JPH0247695A - 文字パターン発生装置 - Google Patents

文字パターン発生装置

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JPH0247695A
JPH0247695A JP63197908A JP19790888A JPH0247695A JP H0247695 A JPH0247695 A JP H0247695A JP 63197908 A JP63197908 A JP 63197908A JP 19790888 A JP19790888 A JP 19790888A JP H0247695 A JPH0247695 A JP H0247695A
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JP
Japan
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character
processor
memory
outline
filling
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JP63197908A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Koreeda
浩行 是枝
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
Keiichi Nakane
啓一 中根
Tomohisa Kobiyama
小桧山 智久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表示装置や印刷装置に係り、特にベクトル・
フォントの高速な表示や印刷に好適な文字パターン発生
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のベクトルフォントの文字パターン発生装置は、特
公昭53−41017号公報で述べられている方式に基
づいているものがほとんどである。
すなわち、ビットマツプメモリにまず輪郭線を描画し1
次にその輪郭線を境界として文字の内部を塗り潰し、最
後に表示装置や印刷装置に、生成された文字パターンを
転送することにより行っている。
この方式の最も簡単かつ具体的なインプリメントの例と
しては、第2図に示すようなフォント・データ・テーブ
ルに基づく方法が考えられる。
第2図において、フォント・データ・テーブル50は、
各文字の輪郭を近似した多角形の頂点座標配列52と、
多角形内の塗り潰し開始点座標配列53を持つ、必要な
文字についての上記配列を読出すには、文字コードをイ
ンデックスとし、各文字について、対応する頂点座標配
列52と塗り潰し開始点座標配列53の先頭アドレスを
持つインデックス・テーブル51を参照して行う。
頂点座標配列52は、X、y方向の座標値の組からなり
、一つの多角形を構成する頂点列の最後には、終了コー
ドとして定めた座標値(例えば図のようにX、Y座標共
uVr)を格納し、次の配列からは一文字を構成する別
の多角形のデータを格納する。このテーブルを参照し、
描画したい文字サイズに合わせて座標値を拡大/縮小し
、文字展開バッファ54上に各頂点間を直線で結ぶこと
により、文字パターンの輪郭を生成することができる。
塗り潰し開始点座標配列53は、上記輪郭線内の一点の
座標からなる配列であり、この座標値を描画したい文字
サイズに合わせて座標変換し、座標変換後の文字展開バ
ッファ54上の点を開始点として、その点を含む輪郭線
内を塗り潰すことにより、文字パターンを生成すること
ができる。
この方法では、拡大された文字パターンを表示する際、
多角形の角が目立ってしまう。このため、多角形をスプ
ライン変換して描画し、文字の輪郭に丸みを付ける方式
や、文字パターンを直線と円弧、楕円弧などの組合せで
構成することを考え、これに基づきフォント・データ・
テーブル50を作成し、描画を行う方式など種々の輪郭
線発生方式が考えられている。
なお1以上のような輪郭線描画やその内部の塗り潰しの
個々の技術は、” F undamentals  o
fI nteractive  Computer  
Graphics” l 982 。
J、D、FOLEY  &  A、VANDAM著など
のラスタ・グラフィックスの標準教科書に記述されてい
る公知の手法を組合せることで容易に実現できる。
また、このようなベクトルフォントの生成速度の改善に
ついては、「μPD  7220後継のグラフィクス・
コントローラLSI、コピーや塗りつぶし機能を強化」
日経エレクトロニクス1987.2.23 (No、4
15)、PP。
133〜161に述べられているように、直線やその他
の図形描画機能、輪郭線で囲まれた閉領域の塗り潰し機
能、メモリ上の矩形パターンを任意の別の位置へ転送す
る機能(以後bitBLTと呼ぶ)などをハードウェア
で持ち、高速に各処理を行う描画プロセッサが各社から
発表されている。
これらのプロセッサを用いて、先はど説明したベクトル
フォントの各描画プロセスを高速化することができ、比
較的低解像度の表示、印刷においては実現上充分な速度
が得られている。
ところで、近年企業内印刷システムなどの市場拡大に伴
い、ベクトル・フォントによる高品質の文字描画を行い
ながら、さらに−層の印刷の高速化、高精細化が要求さ
れつつある。
このような要求に応え、近年ではレーザ・プリンタなど
のページプリンタの高速化、高精細化が急速に進んでい
る。
速度については、数年前まで10枚/分程度が主流であ
ったのに対し、すでに20枚/分のプリンタが増加して
おり、将来は40枚/分以上のプリンタが増えるものと
考えられる。
精細度については、現在240〜300dpi(dot
  perinch)程度のものが多いが、400〜4
80dpiのものも増加しつつあり、現在高価な960
dpi以上のプリンタも将来安価になり、需要が増加し
て行くものと考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、印刷速度を倍にするには1文字パターン発生
装置の処理速度も倍にする必要があり、精細度を倍にす
ると、同じ印刷速度を実現するのに文字パターン発生装
置の処理速度は4倍にする必要がある。
例えば、現在主流の240dpiで10枚/分のプリン
タに比べ、精細度を480dpiとして20枚/分の印
刷速度を実現するには1文字パターン発生装置の処理速
度を8倍向上させなければならない。
しかしながら、上記従来技術のベクトル・フォントによ
る文字パターン発生装置においては、プリンタやCRT
の解像度が高くなるにつれて、現状の描画プロセッサの
能力では文字パターン発生を高速に行うことが困難にな
るといった問題があった。
また、現状の描画プロセッサを改良し、動作周波数を高
くして高速化しようとすると、印刷用メモリや表示用メ
モリのアクセス速度が速度上のネックとなる。これを解
決するため印刷用メモリや表示用メモリに高速アクセス
が可能なメモリを用いると、大きなコスト増を招くとい
う問題があった。
本発明の目的は、現在ある描画用のプロセッサを用いて
、高解像度のプリンタやCRTにおいても高速な文字表
示が可能な文字パターン発生装置を実現することにある
また、本発明のもう一つの目的は、描画用プロセッサの
高速化に対して、ページメモリや表示メモリに高速なメ
モリを使用せずに、比較的安価に性能向上を図ることが
できる文字パターン発生装置を実現することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために1本発明は、印刷または表示
用メモリと、システム全体を制御する主プロセッサとを
備える印刷または表示システムにおける文字パターン発
生装置において、第1、第2および第3の文字展開用メ
モリと、前記主プロセッサからの指示に従い、前記文字
展開用メモリに対して文字の輪郭線データを発生する輪
郭線発生手段と、前記展開用メモリに対して、前記輪郭
線発生手段の発生した輪郭線の内部を塗り潰す塗り潰し
手段と、該塗り潰し手段により塗り潰された生成文字パ
ターンを、前記文字展開用メモリから前記印刷または表
示メモリに転送する転送手段と、前記輪郭線発生手段、
前記塗り潰し手段および前記転送手段を、前記第1、第
2および第3文字展開用メモリに循環的に結合する選択
手段とを設けたものである。
前記「循環的に結合する」とは、例えば、ある時点で輪
郭線発生手段、塗り潰し手段および転送手段をそれぞれ
第3、第2および第1文字展開用メモリに接続した後、
次には第1.第3および第2文字展開用メモリに接続し
、さらにその次には第2、第1および第3文字展開用メ
モリに接続することをいう。すなわち、一つの文字展開
用メモリに着目すれば、まず輪郭線発生手段に1次に塗
り潰し手段に、さらに次に転送手段へと接続されるが、
第1、第2および第3の文字展開用メモリは、それぞれ
時間的にずれた関係で、上記各手段に接続される。上記
各手段に同時に一つの文字展開用メモリが割当てられる
ことはない。
なお1本明細書において、「文字」なる語は狭義の文字
に限るものではなく、図形、記号等も含むものと、する
〔作用〕
複数の文字から成る文字列を連続して描画する場合、主
プロセッサは、文字列中のある文字について1輪郭線発
生手段に対して第1、第2または第3文字展開用メモリ
の一つに輪郭描画を行わせる指示をし、塗り潰し手段に
対してはその文字の一つ前の文字の輪郭が書かれた他の
文字展開用メモリについてその塗り潰しを指示し、さら
に、転送手段に対しては、二つ前の塗り潰された文字の
書かれた残りの文字展開用メモリについてその文字パタ
ーンを、印刷または表示メモリに転送するよう指示する
。これにより、輪郭線発生手段、塗り潰し手段および転
送手段の動作が並行して行われる。
これら3手段の処理が終了すると、主プロセッサは1文
字パターン転送を行った文字展開用メモリを輪郭線発生
手段に、輪郭線を描画した文字展開用メモリを塗り潰し
プロセッサに、さらに塗り潰しが完了した文字展開用メ
モリを転送手段に割当て、各手段で前回の処理を行った
次の文字についての処理を並行して行う。
このような動作を繰返すことにより、複数の文字を連続
して描画する際、文字パターン生成の上記三つのプロセ
ス(すなわち輪郭線発生、塗り潰し、および転送)をい
わゆるパイプライン形式で並列に実行できるため、従来
の単一の描画プロセッサにより三つのプロセスをシーケ
ンシャルに行う場合に比べ、高速な文字描画を実現する
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明による一実施例のプリンタのハードウェ
ア構成図であり、パラレルまたはシリアル・インタフェ
ース1は、プリンタと、パソコンなどのホストとの間で
印刷の制御情報を授受する部分であり、CPU3は、パ
ラレル/シリアルインタフェース1や後述する複数のプ
ロセッサを制御して文字展開および印刷処理を制御する
主プロセッサで、ローカルメモリ2は、CPU3用の制
御プログ、ラム、データおよびホストからの印刷指示情
報を格納するものであり、これらはメインバス21で結
合されている。
輪郭線発生プロセッサ25は、CPU3より指示された
文字コードや属性に対し、バス22で結合されたフォン
ト・データROM12内に格納されたインデックス・テ
ーブル51とそれが示す頂点座標配列52の対応する部
分を参照し、これに従って直線や円弧を描画することに
より輪郭線を文字展開バッファと呼ぶメモリ15または
16または17上に展開する。塗り潰しプロセッサ26
は、CPU3より指示された文字コードに対し、バス2
3で結合された塗り潰し点データROM13内に格納さ
れたインデックス・テーブル51とそれが示す塗り潰し
開始点座標配列53を参照し、これに従って文字展開バ
ッファ上の輪郭線内を塗り潰しパターンのデータで埋め
る。
bitBLTプロセッサ27には、バス24を介して印
刷する頁全体のイメージ・データを格納するページ・メ
モリ18が接続されており、bitBLTプロセッサ2
7は、CPU3から指示されたページメモリ18上の位
置に、文字展開バッファ上に生成された文字パターンデ
ータを転送し、文字展開バッファ上の文字パターンを消
去する。
文字展開バッファとしては、バッファ15.バッファ1
6.バッファ17の3つの独立したメモリを用意する。
各バッファはマルチプレクサ14−1.14−2.14
−3により、輪郭線発生プロセッサ25、塗り潰しプロ
セッサ26、bitBLTプロセッサ27のいずれかの
プロセッサのバスに任意に接続可能であり、この切換え
は、CPU3が工/○レジスタ5−4をアクセスするこ
とにより行うことができる。
CPU3からの他のプロセッサへの処理指示は。
CPU3と各プロセッサの両方のバスからアクセス可能
な共有メモリにCPU3が処理内容を示すデータを設定
しておき、I10レジスタ5−1〜5−3のアクセスに
より各プロセッサに割込みをかけることによって行う。
共有メモリ4はCPU3と輪郭線発生プロセッサ25の
バスに、共有メモリ6はCPU3と塗り潰しプロセッサ
26のバスに、共有メモリ7はCPU3とbitBLT
プロセッサ27のバスにそれぞれ接続されており、CP
U3から各サブ・プロセッサへの処理内容を指示するパ
ラメータの通知や各サブ・プロセッサからCPU3への
エラー通知に用いられる。
輪郭線発生プロセッサ25、塗り潰しプロセッサ26、
bitBLTプロセッサ27は、CPU3から要求され
た処理が終了すると、I10レジスタ5−6〜5−8に
アクセスして、割込みコントローラ8を介してCPU3
に割込みをかけ、これによりCPU3は処理の終了を知
ることができる。
また、ページ・メモリ18に一頁分の展開が完了すると
、CPU3は、I10レジスタ5−5をアクセスしてL
P制御回路20に印刷指示の割込みをかける。
LP制御回路20はこれに対し、ページ・メモリ18の
データをパラレル/シリアル(P/S)変換回路19を
介してビデオ信号としてプリンタ・エンジンに送出する
次に、このようなハードウェア上で行なわれるCPU3
の文字列発生処理を詳細に述べる。以下に説明する処理
を実現するプログラムはローカルメモリ2上に格納する
第3図のフローチャート100はCPU3のメイン・フ
ローである。CPU3の処理は、まず、パラレル/シリ
アルインタフェース1を介し、ホストから文字コード列
や文字数データ、属性情報を含む文字列描画パラメータ
を取得する(ステップ101)。次にイベント・フラグ
・テーブル90をLL OIIに初期設定する(ステッ
プ102)。
イベント・フラグ・テーブル90は、I郭線描画プロセ
ッサ25用のフラグ91、塗り潰しプロセッサ26用の
フラグ92、bitBLTプロセッサ27用のフラグ9
3から成り、各プロセッサから処理終了の割込みがCP
U3にかけられると、第4図のフロー120に示すよう
な割込み処理をCPU3が実行し、割込みをかけたプロ
セッサに対応したフラグの値を111 IIにセットす
る(ステップ121)。
次に、文字列描画パラメータから文字数を判定しくステ
ップ103)、文字数が1,2個の場合は列外処理を行
うが、3文字以上であればステップ104からステップ
107の、本発明の効果が顕著に現われる処理が行われ
るので、まずこの場合について第5図〜第8図を用いて
説明する。
3文字以上の文字列を描画するときには、まず文字列先
頭処理130が実行される。この処理フローを第5図に
示す。まず、輪郭線発生プロセッサ25のバスに文字展
開バッファ15を接続しくステップ131)、1文字目
の文字コードや文字属性を共有メモリ4に設定して、輪
郭線発生プロセッサ25に割込みをかけて、描画を指示
する(ステップ132)。
次に、輪郭線発生プロセッサ25の処理が完了したかど
うかをイベント・フラグ・テーブル90のフラグ91が
“1′″に変わるまで処理を待ち続け(ステップ133
)、”1”に変わると、イベント・フラグ・テーブルを
LL O71にリセットして(ステップ134)、次の
処理ステップに移る。
以上の処理ステップは第8図の■に当る。この図で各プ
ロセッサと各文字展開バッファ間の太線は。
それぞれのバスの接続状態を示す。また、文字展開バッ
ファ内の図は処理の内容を示しており、白抜きの文字は
輪郭線が描かれた状態、黒く塗った文字は、塗り潰され
た状態、白抜きの矢印がバッファの外に向けて描れてい
るのは、ページ・メモリへ文字データが転送されたこと
を示し、(クリア)という表現は、文字展開バッファに
展開された文字パターンが消去されたことを示す。
次のステップ■では、輪郭線発生プロセッサ25を文字
展開バッファ16に接続し直して、塗り潰しプロセッサ
26を文字展開バッファ15に接続する(ステップ13
5)。次に2文字目の文字コードや文字属性を共有メモ
リ4に設定し、輪郭線発生プロセッサ25に描画を指示
しくステップ136)、続いて、1文字目の文字コード
を共有メモリ6に設定し、塗り潰しプロセッサ26に塗
り潰しを指示する。この後1輪郭線発生プロセッサ25
と塗り潰しプロセッサ26のそれぞれに対応するイベン
ト・フラグ91.92が両方rr I Ifになるまで
処理を待ち続け(ステップ138)。
両方“1″になった時点でイベント・フラグ・テーブル
90を1101+にリセットしくステップ139)、文
字列先頭処理130が終了する。
次に文字列先頭からの順番を示すテーブルNの値を′″
3″とし、第6図に示す文字列描画処理140を実行す
る。
第6図の処理モジュールでは、まず輪郭線発生プロセッ
サ25に((N−1)MOD3+1)番目の文字展開バ
ッファを、塗り潰しプロセッサ26に((N−2)MO
D3+1)番目の文字展開バッファを、bitBLTプ
ロセッサ27に(N  MOD3+1)番目の文字展開
バッファをそれぞれ接続する(ステップ141)。なお
AMOD  Bは、AをBで割った剰余を求める演算で
ある。
次に、N文字目の文字コードや文字属性を共有メモリ4
に設定し1輪郭線発生プロセッサ25に描画を指示する
(ステップ142)、続いて、N−1文字目の文字コー
ドを共有メモリ6に設定して、塗り潰しプロセッサ26
に塗り潰しを指示しくステップ143)、さらにN−2
番目の表示位置を共有メモリ7に設定して、bitBL
Tプロセッサ27に文字パターン転送および文字展開バ
ッファ・クリアを指示する(ステップ144)。
この後、すべてのイベント・フラグがIZ I PIに
なるまで処理を待ち(ステップ145)、すべてIt 
117になるとイベントフラグテーブルを0”にリセッ
トする(ステップ146)。
このような処理をNを1つずつ増加させながら(ステッ
プ147)、文字列最後の文字輪郭を描画し終えるまで
繰返しくステップ148) 、終了すると文字列描画処
理を終了する。この間の処理は、第8図ては■〜■のス
テップにあたる。
第6図のフローチャートでステップ142〜144のパ
ラメータ設定処理は文字の描画処理に比べて無視できる
程短時間に実行され、各ステップにおいて、実質的に輪
郭線描画、塗り潰し、文字パターン転送の各処理を並行
して実行することができる。
文字列描画処理が終了すると最後に第7図に示す文字列
末尾処理(ステップ150)を実行する。
このときNの値は文字列の文字数+1になっている。
第7図の文字列末尾処理では、まず、塗り潰しプロセッ
サ26のパスに((N−2)MODa+1)番目の文字
展開バッファを、bitBLTプロセッサ27のパスに
(N  MOD3+1)番目の文字展開バッファを接続
する(ステップ151)。
次に、N−1文字番目の文字コードを共有メモリ6に設
定して塗り潰しプロセッサ26に塗り潰しを指示しくス
テップ152)、続いて、N−2文字目の文字について
表示位置を共有メモリ7に設定してbitBLTプロセ
ッサ27に文字パターン転送および文字展開バッファ・
クリアを指示する(ステップ153)。
この後、塗り潰しプロセッサ26、bitBLTプロセ
ッサ27のそれぞれに対応したイベントフラグ92.9
3が“1″になるまで処理を待ち(ステップ154)、
両方共1になるとイベントフラグテーブル90を0にリ
セットしくステップ155)、第8図の■のステップが
完了する。
その次に、bitBLTプロセッサ27に((N−2)
MOD3+1)番目の文字展開バッファを接続する(ス
テップ156)。そして、N−1番目の文字すなわち文
字列末尾の文字の表示位置を共有メモリ7に設定し、b
itBLTプロセッサ27に文字パターン転送および文
字展開バッファ・クリアを指示する(ステップ157)
この後、bitBLTプロセッサ27に対応したイベン
トフラグ93がIt I ITになるまで処理を待ち(
ステップ158)、フラグが1”になると、イベント・
フラグ・テーブル90を“0”にリセットして、第8図
の■のステップが完了し、文字列描画処理全体が終了す
る。
文字数が2文字の場合は第3図に示すように文字列先頭
処理(ステップ130)を実行した後。
Nの値を“3″として文字列末尾処理(ステップ150
)を実行することにより文字列を発生できる。
文字数が1文字の場合は、第9図の一文字描画処理16
0を実行する。このときには、文字展開バッファは1番
目のもののみを用いる。
すなわち、第9図の一文字描画処理160においては、
まず輪郭線発生プロセッサ25を文字展開バッファ15
に接続して(ステップ161)。
輪郭線発生プロセッサに文字の輪郭線描画を指示しくス
テップ162)、描画が完了すれば(ステップ163)
、イベント・フラグ・テーブル90を# OIIにリセ
ットする(ステップ164)。
次に、塗り潰しプロセッサ26を文字展開バッファ15
に接続して(ステップ165)、塗り潰しプロセッサ2
6に文字の塗り潰しを指示しくステップ166)、塗り
潰しが完了すれば(ステップ167)、イベント・フラ
グ・テーブル90をII O11にリセットする(ステ
ップ168)。
最後に、bitBLTプロセッサ27を文字展開バッフ
ァ15に接続して(ステップ169)、bitBLTプ
ロセッサ27に文字パターン転送および文字展開バッフ
ァ15のクリアを指示し、処理が完了すれば(ステップ
171)、イベント・フラグ・テーブル90を“○″に
リセットし、文字パターン発生が完了する。
このように、1文字の場合は、従来の方法通り、輪郭線
描画、塗り潰し、文字パターン転送の3つのプロセスが
シーケンシャルに行われる。
以上の実施例によると、−行または一頁単位で文字列表
示をホストが要求し、ページ・メモリ18に印刷イメー
ジを展開するような通常の文書印刷において、1文字当
りの文字パターン発生時間を、輪郭線描画、塗り潰し、
文字パターン転送の各プロセスのうち最も遅いものの処
理時間程度に押えることができる。3つプロセスの時間
が同じであれば、各プロセスをシーケンシャルに行う場
合に比べ、最大3倍近い文字パターン発生速度を実現で
きる。
また、直線描画、塗り潰しなどを行う各描画プロセッサ
のクロックの高速化が進んだ時、その高速性を生かすた
めには、メモリの読出し/書込み時間の短い高速なメモ
リを使用する必要が生ずる。
本実施例によれば、ページ・メモリ18から文字展開バ
ッファが独立しており、文字展開バッファのサイズは、
システムで必要な最大文字サイズが展開できる量だけ用
意すれば良いため、このバッファのみに高速なメモリ素
子を用い、ページ・メモリ18には安価な定速メモリを
用いることにより、比較的低コストで文字パターン発生
速度の向上が望める。
なお、輪郭線発生プロセッサ25や塗り潰しプロセッサ
26、bitBLTプロセッサ27は、専用プロセッサ
である必要はなく、汎用のマイクロプロセッサと、その
動作プログラムおよびデータ用メモリ、さらに図形描画
を支援するハードウェア(例えばデータのマスク処理や
シフト処理、直線の点列発生のみを行うプロセッサなど
)を用いて同等な処理を実現することができる。
この場合、速度的には専用プロセッサを用いたものに比
べ遅くなると考えられるが、各専用プロセッサの大きな
開発コストをかけずに1本発明を実施することができる
〔発明の効果〕
本発明によれば、次のような効果がある。
まず1文字発生を複数のプロセスに分割し、各プロセス
をパイプライン処理することにより、従来の文字パター
ン発生方式に比べ、高速な処理を行うことができる。
また、文字展開バッファに、最大文字サイズに合わせた
必要最小限の高速メモリを用いることにより、描画プロ
セッサの動作クロック周波数向上時に、大容量のページ
メモリや表示メモリに高速メモリを使用しなくても比較
的安価でシステム全体の性能向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のハードウェア構成図、第
2図は、従来の文字パターン発生方式のテーブル構成お
よび処理手順の説明図、第3図は5文字列描画処理のメ
インフロー図、第4図は、サブプロセッサからの割込み
処理フロー図、第5図は、文字列描画における初期処理
フロー図、第6図は、文字列描画の主要処理部フロー図
、第7図は、文字列描画における後処理フロー図、第8
図は、文字パターン発生のプロセス説明図、第9図は、
−文字の文字描画処理フロー図である。 3・・・CPU、 14・・・マルチ・プレクサ、 15・・・文字展開バッファ、 16・・・文字展開バッファ。 17・・・文字展開バッファ、 18・・・ページ・メモリ、 25・・・輪郭線発生プロセッサ、 26・・・塗り潰しプロセッサ、 27・・・bitBLTプロセッサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、印刷または表示用メモリと、システム全体を制御す
    る主プロセッサとを備える印刷または表示システムにお
    ける文字パターン発生装置において、 第1、第2および第3の文字展開用メモリと、前記主プ
    ロセッサからの指示に従い、前記文字展開用メモリに対
    して文字の輪郭線データを発生する輪郭線発生手段と、 前記展開用メモリに対して、前記輪郭線発生手段の発生
    した輪郭線の内部を塗り潰す塗り潰し手段と、 該塗り潰し手段により塗り潰された生成文字パターンを
    、前記文字展開用メモリから前記印刷または表示メモリ
    に転送する転送手段と、前記輪郭線発生手段、前記塗り
    潰し手段および前記転送手段を、前記第1、第2および
    第3文字展開用メモリに循環的に結合する選択手段とを
    設けたことを特徴とする文字パターン発生装置。
JP63197908A 1988-08-10 1988-08-10 文字パターン発生装置 Pending JPH0247695A (ja)

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JP63197908A JPH0247695A (ja) 1988-08-10 1988-08-10 文字パターン発生装置

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