JPH0244868B2 - Toryohakuryososeibutsunarabinitoryohakurihoho - Google Patents

Toryohakuryososeibutsunarabinitoryohakurihoho

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JPH0244868B2
JPH0244868B2 JP16077685A JP16077685A JPH0244868B2 JP H0244868 B2 JPH0244868 B2 JP H0244868B2 JP 16077685 A JP16077685 A JP 16077685A JP 16077685 A JP16077685 A JP 16077685A JP H0244868 B2 JPH0244868 B2 JP H0244868B2
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paint
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stripping
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Kaken Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、被塗装物を吊下げ搬送するハンガー
やマスキングための治具、或いは、被塗装物を載
置する台卓などの非塗装物に付着した不要な塗料
を剥離する技術に関する。 〔従来の技術〕 現在、特殊機能塗料の発展が著しく、耐熱性・
耐薬品性・耐候性・耐摩耗性をもつた塗料が広く
開発され、種々の分野で使用されている。 これらの塗料は、主に被塗装物の保護を目的と
しているため、勝れた機能を持つ塗料は、被塗装
物に対し、強固な接着性と耐久性を持つている。 当然のことながら、塗装をする際には、塗装す
べき物品以外にも塗料が付着する。この不要な塗
料は、塗装が繰り返されることにより、数ミリか
ら数十ミリにも達する。 この結果、ハンガー等は自重が大きくなつた
り、支柱が太くなり、被塗装物とくつついたりす
る。また、マスキングのための治具は境界面をは
つきりと示さなくなつたり、その自重のために作
業に大変な労力が必要となる。更に、台卓におい
ては、塗膜のために、円滑な回転をしなくなつた
り、被塗装物が台卓にくつついたりして、せつか
くの塗装をだいなしとすることがある。このため
に、非塗装物に付着した不要な塗膜を除去する必
要性が生じる。 この不要な塗膜を剥離する従来の方法として
は、有機溶剤や酸、アルカリ液によつて塗膜を溶
解させたり、変質させたりする化学的方法と、ヘ
ラやハンマー、さらには、高温で塗膜を燃焼させ
た後、超高圧水を吹きつけて剥離するなどの物理
的方法がある。 しかしながら、耐熱性・耐薬品性・耐候性・耐
摩耗性等をもつた特殊機能塗料の剥離において、
有機溶剤処理を実施する場合、かなりの時間がか
かつたり、場合によつては、変化がない場合もあ
り、火災や人体への影響も考えられる。 酸やアルカリを使用する場合では、かなりの濃
度のものを使用したり、液温を上げてやつたり、
さらに長時間をかけて処理しないと剥離しないも
のが多い。その上、人体への影響は言うまでもな
く、剥離液の維持管理および廃液の処理、塗膜を
除去した後のハンガー等の錆の問題が上げられ
る。また、それらの設備には、専門の技術や装置
が必要となる。 ヘラやハンマー等を使用する物理的方法の場合
においては、容易にかつ完全に剥離せず、かなり
の労力を必要とする。さらには、ハンガーや治具
を変形させたり、破損してしまうことも多い。 塗膜を高熱処理や薬品処理等によつて劣化させ
た後、超高圧水によつて劣化した塗膜を除去する
場合では、超高圧水を発生させる設備が必要とな
るとともに、耐熱塗料等においてはかなりの熱エ
ネルギーを必要とし、薬品処理においては上述の
如き問題を生じる。 また、近年、非塗装物に付着した塗膜を容易に
剥離する手段として、常温で固体の熱可塑性樹脂
とこれ以外の熱可塑性樹脂及び有機溶剤とを有効
成分として含有する塗料剥離用組成物を非塗装物
に予め塗布する方法(例えば、特開昭57−195774
号公報)、或いは、皮膜形成物質と吸水性ポリマ
ーとを有効成分として含有する塗料剥離用組成物
を非塗装物に予め塗布する方法(例えば、特開昭
57−190675号公報)が提案されている。 前者の方法による場合は、非塗装物に塗布され
た皮膜上に不要な塗料が層状に付着したとき、こ
の塗膜面をハンマー等で叩き、皮膜と非塗装物と
の間に間隙を生じさせるとともに、皮膜及び塗膜
に亀裂を生じさせることにより、皮膜及び塗膜を
非塗装物から剥離させる。また、後者の方法によ
る場合は、非塗装物に塗布された皮膜上に不要な
塗料が層状に付着したとき、これを水洗すると、
皮膜の組成物中に含有されている吸水性ポリマー
が水と接触せしめられて多量の水を吸着し、体積
が数倍から数100倍に膨張する。この際の体積膨
張力を利用して塗膜を浮き上がらせ、しかるの
ち、この塗膜面をヘラ、ペンチ、ハンマー、ドリ
ル等で剥離させる。 それ故に、これらの塗料剥離方法による場合
は、従来の塗料剥離方法に比して、特殊な設備を
要することなく、不要な付着塗膜を容易に剥離す
ることができるものの、まだ次の面で改善の余地
がある。 即ち、前者の方法の場合には、塗膜剥離用組成
物を塗布するものとして、L型鉄アングルや床の
ように、強固のものであり、かつ、平面を有する
物でないと、剥離時の機械的衝撃が有効に作用し
ない。例えば、被塗装物を搬送するハンガー等の
直径8mm程度の鉄の棒に使用する場合、剥離時に
機械的衝撃を加える際には、相当な力が必要であ
り、鉄の棒に直接塗料をのせないだけの、シリコ
ン系やフツ素系の離型剤と同様である。従つて、
被塗装物を搬送するハンガー等には使用すること
ができない場合がある。 後者の方法の場合には、高い温度(300℃程度)
で焼き付ける場合、吸水性ポリマーが炭化してし
まつて、剥離時に水に浸しても吸水膨潤作用を示
さなくなり、その結果、膨潤剥離効果が消失する
ため、耐熱塗料には使用することができない。 また、水溶性の塗料や水で希釈できるエマルジ
ヨン塗料等は、その成分中に水を含むため、水系
塗料においては使用できない。 さらに、これら両者の方法においては、被塗装
物を搬送するハンガーや金網のように、すきまだ
らけの物にコーテイングを施す場合には次のよう
な問題が生ずる。 ハケヌリの場合:かなりの作業時間がかかるとと
もに、均一に塗れない。 スプレー塗装の場合:ほとんどの塗料剥離用組成
物がハンガーや金網のすきまから飛散してし
まい、経済的でない。 デイツピング塗装の場合:過剰に塗布された塗料
剥離用組成物がシズクとなつてたれ、作業場
を汚す。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、近年開発されている塗膜剥離用組成
物の持つ利点と同等な効果を達成しつつ、組成物
の維持・管理の容易化と適用範囲の拡大、ならび
に、作業性の向上とランニングコストの低廉化と
を図ることのできる組成物を提供する点に第1目
的を有し、第2目的は、非塗装物に付着した不要
な塗膜の剥離処理能率を向上することのできる方
法を提供する点にある。 〔問題点を解決するための手段〕 本第1発明による塗膜剥離用組成物の特徴は、
膨潤性無機物質と、この膨潤性無機物質を膨潤さ
せる水等の溶媒とを有効成分として含有させた点
にあり、その作用・効果は次の通りである。 〔作用〕 ナトリウム四ケイ素雲母やリチウム四ケイ素雲
母等の膨潤性無機物質を有効成分とする塗膜剥離
用組成物を予め非塗装物に塗布し、その組成物中
の水等の溶媒成分を揮発乾燥させ、非塗装物の表
面に無機質の皮膜を形成する。この状態での塗装
作業によつて皮膜の表面に塗料が層状に付着した
とき、この塗膜面にハンマー等で機械的作用を加
え、皮膜と非塗装物との間に間隙を生じさせると
ともに、皮膜及びこれの表面に付着した塗膜に亀
裂を生じさせることにより、皮膜及び塗膜を非塗
装物から簡単に剥離することができる。 〔発明の効果〕 従つて、膨潤性無機物質を有効成分とする塗膜
剥離用組成物の特性、つまり、低温領域から高温
領域における結晶の安定性、勝れた劈開性、各種
塗料及び非塗装物の形状や強度に対する非選択
性、大なるチキソトロビー性、有害なガスや引火
性のガスが発生せず、衛生的である特性を有効利
用して、次のような効果を達成できるに至つた。 (イ) 特殊な設備や技術を要することなく、非塗装
物に付着した不要な塗膜を容易に剥離すること
ができる。 (ロ) 膨潤性無機物質を水等の溶媒にて膨潤させる
だけでよいから、塗膜剥離用組成物を簡単に製
造することができるとともに、この塗膜剥離用
組成物の維持・管理を容易に行うことができ
る。 (ハ) 塗膜を剥離した後は、水洗や廃液の中和作
業、処理液の維持・管理、乾燥作業が不要なた
め、これら各作業のための設備を削減すること
ができるばかりでなく、すぐに塗膜剥離用組成
物を塗布することが可能で、非塗装物に対する
皮膜の再処理時間を大幅に短縮することができ
る。 (ニ) 耐熱性塗料や水系塗料などの種々の塗料に使
用することができ、しかも、L型鉄アングルや
床のように、強固のものであり、かつ、平面を
有する物は言うまでもなく、被塗装物を搬送す
るハンガーや金網のように、すきまだらけの
物、細いものでも使用できるから、従来に比し
て適用範囲を大巾に拡大することができる。 (ホ) チキソトロビー性が大きいため、デイツピン
グやハケヌリにおいて、過剰な塗料剥離用組成
物がシズクとなつてたれるということがなく、
また、被塗装物を搬送するハンガーや金網のよ
うに、すきまだらけの物、細いものでも、デイ
ツピングによつて十分塗布でき、過剰な塗料剥
離用組成物がシズクとなつてたれるということ
がない。それ故に、従来に比して作業性の向上
とランニングコストの低廉化を図ることができ
る。 (ヘ) 膨潤性無機物質が膨潤したときにアルカリ性
を示し、かつ、乾燥の後も空気中の水分を吸着
する作用をもつているから、鉄等に対する防錆
も同時に達成することができる。 〔問題点を解決するための手段〕 本第2発明による塗膜剥離方法の特徴は、膨潤
性無機物質と、この膨潤性無機物質を膨潤させる
水等の溶媒とを有効成分として含有する塗料剥離
用組成物を非塗装物に塗布して乾燥させ、この塗
料剥離用の皮膜上に不要な塗料が塗布されたの
ち、機械的作用を加えて皮膜と非塗装物との間に
間隙を生じさせるとともに、皮膜及びこれの表面
に付着した塗膜に亀裂を生じさせ、この亀裂を通
して、塗膜を溶解させたり、或いは、変質させた
りする剥離剤を浸透させる点にあり、その作用・
効果は次の通りである。 〔作用〕 非塗装物に塗布し、かつ、乾燥させて形成した
皮膜の表面に塗料が層状に付着したとき、この塗
膜面にハンマー等で機械的作用を加え、皮膜と非
塗装物との間に間隙を生じさせると同時に、皮膜
及びこれの表面に付着した塗膜に亀裂を生じさ
せ、更に、この亀裂から剥離剤を浸透させて、塗
膜を溶解させたり、変質させたりすることによ
り、全体として皮膜及び塗膜を非塗装物からスム
ーズに剥離することができる。 〔発明の効果〕 従つて、膨潤性無機物を有効成分とする塗料剥
離用組成物と剥離剤との相乗的な剥離作用によ
り、非塗装物に付着した不要な塗膜の剥離処理能
率を向上することができるに至つた。 〔実施例〕 本発明における塗料剥離用組成物の主成分であ
る膨潤性無機物質にはナトリウム四ケイ素雲母・
リチウム四ケイ素雲母・リチウム型テニオライト
が上げられ、その粉末を使用する。これらは、層
状構造をなし、湿潤状態ではその層間に多量の水
をとりこみゲル状を呈する。これを乾燥すると、
金属表面に密着し皮膜を形成する。これらは、水
によつて膨潤してアルカリ性を示し、乾燥の後も
空気中の水分を吸着する作用をもつているため、
鉄等においては防錆作用があり、鉄に塗布し乾燥
させると、鉄表面に黒錆の皮膜ができていること
がわかる。 これらの膨潤性無機物質を水に10〜20重量%に
なるように希釈したものをデイツピングにより塗
布し、乾燥ラインに流し、乾燥させて厚みが0.2
〜0.5mm程度の皮膜を形成させる。さらに塗膜剥
離用組成物の膜厚を増し、後に加える機械的衝撃
をより効果的に作用させるために、塗膜剥離用組
成物に微小な気泡を混入させたものが有効であつ
た。これにはアニオン系の界面活性剤を起泡剤と
して0.001〜0.01%程度添加し、十分に撹拌する
ことによつて微小な気泡を混入させた。これによ
り、皮膜の厚みは1.0〜2.0mm程度にもなり、剥離
の際に加える機械的衝撃がより効果的に作用し
た。 塗膜剥離用組成物を塗布後、乾燥させないで使
用する場合は、これらの膨潤性無機物質を水に10
〜20重量%になるように希釈したものを使用する
か、またはボロンナイトライド、アルミナ、シリ
カ、ガラス、タルク、マイカ等のセラミツク粉を
増量剤として添加することも可能であり、また、
増粘剤として、吸水性ポリマー等を微量添加した
ものは、塗布作業において、良好な作業性を得
た。 尚、この塗料剥離用組成物を乾燥させて使用す
る場合には、皮膜に亀裂が発生しないように注意
する必要がある。 作業手順 (イ) 塗膜をつけたくない非塗装物が入るぐらいの
容器に塗膜剥離用組成物を入れる。 (ロ) 非塗装物をこれに浸し、引き上げる。(ヘラ
やハケでも塗布ができる。) (ハ) これを乾燥ラインに流し乾燥させ、塗膜剥離
用組成物の塗布を完了する。 (ニ) 非塗装物に不要な塗膜が過剰に付着したとこ
ろでハンマー等でこれに機械的衝撃を与える
と、皮膜と非塗装物との間に間隙が発生すると
同時に、皮膜及び塗膜にヒビが入り、これを簡
単に除去することができる。 ハンマーの代替品として、ペンチ等で圧力を
加えても、同様の効果があつた。塗膜が厚くな
るほど、また塗膜が硬いほど塗膜自身の内部応
力が増加するため、機械的衝撃はより効果的に
作用する。 また、非塗装物に不要な塗膜が数ミリから数
十ミリ付着したところで、ハンマー等でこれに
機械的衝撃を与え、塗膜に亀裂を生じさせ後
は、有機溶剤、アルカリ、酸等の化学的塗膜剥
離の使用によつて、剥離作業時間を短時間で効
果的に実施できた。 実験(その1) ナトリウム四ケイ素雲母の粉末(トピー工業(株)
商品名:DMクリーンA)に水を添加し、ゲル状
物質とし、これに、直径8ミリの鉄の棒を浸し、
引き上げ、150℃で30分乾燥の後常温まで冷却し、
塗膜剥離用組成物の塗布を完了した。これに、耐
熱塗料(日東工業(株)テツゾール#400シルバー)
をエアースプレイにて塗布し、10分間放置し、
100℃にて15分間さらに、250℃にて20分間焼き付
けた後常温まで冷却し、さらにこの上に、塗料を
塗布する作業を80回くり返し、ハンマーで衝撃を
与え剥離度合を検査した。
【表】
【表】 良 好 組成物が均一にのり、剥離作業も容易におこな
え、剥離状況も良好であつた。 補 足 鉄棒と塗膜の境面には、間隙ができており、少
しの衝撃を与え、鉄棒に対し環状にヒビをつくる
ことによつて、何の抵抗もなく塗膜が抜ける状態
となつた。さらに鉄棒には、すべての実施例にお
いて、黒錆の保護膜が確認され、再使用にも十分
なものであつた。 塗膜剥離用組成物を常温で乾燥させても同様の
剥離効果を得た。 また、塗膜剥離用組成物に微小な気泡を混入さ
せたものも同様の結果を得た。 この結果を最適な配合として、 ナトリウム四ケイ素雲母 14〜18%好ましくは18% 水 82〜86%好ましくは82% 平均膜厚0.5mm 実験(その2) 塗膜剥離用組成物をより効果的に作用させるた
めに、その皮膜の厚みを増すように実験(その
1)の組成物を十分撹拌しながら、アニオン系界
面活性剤を少しずつ添加し、気泡の様子をうかが
いながら、塗膜剥離用組成物を作成し、実験(そ
の1)と同様に実験を実施した。その結果は、以
下の通り。 ナトリウム四ケイ素雲母 14〜18%好ましくは18% 水 82〜86%好ましくは81.99% アニオン系界面活性剤 0.02〜0.005% 0.01% 平均膜厚1.2mm ナトリウム四ケイ素雲母の量が少ない場合、気
泡を発生させても、時間がたつにつれて、その気
泡が上層に、気泡のない部分が下層にたまり分離
してしまつて、気泡の効果はみいだせなかつた。
ナトリウム四ケイ素雲母の量が多い場合、粘度が
高いため、気泡の大きさがそろわなかつたり、塗
布するにあたり塗りムラが発生し均一な塗布が困
難であつた。 アニオン系界面活性剤は、少量の添加で気泡が
発生し、よりなめらかな皮膜面を形成するに役だ
つた。大量の添加は、気泡が大きくなりすぎて、
塗布するにあたり塗りムラが発生し均一な塗布が
困難であつた。 また、少なすぎる場合、気泡がなかなか発生し
にくかつた。 また、この塗膜剥離用組成物にて形成される皮
膜は、水以外には、膨潤性をほとんど示さず、塗
膜剥離用アルカリ液や有機溶剤にも膨潤性を示さ
ないため、これらの液体の使用に際しても、十分
に効果を発揮することが判明した。 試験に使用した塗料 耐熱塗料 テツゾール#400シルバー 日東工業(株) 重防錆防食塗料 フアスタイト#160 大橋化学工業(株) 一般メラミン樹脂塗料 デリコン#500 大日本塗料(株) アニオン系界面活性剤 ノニポールS40 サンノプコ(株) Nopcosant RFA 〃 Nopco 2272−R−SN 〃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 膨潤性無機物質と、この膨潤性無機物質を膨
    潤させる水等の溶媒とを有効成分として含有する
    塗料剥離用組成物。 2 膨潤性無機物質と、この膨潤性無機物質を膨
    潤させる水等の溶媒とを有効成分として含有する
    塗料剥離用組成物を非塗装物に塗布して乾燥さ
    せ、この塗料剥離用の皮膜上に不要な塗料が塗布
    されたのち、機械的作用を加えて皮膜と非塗装物
    との間に間隙を生じさせるとともに、皮膜及びこ
    れの表面に付着した塗膜に亀裂を生じさせ、この
    亀裂を通して、塗膜を溶解させたり、或いは、変
    質させたりする剥離剤を浸透させる塗料剥離方
    法。
JP16077685A 1985-07-19 1985-07-19 Toryohakuryososeibutsunarabinitoryohakurihoho Expired - Lifetime JPH0244868B2 (ja)

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