JPH0245570B2 - Kanagataondochosetsusochi - Google Patents
KanagataondochosetsusochiInfo
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- JPH0245570B2 JPH0245570B2 JP15367582A JP15367582A JPH0245570B2 JP H0245570 B2 JPH0245570 B2 JP H0245570B2 JP 15367582 A JP15367582 A JP 15367582A JP 15367582 A JP15367582 A JP 15367582A JP H0245570 B2 JPH0245570 B2 JP H0245570B2
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- JP
- Japan
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- mold
- temperature
- compressor
- heating
- heater
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/007—Tempering units for temperature control of moulds or cores, e.g. comprising heat exchangers, controlled valves, temperature-controlled circuits for fluids
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はプラスチツク成形品の品質及び成形能
率に大きい影響を及ぼす金型温度の調節装置に関
するものである。
率に大きい影響を及ぼす金型温度の調節装置に関
するものである。
従来の金型温調用媒体は例えば常温及び常温以
下(約40℃以下)では水とエチレングリコールの
混合液を用い、常温から95℃位までは水を用い、
95℃を越える場合は加熱油又は加圧された水を用
いている。また、他の方式として加熱のみをヒー
ターに依ることもある。この従来の温調用媒体を
用い、1サイクル中に金型の温度を95℃以上の高
温から常温以下の低温に冷却し、次のサイクルの
開始前には元の95℃以上の高温に調整させるに
は、2種の媒体又は冷媒と加熱ヒーターの組み合
わせにより温度制御しなければならない。その場
合金型の大きさ又は構造上の複雑さ等の点から、
2種の媒体をそれぞれ通過させる専用流路を設け
ること或は媒体流路とは別にヒーターを組み込む
ことには機構上限界があると共に、加熱速度又は
冷却速度を成形サイクルにマツチさせるには効率
の面からも限界があつた。
下(約40℃以下)では水とエチレングリコールの
混合液を用い、常温から95℃位までは水を用い、
95℃を越える場合は加熱油又は加圧された水を用
いている。また、他の方式として加熱のみをヒー
ターに依ることもある。この従来の温調用媒体を
用い、1サイクル中に金型の温度を95℃以上の高
温から常温以下の低温に冷却し、次のサイクルの
開始前には元の95℃以上の高温に調整させるに
は、2種の媒体又は冷媒と加熱ヒーターの組み合
わせにより温度制御しなければならない。その場
合金型の大きさ又は構造上の複雑さ等の点から、
2種の媒体をそれぞれ通過させる専用流路を設け
ること或は媒体流路とは別にヒーターを組み込む
ことには機構上限界があると共に、加熱速度又は
冷却速度を成形サイクルにマツチさせるには効率
の面からも限界があつた。
本発明は前記従来の問題点を解決するために創
案されたもので、その特徴は金型に設けた媒体通
路を蒸発器とし、該蒸発器に圧縮機と凝縮器を接
続して、冷媒を循環させる圧縮式冷凍サイクルを
構成した金型冷却回路と、前記媒体通路を放熱器
とし、該放熱器に加熱器を接続して、前記冷媒と
同一の有機媒体を熱媒として循環させるようにし
た金型加熱回路とを弁操作により選択的に切換え
可能とし、かくして冷却から加熱(又は加熱から
冷却)へと従来より迅速に切換えて金型の急速加
熱及び急速冷却ができるようにしたことにある。
案されたもので、その特徴は金型に設けた媒体通
路を蒸発器とし、該蒸発器に圧縮機と凝縮器を接
続して、冷媒を循環させる圧縮式冷凍サイクルを
構成した金型冷却回路と、前記媒体通路を放熱器
とし、該放熱器に加熱器を接続して、前記冷媒と
同一の有機媒体を熱媒として循環させるようにし
た金型加熱回路とを弁操作により選択的に切換え
可能とし、かくして冷却から加熱(又は加熱から
冷却)へと従来より迅速に切換えて金型の急速加
熱及び急速冷却ができるようにしたことにある。
以下本発明を図示する実施例により説明する。
この金型温度調節装置は圧縮式冷凍サイクルを
構成する金型冷却回路Aと金型加熱回路Bを後述
する如く弁操作により切換え可能とし、金型1内
に設けられた同一の媒体通路2に同一の有機媒
体、例えばフレオンガス(R―12)を通して金型
1を冷却或いは加熱するものである。
構成する金型冷却回路Aと金型加熱回路Bを後述
する如く弁操作により切換え可能とし、金型1内
に設けられた同一の媒体通路2に同一の有機媒
体、例えばフレオンガス(R―12)を通して金型
1を冷却或いは加熱するものである。
金型冷却回路Aは次のように構成されている。
即ち2段圧縮コンプレツサ3の1段の出口には順
次、放熱パイプをコイル状に形成したヒータ4、
切換弁37、油分離器5及び凝縮器6が管路7,
8によつて接続され、更に凝縮器6の出口にはド
ライヤ9が接続され、該ドライヤ9の出口には金
型1に設けた媒体通路2が切換弁(例えば電磁
弁)10を介して管路11によつて接続され、該
媒体通路2の出口には前記コンプレツサ3の1段
目の入口が切換弁(例えば電磁弁)12を介して
管路13によつて接続されると共に、前記管路1
1には媒体通路2の出口の冷媒ガス温度が一定と
なるよう冷媒流量を調整する感温膨脹弁14が、
また管路13には該膨脹弁14に接続した感温部
15が設けられており、かくして媒体通路2を蒸
発器とする圧縮式冷凍サイクルが構成されてい
る。
即ち2段圧縮コンプレツサ3の1段の出口には順
次、放熱パイプをコイル状に形成したヒータ4、
切換弁37、油分離器5及び凝縮器6が管路7,
8によつて接続され、更に凝縮器6の出口にはド
ライヤ9が接続され、該ドライヤ9の出口には金
型1に設けた媒体通路2が切換弁(例えば電磁
弁)10を介して管路11によつて接続され、該
媒体通路2の出口には前記コンプレツサ3の1段
目の入口が切換弁(例えば電磁弁)12を介して
管路13によつて接続されると共に、前記管路1
1には媒体通路2の出口の冷媒ガス温度が一定と
なるよう冷媒流量を調整する感温膨脹弁14が、
また管路13には該膨脹弁14に接続した感温部
15が設けられており、かくして媒体通路2を蒸
発器とする圧縮式冷凍サイクルが構成されてい
る。
一方、金型加熱回路Bは次のように構成されて
いる。即ち2段圧縮コンプレツサ3の1段目出口
には該コンプレツサ3の本体の過冷却を防止する
ためのヒータ4が管路7により接続され、該ヒー
タ4の出口には前記コンプレツサ3の2段目の入
口が前記管路8から分岐した管路16を介して接
続され、該コンプレツサ3の2段目の出口には油
分離器17を介して、1段ヒータ18とオイルヒ
ータ19から循環ポンプ20により加熱オイルが
供給される2段ヒータ21とが管路22で接続さ
れ、該2段ヒータ21の出口には金型1に設けた
媒体通路2が切換弁(例えば電磁弁)23を介し
て管路24で接続され、該媒体通路2の出口には
前記1段ヒータ18が切換弁(例えば電磁弁)2
5を介して管路26で接続され、該ヒータ18の
出口は管路27により凝縮器6に接続され、ドラ
イヤ9を経て管路11と、該管路11から分岐し
た管路28、切換弁29及び管路30を介して凝
縮器6の冷却用蒸発器31の入口に接続される。
さらに該冷却用蒸発器31の出口は管路32を介
して前記管路13に接続される。かくして媒体通
路2を放熱器とする熱サイクルが構成される。
いる。即ち2段圧縮コンプレツサ3の1段目出口
には該コンプレツサ3の本体の過冷却を防止する
ためのヒータ4が管路7により接続され、該ヒー
タ4の出口には前記コンプレツサ3の2段目の入
口が前記管路8から分岐した管路16を介して接
続され、該コンプレツサ3の2段目の出口には油
分離器17を介して、1段ヒータ18とオイルヒ
ータ19から循環ポンプ20により加熱オイルが
供給される2段ヒータ21とが管路22で接続さ
れ、該2段ヒータ21の出口には金型1に設けた
媒体通路2が切換弁(例えば電磁弁)23を介し
て管路24で接続され、該媒体通路2の出口には
前記1段ヒータ18が切換弁(例えば電磁弁)2
5を介して管路26で接続され、該ヒータ18の
出口は管路27により凝縮器6に接続され、ドラ
イヤ9を経て管路11と、該管路11から分岐し
た管路28、切換弁29及び管路30を介して凝
縮器6の冷却用蒸発器31の入口に接続される。
さらに該冷却用蒸発器31の出口は管路32を介
して前記管路13に接続される。かくして媒体通
路2を放熱器とする熱サイクルが構成される。
また、前記熱サイクルとは別に、管路8より分
岐した管路33によつて切換弁34を介して媒体
通路2に接続されるバイパス回路を構成してい
る。
岐した管路33によつて切換弁34を介して媒体
通路2に接続されるバイパス回路を構成してい
る。
かくして金型冷却回路Aは切換弁10,12,
37を開きかつ切換弁23,25,29及び34
を閉じることにより循環回路を形成し、また金型
加熱回路Bは切換弁10,12,34,37を閉
じかつ切換弁23,25,29を開くことにより
循環回路を形成する。
37を開きかつ切換弁23,25,29及び34
を閉じることにより循環回路を形成し、また金型
加熱回路Bは切換弁10,12,34,37を閉
じかつ切換弁23,25,29を開くことにより
循環回路を形成する。
バイパス回路Cは切換弁12,34,37を開
き、切換弁10,23,25,29を閉じること
により2段圧縮コンプレツサ3の1段目の出口よ
りのホツトガスを媒体通路2に直接流し込み、該
媒体通路2の出口は該コンプレツサ3に接続され
ることにより循環サイクルを構成する。
き、切換弁10,23,25,29を閉じること
により2段圧縮コンプレツサ3の1段目の出口よ
りのホツトガスを媒体通路2に直接流し込み、該
媒体通路2の出口は該コンプレツサ3に接続され
ることにより循環サイクルを構成する。
前述3種の回路A,B,Cは切換弁の切換のみ
で選択的に使用できるようにしてある。
で選択的に使用できるようにしてある。
以上の構成において、金型1を冷却するため切
換弁10,12,37を開きかつ切換弁23,2
5,29,34を閉じた状態でコンプレツサ3を
作動すると、コンプレツサ3の1段目の出口から
吐出された高圧冷媒ガスは凝縮器6に導かれ、そ
こで水等により冷却されて液化する。この高圧冷
媒液はドライヤ9で除湿後感温膨脹弁14に導か
れ、そこで減圧されて金型1に設けた媒体通路2
に入り、該金型1から熱を奪つて蒸発し、ガス体
となつて前記コンプレツサ3に吸込まれる。つま
り金型1は金型冷却装置Aによつて冷却される。
その冷却温度は感温膨脹弁14の温度コントロー
ラにより例えば0℃から−20℃程度までの範囲で
自由に設定可能である。
換弁10,12,37を開きかつ切換弁23,2
5,29,34を閉じた状態でコンプレツサ3を
作動すると、コンプレツサ3の1段目の出口から
吐出された高圧冷媒ガスは凝縮器6に導かれ、そ
こで水等により冷却されて液化する。この高圧冷
媒液はドライヤ9で除湿後感温膨脹弁14に導か
れ、そこで減圧されて金型1に設けた媒体通路2
に入り、該金型1から熱を奪つて蒸発し、ガス体
となつて前記コンプレツサ3に吸込まれる。つま
り金型1は金型冷却装置Aによつて冷却される。
その冷却温度は感温膨脹弁14の温度コントロー
ラにより例えば0℃から−20℃程度までの範囲で
自由に設定可能である。
金型1を冷却後加熱する場合、切換弁10,2
3,25,29を閉じた状態において切換弁1
2,34,37を開き金型1の媒体通路2とその
出入側管路に残留する冷媒液及びガスをバイパス
回路Cによつてパージした後、切換弁23,2
5,29を開き、かつ切換弁10,12,34,
37を閉じこの状態でコンプレツサ3を作動する
と、コンプレツサ3の2段目の出口から吐出され
た高圧熱媒ガスは油分離器17で油を分離した後
1段ヒータ18と2段ヒータ21によりさらに加
熱される。この高温高圧熱媒ガスは金型1に設け
た媒体通路2に入つて該金型1内で放熱した後1
段ヒータ18に導かれ、そこで残熱を熱交換して
コンプレツサ3から吐出した高圧熱媒ガスに熱エ
ネルギーを与えて冷却され、さらに凝縮器6に導
かれる。この状態においてもまだホツトガスであ
ると同時に切換弁29が開くことにより凝縮した
液体は該凝縮器6に組み込まれた蒸発器31に導
き一段ヒータ18より管路27を介して流れ込ん
できたホツトガスと熱交換することにより、蒸発
器31の出口では低温の気体となり、コンプレツ
サ3の吸入側に導かれる。凝縮器6に入り込んだ
ホツトガスは蒸発器31によつて冷却されること
により液化される。かくしてコンプレツサ3及び
2段ヒータ21より冷媒ガスに与えられた熱エネ
ルギーは効率よく金型1を加熱する。つまり金型
1は金型加熱回路Bによつて冷却状態から急速に
加熱される。その加熱温度は1段ヒータ18と2
段ヒータ21のコントロールにより例えば50℃か
ら150℃までの範囲で自由に設定可能である。ま
た冷却から加熱への切換え時低温の残留冷媒ガス
をパージしてあるため、高温高圧熱媒ガスが該残
留冷媒ガスと混合して異常な高圧が発生すること
なく、装置使用上の安全性が確保できる。さらに
コンプレツサ5に使用する冷凍機油が冷媒、熱媒
となる有機媒体中に混入して金型冷却回路Aと金
型加熱回路Bを循環しないよう油分離器5及び1
7により冷凍機油を回収するため、油の劣化が進
行せず長期の運転に支障をきたさない。
3,25,29を閉じた状態において切換弁1
2,34,37を開き金型1の媒体通路2とその
出入側管路に残留する冷媒液及びガスをバイパス
回路Cによつてパージした後、切換弁23,2
5,29を開き、かつ切換弁10,12,34,
37を閉じこの状態でコンプレツサ3を作動する
と、コンプレツサ3の2段目の出口から吐出され
た高圧熱媒ガスは油分離器17で油を分離した後
1段ヒータ18と2段ヒータ21によりさらに加
熱される。この高温高圧熱媒ガスは金型1に設け
た媒体通路2に入つて該金型1内で放熱した後1
段ヒータ18に導かれ、そこで残熱を熱交換して
コンプレツサ3から吐出した高圧熱媒ガスに熱エ
ネルギーを与えて冷却され、さらに凝縮器6に導
かれる。この状態においてもまだホツトガスであ
ると同時に切換弁29が開くことにより凝縮した
液体は該凝縮器6に組み込まれた蒸発器31に導
き一段ヒータ18より管路27を介して流れ込ん
できたホツトガスと熱交換することにより、蒸発
器31の出口では低温の気体となり、コンプレツ
サ3の吸入側に導かれる。凝縮器6に入り込んだ
ホツトガスは蒸発器31によつて冷却されること
により液化される。かくしてコンプレツサ3及び
2段ヒータ21より冷媒ガスに与えられた熱エネ
ルギーは効率よく金型1を加熱する。つまり金型
1は金型加熱回路Bによつて冷却状態から急速に
加熱される。その加熱温度は1段ヒータ18と2
段ヒータ21のコントロールにより例えば50℃か
ら150℃までの範囲で自由に設定可能である。ま
た冷却から加熱への切換え時低温の残留冷媒ガス
をパージしてあるため、高温高圧熱媒ガスが該残
留冷媒ガスと混合して異常な高圧が発生すること
なく、装置使用上の安全性が確保できる。さらに
コンプレツサ5に使用する冷凍機油が冷媒、熱媒
となる有機媒体中に混入して金型冷却回路Aと金
型加熱回路Bを循環しないよう油分離器5及び1
7により冷凍機油を回収するため、油の劣化が進
行せず長期の運転に支障をきたさない。
金型1を加熱後再度冷却する場合、最初の冷却
と同様に切換弁23,25,29,34を閉じか
つ切換弁10,12を開き、この状態でコンプレ
ツサ3を作動すれば、前記冷却作動状態が得られ
る。つまり金型1は金型冷却回路Aによつて加熱
状態から急速に冷却される。
と同様に切換弁23,25,29,34を閉じか
つ切換弁10,12を開き、この状態でコンプレ
ツサ3を作動すれば、前記冷却作動状態が得られ
る。つまり金型1は金型冷却回路Aによつて加熱
状態から急速に冷却される。
以上の通り本発明は金型の同一媒体通路を通つ
て同一の有機媒体を循環させる金型冷却回路Aと
金型加熱回路Bを弁操作により切換え可能に備え
た構成であるから、冷却から加熱或いは加熱から
冷却へ容易かつ迅速に切換えて金型の急速加熱或
いは急速冷却ができる。従つて本発明によれば、
金型への樹脂充填中は金型温度を高温に、充填完
了後は急速冷却することにより分子配交性を極め
て少なくすることが可能となる。この場合結晶性
樹脂にあつては該樹脂の結晶化温度付近の金型温
度をしばらく与えると、均一な結晶化度つまり強
い強度と均質性が得られる。またPET延伸ブロ
ーの吹込成形での冷却後再度130℃付近まで急速
加熱してしばらく時間を経過させ(アニーリング
処理)、その後急速冷却して製品を取出せば、ア
ニーリング処理された製品は高温液体を充填して
も熱変形しない。本発明によれば、このような処
理が確実に行なえる。
て同一の有機媒体を循環させる金型冷却回路Aと
金型加熱回路Bを弁操作により切換え可能に備え
た構成であるから、冷却から加熱或いは加熱から
冷却へ容易かつ迅速に切換えて金型の急速加熱或
いは急速冷却ができる。従つて本発明によれば、
金型への樹脂充填中は金型温度を高温に、充填完
了後は急速冷却することにより分子配交性を極め
て少なくすることが可能となる。この場合結晶性
樹脂にあつては該樹脂の結晶化温度付近の金型温
度をしばらく与えると、均一な結晶化度つまり強
い強度と均質性が得られる。またPET延伸ブロ
ーの吹込成形での冷却後再度130℃付近まで急速
加熱してしばらく時間を経過させ(アニーリング
処理)、その後急速冷却して製品を取出せば、ア
ニーリング処理された製品は高温液体を充填して
も熱変形しない。本発明によれば、このような処
理が確実に行なえる。
図面は本発明の実施例を示す系統図である。
A……金型冷却回路、B……金型加熱回路、C
……バイパス回路、1……金型、2……媒体通
路、3……2段圧縮コンプレツサ、4……ヒー
タ、5,17……油分離器、6……凝縮器、9…
…ドライヤ、7,8,11,13,16,22,
24,26,27,28,30,33……管路、
10,12,23,25,29,34,37……
切換弁、14……感温膨脹弁、15……感温部、
16……ヒータ、18……1段ヒータ、19……
オイルヒータ、20……循環ポンプ、21……2
段ヒータ、31……蒸発器(凝縮器の冷却用)、
35……クーラ(凝縮器の冷却用)。
……バイパス回路、1……金型、2……媒体通
路、3……2段圧縮コンプレツサ、4……ヒー
タ、5,17……油分離器、6……凝縮器、9…
…ドライヤ、7,8,11,13,16,22,
24,26,27,28,30,33……管路、
10,12,23,25,29,34,37……
切換弁、14……感温膨脹弁、15……感温部、
16……ヒータ、18……1段ヒータ、19……
オイルヒータ、20……循環ポンプ、21……2
段ヒータ、31……蒸発器(凝縮器の冷却用)、
35……クーラ(凝縮器の冷却用)。
Claims (1)
- 1 金型に設けた媒体通路を蒸発器とし、該蒸発
器に圧縮機と凝縮器を接続して、冷媒を循環させ
る圧縮式冷凍サイクルを構成した金型冷却回路
と、前記媒体通路を放熱器とし、該放熱器に加熱
器を接続して、前記冷媒と同一の有機媒体を熱媒
として循環させるようにした金型加熱回路とを弁
操作により選択的に切換え可能としたことを特徴
とする金型温度調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15367582A JPH0245570B2 (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | Kanagataondochosetsusochi |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15367582A JPH0245570B2 (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | Kanagataondochosetsusochi |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5942917A JPS5942917A (ja) | 1984-03-09 |
JPH0245570B2 true JPH0245570B2 (ja) | 1990-10-11 |
Family
ID=15567710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15367582A Expired - Lifetime JPH0245570B2 (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | Kanagataondochosetsusochi |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0245570B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61118705U (ja) * | 1985-01-12 | 1986-07-26 | ||
JPS62227714A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 樹脂成形金型の温度調節方法 |
JP4550762B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2010-09-22 | 株式会社スター精機 | 金型温度調節装置 |
-
1982
- 1982-09-03 JP JP15367582A patent/JPH0245570B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS5942917A (ja) | 1984-03-09 |
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