JPS5941613Y2 - 反射鏡アンテナ用一次放射器 - Google Patents
反射鏡アンテナ用一次放射器Info
- Publication number
- JPS5941613Y2 JPS5941613Y2 JP15704577U JP15704577U JPS5941613Y2 JP S5941613 Y2 JPS5941613 Y2 JP S5941613Y2 JP 15704577 U JP15704577 U JP 15704577U JP 15704577 U JP15704577 U JP 15704577U JP S5941613 Y2 JPS5941613 Y2 JP S5941613Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector antenna
- radiator
- reflector
- coaxial
- metal
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はマイクロ波帯において通信などに用いられる
反射鏡アンテナ用−次放射器の改良に関するものである
。
反射鏡アンテナ用−次放射器の改良に関するものである
。
まず、従来のこの種の反射鏡アンテナ用−次放射器につ
いて第１図ａおよびｂを用いて説明する。
いて第１図ａおよびｂを用いて説明する。
図中で、１は分割同軸形平衝不平衝変換器（５ｐｌｉｔ
−ｔｕｂｅ ｃｏａｘｉａｌ ｂａｌｕｎ）（以下、バ
ランと略す）、２は同軸管内導体、３は金属短絡片、４
は同軸管外導体、５は微小ダイポール、６はスロット、
Ｔは反射板付き金属円筒、８は開口フランジ、９は誘電
体板である。
−ｔｕｂｅ ｃｏａｘｉａｌ ｂａｌｕｎ）（以下、バ
ランと略す）、２は同軸管内導体、３は金属短絡片、４
は同軸管外導体、５は微小ダイポール、６はスロット、
Ｔは反射板付き金属円筒、８は開口フランジ、９は誘電
体板である。
バラン１はいわゆる平衝不平衝変換器のひとつであり、
放射系として考えた場合同軸管の基本伝送モードである
ＴＥＭ波を円形導波管と考えた場合の反射板付き金属円
筒Ｔの基本伝送モードであるＴＥｌ、波に変換する。
放射系として考えた場合同軸管の基本伝送モードである
ＴＥＭ波を円形導波管と考えた場合の反射板付き金属円
筒Ｔの基本伝送モードであるＴＥｌ、波に変換する。
バラン１は同軸管内導体２を金属短絡片３によって同軸
管外導体４に短絡し、同軸管外導体４に微小ダイポール
５、一対のスロット６を設けることによって構成される
。
管外導体４に短絡し、同軸管外導体４に微小ダイポール
５、一対のスロット６を設けることによって構成される
。
第１図に示す従来の反射鏡アンテナ用−次放射器を送信
系で考えた場合、同軸管内を伝送してきた高周波電力は
、バラン１によって反射板付き金属円筒７内のＴＥ１１
モード波に変換され、誘電体板９をへて自由空間に放射
される。
系で考えた場合、同軸管内を伝送してきた高周波電力は
、バラン１によって反射板付き金属円筒７内のＴＥ１１
モード波に変換され、誘電体板９をへて自由空間に放射
される。
開口フランジ８は反射鏡に適当なレベルの高周波電力を
照射するために半径方向の大きさは調整されるが、主と
して誘電体板９を保持するための機能を有する。
照射するために半径方向の大きさは調整されるが、主と
して誘電体板９を保持するための機能を有する。
従来の反射鏡アンテナ用−次放射器はこのように構成さ
れていたため、反射鏡アンテナの中でも比較的開口角の
大きなパラボラ反射鏡などの一次放射器として用いられ
る。
れていたため、反射鏡アンテナの中でも比較的開口角の
大きなパラボラ反射鏡などの一次放射器として用いられ
る。
しかし、−次放射器の開口径が波長と同等、もしくは波
長に比べて小さい場合、開口より放射される一次放射パ
ターンはＸ−Ｚ面とＹ−Ｚ面内で異なり、第１図に示す
場合においてはＹ−Ｚ面内のビーム幅がＸ−Ｚ面のビー
ム幅に比べて大きくなる。
長に比べて小さい場合、開口より放射される一次放射パ
ターンはＸ−Ｚ面とＹ−Ｚ面内で異なり、第１図に示す
場合においてはＹ−Ｚ面内のビーム幅がＸ−Ｚ面のビー
ム幅に比べて大きくなる。
これは反射鏡アンテナの能率を低下させるとともに、交
差偏波識別度を悪化させると云う欠点がある。
差偏波識別度を悪化させると云う欠点がある。
この考案はこれらの欠点を除去するために、−次放射器
の開口部にチョークを設け、−次放射パターンを回転対
称形とするように改良したものであり、以下図面を用い
て詳しく説明する。
の開口部にチョークを設け、−次放射パターンを回転対
称形とするように改良したものであり、以下図面を用い
て詳しく説明する。
第２図はこの考案の反射鏡アンテナ用−次放射器の一実
施例であり、第２図ａは正面図、第２図すは第２図ａの
Ｂ−Ｂ’断面図である。
施例であり、第２図ａは正面図、第２図すは第２図ａの
Ｂ−Ｂ’断面図である。
図中、１はバラン、２は同軸管内導体、３は金属短絡片
、４は同軸管外導体、５は微小ダイポール、６はスロッ
ト、Ｔは反射板付き金属円筒、８は開ロフランジジ、９
は誘電体板、１０は誘電体リングである。
、４は同軸管外導体、５は微小ダイポール、６はスロッ
ト、Ｔは反射板付き金属円筒、８は開ロフランジジ、９
は誘電体板、１０は誘電体リングである。
バラン１は同軸管内導体２を金属短絡片３によって同軸
管外導体４（（短絡し、同軸管外導体４に微小ダイポー
ル５、一対のスロット６を設けることによって構成され
、同軸管におけるＴＥＭ波を反射板付き金属円筒７＆（
おけるＴＥ１１波に変換する。
管外導体４（（短絡し、同軸管外導体４に微小ダイポー
ル５、一対のスロット６を設けることによって構成され
、同軸管におけるＴＥＭ波を反射板付き金属円筒７＆（
おけるＴＥ１１波に変換する。
第２図に示すこの考案の反射鏡アンテナ用−次放射器を
送信系で考えた場合、同軸管内を伝送してきた高周波電
力は、バラン１によって反射板付き金属円筒Ｔ内のＴＢ
、１波に変換され、誘電体板９をへて自由空間に放射さ
れる。
送信系で考えた場合、同軸管内を伝送してきた高周波電
力は、バラン１によって反射板付き金属円筒Ｔ内のＴＢ
、１波に変換され、誘電体板９をへて自由空間に放射さ
れる。
ここで、開口フランジ８＆（は長さが伝播波長（λｍ）
の４分の１で、ｙ＠力方向幅が適当な寸法の誘電体リン
グ１０が埋込んであるが、誘電体リング１０はＹ−Ｚ面
内のビーム幅を狭くする作用をもつ。
の４分の１で、ｙ＠力方向幅が適当な寸法の誘電体リン
グ１０が埋込んであるが、誘電体リング１０はＹ−Ｚ面
内のビーム幅を狭くする作用をもつ。
第２図に示すようにスロット６をＸ軸上に、また、微小
ダイポール５をｙ軸上ｌζ設けた場合、電界はｙ軸上に
成分をもつ。
ダイポール５をｙ軸上ｌζ設けた場合、電界はｙ軸上に
成分をもつ。
第１図に、示すような従来の反射鏡アンテサ用−次放射
器の場合、−次放射パターンにおけるＸ−Ｚ面内および
Ｙ−Ｚ面内のビーム幅が異なるのはｙ軸上の電界が開口
フランジ８を越えて反射板付き金属円筒７の外側に影響
を与えるためである。
器の場合、−次放射パターンにおけるＸ−Ｚ面内および
Ｙ−Ｚ面内のビーム幅が異なるのはｙ軸上の電界が開口
フランジ８を越えて反射板付き金属円筒７の外側に影響
を与えるためである。
第２図で示すこの考案の反射鏡アンテナ用−次放射器に
おける誘電体リング１０は、深さが伝播波長の４分のＨ
（なっているため誘電体リング１０の表面付近の電界を
強制的に零にする作用をもっている。
おける誘電体リング１０は、深さが伝播波長の４分のＨ
（なっているため誘電体リング１０の表面付近の電界を
強制的に零にする作用をもっている。
したがって、開口フランジ８を越えて反射板付き金属円
筒に至る電界を抑圧することができ、その結果、−次放
射パターンにおけるＹ−Ｚ面内のビーム幅を狭くする効
果を生じる。
筒に至る電界を抑圧することができ、その結果、−次放
射パターンにおけるＹ−Ｚ面内のビーム幅を狭くする効
果を生じる。
なお、Ｘ−Ｚ面内の磁界に対して、誘電体リング１０は
はとんど影響を与えない。
はとんど影響を与えない。
以上説明したように、この考案の反射鏡アンテナ用−次
放射器は、誘電体リングの作用！（よって−次放射パタ
ーンを回転対称形に近づけることができるため、反射鏡
アンテナの能率を高めるとともに、交差偏波識別度を改
善することができる。
放射器は、誘電体リングの作用！（よって−次放射パタ
ーンを回転対称形に近づけることができるため、反射鏡
アンテナの能率を高めるとともに、交差偏波識別度を改
善することができる。
第１図ａは従来の反射鏡アンテナ用−次放射器の実施例
を示す正面図、第１図すは第１図ａのＡ−Ａ断面を示す
断面図、第２図ａはこの考案の反射鏡アンテナ用−次放
射器の一実施例を示す正面図、第２図すは第２図ａのＢ
−Ｂ断面を示す断面図である。 図中、１は分割同軸形平衝不平衝変換器、２は同軸管内
導体、３は金属短絡片、４は同軸管外導体、５は微小ダ
イポール、６はスロット、７は反射板付き金属円筒、８
は開口フランジ、９は誘電体板、１０は誘電体リングで
ある。 なお、図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示しである。
を示す正面図、第１図すは第１図ａのＡ−Ａ断面を示す
断面図、第２図ａはこの考案の反射鏡アンテナ用−次放
射器の一実施例を示す正面図、第２図すは第２図ａのＢ
−Ｂ断面を示す断面図である。 図中、１は分割同軸形平衝不平衝変換器、２は同軸管内
導体、３は金属短絡片、４は同軸管外導体、５は微小ダ
イポール、６はスロット、７は反射板付き金属円筒、８
は開口フランジ、９は誘電体板、１０は誘電体リングで
ある。 なお、図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示しである。
Claims (1)
- 一方の端に金属反射板を設けた金属円筒の中心軸上に、
分割同軸形平衝不平衝変換器路を設けた同軸管を取り付
けて構成される反射鏡アンテナ用−次放射器において、
上記金属円筒の開口部に長さが伝播波長の４分の１で、
半径方向の幅が適当な寸法の誘電体リングを埋込んだ金
属フランジを設けたことを特徴とする反射鏡アンテナ用
−次放射器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15704577U JPS5941613Y2 (ja) | 1977-11-22 | 1977-11-22 | 反射鏡アンテナ用一次放射器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15704577U JPS5941613Y2 (ja) | 1977-11-22 | 1977-11-22 | 反射鏡アンテナ用一次放射器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5482538U JPS5482538U (ja) | 1979-06-12 |
| JPS5941613Y2 true JPS5941613Y2 (ja) | 1984-12-01 |
Family
ID=29147589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15704577U Expired JPS5941613Y2 (ja) | 1977-11-22 | 1977-11-22 | 反射鏡アンテナ用一次放射器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5941613Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-22 JP JP15704577U patent/JPS5941613Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5482538U (ja) | 1979-06-12 |
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