JPH0245792Y2 - - Google Patents

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JPH0245792Y2
JPH0245792Y2 JP3430379U JP3430379U JPH0245792Y2 JP H0245792 Y2 JPH0245792 Y2 JP H0245792Y2 JP 3430379 U JP3430379 U JP 3430379U JP 3430379 U JP3430379 U JP 3430379U JP H0245792 Y2 JPH0245792 Y2 JP H0245792Y2
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hook
weight
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wheel
hooks
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はホイールの強度(ホイールの耐衝撃
性ともいう)試験用装置に関し、特にタイヤホイ
ールのサイドフオース縁石への乗り上げ時等の場
合におけるホイール剛性(耐衝撃性及び靭性)の
チエツクを行うことを目的とする装置に関するも
のである。
(従来の技術) 自動車用ホイールの製造に関しては車両走行時
における縁石への乗り上げ、あるいは斜面走行時
における十分な強度を保持させるために安全性確
保の見地から公的に種々の規制がなされており、
とくにタイヤの大きさ別に所定角度ホイールを傾
斜させた状態においてこれに規定重量の衝撃を与
えてホイールに対する斜め方向からの衝撃力に対
する衝撃耐久試験をおこなうべきことがJIS規格
により規定されている。
かかる衝撃試験を行うための装置としては従来
ホイール受台上にタイヤを装着したホイールを所
定角度傾斜させた状態にて保持させるとともに、
該ホイール受台を中心に垂直方向に植立された左
右一対の支柱間に一定重量の重錘を懸架させ、こ
れを重錘の上部に結んだワイヤーをウインチ状の
ものにより巻き上げた後、上記の受台上にセツト
されたホイール上に落下させる構造のものが一般
的に知られていた。
(考案の解決すべき問題点) しかしながらホイールの衝撃試験に関する前者
の装置にあつては、重錘を支柱間上方位置に持ち
上げるための手段が重錘の上部に結んだワイヤー
をウインチ状のものにより巻き上げたりする構造
であり、重錘とワイヤーが連結されているものに
あつては重錘の落下時のウインチ又は滑車の抵抗
によつて自由落下荷重の変動が生じ易い問題があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記した従来技術における種々の問題
点を解決すべく案出されたものであつて、具体的
には「上部天板と下部床板との間に垂直方向に植
立された左右一対の支柱12,12′と、該支柱
に沿つて回転自在に取りつけられた一対の螺子杆
14,14′と、該螺子杆に螺入された一対のフ
ツク保持体18,18′と、該一対のフツク保持
体間に保持された重錘4と、上記下部床板上にタ
イヤを装着したホイールを所定角度傾斜させた状
態で支承するホイール受台3と、前記上部天板上
に載置され、前記した一対の螺子杆を正・逆方向
に同期回転させて上記一対のフツク保持体18,
18′を昇降させるモーター16とからなり、前
記したフツク保持体18,18′には、段部18
a,18′aより一定間隔離間させたホツク取付
部18b,18′bにフツク5,5′を回転自在に
軸着させるとともに、該フツクには前記した重錘
4に係止可能な係止部5a,5′aと上記軸着部
より下方に延設された袖部5c,5′cとを有し、
さらに該袖部5c,5′cと前記段部18a,1
8′aとの間に進退自在なローラー22,22′に
より前記重錘の係止保持・解除を操作するホツク
係止解除装置6,6′とを有せしめたことを特徴
とするホイール衝撃試験装置。」に関するもので
ある。
以下において本考案の具体的な内容を第1〜3
図に図示の一実施例をもとに説明すると、 3は下部床板上に設置されたホイール受台、1
2,12′はホイール受台3を中心として上部天
板15と下部床板との間に垂直方向に植立された
左右一対の支柱、14,14′は支柱12,1
2′に沿つて回転自在に取りつけられた一対の螺
子杆、18,18′は螺子杆14,14′にそれぞ
れ螺入された一対のフツク保持体、4は左右一対
のフツク保持体18,18′間に保持された重錘、
16は前記した一対の螺子杆14,14′を正・
逆方向に同期回転させて上記一対のフツク保持体
18,18′を昇降させるためのモーターをそれ
ぞれ示す。
ホイール受台3は、その上面3aが所定角度傾
斜しており、この上面3aに支承部7を介してタ
イヤ1を装着したホイール2がホイール等適宜の
固定手段によつて堅牢に固着されている。
支柱12,12′は、その上端部に天板15を
有し、左右一対の螺子杆14,14′の上端部を
該天板15上に突出させ、しかも傘歯車を介して
プーリー17,17′に連絡し、さらにプーリー
17,17′とモーター16との間をベルトにて
連絡することにより、モーター16の回転駆動力
を得て螺子杆14,14′が正・逆方向に同期回
転するようになつている。
フツク保持体18,18′は、相互に対向する
側面方向に段部18a,18′aを介してフツク
取付部18b,18′bを有し、而も上記段部1
8a,18′aより一定間隔離間させた位置にフ
ツク5,5′をピン23,23′により回転自在に
軸着させている。
フツク5,5′は重錘4に係止可能な係止部5
a,5′aと、上記軸着部より下方に延設された
袖部5c,5′cとを有し、該袖部5c,5′cの
前記係止部5a,5′aと反対側の側面5b,
5′bをフツクの起立時に段部18a,18′aと
略平行となるように構成している。
さらに袖部5c,5′cと段部18a,18′a
との間にはフツク保持体18,18′上にシリン
ダー固定体20,20′を延設し、これに固定さ
れたシリンダー19,19′により進退するとこ
ろの先端部にローラー22,22′を有するシリ
ンダーロツド21,21′が進退自在に取りつけ
られており、フツク5,5′は自由状態において
は係止部5a,5′aの自重により係止部が第3
図において下降方向(反時計方向)に位置すると
ともに、シリンダー19,19′の作用により下
降してローラー22,22′がフツクの袖部5c,
5′cと段部18a,18′aとの間に進入した場
合には、係止部5a,5′aが実線位置に示すよ
うに略水平方向に起立して重錘4を係止保持し、
あるいはシリンダー19,19′の作用によりロ
ーラー22,22′をフツクの袖部5c,5′cと
段部18a,18′aとの間より退避させること
によつて重錘4の保持を解除すべくフツク係止解
除装置6,6′を構成している。
尚前記したシリンダーロツド21,21′のロ
ーラー22,22′はフツクの袖部5c,5′cと
段部18a,18′aとの間に進入し、あるいは
上方へ退避する際に必ずしも回転を必要とするも
のではなく、ローラーの外周円弧面によつてその
抜き差しを一層スムースにすることができる。
さらに重錘4は規定の重量を有するとともに、
左右両側面には前記支柱12,12′に沿つて滑
降できるように回転自在のローラー13,13′
が取りつけられ、しかも該ローラー13,13′
の取付位置より若干離れた位置に側方および下方
にのみ開口させたフツク案内溝11,11′を有
し、該フツク案内溝11,11′内に第3図にも
示した如くフツクの係止部5a,5′aを係合さ
せることにより保持させている。
上記した実施例の構成において、まずシリンダ
ー19,19′を作動させてローラー22,2
2′をフツク5,5′に当接しない位置まで上昇さ
せてフツクの係止部5a,5′aを下向き垂下さ
せたままの状態とした後、ホイール受台上にある
重錘4に対し、モーター16を駆動させて螺子杆
14,14′を正転させてフツク保持体18,1
8′を下降させるとフツクの係止部5a,5′aが
重錘4のフツク案内溝11,11′の側方に達す
る。そこで前記シリンダー19,19′を作動さ
せてシリンダーロツド21,21′を伸長させ、
ロツド先端のローラー22,22′をフツクの袖
部5c,5′cと段部18a,18′aとの間に挿
入させるとフツクの係止部5a,5′aが水平方
向に起立し、重錘4のフツク案内溝11,11′
のエリア内に入り込む。
つぎにモーター16を駆動させて螺子杆14,
14′を逆転させてフツク保持体18,18′を上
昇させると重錘4がフツクの係止部5a,5′a
に支えられて持ち上げられる。
重錘4を所定の高さにまで上昇させたままの状
態においてホイール受台3上にタイヤ1を装着し
たホイール2をセツトした後、フツク係止解除装
置6,6′の操作を行い、シリンダーロツド21,
21′を収縮させてローラー22,22′をフツク
の袖部5c,5′cと段部18a,18′aとの間
より上方に引き上げるとフツク5,5′のクラン
プが解除され、係止部5a,5′aが自由状態と
なつて自重により下降する結果重錘4はその係止
を解除され、支柱12,12′に沿つて落下しホ
イール受台3上にセツトしたタイヤ付きのホイー
ル2上に落下する。かようにして1個のホイール
の耐衝撃試験を終了した後、次のホイールの耐衝
撃試験を行う場合には、モーター16を駆動して
フツク保持体18,18′を重錘4の落下停止位
置(タイヤホイールと衝合している位置)まで下
降させた後、再度シリンダー19,19′を作動
させてシリンダーロツド21,21′を下降させ、
その先端に有するローラー22,22′を前記し
たフツクの袖部5c,5′cと段部18a,1
8′aとの間に圧入させて係止部5a,5′aを起
立クランプすることにより重錘4のフツク案内溝
11,11′内に係止させて重錘4を支承し、さ
らにモーター16を駆動させてフツク保持体1
8,18′を螺子杆14,14′に沿つて上昇せし
めることにより重錘4を所定の高さ位置に復帰さ
せた後、前記の操作を繰り返して衝撃試験をおこ
なうものである。
尚、前記したフツク係止解除装置6,6′の操
作は図示しない操作盤上において一括しておこな
うようにすれば一層好ましい。
かくの如き構成の装置において、重錘16はフ
ツク5a,5′aによつて保持されて螺子杆14,
14′のモーター16の駆動によつて、所定の高
さに位置されるものであり、重錘16はロープ等
の外部の吊具は全く設けられて居らず、そのもの
のみでの自由落下は支柱12,12′にそつて垂
直に落下することが出来る。
そして、フツク5a,5′aはフツク保持体1
8,18′にピンで軸着されており、フツク5a,
5′aのL字形をなした背面と保持体背面との間
にローラー22,22′を介在せしめ、このロー
ラーをシリンダーにより引き抜くことによつて、
瞬時にフツク5a,5′aが回転して重錘16の
保持を解除することが出来るのである。
(考案の効果) 本考案は上記したようにホイールの受台を中心
とし、床板と天板間に垂直に植立させた支柱と該
支柱に沿わせた一対の回転自在な螺子杆と、該螺
子杆に螺入された一対のフツク保持体18,1
8′と、前記した一対の螺子杆を正・逆方向同期
回転させて上前一対のフツク保持体18,18′
を昇降させるモーターとからなり、重錘を上記し
たフツク保持体18,18′に支承させた状態に
てモーターの駆動力により昇降させるものである
から、重錘を所定高さに安全でしかも迅速、正確
かつ容易に吊り上げることができ、しかも遠隔操
作にて重錘の落下並びに吊り上げ作業を行うこと
もできるので作業性が著しく向上するとともに省
力化が可能となる。
また本考案にあつてはとくに、フツク保持体1
8,18′の構成を、段部18a,18′aより一
定間隔離間させたフツク取付部18b,18′b
にフツク5,5′を回転自在に軸着させるととも
に、該フツクには前記した重錘4に係止可能な係
止部5a,5′aと、上記軸着部より下方に延設
させた袖部5c,5′cとを有し、さらに、該袖
部5c,5′cと前記段部18a,18′aとの間
に進退自在なローラー、22,22′により前記
重錘の係止保持・解除を操作するフツク係止解除
装置6,6′とを有せしめたことにより重量のあ
る重錘を支承するフツクの動作を小さな駆動源に
より、より安全かつ確実なものとすることができ
る。
また重錘の係止保持・解除を操作するフツク係
止解除装置にはローラーを有するために、ローラ
ーの外周円弧面によつてその抜き差しを一層スム
ースにすることができる。
本願の考案は以上に詳述した通り、上記した各
特徴的な構成によりタイヤを装着したホイールを
所定角度傾斜させた状態にてホイール受台上に固
定されたホイールに対し、重錘を落下させてJIS
規格にもとづくところのホイールの斜め方向から
うける衝撃に対する強度試験を常時繰り返して正
確にしかも比較的容易に実施することができる等
種々の有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであつて
第1図は装置全体の正面図、第2図はホイール受
台の拡大断面図、第3図は重錘とフツク保持体の
係合状態を示す説明図である。 2……ホイール、3……ホイール受台、4……
重錘、5,5′……フツク、6,6′……フツク係
止解除装置、12,12′……支柱、14,1
4′……螺子杆、15……天板、16……モータ
ー、17……プーリー、18,18′……フツク
保持体、18a,18′a……段部、19,1
9′……シリンダー、21,21′……シリンダー
ロツド、22,22′……ローラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部天板と下部床板との間に垂直方向に植立さ
    れた左右一対の支柱12,12′と、該支柱に沿
    つて回転自在に取りつけられた一対の螺子杆1
    4,14′と、該螺子杆に螺入された一対のフツ
    ク保持体18,18′と、該一対のフツク保持体
    間に保持された重錘4と、上記下部床板上にタイ
    ヤを装着したホイールを所定角度傾斜させた状態
    で支承するホイール受台3と、前記上部天板上に
    載置され、前記した一対の螺子杆を正・逆方向に
    同期回転させて上記一対のフツク保持体18,1
    8′を昇降させるモーター16とからなり、前記
    したフツク保持体18,18′には、段部18a,
    18′aより一定間隔離間させたフツク取付部1
    8b,18′bにフツク5,5′を回転自在に軸着
    させるとともに、該フツクには前記した重錘4に
    係止可能な係止部5a,5′aと、上記軸着部よ
    り下方に延設された袖部5c,5′cとを有し、
    さらに該袖部5c,5′cと前記段部18a,1
    8′aとの間に進退自在なローラー22,22′に
    より前記重錘の係止保持・解除を操作するホツク
    係止解除装置6,6′とを有せしめたことを特徴
    とするホイール衝撃試験装置。
JP3430379U 1979-03-19 1979-03-19 Expired JPH0245792Y2 (ja)

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JPS55135953U JPS55135953U (ja) 1980-09-27
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