JPH0244415Y2 - - Google Patents

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JPH0244415Y2
JPH0244415Y2 JP944487U JP944487U JPH0244415Y2 JP H0244415 Y2 JPH0244415 Y2 JP H0244415Y2 JP 944487 U JP944487 U JP 944487U JP 944487 U JP944487 U JP 944487U JP H0244415 Y2 JPH0244415 Y2 JP H0244415Y2
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JP
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germicidal lamp
ballast
ventilation path
lamp
air
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、室内空気の清浄が可能な殺菌灯組
込照明器具に関するものである。
〔背景技術〕
従来、室内の空気を清浄にする手段として、照
明器具の器具本体内に殺菌ランプおよび安定器を
設けたものがある。この構造は、器具本体を反射
板で覆つて通気路を形成し、反射板の一端に給気
口を設け、他端に排気口を設け、排気口近傍に設
けた排気フアンを作動させることにより、空気を
強制的に循環させるものである。そして、通気路
内を通過する際に空気を殺菌灯により殺菌してい
る。
この構造においては、殺菌灯を器具本体内に設
け、器具本体を反射板で覆つたので、殺菌ランプ
からの紫外線が外部に漏れて人体に悪影響を及ぼ
すことはない。また、排気フアンを設けたので、
空気を強制的に循環させることができ、排気フア
ンを調節することにより、殺菌能力を一定に保つ
ことができる。
しかし、この構造では、殺菌ランプおよび安定
器の配置が考慮されていないので、配置の仕方に
よつては、安定器が冷却されずに焼損したり、殺
菌灯が冷却されすぎて殺菌効果が薄くなるという
問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、殺菌効果が高く、安全に使
用でき、かつ安定器の焼損が防止できる殺菌灯組
込照明器具を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の殺菌灯組込照明器具は、器具本体の
下部の開口を反射板で覆うとともに前記器具本体
内部に一端に給気口を設け他端に排気口を設けた
通気路を形成し、この通気路内を流れる空気を殺
菌ランプにより殺菌する殺菌灯組込照明器具にお
いて、前記通気路内に排気フアンを設けるととも
に、前記通気路内の風上側に安定器を設け、風下
側に前記殺菌ランプを設けたことを特徴とするも
のである。
この考案の構成によると、殺菌ランプを器具本
体内に設置し、器具本体の開口を反射板で覆つた
ので、殺菌ランプの紫外線が外部に漏れることが
なく、人体の安全を保つことができる。また、通
気路内に排気フアンを設けたので、強制排気が可
能になり、かつ排気フアンを調節することにより
殺菌能力の調節を行うことができる。さらに、安
定器を通気路の風上側に設けたので、空気の流通
に伴つて安定器を冷却することができる。そのた
めに、安定器の発熱が抑えられ、故障等が発生す
るのを防止することができる。また、殺菌ランプ
を風下側に設けたので、安定器により暖められた
空気が殺菌ランプの管壁を暖め、殺菌ランプ管壁
の温度低下による殺菌効果の低下を防止すること
ができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第4図に基
づいて説明する。この殺菌灯組込照明器具は、器
具本体1の下部の開口を反射板2で覆うとともに
器具本体1内部に一端に給気口2aを設け他端に
排気口2bを設けた通気路3を形成し、この通気
路3内を流れる空気を殺菌ランプ4により殺菌す
る殺菌灯組込照明器具において、通気路3の排気
口2b近傍に排気フアン5を設けるとともに、通
気路3内の風上側に安定器6を設け、風下側に殺
菌ランプ4を設けたことを特徴とするものであ
る。
第1図はこの殺菌灯組込照明器具を長辺方向に
切断した部分断面図、第2図はその分解斜視図、
第3図は、同じくその組立斜視図、第4図は同じ
くその短辺方向に切断した部分断面図である。
器具本体1は、プラスチツク等の合成樹脂や薄
鋼板等からなる。器具本体1は下方に開口してお
り、内部に照明ランプ7が設置可能である。天板
には、照明ランプ7のためのソケツト8を固定す
るソケツト台9、安定器6、殺菌ランプ4のため
のソケツト10を固定するソケツト台11、安定
器12、排気フアン5が固定してある。この器具
本体1は、天井に埋込んで使用したが、埋込んだ
際に天井材13の下面と器具本体1の下面とは同
一平面にした。
反射板2は、プラスチツク等の合成樹脂や薄鋼
板等からなる。この反射板2は、器具本体1の下
面の開口を覆い、かつ天井材13の下面に密着し
てビス等の個着具14で器具本体1に固定してあ
る。反射板2の裏面には上方への突出部2cが形
成してあり、この突出部2cの内部にソケツト8
が挿通し、このソケツト8に照明ランプ7が係合
してある。また、この突出部2cの中央部は、第
4図に示すように、下方に突出してV字状の溝2
dを形成し、この溝2dを利用して器具本体1内
に殺菌ランプ4を取付けた。反射板2の一端には
がらり状の給気口2aが形成してあり、他端には
同じくがらり状の排気口2bが形成してある。こ
の反射板2で器具本体1の下方の開口を覆つた状
態において、器具本体1内には、第1図に示すよ
うに、器具本体1の一端から器具本体1の上部を
経て他端に至る通気路3が形成される。そして、
通気路3の他端に設けた排気口2bの近傍には排
気フアン5を設けた。なお、器具本体1、反射板
2、天井材13は、空気漏れを防ぐために相互に
密着して取付けてある。
この実施例による動作を説明する。この殺菌灯
組込照明器具を天井内に設置した状態において、
排気フアン5を作動させる。排気フアン5を作動
させることにより、通気路3内の気圧が下がり、
給気口2aから空気が取込まれる。この空気が通
気路3内を流れる過程において、風上側に設けた
安定器6の近傍を通過する際には、安定器6から
発生する熱を奪つて安定器6を冷却し温度上昇を
抑える。安定器6によつて暖められた空気が殺菌
ランプ4の近傍を通過する際には、殺菌ランプ4
の紫外線により殺菌されるとともに、殺菌ランプ
4の周囲の温度を高め、殺菌ランプ4の管壁の温
度低下による出力の低下、さらには殺菌効果の低
下を防止する。殺菌された清浄な空気は、排気フ
アン5から排気口2bを経て室内に環流する。
この構成によると、照明器具と殺菌灯とを一体
に形成したので、別々に形成する場合と比較して
施工を簡略にすることができる。しかも、殺菌ラ
ンプ4を照明器具の内部に設けたので、紫外線が
外部に漏れることがなく、安全性を確保すること
ができる。また、通気路3内の排気口2bの近傍
に排気フアン5を設けたので、強制排気が可能に
なり、空気の効率的な殺菌を行うことができる。
しかも、排気フアン5の回転数を調節することに
より殺菌能力を調節することも可能である。さら
に、安定器6を通気路3内の風上側に設けたの
で、給気口2aから流入した空気が安定器6の近
傍を通過する際に、安定器6から発生する熱を奪
い、安定器6を冷却することができる。従つて、
発熱によつて生じる安定器6の故障等を未然に防
止できる。また、殺菌ランプ4を風下側に設けた
ので、安定器6によつて暖められた空気が移動し
て殺菌ランプ4の近傍を通過する際に、殺菌され
ると同時に殺菌ランプ4を暖めて、殺菌ランプ4
の管壁の温度が低下するのを防止することができ
る。従つて、殺菌ランプ4の殺菌効果を高く維持
することができる。この場合、殺菌ランプ4は通
気路3内の空気だけでなく、照明ランプ7の輻射
熱によつても暖められる。
なお、前記実施例においては、この殺菌灯組込
照明器具は天井に埋込んで使用していたが、天井
から吊下げて使用してもよい。
また、前記実施例においては、安定器6や殺菌
ランプ4等は器具本体1に取付けていたが、反射
板2に取付けてもよい。
さらに、排気フアン5は、通気路3の排気口2
b近傍に設けていたが、給気口2a近傍等通気路
3内のどの位置に設けてもよい。
〔考案の効果〕
この考案の殺菌灯組込照明器具によると、殺菌
ランプを器具本体内に設置し、器具本体の開口を
反射板で覆つたので、殺菌ランプの紫外線が外部
に漏れることがなく、人体の安全を保つことがで
きる。また、通気路内に排気フアンを設けたの
で、強制排気が可能になり、かつ排気フアンを調
節することにより殺菌能力の調節を行うことがで
きる。さらに、安定器を通気路の風上側に設けた
ので、空気の流通に伴つて安定器を冷却すること
ができる。そのために、安定器の発熱が抑えら
れ、故障等が発生するのを防止することができ
る。また、殺菌ランプを風下側に設けたので、安
定器により暖められた空気が殺菌ランプの管壁を
暖め、殺菌ランプ管壁の温度低下による殺菌効果
の低下を防止することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の長辺方向の部分
断面図、第2図はその分解斜視図、第3図は同じ
くその組立斜視図、第4図は同じくその短辺方向
の部分断面図である。 1……器具本体、2……反射板、2a……給気
口、2b……排気口、3……通気路、4……殺菌
ランプ、5……排気フアン、6……安定器、7…
…照明ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 器具本体の下部の開口を反射板で覆うとともに
    前記器具本体内部に一端に給気口を設け他端に排
    気口を設けた通気路を形成し、この通気路内を流
    れる空気を殺菌ランプにより殺菌する殺菌灯組込
    照明器具において、前記通気路内に排気フアンを
    設けるとともに、前記通気路内の風上側に安定器
    を設け、風下側に前記殺菌ランプを設けたことを
    特徴とする殺菌灯組込照明器具。
JP944487U 1987-01-26 1987-01-26 Expired JPH0244415Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP944487U JPH0244415Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

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JP944487U JPH0244415Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63118110U JPS63118110U (ja) 1988-07-30
JPH0244415Y2 true JPH0244415Y2 (ja) 1990-11-26

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ID=30794765

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JP944487U Expired JPH0244415Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

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JP3284063B2 (ja) * 1995-11-10 2002-05-20 大光電機株式会社 脱臭機能付照明装置
JP2010282791A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Eco Business Trading:Kk ファン付除菌照明装置

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JPS63118110U (ja) 1988-07-30

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