JPH0244340B2 - Mushokusenryookenshokuzaikeiinkinoshokyozai - Google Patents
MushokusenryookenshokuzaikeiinkinoshokyozaiInfo
- Publication number
- JPH0244340B2 JPH0244340B2 JP20737282A JP20737282A JPH0244340B2 JP H0244340 B2 JPH0244340 B2 JP H0244340B2 JP 20737282 A JP20737282 A JP 20737282A JP 20737282 A JP20737282 A JP 20737282A JP H0244340 B2 JPH0244340 B2 JP H0244340B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- developer
- parts
- erasing
- colorless dye
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Description
本発明は、フエノール性水酸基を有する顕色剤
と、この顕色剤によつて発色する無色の電子供与
性有機化合物(以下無色染料という)と、発色反
応を阻害しない溶剤とからなるインキ(以下無色
染料−顕色剤系インキという)による筆跡を消去
するための消去材に関するものである。 無色染料−顕色剤系インキは顕色剤によつて発
色した無色染料を含有するものであり、通常の油
性インキと同様に濃く呈色しているため濃色で鮮
明な筆跡をもたらすことができるとともに、減感
作用を有する極性化合物を用いて容易に消去でき
るという利点をもつている。すなわち、顕色剤と
無色染料ベースとの反応により生成した発色コン
プレツクスが極性化合物の減感作用により分解さ
れる結果、完全に無色化されるものと考えられて
いる。 無色染料−顕色剤系インキの消去材について
は、本願と同一出願人により既に特許出願されて
いる(特願昭57−11999)。この消去材は、融点60
℃以上でかつ150℃における蒸気圧1mmHg以下の
減感性有機化合物を沸点160℃以下の溶剤に溶か
した溶液からなるものであつて、溶液状態では減
感作用を発揮してインキを消去することができる
が溶剤が揮散してしまえば固化して減感作用がな
くなるような常温で固体の不揮発性減感性有機化
合物を使用しているため、消去直後(約3分以
内)に同じインキで消去面に再筆記しても筆跡が
再び無色化されることがないという利点を有して
いる。 しかしながら、上記のごときインキ消去材を用
いて紙面上のインキ筆跡を消去すると、消し跡に
はインキ中の顕色剤と無色染料が消去材中の不揮
発性減感剤で発色を妨害されたまま残留している
ため、この消し跡が長時間日光等に曝された場合
には筆跡が黄褐色に復色してくる傾向がみられ
る。特にインキ中に配合される顕色剤としてフエ
ノール性化合物やノボラツク型フエノール樹脂を
使用した場合には、復色しやすい傾向がある。 そこで本発明は、上述の如き欠点を解消でき、
消し跡が日光等に長時間曝されても筆跡が黄褐色
に復色してくることのない、安定な消去性を示す
消去材を提供することを目的として鋭意研究の結
果、上記のごときインキ消去材に紫外線吸収剤を
添加、溶解することによつて上述したような欠点
のないインキ消去材を得ることができることを見
出し、本発明を完成させたものである。 すなわち本発明は、無色染料−顕色剤系発色イ
ンキを無色化する不揮発性減感剤を溶剤に溶解し
てなる無色染料−顕色剤系インキの消去材におい
て、前記消去材に該消去材の0.2〜5重量%の紫
外線吸収剤を添加、溶解せしめたことを特徴とす
る無色染料−顕色剤系インキの消去材である。 本発明で使用できる不揮発性減感剤としては例
えばベンゾグアナミン(m.p.228℃)、4,4′−ス
ルホニルビス(アセトアニリド)(m.p.290℃)、
p−アミノアセトアニリド(m.p.164℃)、ベンズ
アセチン(m.p.189℃)、4′−ブトキシ−N−ヒド
ロキシベンゼンアセトアミド(m.p.153℃)、2,
3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベンゾフ
ラノールメチルカーバメート(m.p.150℃)、コト
イン(m.p.131℃)、ジアミノジフエニルメタン
(m.p.92℃)、ジアニシジン(m.p.137℃)、4−
(フエニルメチルフエノール)カルバメート(m.
p.147℃)、ガラクチトール(m.p.188℃)、フタル
酸ジフエニル(m.p.73℃)、4−(メチルスルフア
モイル)−スルフアニルアニリド(m.p.141℃)、
4,4′−テトラメチルジアミノジフエニルメタン
(m.p.90℃)、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビ
ニル、N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体、ケトン樹脂、オリゴ−N−メチルモルホリニ
ウムプロピレンオキサイド、ポリアクリレート、
ポリメタクリレート、ポリエステル、尿素−ホル
ムアルデヒド樹脂、エチレン尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂、エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹
脂、ポリ−N−ブトキシメチルアクリルアミド、
酢酸ビニル−マレイン酸共重合体等が挙げられ
る。 常温で固体の上記のごとき不揮発性減感剤を溶
解しうるものが溶剤として使用できるが、消去面
への再筆記性の観点から、沸点160℃以下の揮発
性溶剤を使用することが望ましい。かような溶剤
としては例えばメタノール、エタノール、プロパ
ノール、ブタノール、テトラヒドロフラン、ジイ
ソプロピルエーテル、アセトン、メチルイソブチ
ルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン、
キシレン、1,1,1−トリクロルエタン、トリ
クロルエチレン、パークロルエチレン、メチルエ
チルケトン、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、ジメチルホルムアミド、2−ニトロプロパ
ン、ジオキサン等が使用できる。これらの溶剤の
うち、アルコール類、エステル類、エーテル類、
ケトン類またはこれらの混合溶剤は、筆跡溶解力
が強いため、インキと減感剤との反応を円滑にし
て、消去作用をすみやかに発揮させるので特に好
ましい。 不揮発性減感剤を上記のごとき溶剤に溶解した
インキ消去材溶液に添加する紫外線吸収剤として
は、それ自体が無色ないし淡色であつてインキ消
去材溶液に溶解し、かつインキ中に配合される無
色染料を実質的に発色させないものであれば、適
宜選択使用できるが、例えば、2−ヒドロキシ−
4−オクトキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ
−4−オキシベンジルベンゾフエノン、2−
(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフエニ
ル)−5−クロロベンゾフエノン、2−(2′−ヒド
ロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルフエニル)
−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−5′−メチルフエニル)ベンゾトリアゾ
ール、4−t−ブチルフエニルサリシレート、p
−オクチルフエニルサリシレート、オクトキシフ
エニルサリシレート、Ni−2,2′−チオビス(4
−t−オクチルフエノライト),p−トルエンス
ルホン酸ニツケル、オクチルベンゼンスルホン酸
ニツケル等が利用できる。 紫外線吸収剤の添加量は、一般にインキ消去材
溶液に対して0.2〜5重量%の範囲が好ましい。
0.2%以下では添加効果が十分でなく、また5%
以上添加しても添加効果は増加しない。なお、必
要に応じて二種以上の紫外線吸収剤を併用しても
よい。 かような消去材溶液を用いて無色染料−顕色剤
系インキによる筆跡を消去するには、刷毛等で消
去材溶液を筆跡上に塗布したり、サインペンやフ
エルトペンのような筆記具用容器に充填して使用
することができる。 以上説明したように本発明は、不揮発性減感剤
を溶液に溶解した無色染料−顕色剤系インキの消
去材に紫外線吸収剤を添加、溶解したことによつ
て、無色染料−顕色剤系インキによる筆跡をこの
消去材で消去した消去跡が日光等に長時間曝され
た場合でも、筆跡が黄褐色に復色してくることは
ない。 かような復色現象がいかなる機構で起るかは定
かでないが、インキ中に配合されている顕色剤や
無色染料が消去材中の不揮発性減感剤とともに消
し跡中に残留しているため、日光等に長時間暴露
した場合に光励起酸化反応によつて着色化合物が
生成するものと思われる。この着色化合物の生成
は、インキ中の顕色剤としてフエノール性化合物
やノボラツク型フエノール樹脂を用いた場合に特
に著しい。紫外線吸収剤はこの着色化合物を生成
させる高エネルギー光すなわち紫外線を吸収して
しまうために、着色化合物の生成が抑制され、従
つて筆跡の復色現象が起らなくなるものと推定さ
れる。 以下実施例および比較例を挙げて本発明を更に
詳しく説明する。なお実施例および比較例中
「部」とあるのはいずれも重量部を示す。 実施例 1 〔無色染料−顕色剤系インキの調製〕 ノボラツク型フエノール樹脂 「タマノルPA」(荒川化学(株)製)〔顕色剤〕
10部 p−クレゾール−ホルマリン初期縮合物
〔顕色剤〕 20部 フルオラン系無色染料「BK−14」(山田
化学工業(株)製) 15部 クリスタルバイオレツトラクトン〔無色染
料〕 2部 ベンジルアルコール 30部 エチレングリコールモノフエニルエーテル
23部 上記各成分を混合して100℃にて1時間加熱溶
解せしめたのち過して少量の不溶物を除去し、
黒色に発色したインキを得た。このインキをボー
ルペン(JIS S 6039−1980細字用E型)に充填
して、本発明の消去材で消去可能な筆記具を作製
した。 〔消去材の調製〕 エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹脂〔減
感剤〕 10部 エタノール 70部 ジオキサン 16部 オクトキシフエニルサリシレート(紫外線
吸収剤〕 4部 上記各成分を混合して50℃にて1時間撹拌し、
本発明のインキ消去材を得た。これを油性マーカ
ー(ぺんてる(株)製M−10)の部品に充填して消し
具を作製し、上記の黒インキボールペンによる紙
面(JIS P 3201、筆記用紙A)上の筆跡を2〜
3回こすつたところ完全に消すことができた。 この消去跡を50℃×10日間の耐熱試験およびフ
エードメーターによる10時間耐光試験した結果を
第1表に示す。 比較例 1 〔消去材の調製〕 エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹脂〔減
感剤〕 10部 エタノール 70部 ジオキサン 20部 実施例1の消去材組成において紫外線吸収剤を
除いた他は実施例1と同様にして上記組成の消去
材を調製し、マーカー型消し具を作製した。 この消し具を用いて実施例1で作製した黒色イ
ンキボールペンによる筆跡をこすつたところ、完
全に消すことができた。この消去跡を50℃×10日
間の耐熱試験およびフエードメーターによる10時
間耐光試験した結果を第1表に示す。
と、この顕色剤によつて発色する無色の電子供与
性有機化合物(以下無色染料という)と、発色反
応を阻害しない溶剤とからなるインキ(以下無色
染料−顕色剤系インキという)による筆跡を消去
するための消去材に関するものである。 無色染料−顕色剤系インキは顕色剤によつて発
色した無色染料を含有するものであり、通常の油
性インキと同様に濃く呈色しているため濃色で鮮
明な筆跡をもたらすことができるとともに、減感
作用を有する極性化合物を用いて容易に消去でき
るという利点をもつている。すなわち、顕色剤と
無色染料ベースとの反応により生成した発色コン
プレツクスが極性化合物の減感作用により分解さ
れる結果、完全に無色化されるものと考えられて
いる。 無色染料−顕色剤系インキの消去材について
は、本願と同一出願人により既に特許出願されて
いる(特願昭57−11999)。この消去材は、融点60
℃以上でかつ150℃における蒸気圧1mmHg以下の
減感性有機化合物を沸点160℃以下の溶剤に溶か
した溶液からなるものであつて、溶液状態では減
感作用を発揮してインキを消去することができる
が溶剤が揮散してしまえば固化して減感作用がな
くなるような常温で固体の不揮発性減感性有機化
合物を使用しているため、消去直後(約3分以
内)に同じインキで消去面に再筆記しても筆跡が
再び無色化されることがないという利点を有して
いる。 しかしながら、上記のごときインキ消去材を用
いて紙面上のインキ筆跡を消去すると、消し跡に
はインキ中の顕色剤と無色染料が消去材中の不揮
発性減感剤で発色を妨害されたまま残留している
ため、この消し跡が長時間日光等に曝された場合
には筆跡が黄褐色に復色してくる傾向がみられ
る。特にインキ中に配合される顕色剤としてフエ
ノール性化合物やノボラツク型フエノール樹脂を
使用した場合には、復色しやすい傾向がある。 そこで本発明は、上述の如き欠点を解消でき、
消し跡が日光等に長時間曝されても筆跡が黄褐色
に復色してくることのない、安定な消去性を示す
消去材を提供することを目的として鋭意研究の結
果、上記のごときインキ消去材に紫外線吸収剤を
添加、溶解することによつて上述したような欠点
のないインキ消去材を得ることができることを見
出し、本発明を完成させたものである。 すなわち本発明は、無色染料−顕色剤系発色イ
ンキを無色化する不揮発性減感剤を溶剤に溶解し
てなる無色染料−顕色剤系インキの消去材におい
て、前記消去材に該消去材の0.2〜5重量%の紫
外線吸収剤を添加、溶解せしめたことを特徴とす
る無色染料−顕色剤系インキの消去材である。 本発明で使用できる不揮発性減感剤としては例
えばベンゾグアナミン(m.p.228℃)、4,4′−ス
ルホニルビス(アセトアニリド)(m.p.290℃)、
p−アミノアセトアニリド(m.p.164℃)、ベンズ
アセチン(m.p.189℃)、4′−ブトキシ−N−ヒド
ロキシベンゼンアセトアミド(m.p.153℃)、2,
3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベンゾフ
ラノールメチルカーバメート(m.p.150℃)、コト
イン(m.p.131℃)、ジアミノジフエニルメタン
(m.p.92℃)、ジアニシジン(m.p.137℃)、4−
(フエニルメチルフエノール)カルバメート(m.
p.147℃)、ガラクチトール(m.p.188℃)、フタル
酸ジフエニル(m.p.73℃)、4−(メチルスルフア
モイル)−スルフアニルアニリド(m.p.141℃)、
4,4′−テトラメチルジアミノジフエニルメタン
(m.p.90℃)、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビ
ニル、N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体、ケトン樹脂、オリゴ−N−メチルモルホリニ
ウムプロピレンオキサイド、ポリアクリレート、
ポリメタクリレート、ポリエステル、尿素−ホル
ムアルデヒド樹脂、エチレン尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂、エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹
脂、ポリ−N−ブトキシメチルアクリルアミド、
酢酸ビニル−マレイン酸共重合体等が挙げられ
る。 常温で固体の上記のごとき不揮発性減感剤を溶
解しうるものが溶剤として使用できるが、消去面
への再筆記性の観点から、沸点160℃以下の揮発
性溶剤を使用することが望ましい。かような溶剤
としては例えばメタノール、エタノール、プロパ
ノール、ブタノール、テトラヒドロフラン、ジイ
ソプロピルエーテル、アセトン、メチルイソブチ
ルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン、
キシレン、1,1,1−トリクロルエタン、トリ
クロルエチレン、パークロルエチレン、メチルエ
チルケトン、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、ジメチルホルムアミド、2−ニトロプロパ
ン、ジオキサン等が使用できる。これらの溶剤の
うち、アルコール類、エステル類、エーテル類、
ケトン類またはこれらの混合溶剤は、筆跡溶解力
が強いため、インキと減感剤との反応を円滑にし
て、消去作用をすみやかに発揮させるので特に好
ましい。 不揮発性減感剤を上記のごとき溶剤に溶解した
インキ消去材溶液に添加する紫外線吸収剤として
は、それ自体が無色ないし淡色であつてインキ消
去材溶液に溶解し、かつインキ中に配合される無
色染料を実質的に発色させないものであれば、適
宜選択使用できるが、例えば、2−ヒドロキシ−
4−オクトキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ
−4−オキシベンジルベンゾフエノン、2−
(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフエニ
ル)−5−クロロベンゾフエノン、2−(2′−ヒド
ロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルフエニル)
−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−5′−メチルフエニル)ベンゾトリアゾ
ール、4−t−ブチルフエニルサリシレート、p
−オクチルフエニルサリシレート、オクトキシフ
エニルサリシレート、Ni−2,2′−チオビス(4
−t−オクチルフエノライト),p−トルエンス
ルホン酸ニツケル、オクチルベンゼンスルホン酸
ニツケル等が利用できる。 紫外線吸収剤の添加量は、一般にインキ消去材
溶液に対して0.2〜5重量%の範囲が好ましい。
0.2%以下では添加効果が十分でなく、また5%
以上添加しても添加効果は増加しない。なお、必
要に応じて二種以上の紫外線吸収剤を併用しても
よい。 かような消去材溶液を用いて無色染料−顕色剤
系インキによる筆跡を消去するには、刷毛等で消
去材溶液を筆跡上に塗布したり、サインペンやフ
エルトペンのような筆記具用容器に充填して使用
することができる。 以上説明したように本発明は、不揮発性減感剤
を溶液に溶解した無色染料−顕色剤系インキの消
去材に紫外線吸収剤を添加、溶解したことによつ
て、無色染料−顕色剤系インキによる筆跡をこの
消去材で消去した消去跡が日光等に長時間曝され
た場合でも、筆跡が黄褐色に復色してくることは
ない。 かような復色現象がいかなる機構で起るかは定
かでないが、インキ中に配合されている顕色剤や
無色染料が消去材中の不揮発性減感剤とともに消
し跡中に残留しているため、日光等に長時間暴露
した場合に光励起酸化反応によつて着色化合物が
生成するものと思われる。この着色化合物の生成
は、インキ中の顕色剤としてフエノール性化合物
やノボラツク型フエノール樹脂を用いた場合に特
に著しい。紫外線吸収剤はこの着色化合物を生成
させる高エネルギー光すなわち紫外線を吸収して
しまうために、着色化合物の生成が抑制され、従
つて筆跡の復色現象が起らなくなるものと推定さ
れる。 以下実施例および比較例を挙げて本発明を更に
詳しく説明する。なお実施例および比較例中
「部」とあるのはいずれも重量部を示す。 実施例 1 〔無色染料−顕色剤系インキの調製〕 ノボラツク型フエノール樹脂 「タマノルPA」(荒川化学(株)製)〔顕色剤〕
10部 p−クレゾール−ホルマリン初期縮合物
〔顕色剤〕 20部 フルオラン系無色染料「BK−14」(山田
化学工業(株)製) 15部 クリスタルバイオレツトラクトン〔無色染
料〕 2部 ベンジルアルコール 30部 エチレングリコールモノフエニルエーテル
23部 上記各成分を混合して100℃にて1時間加熱溶
解せしめたのち過して少量の不溶物を除去し、
黒色に発色したインキを得た。このインキをボー
ルペン(JIS S 6039−1980細字用E型)に充填
して、本発明の消去材で消去可能な筆記具を作製
した。 〔消去材の調製〕 エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹脂〔減
感剤〕 10部 エタノール 70部 ジオキサン 16部 オクトキシフエニルサリシレート(紫外線
吸収剤〕 4部 上記各成分を混合して50℃にて1時間撹拌し、
本発明のインキ消去材を得た。これを油性マーカ
ー(ぺんてる(株)製M−10)の部品に充填して消し
具を作製し、上記の黒インキボールペンによる紙
面(JIS P 3201、筆記用紙A)上の筆跡を2〜
3回こすつたところ完全に消すことができた。 この消去跡を50℃×10日間の耐熱試験およびフ
エードメーターによる10時間耐光試験した結果を
第1表に示す。 比較例 1 〔消去材の調製〕 エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹脂〔減
感剤〕 10部 エタノール 70部 ジオキサン 20部 実施例1の消去材組成において紫外線吸収剤を
除いた他は実施例1と同様にして上記組成の消去
材を調製し、マーカー型消し具を作製した。 この消し具を用いて実施例1で作製した黒色イ
ンキボールペンによる筆跡をこすつたところ、完
全に消すことができた。この消去跡を50℃×10日
間の耐熱試験およびフエードメーターによる10時
間耐光試験した結果を第1表に示す。
N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体(3:7)〔減感剤〕 10部 エタノール〔溶剤〕 80部 メチルイソブチルケトン〔溶剤〕 8部 2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフエニ
ル)ベンゾトリアゾール〔紫外線吸収剤〕
2部 上記各成分を混合して50℃にて1時間撹拌し、
本発明のインキ消去材を得た。これを油性マーカ
ー(ぺんてる(株)製M−10)の部品に充填して消し
具を作製し、実施例1の黒インキボールペンによ
る紙面(JIS P 3201、筆記用紙A)上の筆跡を
2〜3回こすつたところ完全に消すことができ
た。 この消去跡を50℃×10日間の耐熱試験およびフ
エードメーターによる10時間耐光試験した結果を
第2表に示す。 比較例 2 〔消去材の調製〕 N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体(3:7)〔減感剤〕 10部 エタノール〔溶剤〕 80部 メチルイソブチルケトン 10部 実施例2の消去材組成において紫外線吸収剤を
除いた他は実施例2と同様にして上記組成の消去
材を調製し、マーカー型消し具を作製した。 この消し具を用いて実施例1で作製した黒色イ
ンキボールペンによる筆跡をこすつたところ、完
全に消すことができた。この消去跡を50℃×10日
間の耐熱試験およびフエードメーターによる10時
間耐光試験した結果を第2表に示す。
体(3:7)〔減感剤〕 10部 エタノール〔溶剤〕 80部 メチルイソブチルケトン〔溶剤〕 8部 2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフエニ
ル)ベンゾトリアゾール〔紫外線吸収剤〕
2部 上記各成分を混合して50℃にて1時間撹拌し、
本発明のインキ消去材を得た。これを油性マーカ
ー(ぺんてる(株)製M−10)の部品に充填して消し
具を作製し、実施例1の黒インキボールペンによ
る紙面(JIS P 3201、筆記用紙A)上の筆跡を
2〜3回こすつたところ完全に消すことができ
た。 この消去跡を50℃×10日間の耐熱試験およびフ
エードメーターによる10時間耐光試験した結果を
第2表に示す。 比較例 2 〔消去材の調製〕 N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体(3:7)〔減感剤〕 10部 エタノール〔溶剤〕 80部 メチルイソブチルケトン 10部 実施例2の消去材組成において紫外線吸収剤を
除いた他は実施例2と同様にして上記組成の消去
材を調製し、マーカー型消し具を作製した。 この消し具を用いて実施例1で作製した黒色イ
ンキボールペンによる筆跡をこすつたところ、完
全に消すことができた。この消去跡を50℃×10日
間の耐熱試験およびフエードメーターによる10時
間耐光試験した結果を第2表に示す。
Claims (1)
- 1 顕色剤と該顕色剤によつて発色する無色染料
とを含有してなる発色インキを無色化する不揮発
性減感剤を溶剤に溶解してなる無色染料−顕色剤
系インキの消去材において、前記消去材に紫外線
吸収剤を添加、溶解せしめたことを特徴とする無
色染料−顕色剤系インキの消去材。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20737282A JPH0244340B2 (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | Mushokusenryookenshokuzaikeiinkinoshokyozai |
| US06/452,050 US4557618A (en) | 1981-12-25 | 1982-12-22 | Ink and eraser of the ink |
| DE19823247804 DE3247804A1 (de) | 1981-12-25 | 1982-12-23 | Tinte und loescher fuer die tinte |
| FR8221755A FR2547827A1 (en) | 1981-12-25 | 1982-12-24 | Ink and eradicator for this ink |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20737282A JPH0244340B2 (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | Mushokusenryookenshokuzaikeiinkinoshokyozai |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5998171A JPS5998171A (ja) | 1984-06-06 |
| JPH0244340B2 true JPH0244340B2 (ja) | 1990-10-03 |
Family
ID=16538629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20737282A Expired - Lifetime JPH0244340B2 (ja) | 1981-12-25 | 1982-11-26 | Mushokusenryookenshokuzaikeiinkinoshokyozai |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0244340B2 (ja) |
-
1982
- 1982-11-26 JP JP20737282A patent/JPH0244340B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5998171A (ja) | 1984-06-06 |
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