JPH0244034A - 光学素子成形用移送装置および移送方法 - Google Patents

光学素子成形用移送装置および移送方法

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JPH0244034A
JPH0244034A JP19349488A JP19349488A JPH0244034A JP H0244034 A JPH0244034 A JP H0244034A JP 19349488 A JP19349488 A JP 19349488A JP 19349488 A JP19349488 A JP 19349488A JP H0244034 A JPH0244034 A JP H0244034A
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剛 野村
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特に高温雰囲気中にて高精度の位置決めを行
なうことができるフィンガー位置決め手段に関する。
(従来の技術) 従来、高温雰囲気中にてガラスモールド用ブランクのよ
うな成形材料を成形金型に搬送する手段として、ブラン
クを吸引して搬送するようにした吸着手段を有するフィ
ンガーが知られている。
このようなフィンガーを高温炉内で作動させる場合、炉
が常温のときに位1δ調整を行なっておいて、しかる後
これを固定状態にしてから炉を昇温するようにしている
。このような場合、昇温後のフィンガーの熱膨張を考慮
して予め常温時に熱膨張による位置決めの誤差を調整す
るようにしているが、高精度の調整は困難であり、又相
当に面倒な作業を必要とする。
炉を昇温した後炉の外部でフィンガーの位置調整をする
ものについては、昇温するたびに熱膨張の大きさに適し
た調整をしなければならないという不都合がある9 その他の位II!?決めの方法として、フィンガーに位
置検知用のセンサーを設け、このセンサーにより昇温後
の位置合せの誤差を検出し、しかる後位置合せを打なう
ようにすることも可能であるが。
高温炉内にて上記のようなセンサーを用いることが困難
であること、及びフィンガーが高価になる等の問題点が
ある。
又、フィンガーに摺動部材を使用し、−最前な耐熱材と
してS tJ Sを用いた場合、昇温時の凝着現象によ
り上記部材の摺動部にかじりが発生して作動が円滑に行
なえない答の問題点もある。
さらに又1位置決め用のビンを用いて位置決めを行なう
場合、複数の位置決めビン間の=J−法及びこの位置決
めビンに対応する相手部材の寸法の公差により位1ξ決
め精度が決まるが、位置決め11″4度を向1−するた
め公差を厳密にするとかじりが発生する等の不都合が生
じる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上述のような問題点を解決するために成され
たもので、高温2囲気中でかじり等の問題もなく、高精
度の位置決めを行なうことができるフィンガー位置決め
手段を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述した課題を達成するために1本発明のフィンガーの
位置決め手段は、フィンガー本体に対して−Lド方向に
摺動移動する第1の部材と前記第1の部材に対して水平
方向に摺動移動する第2の部材とを有するフィンガーで
あって、高温雰囲気中にて熱膨張によりフィンガーの位
置合せすべき相手方の部材に対して生じたずれを前記第
1の部材及び前記第2の部材を夫々上下方向及び水平方
向に摺動移動することにより矯正することを特徴とする
(作用) 高温雰囲気中では熱膨張によりフィンガーと位置合せを
すべき相手方部材とに相対的な位置ずれが生じる。この
ずれは、高温雰囲気中にて上記フィンガーの第1の位置
決め手段と第2の位置決め手段により上記相手方部材に
対し生じたずれの分だけ上下方向及び水平り向に摺動移
動して上記したずれを矯正することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は1本発明のフィンガーの一実施例を示す縦断面
図であり、第2図は、第1図に示すフィンガーの斜視図
であり、第3図(a)〜(d)は、第1図に示すフィン
ガーを用いてワークを成形金型に配置する動作を示す動
作説明図であり、第4図は、本発明の他の宋施例を示す
縦断面図である。
第1図において、本実施例のフィンガーFはワーク19
として高温雰囲気中に16かれた成形金型Mに載1ηさ
れて所定の形状に成形されるガラスレンズのプリフォー
ムを1−1記金望内に搬送する搬送手段として構成され
ている。
なお、説明の便宜上、フィンガーFの成形金型に対する
上下方向を2方向とし、このχ方向に対して亀直方向即
ちフィンガーFの水平方向をXYh向としである。
成形金型Mは、第1図及び第3図に示すように、′F′
を16の外周に胴壁15を有し、下型16の下方にはブ
ツシュロッド22が設けられ、該ブツシュロッドの上下
作動により成形金型Mが上下方向に移動することができ
るように構成されている。また、胴壁15の上端には内
方向に傾斜面を有するデーパ一部17が形成され、その
外周はR取り部18とされている。
第1図において、1は支持体4に固着されたフィンガー
本体である。このフィンガー本体l内は中空状に形成さ
れ、この空洞内にフィンガー本体lに対して上下方向(
2方向)に摺動する第1の位置決め部材2が設けられて
いる。第1の位置決め部材2のに部とフィンガー本体l
との間には板バネl!が設けられている。この板バネ1
1により、第1の位置決め部材2は、フィンガー本体l
内で板バネ!lの下方向に抑えられ、また第1の位置決
め部材2を下方から押圧する力が働くと、この力に抗し
て第1の位置決め部材2が下方向に移動せしめられる。
なお、9はフィンガー本体l内のエアー抜きであり、7
は第1の位置決め部材2がフィンガー本体1内で回転移
動しないための回り止めである。
13はヒーターであり、このヒーターは温度センサー1
2の温度検知により制御される。
第1の位iM法め部材2の下方端部には摺動部25が設
けられ、この摺動部を、に下方向から挟持してL2第1
の位置決め部材2に対して水平方向(X−下方向)にあ
る程度の空隙a、aを有して摺動移動する第2の位置棲
め部材3が設けられている。
これら支持体4.フィンガー本体1.第1の位1u決め
部材2及び第2の位置決め部材3の各内部には支持体4
から第2の位置決め部材3の下端部まで連通ずる吸引孔
10が設けられている。
第2の位置法め部材3の下端部は、成形金型Mの用型1
5のt端部に設けられたテーパー17に対応した傾斜面
を有するデーバー爪部14が設けられている。そして、
この第2の位置決め部材3の下端部であってテーパー爪
部14内には吸着バッド6が付設されている。この吸着
パッドは、後述するように、ワーク19を吸着する際、
このワークに接触するためガラス材が融着しないように
モリブデン等の材料を用いである。
第2の位置決め部材3のド端部には周囲3か所に位置決
めビン5が設けられている(2図参照)。これら位1n
決めビン5間の距離は用型15の外周寸法よりやや大き
めに構成してあり、これらの位置決めビン5が用型15
の外周に配置されたとき、熱膨張の影響を受けてかじり
等が発生しないようにされている。なお、8は第2の位
1?1決め部材3がX −Y 4ε面について回転移動
しないように設けられた回り止めである。
を記構成において、フィンガー本体1と第1の位置法め
部材2及び第1の位置決め部材2と第2の位置決め部材
3との各摺動部は摺動時に熱膨張によるかじりを生じな
いように多少の空隙を有するよう構成され、さらに凝着
現象によるかじりを防ぐため、例えば]”iN等の摺動
性に優れたコーディングが施されている。
なお、支持棒4.第1の位置決め部材2及び第2の位置
決め部材3に吸引穴IOを設ける代りに、第4図に示す
ように、第2の位置決め部材3の吸着バット6−1.か
ら耐熱材で構成された可撓性を有するチュウブ20を設
け、偵接不図示の吸引源へと接続することにより、第1
図に示す構成のものより吸引漏れが防止され或は微小の
圧力調整を可能とするフィンガーを得ることができる。
次に、上記のように構成されたフィンガーFの動作につ
いて第3図(a)、〜(d)を参照しながら説明する。
先ずフィンガードでワーク19の吸着を行なう(不図示
)。これは吸引穴IOからワーク19をエアー吸引して
吸着バット6に吸着することにより行なうことができる
。そして、このワーク19を吸着した状態でフィンガー
Fを不図示の駆動手段により成形金型Mの」1方まで移
送し1次いでフィンガー本体1の成形金型Mに対する相
対位置を固定する(第3図(a))。
次いで、ブツシュロッド22を上方向に作動することに
より成形金型Mを上昇してフィンガーFに近づける。こ
の動作において、先ず第2の位置決め部材3に設けであ
る位置決めビン5のテーパ一部先端が成形金型Mの用型
15の外周に当接する。このとき、第2の位置決め部材
3が成形金型Mに対してX−下方向に相対的な位置ずれ
を有する場合、成形金型Mが、lWして用型15のR取
り部I8に係合し始め、さらに上昇するにつれて位置決
めビン5のテーパ一部が胴’ff+5のR取り部18に
押されて第2の位置決め部材3は第!の位置決め部材2
に対しX−Y方向に移動し、次第にその位置ずれを矯正
することができる(第3図(b))。このような第2の
位置決め部材3は、その自重と上方に設けられた板バネ
11のバネ力により27ノ向の位置を変えない。
かくして、フィンガートの成形金型Mに対する大まかな
位置決めがなされる。この位置決めは、−1−記位置決
めビン5間の距離が用型15の外周寸法よりやや大きめ
に構成しであるため、まだ位置決めの誤差は多少残って
いるが、この誤差はさらに次の動作により矯IFされる
さらに成形金をMが上界すると、第2の位置決め部材3
のテーパー爪部14と成形金型Mの田型テーパ一部17
が接触し始め、成形金型Mの十昇が進むにつれて一ヒ記
テーパ一部に設けられた傾斜面がより正確に係合すべく
第2の位置合せ部材3がX−Y方向に摺動移動し、より
精度の高い位置決めが行なわれる(第3図(c))、こ
のとき、成形金型Mが上昇してテーパー爪部14と田型
テーパ一部+7が接触した後は、第1の位置決め部材2
は板バネIIに抗してこれらテーパー爪部I4と田型テ
ーパ一部17との係合力を増し、より強固な位置決めを
行なうことができる。また。
このとき、第1の位置決め部材2は成形金型Mの上界の
バラツキを補正するよう働く。
かくしてフィンガート゛の位置決めがMrすると、次に
ワーク19の吸着を解除し、このワークを[型16の七
に載着した状態で成形金型Mを下降する(第3図(d)
)。
以下、1゛。述のような本実施例のフィンガーを用いた
適用例を記す。
実施例1; 第1図におけるフィンガー本体I、第1の位置決め部材
2、及び2の位置決め部材3等の各部材にS IJ S
を使用し、各摺動部及び位置決めビン5及びテーパー爪
部14にはTiNコーティングな施し、板バネ11には
セラミック等の−・i熱材を使用してフィンガー1を構
成した。
また、フィンガーF゛の2方向に最大4tnm、z−Y
方向に最大2mmの位置決めストロークを持たせるよう
構成した。
そして、N2雰囲気炉内にてフィンガーFをヒーター1
3及び温度センサーI2により450℃まで加熱し、Z
方向、X−Yh向ともほぼ上記の最大位置決めストロー
クだけずらした後、」−記のような位1n決め動作を行
なった結果5凝着現象によるかじりもなく、動作は良好
であり、位iff決め精度も±0.1mm以内に納める
ことができた。
実施例2: フィンガー各部材にアルミナを使用し、各摺動部及び位
1n決めビン5.テーパー爪部14の表面相さをRaO
12μとし、その他は上記実施例1と同様の条件で位t
i決めを行なった結果5かしりは見られず、位置決め精
度も]−記聞様の結果を得ることができた。
さらに、光学素子のプリフォームを加熱しブレス成形し
て徐冷するブレス成形装置の成形ラインに上記実施例で
示したようなフィンガーを用いた例について第5〜8図
を用いて説明する6第5図はプレス成形装置ヶの成形ラ
イン全体の概略平面図であり、第6図(a)〜(g)は
本実施例のフィンガーを用いた素材移し替え動作を示す
概略断面図であり、第7図は第6図に示すフィンガーの
作動タイミングを示す図であり、第8図(a)〜<e)
は第5図に示す成形装置の工程順における各部の断面図
である。
第5図に示すように、ブレス成形装置nの全体的構成は
、素材取入室101、加熱部102、素材移替部103
.プレス部105、徐冷部106及び成形品取出室+0
7から成るものである。素材取入室+01、加熱部10
2、素材移替部103及びプレス部1f15は、同一ラ
インににあり、これらのラインと並列して徐冷部106
が配設されている。
加熱部102の入【」近傍には第1の移送室121が構
成され、この第1の移送室+21に」−記素材取入室1
旧が設けられている。又、プレス部105の出口近傍に
は第2の移送室122が構成され、徐冷部106の入口
には第3の移送室+23が構成され、これら第2と第3
の移送室は移送路!25で連結されている。さらに、徐
冷部106の出口付近には第4の移送室124が構成さ
れている。この第4の移送室124には素材取出室10
7が設けられ、第4の移送室124と1−2第1の移送
室+21とは回送路+26で連結されている。これらの
各室各部は連続的な循環経路を成す成形室+59を構成
し、加熱部102、素材移替部103及びプレス部10
5を加熱するヒーター +57と徐冷部106を加熱す
るヒータ158とが設けられている。
++は、この成形室内を移送せしめられるパレットであ
る。パレット Ill上には、第6図に示すように、素
材載置台 112とプレス成形用の上型13及び下型1
14とが一定の間隔を有して配設されている。 116
は上型114の外周に設けられた用型である。」二型 
113及び下型114のプレス成形面には、夫々光学素
子機能面を成形するための鏡面113a 、  l14
aが施されている。
素材取入室1月にてパレット 111の素材11置台1
12Lに載1aされた成形用素材115は加熱部)02
を通過した後、後述するフィンガーにより素材移替部1
03にて下型114に是し替えられ5次いでプレス部 
105にてプレス成形される。
パレット Illを上記成形室中にて移送せしめる手段
としては、第1の移送室121に押出しシリンダー15
1が設けられ、この押出しシリンダーによりパレット 
111はプレス部105に移動せしめられる。第2の移
送室122には引出しシリンダー152と押出しシリン
ダー153とが設けられ、引出しシリンダー 152に
よりプレス部105に移動せしめられたパレット Il
lが第2の移送室122に引出され、押出しシリンダー
153により第2の移送室に移動されたパレット Il
lが第3の移送室123にまで押出される。第3の移送
室123には押出しシリンダー 154が設けられ、こ
の押出しシリンダーにより第3の移送室123に移動せ
しめられたパレット Illが第4の移送室124直前
まで押出される。
第4の移送室124には引出しシリンダー155と押出
しシリンダー 156とが設けられ、引出しシリンダー
 155により第4の移送室+24直前まで移動された
パレット 111がこの第4の移送室124にまで引出
され、押出しシリンダー156によりパレットIl+を
画び第1の移送室121まで押出す。かくしてパレット
 Illは、これらシリンダーの押出し或いは引出し動
作により各工程に移送され、本装置の成形室159内を
移動する。なお、パレット 11は成形室+59内に設
けられた不図示のレールJ二に載置され、各シリンダー
の押出し或は引出しにより該レール上を移動することが
できる。
次に、第6図(a)〜(g)及び第7図を参照しながら
加熱部+02で加熱された成形用素材1!5の移替え手
段の実施例について説明する。
第6図には、素材移替部103における成形用素材 1
15の移替手段としてオートハンド 104が設けられ
ている。このオートハンドは加熱部102とプレス部1
05との間の素材移替部103の炉体にて上平方向に摺
動するように設けられたアーム 140と、このアーム
の下端に固着された二股フィンガー141 a、 14
1bとから成るものである。二股フィンガー 141a
は位置決め手段を有する吸着フィンガーとしてに記した
実施例のものと同様の構成を有している。従って、下型
114外周の用型116に上記実施例の用型’+5に設
けられたテーパ一部17及び!<取り部18を備えてお
けば上記実施例で示したフィンガーの位置決めを行なう
ことができる。二股フィンガー141bは通常の吸着フ
ィンガーとして構成されている。これら二股フィンガー
の各F端部には吸着面143a、 143bが設けられ
ている。アーム140の内部には2個の吸着用真空孔1
42a 、  142bが設けられ、各真空孔は二股フ
ィンガーの分岐に従って各フィンガーの吸着面143a
 、  143bにまで伸張している。真空孔 142
a 、  142bは夫々不図示の真空装置に接続され
、二股フィンガーの一方は成形用素材 +15の吸着用
(141a)として用いられ、他方は一ヒ型3の吸着用
(141b)として用いられる。又、アーム 140は
成形用室159の外部に設けられた不図示の駆動用シリ
ンダー及びモータに接続されて5」−記シリンダーによ
り十ド動じ、又は上記モータにより回動することができ
る。ト記r(空装置、駆動用シリンダー及びモータは夫
々コントローラーに接続され後述する作動タイミングに
従って制御される。
なお、上記吸着面のうち、少なくとも加熱された素材1
15を吸着するフィンガー1418の吸着面143aは
モリブデン等の融着な起しにくい材料を用いろのが好ま
しい。又、アーム 140と成形室59との摺動部分に
は部分のシール剤を施し該成形室内の気密性を保持する
必要がある。
ここで、上記オートハンド 104の作動について第6
図(a)〜(g)及び第7図に示す作動タイミング図を
参照しながら説明する。
まず、−下型 113を下型114ヒに載置した状態で
取入室 1旧にて供給された素材115を素材載置台l
I21−に載置したままパレット Illを、シリンダ
ー151の押出し動作により移送して加熱部102を通
過させ、上記素材載置台112上の素材 115を所定
のプレス温度まで加熱し、このパレット IIを移替え
部103まで移送する。このとき、バレ9ト 111は
、第6図(a)に示すように、オートハンド 104の
F方に配置される。
次いで、第6図(b)i1示すように、不図示の上下駆
動用シリンダーによりオートハンド +04全体を吸着
1f1i143a、143bが各々対向する上型113
及び素材 +15に近接するまで下降(T4〜T5)し
た後、第6図(c)に示すように、不図示の真空装置に
より各フィンガーで」二型113及び素材 +15を同
時に吸着しく1°5)オートハンド104を上界する(
T5〜]°6)。この時、下型114は開放状態となる
次いで、第6図(d)に示すように、このオートハンド
 104をフィンガー 1418に吸着された素材 1
15が下型114.11に位置するまで旋回する(T[
+〜’l’?)。ここで、第6図(e)に小ずように、
オートハンド +04を下降して(′「7〜]゛8)素
材+15を下型114に接近させ、フィンガー1418
の吸着を解除して該素材115を丁型114上に載1n
する(1’8)。この時、加熱部102における熱膨張
により生じたフィンガー141 aのずれは上記実施例
で示したように該フィンガーを下降する際フィンガーの
テーパ一部5と用型11+1に設けられたテーパ一部1
7及びR取り部18により矯正され、素材 +15は下
型114の正確な位1ηに、ld2置される。この時、
上型113はフィンガー141bに吸着保持されたまま
の状態にある。次いで、第6図([)に示すように、再
びオートハント4を」二dして(T8〜T9)元の状態
に復帰し、フィンガ141bに吸着保持された下型I3
を下型114七に戻して(79〜T10)オートハンド
 +04を下降した(TI[l〜T11)後、第6図(
g>に示すように、この吸着を解除して上型113を丁
型114上に載1ffL(1’ll)素材 115ヲ上
下型113.114内ニ収容する。次いで、オートハン
ド 104を上dした(T11〜T12)後、このパレ
ット Illをシリンダー151によりプレス部まで移
送してプレス成形を行なう。
以ド、上記成形装fηの各部について説明する。
素材取入室!01及び成形品取出室107の夫々には、
第6図に示すように、上型113を持−トげるだめの持
上げハンド I20.上型113が持りげられた際素材
+15を取入れ又は成形品118を取出すオートハンド
 119が設けられている。
なお、J−、記装置nにおいて成形室159の内部は、
−に型113及び下型 114を形成する型材が高温丁
で酸化され、るのを防出するよう不活性ガス雰囲気に保
つため、真空排気の後、N2ガス等の非酸化性ガスを充
填する必要があり、又この成形室の気密性を保つよう上
記の持Fげハンド +20、オートハンド 119及び
プレスロット 117等と該成形室の外壁との摺動部分
には充分のシールドを施しである。
次に、上述のように構成された装置の各1程における動
作について第5図の全体手面図及び第8図(a)〜(e
)に示すプレス成形工程順に従って説明する。
第8図(a)は素材115が配置6されていない状態の
パレット111を示す。
まず、上記したように、上下型113. 114の型材
の酸化防止のために、成形室159の内部を不図示の真
空ポンプによりI X I 0−2Torrまで真空排
気した後、N2ガス又はその他の非酸化性ガスを充填す
る。
次いで、ヒーター157.158に通電し、炉内温度を
所定値にまでV#温する。d温完了後、素材取入室10
1にて上記雰囲気1n換室を通し、不図示のオートハン
ドを用いて素材115を素材取入室101にあるパレッ
ト 111の載置台112Fに配置する(第8図(b)
)。
次に、上述した如く押出しシリンダー 151.153
、154、 +55及び引出しシリンダー 152.5
6を作動して順次パレット Illが成形品取出室07
から素材取入室 1旧に送られてくるたびに素材+15
を上記の方法で各々の4i!i?2台112トに配置θ
する。このような動作を繰り返し行うことにより、最初
のパレット Illに供給された素材 115とj:!
HH3及び下型114が素材移替部103付近において
プレス成形に必要な温度にまで加熱された時点で素材 
115のド=;+++への移替えを行なう。
なお、この時、素材115と上型113及び下型114
とは略同温度にまで加熱されていることが望ましい。こ
うすることにより、移替後の素材115の温度がl二型
 113或いはF型114の温度によって変化すること
なく最適なプレス温度条件Fでプレス成形を行なうこと
ができる。そして、素材移替部03において、オートハ
ンド 104によりLx113を持−ヒげ、素材115
を下型114Lに移替える。この後、押出しシリンダー
151を押出して素材115の移替えが完了したパレッ
ト 111をプレス部105の位置に移動させる(第8
図(C))。
次いで、プレス用ロッド 117を作動させ、所定のプ
レス圧にて1−II + + 3を押圧し、素材115
に対するプレス成形を行なう(第8図(d))。
次に、プレス用ロッド 117の抑圧を解除し、上7(
+2 113はド<2 1+4−hに載置したままで押
出しシリンダー 151を作動させてパレット 111
をプレス部105から該プレス部の出1]付近に移動す
る。さらに、このパレット Illを引出しシリンダー
 152により引出して第2の移送室122に移動した
後、押出しシリンダー 153により押出し、移送路1
25を経て移送室123に移送する。
次いで、パレット 111は押出しシリンダー 154
の押出しにより、成形品の取出室+07の方向に押出さ
れるが、押出し方向の前方には他のパレット111が配
列された状態にあるので、1.述のような動作が継続す
る中で、当該パレット 111が徐冷部106の出[I
付近に致る間上型113とF 型+ + 4内で保持さ
れた成形品118は徐冷部106を通過し、ここで徐々
に冷却せしめられる。
かくして、徐冷部106の先頭位置まで移動したパレッ
ト Illは引出しシリンダー156により成形品取出
室107に至る。
次ぎに、持−ヒげハンド 120を作動して一ヒ型11
3を除去し、オートハンド 119により成形品118
を取出す。そして、この成形品取出しの完了したパレッ
ト 111を押出しシリンダー155の押出しにより回
送路125を経て素材取入室1旧に移送し、該素材取入
室にて肉び上述の動作を行なう。
以上説明したような成形装置によれば、素材115はプ
レス成形の直前まで素材載置台102」−配置され」−
型 113及び下型114から分離された状態にあるた
め、素材!15と型113. 114との反応が防■に
される。勿論、ブレ冬成形時及びその後の徐冷時におい
て素材1!5と型113. 114との反応が生じるこ
とは妨げられないが、プレス成形後の降温ドにあっては
、プレス成形時はどの反応も生じず、]述した反応時間
の短縮効果と合せ、型の耐久性向上に有益となる1゜ 又、L2成形装置によれば、型の耐久性が保証されると
共に、成形面の侵食が防止され、比較的長期間に渡り成
形面の鏡面性が保持されるから、高精度光学素−rの連
続製造に好適する。
さらに又、成形用素材+15と上下型113. 114
とは同一載置台 112にに並列状態に116i置して
移送されるから載置台の移動時における両者間の相対的
な位置変化が発生しないばかりか、加熱部102を通過
して熱膨張により生じたフィンガー1408の位置決め
のずれは、」−記のようにフィンガーの位置合せ手段に
より矯正されるから、素材105を下型 114」−の
正確な位置に載置して的確な素材105の移し替λ、お
よびプレス成形が可能となる。
なお、上記実施例で示したのフィンガー位置決め手段は
、ワークの保持手段に何の制限を付与するわけではなく
、吸引による方法の他に例えばワークを機械的な手段に
より把持するようにした構成としても差し支えない。
(発明の効果) 以ト説明したように1本発明のフィンガー位置決め手段
によれば、以十のような効果を得ることができる。
ワークを保持するフィンガーと該ワークをa置ずべきワ
ーク搭載治具との位置関係をある程度ラフに決めておい
ても、或は熱膨張により両者の位1斤関係にずれが生じ
た場合でも、高精度な位置決めを行なうことができる。
構成が簡11であるため、フィンガーのコンパクト化及
び低コスト化が可能である。
フィンガーの構成部材として耐熱金属を母材とする材料
を用い、フィンガー本体と第1の部材及び第1の部材と
第2の部材の摺動部、位II¥合せ用ピン及び位置合せ
用デーパ一部の表面に゛「!Nコーティング等の摺動性
に優れた被覆を施すことにより、高温時にもかじり等が
なく良好な作動が期待でき、耐久性にも優れたものが得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のフィンガーの一実施例を示す縦断面
図である。 第2図は、第1図に示すフィンガーの斜視図である。 第3図(a)〜(d)は、第1図に示すフィンガーを用
いてワークを成形金型に配置する動作を示す動作説明図
である。 第4図は、本発明の他の実施例を示す縦断面図である。 第5図は、本発明のフィンガーを適用したプレス成形装
置の成形ライン全体の概略十血図である。 第6図(a)〜(g)は、第5図で小す成形装置におけ
る素材移し笥え動作を示す概略断面図である。 第7図は、第6図に示すフィンガーの作動タイミングを
示す図である。 第8図(a)〜(e)は、第5図に示す成形装置の工程
順における各部の断面図である。 1・゛・・・フィンガ M・・・成形金型 l・・・フィンガー本体 2・・・第1の位置決め部材 ;シ・・・第2の位置決め部材 4・・・フィンガー支持体 5・・・位置決めビン 6・・・吸着バット 14・−・デーバー爪部 15・・・胴壁 17・・・用型テーパ一部 第 1 図 代理人  弁理ト  山 ト 穣 平 第 図 第 図 第 図 市 図 (a) (C) (e) 第 (b) (d) 第 丙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィンガー本体に対して上下方向に摺動移動する
    第1の部材と前記第1の部材に対して水平方向に摺動移
    動する第2の部材とを有するフィンガーであって、高温
    雰囲気中にて熱膨張によりフィンガーの位置合せすべき
    相手方の部材に対して生じた位置合せ誤差を前記第1の
    部材及び前記第2の部材を夫々上下方向及び水平方向に
    摺動移動することにより矯正することを特徴とするフィ
    ンガー位置決め手段。
  2. (2)前記フィンガーの位置合せを行なうのに、前記相
    手方の部材に対し大まかな位置合せを可能とする手段と
    、より高精度な位置合せを可能とする手段とを設け、先
    ず大まかな位置合せを行なった後により高精度な位置合
    せを行なうようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    フィンガー位置決め手段。
  3. (3)前記フィンガー本体と前記第1の位置合せ部材と
    前記第2の位置合せ部材との各摺動部は、かじりを生じ
    ない程度に遊びを有することを特徴とする請求項1記載
    のフィンガー位置決め手段。
  4. (4)前記第1の部材及び第2の部材は耐熱材料を母材
    として構成され、前記フィンガー本体と前記第1の部材
    、前記第1の部材と前記第2の部材及び前記第2の部材
    と前記位置合せすべき部材の摺動表面に摺動性に優れた
    コーティングを施すことを特徴とする請求項1記載のフ
    ィンガー位置決め手段。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0523988A (ja) * 1991-07-18 1993-02-02 Canon Inc 吸着フインガーの位置決め装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121926A (ja) * 1984-07-09 1986-01-30 Olympus Optical Co Ltd ガラス成形装置の芯出し装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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