JPH0246945B2 - - Google Patents

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JPH0246945B2
JPH0246945B2 JP58071580A JP7158083A JPH0246945B2 JP H0246945 B2 JPH0246945 B2 JP H0246945B2 JP 58071580 A JP58071580 A JP 58071580A JP 7158083 A JP7158083 A JP 7158083A JP H0246945 B2 JPH0246945 B2 JP H0246945B2
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toner image
toner
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JP58071580A
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JPS58194043A (ja
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Uinkeruman Deetorefu
Paatoberuku Peetaa
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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Publication date
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Publication of JPH0246945B2 publication Critical patent/JPH0246945B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/26Electrographic processes using a charge pattern for the production of printing plates for non-xerographic printing processes
    • G03G13/28Planographic printing plates
    • G03G13/283Planographic printing plates obtained by a process including the transfer of a tonered image, i.e. indirect process

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Liquid Developers In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真法又は電子記録法で電荷画
像を光導電層又は高絶縁層上に設け、この画像を
現像剤で層上に存在する誘電中間支持体の自由面
で現像し、トナー画像を平版印刷板に転写し、ト
ナー画像を定着させることによつて平版印刷板を
製造する方法に関する。
電子写真法によつて得られたトナー画像を、コ
ロナを用いて光導電体シリンダーから連続的中間
支持体ウエブに転写することは公知である(米国
特許第2990278号明細書)。トナー画像をウエブ上
で加熱すると、粘着し、次いで最終画像支持体に
転写することができる。中間支持体ウエブはポリ
テトラフルオルエチレン、他のプラスチツクシー
ト又はガラス状物質からなつていてもよい。最終
画像支持体は、好ましくは印刷で使用される系の
粗面化アルミニウム又は亜鉛プレートである。
米国特許第3554836号明細書には、現像剤粉末
少くとも1種の単一層を、画像に応じてトナー画
像として数個のロールを通り、中間支持体を形成
し、シリコンエラストマー表面を有する連続テー
プに転写する装置が記載されている。このウエブ
は放射に対して透明である。赤外線ランプがその
下側に存在する。粉末は、ウエブに吸収される放
射で直接に加熱される。中間支持体ウエブをその
全体で加熱することもできるので、粉末は接触熱
によつて軟化する。他のロールによつて、シート
状画像支持体をウエブ上の現像剤粉末と接触させ
ると、粉末は画像支持体に転写される。使用した
画像支持体は、例えばアルミニウムである。
これらの2つの方法は、共通してトナー画像を
2回、即ち光導電体表面から中間支持体に及びこ
れから最終画像支持体に転写することである。こ
れらの転写の間に、画像の解体が生じる。
更に、静電記録画像形成法(ドイツ特許第
2200084号明細書、これは米国特許第4027964号明
細書に相応)は公知である。この方法では光導電
性記録材料に、電荷画像を現像する前に薄い誘電
ウエブを被覆し、これに現像剤液体を使用し、こ
れから、誘電テープを記録材料から分離する前
に、得られたトナー画像を最終画像支持体に転写
する。最後の工程はトナー画像の物理的又は静電
的歪みを避けるために必要である。この方法は塗
布機、例えば表面に凹凸があるロールを用いて使
用する極性現像剤液体を使用することができるの
に過ぎない。誘電中間支持体ウエブは厚さ3〜
75μmであり、好ましくはポリプロピレン又はポ
リ弗化ビニルのフイルムからなる。トナー画像
は、最終画像支持体に圧力及び/又は電圧バイア
スによつて転写する。前記画像支持体は主として
常用の紙である。現像は、極性現像剤液体での現
像の代りに、負の帯電トナー粒子での電気泳動現
像によつて行ない、平滑面を有しかつ液体のフイ
ルムと均一な接触の塗布機ロールを使用する。こ
の特許明細書には、このようにして作製した画像
のトーンの著しく低い濃度によつて、この方法は
実際的使用には不適当であることが記載されてい
る。
ドイツ公開特許第2418240号には電子写真複写
法が記載されており、この方法では静電画像を、
液体現像剤で最終ウエブ状画像支持体(薄フイル
ムの形)上で、表面が静電画像を有する光導電体
シリンダーに対して平らに存在する画像支持体の
裏面を、液体現像剤と接触させることによつて現
像する。この方法でも電荷画像の静電場は薄フイ
ルムに貫通し、その結果として液体現像剤に分散
したトナー粉子は光導電体シリンダーの方向に移
動し得る。粒子はフイルムの裏面に付着し、固着
するトナー画像を形成する。この方法は、1つの
電荷画像の数個の複写の作製でさえも非被覆の薄
い画像支持体の使用をもたらし、残留現像剤から
の光導電体表面の洗浄を避けることができるが、
画像支持体としての薄フイルムの処理は大いに問
題であることが判明し、著しい技術的欠点が生じ
る。
ドイツ公開特許第2125013号明細書には、静電
荷画像をトナーで現像し、トナー画像が最終支持
体に転写されている複写を、誘導電荷画像に絶縁
フイルムを被覆し、誘導電荷画像をトナーで現像
し、最終支持体をトナー画像を有するフイルムに
プレスし、トナー画像からフイルムと最終支持体
との結合物を除去し、最後にフイルムと最終支持
体とを分離することによつて製造する方法が記載
されている。この方法は、フイルムを電荷画像か
ら除去する前に、最終支持体をトナー画像を有す
るフイルム上に使用しなければならず、しからざ
れば最終支持体をフイルムに使用する前にトナー
画像が破かいされる欠点を有する。
更に、静電荷を使用する複写の製造法は、ドイ
ツ公開特許第2125050号明細書から公知である。
この方法では、現像は液体導電トナーによつて行
ない、静電荷画像に薄フイルムを被覆し、電荷画
像をフイルムに誘導によつて転写し、トナーで現
像する。トナー画像がまだ湿潤している間にフイ
ルムをトナー反撥性染料で染色し、液体を適当な
支持体にオフセツト印刷での公知方法を用いて転
写する。しかしこの種の方法はむしろ複雑である
ことが判明し、それ故一般に受入れられることは
できない。
それ故、本発明の目的は、電子写真法又は電子
記録法で単一のトナー画像転写工程で、鮮明な画
像を容易に処理した画像支持体、例えば平版アル
ミニウムに形成することによる平版印刷板の製造
法を得ることである。
この目的は、本発明によれば少くとも分散粒子
が熱可塑性でありかつ90〜130℃の範囲内で融解
する電気泳動活性液体現像剤を使用し、転写し、
残留分散剤を除去したトナー画像を、中間支持体
を電荷画像から分離した後に熱可塑性粒子の融解
範囲内の温度で定着させることによつて達成され
る。
意外なことに、公知方法とは異なり本発明方法
によつて、誘電フイルム上に設けたトナー画像を
電荷画像から除去し、これを最終支持体にトナー
画像の所望されない公知破かいを有しないで転写
することができることが判明した。
次に添付図面につき本発明を説明する。
第1図では、金属又は金属処理支持体2上の光
導電層1を、暗所でコロナ3で均一に帯電させ
る。第2図では、光導電層1に画像に応じて露光
を施こす。これは、好ましくは複写カメラの光学
的画像形成か又はミクロフイルム画像の再拡大に
よつて行なう。しかしながら光導体層を、層に直
線に通り、画像に応じてデジタルで点滅するレー
ザ光線で点と点によつて放射することもできる。
原則として、接触露光を行なうこともできる。す
べての場合に現像することのできる電荷画像が得
られる。第3図では、電荷画像を有する光導電層
に、誘電中間支持体として使用される薄フイルム
4を被覆する。
これは、泡又はしわを形成しないで行わなけれ
ばならない。単一フイルムを中間支持体として使
用する場合には、ロール又はエアブラツシユがこ
れを達成するのに有効である。中間キヤリア4が
1つのロールと他のロールで巻戻される場合には
張力下に電荷画像上にスムースに押付けるだけで
十分である。次いで液体現像剤5を中間キヤリア
4の自由面に使用する。これは、公知塗布機、例
えば湿潤ローラ又は図示されたようなスロツトダ
イス6で行なう。露光帯域中の光導電層上の残留
電圧を除去するためには、現像剤電極を使用する
のが好ましい。現像工程自体は数秒〜1分間を要
する。
過剰量の現像剤液体は流出させることができる
か吹払うか又は絞取る。トナー画像7が形成す
る。第4図では光導電層1から取外した画像を有
する中間支持体4が、トナー処理面を下方にして
平版印刷板8、例えば平版アルミニウム上に置か
れている。この工程は、同じようにして泡又はし
わを有しないで行わなければならない。次いでト
ナー画像を、熱を使用して軟化させるか又は融解
し、必要によりわずかに高められた圧下にアルミ
ニウムの表面に転写する。成分を正確に選んだ場
合には、この転写は実際に100%行なうことがで
きる。第4図は、放射加熱機9を直接に使用する
ことによる転写工程の加熱を示す。中間支持体が
透明なフイルムの場合には、熱は主としてトナー
に吸収され、着色する。しかし加熱は、加熱ロー
ル又は熱プレートを用いて接触熱の形で行なうこ
ともできる。すべての場合温度は、中間支持体と
して使用したフイルムが変形しないような方法で
選ばなければならない。温度範囲90〜130℃が、
適当なことが判明した。第5図では、中間キヤリ
ア4とトナー画像を有する平版印刷板とは相互に
分離している。ラミネートが温度40℃以下に下る
と、この工程を行なうのが好ましい。こうして得
られた画像を有する平版印刷板は、オフセツト印
刷に直接に使用することができる。トナーの系に
よつて、10000〜100000枚の印刷物をこの原板で
得ることができる。
二転写工程を使用する公知方法と比較すると、
本発明による方法は単一転写によつて平版印刷板
に鮮明な画像が得られる利点を有する。画像を光
導電性記録材料で直接に現像せずに、隣接フイル
ムで現像するドイツ特許公報第2200084号に比較
すると、本発明による方法は、公知方法で不適当
な電気泳動活性液体現像剤はトナー画像を中間キ
ヤリアに堅く接合するので、この中間キヤリアを
光導電層から画像を歪めないで除去することがで
きる利点を有する。この利点によつて、本発明に
より残渣を残留しないで行ない、光導電層と接触
する場合に公知方法によれば不可能である平版印
刷板上への熱促進転写が可能になる。それという
のも適当なすべての光導体が熱処理で損なわれる
からである。
本発明による方法は、種々の実施形式で行なう
ことができる。
中間支持体から除去した光導電性又は高絶縁性
層は、一般に再使用される。これは、少くとも数
回、通常数百回及び品質の要求により数千回さえ
も再使用することができる。
方法の1つの別法では、電荷画像は電子写真法
によらないで、電子記録法によつて電荷を誘電層
上に画像に応じてスプレーして設ける。
他の別法は、中間支持体は露光前にも帯電光導
電層に使用する。
その著しい絶縁性によつて、使用すべき中間支
持体はダストを誘引する傾向がある。それ故、中
間支持体を光導電層上に配置する前に、付加的に
ダスト除去工程を行なうのが好ましい。ダストは
金属ワイヤ製のブラシユで交流放電により、続い
てブラシングによるか又は弱アルフア放出体、例
えばポロニウムを使用し、続いて再びブラシング
によつて除去することができる。
現像の間電極に逆電圧を使用する代りに、中間
キヤリアの表面にコロナ放電によつて電荷画像と
同じ放電のわずかな量の電荷を課することもでき
る。これによつて若干細く薄いトナー画像が得ら
れるが、これは地の調色を有しない。非画像帯域
中のトナーの付着は、液体現像剤の分散剤での付
加的洗浄によつて減少させることもできる。
光導電層と中間支持体とを相互に分離する場
合、これらの間の間隙中のガスの放出を抑制する
ためには、光導電層及び/又は中間支持体は、相
互に配置する前に絶縁性液体、好ましくは液体現
像剤の液相のごとく薄い層を備えることができる
か又は分離をかゝる液体中で行なうことができ
る。
中間支持体が十分に硬く、転写がスムースに行
われる場合には、中間支持体は清浄後に再び使用
することができる。好ましくは液体現像剤自体か
又はその液相で清浄にする。過剰量の清浄液はワ
イパーブレードで拭取ることができる。
特に多孔性の表面を有するアルミニウムを平版
印刷板として使用する場合には、トナー画像を再
加熱するのが好ましく、トナーは表面の凹所に流
動する。これによつて大きい印刷版が得られる。
通常電子写真用の光導電体として使用する任意
の材料を、本発明方法の光導電体として使用する
ことができる。これらの光導電体はセレン又はそ
の合金又は硫化カドミウム又は酸化亜鉛の無機層
である。しかし有機光導電体層を使用するのが好
ましい。それというのもこれは可撓性であり、一
般にその層の電圧のわずかな暗所減少を示すから
である。時間を要する工程のために、1分間後に
もなお最初の電圧の50%以上を有する光導電体層
が好ましい。有機光導電体層のうち、電荷キヤリ
アを設ける層と電荷運搬層とからなる二重層系の
ものが特に好ましい。それというのもこれは高感
光度と同時にわずかな暗所減少を有すからであ
る。層上の電圧は200〜1000ボルト、好ましくは
300〜500ボルトでなければならない。公知のよう
に、金属のプレート又はシリンダー又は薄い金属
層を蒸着したプラスチツクフイルムを、光導電性
又は高絶縁性層の支持体として使用することがで
きる。
使用する誘電中間キヤリアは、容積抵抗1012
ーム・cmを有し、熱可塑性トナー粒子の融点以下
で使用すべきトナー画像の大きさの変化をもたら
す収縮を蒙らないならば、任意のプラスチツクフ
イルムであつてもよい。適当なフイルムは、例え
ばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン
又はポリ塩化ビニルからなる。好ましくはコンデ
ンサーの製造に使用した系の延伸ポリエチレンテ
レフタレート又はポリカーボネートを使用する。
特にわずかな不粘着性が必要な場合には、ポリテ
トラフルオルエチレンからなるフイルムを使用す
ることができる。表面のエネルギーを適応させる
ために適当に被覆されたフイルムを使用するのが
好ましい。誘電率は、本発明方法には重要ではな
い。特に良好な結果は、誘電率約3を有するフイ
ルムで得られる。
中間キヤリアが薄ければ、それだけ解像度が大
きい。オフセツト印刷では1mm当り約10対のライ
ンの解像度が必要なので、中間キヤリアの厚さは
これを満足させるように選ばなければならない。
経験によつて立証されるように、この要求は5〜
50μmの範囲内の厚さで満足させることができ
る。好ましくは10〜15μmの範囲内の厚さが、中
間キヤリアを処理することのできる容易性と印刷
の鮮明性との間の認容性妥協値である。例えばポ
スターの印刷のように小さい解像度が認容される
場合には、若干厚い中間支持体を使用することが
できる。
電気泳動活性液体現像剤は、容積抵抗率1013
ーム・cmを有しかつ電気泳動又は電着によつて付
着する分散粒子を含有する絶縁性液体からなる電
子写真分散液現像剤として公知である。産業で広
く使用される分散剤は、沸点150℃以上を有する
分枝状脂肪族炭化水素である。分散粒子は通常顔
料である。それというのも一般に着色画像が必要
だからである。しかしながらこれは、容易な処理
には有利であるが、本発明の目的には絶対的に必
要ではない。付着性顔料は、顔料と一緒に付着す
る溶解結合剤又はポリマーで固定することができ
る。分散結合剤成分は本発明方法に重要である。
これらは、分散しかつ帯電するだけではなく、付
着性分散剤を除去した場合融解範囲内か又は一定
の融点90〜130℃でペースト又は液体を形成する
性質を有するポリマーでなければならない。微細
な分散熱可塑性樹脂、例えばポリアミド、ポリエ
チレンか又はスチレンとアクリル酸塩又はメタク
リル酸塩とのコーポリマーが適当である。これら
は好ましくは乾燥ミリングし、絶縁性液体に分散
させ、更に例えばボールミルでミリングして必要
な5μm以下、好ましくは2μm以下の粒度にする。
付着性粒子は、好ましくはポリアミド、ポリエチ
レン又はスチレンとアクリル酸塩又はメタクリル
酸塩とのコーポリマー又はその混合物を含有す
る、か又はこれらのポリマーからなる。更に分散
粒子に明確な電荷をもたらす調節剤を添加する。
これは無機又は有機の化合物であつてもよい。特
別の例は、負の調節剤としてはポリビニルピロリ
ドンであり、正の調節には長連鎖のジルコニル塩
である。
高分散熱可塑性樹脂を得る他の方法は、これを
熱分散剤に溶解し、溶液を十分に冷却し、これに
よつて熱可塑性樹脂は微細な形で沈殿する。ビニ
ルトルエン/アクリル酸オクチルコーポリマー
が、この製造法に特に適当である。これは付加的
に調整しなければならない。この系の液体現像剤
は、ドイツ公開特許第2333064号明細書(米国特
許第4157974号明細書に相応)に記載されている。
しかしながら本発明方法は、好ましくはドイツ
特許公報第2114773号(米国特許第3753760号明細
書に相応)から公知のデイスパージマー
(dispersimer)現像剤を使用する。これは、分散
ポリマー相を絶縁性液体中で、液体に溶解したモ
ノマーを微細なポリマーに直接に変換して調製し
た液体現像剤である。この方法により最均等の粒
度分配は、可溶性プリポリマーを製造し、これに
ポリマー形で不溶の生成物を接芽することによつ
て得られる。特に適当なプリポリマーはメタクリ
ル酸ステアリル/メタクリル酸グリシジルコーポ
リマーであり、これはメタクリル酸でエステル化
されている。高絶縁性液体にとかした微細なポリ
マー相を調製するこの方法により、モノマーの適
当な選択によつてポリマーの熱挙動に影響するだ
けではなく、同時にこれを正確に調節する方法が
得られる。例えばビニルピリジン、アリルアミン
又はビニルアミンを使用して正の帯電粒子を製造
することができる。これに反して、マレイン酸又
はフマル酸のグラフト共重合によつて得られる遊
離酸基によつて、一般に負の帯電粒子が得られ
る。
前述の場合の各々では、顔料を、分散熱可塑性
粒子と一緒に分散させるか又は粒子を着色するの
が好ましい。これは本発明方法の目的には絶対的
に必要ではないが、トナー付着の視覚による点検
を容易にし、放射が関与する場合には熱固着を促
進する。
分散粒子のできるだけ緊密な付着を得るために
は、これは50〜500μC/gの範囲内の低い比電荷
を有するのが好ましい。
平版アルミニウムを、平版印刷板として使用す
る。このアルミニウムは厚さ50〜400μmで得ら
れる。この目的には常用の任意の表面構造の材
料、即ち表面が乾燥又は液体によつて機械的に粗
面した材料並びに化学的又は電気化学的に粗面に
し、陽極処理した材料を使用することができる。
種々の予処理アルミニウム上の結合条件が異なる
ので、トナーはこれらの条件に適応しなければな
らない。分散ポリマー粒子は、アクリレート又は
メタクリレート基を有するのが好ましい。この場
合ポリマーは、アルミニウム表面へのその付着
は、中間支持体への融解トナーの付着よりも大き
いような酸化物層との堅い結合を形成するので、
100%の転写が得られる。考慮すべき他のフアク
ターは、トナー画像の中間支持体からアルミニウ
ム面への転写工程の間のアルミニウムの熱伝導性
である。推進速度1m/分又はこれ以上の場合に
は、誘導及び放射による熱のロスを避けるため
に、アルミニウムの裏面を被覆するのが好まし
い。
本発明方法の実施形式では、約50重量%まで
2,5−ビス−(p−ジエチルアミノフエニル)−
1,3,4−オキサジアゾール及び約50重量%ま
でスチレン/無水マレイン酸コーポリマー並びに
増感剤としてのアストラゾンオレンジG(C.
I.48035)からなり、厚さ5μmのブラツシユ処理
アルミニウムに設けた光導電体層を、単線式コロ
ナで−400Vに帯電させた。これを複写カメラで
画像に応じて露光し、プレートは露光個所で約
40μJ/cm2を受け、これによつて−20Vに放電し
た。こうして得られた静電荷画像に、二軸方向に
延伸した厚さ12μmのポリエチレンテレフタレー
トフイルムを被覆した。デイスパージマー
(dispersimer)系の液体現像剤をフイルム上に注
ぎ、20秒間放置した。この現像剤は、デイスパー
ジマー(dispersimer)ポリマーとカーボンブラ
ツクとから重量比10:1でなつていた。デイスパ
ージマー(dispersimer)は、モル比1:3のメ
タクリル酸及びメタクリル酸ブチルを、メタクリ
ル酸でエステル化されかつ沸騰範囲160〜180℃を
有する脂肪族炭化水素に溶解したメタクリル酸グ
リシジルプリポリマーに、プリポリマー対グラフ
トポリマーの重量比1:30でグラフト共重合させ
ることによつて得られた。こうして得られた濃縮
物を、分散剤としての脂肪族炭化水素で重量比
1:100で希釈し、カプリル酸ジルコニル溶液0.1
mlで調節して1重量%の濃度にした。トナーは正
の電荷を有していた。トナーが中間支持体として
のフイルムに付着すると、残留分散剤を、空気ブ
ラシユで吹払つた。次いで空気乾燥トナー画像を
有するフイルムを光導電層から取外し、化学的に
粗面にし陽極処理した厚さ0.3mmのアルミニウム
に被覆した。結合物を速度0.5m/分でラミネー
ターに通し、そのロールは温度120℃を有してい
た。冷却後、フイルムをアルミニウムプレートか
ら取外した。
地を有しない鮮明なトナー画像がアルミニウム
表面上に得られた。固着を改良するために、アル
ミニウムプレートを、温度150℃を有するオーブ
ン中に20秒間装入した。こうして得られた平版印
刷板は常法で親水性層と一緒に保存し、任意の所
望の時に印刷に使用することができた。常用のオ
フセツト印刷機で、最初の損耗現象がトナー画像
に生じる前に、50000枚の版を印刷するのに使用
することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は金属支持体上の光導電層の帯電を示
す。第2図は光導電層の露光を示す。第3図は中
間支持体を用いた現像を示す。第4図は中間支持
体の転写を示す。第5図はトナー画像を有する平
版印刷板である。 1……光導電層、2……金属支持体、3……コ
ロナ、4……中間支持体、5……液体現像剤、6
……スロツトダイス、7……トナー画像、8……
平版印刷板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電子写真法又は電子記録法で電荷画像を光導
    電層又は高絶縁層上に設け、この画像を現像剤で
    層上に存在する誘電中間支持体の自由面で現像
    し、トナー画像を平版印刷板に転写し、トナー画
    像を定着させることによつて平版印刷板を製造す
    る方法において、少くとも分散粒子が熱可塑性で
    ありかつ90〜130℃の範囲内で融解する電気泳動
    活性液体現像剤を使用し、転写し、残留分散剤を
    除去したトナー画像を、中間支持体を電荷画像か
    ら分離した後に熱可塑性粒子の融解範囲内の温度
    で定着させることを特徴とする平版印刷板の製造
    法。 2 使用した電気泳動活性液体現像剤は、比容積
    抵抗率1013オーム・cm以上を有する液体相からな
    り、電気泳動又は電着により付着する粒子の微細
    な固体相が分散している電子写真分散液現像剤で
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 付着する粒子はポリアミド、ポリエチレン、
    又はスチレンとアクリル酸塩又はメタクリル酸塩
    とのコーポリマー又はその混合物を含有するか又
    はこれらからなる特許請求の範囲第1又は2項記
    載の方法。 4 使用した中間支持体は、容積抵抗率1012オー
    ム・cm以上を有する特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 5 使用した中間支持体は、延伸ポリエチレンテ
    レフタレート又はポリカーボネートのフイルムで
    ある特許請求の範囲第1〜4項のいづれかに記載
    の方法。 6 使用した中間支持体は、厚さ5〜50μmを有
    する特許請求の範囲第1、4及び5項のいづれか
    に記載の方法。 7 平版アルミニウムを、平版印刷板として使用
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。
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