JPH0245751A - 限界電流式ガス濃度センサの駆動方法 - Google Patents

限界電流式ガス濃度センサの駆動方法

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JPH0245751A
JPH0245751A JP63195631A JP19563188A JPH0245751A JP H0245751 A JPH0245751 A JP H0245751A JP 63195631 A JP63195631 A JP 63195631A JP 19563188 A JP19563188 A JP 19563188A JP H0245751 A JPH0245751 A JP H0245751A
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Yoichi Kurumiya
洋一 久留宮
Kenji Nuri
塗 健治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、イオン伝導性を存する固体電解質の限界電
流が所定のガスの濃度に対応する性質を有することを利
用して、その限界電流の値から所定のガスの濃度を求め
るためのガス濃度センサを作動させる方法、すなわち駆
動させる方法に関する。
[従来の技術] 限界電流式ガス濃度センサとしては、例えば安定化ジル
コニアをイオン伝導体として使用した酸素センサが従来
から知られている。その−例を第3図を参照して説明す
ると、31は安定化ジルコニアよりなるイオン伝導板、
32.33はイオン伝導板31の両面に形成された例え
ば白金よりなる多孔性電極、34はイオン伝導板31の
片面に被せられた、ガス拡散孔35と内部室36とを有
するキャップ、Eは前記電極32.33間にある一定の
監視電圧を与える定電圧源である。
いまキャップ34内の内部室36の雰囲気をガス拡散孔
35を通して外部雰囲気例えば酸素ガスを含む雰囲気と
同じ状態に置き、多孔質電極32.33間に電圧をかけ
ると、イオン伝導板31を通して酸素イオンが移動し、
このイオンをキャリアとする電流が流れる(第4図の曲
線A)。その電圧をさらに次第に上昇させてゆくと、あ
る電圧の範囲内では電圧は上昇しても電流は増加しない
領界電流と呼ばれているが、その値はガス濃度に対応し
ており、したがってその電流値を求めればガス濃度を求
めることができる。第4図は種々の酸素ガス濃度におけ
る限界電流特性である。
従来は、第4図において、測定すべきガス濃度範囲の各
限界電流領域に共通するある一定の電圧を選び、これを
監視電圧Vm、として印加していたが、この図から判る
ように、限界電流領域として共通させることができる監
視電圧Vm、は酸素ガス濃度がせいぜい40〜50%ま
でであり (第4図の交点Q)、もし、何等かの原因で
限界電流値に達するまでの曲線Aの傾斜が僅かでも小さ
くなると、監視電圧Vm、を共通させることができるガ
ス濃度範囲は急に狭くなる。なお、センサを駆動させる
t;めの温度が低かつI;す、ガス拡散孔が大きかった
りすると、曲線Aの傾斜は寝てきて、共通させられる監
視電圧vmIのガス濃度範囲は一層狭くなる。
このように、監視電圧Vm、を一定とするのではガス濃
度センサの濃度の測定可能範囲が狭い、という問題点を
解決するために、第5図に示すように、出力電流(第5
図の縦軸)に比例して監視電圧VIl+2を変化するよ
うにしたことにより、かなり広範囲のガス濃度を測定す
ることができるようになった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記の方法によれば、ガス濃度が高くなる
と出力電流も大きくなり、監視電圧Vm2は、はぼ直線
的に上昇して、各ガス濃度における限界電流が図面の右
側において収れんする曲線、すなわち電子伝導による電
流特性曲線Cにぶつかることになる(第5図の交点R)
。監視電圧Vm。
の曲線が曲線Cにぶつかると、ガス濃度の増加に対して
電流の増加する割合の方が前記よりも急激に大きくなる
ために、ガス濃度に対応する限界電流値よりも大きい出
力電流がフィードバックされて、それに応じた監視電圧
か発生され、いわゆる暴走状態に陥り、測定不能となる
かまたはセンサを破損に至らしめることになる。
[課題を解決するだめの手段] この発明は、ガス濃度の広い測定可能範囲を維持しつつ
、かつ上記のような暴走状態に陥ることを防止できるよ
うにしj;ものであって、出力電流に比例して上昇され
る監視電圧の曲線が電子伝導による電圧電流特性曲線に
ぶつかる前のある所定の出力電流値以上では、監視電圧
を上昇を止めて一定にしたものである。
[作用] 上記のように、この発明ではある所定の出力電流値まで
はこれに比例して監視電圧は変化(上昇)され、それを
越えた出力電流では監視電圧は一定にして印加されるの
で、雰囲気中の所定のガスの濃度がかなり高くなって大
きな出力電流が流れてもそれに比例した監視電圧とはな
らず、監視電圧曲線が電子伝導による電流特性曲線にぶ
つかることはない。
[実施例] この発明の実施例を第1図を参照して説明すると、これ
は安定化酸化ジルコニアをイオン伝導板として用いた限
界電流式酸素センサのある作動温度での種々の酸素濃度
における限界電流特性を示すものであって、例えば通常
の大気の酸素濃度21%の場合は、図面で21%と記さ
れた曲線で描かれている。Vn+は監視電圧であって、
酸素濃度が0%から30%を越えである値のところまで
、すなわち出力電流がある所定の値まではそれに比例し
て変化するようにし、出力電流が限界電流を越えて電子
伝導による電流領域の曲線Cに監視電圧曲線Vmがぶつ
かる前のところの点Pで電圧上昇をストップさせて一定
の電圧とした、すなわちそれより酸素濃度が高い場合で
出力電流は大となっても、監視電圧は大とならないよう
にしたものである。
このようにするための回路の実施例を第2図に示す。S
はセンサ、VmはセンサSに印加される監視電圧、E3
、E2は基準電源で、E、はセンサ監視電圧Vmを作る
ためのもの、E2はセンサ監視電圧vmの最大値を決め
るもの、OPI 、OF2 、OF3 、OF2は演算
増幅器で、OPI 。
OF2はセンサSの出力電流を電圧信号に変換するもの
、OPIはOPI 、OF2で変換された電圧信号を回
路Mを通してフィードバックして監視電圧Vmを増幅す
るもの、OF2は電圧リミッタで、OPIの出力か基準
電源の電圧E2よりも小さいとき、OF2の出力はOP
Iの出力と同じ大きさの電圧を出力し、OPIの出力が
基準電源の電圧E2より大きいときは、OF2の出力は
電圧E2になるものである。なおOF2からの出力は出
力増幅器りに送られ、センサSの出力電流として測定さ
れる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のセンサの駆動方法によ
れば、所定のガスの比較的に低濃度の領域では監視電圧
Vmかセンサの出力電流にほぼ比例して変化されるよう
にし、出力電流か限界電流2越えて電子伝導による電流
領域の曲線Cに監視電圧Vmがぶつかる前のところの点
P (所定のガスの比較的lこ高濃度の領域)で、監視
電圧Vmの電圧上昇をストップさせて一定としたので、
監視電圧V1mが出力電流に比例して上昇し続けてつい
には電子伝導による電流特性曲線にぶつかることはなく
、したがってセンサの暴走は完全に防止される。そして
比較的高濃度領域で監視電圧vmは一定にされるので、
ガス濃度の測定可能領域をさらに一層広げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のガス濃度センサの駆動方法を説明す
るための種々の酸素濃度における限界電流特性図、第2
図はこの発明の駆動方法を実施するための1実施例の回
路図、第3図は安定化ジルコニア酸素センサの回路図を
含めた側断面図、第4図は@3図の酸素センサを用いた
種々の酸素濃度における限界電流特性図および第5図は
従来の酸素センサの駆動方法を説明するtこめの限界電
流特性図である。 3】:イオン伝導板、32.33:多孔性電極、34:
キャップ、35:ガス拡散孔、36:内部室、E:定電
圧源、E工、E2:基準電源、L:出力増幅器、M:フ
ィードバック回路、S:ガス濃度センサ、OPI、OF
2、OPI、OF2:演算増幅器、A:種々の酸素濃度
における限界電流に達する前の電流特性曲線、Ba1l
界電流特性曲線、C:電子伝導による電流特性曲線、V
m:この発明における監視電圧曲線、Vml、VIIl
z :従来における監視電圧曲線、P:この発明におけ
る監視電圧VI11の電圧上昇の変化点、Q、R:従来
の監視電圧曲線V m、、 V m2と曲線A、Cどの
交点。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. イオン伝導性を有する固体電解質の限界電流特性から所
    定のガスの濃度を測定する方法において、前記固体電解
    質に印加する監視電圧を、所定の出力電流まではそれに
    比例して上昇させ、所定の出力電流以上では電圧上昇を
    止めて一定とすることを特徴とする限界電流式ガス濃度
    センサの駆動方法。
JP63195631A 1988-08-05 1988-08-05 限界電流式ガス濃度センサの駆動方法 Expired - Fee Related JP2655885B2 (ja)

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