JPH0244140Y2 - - Google Patents

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JPH0244140Y2
JPH0244140Y2 JP1983109056U JP10905683U JPH0244140Y2 JP H0244140 Y2 JPH0244140 Y2 JP H0244140Y2 JP 1983109056 U JP1983109056 U JP 1983109056U JP 10905683 U JP10905683 U JP 10905683U JP H0244140 Y2 JPH0244140 Y2 JP H0244140Y2
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JP
Japan
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piston
orifice
throttle valve
lift cylinder
flow rate
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JP1983109056U
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English (en)
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JPS6018370U (ja
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フオークリフトトラツク、トラツク
クレーン等において積荷の昇降用等に使用されて
いるリフトシリンダの流量制御弁に関するもので
ある。
前記リフトシリンダの流量制御弁の従来例を第
1図によつて説明すると、リフトシリンダ1のボ
トム側の排出流路1a内に流出口2aを有する弁
本体2を装着するとともに、該弁本体2内に、流
入側のオリフイス3aと同オリフイス3aに連通
しかつ前記流出口2aに対設された排出孔3bを
有するピストン3を摺動自在に嵌挿し、該ピスト
ン3を流入側(図示左側)へ付勢したスプリング
4およびスプリング室内の油を排出する逆止弁5
を付設した構造になつており、積荷を下降させる
ために管継手6に連設されたコントロールバルブ
(図示省略)を開くと、リフトシリンダ1内のピ
ストン(図示省略)を介し積荷側の負荷によつて
昇圧されたボトム側室内の作動油が、排出流路1
aからピストン3のオリフイス3a、排出孔3
b、弁本体2の流出口2aを経て管継手6内に流
通して排出され、オリフイス3aを通過する油量
によつて生じる流量抵抗とスプリング4の張力と
が釣り合うまでピストン3が図示右側へ移動し
て、排出孔3bによつて流出口2aの開口面積が
狭められるため、その流量制限によつてピストン
即ち積荷の下降速度が制御されるようになつてい
る。
しかし、従来の前記リフトシリンダの流量制御
弁においては、リフトシリンダ1からの油流量が
オリフイス3aの面積とスプリング4の初期取付
力によつて特定され積荷下降速度が常に一定にな
るため、破損しやすい積荷の場合には緩速で下降
させたり、丈夫な積荷の場合には増速して能率を
良くするなど、積荷内容に対応して下降速度を自
由に調整できない欠点がある。
本案は、従来のリフトシリンダの流量制御弁に
おける前記のような欠点を解消する考案に係り、
リフトシリンダの排出流路内に装着された流出口
を有する弁本体と、該弁本体内に摺動自在に嵌挿
され流入側のオリフイスと前記流出口に対設され
た排出孔を有するピストンと、該ピストンを流入
側へ付勢したスプリングとを具えた流量制御弁に
おいて、前記ピストンの流入側から前記オリフイ
ス内にテーパ状絞り弁を前後調節可能に配設した
点に特徴を有するものであつて、ピストン流入側
のオリフイス内にテーパ状絞り弁を設け、そのテ
ーパ状絞り弁の前後調節によりオリフイスの開口
面積を任意に変更できるようにして、前記のよう
な欠点を解消したリフトシリンダの流量制御弁を
供する点にある。
本考案は、前記の構成になつており、ピストン
流入側のオリフイス内に配設されているテーパ状
絞り弁を前後に調節することにより、オリフイス
の開口面積を随時に容易に変更することができ、
前記オリフイスの開口面積の変更によつて制御流
量を積荷内容に最適なものとし、最適な降下速度
に自由に選択でき、流量制御性能が高められ積荷
の取扱性能、作業能率が著しく向上されると共に
テーパ状絞り弁がオリフイスに設けられたピスト
ンと別個に設けられているので、ピストンが移動
するとオリフイス面積が変化するためピストンの
初期位置における制御流量とピストンが移動して
定常状態となつた位置での制御流量とを比較する
と、初期位置の制御流量の方が少なく、これによ
り、ピストンの初期位置では作動流量が少ない時
からピストンが動き始めるのでピストンの反応速
度が早くなり応答性の良いものとなる。
以下、本考案の実施例を図示について説明す
る。
第2図に本考案の一実施例を示しており、図中
1はフオークリフトトラツク、トラツククレーン
等の積荷昇降用として用いられているリフトシリ
ンダ、1aはリフトシリンダ1のボトム内に形成
された排出流路、1bはリフトシリンダ1内のピ
ストン、2は流出口2aを有しOリング9,9を
介して排出流路1a内に装着された弁本体、3は
弁本体3内に摺動自在に嵌挿されたピストン、3
aはピストン3の流入側に配設されたオリフイ
ス、3bはオリフイス3aに連通されかつ前記流
出口2aに対設された排出孔、3cは排出孔3b
のランド部、4はピストン3を流入側(図示左
側)へ付勢したスプリング、5はスプリング室側
の油を排出するための逆止弁(なお、スプリング
室への油流入はピストン周囲からの漏洩による)、
7a,7bはスナツプリング、8は逆止弁5のス
プリングであつて、本実施例においては、さら
に、リフトシリンダ1の底部側のボトムに絞り弁
体10を図示のように螺合し、該絞り弁本体10
の先端に形成されたテーパ状絞り弁11を、ピス
トン3の流入側(図示左側)から同ピストン3の
オリフイス3a内の中央に配置し、絞り弁本体1
0の回転操作によつて螺進させ、テーパ状絞り弁
11をオリフイス3a内において前後に進退させ
オリフイス3aの開口面積を調節可能に配設した
構成になつている。なお、図中12はロツクナツ
ト、13はシール用のOリング、10aは絞り弁
本体10の回転操作用の角穴である。
図示した本考案の実施例は、前記のような構成
になつているので、リフトシリンダ1によりフオ
ーク等を介し積荷を支持している状態において同
積荷を下降させる際に、管継手6に連設されてい
るコントロールバルブ(図示省略)を開くと、リ
フトシリンダ1のボトム側の昇圧されている作動
油が、排出流路1aからオリフイス3aとテーパ
状絞り弁11との間隙部を通り、さらに排出孔3
b、ランド部3cを通過し、弁本体2の流出口2
aを経て管継手6、コントロールバルブ(図示省
略)の方へ流通し、前記油の流れはオリフイス3
aとテーパ状絞り弁11との間隙によつて絞ら
れ、その流量抵抗によりピストン3がスプリング
4の張力に抗して図示右方に移動し、排出孔3b
のランド部3cが流出口2aの開口面積を狭め、
油の通過流量が減少されるので、前記通過流量は
オリフイス3aとテーパ状絞り弁11との間隙面
積即ち開口面積とスプリング4の張力で決まる一
定の流量に制御され、リフトシリンダ1のピスト
ン1bの降下速度つまり積荷の下降速度が一定と
なる。
一方、積荷の種類内容、状態に応じて、絞り弁
本体10を回転させて螺進せしめその先端側のテ
ーパ状絞り弁11を例えばオリフイス3a内に押
込(図示右側へ前進)むと、オリフイス3aとテ
ーパ状絞り弁11との間隙面積即ち開口面積が減
少されてスプリング4との釣合うところが変るた
め、制御される通過流量が少なくなりピストン1
bを介し積荷の下降速度が遅くなるとともに、絞
り弁本体10を逆回転させるとオリフイス3aか
らテーパ状絞り弁11が後退即ち図示左側へ引出
されるようになり、通過流量が増加し積荷の下降
速度を速めることができ、積荷状態に対応させて
最適な下降速度に随時に、容易かつ自由に選択で
き、流量制御性能が高められ積荷の取扱作業を安
全、能率よく遂行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリフトシリンダの流量制御弁を
示す縦断面図、第2図は本考案の一実施例を示す
縦断面図である。 1:リフトシリンダ、2:弁本体、2a:流出
口、3:ピストン、3a:オリフイス、3b:排
出孔、4:スプリング、12:テーパ状絞り弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リフトシリンダの排出流路内に装着された流出
    口を有する弁本体と、該弁本体内に摺動自在に嵌
    挿され流入側のオリフイスと前記流出口に対設さ
    れた排出孔を有するピストンと、該ピストンを流
    入側へ付勢したスプリングとを具えた流量制御弁
    において、前記ピストンの流入側から前記オリフ
    イス内にテーパ状絞り弁を前後調節可能に配設し
    たことを特徴とするリフトシリンダの流量制御
    弁。
JP10905683U 1983-07-15 1983-07-15 リフトシリンダの流量制御弁 Granted JPS6018370U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10905683U JPS6018370U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 リフトシリンダの流量制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10905683U JPS6018370U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 リフトシリンダの流量制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6018370U JPS6018370U (ja) 1985-02-07
JPH0244140Y2 true JPH0244140Y2 (ja) 1990-11-22

Family

ID=30254193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10905683U Granted JPS6018370U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 リフトシリンダの流量制御弁

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JP (1) JPS6018370U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014147739A1 (ja) * 2013-03-19 2014-09-25 株式会社 島津製作所 流量制御弁

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Family Cites Families (2)

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Publication number Publication date
JPS6018370U (ja) 1985-02-07

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