JP2746025B2 - 2チャンネル液体冷却装置 - Google Patents

2チャンネル液体冷却装置

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JP2746025B2
JP2746025B2 JP4323963A JP32396392A JP2746025B2 JP 2746025 B2 JP2746025 B2 JP 2746025B2 JP 4323963 A JP4323963 A JP 4323963A JP 32396392 A JP32396392 A JP 32396392A JP 2746025 B2 JP2746025 B2 JP 2746025B2
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low
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liquid cooling
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマエッチング装
置等の半導体製造装置の冷却用や凍結脱水処理装置の処
理用などに使用される2チャンネル液体冷却装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開平3−69229
号公報に開示される如く、温度調節のための流体通流部
をもつ試料台を備えたプラズマプロセス装置において、
プラズマエッチング中は、低温流体循環系から流体通流
部に低温流体を通流させて試料台を冷却し、反応室内の
メンテナンスを行うときは、反応室の大気中への開放に
よる試料台への結露を避けるために、高温流体循環系か
ら流体通流部に前記低温流体よりも温度の高い高温流体
を通流させて試料台を露点以上に昇温するように両循環
系を前記流体通流部に対し選択的に接続する手段を備え
る技術は、公知のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、高温流体循環系から流体通流部に高温流体を循
環させているとき、低温流体循環系の低温流体の温度調
節を行っていないので、流体通流部に循環させる流体を
高温流体から低温流体に切り換えたときの低温流体の温
度上昇が大きく、流体通流部が所定温度で安定するまで
に時間がかかるという問題があった。
【0004】そこで、本発明では、第1被冷却部(5
0)に循環させるブラインを高温ブライン系統(20)
のブラインから低温ブライン系統(10)のブラインに
切り換えたときから、第1被冷却部(50)の温度が第
1所定温度(T1)で安定するまでの時間を短縮するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の講じた手段は、第1ポンプ(1
5)を有しブラインを系外の第1被冷却部(50)に循
環可能とした低温ブライン系統(10)と、第2ポンプ
(25)を有し低温ブライン系統(10)のブラインと
同種で低温ブライン系統(10)のブラインより高温の
ブラインを系外の第1被冷却部(50)に循環可能とし
た高温ブライン系統(20)と、低温ブライン系統(1
0)のブラインの温度を検出する第1温度センサー(1
6)と、高温ブライン系統(20)のブラインの温度を
検出する第2温度センサー(26)と、第1温度センサ
ー(16)の検出温度に基づき低温ブライン系統(1
0)のブラインの温度を設定温度に調節する低温ブライ
ン温度調節手段(17)と、第2温度センサー(26)
の検出温度に基づき高温ブライン系統(20)のブライ
ンの温度を設定温度に調節する高温ブライン温度調節手
段(27)と、低温ブライン系統(10)のブラインを
収容する第1タンク(12)と、低温ブライン系統(1
0)と高温ブライン系統(20)のブラインを相互に切
り換えて系外の第1被冷却部(50)に循環させるブラ
イン切換手段とを備え、低温ブライン系統(10)から
第1被冷却部(50)にブラインを循環させていると
き、低温ブライン温度調節手段(17)の設定温度を第
1所定温度(T1)にし、高温ブライン系統(20)か
ら第1被冷却部(50)にブラインを循環させていると
き、低温ブライン系統(10)では第1被冷却部(5
0)へのブラインの循環を停止すると共に低温ブライン
温度調節手段(17)の設定温度を第1所定温度(T
1)より低温の第2所定温度(T2)にする構成とした
ものである。
【0006】請求項2の発明の講じた手段は、請求項1
に記載の2チャンネル液体冷却装置において、低温ブラ
イン系統(10)から第1被冷却部(50)にブライン
を循環させているとき、高温ブライン系統(20)から
第2被冷却部(60)にブラインを循環させる構成とし
たものである。
【0007】請求項3の発明の講じた手段は、請求項1
又は2に記載の2チャンネル液体冷却装置において、低
温ブライン温度調節手段(17)が、ブラインを冷却す
る冷凍サイクルの蒸発器(11)と、低温ブライン温度
調節手段(17)の設定温度と第1温度センサー(1
6)の検出温度とに基づく第1コントローラ(14)の
出力によりブラインを加熱する第1電気ヒータ(13)
とを備える構成としたものである。
【0008】請求項4の発明の講じた手段は、請求項3
に記載の2チャンネル液体冷却装置において、低温ブラ
イン温度調節手段(17)の蒸発器(11)と第1電気
ヒータ(13)とを第1タンク(12)内に設ける構成
としたものである。
【0009】請求項5の発明の講じた手段は、請求項1
又は2に記載の2チャンネル液体冷却装置において、低
温ブライン温度調節手段(17)が、ブラインを冷却す
る冷凍サイクルの蒸発器(11)と、低温ブライン温度
調節手段(17)の設定温度と第1温度センサー(1
6)の検出温度とに基づく第1コントローラ(14)の
出力により蒸発器(11)の冷凍能力を調節する能力調
節手段とを備える構成としたものである。
【0010】請求項6の発明の講じた手段は、請求項5
に記載の2チャンネル液体冷却装置において、低温ブラ
イン温度調節手段(17)の蒸発器(11)を第1タン
ク(12)内に設ける構成としたものである。
【0011】請求項7の発明の講じた手段は、請求項
1,2,3,4,5又は6に記載の2チャンネル液体冷
却装置において、高温ブライン温度調節手段(27)
が、ブラインを冷却する熱交換器(21)と、高温ブラ
イン温度調節手段(27)の設定温度と第2温度センサ
ー(26)の検出温度とに基づく第2コントローラ(2
4)の出力によりブラインを加熱する第2電気ヒータ
(23)とを備える構成としたものである。
【0012】請求項8の発明の講じた手段は、請求項
1,2,3,4,5又は6に記載の2チャンネル液体冷
却装置において、高温ブライン温度調節手段(27)
が、高温ブライン温度調節手段(27)の設定温度と第
2温度センサー(26)の検出温度とに基づく第2コン
トローラ(24)の出力によりブラインを加熱する第2
電気ヒータ(23)を備える構成としたものである。
【0013】
【作用】請求項1の発明では、第1被冷却部(50)を
第1所定温度(T1)に調節する場合は、低温ブライン
温度調節手段(17)の設定温度を第1所定温度(T
1)にし、第1温度センサー(16)の検出温度に基づ
いて低温ブライン温度調節手段(17)でブラインの温
度を第1所定温度(T1)に調節し、第1ポンプ(1
5)を作動させ、ブライン切換手段で低温ブライン系統
(10)から系外の第1被冷却部(50)にブラインを
循環させる。第1被冷却部(50)を第1所定温度(T
1)より高温に調節する場合は、高温ブライン温度調節
手段(27)の設定温度を第1所定温度(T1)より高
温にし、第2温度センサー(26)の検出温度に基づい
て高温ブライン温度調節手段(27)でブラインの温度
を第1所定温度(T1)より高温の高温ブライン温度調
節手段(27)の設定温度に調節し、第2ポンプ(2
5)を作動させ、ブライン切換手段で高温ブライン系統
(20)から系外の第1被冷却部(50)にブラインを
循環させ、このとき、低温ブライン系統(10)では、
ブライン切換手段で、第1被冷却部(50)へのブライ
ンの循環を停止し、低温ブライン温度調節手段(17)
の設定温度を第1所定温度(T1)よりも低温の第2所
定温度(T2)にし、第1温度センサー(16)の検出
温度に基づいて低温ブライン温度調節手段(17)でブ
ラインの温度を第2所定温度(T2)に調節しておくこ
とにより、第1被冷却部(50)を再度第1所定温度
(T1)に調節するとき、第2所定温度(T2)に調節
されていた低温ブライン系統(10)のブラインが第1
被冷却部(50)に流れることで温度が上昇していた第
1被冷却部(50)の温度低下を迅速にでき、第1被冷
却部(50)に循環させるブラインを高温ブライン系統
(20)のブラインから低温ブライン系統(10)のブ
ラインに切り換えてから第1被冷却部(50)の温度が
第1所定温度(T1)で安定するまでの時間を短縮する
ことができる。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明の作
用に加えて、ブライン切換手段で低温ブライン系統(1
0)から第1被冷却部(50)にブラインを循環させて
いるとき高温ブライン系統(20)から第2被冷却部
(60)にブラインを循環させることで、第1被冷却部
(50)を第1所定温度(T1)に調節すると同時に第
2被冷却部(60)を高温ブライン温度調節手段(2
7)の設定温度に調節することができる。
【0015】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明の作用に加えて、低温ブライン温度調節手段(17)
において、冷凍サイクルの蒸発器(11)で冷媒とブラ
インとの間で熱交換させてブラインを冷却し、低温ブラ
イン温度調節手段(17)の設定温度と第1温度センサ
ー(16)の検出温度とに基づく第1コントローラ(1
4)の出力により第1電気ヒータ(13)でブラインを
加熱することによりブラインの温度を設定温度に微調整
することができる。
【0016】請求項4の発明では、請求項3の発明の作
用に加えて、低温ブライン温度調節手段(17)の蒸発
器(11)と第1電気ヒータ(13)とを第1タンク
(12)内に設けることで、高温ブライン系統(20)
から第1被冷却部(50)にブラインを循環させている
とき、第1ポンプ(15)を停止させたまま低温ブライ
ン系統(10)のブラインの温度を設定温度である第2
所定温度(T2)に調節できる。
【0017】請求項5の発明では、請求項1又は2の発
明の作用に加えて、低温ブライン温度調節手段(17)
において、冷凍サイクルの蒸発器(11)で冷媒とブラ
インとの間で熱交換させてブラインを冷却し、低温ブラ
イン温度調節手段(17)の設定温度と第1温度センサ
ー(16)の検出温度とに基づく第1コントローラ(1
4)の出力により能力調節手段で蒸発器(11)の冷凍
能力を調節することによりブラインの温度を設定温度に
調節することができ、エネルギーの無駄を少なくするこ
とができる。
【0018】請求項6の発明では、請求項5の発明の作
用に加えて、低温ブライン温度調節手段(17)の蒸発
器(11)を第1タンク(12)内に設けることで、高
温ブライン系統(20)から第1被冷却部(50)にブ
ラインを循環させているとき、第1ポンプ(15)を停
止させたまま低温ブライン系統(10)のブラインの温
度を設定温度である第2所定温度(T2)に調節でき
る。
【0019】請求項7の発明では、請求項1,2,3,
4,5又は6の発明の作用に加えて、高温ブライン温度
調節手段(27)において、熱交換器(21)で冷却水
とブラインとの間で熱交換させてブラインを冷却し、高
温ブライン温度調節手段(27)の設定温度と第2温度
センサー(26)の検出温度とに基づく第2コントロー
ラ(24)の出力により第2電気ヒータ(23)でブラ
インを加熱することによりブラインの温度を設定温度に
微調整することができる。
【0020】請求項8の発明では、請求項1,2,3,
4,5又は6の発明の作用に加えて、高温ブライン温度
調節手段(27)において、高温ブライン温度調節手段
(27)の設定温度と第2温度センサー(26)の検出
温度とに基づく第2コントローラ(24)の出力により
第2電気ヒータ(23)でブラインを加熱することによ
りブラインの温度を設定温度に調節することができ、エ
ネルギーの無駄を少なくすることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づき
説明する。
【0022】図1は、本発明の2チャンネル液体冷却装
置を凍結脱水処理装置の処理用に利用した第1実施例の
ブライン系統図である。第1実施例においては、内部に
伝熱管(52)を備えた分離室(51)が第1被冷却部
(50)になる。
【0023】低温ブライン系統(10)では、低温ブラ
イン温度調節手段(17)が、ブラインを冷却する2元
冷却装置の低温側冷凍サイクルの蒸発器(11)と、低
温ブライン温度調節手段(17)の設定温度と第1温度
センサー(16)の検出温度とに基づく第1コントロー
ラ(14)の出力によりブラインを加熱する第1電気ヒ
ータ(13)とで構成され、蒸発器(11)で冷媒とブ
ラインとの間で熱交換させてブラインを冷却し、冷却さ
れたブラインを第1タンク(12)に収容し、第1タン
ク(12)内の第1電気ヒータ(13)でブラインの温
度を設定温度に調節し、第1タンク(12)に収容され
たブラインを第1ポンプ(15)で送り出すことができ
る。
【0024】高温ブライン系統(20)では、高温ブラ
イン温度調節手段(27)が、冷却水とブラインとの間
で熱交換させてブラインを冷却する熱交換器(21)
と、高温ブライン温度調節手段(27)の設定温度と第
2温度センサー(26)の検出温度とに基づく第2コン
トローラ(24)の出力によりブラインを加熱する第2
電気ヒータ(23)とで構成され、熱交換器(21)で
ブラインを冷却し、冷却されたブラインを第2タンク
(22)に収容し、第2タンク(22)内の第2電気ヒ
ータ(23)でブラインの温度を設定温度に調節し、第
2タンク(22)に収容されたブラインを第2ポンプ
(25)で送り出すことができる。
【0025】ブライン切換手段は、2つの三方弁(3
1),(32)と2つの二方弁(33),(34)とか
ら構成され、ガス中に含まれる水分などの凍結成分をガ
スから分離する分離モードでは、第1ポンプ(15)で
送り出されたブラインが伝熱管(52)に流れる方向に
三方弁(31)を開き、二方弁(33)を開け、第2ポ
ンプ(25)で送り出されたブラインが高温自己循環路
(42)に流れる方向に三方弁(32)を開き、二方弁
(34)を閉じる。また、分離室(51)内に結霜した
凍結成分を分離室(51)から排出する排出モードで
は、第1ポンプ(15)で送り出されたブラインが低温
自己循環路(41)に流れる方向に三方弁(31)を開
き、二方弁(33)を閉じ、第2ポンプ(25)で送り
出されたブラインが伝熱管(52)に流れる方向に三方
弁(32)を開き、二方弁(34)を開く。
【0026】ガス中に含まれる水分などの凍結成分をガ
スから分離する場合は、ブライン切換手段を分離モード
にし、低温ブライン温度調節手段(17)の設定温度を
ガス中から分離したい凍結成分が凝固する温度より低温
の第1所定温度(T1)、例えば−40℃に設定する。
このとき、ドレン排出口(53)を閉じ、分離室(5
1)にガスを通過させることによりブラインで冷却され
た分離室(51)内に凍結成分が着霜し、ガスから凍結
成分を分離することができる。
【0027】分離室(51)内に着霜した凍結成分を分
離室(51)から排出する場合は、あらかじめ高温ブラ
イン温度調節手段(27)の設定温度を第1所定温度
(T1)より高温で、ガス中から分離した凍結成分が融
解する温度より高温の第3所定温度(T3)、例えば4
0℃に設定し、ブラインを40℃に調節しておき、分離
室(51)内に着霜した凍結成分の分離室(51)から
の排出を開始するとき、高温ブライン温度調節手段(2
7)の設定温度を40℃にしたままブライン切換手段を
排出モードにし、分離室(51)へのガスの通過を中止
し、ドレン排出口(53)を開ける。高温ブライン系統
(20)のブラインで分離室(51)が昇温されるの
で、分離室(51)内に着霜した凍結成分が融解し、ド
レン排出口(53)から排出される。また、低温ブライ
ン系統(10)では、低温ブライン温度調節手段(1
7)の設定温度を第1所定温度(T1)より低温の第2
所定温度(T2)、例えば−45℃に設定し、ブライン
を−45℃に調節する。ここでは、第2所定温度(T
2)を−45℃としたが、低温ブライン系統(10)と
高温ブライン系統(20)から相互にブラインが流れる
部分の熱容量を考慮して第2所定温度を(T2)を設定
することが好ましい。
【0028】分離室(51)内に着霜した凍結成分の分
離室(51)からの排出が終了し、再度、ガス中に含ま
れる水分などの凍結成分をガスから分離する場合は、ブ
ライン切換手段を分離モードにし、低温ブライン温度調
節手段(17)の設定温度を−40℃にするが、凍結成
分を分離室(51)から排出している間に−45℃に調
節されていた低温ブライン系統(10)のブラインが伝
熱管(52)に流れることで40℃まで温度が上昇して
いた分離室(51)の温度低下を迅速にでき、分離室
(51)の温度が−40℃で安定するまでの時間を短縮
することができるので、凍結脱水処理装置の稼働率が向
上する。
【0029】図2は、第1実施例の蒸発器(11)と第
1温度センサー(16)とを第1タンク(12)内に設
け、熱交換器(21)と第2温度センサー(26)とを
第2タンク(22)内に設けた2チャンネル液体冷却装
置の第2実施例のブライン系統図である。
【0030】第2実施例におけるブライン切換手段は、
2つの三方弁(35),(36)から構成され、ガス中
に含まれる水分などの凍結成分を分離する分離モードで
は、第1ポンプ(15)で送り出されたブラインが伝熱
管(52)に流れる方向に三方弁(36)を開き、ブラ
インが伝熱管(52)から第1タンク(12)に戻る方
向に三方弁(35)を開く。このとき第2ポンプ(2
5)は停止させる。また、分離室(51)内に結霜した
凍結成分を分離室(51)から排出する排出モードで
は、第2ポンプ(25)で送り出されたブラインが伝熱
管(52)に流れる方向に三方弁(36)を開き、ブラ
インが伝熱管(52)から第2タンク(22)に戻る方
向に三方弁(35)を開く。このとき第1ポンプ(1
5)は停止させる。
【0031】第2実施例において、ガス中に含まれる水
分などの凍結成分をガスから分離する場合及び分離室
(51)内に結霜した凍結成分を分離室(51)から排
出する場合の操作を第1実施例と同様に行うことで凍結
脱水処理装置の稼働率が向上する。また、低温ブライン
系統(10)から伝熱管(52)へブラインを循環させ
ないとき、第1タンク(12)内でブラインの温度を調
節できるので、低温自己循環路(41)や第1ポンプ
(15)の運転の必要がなく、高温ブライン系統(2
0)から伝熱管(52)へブラインを循環させないと
き、第2タンク(22)内でブラインの温度を調節でき
るので、高温自己循環路(42)や第2ポンプ(25)
の運転の必要がない。
【0032】図3は、本発明の2チャンネル液体冷却装
置をプラズマエッチング装置の冷却用に利用した第3実
施例のブライン系統図である。
【0033】第3実施例においては、内部にウエハ受台
伝熱管(66)を備えたウエハ受台(65)が第1被冷
却部(50)になり、内部に上部電極伝熱管(63)を
備えた上部電極(62)が第2被冷却部(60)にな
る。第3実施例における低温ブライン系統(10)及び
高温ブライン系統(20)の構成は、第1実施例と同様
である。
【0034】プラズマエッチング装置は、真空状態に保
持される真空チャンバ(61)を備えており、高周波電
源(67)を接続した上部電極(62)とウエハ受台
(65)との間にプラズマを発生させ、ウエハ受台(6
5)に保持されたシリコンウエハ(64)をドライエッ
チングする。このようなプラズマエッチング装置では、
シリコンウエハ(64)を保持するウエハ受台(65)
がブラインによって氷点下に冷却され、その冷却温度は
高集積化が進むほど低くする必要があり、4メガビット
では、氷点下数十度を必要とする。また、プラズマの発
生にともない高温に加熱される上部電極(62)もブラ
インによって数十度に冷却される。
【0035】第3実施例におけるブライン切換手段は、
3つの三方弁(31),(37),(38)とひとつの
二方弁(33)とから構成され、プラズマエッチング装
置を運転させる運転モードでは、第1ポンプ(15)で
送り出されたブラインがウエハ受台伝熱管(66)に流
れる方向に三方弁(31)を開き、二方弁(33)を開
け、第2ポンプ(25)で送り出されたブラインが上部
電極伝熱管(63)に流れる方向に三方弁(38)を開
き、ブラインが上部電極伝熱管(63)から熱交換器
(21)に戻る方向に三方弁(37)を開く。また、ウ
エハ受台(65)のメンテナンスを行うメンテナンスモ
ードでは、第1ポンプ(15)で送り出されたブライン
が低温自己循環路(41)に流れる方向に三方弁(3
1)を開き、二方弁(33)を閉じ、第2ポンプ(2
5)で送り出されたブラインがウエハ受台伝熱管(6
6)に流れる方向に三方弁(38)を開き、ブラインが
ウエハ受台伝熱管(66)から熱交換器(21)に戻る
方向に三方弁(37)を開く。
【0036】プラズマエッチング装置を運転させる場合
は、ブライン切換手段を運転モードにし、低温ブライン
温度調節手段(17)の設定温度を第1所定温度(T
1)、例えば−50℃に設定することによりウエハ受台
(65)を−50℃に冷却し、高温ブライン系統(2
0)の設定温度を第3所定温度(T3)、例えば40℃
に設定することにより上部電極(62)を40℃に冷却
する。
【0037】プラズマエッチング装置のウエハ受台(6
5)のメンテナンスを行う場合は、プラズマエッチング
装置の運転を停止し、真空チャンバ(61)を大気中に
開放するが、このときウエハ受台(65)の温度が露点
以下のままであるとウエハ受台(65)に結露や結霜が
生じ、プラズマエッチング装置の再起動時の真空チャン
バ(61)内の真空性や雰囲気に悪影響が及ぶ。そこ
で、メンテナンスに際し、真空チャンバ(61)を大気
中に開放する前に高温ブライン温度調節手段(27)の
設定温度を40℃にしたままブライン切換手段をメンテ
ナンスモードにし、高温ブライン系統(20)のブライ
ンをウエハ受台伝熱管(66)に循環させることでウエ
ハ受台(65)を昇温し、ウエハ受台(65)の温度が
露点以上になった後に真空チャンバ(61)を大気中に
開放する。また、低温ブライン系統(10)では、低温
ブライン温度調節手段(17)の設定温度を第1所定温
度(T1)より低温の第2所定温度(T2)、例えば−
55℃に設定し、ブラインを−55℃に調節する。ここ
では、第2所定温度(T2)を−55℃としたが、低温
ブライン系統(10)と高温ブライン系統(20)から
相互にブラインが流れる部分の熱容量を考慮して第2所
定温度を(T2)を設定することが好ましい。
【0038】ウエハ受台伝熱管(66)に高温ブライン
を循環させている間は、上部電極伝熱管(63)への高
温ブラインの循環が停止するが、プラズマエッチング装
置の運転停止中は、上部電極(62)を冷却する必要が
ないので、高温ブライン系統(20)から上部電極伝熱
管(63)へのブラインの循環が停止されても問題は生
じない。
【0039】ウエハ受台(65)のメンテナンスが終了
し、プラズマエッチング装置を再起動する場合は、ブラ
イン切換手段を運転モードにし、低温ブライン温度調節
手段(17)の設定温度を−50℃にするが、ウエハ受
台(65)のメンテナンス中に−55℃に調節されてい
た低温ブライン系統(10)のブラインがウエハ受台伝
熱管(66)に流れることで40℃まで温度が上昇して
いたウエハ受台(65)の温度低下を迅速にでき、ウエ
ハ受台(65)の温度が−50℃で安定するまでの時間
を短縮することができるので、プラズマエッチング装置
の稼働率が向上する。あるプラズマエッチング装置に用
いる2チャンネル液体冷却装置において、ウエハ受台
(65)のメンテナンスに際し、ウエハ受台伝熱管(6
6)に高温ブライン系統(20)からブラインを循環さ
せる間、低温ブライン系統(10)のブラインの温度調
節をしない場合、ウエハ受台(65)のメンテナンスが
終了してウエハ受台伝熱管(66)に循環させるブライ
ンを高温ブライン系統(20)のブラインから低温ブラ
イン系統(10)のブラインに切り換えたときから、ウ
エハ受台(65)の温度が−50℃±1℃で安定してプ
ラズマエッチングが可能になるまでに60分程度必要で
あったのが、本発明では、この時間が40分程度に短縮
できる。
【0040】図4は、第3実施例における蒸発器(1
1)と第1温度センサー(16)とを第1タンク(1
2)内に設け、熱交換器(21)と第2温度センサー
(26)とを第2タンク(22)内に設けた2チャンネ
ル液体冷却装置の第4実施例のブライン系統図である。
【0041】第4実施例におけるブライン切換手段は、
2つの三方弁(37),(38)と2つの二方弁(3
3),(39)とから構成され、プラズマエッチング装
置を運転させる運転モードでは第1ポンプ(15)で送
り出されたブラインがウエハ受台伝熱管(66)に流れ
るように二方弁(39),(33)を開き、第2ポンプ
(25)で送り出されたブラインが上部電極伝熱管(6
3)に流れる方向に三方弁(38)を開き、ブラインが
上部電極伝熱管(63)から第2タンク(22)に戻る
方向に三方弁(37)を開く。また、ウエハ受台(6
5)のメンテナンスを行うメンテナンスモードでは、第
2ポンプ(25)で送り出されたブラインがウエハ受台
伝熱管(66)に流れる方向に三方弁(38)を開き、
ブラインがウエハ受台伝熱管(66)から第2タンク
(22)に戻る方向に三方弁(37)を開く。このと
き、第1ポンプ(15)は停止させ、二方弁(39),
(33)は閉じる。
【0042】第4実施例において、プラズマエッチング
装置を運転する場合及び、ウエハ受台(65)のメンテ
ナンスを行う場合の操作を第3実施例と同様に行うこと
でプラズマエッチング装置の稼働率が向上する。また、
低温ブライン系統(10)からウエハ受台伝熱管(6
6)へブラインを循環させないとき、第1タンク(1
2)内でブラインの温度を調節できるので、低温自己循
環路(41)や第1ポンプ(15)の運転の必要がな
い。
【0043】第1、第2、第3又は第4実施例の2チャ
ンネル液体冷却装置に用いるブラインは、使用する温度
範囲で凍結や引火しないエチレングリコールなどの有機
ブラインを用いる。
【0044】第1、第2、第3又は第4実施例の低温ブ
ライン温度調節手段(17)から第1電気ヒータ(1
3)を取り去り、低温ブライン温度調節手段(17)の
設定温度と第1温度センサー(16)の検出温度とに基
づく第1コントローラ(14)の出力により、能力調節
手段で2元冷凍装置の膨張弁(71),(73)の開度
を制御したり、圧縮機(72),(74)の回転数を制
御することにより蒸発器(11)の冷凍能力を調節して
低温ブライン系統(10)のブラインの温度を調節する
ことも可能である。また、第1又は第2実施例の高温ブ
ライン温度調節手段(27)から熱交換器(21)を取
り去って、高温ブライン温度調節手段(27)の設定温
度と第2温度センサー(26)の検出温度とに基づいて
第2コントローラ(24)で出力が制御される第2電気
ヒータ(23)によりブラインの温度を調節することも
可能である。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1の発明
によれば、高温ブライン系統(20)から第1被冷却部
(50)にブラインを循環させるとき、低温ブライン系
統(10)から第1被冷却部(50)へのブラインの循
環を停止し、低温ブライン温度調節手段(17)の設定
温度を第1所定温度(T1)より低温の第2所定温度
(T2)にすることにより第1被冷却部(50)を再度
第1所定温度(T1)に調節するとき、第1被冷却部
(50)に循環させるブラインを高温ブライン系統(2
0)のブラインから低温ブライン系統(10)のブライ
ンに切り換えることにより第2所定温度(T2)に調節
されていた低温ブライン系統(10)のブラインが第1
被冷却部(50)に流れることで温度が上昇していた第
1被冷却部(50)の温度低下を迅速にでき、第1被冷
却部(50)の温度が第1所定温度(T1)で安定する
までの時間が短縮でき、第1被冷却部(50)を備えた
装置の稼働率が向上する。
【0046】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、低温ブライン系統(10)から第1被
冷却部(50)にブラインを循環させているとき、高温
ブライン系統(20)から第2被冷却部(60)にブラ
インを循環させることにより、第1被冷却部(50)を
第1所定温度(T1)に調節すると同時に第2被冷却部
(60)を高温ブライン温度調節手段(27)の設定温
度に調節することができ、高温ブライン系統(20)の
設備を有効利用できる。
【0047】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
の発明の効果に加えて、低温ブライン温度調節手段(1
7)において、冷凍サイクルの蒸発器(11)で冷媒と
ブラインとの間で熱交換させてブラインを冷却し、設定
温度と第1温度センサー(16)の検出温度とに基づく
第1コントローラ(14)の出力により第1電気ヒータ
(13)でブラインを加熱することによりブラインの温
度を設定温度に微調整することができる。
【0048】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
の効果に加えて、低温ブライン温度調節手段(17)の
蒸発器(11)と第1電気ヒータ(13)とを第1タン
ク(12)内に設けることにより第1ポンプ(15)を
停止させたままブラインの温度を設定温度に調節でき、
第1ポンプ(15)のランニングコストを低減できる。
【0049】請求項5の発明によれば、請求項1又は2
の発明の効果に加えて、低温ブライン温度調節手段(1
7)において、冷凍サイクルの蒸発器(11)で冷媒と
ブラインとの間で熱交換させてブラインを冷却し、設定
温度と第1温度センサー(16)の検出温度とに基づく
第1コントローラ(14)の出力により能力調節手段で
蒸発器(11)の冷凍能力を調節することによりブライ
ンの温度を設定温度に調節することができ、エネルギー
の無駄を少なくすることができ、ランニングコストを低
減できる。
【0050】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
の効果に加えて、低温ブライン温度調節手段(17)の
蒸発器(11)を第1タンク(12)内に設けることに
より第1ポンプ(15)を停止させたままブラインの温
度を設定温度に調節でき、ランニングコストを低減でき
る。
【0051】請求項7の発明によれば、請求項1,2,
3,4,5又は6の発明の効果に加えて、高温ブライン
温度調節手段(27)において、熱交換器(21)で冷
却水とブラインとの間で熱交換させてブラインを冷却
し、設定温度と第2温度センサー(26)の検出温度と
に基づく第2コントローラ(24)の出力により第2電
気ヒータ(23)でブラインを加熱することによりブラ
インの温度を設定温度に微調整することができる。
【0052】請求項8の発明によれば、請求項1,2,
3,4,5又は6の発明の効果に加えて、高温ブライン
温度調節手段(27)において、設定温度と第2温度セ
ンサー(26)の検出温度とに基づく第2コントローラ
(24)の出力により第2電気ヒータ(23)でブライ
ンを加熱することによりブラインの温度を設定温度に調
節することができ、エネルギーの無駄を少なくすること
ができ、ランニングコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る2チャンネル液体冷
却装置のブライン系統図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る2チャンネル液体冷
却装置のブライン系統図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る2チャンネル液体冷
却装置のブライン系統図である。
【図4】本発明の第4実施例に係る2チャンネル液体冷
却装置のブライン系統図である。
【符号の説明】
10 低温ブライン系統 11 蒸発器 12 第1タンク 13 第1電気ヒータ 14 第1コントローラ 15 第1ポンプ 16 第1温度センサー 17 低温ブライン温度調節手段 20 高温ブライン系統 21 熱交換器 23 第2電気ヒータ 24 第2コントローラ 25 第2ポンプ 26 第2温度センサー 27 高温ブライン温度調節手段 50 第1被冷却部 60 第2被冷却部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ポンプ(15)を有しブラインを系
    外の第1被冷却部(50)に循環可能とした低温ブライ
    ン系統(10)と、第2ポンプ(25)を有し低温ブラ
    イン系統(10)のブラインと同種で低温ブライン系統
    (10)のブラインより高温のブラインを系外の第1被
    冷却部(50)に循環可能とした高温ブライン系統(2
    0)と、低温ブライン系統(10)のブラインの温度を
    検出する第1温度センサー(16)と、高温ブライン系
    統(20)のブラインの温度を検出する第2温度センサ
    ー(26)と、第1温度センサー(16)の検出温度に
    基づき低温ブライン系統(10)のブラインの温度を設
    定温度に調節する低温ブライン温度調節手段(17)
    と、第2温度センサー(26)の検出温度に基づき高温
    ブライン系統(20)のブラインの温度を設定温度に調
    節する高温ブライン温度調節手段(27)と、低温ブラ
    イン系統(10)のブラインを収容する第1タンク(1
    2)と、低温ブライン系統(10)と高温ブライン系統
    (20)のブラインを相互に切り換えて系外の第1被冷
    却部(50)に循環させるブライン切換手段とを備え、
    低温ブライン系統(10)から第1被冷却部(50)に
    ブラインを循環させているとき、低温ブライン温度調節
    手段(17)の設定温度を第1所定温度(T1)にし、
    高温ブライン系統(20)から第1被冷却部(50)に
    ブラインを循環させているとき、低温ブライン系統(1
    0)では第1被冷却部(50)へのブラインの循環を停
    止すると共に低温ブライン温度調節手段(17)の設定
    温度を第1所定温度(T1)より低温の第2所定温度
    (T2)にすることを特徴とする2チャンネル液体冷却
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の2チャンネル液体冷却
    装置において、低温ブライン系統(10)から第1被冷
    却部(50)にブラインを循環させているとき、高温ブ
    ライン系統(20)から第2被冷却部(60)にブライ
    ンを循環させることを特徴とする2チャンネル液体冷却
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の2チャンネル液
    体冷却装置において、低温ブライン温度調節手段(1
    7)が、ブラインを冷却する冷凍サイクルの蒸発器(1
    1)と、低温ブライン温度調節手段(17)の設定温度
    と第1温度センサー(16)の検出温度とに基づく第1
    コントローラ(14)の出力によりブラインを加熱する
    第1電気ヒータ(13)とを備えることを特徴とする2
    チャンネル液体冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の2チャンネル液体冷却
    装置において、低温ブライン温度調節手段(17)の蒸
    発器(11)と第1電気ヒータ(13)とを第1タンク
    (12)内に設けることを特徴とする2チャンネル液体
    冷却装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の2チャンネル液
    体冷却装置において、低温ブライン温度調節手段(1
    7)が、ブラインを冷却する冷凍サイクルの蒸発器(1
    1)と、低温ブライン温度調節手段(17)の設定温度
    と第1温度センサー(16)の検出温度とに基づく第1
    コントローラ(14)の出力により蒸発器(11)の冷
    凍能力を調節する能力調節手段とを備えることを特徴と
    する2チャンネル液体冷却装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の2チャンネル液体冷却
    装置において、低温ブライン温度調節手段(17)の蒸
    発器(11)を第1タンク(12)内に設けることを特
    徴とする2チャンネル液体冷却装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5又は6に記載
    の2チャンネル液体冷却装置において、高温ブライン温
    度調節手段(27)が、ブラインを冷却する熱交換器
    (21)と、高温ブライン温度調節手段(27)の設定
    温度と第2温度センサー(26)の検出温度とに基づく
    第2コントローラ(24)の出力によりブラインを加熱
    する第2電気ヒータ(23)とを備えることを特徴とす
    る2チャンネル液体冷却装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5又は6に記載
    の2チャンネル液体冷却装置において、高温ブライン温
    度調節手段(27)が、高温ブライン温度調節手段(2
    7)の設定温度と第2温度センサー(26)の検出温度
    とに基づく第2コントローラ(24)の出力によりブラ
    インを加熱する第2電気ヒータ(23)を備えることを
    特徴とする2チャンネル液体冷却装置。
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