JPH02475A - Vero細胞、酵母細胞又はl細胞からの組換えエプスタイン−バールウイルス抗原の精製 - Google Patents

Vero細胞、酵母細胞又はl細胞からの組換えエプスタイン−バールウイルス抗原の精製

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JPH02475A
JPH02475A JP63258409A JP25840988A JPH02475A JP H02475 A JPH02475 A JP H02475A JP 63258409 A JP63258409 A JP 63258409A JP 25840988 A JP25840988 A JP 25840988A JP H02475 A JPH02475 A JP H02475A
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JP
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recombinant
ebv
membrane antigen
rebma
cells
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JP63258409A
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E Dale Lehman
イー.デイル レーマン
Arthur Friedman
アーサー フリードマン
Mary Mudri
マリー マドリ
Amanda T Sha
アマンダダー テー・シヤ
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Merck and Co Inc
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2710/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA dsDNA viruses
    • C12N2710/00011Details
    • C12N2710/16011Herpesviridae
    • C12N2710/16211Lymphocryptovirus, e.g. human herpesvirus 4, Epstein-Barr Virus
    • C12N2710/16222New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本出願は、1984年7月23日付で出願された米国特
許出願第633,558号と関連している。後者は19
84年1月30日付で出願された米国特許出願第575
,352号の一部継続出願である1本出願は、1986
年2月28日付で出願された米国特許出願第835.0
88号、1985年5月6日付で出願された米国特許出
1[730,532号。
1986年7月10日付で出願された米国特許出願第8
84,114号及び 1986年2月28日付で出願さ
れた米国特許出願第835.506号にも関連している
伝染性単球増加症の病原体は、ヘルペスウィルス群の一
種のエプスタイン−バールウィルス(EBV)である、
この疾患は共面にEBV抗体価をもたないヒトで生じる
。EBV特異性抗体は侵襲後半期に検出することができ
る。抗体価は回復期間中に低下するが、但し一生検出可
能なままであり、疾患に対する免疫と関係している。ウ
ィルスは伝染性単球増加症患者の口腔咽頭分泌液中に常
時存在し。
急性疾患接散か月間にもわたり存在することが多い。他
のヘルペス属ウィルスの場合も、潜在的キャリア状態が
一次EBV感染後に続く。
疾患は、近接した接触を介して主に口内分泌物により広
がる。衛生設備及び衛生管理の乏しい地域において、−
次EBV感染は通常幼時期に生じるが、診断するために
は沈黙的であるか又は軽微すぎる。高度社会経済群にお
いては、EBVとの一次接触は、感染が通常典型的伝染
性単球増加症につながる場合、思春期以後まで遅れてし
まうことがよくある。
EBVがリンパ球を速分割性細胞に形質転換させてしま
うという事実は、それが腫瘍形成性であることを示して
いる。EBVがパーキット(B urkitt) リン
パ腫及び鼻咽頭癌の病因に関与しているという強い証拠
がある。
ワクチンによるEBV感染の防止は、ウィルス脂質エン
ベロープ及びウィルス感染細胞の外表面上に存在するE
BV抗原での免疫処理によって行うことができる。35
0,220及び85 K D a移動度の糖タンパク質
(gp350、gp220.gp85)はこれらの位置
で確認された。gp350及びgp220による霊長動
物の免疫で、ウィルス侵襲による感染を防止することが
できる。gp350及びgp220が免疫グロブリン産
生リンパ球の表面へのEBVの特異的吸着に関与してい
ることについて、公表された証拠もある。
最後に、gp350又はgp220に対して特異的なモ
ノクローナル又はポリクローナル源の抗体はウィルス感
染を中和することが知られている。これらすべての証拠
が、EBV感染のコントロール及び予防に関し、gp3
50又はgp220の免疫学的認識を特に意味している
2種の主なエプスタイン−バール膜抗原、gp350及
びgp220は、同一のEBVDNAオープン読取り枠
でコードされている。
gp350は連続的オープン読取り枠でコードされてい
るが、一方gp220はその同−枠の2つのエキソンで
コードされている0gp350及びgp220間のこの
密接な関係は、モノクローナル抗体がgρ350及びg
p220双方としばしば反応するという免疫学的証拠と
一致している。
これらのヌクレオチド配列から、これらのタンパク質に
関するいくつかの重要な特徴が導かれる。即ち、gp3
50の一次翻訳産物はアミノ酸907個であって、一方
gp220の場合はアミノ酸710個である。更に、g
p350の850アミノ酸領域及びgρ220の653
アミノ酸領域は、推定シグナル及びアンカー配列間に存
在している。これらの中心領域はセリン及びスレオニン
に富み、36個(gp350)又は25個(gp220
)のアスパラギン−X−セリン又は−X−スレオニン配
列を有しているが、これはN−結合グリコジル化のため
のシグナルでもある。グリコジル化部位を有するそれら
の領域は、膜外表面上に存在しているらしい。
gp350及びgp220の双方は、各糖タンパク質が
実質的に異常な電気泳動移動度を有していることから、
大規模にグリコジル化されていることが知られている。
タンパク質コアは、大きさ約350及び220KDaの
完全グリコジル化糖タンパク質の半分以下を占めるにす
ぎない−gp350はN結合及びO結合グリコジル側鎖
の双方で大規模に修正されているが、その理由は複合及
び高マンノースN結合糖を除去するためのN−グリカナ
ーゼでの処理により大きさ約230KDaとなり、一方
完全末グリコシル化gp350前駆体のおよその大きさ
は135KDaだからである。
gpa50及びgp220の異常に大規模なグリコジル
化は、それらの構造、免疫原性及び疾患耐性に関するそ
れらの役割について明らかに影響を与えている。gp3
50DNA配列が大腸菌中で発現されかつそこから精製
された場合、抗体応答はEBVを中和したウサギ体内で
誘導される。しかしながら、実質的量のタンパク質の多
数回注射がこの応答を引出すために必要とされたが、こ
のことはグリコジル化の非存在に起因して免疫原性に乏
しいことを示している。
本出願人らは1組換え真核細胞中におけるgp350D
NA配列の発現でグリコジル化産物(rEBMA)が得
られ、これがフロインドアジュバントで3回ウサギに注
射された場合に、対応抗原及びB95−8リンパ球から
得られる天然弁組換え抗原と反応する抗体を誘導するこ
とを明らかにした。すべてのウサギは、間接免疫蛍光法
で検出されるようなEBV陽性リンパ球表面と反応する
抗体も産生じた。しかも、すべての哺乳動物細胞由来発
現産物がインビトロでエプスタイン−バールウィルスを
中和する抗体を誘導した。
本発明は、適切なワクチンを製造する目的で組換え真核
細胞により発現されたgp350又はgp220を精製
する方法に関する。例えばB95−8細胞のような感染
リンパ球からワクチンを製造することは、非商業的かつ
非実用的である0組換え真核細胞系は、EBVによる疾
患状態時における天然又は自然型と最もよく似た構造的
及び免疫学的特徴をもつgp350又はgp220を発
現するために最も適したビヒクルである。gp350又
はgp220のような大規模グリコジル化抗原を含むワ
クチンは9本発明の精製方法が行われる場合により有効
である。本発明は、免疫アフィニティークロマトグラフ
ィーがなくかつ例えば尿素もしくはSDSによる変性条
件のないr E B M A精製方法である。
Kp350又はgp220を発現する哺乳動物又は酵母
細胞は破壊され、細胞破壊物は1段階以上のレクチンア
フィニティークロマトグラフィーの後、アニオン交換も
しくはゲル濾過グロマトグラフィーに付される。ゲルー
過のような追加段階も場合により必要とされる。各方法
は、用いられる細胞のタイプに応じて個別的に適合化さ
れている。
本発明は、商業的に産生されるワクチンに適した抗原を
大量に産生しうるようスケールアップすることができる
。抗原が精製されたならば、それはワクチンを製造する
ために、様々な免疫化学試験を行うために、あるいはE
BVに対する抗体の診断試験法を確立するために使用す
ることができる。本発明の有用性、価値及び実施可能性
は、以前にポリオワクチン産生に用いられた細胞系であ
るトランスフェクトVsro細胞からのrEBMA精製
によって具体的に説明される。形質転換酵母細胞及びト
ランスフェクトマウスL細胞に関しても具体的に説明さ
れる。
グリコジル化組換えタンパク質の精製には新規方法又は
従来方法の新規組合せを時々必要とするが、その理由は
例えばトランスフェクト哺乳動物細胞のような組換え体
用供給源の組成物が従来の供給源とは異なっているため
である。タンパク質は細胞にとって外来性であるばかり
でなく、タンパク質は異なる方法でグリコジル化される
。古典的な又は古典的でない慣用的な供給源からタンパ
ク質を単離するために有用な方法の知識及びノウハウに
基づき組換え細胞培養物又は組換え哺乳動物もしくは酵
母発現系からタンパク質を単離しようとする場合、どの
ような方法が有用かを予測することはできない、しかも
、タンパク質のグリコジル化に関する多様性は種1組織
又は細胞系に特異的な差異と相関関係がある[コーンフ
ェルト、アールら、アニュアル・レビューズ・オブ・バ
イオケミストリー、第54巻、第631頁、1985年
(Kornfeld、 R。
etal。Annual Reviews of Bi
oche+*1stry。
54、631 (1985) ) ]、ワクチン製造用
に考えられた精製方法では生成物に関して極度に高い純
度を必要としており、当業界においてもう一つの予測不
可能性を示している。同様の見解について、米国特許第
4,624,918号明細書を参照せよ。
組換え哺乳動物発現系から組換えEBVIPi抗原を精
製するための方法が開示されているが、この方法は: (a)組換えEBV膜抗原発現V E R○細胞を破壊
し; (b)破壊物を1又は2段階のレクチンアフィニティー
クロマトグラフィーに付し て、EBVIII抗原含有溶出画分を得;(c)上記溶
出画分をゲル濾過クロマトグラフィーに付して、精製さ
れた組換えE BV膜抗原を得る; 工程からなる6本方法で付加工程が必要とされることも
ある6本方法は、ワクチンの商業的製造に際してスケー
ルアップ用に考えられている。
第二の方法が開示されており、組換え酵母発現系から分
泌された組換えEBV膜抗原を精製するために適してい
るが、この方法は:(a)rEBMA分泌酵母細胞と接
触せしめられた培地を集め透析して、rEBM A含有貯留液を得; (b)上記貯留液を1又は2段階のレクチンアフィニテ
ィークロマトグラフィーに 付して、rEBMA含有溶出画分を得;(c)上記溶出
画分をアニオン交換クロマトグラフィーに付して、精製
された酵母 由来rEBMAを得る; 工程からなる0本方法で付加工程が必要とされることも
ある。この第二プロセスは、ワクチンの商業的製造に際
してスケールアップ用に考えられている。
第三の方法が開示されており、組換え哺乳動物発現系か
ら組換えEBV膜抗原を精製するために適しているが、
この方法は= (a)組換えEBV膜抗原発現マウスL細胞を破壊し; (b)破壊物を1又は2段階のレクチンアフィニティー
クロマトグラフィーに付し て、EBV膜抗原含有溶出画分を得; (c)上記溶出画分をアニオン交換クロマトグラフィー
に付して1組換えEBV膜 抗原含有溶出画分を得; (d)上記溶出画分をゲル濾過クロマトグラフィーに付
して、精製された組換えE BV膜抗[(rEBMA)を得る; 工程からなる。本方法では付加工程が必要とされること
もある。この第三方法は、ワクチンの商業的製造に際し
てスケールアップ用に考えられている。
夷号又丈定且 CHAPS : 3−[(3−クロラミドブロビル)ジ
メチルアンモニオ]−1 一プロパンスルホネート Δ    :デルタ EA    、初期抗原 EBMA  :ウィルスエンベロープ又はEBV感染細
胞の外部表面上に存在 するEBV抗原をはじめとする、 あらゆる供給源からのエプスタ イン−パールウィルス膜抗原 EBNA  :EBV核抗原 EBV   :エプスタインーパールウイルスIRI 
  :内部反復l lR5:内部反復配列 gp350 : gp300/350としても知られる
。みかけの電気泳動移動 度350キロドルトンのEBM A又はr E B M A g p 200 / 250としても知られる。みかけ
の電気泳動移動 度220キロドルトンのEBM A又はr E B M A :糖タンパク質 :キロドルトン 二キロ塩基対 :リーダー :プロモーター gp220:  p Da bp 組換えEBV:ベクター又はそれから誘導される配列で
コードされるEBV (ベクターは組換えDNA技術 により組立てられている) 組換え真核発現系:外来タンパク質又は外来オリゴペプ
チドを発現する外来 DNAを含んだ真核細胞 r E B M A :外来DNAでコードされかつ組
換え真核発現系中で発現される 組換えエプスタイン−バールウ ィルス膜抗原又は抗原類(又は その部分) 組換えタンパク貿:例えばVero細胞又は酵母細胞中
のrEBMAのよう な、組換え真核発現系中で外来 DNAにより発現されるポリペ プチド又はオリゴペプチド 5OS−PAGE ニドデシル硫酸ナトリウム含有ゲル
中でのポリアクリルア ミドゲル電気泳動 TR3:末端反復配列 UL  :非反復長鎖配列 US  :非反復短鎖配列 VCA  :ウイルスキャプシド抗原 VZV  :水痘・帯状ヘルペスウィルス組換え真核発
現系から組換えEBMAgp350又はgp220を精
製するための方法が考案された。各方法の詳細は、抗原
供給源としての細胞系又は発現系に応じて変動する。
一般に、gp350又はgp220抗原単離物はレクチ
ンアフィニティークロマトグラフィーによって抽出物か
ら得られた1例えばα−メチルマンノシドのような適切
なリガンドで溶出後、アニオン交換もしくはゲル濾過ク
ロマトグラフィー又は双方が行われる。適切な塩濃度で
溶出した物質は、純度約90%以上であった。具体的プ
ロトコールは、用いられる具体的発現系に応じて適合化
せしめられる。
本発明の新規装造方法は様々な発現組換え1!: 13
 M A 、特にgp350及びgp220に適用可能
であることが理解される。本発明の方法は、gp350
又はgp220の変異体を含むワクチンの迅速かつ効果
的製造方法を堤供するためにも考えられている0例えば
アミノ酸配列[テーラ−、ダブル・アール。
ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオロジー、第1
88巻、第233頁、1986年(”l’aylor、
 W、R,+ Journal of Molecul
arBiology、 188.233 (1986)
 )の第1表で記載されている]の保存的置換えによっ
ても、本発明の原理及び実施に関して通常いかなる実質
的又は新たな変更にならない。
一方、コード領域内の削除には1本明細書で記載されて
いるワクチン製造方法においていかなる修正も通常必要
としないであろう。本出願のrEI3MA、gp350
又はgp220としては、各々保存的アミノ酸置換え、
削除又は他の方法によるいずれのバリエーション又はア
ミノ酸配列部分も含んでいると解されるが、但し得られ
るr E B M A又はその部分は えp 350 
+ g p 220 rエプスタイン−パールウィルス
、又はエプスタイン−バール膜抗原アミノ酸配列の他の
天然及び自然型に対して特異的な抗体と免疫化学的に反
応するものでなければならない。
A五見里五 外来遺伝子を発現する真核細胞を産生ずることは、現在
比較的直接的な技術である。このような真核細胞はホス
トとして機能し、それには酵母、菌類、植物細胞及び動
物細胞が含まれる。多数のこれらホスト細胞用の発現ベ
クターは、単離されて特徴付けられているが、重要な外
来DNAインサートをもつベクターの慣用的組換えDN
A技術による組立てに際して出発物質として用いられる
。DNAインサートを発現させるために用いられるホス
ト細胞種から自然には誘導されないならば。
いかなるDNAも外来である。外来DNAインサートは
染1色体外プラスミド上で又はホスト細胞染色体中への
全部もしくは一部の組込み後に発現せしめられるか、あ
るいは2以上の分子体の組合せとしてホスト細胞中に実
際上存在している。所望外来DNA発現用のホスト細胞
及び発現ベクターの選択は、ホスト細胞の利用可能性及
びその培養条件の面倒さ、ホスト細胞が発現ベクターの
複製をサポートしているか否か、並びに所望組換えタン
パク貿のより簡単な精製方法を得る目的の構造遺伝子イ
ンサート上における分泌配列のスプライシングのように
当業者にとって容易に明らかとなる他のファクターに非
常に依存している。
組換え真核発現系の1種である酵母発現系には、組換え
タンパク質発現用の選択種として通常サツカロミセス・
セレビシアエ(Sa−ccharoIlycas ce
ravisiae)を用いる。しかしながら、rEBM
A発現用のホスト株又は細胞の選択 格別限定されない
がビチア(PL−chxa) rカンジダ(Candi
da ) 、ハンセヌラ(Hansenula)、  
トルロプシス(T orulopsis) rクルイベ
ロミセス(K 1uyveroIlyces)及びサツ
カロミコプシス(Saccharoa+ycopsis
)を含むサツカロミセタセアエ(Saccharo+1
ycetaceae)及びクリプトコッカセアエ(Cr
yptocoecaceae)科の他の酵母属の種まで
拡張されることは、当業者にとって明らかである。同様
に、ホスト株又は細胞の選択は、サツカロミセス属の他
の種まで拡張される。この属の多くの種はS、セレビシ
アエと雑種形成することができ、格別限定されないが0
ALIO,ADH2及び/又は α交配因子プロモータ
ーを含むS。
セレビシアエ中のプロモーターと類似又は同一のプロモ
ーターを有しているようである。
したがって、組換えEBVポリペプチド発現のホスト株
の選択は格別限定されないが力−ルスバーゲンシス(c
arlsbergensis) 、ウバルム(uvar
um) + ロウキシイ (rouxii) + モン
タヌス(montanus) 、クルイベリ (klu
yveri) +エロンギスボルス(elongisp
orus) 、ノルベンシス(norbensis) 
! オビホルミス(oviforIIlis)及びジア
スタチクス(diastaticus)を含むサツカロ
ミセス属の他の種まで拡張されることは、当業者にとっ
て明らかであろう。
r E B M A発現用の組換え酵母発現系を作出す
るために有用な酵母ベクターとしては、格別限定されな
いが、シャトルベクター、コスミドプラスミド、キメラ
プラスミド、及び2ミクロン環状プラスミドから得られ
る配列をもつものがある。様々なプロモーター及び他の
酵母転写コントロール配列は、GALlO。
A D HIもしくはΔDH■及びα交配因子をはじめ
として、EBMAについてコードする挿入DNA配列を
発現させるために用いられる。下記酵母ベクターのリス
トは1例示のみをl」的とする。
p A A H5 p A I(5 p A A R6 FRPn pGAL  10−MF α 1 pJc197 ρMA56 PABADE8 PAXα 11 AH9 p A HI O p A H21 PMA(:561 LG669 MA9L MA301 YEHBs pAM82゜ r E B M Aについてコードする適切なりNA配
列又はその部分のこれらのベクター中への挿入によって
、修正ベクターが形質転換又は他の手段で適切なホスト
細胞中に導入された有用なr E B M A用組換え
酵母発現系が原則として得られる。酵母組換えEBMA
がグリコジル化されているため、レクチンアフィニティ
ークロマトグラフィーは発現タンパク質の商業的精製用
に適した方法である。
組換え哺乳動物発現系は、本発明の組換えエプスタイン
−パールウィルス膜抗原を産生ずるもう1つの手段であ
る。一般に、ホスト咄乳動物細胞は細胞培養中に能率よ
く複製されるのであればいかなる細胞であってもよい。
11+ti乳動物細胞用発現ベクターはneo遺伝子中
においである抗生物質に対する耐性のような選択可能マ
ーカーを有しているべきであり。
その結果細胞中のベクターの存在が検出可能となる。細
胞のDNA媒介トランスフェクション、トランスベクシ
ョン(trans v action)又は形質転換は
5例えばリン酸カルシウム技術又は微鼠注射によって行
うことができる。
組換え哺乳動物発現系作出のために用いられるホスト補
乳動物細胞としては格別限定されないが、Vero細胞
、NIH3T3.GH3,CO3,ネズミC127又は
マウスL細胞がある。哺乳動物用発現ベクターは、ウィ
ルスベクター、SV40.BPVもしくは他のウィルス
レプリコンをもつプラスミドベクター、又は動物細胞用
レプリコンのないベクターを基本としている。 I’+
tf乳動物発現ベクターに関する詳細な説明は、エルダ
ー、ジエイ・チーら、アニュアル・レビュース・オブ・
ゲネティクス、第15巻、第295頁、 1981年[
Elder、 J、 T、 et al、、 Annu
al Reviat++sof Genetics、 
15.295 (1981) ];グルッマン、ワイ(
Gluzman、  Y) (編集)。
″真核ウィルスベクター、コールド・スプリング・ハー
バ−・ラボラトリ−(Cold Springllar
bor Laboratory)、  1982年;ポ
ーウェルズ、ビー・エッチ(Pouwels、 )’、
 H,)  ら。
“クローニングベクター:実験マニュアル″エルスピア
−(E 1sevier)、 1985年; リグビー
、P、W、J、ジャーナル・オブ・ゼネラル・パイロロ
ジー、第64巻、第255頁、1983年[Rigby
、 P、V、J、 Journal ofGenera
l Virolol(y、 64 、255 (198
3)] :スブラマニ、ニスら、アナライティカル・バ
イオケミストリー、第135巻、第 1 頁。
1983年[Subramani、 S、 at al
、、^naly−ticaL Biochemistr
y、 135 、 l (1983) ]に記載されて
いる。
r E B M Aの精製 精製操作中におけるrEBMAの不安定化及び分解に対
抗するため、緩衝液は通常フェニルメチルスルホニルフ
ルオリド(PMSF)又はE D ’r Aのようなプ
ロテアーゼ阻害剤を含有している。好ましい阻害剤は最
終濃度約2mMのP M S Fである。
本発明の操作及びプロトコールに適した代表的プロテア
ーゼ阻害剤としては、格別限定されないが、金属キレー
ト他剤1重金属イオン、5)−f阻害試薬、プロテアー
ゼの基質様化合物又はプロテアーゼを阻害するポリペプ
チドがある。一部の有用なプロテアーゼ阻害剤が以下に
示されている: Ag”、HF、++、Cu”及び他の重金属イオアンチ
トロンビン■ アンチトロンビン■−ヘパリン α、−アンチトリプシン アプロチニン 塩基性アミノ酸 ベンズアミジン ベスタチン α、α′−ビピリジル、Na−フルオリ上4−ブロモフ
ェナシルプロミド 鶏卵白トリプシン阻害剤 キモスタチン シトレート システィン 4−ジニトロフェノールジエチルホスフェート DFP (ジイソプロピルホスホフルオリデート) DTT (ジチオスレイトール) E−64[ベーリンガー・マンハイム(Boeh−ri
nger Mannheill)]1’: D T A
及び他のキレート他剤ホルムアルデヒド 塩化グアニジニウム ヘパリン ヒルジン 4−ヒドロキシメルクリベンゾエート ヨードアセトアミド ヨード酢酸 ロイペプチン α2−マクログロブリン メルカプトエタノール p−メルクリベンゾエート 塩化第二水銀 α−ミクログロブリン α−N−(p−二トロペンジルオキシ力ルボニル)−L
−アルギニルクロロメチルケトン オキサレート ストレプトミセスを含む様々な供給源からのペプスタチ
ン 1.10−フェナントロリン 2−フェナントロリン フェノチアジン−N−カルボニルクロリドホスホラミト
ン MS F ピロホスフェート SH阻害試薬 硝酸銀 大豆トリプシン阻害剤 P−トルエンスルホニルフルオリド TLCK (L−1−クロロ−(4−トシルアミド)−
7−アミノ−2−へブタノン塩酸塩) トリトンX−100及び低濃度での他の界面活性剤 TPCK(L−1−クロロ−3−(4−トシルアミド)
−4−フェニル−2−ブタノン)鶏卵からのトリプシン
阻害剤 ZPCK (ベンジルオキシカルボニル−−フェニルア
ラニン) 1種以上の上記阻害剤を含有する緩衝液は、rEBMA
M製過程の1以上の工程で適用することができる。
レクチンアフィニティークロマトグラフィー筋勿剪亙亙
聚 A. 酵母中の非分泌r E B M Aは、下記のよ
うにして単離することができる。第5図参照。
gp350/220タンパク質についてコードする発現
ベクターで形質転換されかつそれを発現する酵母細胞又
はその変異体は増殖せしめられて回収される。細胞保存
が望まれる場合には、細胞は次いで細胞ペーストを形成
させるためにPBSのような緩衝液で洗浄される.細胞
ペーストの保存は,典型的には液体窒素で凍結させるこ
とにより行われる。
精製は典型的には次のようにして開始される.凍結細胞
ペーストのバッチが解凍され、2mM  P M S 
F中PBS(7)ようなタンパク質分解阻害剤含有緩衝
液又は高張リン酸緩衝液に懸濁される0次いで、細胞は
好ましくは機械的手段によって破壊される。
酵母細胞破壊により、粗抽出物が得られる。
この時点で抽出物中の細胞残層を除くことが必要であり
、その結果法の精製工程において機械的障害が回避され
る1例えば4400xgで5分間又は他の様々な速度及
び時間の遠心分離が好ましい残層除去方法である。
上澄をレクチンアフィニティーカラムに付す前に、濃縮
し、しかる後透析ヂ過又は透析することが望ましい、一
方又は更に、アニオン交換クロマトグラフィー又は密度
勾配遠心分離が行われる。
B、 酵母中で分泌されたr E B M Aの初期精
製は、下記操作により行われる。第5図参照。
gp350又はgp220タンパク質についてコードす
る発現ベクターで形質転換されかつそれを発現する酵母
細胞又はその変異体は増殖せしめられて回収される。培
地中に放出された分泌タンパク質は、最初に例えば遠心
分離で酵母細胞を除去することによって処理される。濃
縮、透析デ過又は透析の付加的又は別の工程が、レクチ
ンアフィニティーカラム適用前に行われてもよい。
C、r E B M A発現咄乳動物細胞の場合には(
第5図)、格別限定されないが、凍結及び解凍、高p 
H接触、カオトロピズム剤による処理又は界面活性剤に
よる抽出をはじめとする様々な操作のうちいずれか1つ
で細胞が破壊される。好ましい破壊技術は界面活性剤を
用いることであり、I&も好ましくは最終1度約0.5
〜約2%(W/V)でオクチルフェノキシポリエトキシ
エタノール(商標名トIJトンX−100(TRITO
N X−100)として市販)を用いる。
哺乳動物細胞の破壊後、細胞残層は通常遠心分離で除去
され、清澄化された上澄はレクチンアフィニティークロ
マトグラフィーにそのまま適用することができる。一方
、濃縮、透析濾過又は透析の付加工程が、サンプルをレ
クチンアフィニティーカラムに通す前に清澄化上澄で行
われてもよい。
レクチンアフィニティークロマトグラフイネ溶性レクチ
ンのアフィニティークロマトグラフィーは、ピーナツ、
トウゴマ実、麦芽、ナタマメ、ヒラマメ及び庭エントウ
由来のレクチンをはじめとする様々なレクチンを用いて
行われる。原理的には、N−アセチルグルコサミン、マ
ンノース、ガラクトース又はシアル酸に特異的なレクチ
ンのように、グリコジル化r E B M Aの糖残基
に対して特異性をもつものであれば、いかなるレクチン
も使用可能である。好ましいレクチンとしてはα−D−
マンノースを結合しているコンカナバリンA及びヒラマ
メレクチンがあるが、最も好ましくはヒラマメレクチン
である。一方、これらの及び他のレクチンも、望ましく
ない結合糖タンパク質の除去目的で使用可能である。
不溶性レクチンによるアフィニティークロマトグラフィ
ー技術は、クリスチャンセン、テ、メソッズ・イン・エ
ンザイモロジー、第34巻、第331頁、1974年[
Krigtiansen。
T、、 阿ethods  in  Enzymolo
gy、   3 4  、 3 3 1(1974)]
に従い行われる。ヒラマメレクチンの他の同相レクチン
吸着剤による代用も。
グロマトグラフィー用に利用可能な様々なレクチンがあ
ることから、容易に明らかとなるであろう。例えば、シ
ャロン、エヌら、サイエンス、第177巻、第949頁
、1972年[5haron、 N、 et al、、
 5cience 177 。
949(1972)] 、  リス、エッチ(L is
H,)ら、アニュアル・レビュース・オブ・バイオケミ
ストリー、第42巻、第541頁。
1973年及びリス、エッチら、アニュアル・レビュー
ス・オブ・バイオケミストリー、第55巻、第35頁、
1986年参照。
アニオン交換グロマトグラフィー 大半の場合、レクチンアフィニティークロマトグラフィ
ー後に少なくとも1段階のアニオン交換クロマトグラフ
ィーを行うことが望ましい、典型的には、同相レクチン
に結合した糖タンパク質の両分かりガント競合又は変性
剤のいずれかによって溶出せしめられ、正電荷を帯びた
樹脂、ゲル又はマトリックスのイオン交換クロマトグラ
フィーに付される。
代表的アニオン交換マトリックスとしては格別限定され
ず、下記のものがある: DEAEセルロース DEAEアガロース DEAEバイオゲル DEAEデキストラン DEAEセファデックス アミノへキシルセファ0−ス ECTEOLAセルロース TEAEセルロース QAEセルロース MONO−Q又は ベンゾイル化ジエチルアミノエチルセルロース 好ましいアニオン交換剤は商標名MONO−Q[ファル
マシア(P hara+acia ) ]として市販さ
れている。イオン交換クロマトグラフィーについての一
般的背景情報は、たとえばワーク、チー・ニス(Wor
k、 T 、 S 、 ) ら。
ラボラトリ−・テクニクス・イン・バイオケミストリー
・アンド・モレキュラー・バイオロジー(Labora
tory Techniques in Bio−ch
emistry and Mo1ecular Bio
logy)、第2巻、第■部、第223頁以降、ノース
・ホランド(North−11o11and)、 19
70年中の、イー薯ニーeピーターソン(E 、 A 
、 P eterson)。
″セルローシック・イオン・エクスチェンジャーズ(C
ellulosic Ion Exchangers)
”に見い出すことができる。
アニオン交換クロマトグラフィーは、rEBMAM製過
程のいずれの時点でも付加工程として加えることができ
る5Vero細胞中で発現されるr E B M Aの
精製の場合には。
それは不必要であることが判明した。
ゲル・ ゛ クロマトグラフィー レクチンアフィニティークロマトグラフィー後、又はア
ニオン交換クロマトグラフィー後においては、満足すべ
き純度のr E B M A産物が単離される前に、ゲ
ル濾過工程が通常必要である。様々なタイプのゲル濾過
マトリックスが使用可能である0例えば、ワーク、チー
・ニスら、ラボラトリ−・テクニクス・イン・バイオケ
ミストリー・アンド・モレキュラー・バイオロジー中の
、フィッシャー、エル、 (F 1scher、 L、
)、  “ゲル・フィルトレージョン・クロマトグラフ
ィー(G el F 1ltra−tion Chro
matography)” 、エルセヴイア(Else
vier)、  1980年、参照、一部の組換え酵母
発現系の場合には、ゲルナ過は不必要であることが判明
した。
最初にレクチンアフィニティーしかる後二番l」にアニ
オン交換及びゲル濾過の一方もしくは双方を行うという
クロマトグラフィー工程の特定の順序が本発明のr E
 B M A精製用の代表的プロトコールであるけれど
も、順序は変更可能であることが理解されるであろう。
更に、アニオン交換クロマトグラフィーはレクチンアフ
ィニティークロマトグラフィーの先であってもよい。
仕皿工抗 組換えタンパク質の精製に通常用いられる他の慣用的又
は公知の工程も、rEBMA精製過程に加えることがで
きる。これらの工程としては格別限定されないが、下記
のものがある: (a)例えばシリカゲル、リン酸カルシウム、活性炭又
はセライトアルミナのような固相上における選択的吸着
又は分配; (b)例えばブチルアガロースでの疎水性相互作用クロ
マトグラフィー; (c)溶媒又は試薬による選択的抽出。例えば可溶化の
ような他の目的による他の溶媒又は試薬での抽出も別の
工程では必要かもしれない6例えば、ヘルメランド、エ
ル・エム(14jeLmeland、 L、 M、)ら
、メソッズ・イン・エンザイモロジー、第104巻、第
305頁、1984年参照。
(d)硫酸アンモニウムのような塩による又はpH勾配
上の等電沈殿による沈殿も含まれる; (e)ペーパー、薄層、ゲル、モレキュラーシーブ、分
子排除、カチオン交換、リガンドアフィニティー、免疫
アフィニティー又は電気泳動をはじめとするいずれかの
標準的方法によるクロマトグラフィー; (f)例えばPEG及びデキストランでの2相抽出によ
る溶媒分別[アンダーソン、イーら、 アンルズ・オブ
・ザ・ニューヨーク。
アカデミ−・オブ・サイエンス、第413巻、第115
頁、1983年(Andsrson、 E、 etal
、、 Annalas of tha New Yor
k Aeade+*y ofScience、 413
 、115 (1983) ) ]。
(K)透析、限外濾過又は透析す過; (h)密度勾配遠心分離; (i)等重点電気泳動; (aj)凍結乾燥;又は (k)結晶化 このリストは網羅的なものではない、この順序は好まし
い精製順序を示すものでもない。
好結果を与えるrEBMA精製はレクチンアフィニティ
ークロマトグラフィー及びゲル濾過クロマトグラフィー
と組合せて工程(a)〜(k)のいずれか又は全部と共
に行いうろことが理解されるであろう。工程(a)〜(
k)及び他の精製技術は、精製過程のいずれかの段階で
付加工程として加えることができる。
すべてのケースにおいて、EBMA、rEBMA又は他
のタンパク質の確認及び純度の評価は、0.1%ドデシ
ル硫酸ナトリウムでのポリアクリルアミドゲル電気泳動
(SO8−PAGE)Lかる後銀染色及びタンパク質免
疫プロッティングにより行われた6分析用サンプルをミ
クロコンセントレータ−で約10分の1に濃縮した。そ
の同一の2つのアリコート(aliquot)を4%ド
デシル硫酸ナトリウム(SDS)、pH6,8の0.2
5MトリスHCQ及び0.20Mジチオスレイトール含
有の同量の緩衝液と混合し、100℃で15分間インキ
ュベートした。免疫プロット分析のために[バーネット
、ダブル・エヌ、アナライティカル・バイオケミストリ
ー、第112巻、第192頁、1981年(Burne
tte、 !7゜N、、 Analytical Bi
ochemistry、 112 、 l 92(19
s t))] 、サンプルを7.5%ポリアクリルアミ
ド分離用ゲルで電気泳動に付し[レムリ、ニーら、ネー
チャー、第227巻、第680頁、1970年(Lae
a+mli、 U、 at al、。
Nature、 227.680 (1970))] 
、ニトロセルロースに移し、高力価EBV免疫ヒト血清
又は大腸菌中で発現されるgp350ポリペプチドに対
するマウスモノクローナル抗体及びウサギ抗マウスIg
G抗体[カッペル(Cappel) ]と共にインキュ
ベートした。プロットを1251−タンパク質A[アマ
−ジャム(^mersham) ]で展開した。すべて
のインキュベーション及び洗浄はBLOTTOと名付け
られた溶液[ジョンソン、デーら、ジーン・アナライテ
ィカル・テクノロジー、第1巻、第3頁、1984年(
Johnson、D、et al、、 Gene^na
lytical Technology、 1 、3 
(1’J 84 ));10%W/V 無脂肪ドライミ
ルク、0,9%W/V NaCQ、pH7,5の10m
Mトリス]中で行なった。ポリアクリルアミドゲルの銀
染色は、モリセー(Morrissey)の方法[アナ
ライティカル・バイオケミストリー(Analy−ti
cal 13iochen+1stry)、第117巻
、第307−310頁、1981年]により行なった。
一方、タンパク質は以下のようにタンパク質 ドツトプ
ロットアッセイにより測定した。
分泌されたgp350を分析するために、清澄化された
培地をT I33 (PI(7,6の10+++Mトリ
ス、250mM  NaCQ )中1%3−[(3−グ
ロラミドブロピル)ジメチルアンモニオ]=1−プロパ
ンスルホネート[CHAPS。
5erVa]l / l O容量と混合した0次いで、
40%メタノールと共に同地の2XTBSを加えた。a
胞内gp3soアッセイのために、細胞を同量の2XC
HAPS溶菌緩衝液(pH7,5の200mMナトリウ
ムHEPES緩衝液、300mM NaCQ、20mM
 EDTA、L%CHAPS) に再IMmした。vt
l量遠心機中25℃で10分間及び5分間の遠心分離後
、上澄を4倍容量のIX”L’Bs/20%メタノール
で希釈した1次いでサンプル(100μQ)を、96ウ
工ルドツトプロツト装置中IXTBs/20%メタノー
ルで予め平衡化されたニトロセルロースに供した。各ウ
ェルをL X T B S / 20%メタノール50
0μQで洗浄した。ニトロセルロースを1時間風乾シ、
シかる後f3L OT T O中37℃で2時間インキ
ュベートした。高力価EBV免疫ヒト血ll?(VCA
力価1 : to、000.EA力価1:10,000
及びEBNA力価1:160)を13 L OTT O
に加え、室温で18時間インキュベー(−シた0次いで
、フィルターをブロン1−洗浄液(pH7,5の 50
mM  トリス。
250mM NaCQ、3aM EDTA、0.5%ポ
リオ、キシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート
)中で37℃1時間にわたり2回洗浄し、BLOTTO
中アフィニティー精製−2Sx−タンパク質A(アマ−
ジャム、2X 10’cpm/mQ)と共に37℃で2
時間インキュベートした。37℃で更に2回にわたる1
時間の洗浄後、フィルターを1時間乾燥し、X線フィル
ムに露出させた。既知量のアフィニティー精*gp35
0をドツトプロットアッセイにおいて標準として用いた
。その過剰グリコジル化のせいで、gp350タンパク
質測定値は近似値でしかない、更に。
Kp350及びgp220の検出効率はみかけ上向−技
術の免疫アッセイ間でも変動した。
間接免疫螢光法による固定細胞分析のために、 トラン
スフェクト細胞をチャンバー(Chamber)スライ
ド[マイルス(Miles)]上で増殖させ、アセトン
又はメタノール中−20℃で10分間固定し、gp35
0に特異的なマウスモノクローナル抗体の腹水(リン酸
緩衝液(PBS)及び5%ヤギ血清で1:、200希釈
)、ビオチニル化ヤギ抗マウスIgG(1200希釈、
BRL)及びフルオレセイン複合化ストレプトアビジン
(1:200 希釈。
B RL )と共にインキュベ−1へした。スライドを
観察し、エビ螢光装備顕微鏡写真機で写真撮影した。
B、 プラスミドの組立て EBVgp350  ml−ド領域を 2工程でpUc
19[ノランダー、ジエイら、ジーン。
第26巻、第1ot頁、1983年(Norrande
r。
J、 et al、、 Gene、  26.101 
(1983))]に組込んでEBV  DNA  Ba
m HIL断片[ダムバラ、チーら、 プロシーディン
グ・オブ・ナショナJし・アカデミ−・オブ・サイエン
ス、第77巻、第2999頁、1980年(Daa+b
augh、 T、 at al、、 Proceedi
ng ofNational Academy of 
5cience、 77、2999(1980))]か
らサブクローニングした。tlk初に、N末端について
コードする340bpBan I −Hlnd III
断片をp UC19Hincrl及びHindn1部位
間に挿入した。次いで、340 bp Ban I −
H1ndlll断片中のXho1部位で始まりかつgp
350コード領域の残部を有する4、2Kbp  Xh
ol断片を複製[San l−H1ndl■断片に挿入
し、pUc19において完全コード配列を再生させた(
9MA102、第1A図)。カルボキシ末端経膜アンカ
ー配列の前に挿入された停止コドンでgp350遺伝子
を組立てるために(pMAΔ−g P シ+第1B図)
、完全gp350オープン読取り枠を含むpMA102
の4.4KbPBamHI−Bg(111断片を最初に
pSV2−gpt[ムリガン、アール・シー(Mull
igan。
R,C,)ら、プロシーディング・オブ・ナショナル・
アカデミ−・オブ・サイエンス、第78巻、第2072
頁、1981年]のBamH1部位に挿入して、pMA
−gptを得た。次いで、3つの読取り枠の停止コドン
及びBcQ1部位を含む合成オリゴヌクレオチドを、膜
アンカー領域開始後のsbp遺伝子を遮断するgp35
0遺伝子の5ea1部位に挿入した。
Vero細胞トランスフェクト株用に、2つのタイプの
水痘・帯状ヘルペスウィルス(VZV)gplプロモー
ター/EBVgp350組換えプラスミドを組立てた(
第2図)。
VZV P、L (gpl)−gp350は、枠内1’
 EBV  gp35c)+トン21に融合した最初(
7)35VZV  gpl:+トンを含む890bpの
VZV  gp  Iプロモーター領域からなる■Z■
プロモーターーリーダー/ E B Vgp350組換
え体である[第2B図、デビソン、ニー・ジェイ、EM
BO・ジャーナル。
第2巻、第2203頁、1983年(Davison。
A、J、、  EMBOJournal、2,2 2 
0 3(1983))も参照コ。VZV  P (gp
l)−gp350は、翻訳開始コドンの19bp上流で
始まるEBVgp350遺伝子に融合した■Z■gpt
翻訳開始コドンの2bp前に伸びてい6950bpのV
ZV gp [プo−r−−ター領域からなる組換えプ
ラスミドである(第2C図)。
VZV P、L (gp I)−gp350 (第2B
図参照)は、psVGo−42[VZVgpl遺伝子含
有VZV DNAの5aclG断片を含んだプラスミド
(エリス、アール・ダブル(Ellis、 R,W、)
ら、ジャーナル・オブ・パイロロジー、第53巻、第8
1頁。
1985年)コ由来T4DNAポリメラーゼ処理890
bp  5faNI断片を PUC19のHinc■部
位に挿入することによって組立てた1次いで、gp35
0/220遺伝子含有EBV  Bam HI  L 
 Xho■断片(第2A図)をpUc19ポリリンカー
のBamH1部位に挿入して、EBV  gp350の
21番目のコドンがp UC19ポリリンカーの2つの
コドンによってVZVgplの 33番目のコドンから
分離されるようにした。続いて、これら2つのコドンを
合成オリゴヌクレオチドリンカーで置換え、VZVgp
l  コドン34及び35を復元した(第2B図)。
VZV P (gpl)−gp350 (第2C図参照
)は、898bp  EcoRV−Ava IVZV 
 Kp+断片をA v a I  X b a +合成
オリゴヌクレオチドに結合させることによって組立てた
。これにより、VZV配列がvz■gpt翻訳開始部位
から一2bpの位置で終結するように、EcoRV−A
val断片の下流で50bpの■z■配列を復元した。
得られたEcoRV−Xbal断片を、完全gp350
遺伝子の14bP上流にVZV配列を有するpMA10
2 (上記されかつ第1図で示されている)のXba1
部位に挿入した。これらのプラスミド中の組換え部位は
、EBV又は■z■プライマーと共に鎖終結法[サンガ
ー、エフ・ニーら、ジャーナル・オブ・モレキュラー・
バイオロジー、第143巻、第161頁、1980年(
Sanger、 F、^、 et al、。
Journal of M”oLecular Bio
logy、143 、 l 61(1980))]を用
いて各部位にわたり配列決定することにより確認した。
マウスLjk−apat−細胞のトランスフェクション
用に、サイトメガロウィルス(CMV)から部分的に得
られる構造体を製造した。pCMV I E−EBMA
(第3A図参照)及びpcMVIE−MA−Δ(第3B
図参照)は、pMA102の4.4kbp  Bam 
HI−13gQ■断片及びpMA−Δ−gptの2.6
kbp  BamHI−BcQI断片を各々発現ベクタ
ーp CMV r E−AK I−DHF Rの唯一の
B g Q11部位に挿入することによって組立てた。
第4図のベクターp CMVIE−ΔKl−DHFRは
次のようにして組立てた。プラスミドρBRd[ジマイ
オ、デ(DiMaio、 D、)ら、プロシーディング
・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス、
第79巻、第4030頁、1982年]をEc o R
V で切断し、末端を 8斌体合成X h o Iリン
カ−[コラボレーティブ・リサーチ(Collabor
ative l1esearch) ]で修正した。約
2 k b p  Pvu Uセグメントを含む単純ヘ
ルペスエチミジンキナーゼ(t k)プロモーター調節
下のTn5アミノグリコシドホスホトランスフェラーゼ
(neo)遺伝子[コルビアーガラビン、エフ(Col
bera−Garapin、l’、 )ら。
ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオロジー、第1
50巻、第1頁、1982年]を8量体B a m H
1リンカ−(コラボレーティブ・リサーチ)の各端部で
付加修正し、pBRdの BamH1部位に挿入した。
この時点で、2つの別のセグメントを、tk−neo配
列で修正されたp B Rdへの挿入前に、以下のよう
にして組立てた; (a)  ウシ成長ホルモン遺伝子(BGH)の翻訳終
結及びポリ(A)シグナル領域を含むPvull−Ec
oRIセグメント[ウォイチク、アールら、ヌクレイツ
ク・アシッズ・リサーチ、第10巻、第7191頁、1
982年(Woychik、 R,et al、、 N
ucleie Ac1dsResearch、10.7
191  (1982) ) ]をP v u 11末
端において8量体BgQ■リンカー[ニューイングラン
ド・バイオラプス(NewEngland Biola
bs) ]で修正し、得られたB g Q II −E
 c o R!断片を下記(b)に結合させた。
(b)サイトメガロウィルスの主な即時型初期プロモー
ター(CMVIP)[パスル−エフ(Pasleau、
 F)ら、ジーン、第38巻、第227頁、1985年
]を含むC11a[−BgQ■セグメント: 得られたCQal−EcoRI断片をプラント末端化し
、両末端においてXholBi体リンカ−で修正し、し
かる後PBRd  の5ai1部位に挿入して、tk−
neo配列で修正されかつサイトメガロウィルスの主な
即時型初期プロモーターとウシ成長ホルモン遺伝子の翻
訳終結及びポリ<A)シグナル領域との間におけるいず
れかの構造又はコード遺伝子の挿入用に独特なりgQ1
1部位を有するPBRdを得た1発現ベクターρCMV
 I E−AKI−DHFRの組立てにおける最終工程
では、SV40初期プロモーター調節下のマウスジヒド
ロ葉酸レダクターゼ(D)(FR)を含むプラント末端
化P v u■−BamHI断片の挿入を要した[スブ
ラマニ、ニスら。
モル・セル・パイオル、第1巻、第854頁、1981
年(Subra+5ani、 S、 at al、、 
Mol。
Ce11. Biol、、 1.854 (1981)
) ]。
挿入前に、DHFR遺伝子はフレノウDNAポリメラー
ゼで連続制限されたDNAのプラント末端化を介するH
 ind 111部位及びBgQ■部位(双方とも非コ
ード領域に存在)の連続削除としかる後再環化とによっ
てその公表された型から修正済であって、しかる後修正
されたDHPR遺伝子はその末端に相同8量体合成5a
Qlリンカ−と結合させていた。得られたプラスミドは
pCMV I E−AK I −D HF Rである。
マウスLtK−apat−細胞[ウィグラーエム(wi
glar、 M、)ら、プロシーディング・オブ・ナシ
ョナル・アカデミ−・オブ・サイエンス、第76巻、第
1373頁、1979年]を10%子牛血清補充ダルベ
ツコ修正イーグル培地(DMEM)中で保存した。Ve
r。
細胞を10%牛脂児血清(FBS)補充DMEM中で保
存した。
トランスフェクション用に、プラスミドをC5CQ−臭
化エチジウム勾配中での平衡バンディング(bandi
ng)により製造したが、これは少なくとも90%共有
結合した閉環DNAであった。LtK−細胞のトランス
フェクションのために、プラスミドDNA  1μg(
及びL t K−DNA 19μg)をプレート毎に2
0〜24時間供した。細胞を15%グリセロールショッ
クに付し[ロバタ、エム(Lopata。
に、)ら、ヌクレイツク・アシッズ・リサーチ。
第12巻、第5707頁、1984年]、完全培地で給
餌し、24時間後G418400μg / m Q含有
培地に移した。
Vero細胞をリン酸カルシウム法〔ウィグラー、エム
(す1g1er、 M、)ら、同上]によりT25フラ
スコ当たりプラスミドDNAl0μgでトランスフェク
トした。DNAを6時間細胞上に残した1次いで、細胞
を非選択的培地で給餌し、2日後取出した。PSV2−
gptにおいてCMVI Eプロモーターの下流にgp
350遺伝子を含むプラスミドでトランスフェクトされ
たV e r、o細胞を、キサンチン250μg / 
m Q及びミコフェノール酸33μg / m Q補充
HAT培地中で増殖させることにより選択した。VZV
gplプロモーターの下流にgp350遺伝子を含むプ
ラスミドをpSV2−gp tで同時にトランスフェク
トした。Ltk−コロニーをシリンダークローニングに
より 選択し、拡大させ。
間接免疫螢光法又はドツトプロットアッセイのいずれか
によってgp350発現に関し分析した。トランスフェ
クトされたVero細胞を間接免疫螢光法又はRBCロ
ゼッティング(rosetting)アッセイによりg
p350発現について分析した。
RBGロゼッティングアッセイは、確立された操作法に
より実施されるその場における赤血球アッセイである[
リットマン、デー・アールら、セル、第40巻、第23
7頁。
1985年 (Littman、  D、R,et  
al、、  Ce1l。
40.237 (1985))]、  ココロニを最初
にgp350に特異的なモノクローナル抗体と共にイン
キュベートした。洗浄後、それらをウサギ抗マウスIg
G被覆RBCと共にインキュベートした。この高感度ア
ッセイにより、はぼすべての細胞コロニーが gp35
0を発現していることが判明した。1回目のIXMで約
1000のコロニーがプールされたが、最表面gp35
0発現細胞をFACSII[カリフォルニア州、マウン
テンビューベクトン・ディキンソンFACSシステムズ
(Becton Dickinson FAC5Sys
tems) ]での細細胞板により分離した。簡便軽微
にトリプシン処理された細胞を特異的モノクローナル抗
体及びフルオレセイン複合化ヤギ抗マウスIgGで染色
した1通常約60%の細胞が上記バックグラウンドで螢
光を発した。これらの細胞を集めて培養した。2回目の
単離では。
15%の最強度螢光細胞を集め、クローンを限界希釈培
養することにより得た。
pSV2−gpt及びvzv p (gp I)−gp
350での同時トランスフェクションにより得られたV
eroj[胞の1つのクローンは、gp350及びgp
220を発現することが判明した。このクローン(CL
8.l)はEBVを複製するように誘導されたB95−
8細胞(EBV細胞系)以上ニg p 350及びgp
220を発現し、電気泳動移動度は誘導B95−8#1
胞から得られるgp350及びgp220の場合と同一
であった。発現は少なくとも1年間安定であった。この
細胞系中のvzvgprプロモーター及びgp350配
列のサザンプロット分析では、これらの細胞中にトラン
スフェクトされた組換えプラスミドにおいてgpIプロ
モーターの上流及びgp350遺伝子内で切断する制限
エンドヌクレアーゼを用いた場合に、これらの配列はト
ランスフェクトされたプラスミドDNAの場合と同じ大
きさの断片中に結合せしめられたままであることを立証
した。
、IRY188   YEBV−1の 地から泌される
r E B M A   350の精製発現系JRY1
88 [pYEBV−11の産生及びその実験的増殖に
関する実験詳細は。
シュルツ、エル・デー(Schultz、 L、D、)
ら、ジーン、第54巻、第113−123頁、1987
年に記載されているが、これはそれらの目的のために参
考として組込まれる。Nタンパク貿rEBMAgp35
0はJRY188 [pYEBV−11の培地中に有意
量分泌される。
大量の発現系を増殖させるために、JRY188[pY
EBV−1コをYEHD培地[大豆ペプトン(10gI
Q)、酵母エキス(20g/Q、ジフコ(Difco)
 )、デキストロース(16g/Q)]で培養した。培
養後、培地約9.5Qをlαまで濃縮し、しかる後0.
45ミクロン膜を用いpH7,4のO,1M HEPE
S。
0.15M NaCQC透析濾過用緩衝液)5Qで透析
濾過した。酵母細胞を貯留して、gp350を膜から透
過させた。透過液を100mQまで濃縮し、透析p適用
緩衝液700IIQで透析濾過した。貯留液を細胞から
除き。
CaCQ、及びM n CQ 2に関し1mMに調整し
、全容量を5(!I(内径)X24.2(!1のヒラマ
メレクチンセファロース4B(ファルマシア)アフィニ
ティーカラムに流速80mQ/hrでポンプ注入した。
カラムをLmMCaCQ、及びLmMMnCQ2含有透
析」適用緩衝液の2倍層容量で洗浄した6次いで、カラ
ムをl m M Ca CQ 、 、 1 m M M
 n CQ 。
含有透析」適用緩衝液(全容量3リツトル)中O〜10
0+sM α−メチル−D−マンノピラノシドの直線勾
配で溶出させた。タンパク質含有画分を280nmの吸
光度から検出し、プール液515+wQを得た。プール
液を30.5mMまで濃縮し、pH8,0の2011M
トリス200 m Qで透析−過した。濃縮透析濾過さ
れたプール液をMONO−Qアニオン交換カラム(ファ
ルマシア)にポンプ注入し、ファルマシアFPLC系で
操作した。カラムを更にUV吸吸物物質放出されなくな
るまでpH8,0の20IIMトリスで溶出させ、しか
る後gp350をpH8,0の20ffiMトリス中O
〜300mMNaCQの直線勾配で溶出させた。各8.
0mMの両分を免疫ブロッティングにより gp350
の存在について分析し、プール液をgp350含有画分
からFA製した。
プール液を18sQかつタンパク質濃度1.32mg/
mQまで濃縮した。この精製r E B M Agp3
50調製液は免疫プロッティングで検出可能な一成分を
含有しており、銀染色による判定では純度約90%であ
った。
クローンCL8.l  を選択培地中で増殖させ、1〜
2gアリコート中−70℃でウェットパック(wet 
pack)として保存した。細胞6.65 g のサン
プルを細胞1gにつき抽出用緩衝液3mQ(pH7,4
の20mMトリスHCl11中、2%トリトンX−10
0,0,15MNaCl2)に懸濁した。フェニルメチ
ルスルホニルフルオリド(PMSF)を濃度2mMまで
加えた。細胞愚濁液を50 m Qチューブ中に入れ、
水中に詰め込み、超音波処理し。
しかる後8500ppmで40分間清澄化させた。上澄
はタンパク質172mgを含有しており、細胞抽出物が
得られた。
ヒラマメレクチンセファ0−ス−4Bの2.5cmX2
.0cmカラムを、溶出用緩衝液100mQ (pH7
,4の20 m M hリスHCQ中、0.1%トリト
ンX−100,1mMMnCQ、、1mM CaCQ、
、0.15M NaCQ、0.2M  α−メチルマン
ノシド)により流速10mA/hrで洗浄しwU製した
0次いで、容量50mQのカラム用緩衝液(pH7,4
の20 m M トリスHCQ中、0.1%トリトンX
−100,1mM MnCQ、、1mMCaCn2,0
.15M NaCQ>で洗浄した。
細胞抽出物をカラムに供し、未吸着タンパク質を10倍
層容量のカラム用緩衝液で洗浄した。吸着された抗原物
質を溶出用緩衝液で脱着させ、]a+Q画分毎に集めた
。5DS−PAGE、銀染色及びタンパク質ドツトプロ
ットにより抗原を含有することが判明した溶出画分をプ
ールして、14.5mQ中5.58mgを回収し、溶出
抗原プール液を得た。
次いで、溶出抗原プール液を以下のように濃縮し、透析
濾過した:小さな″混合″界面活性ミセルを作るために
、溶出抗原プールを同量の透析−適用緩衝液(pH8,
0の20mMトリスHCQ中0.8%CHAPS、20
mMDTT)と混合した。″混合″ミセルを作る目的は
、透析濾過によるトリトンX−100からCHAPS界
面活性剤への交換を促進するためである0次いで、抗原
プール液を30■nまで濃縮し、透析」適用緩衝液30
0IIQで透析濾過して、低分子量タンパク質及びトリ
トンX−100を除去した。透析ミ濾過濃縮液は6 、
6 m n中タンパク質1.98mgを含有していた(
透析濾過前の物質の35%)。
MONO−Q HRIO/10カラム(ファルマシア)
を、緩衝液A(PH’8.0の 20mMトリスHCQ
中0.8%CHAPS)で洗浄することにより、高速タ
ンパク質液体クロマトグラフィー(ファルマシアFPL
C:)系で調製した。透析濾過濃縮液を2.2mQアリ
コートとじて充填し、未吸着タンパク質を緩衝液へで洗
出しだ。吸着タンパク質をO〜0.5M N a CQ
勾配で1mQ画分毎に溶出させた。
gp350物質は0.23〜0.26Mで溶出したが、
これをプールし、33分の1に濃縮した。タンパク質回
収率はMONO−Qカラム充填量の7%であった。
得られた濃縮抗原プール液を以下のようにしてゲル濾過
に供した:スペロース(SuPERO5E)6HR10
/30カラムを緩衝液Aで洗浄することにより調製した
。濃縮抗原プール液200μQアリコートを1操作当た
りで充填し、LmQ画分を集めた。免疫ブロッティング
で組換えgp350を含有することが判明した両分をプ
ールし、濃縮した。銀染色ゲル及び免疫プロットでは、
その物質が90%以上の組換えgp350又はgp22
0を含有していることを示した。
pCMVIE−EBMAでトランスフェクトされEBM
Aに関する免疫螢光法で陽性の凍結マウスL細胞3.6
g パッチを解凍し。
2mMPMSF含有抽出用緩衝液10.8mQに再懸濁
した。細胞懸濁液を50mQポリカーボネート遠心管内
で水中に浸し、しかる後20秒パルスで5回超音波した
6次いで混合物を冷却遠心管中8500xg4℃で40
分間遠心分離することにより清澄化した。清澄化上澄培
地をデカントし、細胞ペレットを初めの容量の抽出用緩
衝液中に再S濁し、超音波処理及び清澄化処理を繰返し
た6次いで。
デカントされた上澄を合わせた。
次いで、ヒラマメレクチンセファ0−ス4B及びcon
Aセファロース4Bのアフィニティークロマトグラフィ
ーしかる後MONO−Q(ファルマシア)のアニオン交
換クロマトグラフイー及びスペロース12(ファルマシ
ア)のゲル濾過クロマ1−グラフィーにより。
以下のようにして1組換えEBMAを合わせたデカント
上澄から単離した: 1OmQ層容址のヒラマメレクチンセファロース4B(
ファルマシア)カラムを溶出用緩衝液100mQ(0,
1%トリトンx−100゜1 rsM M n CQ2
* l mM Ca CQ2+ O−15M  N a
 Q Q 、 200 m M  a −D−メチルマ
ンノシド)しかる後カラム用緩衝液50mQ(0,1%
トリトンX−100,1mM MnCQ21mM Ca
CO2,0,15M NaCQ)で充填し、溶出させる
ことにより、使用のために調製した。デカントされた上
澄液サンプル20 m Qをカラムに供し、タンパク質
が更に除去されなくなるまで未吸着タンパク質をカラム
用緩衝液で溶出させた。次いで、カラムを溶出用緩衝液
で溶出させた。しかしながら。
この場合にr E B M Aは未吸着タンパク質画分
中に存在しているため、それを更に以下のようにしてc
onAアフィニティークロマトグラフィーにより精製し
た: 10mM層容量のconAセファロース4B(ファルマ
シア)カラムを溶出用緩衝液しかる後カラム用緩衝液で
充填し洗浄した。ヒラマメレクチンカラムからの未吸着
タンパク質両分サンプル20 m QをconAカラム
に供し、タンパク質が更に溶出しなくなるまでそれをカ
ラム用緩衝液で洗浄した。カラム溶出液を2 m 2画
分毎に集め、各々をタンパク質ドツトブロッティング及
び銀染色によりrEBMAの存在に関してモニターした
。rEBMA陽性画分を合わせて、プール液12.5m
Qを得た。rEBMA含有画分は溶出用緩衝液により溶
出したものであって、これらを合わせてプール液12.
5mQとし、con A精製r E B M Aを得た
conA精製rEBMA5m’Qアリコートを、MON
O−Qカラム(ファルマシア)のQAEアニオン交換ク
ロマトグラフィーにより高速タンパク質液体クロマトグ
ラフィー(FPLC)糸上で操作して更に精製した。M
ONo−Qカラム(5mmX5cm)を出発用緩衝液(
0,1%トリトンX−100,pH8の20mMトリス
)で平衡化した。conA精’tJ r E B M 
A 5 m Qアリコートを、出発用緩衝液で平衡化さ
れたセファデックスG−25(PD−10;ファルマシ
ア)の既充填カラムにおいて緩衝液を交換することによ
り1M0No−Q QAE  アニオン交換クロマトグ
ラフィー用に調製した。適用されたサンプルからの未吸
着タンパク質を出発用緩衝液で溶出させ、しかる後吸着
タンパク質を出発用緩衝液中O〜0.5MNaCQの直
線勾配で溶出させた(勾配の全容量は20mMであった
)。
5DS−PAGE分析ではr E B M Aが0.3
〜0.38MNaCQで溶出することが示されたが、こ
れらの両分を合わせて3mQプール液とし、MONO−
Q精製r E B M Aを得た。
MONO−QM製rEBMAを以下のようにしてゲル濾
過の最終分別工程に供した:FPLCを用いるスペロー
ス6分析カラム(30mM層容量)を、それに1.om
Q/minで緩衝液150m12を通ずることにより、
0.15M  NaCQ、0.1%トリトンX−100
゜p H8の20 m M hリスHCQで平衡化させ
た。MONQ−Q精製rEBMA  0.5mQアリコ
ートをゲル濾過で分別し、溶出液1.OmQ画分を集め
た。各画分を5O8−PAGE後銀染色及び免疫プロッ
ティングによりモニターし、プール液をrEBMAに関
して陽性の両分から作った。この最終分別工程の結果、
細胞1グラム(湿潤重量)当たりのrEBMA収量0.
1mgで、純度90%以上であつた・ エプスタイン−バールウィルス(EBV)を産生しかつ
1膜抗原gp350又はgp220(EBMA)に関す
る免疫螢光試験で陽性のマーモセットリンパ芽球細胞(
B95−8)をペニシリン(1001,U、/mQ)、
ストレプトマイシン(100μg/mQ)及び5%牛脂
児血清(Fe2)含有培地中で培養した。
これらの細胞を以下のようにTPA (12−〇−テト
ラデカノイルホルボールー13−アセテート、米国プー
ルのシグマ社)と−緒のインキュベートにより誘導した
: TPAを窒素充填アンプル内−20℃でジメチルス
ルホキシド中濃度2mg/mQで保存し、使用するため
培養物添加直前に加温無菌リン酸緩新液(PBS)で希
釈した。誘導用培養物を細胞5XIO’個/ m Qで
フラスコに接種ししかる後−夜インキユベートすること
により調製した。TPA及び酪酸ナトリウム(シグマ8
5887)を各々最終濃度10mM及び200 n g
 / m Q  で培養物に加え、 しかる後更に72
時間インキュベートした。細胞を200Orpmで10
分間回転しPBSで2回洗浄しかつペレットを凍結する
ことにより、保存用に回収した。
湿潤重量6.5gの凍結B95−8細胞ペレットを解凍
し、M胞1グラム対緩新液3mAの比率で抽出用緩衝液
(2%トリトンX−100゜0.15M NaCQ、p
H7,4の20mMトリス)に懸濁した。200mMフ
ェニルメチルスルホニルフルオリドの貯蔵溶液を最終濃
度2mMまで加えてセリンプロテアーゼをβn害し、細
胞m濁液を50mQポリカーボネート遠心管中に35m
Qだけ入れた。管を水中に浸し、混合物を20秒パルス
で5回超音波処理した。次いで、混合物を冷却遠心管中
8500xg4℃で40分間遠心分離することにより清
澄化した9清澄化された上澄培地をデカントし、細胞ペ
レットを初めの容量の抽出用緩衝液に再懸濁し、超音波
処理及び清澄化処理を繰返した。デカントされた上澄培
地を1つのプール液とし、ヒラマメレクチングロマトグ
ラフィーにより分別した。
10mQ層容量のヒラマメレクチンセファ0−ス4B(
ファルマシア)カラムを溶出用緩衝液100mQ(pH
7,4の20mMトリス中。
0.1%トリトンX−100,1mM MnCQ、。
1mM CrrCQ、、 0.15M  NaCQ 、
 200mM  α−D−メチルマンノシド)しかる後
カラム用緩衝液50mA(pH7,4の20mMトリス
中、0.I%トリトンX−100,1a+MMnCQ2
.1mM CaCQ2.O,15M NaCQ)で充填
し、溶出させることにより、使用のために調製した0次
いで、デカント上澄培地プール液の一部(タンパク質1
95mg含有13mQ)をカラムに供した。すべての溶
液がカラムに入った後5未吸着タンパク質をカラム用緩
衝液50mΩで洗出させ、吸着画分を溶出用緩衝液50
mQで脱着させた。
カラムからの溶出液を1mM画分毎に集め。
これを免疫プロッティングによりEBMAについてモニ
ターした。EBMAは選択された溶出画分中に存在して
おり、これらの両分のプール液を作った。それは8mM
中にタンパク質2.52mgを含有していた。
ヒラマメレクチンアフィニティークロマトグラフィーで
の分別により得られたEBMAをMONO−Qカラム(
ファルマシア)のQAB−アニオン交換クロマトグラフ
ィーにより 高速タンパク質液体クロマトグラフィー(
F P L C)系で操作して更に精製した。MONo
−Qカラム(5mmX5cm)を出発用緩衝液(0,1
%トリトンX−100,pI−(8の20mMトリス)
で平衡化させた。ヒラマメレクチンアフィニティークロ
マトグラフィーで得られたEBMA含有プール液サンプ
ル(5,0mM、)を、出発用緩衝液で平衡化されたセ
ファデックスG−25(PD−10;ファルマシア)の
既充填カラムにおいて緩衝液を交換することにより、M
ONO−Qアニオン交換クロマトグラフィー用にmfB
t、f:、M用サンプルの未吸着タンパク質を出発用緩
衝液で溶出させ、しかる後吸着タンパク質を出発用緩衝
液中O〜0.5MNaCQの直線勾配で溶出させた(勾
配の全容量は20mflであった)。免疫プロッティン
グ及び銀染色アッセイでは、EBMAは0.25〜0.
30MNaCQで溶出する両分中に存在することを示し
た。精IQEBMAのプール液を集め、EPLCを用い
てスペロース6 (30mQ層容fit)分析カラムの
ゲル濾過クロマトグラフィーにより更に分別した。カラ
ムに1.OmQ/minで緩衝液150mAを通すこと
により、カラムをO,15M NaCQ、0.1%トリ
トンX、  100.pH8の20ff1MトリスHC
Qで平衡化させた。MONO−Qクロマトグラフィーで
得られたEBMA含有プール液0.5mQアリコートを
ゲルミ濾過により分別し、溶出液1.OwQ画分を集め
た。各両分を5DS−PAGE後に銀染色及びタンパク
質ドツトブロッティングでモニターし、プール液をEB
MAに関し陽性の両分から作った。
この操作で895−8細胞1グラムにつき(湿潤重量)
EBMAILμgを得たが、5DS−PAGEによる評
価では純度90%以上であった(物質及び方法、前掲参
照)。
以上の明細書は説明目的で記載されている実施例と共に
本発明の原理について教示しているが、本発明の実施に
は特許請求の範囲内に属する限り本明細書に記載された
操作及びプロトコールのすべての通常のバリエーション
、適合、修正、削除又は付加を包含している。
【図面の簡単な説明】
第1A図: プラスミドpMA102の地図。 EBV DNA断片は gp350 オープン読取り枠(オープンボッ クスで示されている)の10bp 上流で始まりgp350mRNA ポリアデニル化部位の2Kb P下 流で終わるが、これをPUC19 のポリリンカーに挿入して、pM A102を得た。 第1B図ニブラスミドpMAΔ−gptの地図。pMA
Δ−gptは、pMA 102(7)EBVgp350DNA 断片を含むpSV2gptである。 3つすべての枠内にBcffiI部位 及び停止コドンを含むオリゴヌク レオチドは、疎水性経膜ドメイン のコード領域の開始部に位置する 5car部位に挿入されている。 Vero細胞用VZVgpIプロ モー9−/EBVgp350遺伝 子構造体のアセンブリー 第2図: A、各ウィルスゲノム中におけるvZ VgpIプ0−T−一ター及びEBV gp350遺伝子の位置が拡大し て示されている。 B、VZV P、L(gpI)−gp350の地図、融
合gp350構造体に おける配置が示されている。コド ン35までのvSvgpIタンパ ク質VZVgpIプ0モー9−(P) 及びリーダー配列(L)は、コド ン21においてgp350配列に 枠内で結合している。 C,VZV P(gpI)−gp350の地図、非融合
gp350構造体に おける配置が示されている。vS vgprプロモーター配列は、オ リシナ)Lt VZVgpI  ATG(712bp以
内までECoRV部位か ら伸長している。追加塩基がgpI プロモーター及びgp350の配 列を連結させるために挿入されて いる。 マウスL t k−a p r を−細胞用サイトメガ
ロウィルス/ g p 350構造体の地図。 A、pCMVIE−EBMAは、pC MVI E−AKI−DHFR中の サイトメガロウィルス即時型初期 転写プロモーターの下流において B g Q 11部位に挿入せしめられたpMA102
(7)EBVgl)350DNA断片である。この発現
ベク ターは2種の選択可能なマーカー 遺伝子、即ちネオマイシン(G418)耐性遺伝子及び
ジヒドロ葉酸レダ クターゼ(D HF R)遺伝子を含 んでいる。 B、pcMVIE−MAΔは、ρMA Δ−gptから得られかつPC:MV IE−AKI−DHFR中に挿入 第3図: 第4図: 第5図: されたEBVgp350DNA配 列を含んでいる。 pcMVIE−AKl−DHFR は哺乳動物発現ベクターであって。 その中にはEBVgp350DNA 配列がpcMVI E−EBMA又 はpcMVIE−MAΔを得るた めに挿入されている。 r E B M Aの精製経路図 FIG−5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、組換え哺乳動物発現系から組換えEBV膜抗原を精
    製するための方法であって、 (a)組換えEBV膜抗原発現VERO細胞を破壊し; (b)破壊物を1又は2段階のレクチンアフィニティー
    クロマトグラフィーに付して、EBV膜抗原含有溶出画
    分を得; (c)上記溶出画分をゲル濾過クロマトグラフィーに付
    して、精製された組換えEBV膜抗原を得る; 工程からなることを特徴とする方法。 2、組換えEBV膜抗原発現Vero細胞がCL8.1
    細胞である、請求項1記載の方法。 3、工程(b)が破壊物をヒラマメレクチンカラムによ
    る1段階のレクチンアフィニティークロマトグラフィー
    に付すことからなる、請求項1記載の方法。 4、組換えVero細胞からEBVの組換えgp350
    を精製するための方法であって、(a)組換えgp35
    0又はgp220を発現するCL8.1細胞を破壊し; (b)破壊物を清澄化し; (c)清澄化された上澄を1段階のヒラマメレクチンク
    ロマトグラフィーに付し、溶出gp350又はgp22
    0プール液を集め; (d)上記溶出gp350又はgp220を1段階のア
    ニオン交換カラムクロマトグラフィーに付し; (e)gp350又はgp220含有画分をゲル濾過に
    付して、精製された組換えgp350又はgp220を
    得る; 工程からなることを特徴とする方法。 5、組換え酵母発現系から分泌される組換えEBV膜抗
    原を精製するための方法であって、 (a)rEBMA分泌酵母細胞と接触せしめられた培地
    を集め透析して、rEBMA含有貯留液を得; (b)上記貯留液を1又は2段階のレクチンアフィニテ
    ィークロマトグラフィーに付して、rEBMA含有溶出
    画分を得; (c)上記溶出画分をアニオン交換クロマトグラフィー
    に付して、精製された酵母由来rEBMAを得る; 工程からなることを特徴とする方法。 5、組換え酵母発現系から非分泌性組換えEBV膜抗原
    を精製するための方法であって、(a)rEBMA発現
    酵母細胞を集め; (b)上記細胞を破壊し; (c)残屑を除去して、清澄化された上澄を得; (d)清澄化された上澄を透析して、貯留液を得; (e)貯留液を1以上の段階のレクチンアフィニティー
    クロマトグラフィーに付して,rEBMA含有溶出画分
    を得; (f)上記溶出画分をアニオン交換クロマトグラフィー
    に付して、精製された酵母由来rEBMAを得る; 工程からなることを特徴とする方法。 7、rEBMA分泌酵母細胞がJRY188[pYEB
    V−1]である請求項5記載の方法。 8、工程(b)が貯留液を1段階のレクチンアフィニテ
    ィークロマトグラフィーに付すことからなる、請求項5
    記載の方法。 9、工程(c)のアニオン交換クロマトグラフィー用装
    置がMONO−Qアニオン交換カラムである、請求項5
    記載の方法。 10、組換え酵母発現系から分泌される組換えEBVg
    p350又はgp220を精製するための方法であって
    、 (a)JRY188[pYEBV−1]と接触せしめら
    れた培地を集め透析して、組換えEBVgp350又は
    組換えEBVgp220含有画分を得; (b)工程(a)の産物をレクチンアフィニティークロ
    マトグラフィーに付して、結合画分を溶出させ; (c)結合画分をアニオン交換カラムに通して、精製さ
    れた酵母由来組換えEBVgp350又はgp220を
    得る; 工程からなることを特徴とする方法。 11、組換え哺乳動物発現系から組換えEBV膜抗原を
    精製するための方法であって、 (a)組換えEBV膜抗原発現マウスL細胞を破壊し; (b)破壊物を1又は2段階のレクチンアフィニティー
    クロマトグラフィーに付して、EBV膜抗原含有溶出画
    分を得; (c)上記溶出画分をアニオン交換クロマトグラフィー
    に付して、組換えEBV膜抗原含有溶出画分を得; (d)上記溶出画分をゲル濾過クロマトグラフィーに付
    して、精製された組換えEBV膜抗原を得る; 工程からなることを特徴とする方法。 12、組換えEBV膜抗原発現マウスL細胞がpCMV
    IE−EBMAでトランスフェクトされかつrEBMA
    を発現するマウスL細胞である、請求項11記載の方法
    。 13、工程(b)が、細胞破壊物を清澄化し、しかる後
    ヒラマメレクチンカラムに通すことにより望ましくない
    汚染物質を吸着除去し、未吸着タンパク質画分をcon
    Aゲルクロマトグラフィーに付して、conAに吸着さ
    れかつrEBMAを含有する溶出タンパク質画分を集め
    ることからなる、請求項11記載の方法。
JP63258409A 1987-10-16 1988-10-15 Vero細胞、酵母細胞又はl細胞からの組換えエプスタイン−バールウイルス抗原の精製 Pending JPH02475A (ja)

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