JPH0245348A - 輸送および展示用ボール箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、輸送用コンテナおよび展示棚として兼用でき
るボール箱、特にネクタイ等の収容陳列に適した組立式
ボール箱に関する。

［従来の技術］ 商品の輸送および展示の際に、商品を一方のコンテナか
ら他方のコンテナに移し変えずに済むように、輸送およ
び展示の両者に兼用できるコンテナが開発されている。

通常、このようなコンテナすなわちボール箱は、ダイカ
ットされたボール紙の半加工品を折曲げたもので、特定
の商品を展示するために組立てられる。このようなコン
テナが米国特許第４．５７９，２２０号に開示されてい
る。このコンテナでは、展示商品は仕切られた皿の中に
載置されるだけである。コンテナが閉じられてから輸送
中に商品が動かないように商品を固定する特別な構造は
設けられていない。輸送による安全対策は最少限である
。すなわち、ただ展示用台の壁が設けられているだけで
ある。

また、米国特許Ｍ３，１６８，１９２号に開示されてい
る展示用ボール箱は盗難防止を目的としているが、輸送
にも応用可能である。しかし、輸送に用いる場合には特
別の包装や梱包が必要となる。展示商品はここでも仕切
り皿に載置される。

米国特許第４，２０１，２９１号のボール箱は、壁や隔
壁に取付けられた時に垂れ下がったすせずに元の形状を
維持し、折曲げて閉じれば輸送用コンテナとして用いる
ことができる。

さらに、輸送等の際の閉じ状態のときに商品を保護し、
開けたときに前方に傾いた状態で商品を展示する別の展
示用コンテナが米国特許第２．７３０．２３２号に開示
されている。米国特許第２，６０８，２９２号および米
国特許第４１６．５０２号には問題の輸送の際の保護機
能は備えていないが、ネクタイを展示するためのコンテ
ナが開示されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、前述した先行技術はいずれも適切な保護
を備えたネクタイの輸送コンテナとして用いることはで
きない。

本願と同じ出願人による同時継続した出願として、ｒｃ
ｏｍｂｉｎａｔｌｏｎ　ＤＩｓｐｌＢｙ　５ｔｒｕｃｔ
ｕｒｅ　ａｎｄＳｈｌｐｐｌｎｇ　Ｃａｒｔｏｎ、　Ｅ
ｓｐｅｃｉａｌｌｙ　ｒｏｒ　Ｎｅｃｋｔｉｅｓ　ａｎ
ｄｔｈｅ　ＬｉｋｃＪという名称の１９８７年４月２日
に出願された米国特許出願第０３３，２２９号がある。

本願はこの同時継続した出願を更に改良したものである
。

ネクタイの輸送には特別の保護機能が必要である。先ず
、輸送中にネクタイがしわにならないようにし、また、
輸送中にコンテナが乱暴に取扱われてもネクタイが損傷
しないように保護手段を設けなければならない。適切な
大きさの箱か仕切皿にネクタイをぎっしりと詰込めば当
然保護できる。

しかし、これでは展示するにはコンテナを開けてネクタ
イを取出し、まったく別のコンテナに移さなければなら
ない。

本発明が従来のコンテナの問題点をどのように克服して
この技術分野に貢献したかは、以下の説明により自ずと
明らかになる。

本発明の目的は、効果的、安価かつ組立て容易な、輸送
および展示に兼用できるボール箱、特にネクタイ等の商
品に適したボール箱を堤供することにある。

［課題を解決するための手段］ この発明の第１の手段によれば、開口面に対向する背面
パネルと２つの側面パネルと上記背面パネルとの接合部
にヒンジ状に付けられた頂部パネルを備えるほぼ矩形の
内側ボール箱と、上記側面パネルの上部のそれぞれに付
着された上方に伸びる一対の第１の折込み部と、上記側
面パネルのそれぞれの上端から水平に外側に伸びる一対
の第２の折込み部と、上記背面パネルに対して垂直かつ
外側に張り出した多数のハンガー支持棒を上記内側ボー
ル箱の中で支持するための骨組みであって、上記内側ボ
ール箱の頂部パネルに隣接した上記側面パネルと骨組み
の側面の結合部に一致させて下方向にほぼ１８０ａ折曲
げた第１の折込み部と上記第１の折込み部をおおって内
側にほぼ１８０”折り曲げられた第２の折込み部に重ね
た側面の結合部を含んだ一般に外側に向ってＵ字状をし
た骨組みと、上記第２の折込み部のおのおのを対応する
側面パネルに接合する締め具とを備える輸送および展示
用ボール箱が提供され、 この発明の第２の手段によれば、開口面に対向する背面
パネルと２つの側面パネルと上記背面パネルとの接合部
にヒンジ状に付けられた頂部パネルを備えるほぼ矩形の
ボール箱と、多数のネクタイその他の類似品を吊るすた
めの横方向に一定間隔で配置した多数のハンガー支持棒
を上記ボール箱の上部に近接させて提供するために上記
ボール箱の」二部に固定された骨組みと、上記ボール箱
の開口面に挿入された保持体であって、この保持体は上
記ボール箱の開口面に適合し、上記ボール箱を閉止する
閉止パネルを備え、上記保持体は上記ハンガー支持棒に
吊るされたネクタイの列を分けるためのほぼ一定間隔で
配置された多数の垂直な隔壁を含み、この隔壁はほぼ平
面で上記閉止パネルに垂直に設けられている保持体と、
横方向に伸びる線に沿った上記閉止パネルの内側への第
１の９０＠折曲げと、これに続く上記閉止パネルの外側
への１８０”折曲げと、上記閉止パネルの折り曲げられ
ていない面内への上記閉止パネルの第２の９０″折曲げ
によって形成された二重の厚さで内側に張り出した、上
記ボール箱の内側の奥行きを越えない長さの張出部から
なる隔壁の保持手段と、上記張出部にＵ字状の溝部のパ
ターンを構成する手段であって、狭い幅の上記溝部が所
定位置に配置された上記隔壁を挟持し、広い幅の上記溝
は比較的ネクタイの幅の狭い箇所で上記ネクタイを横方
向に保持する溝部を構成する手段とを備える輸送および
展示用ボール箱が提供される。

［実施例］ 第１図に示すように、内側ボール箱１０は頂部パネル１
１．折返し部１２と突縁部１２ａを備え、輸送用の外側
ボール箱１３内に挿入するために頂部パネル１１．折返
し部１２と突縁部１２ａが適切な位置に折曲げられてい
る。外側ボール箱１３には折曲げ部１４．１５．１６．
１７があり、箱を製造する技術分野ではよく知られるよ
うに、これらの折曲げ部１４，１．５，１６．１７によ
り外側ボール箱１３は容易に閉じることができるように
なる。

図に示されるように、内側ボール箱１０は、エツジ部１
１ａでヒンジ結合された頂部パネル１１と、側面部１０
ａおよび１０ｂと、底面部１０ｃとを備えている。

保持体１８は内側ボール箱１０の展示用窓（開口部）内
に適合する。このときほぼ垂直な隔壁１９．２０，２１
，２２．２３が、ネクタイの列２４．２５の隙間に収ま
る。保持体１８のパネル部２６は内側ボール箱１０の開
口部の蓋となる。

折返し部１２および突縁部１２　ａが保持体１８を覆う
ように下方に折曲げられて、輸送用の外側ボール箱１３
内に挿入される。

保持体１８は１枚の平らなパネルから組立てられるのが
望ましく、平らなパターンでダイカット曝 されたのちに折り曲げられて、垂直に伴出し水平方向に
伸びる複数個のＵ字状張出部２７．２８が上方に形成さ
れる。これらの張出部はエツジ部２９．３０．３１に沿
って折り曲げることにより形成される。このようにして
、Ｕ字状のスロット（開口）３２が複数個形成される。

ネクタイの列の各々は、上方がスロット３２により、下
方が互いに近接した対をなす垂直な隔壁２２．２３によ
り保持される。

パネル２６をエツジ部２９，３０．３１に沿って折り曲
げることにより、前述の垂直な隔壁を固定するための他
の手段が不要になる。狭い溝３３が垂直な隔壁２３を挟
持する。エツジ部３１等の折目は、折り曲げる前のパネ
ル２６の切れ目ではないので、ダイカットされた平らな
状態のパネル２６を第１図に図示されるように折り曲げ
るだけですべての溝部を形成することができる。

隔壁２２．２３等により、ネクタイの各列の横ずれが防
止される。折目２９および３０の垂直方向の設置位置は
、ネクタイ類の形状に応じて適切に調節することができ
る。

保持体１８は輸送中の役目が終わったら、廃棄してもか
まわない。

内側および外側ボール箱と保持体１８の製造には、箱製
造の技術分野で良く知られているグレードのボール紙が
用いられる。

符号３４ａでパネル２６を折り曲げることにより、隔壁
挟持用溝部３５等が形成される。垂直な隔壁間の横幅は
溝部により最適に設定されるものであり、保持体１８の
下端は他の構造による制限を一切受けない。従って、ネ
クタイの列（２４゜２５）を横方向にぎっしりと詰めて
並べることもできるので、与えられた大きさの内側ボー
ル箱の中に最大数のネクタイが収容できる。

パネル２６の上方を符号２６ａに沿って直角に折り曲げ
ることにより、へり部２６ｂが形成される。このへり部
２６ｂには図に示すような形状の溝部がある。これらの
溝部は長い垂直隔壁を用いる場合や、ネクタイを結んだ
状態で展示できるように、ネクタイを結びものついた状
態で輸送する場合などに用いられる。

保持体１８は内側ボール箱１０にぴったりとはめ込まれ
て、パネル２６が内側ボール箱１０のふたの役目をはた
す。

次に第２図に従って説明する。第２図には内側ボール箱
とハンガー支持体３６の分解図が示されている。ハンガ
ー支持体３６は外、に向ったＵ字状をなし、部材３６ａ
、３６ｂ、３６ｃ、３６ｄ。

３６ｅ、３６ｆ、３６ｇおよび３６ｈを備えている。ハ
ンガー支持体３６は適切な直径の丸棒（針金）で形成さ
れているので、垂直なスペーサ・ロッド３７．３８，３
９．４０を部材３６ａ。

３６ｅ間にかけ渡すことにより、堅固な構造にすること
ができる。

ハンガー支持体３６は、スペーサ・ロッド３７゜３８３
９と４０により堅固になる。

水平棒４１および図中符号４２と４３に代表されるハン
ガー支持棒が、溶接や半田付けまたはこれに類似する方
法によって、ノ＼ンガー支持体３６の構成部材に取付け
られている。／％レンガ−持体（フレームワーク）３６
の中の前記以外の結合部はすべて、同じ方法によって結
合されている。回動可能なフック４４と４５を回動させ
て溝４６と４７から突出させることによって内側ボール
箱１０は容易に壁に掛けることができる。壁に掛けるこ
とについては、後に第４図および第７図を用いてさらに
詳しく記述する。

側片部４８と４９は中心にそれぞれ穴５０と５１を有し
ており、図に示すようにそれぞれ３６ｈと３６ｆとの間
および３６ｂと３６ｄとの間に取付けられている。

ハンガー支持体３６は金属棒または針金で形成するもの
として説明したが、プラスチックで一体形成してもよい
。いずれの場合にも、美感を向上させるために支持体３
６を塗装するか、被覆することが好ましい。

ハンガー支持体３６は内側ボール箱１０に取付けられる
が、この取付けを第２図および第５図を参照して説明す
る。ハンガー支持体３６は構成部３６ａと３６８が背面
パネル２６に接して配置される。内側ボール箱１０の側
面パネル１０ａは、側面折込み部１０ｄおよび頂部折込
み°部１０ｆを有しており、内側ボール箱１０の側面パ
ネル１０ｂは、側面折込み部１０ｅおよび頂部折込み部
１０ｇを有している。内側ボール箱１０の内側の所定位
置にハンガー支持体３６を納め、次に折込み部１０ｆと
１０ｇが部材３６ｈと３６　ｂ　１．：彼さるように下
方に折曲げられる。その後、既に折込まれた折込み部１
０ｆと１０ｇに当接するように、折込み部１０ｄと１０
ｅがそれぞれ内側におられる。ツメ６０と６１が背面パ
ネルに開けられた開口部６２と６３にそれぞれ差し込ま
れる。同様に、ツメ５８と５９が背面パネルの対応する
位置に開けられた開口部に差し込まれる。第２図ではツ
メ５８と５９を差し込むための開口部は見えないが、開
口部６２と６３に対応して背面パネルの側面方向の反対
側に位置していることは容易に理解される。最後に、締
め具５２と５３を挿入する。穴５４．５５および側片４
８中の５０は一列にならんでいる。また、穴５４．５５
と５０も一列になっている。締め具５２と５３により、
ここに述べた関連部品が固定される。締め具５２と５３
は、その形状から一般に“クリスマスツリー（Ｃｈｒｉ
ｓｔｍａｓ　Ｔｒｅｅ）”と呼ばれている。

第３図は以上に記載した通りに製作された装置図で、突
縁部１２ａは一部が背面のパネル２６と部材３６ａの間
に挿入されている。第４図は、突縁部１２ａが完全に挿
入されて表示用にパネル（折返し部）１２が垂直になっ
ている通常の状態を示す。平面クリップ（ネクタイ掛け
）６４と６５は、いずれも一般に用いられているもので
どちらを使用してもよい。第４図におけるフック４４と
４５は、第３図の位置から回動してそれぞれ開口部４６
と４７から外方に突出している。このようにしてフック
４４．４５は壁に設けた垂直な帯状部６６と６７に係止
される。この係止状態が、第７図に拡大断面図として示
されている。

以上に説明した構造は本発明の趣旨の範囲内において様
々に変更することができる。例えば、側片部４８と４９
は、パネル２６の背面部に設けることもできる。この場
合は側片部４８．４９を突縁部１２ａの横幅より外側の
位置に設定する必要がある。またこの場合はさらに特別
の締め具が必要となり、このように変更されたハンガー
支持体３６は折込み部１０ｆ、１０ｄ、１０ｇ、１０ｅ
により、すでに説明したように所定位置に固定される。

フック４４．４５の代わりに、別の締め具を使用するこ
ともできる。あるいは、上向きに曲げられたフックを予
め壁に設けておき、パネル２６の背面部に設けられてい
る開口部４６．４７を介してハンガー支持体３６の水平
棒４１を壁に設けられたフックにひっかけるようにして
もよい。

本発明を実施するための材料は、この技術分野において
普通に用いられているものであり、特別の材料、特別な
材料、広差、製造方法は不必要である。

保持体に関して使用した上方および頂部という用語は、
第４図のように取り付けたときの保持体の上側のことで
ある。

この発明の範囲は、以上に説明した実施例に限定される
ものではない。実施例はただ説明のために提示した典型
的な例にすぎない。

［発明の効果］ 本発明によれば、容易に組立て可能な輸送と展示に兼用
できるボール箱、特にネクタイ等の収容陳列に適したボ
ール箱が安価に提供されるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は内側ボール箱、保持体および外側ボール箱から
なるこの発明の組立体の分解図、第２図はハンガー支持
体（骨組み）の内側ボール箱内への取付けを説明する、
折込み部と突縁部を備えた内側ボール箱の部分分解図、 第３図は広告、値札その他を掲示する垂直または傾斜し
たパネル面を形成するために、突縁部を支持体後部に挿
入した内側ボール箱の分解図、第４図は他の平面フック
を備え、壁に掛けられた垂直な広告面を有するボール箱
の詳細図、第５図はハンガー支持体を固定するための、
ボール箱側壁の側部とこれに直交する折込み部との固着
を説明する第４図の部分断面図、 第６図は輸送用の収納位置にある掛はフックの断面詳解
図、 第７図は展示用内側ボール箱を垂直にしっかりと固定す
るために、掛はフックが後方外部に回転した様子を示す
断面詳細図である。 （符号の説明） １０・・・内側ボール箱、 １０ａ、１０ｂ・・・側面パネル、 １０ｄ、１０ｅ・・・横方向折込み部、１０ｆ、１０ｇ
・・・縦方向折込み部、１１・・・頂部パネル、 １８・・・保持体、 １９．２０．２１，２２．２３・・・隔壁、２４．２５
・・・ネクタイの列、 ２７．２８・・・張出部、 ６・・・ハンガー支持体、 ４２゜ ３・・・ハンガー支持棒、 ５２゜ ５３・・・締め具。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）開口面に対向する背面パネルと、２つの側面パネ
   ルと、上記背面パネルとの接合部にヒンジ状に付けられ
   た頂部パネルとを備えるほぼ矩形の内側ボール箱と、 上記側面パネルの上部のそれぞれに付着された上方に伸
   びる一対の第１の折込み部と、 上記側面パネルのそれぞれの上端から水平に外側に伸び
   る一対の第２の折込み部と、 上記背面パネルに対して垂直かつ外側に張り出した多数
   のハンガー支持棒を上記内側ボール箱の中で支持するた
   めの、ほぼ外側に向ってＵ字状をした骨組みであって、
   上記内側ボール箱の頂部パネルに隣接した上記側面パネ
   ルと、骨組みの側面の結合部に一致させて下方向にほぼ
   １８０°折曲げた第１の折込み部と、上記第１の折込み
   部をおおって内側にほぼ１８０°折り曲げられた第２の
   折込み部に重ねた側面の結合部を含む骨組みと、上記第
   ２の折込み部のおのおのを対応する側面パネルに接合す
   る締め具とを備える輸送および展示用ボール箱。 （２）上記側面パネルのそれぞれを通る穴と、対応する
   第２の折込み部をそれぞれを通って一致した穴が与えら
   れ、上記第２の折込み部を対応する上記側面パネルに結
   合するために締め具を上記穴に突き刺した請求項１記載
   の輸送および展示用ボール箱。 （３）上記締め具がクリスマスツリーファスナーである
   請求項１記載の輸送および展示用ボール箱。 （４）上記締め具が、上記第２の折込み部を係合させる
   ために上記側面パネルを通して付けられたクリスマスツ
   リーファスナーである請求項２記載の輸送および展示用
   ボール箱。（５）上記骨組みが上記した骨組みの側面の
   結合部に関連した補助部材を含み、上記補助部材がのお
   のおのが上記骨組みが所定位置にあるときに上記第２の
   折込み部を通る穴と側面パネルを通る穴に一致する穴を
   含み、上記締め具が上記側面パネルのそれぞれの外側か
   ら上記補助部材の穴と第２の折込み部の穴を通して挿入
   されたクリスマスツリーファスナーである請求項１記載
   の輸送および展示用ボール箱。 （６）上記骨組みが上記した骨組みの側面の結合部に関
   連した補助部材を含み、上記補助部材がのおのおのが上
   記骨組みが所定位置にあるときに上記第２の折込み部を
   通る穴と側面パネルを通る穴に一致する穴を含み、上記
   締め具が上記側面パネルのそれぞれの外側から上記補助
   部材の穴と第２の折込み部の穴を通して挿入されたクリ
   スマスツリーファスナーである請求項２記載の輸送およ
   び展示用ボール箱。 （７）上記締め具が上記第２の折曲げ部を係合するため
   に上記側面パネルを通して付けたクリスマスツリーファ
   スナーである請求項１記載の輸送および展示用ボール箱
   。 （８）上記背面パネルとの接合部で上記頂部パネルにヒ
   ンジ状に付けられた伝言パネルと、上記伝言パネルをほ
   ぼ垂直に保持するために上記背面パネルと上記骨組みの
   上部水平部材の間に挿入された、上記伝言パネルの延長
   部分からなる突縁部を備えた請求項５記載の輸送および
   展示用ボール箱。 （９）上記背面パネルとの接合部で上記頂部パネルにヒ
   ンジ状に付けられた伝言パネルと、上記伝言パネルをほ
   ぼ垂直に保持するために上記背面パネルと上記骨組みの
   上部水平部材の間に挿入された、上記伝言パネルの延長
   部分からなる突縁部を備えた請求項４記載の輸送および
   展示用ボール箱。 （１０）開口面に対向する背面パネルと、２つの側面パ
   ネルと、上記背面パネルとの接合部にヒンジ状に付けら
   れた頂部パネルとを備えるほぼ矩形のボール箱と、 多数のネクタイその他の類似品を吊るすための横方向に
   一定間隔で配置した多数のハンガー支持棒を上記ボール
   箱の上部に近接させて提供するために上記ボール箱の上
   部に固定された骨組みと、上記ボール箱の上記した開口
   面に挿入された保持体であって、この保持体は上記ボー
   ル箱の蓋のない面に適合し、上記ボール箱を閉止する閉
   止パネルを備え、上記保持体は上記ハンガー支持棒に吊
   るされたネクタイの列を分けるためのほぼ一定間隔で配
   置された多数の垂直な隔壁を含み、この隔壁はほぼ平面
   で上記閉止パネルに垂直に設けられている保持体と、 横方向に伸びる線に沿った上記閉止パネルの内側への第
   １の９０°折曲げと、これに続く上記閉止パネルの外側
   への１８０°折曲げと、上記閉止パネルの折り曲げられ
   ていない面内への上記閉止パネルの第２の９０°折曲げ
   によって形成された二重の厚さで内側に張り出した、上
   記ボール箱の内側の奥行きを越えない長さの張出部から
   なる隔壁の保持手段と、 上記張出部にＵ字状の溝部のパターンを構成する手段で
   あって、狭い幅の上記溝部が所定位置に配置された上記
   隔壁を挟持し、広い幅の上記溝は比較的ネクタイの幅の
   狭い箇所で上記ネクタイを横方向に保持する溝部を構成
   する手段とを備える輸送および展示用ボール箱。 （１１）上記骨組みが、上記ボール箱の頂部パネルに隣
   接した上記側面パネルの内側の表面に隣接する側面部を
   有する外方向にＵ字状をした骨組みであり、上記側面パ
   ネルが上記側面パネルの後方から延長した横方向の折込
   み部を少なくとも含み、この折込み部は上記した骨組み
   の側面部を支えるためにほぼ１８０°折曲げられ、上記
   側面パネルに上記折込み部を固定するための手段が含ま
   れた請求項１０記載の輸送および展示用ボール箱。 （１２）上記折込み部を固定する上記手段が、上記折込
   み部とこれに対応する側面パネルのそれぞれにある穴と
   を通したクリスマスツリーファスナーを含む請求項１１
   記載の輸送および展示用ボール箱。 （１３）上記した骨組みの側面部のそれぞれが、上記折
   込み部と側面パネルの穴と一列になる穴が開けられた補
   助部材を含み、上記締め具が上記折込み部と側面パネル
   の穴を通るのと同じく上記補助部材の穴を通る請求項１
   １記載の輸送および展示用ボール箱。 （１４）上記締め具がクリスマスツリーファスナーであ
   る請求項１３記載の輸送および展示用ボール箱。