JPH0248077A - マスキング被膜形成方法 - Google Patents

マスキング被膜形成方法

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JPH0248077A
JPH0248077A JP19705088A JP19705088A JPH0248077A JP H0248077 A JPH0248077 A JP H0248077A JP 19705088 A JP19705088 A JP 19705088A JP 19705088 A JP19705088 A JP 19705088A JP H0248077 A JPH0248077 A JP H0248077A
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JP
Japan
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film
bumper
painted
along
coated
Prior art date
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Pending
Application number
JP19705088A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Yonemoto
米本 良行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、被塗装物表面、とくには三次元曲面を有す
る複雑な形状をした物体の表面にマスキング被膜を形成
する方法に関するものである。
(従来の技術) 被塗装物表面を色分けし、又はその一部に塗装を施す方
法としては、例えば特開昭62−47594号に開示さ
れた方法がある。
この方法は、樹脂を主成分としカーボンブラックを混入
したストリッパブルペイントを被塗装物表面に塗布し、
ストリッパブルペイントをYAGレーザ光線を用いて被
塗装部分の境界線に沿って切断し、塗装部分におけるペ
イントを剥ぎ取ることによりマスキング被膜を形成する
ものである。
(従来の技術) しかしながら、三次元曲面を有する被塗装物表面にスト
リッパブルフィルムを一定厚さ以上の膜厚となるよう塗
布することは冗長な作業であり、この為、ストリッパブ
ルペイントを塗布するのに要する時間を短縮しようとす
ると、塗装むらが生起され易く、又ペイントミストが飛
散してしまい樹脂の連続被膜を形成することができない
と言う問題があった。このような場合には、例え樹脂被
膜が形成されても、被膜を剥ぎ取る際に、その薄い部分
で切断することがあり、剥ぎ取り作業を煩わしいものと
していた。このことは、被塗装部分の形状が複雑な三次
元曲面を有するものにあっては、特に顕著なこととなる
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり
、三次元曲面を有する被塗装物表面にあっても一定厚さ
以上の連続マスキング被膜を容易に形成することができ
るマスキング被膜形成方法を提供することをその目的と
する。
(課題を達成するための手段) この目的を達成するため、本発明方法にあっては、特に
、被塗装物表面に接着層を介して所定厚さの熱可塑性フ
ィルム又は熱収縮フィルムを配置する工程と、配置され
たフィルムを加熱して可塑化させると共に、加圧空気に
より当該部位表面に押圧して被着する工程と、被着され
たフィルムを被塗装部分の境界線に沿って切断する工程
と、被塗装部分における被着フィルムを除去する工程と
を具えてなる。
(作 用) 被塗装物表面に接着層を介して配設された所定厚さの熱
可塑性フィルム又は熱収縮フィルムを可塑化させるとと
もに、加圧空気を吹きつけることにて、当該フィルムが
被塗装物表面に密着されることとなるので、例えその表
面が三次元曲面を有する複雑な表面を形状をしたもので
あっても、所定厚さの被膜を容易に形成することができ
、従って被塗装部分の境界線に沿ってその被膜を切断し
、塗装部分における被膜を剥ぎ取ることにより、被塗装
物表面の所定部位にマスキング被膜を容易且つ確実に施
すことができる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明方法について更に説明する。
第1図は、この発明によるマスキング被膜成形方法を適
用する被塗装物の一例としての自動車用バンパを示す斜
視図であり、適当な樹脂を成形することにより造られた
バンバ1は、本体部1aと、その本体部に一体的に突出
して形成されたモール部1b及びグリル部ICとを具え
た複雑な三次元形状をしており、最終製品としてのこの
バンパは、例えば、本体部1aが色Aに、モール部1b
及びグリル部1cが色Bにそれぞれ塗り分けられるもの
とする。
それゆえ、塗り分けに際しては本体部1aとモール部1
b及びグリル部1cとをマスキングすることが必要とな
る。
先ずここでは、適当な装置を用いて、予めモール部1b
及びグリル部1cにB色塗料が塗布されるものとする。
次いで第2図に示すように、加熱時に優れた成形性を示
す、例えば、塩化ビニル系(塩化ビニル70 wtχ、
ポリエステル系可塑剤30−tχ)やウレタン系(ポリ
ウレタン100 wtχ)等の熱可塑性フィルム2(好
ましくは、安価な塩化ビニル系のフィルム)をモール部
1b及びグリル部ICに沿って配置する。ここで熱可塑
性フィルム2は、フィルム本体2aと、フィルム本体の
バンパ1に対向する面に設けられた、例えば、塗料焼付
は温度(100〜140°C)にあっても耐熱性があり
しかも粘着性を損なわず、しかも除去の容易なアクリル
系高分子や天然ゴム等からなる接着層2bとを具えるも
のであるので、熱可塑性フィルム2をハンパ1の表面に
沿って容易に付着することができる。
その後、第3図に示すように、フィルム2に対して適当
な間隔で配置された加熱空気供給管3を介して、バンパ
1に影響を与えることがない程度、具体的には塗料焼付
は温度(100〜140°C)と同程度に加熱された空
気をフィルム表面に吹きつけてフィルムを可塑化し柔軟
性を高める。
そして第4図に示すように、加圧空気供給管4を介して
約3kg/c1ffに加圧された圧縮空気を可ワ化した
フィルム2aの表面に吹きつけ、当該フィルムをバンパ
表面の形状に沿って押圧する。その結果、フィルムは比
較的凹凸の少ないバンバ表面は勿論のこと、その表面の
溝、更には凹部等の三次元の複雑な表面に沿って密着さ
れることとなる。
この場合、熱可塑性フィルムは、可塑化した後にバンバ
表面に密着されるので初期の配置状態、即ち第2図に示
す状態に復帰することがない。
また、所定温度に加熱された圧縮空気を当該フィルム表
面に適用しても良いことは勿論である。
このようにして、一定厚さの熱可塑性フィルム2をハン
バ1の所定表面に被着させることが完了したならば、例
えば、カッタ、YAG レーザ光線などの従来既知の適
当な切断手段、本実施例ではYAGレーザ光線5を用い
て、モール部1b及びグリル部1cの境界線、即ち見切
り線6a、6bそして7a、7bに沿ってハンパ1の表
面に被着された熱可塑性フィルム2を切断する。この様
子を第5図に示す。
次いで、モール部1b及びグリル部ICに関連する見切
り線より外方に位置する熱可塑性フィルム2をそれぞれ
剥がし取れば、第6図に示したように:モール部1b及
びグリル部1cに対し一定厚さを有するマスキング被膜
が形成されたハンバ1を得ることができる。
その後バンパ1全体に色Aを塗布した後、モール部1b
及びグリル部1cに形成されたそれぞれのマスキング被
膜を剥ぎ取ることにより、本体部1aが色Aに、モール
部1bが色Bにそれぞれ塗り分けられたハンパを得る。
なお、レーザ光線を用いてフィルムを切断する場合に、
レーザ光線の吸収効率を高めると共に、フィルム2を確
実に切断することができるよう、例えば、通常のプライ
マ用塗料、例えば、ポリオレフィン系及びその他の樹脂
15χ、芳香属系およびケトン系の溶剤69%、そして
添加材その他16%からなる日本油脂(株)製のユニバ
ーサルプライマUN102に、反射用成分として酸化チ
タンを1%以上混入した白色の反射プライマを、予めバ
ンパ1の下塗りとして塗布しても良い。
更に、本発明方法の他の実施例について以下に説明する
この実施例にあっては、上述した実施例と異なり、片側
に接着層が予め形成された熱可塑性フィルムに代わり、
熱収縮フィルムを用いるものであり、第7図に示したよ
うに、被塗装物としての一例を示すバンパ1のマスキン
グ被膜必要部位、つまりモール部1b及びグリル部1c
に、例えば、アクリル系高分子又は天然ゴム系の粘着物
等を塗布し:接着層2bを設ける。
次いで、第8図に示すように、熱収縮性ポリエチレンフ
ィルム、所謂熱収縮フィルム8をパンパ1の周りに配設
し、ハンパ全体を約20%程度の余裕を持って被覆する
。そして、約150°Cに加熱された空気をおよそ3分
間程度そのフィルムに作用させることにより、当該フィ
ルム8をバンパ表面に沿って張設する。なお、加熱空気
は約3 kg / clll程度に加圧されており、フ
ィルムの収縮の際に、当該フィルムがハンパ表面に形成
されたモール部1b及びグリル部1cの形状に沿って密
着することを担保する。このようにして熱収縮フィルム
8をバンバ表面に沿って被着させた様子を第9図に示す
その後、第10図に示したように、従来既知の適当な切
断手段、例えばYAG レーザ光線5を用いてモール部
1b及びグリル部1cの境界線に沿って、バンパ表面に
被着された熱収縮フィルム2aを切断する。
その後、マスキング被膜を施す以外の熱収縮フィルム2
aを剥ぎ取ることによりモール部1b及びグリル部1c
に対し一定厚さのマスキング被膜が形成されたバンパを
得ることができる。なお、それら境界線より外方に位置
したフィルムを剥ぎ取る場合に、フィルムをハンパ表面
に被着する接着層2bが残る場合も有るが、その様な接
着層は、トリクロルエタンによる蒸気洗浄、又は適当な
溶剤、例えば、イソプロピルアルコールやヘンジンを用
いて拭き取ることにより容易に除去することができ、良
好なマスキング被膜が得られることに何ら変わりがない
そして、ハンパ1全体に色Aを塗布した後、モール部1
b及びグリル部ICに形成されたそれぞれのマスキング
被膜を剥ぎ取ることにより、本体部1aが色Aに、モー
ル部1bが色Bにそれぞれ塗り分けられたバンパを得る
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明方法によれば、熱可塑性フ
ィルム又は熱収縮フィルムを加熱して可塑化し、そのフ
ィルムを三次元曲面を有する被塗装物表面に沿って密着
することにより一定厚さを有するマスキング被膜を形成
することができるので、従来の様に、ストリッパブルペ
イントを塗布することによりマスキング被膜を形成した
場合に比べて、被膜の剥ぎ取りの際に非マスキング部に
おける当該被膜が切断することがない。
また、従来の方法に比べ、被塗装物の入り込んだ部分、
例えば、自動車用バンパのグリル部のような部分にあっ
ても、フィルムを確実に被着することができき、又その
被覆の剥ぎ取り作業も容易なものとなる等の効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明方法の一実施例を適用する被塗装物
としてのバンパを示す斜視図、第2図乃至第5図は、第
1図の線I−1に沿い上記実施例の各工程を示す説明図
、 第6図は、上記実施例方法によりマスキング被膜を施し
たバンバを示す斜視図、 第7図乃至第10図は、この発明方法の他の実施例を示
す説明図である。 1−バンパ      1a−本体部 1b−−モール部     10mグリル部2a−−−
熱可塑性フィルム 2b−接着層3・−加熱空気供給管
  4−加圧空気供給管5−−YAGレーザ    6
a、6b、7a、7b−境界線熱収縮フィルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、三次元曲面を有する被塗装物表面にマスキング被膜
    を形成するに際し、被塗装物表面に接着層を介して所定
    厚さの熱可塑性フィルム又は熱収縮フィルムを配置する
    工程と、配置されたフィルムを加熱して可塑化させると
    共に、加圧空気により当該部位表面に押圧して被着する
    工程と、被着されたフィルムを被塗装部分の境界線に沿
    って切断する工程と、被塗装部分における被着フィルム
    を除去する工程とを具えてなることを特徴とするマスキ
    ング被膜形成方法。
JP19705088A 1988-08-09 1988-08-09 マスキング被膜形成方法 Pending JPH0248077A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009289865A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Casio Comput Co Ltd 半導体装置の製造方法
CN103212504A (zh) * 2012-01-24 2013-07-24 发那科株式会社 利用掩蔽工具的掩蔽方法

Cited By (3)

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