JPH0246253B2 - - Google Patents

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JPH0246253B2
JPH0246253B2 JP60505032A JP50503285A JPH0246253B2 JP H0246253 B2 JPH0246253 B2 JP H0246253B2 JP 60505032 A JP60505032 A JP 60505032A JP 50503285 A JP50503285 A JP 50503285A JP H0246253 B2 JPH0246253 B2 JP H0246253B2
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JP
Japan
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base solution
bag
host computer
mixture
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JP60505032A
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JPS62500573A (ja
Inventor
Aran Ansonii Fuiguraa
Areandoro Deijanfuiriho
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Baxter International Inc
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Baxter International Inc
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Publication date
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First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=24669419&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0246253(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Baxter International Inc filed Critical Baxter International Inc
Publication of JPS62500573A publication Critical patent/JPS62500573A/ja
Publication of JPH0246253B2 publication Critical patent/JPH0246253B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/168Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body
    • A61M5/16804Flow controllers
    • A61M5/16827Flow controllers controlling delivery of multiple fluids, e.g. sequencing, mixing or via separate flow-paths
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J3/00Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms
    • A61J3/002Compounding apparatus specially for enteral or parenteral nutritive solutions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F23/00Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
    • B01F23/40Mixing liquids with liquids; Emulsifying
    • B01F23/49Mixing systems, i.e. flow charts or diagrams
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D11/00Control of flow ratio
    • G05D11/02Controlling ratio of two or more flows of fluid or fluent material
    • G05D11/13Controlling ratio of two or more flows of fluid or fluent material characterised by the use of electric means
    • G05D11/131Controlling ratio of two or more flows of fluid or fluent material characterised by the use of electric means by measuring the values related to the quantity of the individual components
    • G05D11/132Controlling ratio of two or more flows of fluid or fluent material characterised by the use of electric means by measuring the values related to the quantity of the individual components by controlling the flow of the individual components

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Description

請求の範囲 1 ベース溶液の選択されたグループから調合す
べき混合物のパラメータのセツトの複数を用意す
るステツプと、 該パラメータのセツトを前記セツトの各自に含
まれるベース溶液のタイプに従つて選別するステ
ツプと、 混合物を前記選別した順序で調合し、それによ
つてベース溶液の必要量を最小化するステツプ とを含む複数の混合物の調合を最適化する方法。
2 選択したセツト中のパラメータを最終混合物
へ加えるべき容積として規定することを含む第1
項記載の方法。
3 選択したセツト中のパラメータを交替に最終
混合物容積のパーセントとして規定することを含
む第2項記載の方法。
4 選択したセツト中のパラメータを交替に最終
混合物に対する栄養貢献度として規定することを
含む第2項記載の方法。
5 容積、混合物容積のパーセントおよび栄養貢
献度はある混合物のためのベース溶液パラメータ
のセツトの三つの形であり、そしてベース溶液パ
ラメータの規定されていない形はその規定された
形から決定することができる第4項記載の方法。
6 ベース溶液パラメータのセツトの一つの形の
変更は前記パラメータのセツトの交替形に対応す
る変更を発生させる第4項記載の方法。
7 後での使用のためベース溶液パラメータの標
準的組合せをあらかじめ記憶させることと、 選択された混合物がパラメータのあらかじめ記
憶された標準的組合せを含む時を決定すること
と、 対応する選択混合物のためのパラメータのセツ
トの少なくとも一部として対応するあらかじめ記
憶されたパラメータの組合せを提供することを含
む第2項記載の方法。
8 調合のための選択たれたパラメータのセツト
を承認することと、めいめいの承認されたパラメ
ータのセツトのための指示を提供しそして承認さ
れたパラメータのセツトのみを選別することを含
む第1項記載の方法。
9 承認されたパラメータのセツトに対応するベ
ース溶液の容積パラメータを記憶場所から選択さ
れた混合物を形成する調合場所へ伝送することを
含む第4項記載の方法。
10 パラメータのグループを形成するステツプ
と、 そしてあらかじめ定めた時間間隔で混合物のめ
いめいの対応するグループを調合するステツプを
含む第4項記載の方法。
11 パラメータの各グループを待ち行列として
形成することを含む第10項記載の方法。
12 選択したグループ中のパラメータの選別し
たシーケンスに対応するラベルの順番になつたシ
ーケンスをプリントすることを含む第4項記載の
方法。
13 パラメータの選別したセツトを対応する選
別した順序を有する待ち行列に形成することと、 対応する選別した順序を有するラベルのための
プリント待ち行列を形成することを含む第12項
記載の方法。
14 パラメータの各グループのための承認指標
を形成することと、各指標を前記対応する混合物
の調合が承認されているかどうかについて決定す
るため点検することを含む第10項記載の方法。
15 パラメータのセツトが選択した待ち行列の
メンバーとして記憶される複数の待ち行列を形成
することと、選択した待ち行列のメンバーを選別
することを含む第4項記載の方法。
16 待ち行列の各メンバーのためのオペレータ
ーがセツトし得る承認指標を提供することと、選
択された条件へセツトされた前記承認指標を持つ
待ち行列メンバーのみを選別することを含む第1
5項記載の方法。
17 待ち行列の承認されたメンバーが対応する
ベース溶液の規定した濃度に従つてさらに選別さ
れる第2の選別ステツプを含んでいる第16項記
載の方法。
18 選択した作業の監査追跡を形成するように
記録することを含む第14項記載の方法。
19 ベース溶液の選択されたグループから調合
すべき混合物のパラメータのセツトの複数を用意
するための手段と、 該パラメータのセツトを前記セツトの各自に含
まれるベース溶液のタイプに従つて選別するため
の手段と、 混合物を前記選別した順序で調合し、それによ
つてベース溶液の必要量を最小化するための手段
とを備える複数の混合物の調合を最適化するため
のシステム。
20 選択した混合物のパラメータを前記混合物
へ加えるべき容積の形で記憶するための制御手段
を含んでいる第19項記載のシステム。
21 前記制御手段は選択した混合物のパラメー
タを交替に最終混合物容積のパーセントとして記
憶するための手段を含んでいる第20項記載のシ
ステム。
22 前記制御手段は選択した混合物のパラメー
タを交替に最終混合物に対する栄養貢献度として
記憶するための手段を含んでいる第21項記載の
システム。
23 前記制御手段は規定されていない容積、混
合物容積のパーセントまたは栄養貢献度のそれら
の規定された形から決定するための手段を含んで
いる第22項記載のシステム。
24 前記制御手段はパラメータの選択された形
を変更するための手段と、そして前記パラメータ
のセツトの交替形に対応する変更を実行するため
の手段を含んでいる第23項記載のシステム。
25 パラメータの標準的組合せをあらかじめ記
憶するための手段と、選択したセツト中に含まれ
るべき前記あらかじめ記憶した標準的組合せを同
定するための手段と、 前記あらかじめ記憶した組合わせパラメータを
前記セツト中へ含めるための手段を含んでいる第
20項記載のシステム。
26 パラメータの選択したセツトを調合のため
承認するための手段と、 前記パラメータの承認されたセツトの各自のた
めの指示を提供するための手段と、 パラメータの承認されたセツトのみを選別する
ための手段を含んでいる第19項記載のシステ
ム。
27 承認されたパラメータのセツトに対応する
ベース容疑の容積パラメータを前記記憶手段から
選択した混合物を形成するため前記調合手段へ伝
送するための手段を含んでいる第26項記載のシ
ステム。
28 混合物のパラメータのセツトのグループを
形成するための手段と、あらかじめ定めた時間間
隔で対応する選択したグループの各承認されたメ
ンバーを調合するための手段を含んでいる第26
項記載のシステム。
29 前記グループを形成するための手段は各グ
ループを待ち行列として形成するための待ち行列
化手段を含んでいる第28項記載のシステム。
30 選択した待ち行列メンバーを選別するため
の手段を含んでいる第29項記載のシステム。
31 選択した待ち行列中のメンバーの選別され
たシーケンスに対応するラベルの順番化されたシ
ーケンスをプリントするための手段を含む第30
項記載のシステム。
32 対応する選別された順序を有する承認され
たパラメータのセツトの待ち行列を形成するため
の手段を含み、そして対応する選別された順序を
有するラベルのためのプリント待ち行列を形成す
るための手段を含んでいる第26項記載のシステ
ム。
33 選択した待ち行列にある各メンバーのため
の承認指標をあらかじめ定めた状態へセツトする
ための手段と、そして前記対応する指標が前記状
態へセツトされているかどうかを決定するため前
記指標のめいめいを点検するための手段を含んで
いる第32項記載のシステム。
34 パラメータのセツトが選択された待ち行列
のメンバーとして記憶される複数の待ち行列を形
成するための手段と、前記選択された待ち行列の
前記メンバーを選別するための手段を含む第24
項記載のシステム。
35 選択された待ち行列の選択されたメンバー
を承認するための手段と、承認された待ち行列メ
ンバーのみを選別するための手段を含んでいる第
29項記載のシステム。
36 対応するベース溶液の規定した濃度に従つ
て選別するための別の手段を含んでいる第35項
記載のシステム。
本発明の背景 本発明はベース溶液を精密にかつ速やかに混合
するための方法および装置に関する。さらに詳し
くは、それは高カロリー輸液の調合のために特に
有用な方法および装置に関する。
高カロリー輸液療法は患者へ例えばタンパク質
−炭水化物混合物の静注給餌である。それは経口
給餌によつて満足できない患者のタンパクおよび
カロリー要求を満たすために主として使用され
る。タンパクは遊離アミノ酸またはタンパク加水
分解物の形でよく、そして炭水化物は普通デキス
トロースである。タンパクおよび炭水化物に加え
て、ビタミン類(水溶性および油溶性ビタミン)
および電解質もこの療法に補給することができ
る。
これらの非経口成分の各自およびそれらの組合
せは有害微生物の発育に特に蒙り易く、そしてそ
れらは患者へ無菌状態で投与されることが望まし
い。このように、これらタンパクおよび炭水化物
溶液は製造者によつてあらかじめ調合することが
できず、それらの使用時に調合しなければならな
いため、それらの調合は微生物発育を避けるため
無菌状態で実施しなければならない。
高カロリー輸液を調合するための既知の装置お
よび方法は収納容器およびY−移換セツトを利用
する。Y−移換セツトは、チユーブを通つて放出
される溶液が合流点を通つて収納容器へ通過する
共通の合流点へ接続された端部をめいめいが有す
る2本の別々のチユーブを含んでいる。セツトの
一方のチユーブの他端はタンパク収容容器へ接続
され、セツトの他方のチユーブの他端は炭水化物
収容容器へ接続される。容器へ移換される各溶液
の所望容積は、各チユーブ上に設置されたクラン
プによつて制御される。溶液は重力流によつて収
容容器中へ流入することが許容される。しかしな
がら、収納容器へ加えられた真空の影響のもとに
溶液を移換するのが有用であることが判明した。
収納容器が可撓性プラスチツク容器である時、真
空はその中へ容器が入れられる真空チヤンバーに
よつて形成される。
過去において高カロリー輸液の調合の間無菌性
を確実にするため、調合を層流フードの下で実施
することが知られていた。層流フードはそのよう
な溶液の空気起源汚染のリスクを減らすのに使用
される。これらユニツトは室内空気を取り、それ
をほこりおよび糸屑のような巨大汚染物を除去す
るためプレフイルターを通過させることによつて
作動する。空気は次に圧縮され、そして層流態様
でフード中のバクテリア阻止フイルターを通つて
誘導される。精製した空気は均一な速度で平行線
にフードの全作業表面にわたつて噴出する。バク
テリア阻止タイプフイルターはすべてのバクテリ
アを空気からロ過するように設計される。
層流フードの下の調合は空気起源汚染の防止を
助けるが、それは比較的厄介でありそして高価で
あり、そしてハンドリングによつて発生する汚染
のような他の汚染源をなくすためには有用でない
であろう。フードを使用するとき、作業者は作業
をフードの端または外側において、そして空気の
精製による利益を保証するフードから少なくとも
6インチ内の推奨されたスペースの中でなく不注
意に実施することがある。フイルターと調合区域
との間に直接の開いた通路を保つためには時間を
かけ、注意を払わなければならない。溶液びんお
よび他の非無菌物体は、これら物体は下流のすべ
てのものを汚染し、そして精製空気の層流パター
ンを乱すから、フイルターの次のフード作業区域
の背後に置くことはできない。また層流フードの
使用においては、どんな調合を実施する前にもフ
ードの作業表面を日常的に清掃することが必要で
ある。
先行技術からベース溶液を混合するための他の
人力により制御される装置が知られている。これ
らの装置は規定容積の溶液を容器へ移換するため
ぜん動ポンプを使用する。移換すべき所望量の溶
液は事前に決定され、そして人手でポンピング装
置の制御ユニツトへ入力される。ホンピング装置
は次に所望容積の溶液を混合物容器へ放出する。
そのような装置および方法は、共に1982年6月24
日に出願され、それぞれ“流れ監視方法および装
置”と題する米国特許第4467884号、そして“高
速度バルク調合機”と題する米国特許第4513796
号である、米国特許出願第391758号および第
391759号に開示されている。前記出願は本発明の
譲受人へ譲渡されている。
前記特許出願に開示された装置および方法を使
用するためには、短縮名称から混合すべきめいめ
いのベース溶液のタイプ、濃度および容積を含む
一連のパラメータへ処方を人手によつてほん訳す
ることが通常必要である。ベース溶液が混合され
た後、微量元素またはビタミンのような添加剤が
最終混合物をつくるために加えられることができ
る。
一連の容積パラメータの人手によるほん訳は、
この操作が通常薬剤師により実施されるので時間
がかかり、そして高価である。加えて、計算作業
の間誤りが発生し得る。さらに、ある程度の人手
計算は、添加剤の小容積添加はしばしば考慮外と
される点において概算に過ぎない。
もし処方箋のグループを調合すべきならば、人
手ほん訳が完了した後、グループ中の各自を調合
する順序が重要となる。前記二特許出願中に開始
されたタイプの調合機は、部分的に空にされベー
ス溶液の容器は調合機から除去され、後に再挿入
できないように設計されている。デキストロー
ス、脂質および無菌水を含んでいるベース溶液の
容器は高価である。それ故各容器はそれを調合機
から除去する前に完全に空にすることが望まし
い。
全体コストを最小にするため、ベース溶液の容
器の必要数を最小にすることにより、処方箋のグ
ループの調合を最適化することが望ましいであろ
う。これは一度に用意すべきすべての処方箋の注
意深い順序化を必要とする。最後に、めいめいの
混合した処方を同定するためラベルを用意しなけ
ればならない。
本発明の方法は、人手による計算なしに処方名
称からパラメータの詳細なセツトへのほん訳を提
供する。加えて、本発明により、処方をベース溶
液のタイプに従つて選別し、そしてそれらを選別
した順序で調合することにより、処方のグループ
の調合が最適化されることができる。
本発明の概要 本発明によれば、一つまたは二つ以上のベース
溶液から複数の選択した混合物を調合するための
システムおよび方法が提供される。該システム
は、ベース溶液から調合すべき混合物のグループ
のためのパラメータのセツトを記憶する記憶装置
を含んでいる。調合機は記憶装置へ電気的に接続
され、そして記憶装置と組んで、使用すべきベー
ス溶液およびその量を規定するパラメータの受信
時選択された混合物を調合する。該記憶装置はコ
ミユニケーシヨンリンクによつて調合機へ情報を
伝達し、そしてそれから情報を受け取るホストコ
ンピユータシステムの一部とすることができる。
ホストコンピユータ中のプログラムは患者情報
のデータベースを保持する。ベース溶液から調合
することができる患者のための一または二以上の
混合物が各患者入力と関連する。患者情報と該患
者のための混合物を規定するパラメータのセツト
の両方をデイスプレーおよび入力端末を通じて入
力することができる。混合物のベース溶液のため
のパラメータは所望ベース溶液の容積、各ベース
溶液が表す最終混合物の全容積のパーセントの形
で、または最終混合物に対する各ベース溶液の栄
養貢献度として入力することができる。与えられ
た混合物のベース溶液を特定する三つの形のめい
めいは他の二つに対して実質上均等であり、そし
て他の二つはそれから誘導することができる。
加えて、このシステムは標準的混合物のグルー
プが与えられた名称を持つてパラメータのセツト
としてあらかじめ記憶され、そして選択された患
者について呼出しまたは関連させることができ
る、ライブラリー機能を提供する。
バツグと呼ばれる与えられた患者のための混合
物を規定するパラメータのセツトは、24時間中に
患者へ一回または二回以上の投与量が与えられる
ようにホストコンピユータの一または二以上のタ
イムスロツトまたは待ち行列へ入れられる。各待
ち行列は1日24時間内の与えられた時間間隔に相
当する。
ホストコンピユータは薬剤師へ与えられた待ち
行列中のパラメータの各セツトまたはバツグを再
検討し、そして各時間期間もしくはシフトの最初
の部分の間ベース溶液混合物の調合または調製を
承認する便宜を提供する。ホストコンピユータは
次に特定されたベース溶液を基にして承認された
バツグのすべてを選別する。それらの選別された
順序における混合物の調合は、ベース溶液の容器
の数の最上数だけが必要となる。これは最小の全
コストを生ずる。
承認されたバツグの選別から生ずる本発明の重
要な利益は、調合装置中のチユーブの取替えの最
小化である。この予期しない効果はより低い全体
コストを提供する。別の利益は、ホストコンピユ
ータがベース溶液の所望容積を計算する時添加剤
の小容積を考慮に入れることができる能力のため
である。
承認されたバツグのグループが選別されれば、
システムはグループの選別した順序に対応するラ
ベルのセツトを印刷する。
与えられた時間スロツトもしくは待ち行列のた
めのパラメータの承認されたセツトまたはバツグ
のめいめいについてのベース溶液のタイプおよび
量は、次に調合装置へ選別された順序で提供され
る。調合装置はベース溶液の容積が特定されるこ
とを必要とする。そのための各承認バツグのため
の容積情報は選別された順序で調合装置へ伝達さ
れる。調合装置の間あらかじめ印刷されたラベル
のセツトは、正しいベース溶液、量および濃度が
各混合バツグへ提供されることを確実にするため
の相互チエツクを提供する。
各作業の軌跡を残す記録もホストコンピユータ
によつてつくられる。この記録は印刷物またはデ
イスクフアイルまたは両者の形とすることができ
る。記録された作業は新患者の入力、新しいパラ
メータのセツトの入力、バツグの規定、パラメー
タのセツトの変更、および一または二以上の溶液
のバツグの調合を含んでいる。
調合装置には、オペレーターが最終混合物中へ
調合すべきベース溶液のタイプ、量および濃度を
確認するための手段が備えられる。加えて、調合
装置には必要が生じた場合バツグを順番を外れて
調製できるように患者同定番号を入力するための
手段が設けられる。また、ホストコンピユータに
は、ホストコンピユータが使用されている現在の
ベース溶液をモニターすることを可能にするた
め、使用されている溶液のタイプまたは濃度の変
更を調合装置へ知らせるための手段が設けられ
る。
本発明の方法は、一または二以上の混合物につ
いてのパラメータを記憶し、ベース溶液情報を記
憶場所から調合場所へ伝達し、そして所望の混合
物を調合することを含む。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるシステムの全体ブロツ
クダイアグラムである。
第2図は、本発明に従つて構成した調合装置の
斜視図である。
第3図は、本発明に従つて構成した調合装置の
制御パネルの正面図である。
第4図は、本発明に従つて構成した調合装置の
概略ブロツクダイアグラムである。
第5図は、本発明の作業の全体フローグイアグ
ラムである。
詳細な説明 第1図を参照すると、本発明を具体化するシス
テム2が図示されている。システム2は、陰極線
管およびキーボード等を含むことができる少なく
とも一つのデイスプレーおよびデータ入力端末4
aと、デイスクドライブ4bおよびそれへ接続し
たプリンター4cとを有するホストコンピユータ
4を含んでいる。ホストコンピユータはIBMの
PCおよびPCXTまたは匹敵するシステムを含む
多種類の小型コンピユータから選ぶことができ
る。もし望むならば、デイジタル、イクイツプメ
ント、コーポレーシヨンVAXのような大型コン
ピユータも使用し得る。追加の調合機または他の
装置はコミユニケーシヨンリンクを通じホストコ
ンピユータ4へ連結することができる。コミユニ
ケーシヨンリンク6はホストコンピユータ4と調
合8との間に二方向通信を提供する。代わりに、
コンピユータ4は調合機8へハードワイヤするこ
とができる。
ホストコンピユータはそのデイスクドライブ4
bにデータ入力のため、調合機8を駆動する命令
を発生するため、処方を調合するための承認の入
力を取り扱うため、スケジユール化および分離の
ため、通信のため、報告発生のため、そして監査
追跡発生のためのプログラムを記憶する。ホスト
コンピユータはまたそのデイスクドライブ4b
に、患者情報および患者のために調製すべき混合
物または処方のパラメータのセツトを記憶する。
パラメータの一つのセツトが一つの処方に対応
し、そしてある患者に対して調製すべき既知の標
準混合物の名称のみを持つシステム2への入力で
あり得る。
第2図は調合機の機械的装置の一部の斜視図で
ある。調合機8は複数のベース溶液容器12,1
4および16がそれへ懸架される枠10を含んで
いる。典型的なベース溶液はアミノ酸、デキスト
ロースおよび脂質を含み、これらのすべては種々
の濃度で提供され、それに無菌水が含まれる。ベ
ース溶液はしばしば基本成分溶液ともいわれる。
出力バツグ18は枠10上に支持され、そして容
器12ないし16からホストコンピユータ4およ
びそれに記憶された情報によつて決定された量の
溶液を受け取る。ベース溶液は容器12ないし1
6からぜん動ポンプ20ないし24によつて移換
される。ホストコンピユータ4からの情報のデイ
スプレーを提供するため、そしてオペレーターに
調合機8の状態に関する制御およびフイードバツ
ク情報の入力手段を提供するため、制御パネル2
6が利用される。ハウジング30は枠10および
ポンプ20ないし24を支持する。フロントカバ
ー34はポンプをカバーする。
供給容器12は可撓性チユーブ36によつて採
集容器18へ連結される。可撓性チユーブ36は
入口38からハウジング30へ入り、そしてぜん
動ポンプ20のローラー(図示せず)のまわりに
配置される。可撓性チユーブ36はぜん動ポンプ
のローラーのまわりに配置のため可撓性チユーブ
の他の部分(図示ぜす)へ接続することができ
る。チユーブ36は次に出口40からハウジング
30を出て行き、そして採集容器18へ連結され
た合流ブロツク42へ入る。合流ブロツク42は
可撓性チユーブを通つてポンプ送りされている溶
液がそれを通つて採集バツグ18へ流れることが
できる流路を提供する。
ぜん動ポンプ20は、作動時供給容器12中の
無菌溶液を採集バツグ18へポンプ20のローラ
ー(図示せず)の運動によつて移送する。この運
動は可撓性チユーブ36の壁の圧縮を発生させ、
その中の溶液を毛管タイプ作用で前方へ押し出
す。保持具44および46は、チユーブ36をポ
ンプ20の運転中所定位置に保つため、そのハウ
ジング30への入口および出口において可撓性チ
ユーブ30のまわりに配置される。
供給容器14は可撓性チユーブ48によつて採
集バツグ18へ連結される。容器14中の無菌溶
液は、ぜん動ポンプ22によつてポンプ20によ
り容器12から放出される液と類似の態様で採集
容器18へ放出ささる。可撓性チユーブ48も可
撓性チユーブ36の保持具44および46へ類似
の態様で配置された保持具50および52を有す
る。供給容器16はその間にぜん動ポンプ24を
持つ可撓性チユーブ54によつて採取バツグ18
へ連結される。チユーブ54は保持具44,4
6,50および52と配置および目的が同じの保
持具56および58を有する。
人手で操作し得る調合機およびそれを操作する
方法は、1982年6月24日に出願され、現在米国特
許第4467844号として許可された、“流れ監視方
法および装置”と題し、そして本発明の譲受人へ
譲渡された米国特許出願第391758号に開示されて
いる。人手で操作される調合機は、1982年6月24
日に出願され、現在米国特許第4513796号として
許可され、“高速度バルク調合機”と題し、本発
明の譲受人へ譲渡された米国特許出願第391759号
にも開示されている。上記二つの特許は、調合機
8と機械的に類似する人手で操作される調合機の
作動の理論を論じている。前記二つの特許の開示
をここに参照として取り入れる。
第3図は制御ユニツト26の制御パネルの図で
ある。パネル60は、数字0ないし9と、再呼出
しキー64、クリヤキーボードキー66、および
オートI/DのためAI、マニユアルI/Dのた
めMI、標準マニユアル作動のためST、および確
認I/DのためVIと標識された4個のキー48
を有する人手で操作し得る16個キーボード62を
含んでいる。キースイツチ68は、調合機8がホ
ストコンピユータ4の制御下にあるときにオペレ
ーターによつて使用される。供給容器12ないし
16のめいめいは、デイスプレー70ないし74
上に種々の時点でデイスプレーされる放出される
べきベース溶液容積に関連している。加えて、患
者I/Dコードはその上にデイスプレーされるこ
とができる。スイツチ78ない82のセツトは、
調合機8がマニユアルモードで作動している時デ
イスプレー70ないし74上にその時デイスプレ
ーされるベース溶液の容積パラメータのマニユア
ル入力を提供する。比重デイスプレー85ないし
88および比重入力スイツチ90ないし94は、
マニユアルモードで作動している時それぞれの比
重情報を入れるために使用される。放出総量デイ
スプレー102は、与えられた調合作業中に出力
バツグ18へ放出された溶液の量の指標を提供す
る。交替してホストコンピユータ4と接続して作
動している時、バツグ同定番号はデイスプレーユ
ニツト102に時々にデイスプレーされる。ライ
ト96および104ないし108はオペレーター
に調合機8の状態の目視し得る指標を提供し、そ
して自動モードで運転している時ホストコンピユ
ータ4によつて感知することができる。
第4図は調合機8のエレクトロニツクスの概略
ブロツクダイアグラムである、調合機8はモトロ
ーラ6802マイクロコンピユーターチツプとするこ
とができる制御ユニツト110と、読取り専用メ
モリ112(ROM)、ラングムアクセスメモリ
(RAM)114と、通信ポート116と、アナ
ログ/デジタル変換器118と、ロードセル12
0とを含む。制御ユニツト110からの出力はポ
ンプ20ないし24を駆動する。第4図のROM
メモリ112は、ホストコンピユータ4へ接続し
た調合機の作動のための制御プログラムを含んで
いる。
第5図はシステム2の作動を示す全体フローダ
イアグラムである。初期ステツプ130においては、
患者情報がデイスプレーおよびデータ入力端末4
aを通じてホストコンピユータへ入力され、そし
てデイスクドライブ4bによつて記憶される。典
型的な患者情報は、患者同定番号および請求書コ
ード、患者氏名、病室番号および医師、患者の年
齢、体重および身長を含んでいる。患者の診断、
病状およびアレルギーも含まれる。加えて、デー
タとデータ入力時、そして入力した人を同定する
記録がホストコンピユータによつて保存される。
患者情報が入力されたならば、次のステツプは
調合すべき処方を入力することである。処方は一
または二以上の利用し得る待ち行列に入力され
る。例えば、四つの調合待ち行列を使用し、そし
て1日24時間の間6時間間隔に割り当てることが
できる。新しい患者情報それに処方情報は、後か
らの使用のためデイスクドライブ4bによつて記
憶される。
ステツプ132においては、入力すべき処方、す
なわち、バツグ18中に調合すべき混合物がホス
トコンピユータ中に入力され、そこでそれらは後
から使用のためデイスクドライブに記憶される。
処方は多数の代替形のどの方法でも入力すること
ができる。例えば、処方はバツグ18を構成する
各ベース溶液の容積および濃度をもつて規定する
ことができる。例えば、典型的な処方は、アミノ
酸、デキストロースおよび脂質が混合物を構成す
るベース溶液である場合、10%アミノ酸100ml、
50%デキストロース100ml、10%脂肪酸100mlのよ
うに規定することができる。処方を完成するた
め、水の適量を加えることができるように、その
総容積も規定されなければならない。上の例にお
いて、もし総容積が1000mlと規定されるならば、
所望の総容積を提供するため水700mlが追加され
る。
処方はステツプ132において、最終バツグの総
容積も規定される時は、最終混合物を構成するベ
ース溶液のパーセントで入力することもできる。
この形で入力された典型形処方は以下のとおりで
ある。アミノ酸1%、デキストロース5%、脂質
1%、総容積1000ml。
上の例の両者において、最終バツグ18の総容
積は同じである。また処方そのものは均等である
ことがわかる。1%アミノ酸(脂質)×1000ml総
容積÷10%濃度=10%アミノ酸(脂質)100ml。
5%デキストロース×1000ml総容積÷50%濃度=
50%デキストロース100ml。
処方はまたステツプ132において、最終混合物
の種々のベース溶液のカロリーおよび最終混合物
の総容積として栄養貢献度を規定することによつ
て入力することができる。例えば、この形で入力
された典型的な処方は、41タンパクカロリー、
171デキストロースカロリー、40脂質カロリー、
および総容積1000mlとして規定することができ
る。
処方はまたあらかじめ分類した混合物の名称を
使用し、それを与えられた患者に関連させること
によつても入力することができる。あらかじめ分
類された処方のライブラリーはデイスクドライブ
4bに保存される。ライブラリーの各メンバーは
単に短縮した名称を使用することによつてアクセ
スすることができる。このライブラリー特徴は与
えられた処方のためのすべてのパラメータを規定
するために使用することを可能にする。標準パラ
メータ値はその時必要ならば変更することができ
る。標準的なあらかじめ記憶された混合物を指称
するこの能力は現在薬剤師によつて実施されてい
る多数の人手計算を排除し、そしてさもなければ
処方をパラメータの詳細なセツトへ変換しなけれ
ばならない人の生産性に実質的増加を提供する。
標準処方は必要な場合デイスクドライブ4bに保
存されているライブラリーへ追加または削除する
ことができる。
処方がホストコンピユータへ入力される態様に
関係なく、入力された各処方は、それに関連して
患者の氏名、患者同定番号、バツグ番号および最
終調合物を患者へ注入すべき注入速度を有してい
る。処方情報が入力されそして更新された時点お
よび入力した人を特定するための記録も保存され
る。
微量元素、ビタミンまたは最終混合物も構成す
る追加溶液のような添加剤もステツプ132におい
てホストコンピユータに入力される。これら添加
剤は特定の患者のための処方の一部を構成する
が、しかしながらそれらはこの具体例ではバツグ
18が調合された後に最終混合物へ添加される。
塩化ナトリウム、酢酸ナトリウム、グルコン酸カ
ルシウム、鉄、セレン、亜鉛、総合ビタミン12、
ヘパリンおよび薬酸のような添加剤は、バツグが
調合された後に入射器によつてバツグ18の投薬
ポート中へ典型的に添加される。
オペレーターはベース溶液の三つの形の任意の
一つを入力および/または変更することができ、
そしてホストコンピユータは他の二つの形を自動
的に更新するであろう。同様に、パラメータのあ
らかじめ記憶されたセツトのライブラリーにおい
ては、入力された処方データの三つの形のどれか
または全部が後からの呼出しおよび陰極線管上で
見るために記憶されることができる。めいめいの
代替デイスプレー形は、与えられた患者同定番号
および与えられたバツグ番号に関連したパラメー
タのセツトを表す。バツグ番号は混合物バツグ1
8へ適用すべき同定番号を指称する。さらに、バ
ツグ番号はホストコンピユータ4のデータベース
内の与えられた処方を同定する。
あるバツグのためのパラメータのセツトが利用
し得る形の一つでステツプ132において規定され
た後、ホストコンピユータ4はステツプ134にお
いて入力セツトの形を利用し得る代替均等形に変
換する。あるバツグもしくは処方のための与えら
れたパラメータのセツトは、与えられた24時間期
間中何回処方またはバツグが調合のために適すか
を決定する一または二以上の利用し得る待ち行列
に入力し得る。加えて、ホストコンピユータ4
は、注文した容積へ達するため規定したベース溶
液へどれだけ無菌水を加える必要があるかを決定
する。水の計算は、そのような計算が人手で実施
される時しばしば無視される添加剤の非常に小さ
い容積を考慮に入れることができる。
第5図に示す次のステツプ136においては、パ
ラメータのセツトまたは与えられた待ち行列のメ
ンバーの各自は資格ある人、通常薬剤師によつて
規定したパラメータへ変更もしくは修正を加える
必要があるかどうかを決定し、そして与えられた
時間間隔において混合物の実際の調合を承認する
ために再検討される。与えられたパラメータのセ
ツトのための情報は、その特定のバツグまたはパ
ラメータのセツトが与えられたシフトまたは待ち
行列に対して前もつて承認されていない限り、ホ
ストコンピユータ4によつて調合機8へ送られな
い。承認はデイスプレーおよびデータ入力端末4
aを通じてオペレータの界入によつて実施され
る。明示の承認なしに、与えられたパラメータセ
ツトまたはバツグは調合されないであろう。
選択された待ち行列中のすべての処方が承認の
ため再検討された後、承認された処方はステツプ
138においてホストコンピユータによつて選別さ
れる。承認された処方の選別において、ホストコ
ンピユータは容積量形の処方データを使用する。
特定の処方中の各ベース溶液の容積量は、最初
定数と比較される。定数、例えば20は、調合機8
によつて最終調合バツグ18中へベース溶液容器
12,14,16の一つから精密に移行されるこ
とができる溶液の最小量(ml)を表す。もしベー
ス溶液の容積量が定数より少なければ、ベース溶
液は処方中に存在するとして認識されない。定数
と等しいまたはそれより大きい容積量を持つベー
ス溶液が処方中に存在するとして認識される。
次に、コンピユーターは各処方の最大容積量の
三つを選択し、残りの量をゼロにセツトする。こ
の具体例においては調合機8は一時に三つのベー
ス溶液バツグ12,14および16だけを調合で
きるので、三つを除くすべての量はゼロにセツト
される。ゼロへセツトしたベース溶液は添加剤と
共に最終混合物を生成するようにバツグ18へ添
加される。たとえば、アミノ酸100ml、デキスト
ロース100ml、酢酸100ml、無菌水700mlの処方に
おいては、コンピユータは脂質の容積量をゼロへ
セツトするであろう。次に脂質100mlざバツグが
調合機8によつて調合された後栄養添加剤と共に
最終バツグ18へ加えられる。
次にコンピユータ4はベース溶液組合せのリス
トを三つまでのゼロでない容積量を有する種々の
処方と比較する。該リストは、一時に三つのベー
ス溶液を取る可能なベース溶液からつくることの
できる組合せを規定する。例えば、ベース溶液ア
ミノ酸、デキストロース、脂質および水から一時
にそれらの三つを取つてつくることのできる四つ
の組合せ、すなわち(1)アミノ酸、デキストロース
および水、(2)アミノ酸、デキストロースおよび脂
質、(3)アミノ酸、脂質および水、(4)デキストロー
ス、脂質および水が存在する。この例のように、
組合わせのリストは特定の組合せ中の二つのベー
ス溶液成分が隣接する組合わせ中のそれらと同じ
になるように配列される。もし5個の可能性ある
ベース溶液成分があつたならば、10個の可能性あ
る組合せ〔(3+2)!÷(3!×2!)〕が存在
するであろう。
もし組合せが以前に選択されなかつた処方に一
致すれば、その処方はその組合せに関連した処方
のグループに入れられる。例えば、ある処方がデ
キストロースおよびアミノ酸のみを要求するとし
たら、それは前述の例の第1のグループに入れら
れるであろう。この処方はまた前述の例の第2の
グループにも入れられることができるが、それは
既に第1のグループに入れられたのでそうはなら
ないであろう。
第2のレベルの選別が次にステツプ142におい
てコンピユータ4によつて実施される。この選別
はあるグループ内の種々の処方中に含まれる必要
とするベース溶液濃度に従つてなされる。例え
ば、ある特定のグループ中に各自アミノ酸および
デキストロースを要求する三つの処方があるが、
しかし該グループ中の二つの処方はアミノ酸を10
%濃度で要求し、他方第3の処方はアミノ酸を
8.5%濃度で要求したならば、10%アミノ酸濃度
を有する二つの処方は待ち行列内に互いに隣接し
て入れられるであろう。パラメータの各セツトの
ために必要なバツグ18の寸法に基づいて第3の
選別を実施することも可能であろう。
選択されたキユーにおける処方について実施さ
れる選別作業は、処方がデイスク4bに記憶され
ているのでそれを変えない。このように、完全は
処方(栄養添加剤を含む)が選別された順序で調
合機8へ送られることができる。
今や必要とされる混合物バツグは、承認された
バツグのセツトが必要とするベース溶液のタイプ
に従つて選別されているので最小コストをもつて
調合されることができる。最小コストは、多数の
混合物バツグ18の調合操作の間12ないし16
のようなベース溶液容器の最小数の交換をするこ
とによつて達成される。先に述べたように、容器
12ないし16は、もしそれらが空になる前にそ
れらを除去する必要があれば調合機8へ配置し戻
すことはできない。その結果、部分的に空になつ
たベース溶液容器12ないし16は捨てられ、そ
してコストを増加させる。認可されたパラメータ
のセツトまたはバツグを前記のように選別するこ
とにより、ベース溶液12ないし16の最小数を
必要とするであろう。その結果、無駄にされるベ
ース溶液が最小化されるであろう。
別の利益として、このシステムは最初にベース
成分溶液フアミリー従つて選別するので、ライン
36,48,54のようなラインを洗浄する必要
性が最小化される。これはオペレータ側の労力を
最小化する点において重要である。それはさらに
ベース成分溶液の汚染の可能性を減らす点におい
ても重要である。最後に、いくつかのタイプの溶
液に関して、調合機ラインの単なる洗浄は不適当
である点においてそれは重要である。そのよう場
合ライン36,48および52の全体と、それに
ブロツク42を廃棄し、そして新しい無菌セツト
で交換しなければならず、これは全体コストへさ
らに貢献する。選別はこのようにラインのセツト
を交換する必要を最小化する。
一旦承認されたパラメータのセツトまたはバツ
グが与えられた待ち行列において選別されたなら
ば、ステツプ142においてプリント待ち行列が形
成され、そしてホストコンピユータ4は同じ選別
された順序でラベルの列を印刷する。ステツプ
142においてプリントされたラベルは、実際の調
合プロセスにおいてオペレータを助け、そして適
正な混合物が調製されていることを確認する目的
で使用されるであろう。
ラベルパート1、ラベルパート2およびラベル
パート3よりなる3パートラベルセツトは、実際
の調合作業中適正なベース溶液が使用されている
ことを確認するためのシステムを提供する。ラベ
ルパート1はオペレーターによつて調合操作中に
使用され、そして患者の氏名、同定番号、病室番
号および処方バツグ番号を含む。最終パーセント
濃度の形の処方自体は、バツグへそれが調合され
た後添加すべき栄養添加剤とともにラベルパート
1上にプリントされる。栄養添加物はラベル上に
投与量および容積の形で規定することができる。
加えて、ラベルパート1のベース成分セクシヨン
は、ベース溶液の容積パラメータ(mlで)と、そ
して溶液コード、比重およびその濃度を示すため
に設けられる。
ラベルパート1はオペレータが適正なベース溶
液容器12ないし16が調合機8に架装されてい
ることを確認し、そしてベース溶液の濃度を確認
することを可能とする。さらに後で論ずるよう
に、オペレータはラベルパート1にmlで示された
各容積パラメータをホストコンピユータ4から受
信した調合機8の74を通じ容積デイスプレー70
上に示された量と比較することができる。溶液同
定コードおよび比重も調合機8の88を通じてデイ
スプレーユニツト84上にデイスプレーされる。
これら追加のデイスプレーは、オペレータに適正
な混合物が調製されていることをさらに確認する
機会を提供する。
ラベルパート2は混合物バツグへ同定および配
送目的のために着けられる。このラベルは患者の
氏名、同定番号、病室番号および処方バツグ番号
を含んでいる。最終混合物のパーセント濃度およ
び総容積の形の処方そのものもラベルパート2に
プリントされる。バツグ18へそれが調合された
後添加される栄養添加剤は投与量の形でラベルに
プリントされる。オペレーターが彼の名前、該バ
ツグが調合された時間および日付、および溶液の
有効時間を記入できるように、ラベル上に空白線
も設けられる。注入速度もラベルパート2上に含
まれる。ラベルパート3は、カロリー含量を含む
提供される混合物の詳細な情報を含み、そして患
者の医学的記録中へ挿入するように設計される。
すべての混合物ラベルがプリントされた後、与
えられた待ち行列から調合すべきすべてのバツグ
のために要約ラベルが作成される。要約ラベルは
各タイプのベース溶液の総容積および濃度と、必
要となるであろうバツグ18のような混合物バツ
グの数および寸法に関する情報を提供する。
ステツプ142においてラベルをプリントし終わ
つた後、調合機8か利用可能であり、そしてデー
タを受信順準備完了であると仮定し、オペレータ
ーはAIキー68aを押す。AIキーはホストコン
ピユータ4へ調合機8が前進完了であることを信
号する。ホストコンピユータ4は調合機8へ調合
すべき待ち行列の最初のメンバーのためのベース
溶液を規定するパラメータを伝送する。調合機8
は最初にデイスプレー70〜74に患者のI/D
コードを、デイスプレー102にバツグI/Dコ
ードを、そしてデイスプレー84ないし88に3
種の溶液コードをそれぞれデイスプレーする。も
し患者I/D、バツグI/Dおよび溶液コードが
ラベルパート1に存在するそれらと一致すれば、
オペレーターはVIキースイツチ68bを押す。
オペレーターがデイスプレーされた患者I/
D、バツグI/Dおよびベース溶液コードが対応
するあらかじめプリントされたラベルのそれらと
一致することを実際確認することを確実にするた
め、例えば5秒の遅延を調合機8のROM112
中の制御プログラム中に形成することができる。
VIキースイツチ68bの押しは、前記遅延期間
が経過し終わるまで調合機8によつて応答されな
いであろう。このようにオペレーターは次のステ
ツプを続ける前に少なくとも遅延期間の間待たな
ければならない。
VIキースイツチの押しが感知された後、調合
機8は次に確認コードをホストコンピユータ4へ
伝送する。ホストコンピユータ4は次に調合機8
へ、デイスプレーユニツト70ないし74にデイ
スプレーされるベース溶液容積情報と、そしてユ
ニツト84ないし88にデイスプレーされる比重
情報を供給する。デイスプレー70ないし74に
示された容積情報と、デイスプレー84ないし8
8に示された比重情報とがラベルパート1の情報
と一致するものと仮定し、オペレーターは遅延期
間経過後調合機8をスタートさせるスタートキー
100を押す。
調合機8は、ステツプ146において前に引用し
た特許に記載したようにベース溶液容積を計量す
る。操作が完了した後調合機を再スタートさせる
ため、オペレーターはAIキースイツチ68aを
押す。ホストコンピユータ4は待ち行列が空にな
るまで調合機へベース溶液パラメータのセツトを
送り続ける。
オペレーターが何かの理由で、多分緊急事態の
ため、待ち行列の後方にあるバツグを混合するた
め一時的に飛び越しを欲する場合、オペレーター
はMIキースイツチ68cを押す。MIキースイツ
チは調合機8へ、オペレーターはキースイツチ6
2の数字パツドを通じて患者I/Dコードをマニ
ユアルで入力することを欲している事実を警告す
る。患者I/Dコードがキースイツチ62の数字
パツドを通じて入力し終わつたならば、オペレー
ターは再びMIキースイツチ68cを押す。調合
機8はその時患者同定コードをコミユニケーシヨ
ンリンク6を通つてホストコンピユータ4へ伝送
する。
ホストコンピユータ4が患者同定コードを感知
した時、それは対応するパラメータのセツトを探
すため待ち行列を先へサーチする。待ち行列を通
つて先へのサーチのみが実施されることを注意す
べきである。待ち行列の以前のメンバーに対応す
る患者番号のための処方は既に調合されているで
あろう。
対応するパラメータのセツトもしくはバツグが
待ち行列中に位置決定された時は、ホストコンピ
ユータ4は次に同定されたバツグを混合する調合
機8へベース溶液情報を伝送する。この順序外の
調合操作が完了した後、オペレーターが次にAI
キー68aを押せば、ホストコンピユータ4は待
ち行列の以前の位置へ復帰し、そして待ち行列中
の次のメンバーまたはパラメータの次のセツトを
調合機8へ送る。
各自のパラメータのセツトまたはバツグが調合
機8へ送られた後、その特定バツグのための承認
フラツグがホストコンピユータ4によつてリセツ
トされることに留意すべきである。その結果、そ
の特定の処方またはパラメータセツトは、それぞ
れの待ち行列が選別される次回調合されるために
再承認されなければならない。
加えて、ステツプ148において監査追跡をホス
トコンピユータ4によつて発生させることができ
る。監査追跡はプリンター4c上にプリントする
か、または単に後からの検索のためデイスク4B
に記憶させることができる。監査追跡は与えられ
た時点においてどんな作業が行われたかおよび誰
が行つたかを同定する。例えば、監査追跡は患者
フアイルの作成および変更、調合の認可、自動お
よびマニユアル調合、およびラベルの印刷を記録
する。
好ましい作動モードにおいては、ホストコンピ
ユータ4は、少なくとも二つ、好ましくは三つの
オペレーター承認レベルを有する。最下レベルは
単にオペレーターがデイスプレーおよびデータ入
力端末4aを通じて処方データを入力することを
許容する。次のレベルは、承認されたオペレータ
ーがデイスクドライブ4b上のデータベース中の
パラメータセツトまたはバツグを変更し、そして
混合物または処方の調合を承認することを許容す
る。第3または保守レベルにおいては、処方およ
び他の記録をシステムから削除することができ
る。
前記教示に鑑みて本発明の修飾および変更が可
能である。例えば異なる選別方法を使用すること
ができる。すべて本発明の精神および範囲を逸脱
することなく、バツグパラメータは待ち行列中に
組織されずにグループ中に記憶させることがで
き、そして異なるデイスプレーフオーマツトを使
用することができる。加えて、ホストコンピユー
タは調合機または他の装置のグループを実質上同
時に制御するように使用することができる。ホス
トコンピユータはまた、調合されたバツグに基づ
いて計算または経営管理、レポートを作成するた
めに使用することができる。
JP60505032A 1984-10-26 1985-10-18 調合システム Granted JPS62500573A (ja)

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