JPH0247318A - オープンエンド式紡績方法及び該方法を実施する装置 - Google Patents
オープンエンド式紡績方法及び該方法を実施する装置Info
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- JPH0247318A JPH0247318A JP1160567A JP16056789A JPH0247318A JP H0247318 A JPH0247318 A JP H0247318A JP 1160567 A JP1160567 A JP 1160567A JP 16056789 A JP16056789 A JP 16056789A JP H0247318 A JPH0247318 A JP H0247318A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H4/00—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
- D01H4/04—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H4/00—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
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- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、繊維製品製造の分野、特に紡績の分野に係り
、不連続繊維を1材とする直線状繊維構造のオープンエ
ンド式紡績方法に係る。
、不連続繊維を1材とする直線状繊維構造のオープンエ
ンド式紡績方法に係る。
本発明はまた、該方法を実施する装置に係る。
繊維製品の製造に使用される繊維及びフィラメントは、
衣料としての用途に必要な通気性、しなやかさ、薄さ及
び丈夫さ、等の特性を備えていなければならない。
衣料としての用途に必要な通気性、しなやかさ、薄さ及
び丈夫さ、等の特性を備えていなければならない。
現在、繊維の紡績は主として2つの処理工程、即ち、ス
ライバまたは粗糸から繊維束(bandelette)
を形成する工程と該MIi維束に抱合性を付与して糸を
形成する工程とを含む。
ライバまたは粗糸から繊維束(bandelette)
を形成する工程と該MIi維束に抱合性を付与して糸を
形成する工程とを含む。
スライバは、シリンダ型牽伸装置または一般にカーデイ
ング装置と呼ばれる開繊装置によって線条される。
ング装置と呼ばれる開繊装置によって線条される。
繊維束の抱合性は、繊維束の一端に撚りをかける加熱、
繊維束の繊維を結合させるべく嵯り房(guipure
)を形成する緩り(guipage)、または繊維を互
いに接着させるべく接着剤を使用する接着によって得ら
れる。
繊維束の繊維を結合させるべく嵯り房(guipure
)を形成する緩り(guipage)、または繊維を互
いに接着させるべく接着剤を使用する接着によって得ら
れる。
オーブンエンド式紡績による紡績糸の製造は一般に、所
謂「リング精紡機」を用いる従来方法よりもはるかに効
率のよいロータ法で行なわれる。
謂「リング精紡機」を用いる従来方法よりもはるかに効
率のよいロータ法で行なわれる。
しかしながらロータ法には重大な欠点がある。
即ち、糸形成の原理自体に固有の不整繊維層(faHo
tage)が形成される。実際、ロータ式精紡法によっ
て製造された糸の構造は従来の糸の構造とは全く異なっ
ている。特に、形成中の糸の周囲に不都合な繊維が巻き
付くと、主繊維束の周囲に繊維被覆、即ち不整繊維層が
形成される。この繊維は一般に主繊維束の進路に追従せ
ず、中心の糸に対して不整に結合する。
tage)が形成される。実際、ロータ式精紡法によっ
て製造された糸の構造は従来の糸の構造とは全く異なっ
ている。特に、形成中の糸の周囲に不都合な繊維が巻き
付くと、主繊維束の周囲に繊維被覆、即ち不整繊維層が
形成される。この繊維は一般に主繊維束の進路に追従せ
ず、中心の糸に対して不整に結合する。
不整に結合した繊維は糸の撚りと逆の撚りを有し、糸に
対する入射角次第で多少とも大きいピッチの螺旋状被覆
層を形成する。不整繊維層の量は紡績条件、特に繊維の
長さ対ロータの直径の比の値と関係している。
対する入射角次第で多少とも大きいピッチの螺旋状被覆
層を形成する。不整繊維層の量は紡績条件、特に繊維の
長さ対ロータの直径の比の値と関係している。
更に、不整繊維層は糸の均−性及び多毛性にも影響を与
え、糸の構造を乱すことになる。また糸の弾力性も全く
改良されない。最後に、起毛織物に対しても極めて不都
合である。何故なら不整繊維が多くなるほど糸の組織が
密になり織物の起毛が難しくなるからである。
え、糸の構造を乱すことになる。また糸の弾力性も全く
改良されない。最後に、起毛織物に対しても極めて不都
合である。何故なら不整繊維が多くなるほど糸の組織が
密になり織物の起毛が難しくなるからである。
本発明の目的は上記のごとき公知の紡績方法の欠点を是
正することである。
正することである。
このために本発明は、不連続繊維を基材とする直線状繊
維構造のオープンエンド式紡績方法を提供する。本発明
方法の特徴は、高速回転する円錐状ロータと固定雌コー
ンとの間にキャビティまたはチャンバが形成されており
、前記円錐状ロータの頂部から該ロータの軸に侵入し前
記キャビティまたはチャンバの入口から前記円錐状ロー
タの頂部まで漸増する速度の空気流に吸引させることに
よって線条装置からでた分離繊維を前記キャビティまた
はチャンバに導入する手順を主として含み、前記分離繊
維が、一方でロータと固定雌コーンとの間のキャビティ
またはチャンバ内で牽伸され、他方で固定雌コーンの内
面にランダムに堆積し、糸の一端が円錐状ロータの頂部
前方に延びる糸形成ゾーンに導入されるだけで紡績が開
始され、吸引作用下に円錐状ロータの頂部周囲に密着し
た繊維の回転作・用によって糸及び鎖糸に結合した繊維
の加熱が行なわれることである。
維構造のオープンエンド式紡績方法を提供する。本発明
方法の特徴は、高速回転する円錐状ロータと固定雌コー
ンとの間にキャビティまたはチャンバが形成されており
、前記円錐状ロータの頂部から該ロータの軸に侵入し前
記キャビティまたはチャンバの入口から前記円錐状ロー
タの頂部まで漸増する速度の空気流に吸引させることに
よって線条装置からでた分離繊維を前記キャビティまた
はチャンバに導入する手順を主として含み、前記分離繊
維が、一方でロータと固定雌コーンとの間のキャビティ
またはチャンバ内で牽伸され、他方で固定雌コーンの内
面にランダムに堆積し、糸の一端が円錐状ロータの頂部
前方に延びる糸形成ゾーンに導入されるだけで紡績が開
始され、吸引作用下に円錐状ロータの頂部周囲に密着し
た繊維の回転作・用によって糸及び鎖糸に結合した繊維
の加熱が行なわれることである。
本発明はまた、上記方法を実施する装置を提供する。本
発明装置は、主として線条装置と、固定雌コーンと円錐
状ロータとの間に形成され加熱ノズルを形成し吸引チャ
ネルを備えた精紡チャンバと、出口ノズルと巻取装置と
から構成される装置を提供する。
発明装置は、主として線条装置と、固定雌コーンと円錐
状ロータとの間に形成され加熱ノズルを形成し吸引チャ
ネルを備えた精紡チャンバと、出口ノズルと巻取装置と
から構成される装置を提供する。
添付図面に示す非限定具体例に基づく以下の記載から本
発明がより十分に理解されよう。
発明がより十分に理解されよう。
不連続繊維を基材とする直線状繊維構造を得るための本
発明によるオーブンエンド式紡績方法を第1図及び第2
図に基づいて詳細に説明する。本・発明方法は主として
、高速回転する円錐状ロータ2と固定雌コーン3との間
のキャビティ1に線条装置5からでた分離繊維4を円錐
状ロータ2の頂部からロータの軸の処に侵入する空気流
に吸引させることによって導入する。空気流の速度はキ
ャビティ1の入口から円錐状ロータ2の頂部まで漸増し
、分離繊維は、一方でロータ2と固定雌コーン3との間
のキャビティ1において牽伸され、他方で固定雌コーン
3の内面にランダムに堆積する。
発明によるオーブンエンド式紡績方法を第1図及び第2
図に基づいて詳細に説明する。本・発明方法は主として
、高速回転する円錐状ロータ2と固定雌コーン3との間
のキャビティ1に線条装置5からでた分離繊維4を円錐
状ロータ2の頂部からロータの軸の処に侵入する空気流
に吸引させることによって導入する。空気流の速度はキ
ャビティ1の入口から円錐状ロータ2の頂部まで漸増し
、分離繊維は、一方でロータ2と固定雌コーン3との間
のキャビティ1において牽伸され、他方で固定雌コーン
3の内面にランダムに堆積する。
この堆積は、固定雌コーン3の壁と接触する繊維層の速
度が零であると想定されるために生じる。
度が零であると想定されるために生じる。
糸の一端が円錐状ロータ2の前方に延びる糸形成ゾーン
6に導入されるだけで紡績が開始され、また、円錐状ロ
ータの頂部からロータ2の軸に入る空気流の吸引によっ
て円錐状ロータ2の頂部の全周囲に繊維が密着し、この
密着繊維の回転作用によって糸及び鎖糸に付着した繊維
に撚りが与えられる。ゾーン6における繊維の数は所望
の糸を形成するために必要な数でなければならない。
6に導入されるだけで紡績が開始され、また、円錐状ロ
ータの頂部からロータ2の軸に入る空気流の吸引によっ
て円錐状ロータ2の頂部の全周囲に繊維が密着し、この
密着繊維の回転作用によって糸及び鎖糸に付着した繊維
に撚りが与えられる。ゾーン6における繊維の数は所望
の糸を形成するために必要な数でなければならない。
芯入り糸を製造するための本発明の変形具体例によれば
、円、錐状ロータ2を通り糸形成ゾーン6の処で繊維束
に芯糸を導入する。この場合、芯糸は円錐状ロータ2の
内部で仮撚りされるが、糸形成ゾーン通過後に無撚にな
る。
、円、錐状ロータ2を通り糸形成ゾーン6の処で繊維束
に芯糸を導入する。この場合、芯糸は円錐状ロータ2の
内部で仮撚りされるが、糸形成ゾーン通過後に無撚にな
る。
第1図に示す本発明の方法を実施する装置は、主として
、高速回転する円錐状ロータ2と固定雌コア3との間に
形成される精紡チャンバまたはキャビティ1と、加熱ノ
ズルを形成し吸引チャネル7を備えた円錐状ロータ2と
線条装置5と出口ノズル8とを含む。
、高速回転する円錐状ロータ2と固定雌コア3との間に
形成される精紡チャンバまたはキャビティ1と、加熱ノ
ズルを形成し吸引チャネル7を備えた円錐状ロータ2と
線条装置5と出口ノズル8とを含む。
線条装置5は、ハウジング10の円筒状チャンバに収納
されたカーディングシリンダ9を含み、該カーディング
シリンダは、入口コンデンサ11と圧力テーブル11′
とを通過し供給ローラ12を介してハウジング10に侵
入する繊維スライバ4を受容する。カーディングシリン
ダ9は、移送チャネル13及び実質的に移送チャネル1
3の方向でハウジング10の円筒状チャンバに開口する
空気流入用正接チャネル14とを介してチャンバまたは
キャビティ1に繊維を排出する。
されたカーディングシリンダ9を含み、該カーディング
シリンダは、入口コンデンサ11と圧力テーブル11′
とを通過し供給ローラ12を介してハウジング10に侵
入する繊維スライバ4を受容する。カーディングシリン
ダ9は、移送チャネル13及び実質的に移送チャネル1
3の方向でハウジング10の円筒状チャンバに開口する
空気流入用正接チャネル14とを介してチャンバまたは
キャビティ1に繊維を排出する。
円錐状ロータ2は切頭頂部を有しており、その先端は固
定錠コーンの対応する末端よりも引込んでおり、該頂部
と出口ノズル8との間に糸15の形成ゾーン6が形成さ
れている。
定錠コーンの対応する末端よりも引込んでおり、該頂部
と出口ノズル8との間に糸15の形成ゾーン6が形成さ
れている。
最後に本発明装置は、公知の巻取機構16(第2図)、
糸停止装置、吸引システム(図示せず)等を含む。
糸停止装置、吸引システム(図示せず)等を含む。
第3図から第7図は精紡キャビティまたはチャンバ1の
可能な形状のいくつかの具体例を示す。
可能な形状のいくつかの具体例を示す。
例えば本発明の精紡キャビティまたはチャンバ1は、放
物線状長手方向断面を有していてもよく(第3図)、吸
引チャンバ17によって包囲され均等な開孔が設けられ
た壁を備えた円錐状長手方向断面(第4図)を有してい
てもよく、球形チャンバでもよく(第5図)、圧縮空気
入口に接続された環状溝19と連通ずる径方向開孔18
または接線方向開孔を糸形成ゾーン6に対応する末端に
備えた円錐状長手方向断面を有していてもよく(第6・
図)、または円錐状ロータ2の頂部の処まで延びる放物
線状長手方向断面を有しその延長上に糸形成用空隙を有
していてもよい(第7図)。
物線状長手方向断面を有していてもよく(第3図)、吸
引チャンバ17によって包囲され均等な開孔が設けられ
た壁を備えた円錐状長手方向断面(第4図)を有してい
てもよく、球形チャンバでもよく(第5図)、圧縮空気
入口に接続された環状溝19と連通ずる径方向開孔18
または接線方向開孔を糸形成ゾーン6に対応する末端に
備えた円錐状長手方向断面を有していてもよく(第6・
図)、または円錐状ロータ2の頂部の処まで延びる放物
線状長手方向断面を有しその延長上に糸形成用空隙を有
していてもよい(第7図)。
第9図から第11図は、円錐状ロータ2の末端の可能な
形状のいくつかの具体例を示す。第9図に示す本発明の
具体例によれば、ロータ2の頂部は長い溝20を備えた
円錐状ノズルの形状である。
形状のいくつかの具体例を示す。第9図に示す本発明の
具体例によれば、ロータ2の頂部は長い溝20を備えた
円錐状ノズルの形状である。
また、第10図に示す本発明の変形具体例によれば、ロ
ータ2の頂部は、各々が径方向開孔22を備えた短い溝
21を有する円錐状ノズルの形状である。
ータ2の頂部は、各々が径方向開孔22を備えた短い溝
21を有する円錐状ノズルの形状である。
第11図は円錐状ロータ2の末端の別の変形具体例を示
す。この具体例ではロータの頂部が、糸形成ゾーン6に
おける繊維の軌道に対応する軌道に沿って伸びる案内ス
トリップ23を備えた円錐状ノズルの形状である。
す。この具体例ではロータの頂部が、糸形成ゾーン6に
おける繊維の軌道に対応する軌道に沿って伸びる案内ス
トリップ23を備えた円錐状ノズルの形状である。
第12図及び第13図は本発明装置の変形具体例を示す
、これらの具体例においては円錐状ロータ2が複数部材
、即ち、吸引チャネル7及び堆積加熱ノズル26を有す
るショルダ付きシリンダの形状の本来のロータ25と、
ロータ25のノズル26の固定部を該ノズルが固定され
る処まで包囲する固定被覆コーン27とから成り、ロー
タ25の直径の大きい部分が固定コーン27の支持面を
形成し、ノズル26は好ましくは着脱自在及び交換自在
である。第8図は第12図及び第13図の具体例で使用
された堆積加熱ノズルの一部断面側面図である。
、これらの具体例においては円錐状ロータ2が複数部材
、即ち、吸引チャネル7及び堆積加熱ノズル26を有す
るショルダ付きシリンダの形状の本来のロータ25と、
ロータ25のノズル26の固定部を該ノズルが固定され
る処まで包囲する固定被覆コーン27とから成り、ロー
タ25の直径の大きい部分が固定コーン27の支持面を
形成し、ノズル26は好ましくは着脱自在及び交換自在
である。第8図は第12図及び第13図の具体例で使用
された堆積加熱ノズルの一部断面側面図である。
第12図の具体例においては、繊維が糸15の出口ノズ
ル8に入る前にロータ25の延長上のノズル26が繊維
の堆積及び加熱を行なう、精紡チャンバまたはキャビテ
ィ1の断面狭搾によってノズル26の処に繊維が堆積し
、ノズル26の末端と出口ノズル8の入口との間の残留
スペース内で繊維が加熱される。
ル8に入る前にロータ25の延長上のノズル26が繊維
の堆積及び加熱を行なう、精紡チャンバまたはキャビテ
ィ1の断面狭搾によってノズル26の処に繊維が堆積し
、ノズル26の末端と出口ノズル8の入口との間の残留
スペース内で繊維が加熱される。
第13図の具体例においては、精紡チャンバまたはキャ
ビティ1の断面がノズル26の末端の処で狭搾されてい
る。チャンバまたはキャビティ1の出口と出口ノズル8
との間に機械的、空気圧、静電気またはそれらの併用に
よって作動される付加的加熱ノズル28が配置されてい
る。従って最終的な加熱はノズル26より後方で行なわ
れ、一部の加熱はキャビティまたはチャンバ1の外部で
行なわれる。
ビティ1の断面がノズル26の末端の処で狭搾されてい
る。チャンバまたはキャビティ1の出口と出口ノズル8
との間に機械的、空気圧、静電気またはそれらの併用に
よって作動される付加的加熱ノズル28が配置されてい
る。従って最終的な加熱はノズル26より後方で行なわ
れ、一部の加熱はキャビティまたはチャンバ1の外部で
行なわれる。
本発明の方法及び装置によって、紡績糸または芯入り糸
を製造することが可能である。芯はそれ自体が紡績糸か
ら成ってももよくまたはマルチ糸から成ってもよい。本
発明の方法はオーブンエンド式紡績の原理に基づくが、
円錐状雄ロータが不整繊維層を完全に除去し、繊維は従
来の紡績における公知の軌道に近い螺旋軌道に追従する
。
を製造することが可能である。芯はそれ自体が紡績糸か
ら成ってももよくまたはマルチ糸から成ってもよい。本
発明の方法はオーブンエンド式紡績の原理に基づくが、
円錐状雄ロータが不整繊維層を完全に除去し、繊維は従
来の紡績における公知の軌道に近い螺旋軌道に追従する
。
更に本発明装置においては回転部材の慣性が小さいので
、今日まで知られた生産速度を上回る生産速度を実現し
同時に駆動エネルギ消費量を節約し得る。
、今日まで知られた生産速度を上回る生産速度を実現し
同時に駆動エネルギ消費量を節約し得る。
勿論本発明は図示及び記載の具体例に限定されない、特
に種々の部材の構成の変更または技術的に等価の置換が
本発明の範囲内で可能である。
に種々の部材の構成の変更または技術的に等価の置換が
本発明の範囲内で可能である。
第1図は本発明装置の断面図、第2図は本発明方法を説
明する概略斜視図、第3図から第7図は精紡チャンバの
種々の具体例の断面図、第8図は円錐状ロータの頂部に
備えられた堆積加熱ノズルの一部断面側面図、第9図か
ら第11図は円錐状ロータの末端の可能な形状の種々の
具体例の斜視図、第12図及び第13図は第1図の装置
の精紡チャンバの変形具体例の断面図である。 1・・・・・・精紡キャビティまたはチャンバ、2・・
・・・・円錐状ロータ、3・・・・・・固定雌コーン、
4・・・・・・分離繊維、5・・・・・・線条装置、6
・・・・・・糸形成ゾーン、7・・・・・・吸引チャネ
ル、8・・・・・・出口ノズル、9・・・・・・カーデ
ィングシリンダ、10・・・・・・ハウジング、11・
・・・・・入口コンデンサ、11′・・・・・・圧力テ
ーブル、12・・・・・・送りローラ、13・・・・・
・移送チャネル、14・・・・・・正接チャネル、15
・・・・・・糸、16・・・・・・巻取装置、23・・
・・・・案内ストリップ、26・・・・・・堆積、加熱
ノズル、28・・・・・・付加的加熱ノズル。 −11: −ヨ13 手続補正層 1.事件の表示 平成1年特許願第160567号 2、発明の名称 オープンエンド式紡績方法及び該方法を実施する装置 ルシエルシュ・シアンテイフイツク
明する概略斜視図、第3図から第7図は精紡チャンバの
種々の具体例の断面図、第8図は円錐状ロータの頂部に
備えられた堆積加熱ノズルの一部断面側面図、第9図か
ら第11図は円錐状ロータの末端の可能な形状の種々の
具体例の斜視図、第12図及び第13図は第1図の装置
の精紡チャンバの変形具体例の断面図である。 1・・・・・・精紡キャビティまたはチャンバ、2・・
・・・・円錐状ロータ、3・・・・・・固定雌コーン、
4・・・・・・分離繊維、5・・・・・・線条装置、6
・・・・・・糸形成ゾーン、7・・・・・・吸引チャネ
ル、8・・・・・・出口ノズル、9・・・・・・カーデ
ィングシリンダ、10・・・・・・ハウジング、11・
・・・・・入口コンデンサ、11′・・・・・・圧力テ
ーブル、12・・・・・・送りローラ、13・・・・・
・移送チャネル、14・・・・・・正接チャネル、15
・・・・・・糸、16・・・・・・巻取装置、23・・
・・・・案内ストリップ、26・・・・・・堆積、加熱
ノズル、28・・・・・・付加的加熱ノズル。 −11: −ヨ13 手続補正層 1.事件の表示 平成1年特許願第160567号 2、発明の名称 オープンエンド式紡績方法及び該方法を実施する装置 ルシエルシュ・シアンテイフイツク
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)高速回転する円錐状ロータと固定雌コーンとの間
にキャビティまたはチャンバが形成されており、前記円
錐状ロータの頂部から該ロータの軸に侵入し前記キャビ
ティまたはチャンバの入口から前記円錐状ロータの頂部
まで漸増する速度の空気流に吸引させることによつて線
条装置からでた分離繊維を前記キャビティまたはチャン
バに導入する手順を主として含み、前記分離繊維が、一
方でロータと固定雌コーンとの間のキャビティまたはチ
ャンバ内で牽伸され、他方で固定雌コーンの内面にラン
ダムに堆積し、糸の一端が円錐状ロータの頂部前方に延
びる糸形成ゾーンに導入されるだけで紡績が開始され、
吸引作用下に円錐状ロータの頂部周囲に密着した繊維の
回転作用によって糸及び該糸に結合した繊維の加熱が行
なわれることを特徴とする不連続繊維を基材とする直線
状繊維構造のオープンエンド式紡績方法。 (2)芯入り糸を製造するために円錐状ロータを介して
糸形成ゾーンの処で繊維束に芯糸を導入する手順を含み
、前記芯糸は、円錐状ロータの内部で仮撚りされ、糸形
成ゾーン進入直後に無撚になることを特徴とする請求項
1に記載の方法。 (3)互いの間に精紡チャンバまたはキャビティを形成
する固定雌コーンと円錐状ロータとを含み、前記円錐状
ロータが加熱ノズルを形成しまた吸引チャネルを備えて
おり、更に、線条装置と出口ノズルとを具備することを
特徴とする請求項1または2に記載の方法を実施する装
置。 (4)線条装置が、ハウジングの円筒状チャンバに収納
されたカーディングシリンダを含み、前記カーディング
シリンダは、入口コンデンサ及び圧力テーブルを通り供
給ローラを介してハウジングに入る繊維スライバを受容
し、該カーディングシリンダは、移送チャネルと実質的
に移送チャネルの方向でハウジングの円筒状チャンバに
開口する空気導入用正接チャネルとを介して繊維をチャ
ンバまたはキャビティに排出することを特徴とする請求
項3に記載の装置。 (5)円錐状ロータが切頭頂部を有しており、前記頂部
と出口ノズルとの間に糸形成ゾーンを形成するように前
記頂部が固定雌コーンの対応する末端に対して後退して
いることを特徴とする請求項3または4に記載の装置。 (6)精紡キャビティまたはチャンバが、放物線状長手
方向断面を有していてもよく、吸引チャンバによって包
囲され均等な開孔が設けられた壁を備えた円錐状長手方
向断面を有していてもよく、球形であってもよく、圧縮
空気入口に接続された環状溝に連通する径方向開孔もし
くは接線方向開孔を糸形成ゾーンに対応する末端に有す
る円錐状長手方向断面を有していてもよく、または円錐
状ロータの頂部まで延びた放物線状長手方向断面を有し
その延長上に糸形成用空隙を備えていてもよいことを特
徴とする請求項3に記載の装置。(7)ロータの頂部が
、長い溝を備えた円錐状ノズルの形状であることを特徴
とする請求項3から5のいずれか一項に記載の装置。 (8)ロータの頂部が、径方向開孔を各々が備えた短い
溝を有する円錐状ノズルの形状であることを特徴とする
請求項3から5のいずれか一項に記載の装置。 (9)ロータの頂部が、糸形成ゾーンの繊維の軌道に対
応する軌道に沿つて伸びる案内ストリップを備えた円錐
状ノズルの形状であることを特徴とする請求項3から5
のいずれか一項に記載の装置。 (10)円錐状ロータが複数の構成部材、即ち吸引チャ
ネルと堆積加熱ノズルとを有するショルダ付きシリンダ
の形状の本来のロータと、ロータのノズルの固定部を前
記ノズルが固定される処まで包囲する固定被覆コーンと
から成り、ロータの直径の大きい部分が前記コーンの支
持面を形成し、ノズルが好ましくは着脱自在及び交換自
在であることを特徴とする請求項3に記載の装置。 (11)精紡チャンバまたはキャビティがノズルの末端
の処に断面狭搾部分を含み、更に、機械的、空気圧、静
電気またはこれらの併用によって作動される付加的加熱
ノズルが前記チャンバまたはキャビティの出口と出口ノ
ズルとの間に配置されていることを特徴とする請求項3
から10のいずれか一項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8808709A FR2633315B1 (fr) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | Procede de filature a fibres liberees d'une structure textile lineaire a base de fibres discontinues et dispositif pour la mise en oeuvre de ce procede |
FR8808709 | 1988-06-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0247318A true JPH0247318A (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=9367833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1160567A Pending JPH0247318A (ja) | 1988-06-24 | 1989-06-22 | オープンエンド式紡績方法及び該方法を実施する装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0247318A (ja) |
DE (1) | DE3920813A1 (ja) |
FR (1) | FR2633315B1 (ja) |
IT (1) | IT1232645B (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3440811A (en) * | 1966-10-12 | 1969-04-29 | Intern Trade & Ind Japan | Spinning method and apparatus |
DE2847110C2 (de) * | 1977-11-09 | 1982-04-08 | Heberlein Hispano S.A., 1214 Genève | Vorrichtung zum Verspinnen von Stapelfasern |
DE3025470C2 (de) * | 1979-07-25 | 1984-07-26 | Výzkumný ústav bavlnářský, Ustí nad Orlicí | Offenend-Spinnvorrichtung |
CS232869B1 (en) * | 1982-12-21 | 1985-02-14 | Stanislav Didek | Method of yarn spinning from staple fibres in air swirl and equipment for application of this method |
-
1988
- 1988-06-24 FR FR8808709A patent/FR2633315B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1989
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- 1989-06-22 JP JP1160567A patent/JPH0247318A/ja active Pending
- 1989-06-24 DE DE3920813A patent/DE3920813A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1232645B (it) | 1992-02-28 |
FR2633315A1 (fr) | 1989-12-29 |
FR2633315B1 (fr) | 1990-10-05 |
DE3920813A1 (de) | 1989-12-28 |
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