JPH0246147A - 電気モータ組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気モータ組立体に係り、更に詳細には洗濯
機の用途に使用される電気モータ組立体に係る。本発明
は洗濯機の用途に関し詳細に説明されるが、本発明は他
の広範囲の用途にも適用され得るものである。

従来の技術 公知の洗濯機の用途に於ては、洗濯機用の駆動モータは
洗濯機の洗濯槽の下面上又はその近傍に垂直に取付けら
れている。従来より一般に、モータはそのエンドシール
ドのうち少くとも取付は板より離れた側のエンドシール
ドを介してモータを固定するよう構成された適当な取付
は構造により取付は板に取付けられている。また取付は
板はモータに隣接して変速機組立体を保持するようにな
っており、変速機の回転軸も電気モータの回転軸に固定
されたプーリよりベルトを介して駆動されるプーリまで
取付は板を貫通して延在している。

変速機は撹拌器を回転駆動し洗濯槽を高速回転させるべ
く洗濯機の槽内へ垂直上方に延在する回転軸をａ・して
いる。典型的な用途に於ては、モータ及び変速機はそれ
らがかなりの振動や揺動に曝される態様にて取付は構造
により支持されている。

更にかかる用途に使用されるモータ組立体を設計するに
際してはその作動環境が考慮されなければならない。お
湯が使用される洗濯によりモータの周囲環境に与えられ
る熱及びモータそれ自身により発生される熱もモータの
設計に際し考慮されなければならない１１１項である。

最大負荷条件下に於て取り扱われる洗濯負荷に関連する
洗濯機の大きさはモータの大きさを決定する際に考慮さ
れなければならない更に他の一つの事項である。一般に
洗濯槽の底と変速機及びモータを支持する取付は板の上
面との間には極く限られた大きさの空間しか存在しない
。またこの限られた空間は取付は仮の下方に於て変速機
及びモータの回転軸に固定されたプーリを受は入れなけ
ればならない。洗濯機のキャビネットの底、即ち包囲体
の支持面と槽の底との間の距離は、洗濯負荷を受は入れ
るに適したレベルの性能を与え、また洗濯機°の環境に
於ける熱の問題に対処し得るようモータの形態を設定す
る際に考慮されなければならない設計上の制限因子であ
る。

材料、特にモータ組立体のエンドシールドに使用される
材料の選定もモータの設計に於ける熱の問題の処理及び
作動環境に於て使用可能な限られた空間に関連する大き
゛さや形態の点に於て確実に寄与することが解った。材
料の選定の問題については、エンドシールドと一体の軸
受ハウジングを有するエンドシールドを製造すべくシー
ト状金属、特にスチールシートがプレスされる場合には
、軸受ハウジングは典型的にはモータのアームに沿って
軸線方向外方へ延在し、実際のモータの形態に使用可能
な空間が制限され、従ってその作動が制限されることが
解った。本発明の場合の如くアルミニウム鋳物が使用さ
れる場合には、軸受ハウジングは若し必要ならばエンド
シールドと一体に形成されてよく、従って洗濯槽とこれ
に隣接するエンドシールドとの間の限られた空間に有害
な影響を及さない。かくしてモータの設計を行うことに
よりさもなくば無駄に使用される空間を効果的に節減す
ることができる。前述の如く、「大きさを決定する」と
はモータが所期の洗濯負荷を取り扱うに十分な動力を有
するようモータを設計することに係り、直接的にはモー
タが所要の電気的性能を達成するに必要な固定子及び回
転子組立体の積層材の大きさ、積層高さ、巻線構造に関
連している。これらの寸法因子はモータが作動しなけれ
ばならない限られた大きさの空間環境に鑑みれば、重大
な因子である。

またモータの信頼性及び寿命及びその有効性もモータの
取付は態様により大きく影響を受けることが知られてい
る。

同様の大きさの洗濯機について従来の構造に於て採用さ
れている取付は方法の例としてモータを取付は板に固定
するための取付はブラケットを使用する構造がある。取
付は板は洗濯機のための変速機をも担持するようになっ
ている。この構造に於ては洗濯槽の底に近接して配置さ
れたモータより離れた側のエンドシールドの延長部が使
用される。この公知の構造に於ては、モータを取付は板
に物理的に接続すべく長い取付はボルトとの関連に於て
ブラケットと取付は板との間にスペーサブロックが使用
されている。

かかる取付は方法に於ける一つの問題は、モータの取付
はブラケットが取付は板より離れた端部に配置され、取
付けに細長いボルトが使用されることから、モータはそ
れ自身の作動により発生される揺動や振動に曝され易く
、また変速機が取付は仮にショックマウントを介して取
付けられている場合に於ても変速機より該変速機を経て
行われる機械的フィードバックにより誘発される揺動や
振動に曝され易いということである。モータにより変速
機を駆動するためのベルト伝導用プーリ系であって取付
は板の下側に配置されたプーリ系により、スペーサブロ
ック及び細長い取付はボルトを使用して取付けられたモ
ータは、取付けがスペーサブロックや長いボルトを使用
せずに一方又は他方のエンドシールドより直接取付は板
に対し行われる場合には存在しない取付は板の周りのか
なり高い・回転力、即ちスラストに曝される。従って従
来のモータの設計に於てはその系の作動により及される
力を補償するためのスラスト系が必要であった。

従って本発明の一つの目的は、モータが洗濯機の如き空
間が制限された用途に於て使用され得るよう、モータの
全体としての大きさ、特にモータの回転軸に沿う方向の
長さを低減することである。

本発明の他の一つの目的は、モータの大きさを低減し、
これによりそれが使用される空間に於ける空気の循環を
向上させることである。

本発明の更に他の一つの目的は、モータの安定性が高く
その揺動の少ないモータ取付は系を可能にするモータ構
造を提供することである。

本発明の更に他の一つの目的は、モータがより一層固定
的に取付けられることを可能にし、また洗濯機に於て変
速機に隣接して固定された電気モータより変速機をベル
トを介して駆動すべくそれらの回転軸に固定されたプー
リが互いに同一平面をなす状態に維持されることを可能
にするモータ及びその取付は構造を提供することである
。

本発明の更に他の一つの目的は、モータの大きさが低減
され良好な冷却が行われるよう洗濯機や空間が制限され
た他の環境に使用される電気モータの製造に供される材
料を選定することである。

本発明の更に他の一つの目的は、洗濯機に於てモータが
駆動しなければならない変速機との関連でモータを取付
けるために使用される取付は装置とは独立にモータの大
きさの増大を可能にすることである。

本発明の更に他の一つの目的は、洗濯機に対しモータを
保持するために使用されるモータ取付は装置と取付は板
との間の距離をモータの回転軸側の端部に対し成る小さ
い値に維持する取付は装置を提供することである。

本発明の更に他の一つの目的は、洗濯機の洗濯槽の下方
の限られた空間環境に於て取付は板に固定された変速機
にベルト及びプーリ系によって安定的に動力を伝達する
ことを可能にする構造単純にして容易に製造可能なモー
タ取付は装置を提供することである。

発明の概要 本発明によれば、−殻内に言えば、モータに対するスラ
ストのレベルを低減し、また家庭用機器の制限された環
境に於ける空間を最大限に利用するモータ組立体及びそ
の取付は装置が得られる。

好ましい実施例に於ては、モータは第−及び第二のエン
ドシールドにより互いに接続された固定子組立体及び回
転子組立体を含んでいる。冷却空気が所望の体積及び速
度にて流れ得るよう半径方向及び軸線方向の孔がエンド
シールドに設けられている。第二のエンドシールド、即
ちリヤエンドシールドは内部軸受ハウジングを有し、該
ハウジングはエンドシールドの外面と同一平面をなす軸
受ハウジングを構成している。かくしてモータがその回
転軸側の端部が下方に位置しリヤエンドシールドが上向
の状態で洗濯槽の下方にて取付は板に取付けられると、
エンドシールドの平坦な面は洗濯槽の比較的平坦な底面
に面し、従ってこれらの間の空間は大きい洗濯負荷を有
する大型の洗濯槽のための変速機を駆動すべく大型のモ
ータを設けるに必要なモータの大型化のためにより一層
効果的に使用されるようになる。成る与えられた洗濯負
荷の用途については、リヤエンドシールドの軸受ハウジ
ングが一体的な構造であるので、モータの全体としての
大きさが低減され、冷却空気がモータの周りの空間に一
層良好に流れる。更に本発明のモータ組立体に於ては、
洗濯機の変速機と共にモータを取付は板に取付けるため
にモータのフロントエンドシールドに設けられた取付は
耳部が使用される。フロントエンドシールドにはモータ
の回転軸が貫通して延在している。モータの取付けは取
付は板に隣接するフロントエンドシールドに於て行われ
るので、モータの取付は耳部と取付は板との間にはスペ
ーサブロックは必要でない。

モータの回転軸側に於ける取付は耳部と取付は板との間
の取付は構造は一定であるので、モータの大きさの変更
（一般には二つのエンドシールドの間の固定子組立体の
積層材の積層寸法の増大を意味する）は、リヤエンドシ
ールドとその上方の洗濯槽の下面との間に残存する空間
に於て上述の一定のレベルを越える方向に行われる。ま
た回転軸に固定されたプーリと取付は板の下方にてそれ
らのプーリの間に巻き掛けられた駆動ベルトとの間の関
係も一定に維持されるので、二つのプーリの間に同一平
面状の整合関係を確保すべくモータ又は変速機の何れか
のプーリを調節したり位置決めし直したりする必要がな
い。取付は板上に於てモータと変速機との間に於て互い
に他に対し必要な唯一の運動は、取付は板の下方に於て
モータの回転軸に固定されたプーリと変速機の回転軸に
固定されたプーリとの間のベルトの張力を設定するため
の運動である。かかる張力の設定は、モータのフロント
エンドシールドに設けられた取付°け耳部に挿通された
ボルトが取付は板に設けられた平行な溝に挿通されて移
動可能に固定されることにより達成される。かくして本
発明のモータ組立体及びその取付は方法によれば、他の
モータの場合に比して成る与えられた出力に対し占める
空間が小さくてよいモータが得られる。モータがその回
転軸が垂直下向きの状態で取付けられる場合にも、モー
タ周囲の重要な空間、即ちモータの上端（後端）と洗濯
槽の底との間の空間に於て軸受ハウジングにより空間が
無駄に使用されることがない。

モータのエンドシールドの構成材料としてアルミニウム
鋳物を選定することにより、内部軸受ハウジングを組込
むことができ、また所望量の冷却空気を流すための軸線
方向及び半径方向の孔を設けることができる。エンドシ
ールドは固定子組立体の積層体に直接固定されるので、
モータの出力を増大することを要する大きい洗濯負荷を
受は入れるためにモータの大きさを増大させることが取
付は構造を変更することなく容易に達成される。更に洗
濯機の洗濯槽及び撹拌器のための変速機の回転軸のプー
リ側の端部と同様、モータの取付けは取付は板に対し一
定に維持されるモータの回転軸側の端部に於て行われる
ので、モータが曝される揺動の度合はモータが他の態様
にて取付けられスペーサブロックが必要とされる場合に
比して小さい。より一層重要なことには、種々の洗濯負
荷を受は人°れるために必要なモータの大きさの増大は
、取付は板の下面の下方に配置されるプーリの間の互い
に他に対する同一平面関係に悪影響を及すことなく洗濯
槽の底の方向に上述の一定の点を越えて拡大することに
より容品に行われる。

例えば孔の形状を変更したり軸受ハウジングを受は入れ
るために種々の形態のアルミニウム鋳物製のエンドシー
ルドが形成されてよい。同様にエンドシールドと取付は
板との間の取付は構造に種々の修正が加えられてよい。

以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。

実施例 第１図に於て、洗濯機１０が図示されており、通常の態
様にて取付は板１８に固定された電気モータ１４及び変
速機１６の形態をなす電動装置を収容するキャビネット
１３内に槽１２が垂直に配置されている。

変速機１６は連結装置１７により槽１２に駆動連結され
ている。モータ１４及び変速機１６を支持する取付は板
１８は支持体１９により槽１２の底に固定されている。

また取付は板１８は従来の態様にて洗濯機のキャビネッ
ト１３に固定されている。キャビネット１３内の全体と
しての空間構造が理解されるよう、モータ１４の回転軸
２０も図示されており、該回転軸に駆動プーリ２２が固
定されている。後に説明する如くモータが取付は板１８
に取付けられることにより、プーリ２２は変速機１６の
回転軸２６に固定されたプーリ２４と同一平面をなすよ
う維持される。モータ側のプーリ２２と変速機側のプー
リ２４との間に延在する駆動ベルト２８が、モータ１４
と変速機１６と水平の取付は板１８とによりこれら二つ
のプーリの間に同一平面の関係を維持する必要性を強調
する目的で図示されている。第１図より解る如く、フロ
ントエンドシールド３６が固定された取付は板１８と槽
１２の底との間の間隔、即ち距離７０はフロントエンド
シールド３６の取付は耳部５０の材料厚さと、フロント
エンドシールド３６の取付は耳部５０とリヤエンドシー
ルド３８の内面３９Ａとの間の距Ｉｌｌ　７２と、リヤ
エンドシールド３８の内面３９Ａと外面３９Ｂとの間の
距離７４と、リヤエンドシールド３８の外面３９Ｂと槽
１２の底との間の距離７６との合計である。

モータの大きさ、形態、及び取付は構造は第２図を参照
することによりより一層明瞭に理解される。モータ１４
は固定子組立体３２内に配置された回転子組立体３０を
含んでいる。固定子組立体は電気的シート材にて構成さ
れた複数個の積層材３４にて構成されている。

積層材には溝が形成されており、該溝内に巻線１００が
配置されている。図示の実施例に於ては、エンドシール
ド３６及び３８は直接固定子組立体３２に固定されてい
る。これらの部材は複数個の固定子ボルト４０により互
いに保持されており、ボルト４０はフロントエンドシー
ルド３６より積層材３４を貫通してリヤエンドシールド
３８まで延在している。モータ１４の冷却は、空気が軸
線方向に流れるようリヤエンドシールド３８に設けられ
た複数個の孔４２、フロントエンドシールド３６に設け
られた同様の孔、及び空気が半径方向に流れるよう両方
のエン下シールドに設けられた複数個の孔４４により行
われる。更に回転子組立体３０はリヤエンドシールド３
８及び固定子組立体３２の端部積層材により郭定された
固定子キャビティ内に軸線方向に延在する複数個の回転
子ブレード４６を有している。第２図に於て半径方向の
孔４４を経て僅かに見ることのできるファン４８が、フ
ロントエンドシールド３６及び固定子組立体３２の端部
積層材により郭定されたキャビティ内に配置されており
、このファンは固定子組立体の巻線の冷却を補助する。

第２図に於て重要なことはフロントエンドシールド３６
に設けられた取付は耳部５０の一方が示されているとい
うことである。取付は耳部５０の一方の側には断面矩形
のボルト孔５２が設けられている。第４図より解る如く
、同様の断面矩形のボルト孔５２がモータの他方の側の
対応する取付は耳部に同様に設けられている。第４図よ
り、ボルト孔５２は一方の取付は耳部より他方の取付は
耳部ま・でリヤエンドシールド３８の中心を通って延在
する垂線１０１より等距離の位置にあり、垂線の反対側
に位置する取付は耳部５の部分には対応するボルト孔は
設けられていないことが理解されよう。また第１図及び
第２図はリヤエンドシールドと同一平面をなす軸受ハウ
ジング５４の重要性を示している。第１図に於て、軸受
ハウジング５４をエンドシールド３８の内部に設けるこ
とにより、リヤエンドシールド３８と槽１２の底との間
の距離が低減されることがない。この空間は従来の多く
の洗濯機に於ける如く突出する軸受ハウジングの場合に
はそのハウジングにより必要とされる距離だけ犠牲にな
る。

第３図は第１図に示された典型的な洗濯機内の槽１２の
下方の限られた空間に於て特定の用途に合せて行われる
ことが必要な大きさ及び形態の変更の際に受は入れられ
なければならないモータの種々の構成要素の間の空間関
係及び寸法関係を示す断面図である。第３図に於て、モ
ータ３０の回転軸側の端部に対する突出する軸受ハウジ
ング５８の影響が明瞭に解る。勿論フロントエンドシー
ルド３６に対応する軸受ハウジング５８の位置は、それ
がモータ３０の取付は板１８の側に設けられていること
に鑑みれば、幾つかの理由から殆ど影響を及さない。第
一に、プーリ２２及び２４は如何なる場合にも取付は板
１８に接触してはならないので、空間の制限はモータの
駆動側の端部に於ては重大ではない。第二に、洗濯機の
用途に於ては、軸受ハウジングの寸法は先ずそれがプー
リの同一平面関係を確保することを補助するよう選定さ
れる。第３図はモータ１４、特に固定子組立体の積層高
さが特定の用途、特に特定の洗濯機に必要な洗濯負荷に
より定まる大きさに応じて回転軸に沿う方向の寸法が変
化されてよいことを示している。図示の如くモータの長
さはフロントエンドシールド３６とリヤエンドシールド
３８との間の全ての構成要素の関数である。これらの構
成要素は固定子組立体３２と回転子組立体３０と回転子
ブレード４６とファン４８とを含んでいる。リヤエンド
シールド３８にこれと同一平面をなすよう設けら・れた
軸受ハウジング５４はその内部に適当な軸受組立体５６
を有している。フロントエンドシールド３６はそれより
突出するフロント軸受ハウジング５８を含んでおり、該
軸受ハウジングは内部に適当な軸受６０を有している。

回転軸２゜は軸受５６及び６０により回転可能に支承さ
れている。回転子組立体３０は任意の適宜な方法により
構成され回転軸２０に固定されている。この場合回転子
組立体の固定方法として締り嵌めが適している。回転軸
２０は回転軸の延長部２７に沿ってフロントエンドシー
ルド３６を貫通して延在している。図示の如く、回転子
ブレード４６は回転子組立体３０と一体に形成されてお
り、モータ１４を冷却すべくモータのリヤエンドシール
ド３８の側に沿って配置されている。同様にファン４８
はモータ１４を冷却する目的でフロントエンドシールド
４６内に配置されている。これらのファン４８及びモー
タ１４の構造の詳細が本願出願人と同一の譲受人に譲渡
された米国特許出願第号及び同第　　　　　　　号に記
載されている。

第４図は取付は板１８に対する取付けに関しモータ１４
と変速機１６との間の関係を示している。

特に第４図は槽１２の底より取付は板１８へ向けて見た
場合に於けるリヤエンドシールド３８を示している。取
付は板をＷＪ１２の底より隔置された状態にて保持する
支持体１９は破断された状態にて示されている。モータ
１４のプーリと変速機のプーリ２４との間に延在するベ
ルト２８及びブーリ２４が破線にて示されている。取付
は板１８は、変速機の回転軸２６が同じく取付は板１８
に固定されたモータ１４の回転軸２０に平行に維持され
るよう、支持体１９により槽１２の底に固定されている
。モータ１４を取付は板１８に取付ける態様の特徴が第
４図に示されており、モータ１４の両側の取付は耳部５
０に設けられた断面矩形のボルト孔５２が図示されてい
る。これらのボルト孔は取付は板１８に設けられた溝６
２に対応しており、溝６２はモータ１４のプーリと変速
機のプーリ２４との間のベルト２８に適当な張力を与え
得るよう・モータ１４を取付は板１８に対し相対的に変
位させることを可能にする。モータ１４は取付は板１８
に設けられた取付はヨーク６４内に配置されており、溝
を有しないヘッド及びヘッドに近接して断面矩形の軸部
を有するボルトが取付は耳部５０に設けられたボルト孔
５２に挿通され、取付は板１８の溝６０を貫通して延在
し、他方の側に於てナツトにより固定されている。

かくして単純な二点式の取付は構造により、モータ１４
はそのフロントエンドシールド３６の一体的な一部であ
る取付は耳部５０を介して取付は板１８上に変速機１６
に対し適正に固定され、従ってモータ１４のうち取付は
板１８より上方の部分であって取付は板と槽１２の底と
の間の部分が拡大されるようモータの大きさが変更され
る場合にも、モータのプーリ２２と変速機のプーリ２４
との間の同一平面関係が取付は板１８の下方に於て乱さ
れることなく維持される。かかる取付は構造の詳細が本
願出願人と同一の譲受人に譲渡された米国特許出願第　
　　　　　　号に記載されている。また追加の空間がリ
ヤエンドシールド３８より突出する軸受ハウジングを有
しないことにより確保される。これらの全ては寸法拡大
に関し高い融通性を有し、しかも所望の冷却容量及び製
造の単純性を有する本発明のモータ組立体によって達成
される。

かくして本発明によれば、洗濯機の苛酷な振動及び頻繁
な高温空気の環境中の限られた空間に対するモータの構
造及びその取付は構造であって、非常に効率的であり、
信頼性が高く、単純であり、容品に製造可能なモータの
構造及びその取付は構造が得られる。本発明のユニーク
なモータ組立体の範囲内に於て種々の変更が可能である
。例えば特定の材料が好ましいものとして説明されたが
、必要ならば他の材料が使用されれてよい。同様にエン
ドシールド３６及び３８はモータ１４の固定子組立体に
直接取付けられているが、他の取付は構造が採用されて
もよい。更に取付は耳部５０の構造が本発明の他の実施
例に於て変更されてよい。

但しこれらの変更は単なる例示に過ぎない。

【図面の簡単な説明】

第１図は典型的な洗濯機の作動環境に於ける本発明の構
造を示す解図である。 第２図は本発明のモータ組立体の一つの実施例を示す斜
視図である。 第３図は第２図に示されたモータ組立体を示す断面図で
ある。 第４図は第１図に示された洗濯機に対する本発明のモー
タ組立体と変速機のためのプーリとの間の関係を示す底
面図である。 １０・・・洗濯機、１２・・・槽、１３・・・キャビネ
ット。 １４・・・モータ、１６・・・変速機、１８・・・取付
は板。 １９・・・支持体、２０・・・回転軸、２２．２４・・
・プーリ、２６・・・回転軸、２８・・・ベルト、３０
・・・回転子組立体、３２・・・固定子組立体、３４・
・・積層材、３６．３８・・・エンドシールド、４０・
・・ボルト、４２．４４・・・孔、４６・・・ブレード
、４８・・・ファン、　　５０・・・取付は耳部、５２
・・・ボルト孔、５４・・・軸受ハウジング、５６・・
・軸受、５８・・・軸受ハウジング、６０・・・軸受、
６２・・・溝、６４・・・ヨーク特許出願人　　　エマ
ーソン・エレクトリック・カンパニー

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗濯機の撹拌器及び洗濯槽のための変速機へ動力
   を供給する電気モータ組立体であって、洗濯機の構造体
   に固定された取付け板上に前記変速機と所定の作動関係
   にて取付けられる電気モータ組立体にして、 中央に設けられた回転子用ボアと、前記ボアに開口する
   溝と、前記溝内に配置された巻線とを有する固定子組立
   体と、 前記ボア内に回転可能に配置された回転子組立体であっ
   て、中央に配置され前記ボアを貫通して延在する軸を有
   し、前記軸は前記回転子組立体の両端に於て軸受により
   支承された回転子組立体と、前記軸の一端に設けられた
   軸受を回転可能に収容すべく中央に配置され外面と同一
   平面をなす軸受ハウジングを内部に有し、前記固定子組
   立体に固定されたリヤエンドシールドと、 中央に設けられた円形の孔を有する軸受ハウジングを有
   するフロントエンドシールドであって、前記軸受ハウジ
   ングは前記孔を貫通して前記モータ組立体の外部まで延
   在する前記軸の端部に近接して設けられた軸受を回転可
   能に収容すべく前記フロントエンドシールドの外面より
   軸線方向に突出しており、前記フロントエンドシールド
   は前記固定子組立体に固定されており、前記フロントエ
   ンドシールドは該フロントエンドシールドに固定され前
   記軸の延長部が下側に位置する状態にて前記モータを前
   記取付け板に取付ける取付け装置を有するフロントエン
   ドシールドと、 前記軸に固定され前記変速機を駆動すべくベルトに係合
   するプーリであって、前記取付け装置は前記モータ側の
   プーリが前記変速機の軸に固定されたプーリに対し一定
   の平面関係に維持されるよう前記モータを前記取付け板
   に固定するよう構成されたプーリと、 を含む電気モータ組立体。
2. （２）上方に位置する洗濯槽のための変速機へ動力を供
   給する電気モータ組立体にして、中央に設けられたボア
   を有する固定子組立体と、回転子組立体であって、中央
   に配置され前記回転子組立体を貫通して延在する軸を有
   し、前記軸は両端に設けられた軸受に支承されており、
   前記回転子組立体は前記固定子組立体の前記ボア内に回
   転可能に配置された回転子組立体と、 両端に設けられた一対のエンドシールドであって、一方
   のエンドシールドは該エンドシールドの外面と同一平面
   をなす内部軸受ハウジングを有し、他方のエンドシール
   ドは中央孔及び軸受ハウジングを有し、前記軸の延長部
   はベルト伝導用のプーリを取付け得るよう前記中央孔を
   貫通して延在しており、前記軸受ハウジングはそれぞれ
   前記軸を支承するための軸受を収容する一対のエンドシ
   ールドと、 前記洗濯槽に固定され前記洗濯槽より隔置された取付け
   板であって、前記モータ及び前記変速機を支持し、互い
   に隣接する孔を有し、前記モータ及び前記変速機の軸が
   それらにプーリを取付け得るようそれぞれ対応する前記
   孔を貫通して延在する取付け板と、 前記プーリが固定された前記軸の前記延長部の側の前記
   モータの端部に固定され、前記モータの前記軸に固定さ
   れた前記プーリが前記変速機の前記軸に固定された前記
   プーリに対し一定の平面関係に維持されるよう前記変速
   機と共に前記モータ組立体を前記延長部が下側の状態で
   前記取付け板に固定する取付け装置と、 を含む電気モータ組立体。