JPH0244628B2 - Genshinenryobonojobutansensochakuyosetsusochi - Google Patents

Genshinenryobonojobutansensochakuyosetsusochi

Info

Publication number
JPH0244628B2
JPH0244628B2 JP7139985A JP7139985A JPH0244628B2 JP H0244628 B2 JPH0244628 B2 JP H0244628B2 JP 7139985 A JP7139985 A JP 7139985A JP 7139985 A JP7139985 A JP 7139985A JP H0244628 B2 JPH0244628 B2 JP H0244628B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end plug
chuck
spring
fuel rod
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7139985A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61229480A (ja
Inventor
Masanori Ito
Osamu Shimoda
Hidenori Hanami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Mitsubishi Metal Corp
Shimazu Seisakusho KK
Original Assignee
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Mitsubishi Metal Corp
Shimazu Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan, Mitsubishi Metal Corp, Shimazu Seisakusho KK filed Critical Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Priority to JP7139985A priority Critical patent/JPH0244628B2/ja
Publication of JPS61229480A publication Critical patent/JPS61229480A/ja
Publication of JPH0244628B2 publication Critical patent/JPH0244628B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本発明は原子炉用燃料棒の製造工程のうち、前
記燃料棒にスプリングを挿入し、上部端栓を圧入
して周囲を溶接密閉する装置の改良に関する。
(ロ) 従来技術 従来のこの種装置は、人手による補助作業を必
要とした半自動作業を含むものであつた。即ち従
来のものは、チヤツキング操作、スイツチ操作、
スプリング挿入、圧入位置決め等に手動部分を残
したままの半自動化装置であつたため、作業者は
常時グローブポートから手を入れて作業をしなけ
ればならなかつた。また、各装置は夫々、単独の
機能しか有しないため各工程毎にその機能に合わ
せた専用の装置を必要とし、これら各専用装置間
の連絡のために複雑な搬送機構を用いなければな
らなかつた。
(ハ) 目的 本発明は上記欠点を除き、1つの機構で同種類
の作業を兼ね行なわせるようにして機構の簡素化
を計るとともに、従来の人手作業を自動化した原
子燃料棒の上部端栓装着、溶接装置を提供するこ
とを目的とする。
(ニ) 構成 上記目的を達成するため本発明の構成は、一端
に下部端栓を蓋着したパイプ内に原子燃料等のペ
レツトが装填され、このパイプの他端に通気性を
有する仮端栓が着脱可能に装着された燃料棒を水
平状態で把持し、かつ、回転駆動される第1チヤ
ツク部10と、該第1チヤツク部に接近離反する
とともに上下方向に首振り可能に構成され、前記
仮端栓を抜き取つて下方へ落下させるとともに、
次いで上方の上部端栓供給装置50より上部端栓
を受け取り、仮端栓抜き取り後のパイプ端に圧入
し、かつ、回転駆動される第2チヤツク部20
と、該第2チヤツク部20が仮端栓を抜き取つた
後に、スプリングを前記パイプ内に挿入するスプ
リング供給部30と、前記第1、第2チヤツク部
で把持されて回転するパイプの前記上部端栓をパ
イプに周回溶接するようにした溶接トーチ支持部
40とを含む。
更に具体的に、前記第1チヤツク部は10は、
燃料棒を着脱するチヤツク本体11と、該チヤツ
ク本体の外周に取り付けられたチヤツク開閉レバ
ー12と、該レバーの開閉操作するレバー開閉駆
動部材13と、該レバー開閉駆動部材を支持し、
かつ、前記チヤツク本体11と同心の固定外筒1
4と、該固定外筒の内側に回転自在とされ、燃料
棒を挿通するようにされた内筒15と、該内筒を
回転させる内筒回転部材17とを含む。
前記第2チヤツク部20は、燃料棒上部端栓f
を着脱するチヤツク本体21と、該チヤツク本体
の外周に取り付けられたチヤツク開閉レバー22
と、該レバーを開閉操作するレバー開閉駆動部材
23と、該レバー開閉駆動部材を支持し、かつ、
前記チヤツク本体21と同心の固定外筒24と、
該固定外筒の内側に回転自在とされ、前記チヤツ
ク本体21を先端に取り付けた内筒25と、前記
チヤツク本体21の水平方向位置を変更する前後
進駆動部材26と、前記チヤツク本体21の向き
を水平、鉛直上方および鉛直下方へ転回指向させ
る指向変換部材27と、該指向変換部材によりチ
ヤツク本体21を所定方向に向けたまま固定する
ようにした指向固定部材28と、仮端栓dを持つ
燃料棒hの接近を感知してその接近を停止させる
燃料棒感知部材29とを含む。
前記スプリング供給部30は、水平方向に長い
コイルスプリングeの多数を上下方向に一列に並
べて貯溜するマガジン31と、該マガジン内のス
プリング最下部のものとその上側のものとの間に
設けられたシヤツタ32と、前記最下部のスプリ
ングを水平方向に長い状態のまま受け取るスプリ
ング受33と、該スプリング受をその長さ方向に
対し水平直角方向に進退させるスプリング受進退
部材34と、前記スプリング受33がスプリング
マガジン31の直下から前方へ進出しているとき
前記マガジン31内の最下部のスプリングが落下
するのを防ぐ仕切板37と、前記スプリング受3
3内のスプリングをその軸方向一方へ送るための
スプリング送り部材38とを含む。
前記上部端栓供給装置50は、デイスク52の
周縁に沿つて多数の端栓ホルダ53が設けられた
端栓マガジン51と、前記デイスクを間欠回転さ
せるための駆動部54と、下端がプツシヤ55a
となつたピストン棒55を上下動させる端栓落し
部56とを備え、前記端栓ホルダ53には端栓仮
保持部材が取り付けられ、前記ピストン棒55と
チヤツク21とは端栓ホルダ53の周回円軌跡を
挟んで上下鉛直線上に設けられている。
(ホ) 実施例 以下、本発明を図面に示す一実施例にもとづい
て説明する。
原子燃料棒は第1a図に示す如く、一端に下部
端栓aを気密に蓋着した金属被覆管たるステンレ
スパイプb内にスプリングi、スペーサjおよび
酸化ウラン等の複数のペレツトcが装填され、こ
のパイプbの他端に通気性を有する仮端栓dを着
脱可能に装着されて半完成状態とされる。
この半完成状態の原子燃料棒hは第2図に示さ
れる本発明装置において、前記仮端栓dを除去
し、第1b図示のようにスプリングeが挿入さ
れ、本格的な上部端栓fが装着され、周回溶接が
行なわれた後、本発明外の装着を用いて脱ガスお
よびHe置換処理が行なわれて燃料棒Hが完成す
る。
しかして、本願発明の装置は、第2図の如く前
記半完成状態の燃料棒hを把持し、回転駆動され
る第1チヤツク部10と、前記半完成状態の燃料
棒hから仮端栓dを抜きとつて廃棄し、端栓マガ
ジン50から上部端栓fを受取つて燃料棒ケース
bに圧入するとともに燃料棒の位置決めを行うた
めの第2チヤツク部20と、該チヤツク部20が
仮端栓dを抜きとつた後のケースb内へスプリン
グeを挿入するためのスプリング供給部30と、
上部端栓fが圧入された燃料棒hを回転させなが
らケースbと上部端栓fとの接合部g(第1図b
示)を周回溶接するための溶接トーチ支持部40
とを含む。
前記第1チヤツク部10は第2図ないし第4図
に示される如く、燃料棒を着脱可能としたチヤツ
ク本体11と、その外周に取付けられたチヤツク
開閉レバー12と、該レバーの開閉操作をするた
めのレバー開閉駆動部材13と、該レバー開閉駆
動部材を支持し、かつ、前記チヤツク本体11と
同心の固定外筒14と、該固定外筒の内側にベア
リング16を介して回転自在とされ、先端に前記
チヤツク本体11がとりつけられるとともに燃料
棒を挿通可能とされた内筒15と、該内筒を回転
させる内筒回転部材17とを有する。前記レバー
開閉駆動部材13は、固定外筒14に立設された
スタンド13aにとりつけられたエアシリンダ1
3b、該エアシリンダの上部に一体形成された摺
動用ガイド13c、ピストン棒13dに固定され
た摺動棒13e、該摺動棒に固定された立上り片
13f、および、該立上り片の一端に連結棒13
gを経て連結されるとともに前記チヤツク開閉レ
バー12の上端部に外嵌された作動ブロツク13
hとからなる。また、内筒回転部材17は、図示
外の減速機付電動機等により回転が付与される駆
動軸17aから、駆動プーリ17b、ベルト17
cを経て被駆動プーリ17dが回転され、更にブ
ツシユ17eを介して内筒15に回転を伝導する
構造となつている。
次に第2チヤツク部20は、第2図、第5図お
よび第6図に示される如く、燃料棒の仮端栓dや
上端栓fを把持するためのチヤツク本体2aと、
該チヤツク本体の外周に取付けられたチヤツク開
閉レバー22と、該レバーを開閉操作するレバー
開閉駆動部材23と、該レバー開閉駆動部材を支
持し、かつ、前記チヤツク本体21と同心の固定
外筒24と、該固定外筒の内側に回転自在とさ
れ、前記チヤツク本体21を先端に取付けた内筒
25と、前記チヤツク本体21の水平方向位置を
変更する前後進駆動部材26と、前記チヤツク本
体21の向きを水平、鉛直上方および鉛直下方へ
転回指向させる指向変換部材27と、該指向変換
部材によりチヤツク本体21を所定方向に向けた
まま固定するようにした指向固定部材28と、仮
端栓dを持つ燃料棒の接近を感知してその接近を
所定位置に停止される燃料棒感知部材29とを有
する。
チヤツク本体21はレバー開閉駆動部材23に
よるチヤツク開閉レバー22が揺動することによ
り開閉自在とされる。レバー開閉駆動部材23は
エアシリンダ23aの作動により、摺動棒23b
を動かし、該摺動棒と固定された作動ブロツク2
3cを水平方向に移動させることによつて前記チ
ヤツク開閉レバー22を揺動させる機構とされて
いる。チヤツク本体21は締付ボルト25aによ
り内筒25に固定される。
前後進駆動部材26は、前記第1チヤツク部1
0に対し、第2チヤツク部20がフレーム2上を
前後進して接近、離反される機能を持つ。即ち、
前後進駆動部材26は前記フレーム2のガイド棒
2aに沿つて摺動可能な摺動フレーム26aと、
回転が付与されるめねじ付ドライブシヤフト26
bと、該シヤフト26bに螺合されて前後進する
雄ねじ棒26cと、該棒ねじ棒の一端に設けられ
た緩衝機構26dとが組付けられてなる。前記め
ねじ付ドライブシヤフト26bは水平方向へは移
動せず、雄ねじ棒26cは回転しない。前記緩衝
機構26dは内蔵する皿ばねによつて、仮端栓d
が燃料棒から抜けた瞬間、および端栓fが燃料棒
に圧入された瞬間のシヨツクを和らげる役目をす
る。
また、指向変換部材27は、外筒24に水平指
向を規準として第6図Fで示す俯仰方向へ少なく
とも各90度転回するよう構成される。この転回
は、外筒24の直径方向に沿い水平に突設され、
両端を前記摺動フレーム26aから立設された直
立片26eに支承された回転軸27aを軸として
行なわれる。そして、この回転軸27aの一方端
には被駆動ギヤ27bが装着され、該ギヤはモー
タ27cの起動により減速機27d、駆動ギヤ2
7eを介して回転される。
指向固定部材28はチヤツク本体21を所定の
方向へ向けて固定させる構造を有し、外筒24の
一側に装着された補助板28aと、該補助板のピ
ン穴にピン28bを挿脱するようにしたソレノイ
ド28c、レバー28dからなる。前記ピン28
bはコイルばね28eによつて通常時に突出する
方向へ付勢されている。
チヤツク本体21が水平方向に向いたときの外
筒24の下側には、リミツトスイツチ29aと、
それに対向して外向きに設けられたストツパ29
bとからなる燃料棒感知部材29がブラケツト2
9dを介して設けられている。前記ストツパ29
bは進退自在にガイド29cを介して摺動可能に
支持され、反スイツチ側へ弾撥付勢されている。
次いで、前記第2チヤツク部20へ上部端栓f
を供給する装置を説明する。第10図において、
上部端栓供給装置50はデイスク52の周縁に沿
つて同一円周上に多数の端栓ホルダ53が設けら
れたマガジン51と、前記デイスク52を間欠回
転させるための駆動部54と、下端がプツシヤ5
5aとなつたピストン棒55を上下動させる端栓
落し部56とを備える。58はモータ、59a,
59bは歯車である。
前記端栓ホルダ53には端栓仮保持部材が取付
けられる。該端栓仮保持部材としてはエンドレス
のコイルばね57が用いられ、該コイルばねは各
端栓ホルダ53のデイスク半径方向外側面に接す
る。そして各端栓ホルダ53には前記コイルばね
と接する部分にスリツト53aが穿設されてい
る。そして、前記コイルばね57はこれらスリツ
ト53aに連続して弾撥装着されている。また、
前記ピストン棒55と前記第2チヤツク部のチヤ
ツク本体21とは該本体21が上を向いたとき、
端栓ホルダ52の周回円軌跡を挾む上下鉛直線上
に設けられている。
次にスプリング供給部30は、第2図示の如
く、第2チヤツク部20が摺接移動するフレーム
2の側方に設けられ、その構造は第8図および第
9図に示される。スプリング供給部30は図示の
如く、水平方向に長いコイルスプリングeの多数
を上下方向に並列姿勢で一列に並べて貯溜するマ
ガジン31と、該マガジン内のスプリングの最下
部のものとその上側のものとの間に設けられたシ
ヤツタ32と、前記最下部のスプリングを水平方
向に長い状態のまま受けとるスプリング受33
と、該スプリング受をその長さ方向に対し水平直
角方向に進退させるスプリング受進退部材34
と、前記スプリング受33がスプリングマガジン
31の直下から前方へ進出しているとき前記マガ
ジン31内の最下部のスプリングが落下するのを
防ぐ仕切板37と、前記スプリング受33内のス
プリングeをその軸方向一方へ送るためのスプリ
ング送り部材38とを有する。前記シヤツタ32
は自動的に開閉してスプリングeを1個宛スプリ
ング受33へ供給する。該スプリング受33は上
部の仕切板37とともに前記第2チヤツク部20
の前後進経路上へスプリング受進退部材34によ
つて進出可能とされている。即ち、スプリング受
進退部材34は進退手段を備えた進退駆動棒34
aと、ガイド36を介して摺動するガイド棒34
bとからなり、該部材34は連結板35により前
記スプリング受33、仕切板37と実質的一体に
結合されている。仕切板37の下面には該仕切板
を支承するため回転自在な仕切板受ローラ37a
が設けられている。
スプリング送り部材38は、モータ38aの回
転を可撓軸38bにより受けて回転するねじ棒3
8cがそのねじ山でスプリングeのコイル部分を
引つかけ、ねじ棒の回転にともないスプリングe
をその長さ方向(第8図左方)に沿い移動させる
構造とされる。
更に、第2図に示すように、スプリングeが挿
入されたパイプbに対して第2チヤツク部20が
接近し、上部端栓fを圧入した後、前記ケースb
と上部端栓fとを周回溶接するための溶接トーチ
支持部40が設けられる。該溶接トーチ支持部4
0は、エアシリンダ等のトーチ移動機構41によ
りトーチ42の位置、高さが調整される。溶接に
際しては、前記第2チヤツク10の内筒15を回
転させて燃料棒hをゆつくりと周回させて行な
う。
以上の構造においてその作動態様を説明する。
前記半完成状態の原子燃料棒hが、第1チヤツク
部10の内筒15内に貫挿されて第2図左方から
右方へ送給される。該燃料棒hの送給は図示外の
ワーク送り機構により、チヤツク本体11が開か
れた状態で行なわれる。そして、該燃料棒hの進
行方向前方には、チヤツク本体21を上向き指向
した姿勢の第2チヤツク部20が所定位置で待期
する。従つて、第11a図に示される如く、前記
燃料棒hは対向する第2チヤツク部20のストツ
パ29bを押し、該ストツパがリミツトスイツチ
29aに接触した時点で前記ワーク送り機構を停
止させ、燃料棒hの仮端栓引抜きのための適正位
置が確保される。仮端栓dの引抜きは、第1チヤ
ツク部のチヤツク本体(以下第1チヤツク本体と
いう)11を閉じ、前記第2チヤツク部のチヤツ
ク本体(以下第2チヤツク本体という)21を前
記指向変換部27の作動によつて水平指向させて
行なう。第11b図のように、第2チヤツク本体
21はチヤツク開閉レバー22の作動により開か
れ、前後進駆動部材26が起動されて前進し、仮
端栓dを掴んで引抜き元の位置へ後退する。仮端
栓dを掴んだままの第2チヤツク21は鉛直下方
向へ指向され、該チヤツク本体を開いて前記仮端
栓dを回収ボツクスに落下投棄する。この後、チ
ヤツク本体21は再び水平指向に戻り前進する
が、このとき第1チヤツク本体11が開かれ、前
記第2チヤツク本体21の先端面によつて前記燃
料棒hを溶接トーチ42の位置まで押し戻す(第
11c図)。そして、第1チヤツク本体11が閉
じられ、燃料棒hを固定把持する。次いで、第2
チヤツク本体21は後進が付与されながら上方指
向して停止し、上方の端栓マガジン51から押下
げ供給される上部端栓fを受取り把持する。
上記第2チヤツク本体21が上部端栓fを受取
つている間にスプリング供給部30による燃料棒
hへのスプリングeの供給が行なわれる。マガジ
ン31に貯溜されたスプリングeはシヤツタ32
が開かれ下部の1個だけがその長さ方向を水平状
態としたままスプリング受33に落下載置され
る。該スプリング受33はスプリング受進退部材
34の作動によつて水平状態を維持したまま、載
置スプリングeの軸が前記燃料棒hの軸と一致す
るまで進出する。次に、スプリング送り部材38
のモータ38aが回転を始めねじ棒38cが回転
すると、スプリングeは徐々に第1チヤツク部1
0側へ送られ、前記姿勢で固定されている燃料棒
hのケースb内へ挿入される。この挿入が終れ
ば、空のスプリンング受33は後退し、元の位置
に復帰して次の指令まで待期する。
次いで、第11d図に示されるように、上部端
栓fを受取つた第2チヤツク本体2は水平指向に
変換され、前進運動が付与されて前記スプリング
挿入済の燃料棒hに上部端栓fを圧入する。
第2チヤツク部20は上記の作動中、各指向完
了毎の指向固定のため、指向固定部材28のピン
28bが作動する。
上部端栓fの圧入を終えた燃料棒hは第1チヤ
ツク部10の内筒回転部材17が起動して第2チ
ヤツク部20の内筒25とともに回転する。溶接
トーチ42がトーチ移動機構41の作動によつて
接近し、燃料棒のケースbと上部端栓fとの接合
部g(第1b図示)を周回接合する。
なお、燃料棒hはその娯、同一ラインに設けら
れた脱ガス室および冷却室(図示せず)におい
て、前記端栓fに穿設された小孔mを介してHe
ガス置換が行なわれ、最後に該小孔mの開放端部
kを加圧溶接して完成品となる。
本発明によると、第2チヤツク部20は回転が
付与される雌ねじ付ドライブシヤフト26bと、
該シヤフトに螺合される雄ねじ棒26cとの組合
せにより任意位置の高精度の位置決めができ、該
位置決めと摺動、回転、首振り作用との併用によ
り燃料棒の供給位置決め、溶接位置決め、仮端栓
dの抜取りと廃棄および上部端栓fの受取りと圧
入等の作業を一つの機構で実施できる。即ち、供
給燃料棒の停止、仮端栓の抜取り、廃棄、溶接の
ための位置決め、スプリング挿入、上部端栓の受
取り、圧入、燃料棒の周回溶接が同一機構を用い
て連続かつ自動で実施されるのである。
(ヘ) 効果 本発明は以上の如く構成されるので、装置全体
が単純化されて簡素となり、従来の人手作業が自
動化されたことにより作業者の負担が大幅に軽減
されるなどの効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1a,b図は製造過程を説明するための燃料
棒断面図、第2図は本発明装置の一実施例を示す
平面図、第3図は第1チヤツク部の平面図であり
第4図はその一部切欠正面図、第5図は第2チヤ
ツク部の平面図であつて第6図はその一部切欠正
面図、第7図は第2チヤツク部の要部斜視図、第
8図はスプリング供給部の正面図、第9図は第8
図の−断面図、第10図は上部端栓供給装置
の縦断面図、第11a,b,c,d図は夫々、燃
料棒の位置決め態様を示す正面図である。 H……燃料棒(完成品)、h……半完成状態燃
料棒、b……ケース、d……仮端栓、f……上部
端栓、10……第1チヤツク部、11……チヤツ
ク本体、12……チヤツク開閉レバー、13……
レバー開閉駆動部材、14……外筒、15……内
筒、17……内筒回転部材、20……第2チヤツ
ク部、21……チヤツク本体、22……チヤツク
開閉レバー、23……レバー開閉駆動部材、24
……外筒、25……内筒、26……前後進駆動部
材、27……指向変換部材、28……指向固定部
材、29……燃料棒感知部材、30……スプリン
グ供給部材、31……マガジン、33……スプリ
ング受、34……スプリング受進退部材、38…
…スプリング送り部材、40……溶接トーチ支持
部、41……トーチ移動機構、42……溶接トー
チ、50……上部端栓供給装置、51……端栓マ
ガジン、52……デイスク、53……端栓ホル
ダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端に下部端栓を蓋着したパイプ内に原子燃
    料等のペレツトが装填され、このパイプの他端に
    通気性を有する仮端栓を着脱可能に装着された燃
    料棒を水平状態で把持し、かつ、回転駆動される
    第1チヤツク部10と、 該第1チヤツク部に接近離反するとともに上下
    方向に首振り可能に構成され、前記仮端栓を抜き
    取つて下方へ落下させるとともに、次いで上方の
    上部端栓供給装置50より上部端栓を受け取り、
    仮端栓抜き取り後のパイプ端に圧入し、かつ、回
    転駆動される第2チヤツク部20と、 該第2チヤツク部20が仮端栓を抜き取つた後
    に、スプリングを前記パイプ内に挿入するスプリ
    ング供給部30と、 前記第1、第2チヤツク部で把持されて回転す
    るパイプの前記上部端栓をパイプに周回溶接する
    ようにした溶接トーチ支持部40とを含むことを
    特徴とする原子燃料棒の上部端栓装着溶接装置。
JP7139985A 1985-04-03 1985-04-03 Genshinenryobonojobutansensochakuyosetsusochi Expired - Lifetime JPH0244628B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7139985A JPH0244628B2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03 Genshinenryobonojobutansensochakuyosetsusochi

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7139985A JPH0244628B2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03 Genshinenryobonojobutansensochakuyosetsusochi

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61229480A JPS61229480A (ja) 1986-10-13
JPH0244628B2 true JPH0244628B2 (ja) 1990-10-04

Family

ID=13459395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7139985A Expired - Lifetime JPH0244628B2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03 Genshinenryobonojobutansensochakuyosetsusochi

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0244628B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2966760B1 (fr) 2010-10-29 2012-12-21 Areva Nc Dispositif de maintien axial et de mise en rotation autour de son axe d'un element de forme allongee
CN104722894B (zh) * 2013-12-18 2017-01-25 中核建中核燃料元件有限公司 核燃料棒多功能全自动tig焊接装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61229480A (ja) 1986-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100385795B1 (ko) 보빈교환기
CN1206079C (zh) 焊接方法
KR840000439B1 (ko) 공작기계용 공구자동교환장치
JP4245679B2 (ja) バー材送り装置
US5144826A (en) Forming device to be practiced in coil spring forming machine and method of replacing said device
JPH01164525A (ja) 放電加工マシニングセンタ
JPH0244628B2 (ja) Genshinenryobonojobutansensochakuyosetsusochi
JP4152602B2 (ja) 細穴放電加工機及び細穴放電加工方法
CN116900580B (zh) 一种盘扣立杆用自动焊接装置
JPH0354241B2 (ja)
JP2896524B2 (ja) タングステン電極自動交換装置
JPS5826136B2 (ja) ヒュ−ズ組立装置
US3233321A (en) Automatic tool changing apparatus
CN211181956U (zh) 一种钩针式磁环自动绕线机
JP2002307170A (ja) Tig溶接電極自動交換方法及び装置
JP3324897B2 (ja) マシニングセンタ
JPS6389242A (ja) 自動工具交換装置
CN115561016B (zh) 一种地外行星非固结性星壤的浅表层保序采样回收系统
RU1327385C (ru) Установка дл электронно-лучевой сварки
JP2000061759A (ja) 自動工具交換装置
JPS6026901Y2 (ja) 工作物搬入搬出装置
JP2602796B2 (ja) コイルばね成形装置およびそのカセット交換方法
JPS5844979Y2 (ja) 管材切断装置
JPS6281283A (ja) 棒状ワ−クの結合方法および装置
CN118143720A (zh) 一种数控车床的自动上下料机械手