JPH0246842A - 手術用カッター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、−、トの１ 本発明は、硝子体手術などの手術において硝子体などを
切除するのに用いる手術用カッターに関する。

Ｌ股ユ１Ｌ 手術用カッターは外局と内局を有する。外筒を眼球内に
挿入して外筒に設けた開口部に硝子体などの被吸引物を
吸引し、内筒を往復動することにより被吸引物を切除す
るのである。

この種のカッターにおいては、外筒と内筒のすりあわ眩
を良くして切味を向上させる必要がある。なぜなら確実
に被吸引物を切除できないと、カッターを眼球から用法
くときに眼球内に損傷を与えてしまう。

従来の手術用カッターでは、たとえば、開口部をもった
外筒がある角度を持って曲げられており内筒はその曲が
りにそって動くことによりすりあわＶを良くすることが
提案されている。

また内筒の先端部を外筒の内径よりも少し大きめにあら
かじめラッパ状に開いておき、それを外筒内で動かすこ
とによりリリあわせを良くすることも提案されている。

が　　しようと　る 前者の場合、外観上外局が曲がっているので眼球等の手
術部位への出し入れ時に入れにくかったり、外筒の曲が
りによって手術部位の開口部がざらに広げられたりひっ
かかりが生じたりする場合があり危険である。

後者の場合、あらかじめ内筒をラッパ状に広げでいるの
で、組立時に外筒に入れずらい。

また組立時に内筒を外筒に入れている時に不必要な部位
でもすりあわせによる摩擦が生じてしよい、内筒の刃に
なる部分が組立時に摩耗し゛（しまい、切味向上につな
がらない場合がある。

１１九駈乱 この発明は、カッターの切味を向上ざＩるために内筒と
外筒のすりあわせを良くすることができ、また手術部位
への出し入れに関して安全であり、しかも組立時内筒の
刃部への影響を与えない手術用カッターを提供すること
を目的としている。

１１匹１１ この発明は特許請求の範囲を要旨としている。

ｆ　　　　　　　　　　１　　　　　　　−第２図と第
３図を参照する。

開口部１８付近の上記外部材の内寸法が開口部１８付近
以外の外部材の内寸法よりも小さくなるような部分（実
施例では突起部分４０）を外筒１２に有する。

好ましくは＠域内の外部材の部分は、１つあるいは２つ
以上の外部材の内方向に形成された突起部分４０で構成
されている。

及１に上 第１図を参照する。

［手術用カッター］ 手術用カッター１０は、本体１１、外筒１２、内筒１３
、後部材１４、ピストン１５、スプリング１６、エアー
パイプ１７を含む。

このカッター１０は眼球内の被吸引物を切除するもので
ある。

し外筒と内筒］ 本体１１は術者が握る部分である。本体１１には外筒１
２の後端が固定されている。外１１１２の閉じた先端側
には開口部１８が形成され“（いる。

内筒１３の一部分は外１？１１２内に挿入されている。

内筒１３の残りの部分はピストン１５と後部材１４を通
っている。内筒１３はピストン１５に固定されているが
、後部材１４には固定されていない。内筒１３の後端に
は吸引チューブ２ｏを介して真空ポンプなどを含む吸引
装置２１に接続されている。

後部材１４は本体１１にねじ取めされていて、この後部
材１４を調整することで、ピストン１５の位置を調整で
きる。つまり、内筒の初期位置を調整できる。

後部材１４には孔２２ａが形成されている。

スプリング１６はピストン１５を後部材１４側に押して
いる。この孔２２ａとエアーバイプ１７およびエアーチ
ューブ２２を介して駆動Ｒｉｉ！！２３から圧縮空気パ
ルスをピストン１５に送り、ピストン１５がスプリング
１６の力に抗して前方へ（第１図左方向）動（ことがで
きるようになっている。圧縮空気パルスがなくなると、
スプリング１６の力によりピストンは初期位冒にもどる
。このようにしてピストン１５と内筒１３の往復動を行
う。このスプリング１６はＯリング押え２４とピストン
１５の間に配置されている。

Ｏリング押え２４はＯリング２５を押えている。ピスト
ン１５と本体１１の間にはＯリング２６が配置しである
。後部材１４と本体１１の問および後部材１４とピスト
ン１５の間にそれぞれＯリング２７．２８が設けられて
いる。

Ｏリング２６は圧縮空気パルスをスプリング１６のある
室内にいかせないためのシール材である。Ｏリング２５
はスプリング１６のある室内の空気を外筒１２内にいか
せないためのシール材である。Ｏリング２８は圧縮空気
パルスを内筒１３と後部材１４のすき間からもらさない
ためのシール材である。０リング２７は圧縮空気パルス
を本体１１と後部材１４のすき間からもらさないための
シール材である。

［外筒の先端付近］ 第１図の１点鎖線で示す部分を第２図に拡大して示す。

第２図と第３図を参照する。

外筒１２の開口部１８は第２図においてＶ字形どなって
いる。外筒１２には内側に突出した突起部分４０が形成
されている。突起部分４０は外力によって作られている
。この突起部分４０は開口部１８の反対側にあるが第２
図でみてやや軸にそって右方向にずれて位置している。

一方、内ｆ？ｆｉ１３には軸方向にすり割り４１が形成
されている。このすり割り４１を設けることにより、内
ｎ１３が径のつぶれる方向に弾性（バネ性）をもつよう
になっている。

［操　作］ 次に第１図〜第３図を参照して実際に眼球内の被吸引物
４を吸引切除する様子を説明する。

第１図の吸引装置２１を作動して、第２図の被吸引物４
を開口部１８内に吸引する。そして第１図の駆動装置２
３を作動してピストン１５を往復動させる。

これにより、第２図の内筒１３を矢印方向に往復動させ
て開口部１８に入っている被吸引物４を切除する。切除
した被吸引物４は第１図の内筒１３、吸引チューブ２０
を介して吸引装置２１に送られる。

このように第２図の矢印方向に往復動する際に、内筒１
３は突起部分４０により径が小さくなるように強制的に
押される。このため開口部１８を囲む外筒１２の部分、
特にエツジ部分１２ａ、１２ｂと内筒１３の刃部１３ａ
とは確実にすり合されて、被吸引物４の切味がよくなる
。

実Ｊｕ性１− 第４図と第５図を参照する。

実施ｌｌＡ２では外筒１１２の２カ所に突起部分１４０
，１４０が内方に向けて形成されている。内筒１１３の
下側にはすり割り１４１が形成されている。２つの突起
部分１４０゜１／ＩＯは開口部１１８のほぼ反対側にあ
るが、第４図でみて少し軸にそって右方向にずれている
。内筒１１３は突起部分１４０，１４０により押されて
聞［１部１１８側に押されてすり合せがよくなる。

大」［倒二り 第６図の実施例では、外筒２１２の先端部分はテーパ部
２４０となっている。つまりより先端に近ずくほど径が
小さい。一方内筒２１３はすり割り２４１を有している
。このようにすると外筒の眼球への俵差しが容易となる
。

これにより内Ｗｉ２１３はテーパ部２４０により全周が
せばめられ、内筒２１３は開口部２１８側に押されてす
り合される。

この発明は上述の実施例に限定されない。

外筒の突起部は外力によって変形を加えて設けるだけで
なく、外筒の内部に別の部品を取付レノることで突起部
にしてもよい。

外筒の突起部は１ｌｌｉｌ、２個に限らず３個以上設け
てもよい。

外筒の突起部の位置は間口部の反対側だけに限らない。

外筒のテーパ部は全周にわたるテーパでなくても部分的
にテーバを設けてもよい。

内筒のすり割りは複数設けてもよい。また、内筒にすり
割りを設けないようにしてもよい。

＆１へ１１ 以上説明したように、請求項１の発明によれば、内筒と
外筒とのすり合せを良くして切味を向上し、被吸引物の
切除を確実に行える。

このため手術が早く確実に行える。

また、外筒自体はその軸方向に対して曲げる必要がない
ので、眼球などの手術部位へ出し入れするのが安全であ
る。さらに、内筒と外筒の組立が容易で、内筒の刃部が
摩耗してしまうおそれがない。

請求項２の発明によれば、突起部分を外筒に設【）るこ
とで内筒の刃部を外筒の開口部付近に押付けることがで
き、これにより切味をよくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例１の手術用カッターを示す断
面図、第２図は外筒の先端付近を示す断面図、第３図は
第２図のＡ−Ａ線における断面図、第４図は実施例２の
外筒の先端付近を示す断面図、第５図は第４図のＢ−Ｂ
線にお番プる断面図、第６図は実施例３の外筒の先端付
近の断面図である。 １２・・・外　筒 １３・・・内　筒 １８・・・開口部 ４０・・・突起部分 ４１・・・すり割り 第２図 第３図 代　　理　　人　　　弁理±　　　［Ｂ　　辺　　　撤
第４図 第５図 第６図 ど４１

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．　一端が閉じている中空の外部材に内部材を入れか
   つ移動体をカッターの本体に備え、この移動体に上記内
   部材を取り付け移動体をカッター本体内の往復動手段に
   より往復動させ、上記内部材を上記外部材に対して往復
   動することで上記外部材の閉じている一端の近くにある
   開口部に吸引された被吸引物を切除する手術用カッター
   において、 上記開口部付近の上記外部材の内寸法が上 記開口部付近以外の外部材の内寸法よりも小さくなるよ
   うな部分を上記外部材に設け、上記開口部と上記内部材
   とのすり合わせを向上させるようにしたことを特徴とす
   る手術用カッター。
2. ２．　上記外部材に設けられた小さくなるような部分は
   、１つあるいは２つ以上の上記外部材の内方向に形成さ
   れた突起部分である請求項１に記載の手術用カッター。