動回路58は電圧制御発振回路(V−F変
換回路)57から供給され、更に、電圧制御発振回路5
7の出力周波数はD/Aコンバータ56の出力電圧によ
って供給され、D/Aコンバータ56の出力電圧はマイ
クロコンピュータ53のディジタル信号で制御される。
換回路)57から供給され、更に、電圧制御発振回路5
7の出力周波数はD/Aコンバータ56の出力電圧によ
って供給され、D/Aコンバータ56の出力電圧はマイ
クロコンピュータ53のディジタル信号で制御される。
そして、常に、D/Aコンバータ56のアナログ出ノJ
電圧は電圧制御発振回路57に供給され、また、電圧i
制御発振回路57は振動子駆動回路58に所定の周波数
の出力を印加している。前記振動子駆動回路58の出力
はマイクロコンピュータ53から出力されるストローブ
信号60で制御され、ストローブ信号60がオンのとき
のみ、振動子駆動回路58は所定の周波数の交流電力を
超音波振動子20に供給する。
電圧は電圧制御発振回路57に供給され、また、電圧i
制御発振回路57は振動子駆動回路58に所定の周波数
の出力を印加している。前記振動子駆動回路58の出力
はマイクロコンピュータ53から出力されるストローブ
信号60で制御され、ストローブ信号60がオンのとき
のみ、振動子駆動回路58は所定の周波数の交流電力を
超音波振動子20に供給する。
また、電流検出回路59は振動子駆動回路58を介して
超音波振動子20に供給する電流が所定の値以上のとき
、マイクロコンピュータ53に。
超音波振動子20に供給する電流が所定の値以上のとき
、マイクロコンピュータ53に。
“ト1″信号が送出される。前記電流検出回路59は超
8波娠動子20に供給する周波数の共振周波数を検出す
る共振点検出手段として機能する。
8波娠動子20に供給する周波数の共振周波数を検出す
る共振点検出手段として機能する。
前記マイクロコンピュータ53のROMには、本実施例
の自動車用ミラーのクリーニングlの制御を行なう制御
プログラムが格納されており、次のように制御する。
の自動車用ミラーのクリーニングlの制御を行なう制御
プログラムが格納されており、次のように制御する。
第8図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニ
ング装置の制御を行なうフローチV−トである。
ング装置の制御を行なうフローチV−トである。
まず、電源が接続されると同時にステップS1で初期化
を行ない、ステップS2でスタートスイッチ51の状態
を判断し、スタートスイッチ51のオフのとき、ステッ
プS3でストローブ信号60のオフを維持する。スター
トスイッチ51がオンになると、ステップ$4で1回で
変化させる周波数幅に相当する定数カウンタのdを11
」インクリメントする(d(−d十1)。ステップS5
で定数カウンタのdが「11」を越えているか判断する
。このルーチンに入った初期には定数カウンタのdが「
11」を越えていないから、ステップS7で超音波振動
子20に出力する周波数fをrfo十dlとし、ステッ
プS8でその周波数fをマイクロコンピュータ53で所
定のディジタル信号を作り、それをD/Aコンバータ5
6に出力し、電圧制御発振回路57の入力とする。そし
て、ステップS9でストローブ信号をオンとし、超音波
振動子20に周波数f=fo +dを出力する。
を行ない、ステップS2でスタートスイッチ51の状態
を判断し、スタートスイッチ51のオフのとき、ステッ
プS3でストローブ信号60のオフを維持する。スター
トスイッチ51がオンになると、ステップ$4で1回で
変化させる周波数幅に相当する定数カウンタのdを11
」インクリメントする(d(−d十1)。ステップS5
で定数カウンタのdが「11」を越えているか判断する
。このルーチンに入った初期には定数カウンタのdが「
11」を越えていないから、ステップS7で超音波振動
子20に出力する周波数fをrfo十dlとし、ステッ
プS8でその周波数fをマイクロコンピュータ53で所
定のディジタル信号を作り、それをD/Aコンバータ5
6に出力し、電圧制御発振回路57の入力とする。そし
て、ステップS9でストローブ信号をオンとし、超音波
振動子20に周波数f=fo +dを出力する。
更に、ステップ810でタイマでT1秒経過するまで、
その出力状態を継続し、ステップ311で電流検出回路
59からの出力を判断し、所定の電流値以下のとき、ス
テップS2からのルーチンを繰返し実行し、ステップS
4で定数カウンタのdを「1」インクリメントし、ステ
ップS5で定数カウンタのdが「11」を越えているの
が判断されたとき、ステップS6で定数カウンタのdか
らr−10Jだけ減算して、ステップS7で超音波振動
子20に出力する周波数fを初期値の「1」とし、ステ
ップS7からステップS9を経てそれを出力し、この動
作を繰返す。
その出力状態を継続し、ステップ311で電流検出回路
59からの出力を判断し、所定の電流値以下のとき、ス
テップS2からのルーチンを繰返し実行し、ステップS
4で定数カウンタのdを「1」インクリメントし、ステ
ップS5で定数カウンタのdが「11」を越えているの
が判断されたとき、ステップS6で定数カウンタのdか
らr−10Jだけ減算して、ステップS7で超音波振動
子20に出力する周波数fを初期値の「1」とし、ステ
ップS7からステップS9を経てそれを出力し、この動
作を繰返す。
この間、ステップS4で定数カウンタのdを「1」イン
クリメン1−シ、ステップS7で超音波振動子20に出
力する周波数fをJfo十dJとし、ステップS8及び
ステップS9を経て、超音波振動子20にタイマがT1
秒経過するまでに周波数f=fo +dを出力した結果
、ステップS11で電流検出回路59の出力を判断し、
所定の電流値を越えているとき、ステップS12でタイ
マがT2秒経過するまでステップS7で超音波振動子2
0に出力する周波数f=jo 十dを固定したまま、超
音波振動子20にその周波数を出力し、超音波振動子2
0を12秒だけ継続する。
クリメン1−シ、ステップS7で超音波振動子20に出
力する周波数fをJfo十dJとし、ステップS8及び
ステップS9を経て、超音波振動子20にタイマがT1
秒経過するまでに周波数f=fo +dを出力した結果
、ステップS11で電流検出回路59の出力を判断し、
所定の電流値を越えているとき、ステップS12でタイ
マがT2秒経過するまでステップS7で超音波振動子2
0に出力する周波数f=jo 十dを固定したまま、超
音波振動子20にその周波数を出力し、超音波振動子2
0を12秒だけ継続する。
したがって、超音波振動子20に印加する周波数が所定
の周波数になるまで、その周波数を上昇し、電流検出回
路59の出力を判断して所定の電流値を越えているとき
を、共振電流が最大になる共振周波数と判断する。これ
によって、超音波振動子20が半径方向に膨張伸縮し、
ミラー12には超音波振動子20の外周を取り囲む連続
的な屈曲波が発生する。故に、円板状の超音波(騒動子
20によって、単一の超音波振動子20でもミラー12
の全体に均一な屈曲波の振動を発生できる。
の周波数になるまで、その周波数を上昇し、電流検出回
路59の出力を判断して所定の電流値を越えているとき
を、共振電流が最大になる共振周波数と判断する。これ
によって、超音波振動子20が半径方向に膨張伸縮し、
ミラー12には超音波振動子20の外周を取り囲む連続
的な屈曲波が発生する。故に、円板状の超音波(騒動子
20によって、単一の超音波振動子20でもミラー12
の全体に均一な屈曲波の振動を発生できる。
また、本発明を実施する場合には、その共振周波数の設
定により、共]駅用波数を中心に超音波振動子20に印
加する周波数を変化させるようにすれば、発振周波数を
所定の幅変化させミラー12に発生する定在波の腹と節
を移動させ、撮動の節で霧化しない水滴等がないように
することができる。
定により、共]駅用波数を中心に超音波振動子20に印
加する周波数を変化させるようにすれば、発振周波数を
所定の幅変化させミラー12に発生する定在波の腹と節
を移動させ、撮動の節で霧化しない水滴等がないように
することができる。
このように、上記実施例の自動車用ミラーのクリーニン
グ装置は、所定の曲率を有するミラー12と、前記ミラ
ー12の裏面に接合された超音波振動子20と、前記超
音波振動子20を指定された周波数で撮動させるD/A
コンバータ56、電圧制御発振回路57、振動子駆動回
路58から構成される発振手段と、前記発振手段から前
記超音波振動子20に供給する周波数の共振周波数を検
出する電流検出回路59からなる共振点検出手段と、前
記発振手段の出力周波数を所定の範囲でその周波数を変
更し、共振点検出手段の出力によって前記発振手段の出
力周波数を所定の周波数に拘束するマイクロコンピュー
タ53からなる周波数設定手段からなるものである。
グ装置は、所定の曲率を有するミラー12と、前記ミラ
ー12の裏面に接合された超音波振動子20と、前記超
音波振動子20を指定された周波数で撮動させるD/A
コンバータ56、電圧制御発振回路57、振動子駆動回
路58から構成される発振手段と、前記発振手段から前
記超音波振動子20に供給する周波数の共振周波数を検
出する電流検出回路59からなる共振点検出手段と、前
記発振手段の出力周波数を所定の範囲でその周波数を変
更し、共振点検出手段の出力によって前記発振手段の出
力周波数を所定の周波数に拘束するマイクロコンピュー
タ53からなる周波数設定手段からなるものである。
したがって、出力周波数を所定の範囲でその周波数を変
更し、超音波振動子20に印加する周波数が共振周波数
になるまで、その周波数を上昇または下降させ、共振点
検出手段としての電流検出回路59の出力を判断して、
所定以上の共振電流が流れていることを電流検出回路5
9の閾値から判断して、共1辰周波数状態を12秒間継
続させることで、ミラー面に付着した水滴、氷、霜、曇
等を高効率で除去する。
更し、超音波振動子20に印加する周波数が共振周波数
になるまで、その周波数を上昇または下降させ、共振点
検出手段としての電流検出回路59の出力を判断して、
所定以上の共振電流が流れていることを電流検出回路5
9の閾値から判断して、共1辰周波数状態を12秒間継
続させることで、ミラー面に付着した水滴、氷、霜、曇
等を高効率で除去する。
また、出力周波数を所定の範囲でその周波数を変更する
ことにより、ミラー面に発生する定在波の腹と節を移動
させ、撮動の節で霧化しない水滴等がないようにするこ
とができる。
ことにより、ミラー面に発生する定在波の腹と節を移動
させ、撮動の節で霧化しない水滴等がないようにするこ
とができる。
ところで、上記実施例の超音波振動子を指定された周波
数で撮動させる発振手段は、D/Aコンバータ56、電
圧シリ御発1辰回路57、振動子駆動回路58から構成
されているが、本発明を実施する場合には、時間または
回数等を入力して、周波数出力が変化できる回路であれ
ばよく、その態様としては機械的に定数を変化させる発
振回路自体を含むことができる。
数で撮動させる発振手段は、D/Aコンバータ56、電
圧シリ御発1辰回路57、振動子駆動回路58から構成
されているが、本発明を実施する場合には、時間または
回数等を入力して、周波数出力が変化できる回路であれ
ばよく、その態様としては機械的に定数を変化させる発
振回路自体を含むことができる。
しかし、上記実施例のD/Aコンバータ56、電圧制御
発振回路57、(騒動子駆動回路5Bの構成によれば、
市販された回路単位で構成することができ、また、電圧
制御発1辰回路57の能力によっては振動子駆動回路5
Bを省略することができる。
発振回路57、(騒動子駆動回路5Bの構成によれば、
市販された回路単位で構成することができ、また、電圧
制御発1辰回路57の能力によっては振動子駆動回路5
Bを省略することができる。
また、上記実施例の発振手段から超音波振動子20に供
給する周波数の共振周波数を検出する共振点検出手段は
、電流検出回路59で振動子駆動回路58の入力を検出
しているが、本発明を実施する場合には、負荷となる超
音波振動子20及びミラー12に消費される電力、電流
または電圧または撮動状態が判断できればよいことから
、電流検出回路59に限定されるものではない。或いは
その検出箇所に関しても振動子駆動回路58の入力部に
限定されるものではない。
給する周波数の共振周波数を検出する共振点検出手段は
、電流検出回路59で振動子駆動回路58の入力を検出
しているが、本発明を実施する場合には、負荷となる超
音波振動子20及びミラー12に消費される電力、電流
または電圧または撮動状態が判断できればよいことから
、電流検出回路59に限定されるものではない。或いは
その検出箇所に関しても振動子駆動回路58の入力部に
限定されるものではない。
そして、上記実施例の発振手段の出力周波数を所定の範
囲でその周波数を変更し、共振点検出手段の出力によっ
て前記発振手段の出力周波数を所定の周波数に拘束する
周波数設定手段として、マイクロコンピュータ53を使
用し、そのディジタル信号で発1辰手段の出力周波数を
所定の範囲で変更し、また、共振点検出手段の出力によ
って前記発振手段の出力周波数を所定の周波数に拘束し
ているが、本発明を実施する場合には、発振手段の出力
周波数を所定の範囲でディジタル的またはアナログ的に
その周波数を変更し、共振点検出手段の出力によってそ
の変更を停止できる手段であればよい。
囲でその周波数を変更し、共振点検出手段の出力によっ
て前記発振手段の出力周波数を所定の周波数に拘束する
周波数設定手段として、マイクロコンピュータ53を使
用し、そのディジタル信号で発1辰手段の出力周波数を
所定の範囲で変更し、また、共振点検出手段の出力によ
って前記発振手段の出力周波数を所定の周波数に拘束し
ているが、本発明を実施する場合には、発振手段の出力
周波数を所定の範囲でディジタル的またはアナログ的に
その周波数を変更し、共振点検出手段の出力によってそ
の変更を停止できる手段であればよい。
[発明の効果]
以上のように、本発明の自動車用ミラーのクリーング装
置は、所定の曲率を有するミラーの裏面に接合された超
音波振動子と、前記超音波振動子を指定された周波数で
撮動させる発振手段と、前記発振手段から前記超音波振
動子に供給する周波数の共振周波数を検出する共振点検
出手段と、前記発振手段の出力周波数を所定の範囲でそ
の周波数を変更し、共振点検出手段の出力によって前記
発振手段の出力周波数を所定の周波数に拘束する周波数
設定手段からなり、発振手段で所定の周波数の出力が超
音波振動子に付与されると、その周波数の振動によって
前記ミラー面を屈曲させることができる。また、所定の
範囲で発振手段の出力周波数を可変することによって、
前記ミラー面に発生する定在波の腹と節を移動させ、振
動の節で霧化しない水滴等がないようにすることができ
る。そして、共振点検出手段で前記発振手段から前記超
音波振動子に供給する周波数の共振周波数を検出し、そ
こで、超音波振動子を継続して振動させることにより、
ミラーに付着した物質を高効率及び短時間で除去するこ
とができる。
置は、所定の曲率を有するミラーの裏面に接合された超
音波振動子と、前記超音波振動子を指定された周波数で
撮動させる発振手段と、前記発振手段から前記超音波振
動子に供給する周波数の共振周波数を検出する共振点検
出手段と、前記発振手段の出力周波数を所定の範囲でそ
の周波数を変更し、共振点検出手段の出力によって前記
発振手段の出力周波数を所定の周波数に拘束する周波数
設定手段からなり、発振手段で所定の周波数の出力が超
音波振動子に付与されると、その周波数の振動によって
前記ミラー面を屈曲させることができる。また、所定の
範囲で発振手段の出力周波数を可変することによって、
前記ミラー面に発生する定在波の腹と節を移動させ、振
動の節で霧化しない水滴等がないようにすることができ
る。そして、共振点検出手段で前記発振手段から前記超
音波振動子に供給する周波数の共振周波数を検出し、そ
こで、超音波振動子を継続して振動させることにより、
ミラーに付着した物質を高効率及び短時間で除去するこ
とができる。
前記発振手段の出力周波数を所定の範囲でその周波数を
変更する周波数設定手段を、所定の時間毎にその出力周
波数を繰返し変化させるものにおいては、所定の時間内
に前記ミラー面に発生する定在波の腹と節を移動させ、
撮動の節で霧化しない水滴等がないようにすることがで
き、かつ、共振周波数で継続加娠覆−る時間との調節に
より、撮動の節で霧化しない水滴等がないようにするこ
とかできる。
変更する周波数設定手段を、所定の時間毎にその出力周
波数を繰返し変化させるものにおいては、所定の時間内
に前記ミラー面に発生する定在波の腹と節を移動させ、
撮動の節で霧化しない水滴等がないようにすることがで
き、かつ、共振周波数で継続加娠覆−る時間との調節に
より、撮動の節で霧化しない水滴等がないようにするこ
とかできる。
前記発振手段から超音波振動子に供給する共振周波数を
検出する共振点検出手段を、前記超音波振動子に供給す
る電流の大きさを判断して行なうものにおいては、共振
周波数を電流検出手段という一般的な検出方法が適用で
き、廉価にその検出回路を構成できる。
検出する共振点検出手段を、前記超音波振動子に供給す
る電流の大きさを判断して行なうものにおいては、共振
周波数を電流検出手段という一般的な検出方法が適用で
き、廉価にその検出回路を構成できる。
更に、前記発振手段の出力周波数を所定の範囲でその周
波数を変更する周波数設定手段を、超音波振動子の共振
周波数及びミラーの共振周波数を中心に設定したものに
おいては、前記ミラー面に発生する定在波の腹と節を移
動させ、共(展層波数を中心に振動の節で霧化しない水
滴等がないようにすることができ、高効率の領域を中心
に撮動を発生ざぜることができる。
波数を変更する周波数設定手段を、超音波振動子の共振
周波数及びミラーの共振周波数を中心に設定したものに
おいては、前記ミラー面に発生する定在波の腹と節を移
動させ、共(展層波数を中心に振動の節で霧化しない水
滴等がないようにすることができ、高効率の領域を中心
に撮動を発生ざぜることができる。
第1図は本発明の本実施例の自動車用ミラーのクリーニ
ング装置を電気的に制御する制御装置の仝体構成図、第
2図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニン
グ装置のミラーの正面図、第3図は第2図の平面図、第
4図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニン
グ装置の屈曲波の説明図、第5図は超音波振動子の周波
数−インピーダンス特性図、第6図はミラーを超音波振
動子で振動させた場合の撮動娠幅の分布図、第7図は本
発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニング装置の
ミラー本体の構成図、第8図は本発明の一実施例の自動
車用ミラーのクリーニング装置の制御を行なうフローチ
ャート、第9図は従来の車輌の外部に配設された自動車
用ミラーのクリニング装置の断面図である。 図において、 12:ミラー 20:超音波振動子、53:マ
イクロコンピュータ、 56 : D/Aコンバータ、 57:電圧制御発振回路、 58:振動子駆動回路、59:電流検出手段、である。 なあ、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 特許出願人 アイシン精機株式会社
ング装置を電気的に制御する制御装置の仝体構成図、第
2図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニン
グ装置のミラーの正面図、第3図は第2図の平面図、第
4図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニン
グ装置の屈曲波の説明図、第5図は超音波振動子の周波
数−インピーダンス特性図、第6図はミラーを超音波振
動子で振動させた場合の撮動娠幅の分布図、第7図は本
発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニング装置の
ミラー本体の構成図、第8図は本発明の一実施例の自動
車用ミラーのクリーニング装置の制御を行なうフローチ
ャート、第9図は従来の車輌の外部に配設された自動車
用ミラーのクリニング装置の断面図である。 図において、 12:ミラー 20:超音波振動子、53:マ
イクロコンピュータ、 56 : D/Aコンバータ、 57:電圧制御発振回路、 58:振動子駆動回路、59:電流検出手段、である。 なあ、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 特許出願人 アイシン精機株式会社
Claims (4)
- (1)所定の曲率を有するミラーと、 前記ミラーの裏面に接合された超音波振動子と、前記超
音波振動子を指定された周波数で振動させる発振手段と
、 前記発振手段から前記超音波振動子に供給する周波数の
共振周波数を検出する共振点検出手段と、前記発振手段
の出力周波数を所定の範囲でその周波数を変更し、共振
点検出手段の出力によつて前記発振手段の出力周波数を
所定の周波数に拘束する周波数設定手段と、を具備する
ことを特徴とする自動車用ミラーのクリーニング装置。 - (2)前記発振手段の出力周波数を所定の範囲でその周
波数を変更する周波数設定手段は、所定の時間毎に出力
周波数を繰返し変化させることを特徴とする請求項1に
記載の自動車用ミラーのクリーニング装置。 - (3)前記発振手段から前記超音波振動子に供給する共
振周波数を検出する共振点検出手段は、前記超音波振動
子に供給する電流の大きさを判断することを特徴とする
請求項1に記載の自動車用ミラーのクリーニング装置。 - (4)前記発振手段の出力周波数を所定の範囲でその周
波数を変更する周波数設定手段は、前記超音波振動子の
共振周波数及びミラーの共振周波数を中心に設定したこ
とを特徴とする請求項1に記載の自動車用ミラーのクリ
ーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63200770A JPH0248242A (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 自動車用ミラーのクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63200770A JPH0248242A (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 自動車用ミラーのクリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0248242A true JPH0248242A (ja) | 1990-02-19 |
Family
ID=16429886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63200770A Pending JPH0248242A (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 自動車用ミラーのクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248242A (ja) |
-
1988
- 1988-08-10 JP JP63200770A patent/JPH0248242A/ja active Pending
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