JPH0247610Y2 - - Google Patents

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JPH0247610Y2
JPH0247610Y2 JP1984012303U JP1230384U JPH0247610Y2 JP H0247610 Y2 JPH0247610 Y2 JP H0247610Y2 JP 1984012303 U JP1984012303 U JP 1984012303U JP 1230384 U JP1230384 U JP 1230384U JP H0247610 Y2 JPH0247610 Y2 JP H0247610Y2
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JP
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waveguide
horn
protrusions
conical
electromagnetic horn
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JP1984012303U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はパラボラアンテナの一次放射器に関す
る。
[従来の技術] 一般に、パラボラアンテナの一次放射器として
は、電磁ホーン、例えば円錐電磁ホーンが用いら
れる。
ところで、この円錐電磁ホーンは円形導波管の
基本モードTE11波で励振されるため、その放射
特性はE面(電界面)のH面(磁界面)とでは異
なる。従つて、この円錐電磁ホーンをパラボラア
ンテナの一次放射器として使用した場合、能率が
低下する。すなわち、一般にE面の放射特性がH
面の放射特性に比べてサイドローブレベルが高い
ため、漏洩電力が大となり、能率が低下し、サイ
ドローブが劣化する。また、伝送モードがTE11
であるため、交差偏波特性が劣化する。
このような円錐電磁ホーンの欠点を改善する方
法として、TE11モードに主としてTM11モードを
付加した所謂複モードホーンが種々提案されてい
る。その一例として、特公昭45−4123号明細書
(ホーンアンテナ)に記載された複モードホーン
がある。このホーンアンテナは、導波管と電磁ホ
ーンとの結合部に高次モードの電磁波発生用の凹
凸部を設けることにより、放射特性の軸対称化及
び低サイドローブを実現したものである。
[発明が解決しようとする課題] パラボラアンテナの一次放射器の最も望ましい
放射特性は、E面、H面共に第2図にイで示すよ
うに、反射鏡の周緑部方向に向かつてレベルが強
くなり、反射鏡以外の方向には零であることであ
る。
しかしながら、現実には、このような放射特性
を実現することは極めて困難である。前記ホーン
アンテナにあつても第2図にロで示す程度の能率
しか得られない。
このように従来の複モードホーンは、軸対称な
放射特性を実現し、低サイドローブ、優れた交差
偏波特性が得られるものの、能率を高める上で限
界があつた。
本考案は前記実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、放射特性が反射鏡内の開口面分布の広
範囲に亘つて均一化し、能率を向上させると共
に、サイドローブ及び交差偏波特性を改善するこ
との可能なパラボラアンテナの一次放射器を提供
することにある。
[課題を解決するための手段と作用] すなわち、本考案は、円錐電磁ホーンの内壁面
におけるテーパ部の円形導波管との結合部より外
側に、各壁面が導波管による給電方向と平行な複
数組の溝部及び突出部を同心円上に設けると共
に、各突出部の先端をホーン開口角で定められる
同一線上に形成し、また、結合部の先端を各突出
部のうちの結合部に隣接する第1番目の突出部の
先端を越えない範囲で前記線上よりも突出させる
ことにより、導波管を通じて伝送された電磁波か
ら高次モードの電磁波を発生させ、多重付加する
ものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。
第1図おいて、11は電磁波給電用の円形導波
管である。この円形導波管11の先端部には、円
錐電磁ホーン12が結合されている。この円錐電
磁ホーン12の内壁面におけるテーパ部には、同
心円上に複数組の溝部13−1,13−2,13
−3及び突出部14−1,14−2,14−3が
ホーン開口角(給電方向に対する角度)θで定め
られるB線に平行に連続して形成されている。す
なわち、突出部14−1,14−2,14−3の
先端は、B線上に形成されている。
これら溝部13−1,13−2,13−3及び
突出部14−1,14−2,14−3は、円形導
波管11と円錐電磁ホーン12との結合部15よ
り外側(図に矢印Aで示す)に形成され、また、
これら溝部13−1,13−2,13−3及び突
出部14−1,14−2,14−3の各壁面は円
形導波管11による給電方向と平行となつてい
る。
さらに、結合部15の開口部の端部周辺15a
は、ホーン開口角θで定められるB線に平行にカ
ツトされている。この場合、第1図に示すよう
に、結合部15の先端15bの寸法は、B線上の
位置Pよりもlだけ前方に突出した値になつてい
る。この長さlは、動作周波数などにより実験的
に決められるが、結合部15に隣接する第1番目
の突出部14−1の先端よりも前方に越えること
はない。すなわち、第1図から分かるように、結
合部15の先端15bは、突出部14−1の先端
を越えない範囲でB線上の位置よりもlだけ突出
している。
このような構成にあつては、円形導波管11か
らTE11の基本モードで伝送されてきた電磁波か
ら、溝部13−1,13−2,13−3及び突出
部14−1,14−2,14−3により高次の
TM1o,TE1oモードの電磁波が発生し、多重付加
される。従つて、E面とH面の放射特性の軸対称
化を実現できると同時に、第2図にハで示すよう
に、この放射特性が反射鏡(図示せず)内の開口
面分布の広範囲に亘つて均一化される。また、サ
イドローブレベル及び交差偏波特性も改善させる
ことができる。
尚、前記円錐電磁ホーン12のテーパ部、溝部
13−1,13−2,13−3及び突出部14−
1,14−2,14−3の各寸法及び数、突出部
14−1,14−2,14−3の各先端を結ぶ面
の給電方向に対する角度θ(ホーン開口角)は、
それぞれ用途に応じて適宜設定するものである。
[発明の効果] 以上のように本考案によれば、各突出部の先端
をホーン開口角で定められる同一線上に形成し、
また、結合部の先端を各突出部のうちの結合部に
隣接する第1番目の突出部の先端を越えない範囲
で前記線上の位置よりも突出させたことにより、
放射特性を反射鏡内の開口面分布の広範囲に亘つ
て均一化でき、これにより、能率が向上し、さら
にはサイドローブ及び交差偏波特性の改善が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わるパラボラア
ンテナの一次放射器の概略側面図及び正面図、第
2図は従来例と本考案との一次放射器を比較して
示す放射特性図である。 11……円形導波管、12……円錐電磁ホー
ン、13−1,13−2,13−3……溝部、1
4−1,14−2,14−3……突出部、15…
…結合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電磁波給電用の円形導波管と、 この導波管の端部に結合された円錐電磁ホーン
    と、 この円錐電磁ホーンの内壁面におけるテーパ部
    の同円錐電磁ホーンと前記導波管との結合部より
    外側に同心円上に設けられ、かつ各壁面が前記導
    波管の給電方向と平行に形成された複数組の溝部
    及び突出部とを具備し、 前記各突出部の先端は前記円錐電磁ホーンの開
    口角で定められる同一線上に形成され、前記結合
    部の先端は前記各突出部のうちの前記結合部に隣
    接する第1番目の突出部の先端を越えない範囲で
    前記線上の位置よりも突出していることを特徴と
    するパラボラアンテナの一次放射器。
JP1230384U 1984-02-02 1984-02-02 パラボラアンテナの一次放射器 Granted JPS60127010U (ja)

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JP1230384U JPS60127010U (ja) 1984-02-02 1984-02-02 パラボラアンテナの一次放射器

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JPS60127010U JPS60127010U (ja) 1985-08-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6051904B2 (ja) * 2013-02-06 2016-12-27 三菱電機株式会社 アンテナ装置用一次放射器、およびアンテナ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60132406A (ja) * 1983-11-21 1985-07-15 ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション マイクロウエーブ・アンテナ

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