JPH0245340Y2 - - Google Patents

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JPH0245340Y2
JPH0245340Y2 JP15958885U JP15958885U JPH0245340Y2 JP H0245340 Y2 JPH0245340 Y2 JP H0245340Y2 JP 15958885 U JP15958885 U JP 15958885U JP 15958885 U JP15958885 U JP 15958885U JP H0245340 Y2 JPH0245340 Y2 JP H0245340Y2
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JP
Japan
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urinal
urine
urine collection
flow path
inflow prevention
Prior art date
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JP15958885U
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JPS6277282U (ja
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は小便器に係り、特に小便器本体に採尿
手段を設けた小便器に関するものである。
[従来の技術] 健康診断などに際して採尿が行なわれるが、従
来の採尿はもつぱら被採尿者に委ねられており、
甚だ不便であつた。そこで、第4図の如く小便器
Aの壁面に採尿口B及び受器Cを設け、被採尿者
からの放尿を該受器Cにて受け、小便器本体外へ
流路Dを伝わせて流し出し、これを採尿容器Eに
て採取することが対策として考えられる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、単に採尿口を小便器側面に設け
たのでは、採尿中に洗浄水が流下すると、尿が希
釈されてしまい、正しい採尿を行なえないという
問題がある。例えば、所定時間ごとに洗浄水を流
下させるよう構成された自動洗浄装置付の小便器
においては、採尿中に予期せずして洗浄水が流下
することが考えられる。また、採尿中に誤つて洗
浄水供給バルブを操作したときにも、尿の希釈が
行なわれてしまう。(なお、このような誤操作は、
被採尿者が洗浄水を流しながら小便器を使用する
習慣のあるときには頻発する恐れがある。) [問題点を解決するための手段] 本考案は、小便器内壁面に採尿用の開口を設
け、この開口から流路を通して採尿を行なうよう
にした小便器において、この開口の上縁部に、壁
面流下水の開口流入防止部を壁面から突設せしめ
たものである。
[作用] 本考案の小便器においては、採尿中に洗浄水が
流下しても流入防止部によつて開口内への洗浄水
の流入が防止され、常に正しい採尿を行なうこと
が可能とされる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図及び第2図は本考案の実施例に係る小便
器を示す図であり、第1図は正面図、第2図は側
断面図である。符号1は小便器本体であつて、そ
の上部に洗浄水供給用のフラツシユバルブ2が接
続されている。小便器1の内壁面には、その尿流
下部分に採尿用の開口(以下、採尿口ということ
がある)3が開設されており、該採尿口3の上縁
部には、内壁面1aを流下する洗浄水が採尿口3
内に流入することを防止する流入防止部4が内壁
面1aから突出して設けられている。この実施例
では、流入防止部4は、正面から見て山型の形状
をなしており、内壁面1aを流下する洗浄水は、
流入防止部11の脇の部分にのけられるようにし
て流下される。
なお、本実施例では、採尿口3の下縁部分に受
部5が突設されており、被採尿者の尿を採尿口3
内に受け易くなつている。
符号6は採尿口3内に流入した尿を流下させる
ための流路(第1の流路)であつて、小便器本体
1と一体的設けられている。この第1の流路6
は、小便器本体1の背面を側方に延在されてお
り、その先端は小便器本体1の側面より脇の部分
に突出し、かつ略L字形に下方に向つて折曲して
いる。この第1の流路6の終端部に対向して受台
7が小便器本体1と一体的に設けられており、こ
の受台7上面の液体を小便器本体1内に戻すため
の流路(第2の流路)8が該受台7の上面と小便
器本体1の側部内面とを接続するように設けられ
ている。
第2図の符号9はフラツシユバルブ2から洗浄
水を受け入れるための給水室、10は尿及び洗浄
水の排出口である。また符号11は、フラツシユ
バルブ2の1次側と、採尿口3の背面側天井部分
とを接続している配管であつて、洗浄水を第1の
流路4内に導入可能とするものである。なお配管
11の途中には、手動操作式のバルブ12が設け
られている。
このように構成された実施例に係る小便器を用
いて採尿を行なうには、受台7上に容器(図示せ
ず)を載置した後、採尿口3に向つて被採尿者が
放尿を行なえばよい。採尿口3を通過した尿は、
第1の流路6から受台7上の容器に流れ込み、採
取される。なお、余剰の尿は容器をオーバーフロ
ーして第2の流路8を伝わつて小便器本体1内に
戻される。
この採尿途中において、誤つてフラツシユバル
ブのボタン2aを押し、洗浄水が小便器内壁面1
aを流下しても、流入防止部4が設けられている
ので、洗浄水が採尿口3内に流れ込むことはな
く、正しい採尿を行なうことができる。
また、本実施例ではバルブ12を開けると、所
望の量の洗浄水を第1の流路6、受台7及び第2
の流路8(本明細書において、これらを採尿用流
路ということがある。)に供給し、十分な洗浄を
行なうことも可能である。このように、採尿用の
流路内に十分な量の洗浄水を供給できるので、該
流路内を清浄な状態に保ち、被採尿者のみの尿を
正しく採取することが可能とされる。また、衛生
的であり、臭気の発生も防止できる。
第3図は流入防止部4及び受部5の異なる形状
を示す側断面図である。この第5図において、流
入防止部4は前方へ向つて垂れ下がる形状となつ
ており、小便器内壁面1aを流下する洗浄水は、
この流入防止部4の前面を伝わつて落下する。な
お、流入防止部4は、受部5よりも前方に突き出
ているので、流下する洗浄水が採尿口3内に流れ
込むことはない。この第3図のように、洗浄水を
流入防止部4上にも流下し得るよう構成すると、
この流入防止部4の上面もしくは前面をも、洗浄
水によつて洗浄することが可能とされる。
なお、上記実施例においては、第2の流路8が
小便器本体1内壁面の側面に開口接続しており、
第2の流路8を通過する洗浄水或いは尿の流れが
極めてよいという効果がある。
上記実施例はストール型の小便器に関するもの
であるが、本考案は壁掛型或いは壁掛ストール型
等各種形状の小便器に適用できることは明らかで
ある。
また、上記実施例では、第1の流路6を小便器
本体1の背面を側方に延在するように設けている
が、第1の流路6が小便器本体1の背面から直角
方向に延在するように設けてもよい。また、本考
案においては、第1の流路6、受台7、第2の流
路8等は小便器本体1と一体的ではなく、金具等
で接続するよう構成してもよい。
更に、本考案は、フラツシユバルブを用いた手
動操作式(或いは足踏操作式)等の洗浄方式の小
便器の他、自動洗浄方式の小便器にも好適に適用
できる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかな通り、本考案によれ
ば、採尿途中における採尿口内への洗浄水の流入
が防止され、常時正しい採尿を行なうことが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を説明する正面図、第2図は同
側断面図、第3図は異なる実施例の要部拡大断面
図、第4図は従来例の説明図である。 1……小便器本体、3……採尿口、4……流入
防止部、5……受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小便器本体の内壁面に設けられた採尿用の開口
    と、該開口から尿を小便器本体外へ導く流路と、
    該開口の上縁側の部分にて小便器本体内壁面から
    突出された壁面流下水の開口流入防止部とを備え
    たことを特徴とする小便器。
JP15958885U 1985-10-18 1985-10-18 Expired JPH0245340Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15958885U JPH0245340Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15958885U JPH0245340Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6277282U JPS6277282U (ja) 1987-05-18
JPH0245340Y2 true JPH0245340Y2 (ja) 1990-11-30

Family

ID=31084158

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JP15958885U Expired JPH0245340Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

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JPS6277282U (ja) 1987-05-18

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